JPH0584950B2 - - Google Patents

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JPH0584950B2
JPH0584950B2 JP14745087A JP14745087A JPH0584950B2 JP H0584950 B2 JPH0584950 B2 JP H0584950B2 JP 14745087 A JP14745087 A JP 14745087A JP 14745087 A JP14745087 A JP 14745087A JP H0584950 B2 JPH0584950 B2 JP H0584950B2
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JP
Japan
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discrimination
banknotes
banknote
sorting
storage section
Prior art date
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JP14745087A
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English (en)
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JPS63311497A (ja
Inventor
Toshiaki Ito
Hiroshi Kinoshita
Kazuyuki Seki
Yukio Matsumoto
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Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0584950B2 publication Critical patent/JPH0584950B2/ja
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、金融機関の店頭で顧客に操作され
て、あるいは金融機関の窓口でテラー(操作者)
に操作されて現金の受け入れおよび払出に利用さ
れる紙幣入出金機に関するものである。
「従来の技術」 この種の紙幣入出金機としては、特開昭60−
235293号公報に示される技術が従来から知られて
いる。
この紙幣入出金機は、入出金ボツクスからの装
填紙幣あるいは取引口からの入金紙幣を計数・鑑
別した後、これら紙幣を振り分けフオークによつ
て1万円券、五千円券、千円券にそれぞれ分類
し、更に、これら紙幣を金種毎の貯留部に収納す
るように構成したものであり、一方、出金に際し
ては、各貯留部の下部にそれぞれ設けられた繰り
出しローラを回転させることによつて、各貯留部
から特定金種の紙幣を適宜取り出し、これら紙幣
を入出金口から払い出すように構成したものであ
る。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、上記のような紙幣入出金機では、ジ
ヤム等の発生によつて搬送紙幣がスリツプしてし
まい、振り分けフオークの作動タイミングと一致
せず紙幣の振り分け異常(金種別の貯留部内に異
なる金種の紙幣が振り分けられる)が生じること
がある。
そして、上記のような振り分け異常が生じた場
合には、操作者が各貯留部内の紙幣の金種確認を
行う必要があるが、一方では、操作者がこの異常
を看過して紙幣の入出金を続行したならば、誤出
金が発生するとともに、業務終了時の精算作業に
おいて、入出金データと貯留部に収納された紙幣
の金額とが一致しないといつた現金事故が発生す
る。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたもの
であつて、ジヤム等によつて紙幣の振り分け異常
が生じた場合に、貯留部に収納されている紙幣の
還流を行ない、入金紙幣の再鑑別(再計数及び再
判別)を行なうようにした紙幣入出金機を得るこ
とを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 上記の目的を達成するために、第1の発明で
は、第1図Aに示す如く、取引口に投入された紙
幣を、入金搬送路によつて搬送しながら、入金搬
送路の途中に設けられる鑑別部によつて金種等を
鑑別し、その鑑別結果に基づいて振分フオークに
より金種別の貯留部に紙幣を振り分けて貯留する
と共に、貯留部から繰り出される紙幣を出金搬送
路によつて取引口まで搬送して出金し、さらに出
金搬送路から、鑑別部上流に位置する入金搬送路
へ紙幣を受け渡すことが可能な紙幣入出金機にお
ける再鑑別処理装置において、前記紙幣分類振り
分け時に生じた異常に基づいて再鑑別を開始指示
するスタート手段イと、このスタート手段イが
ONになつた場合に、これら紙幣の貯留部別の金
種鑑別及び計数を行う紙幣再鑑別手段ロと、該紙
幣再鑑別手段ロの鑑別結果に基づき、前記貯留部
内に異種券が混入しているか否かを判断する鑑別
チエツク手段ハと、該鑑別チエツク手段ハによつ
て異種券が混入していると判断された場合に、該
異種券を振り分けフオークによつて他の貯留部へ
振り分ける異種券排除手段ニとを設けるようにし
ている。
また、第2の発明によれば、第1図Bに示す如
く、取引口に投入された紙幣を、入金搬送路によ
つて搬送しながら、入金搬送路の途中に設けられ
る鑑別部によつて金種等を鑑別し、その鑑別結果
に基づいて振分フオークにより金種別の貯留部に
紙幣を振り分けて貯留すると共に、貯留部から繰
り出される紙幣を出金搬送路によつて取引口まで
搬送して出金し、さらに出金搬送路から、鑑別部
上流に位置する入金搬送路へ紙幣を受け渡すこと
が可能な紙幣入出金機における再鑑別処理装置に
おいて、前記紙幣分類振り分け時に生じた異常に
基づいて再鑑別を開始指示するスタート手段ホ
と、このスタート手段ホがONになつた場合に
は、これら紙幣の貯留部別の金種鑑別及び計数を
行う紙幣再鑑別手段ヘと、該紙幣再鑑別手段ヘの
鑑別結果に基づき、前記貯留部内に異種券が混入
しているか否かを判断する鑑別チエツク手段ト
と、該鑑別チエツク手段トによつて異種券トが混
入していると判断された場合に、該異種券を振り
分けフオークによつて他の貯留部へ振り分ける異
種券排除手段チとを設け、前記各貯留部内のそれ
ぞれには、紙幣とともに再鑑別されるデータシー
トリを収納するとともに、前記鑑別チエツク手段
トによつて、このデータシートリが一循した場合
に、紙幣の再鑑別処理を終了させるようにしてい
る。
「作用」 第1の発明によれば、例えば、ジヤム等の障害
が発生した時に、スタート手段がONになること
によつて、各貯留部内の紙幣を順次還流させて、
これら紙幣の再計数及び再鑑別を行うようにし
た。
そして、このような紙幣の計数及び鑑別の結
果、前記貯留部内の紙幣に異種券の混入があると
判断された場合には、この異種券が適宜他の貯留
部へ振り分けられる。
また、第2の発明によれば、ジヤム等の障害が
発生した時に、スタート手段がONになることに
よつて、各貯留部内の紙幣を順次還流させて、こ
れら紙幣の再計数及び再鑑別を行うようにした。
そして、このとき、前記貯留部のそれぞれに
は、金種毎のデータシートが収納されているの
で、紙幣の還流中に該データシートが少なくとも
一循された時点で、確実に一度は紙幣の鑑別処理
が行なわれたことが解る。
そして、このような紙幣の鑑別の結果、貯留部
内の紙幣に異金種紙幣が混入していると判断され
た場合には、この異金種紙幣が適宜他の貯留部へ
振り分けられる。
「実施例」 以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第2図〜第6図は本発明にかかる紙幣入出金機
の構成を示す図であつて、第2図は循環式紙幣入
出金機の概略構成図、第3図は全体的な紙幣の流
れを示すルート図、第4図は紙幣再鑑別処理時の
紙幣の流れを示すルート図、第5図は本発明の第
1実施例の再鑑別処理を表すフローチヤート、第
6図は本発明の第2実施例の再鑑別処理を表すフ
ローチヤートである。
まず、第2図及び第3図において、符号1は循
環式紙幣入出金機の機体を示し、符号2は取引口
機構を示している。この取引口機構2は、入金紙
幣を受け入れるとともに出金される紙幣を貯留す
る入出金貯留部3と、この入出金貯留部3を機体
1の外より開閉するシヤツター4と、入出金貯留
部3の後方に位置する繰り出し集積部5とより構
成されている。そして、この繰り出し集積部5
は、前記入出金貯留部3より送られてきた入金紙
幣を一枚ずつ繰り出して搬送することができるよ
うに蹴り出しローラー6、繰り出しローラー7、
摩擦分離部材8を有するとともに、後述する金種
別の出金貯留部19〜21より搬送されてきた出
金紙幣を集積するための集積車9を有する構成と
されている。
また、前記取引口機構2には、入出金貯留部3
と繰り出し集積部5との間を仕切る仕切部材、及
び入出金貯留部3と繰り出し集積部5との間の入
出金紙幣の受け渡しを行なう受け渡し機構、およ
び入金処理時に繰り出し搬送される入金紙幣を蹴
り出しローラー6に対して押さえ付けるととも
に、後述する鑑別部11において紙幣と判別され
なかつた紙幣を、未搬送紙幣から分離させるため
の押さえ片(いずれも図示せず)が設けられてい
る。
繰り出し集積部5より分離搬送される入金紙幣
は、判別ルート10によつて搬送される。判別ル
ート10の途中には、鑑別部(紙幣再鑑別機能)
11が設けられ、搬送紙幣の真偽・金種・表裏・
正損等の判別及び計数を行えるよう構成されてい
る。
そして、この鑑別部11によつて判別された結
果(金種情報)に基づき、振り分けフオーク12
が分配ルート13とリジエクトルート14とに適
宜紙幣を送り込む。また、前記分配ルート13に
は、4箇所に振り分けフオーク15,16,1
7,18が設けられ、各振り分けフオーク15〜
18によつて振り分けられた紙幣は、それぞれ万
券用出金貯留部19、五千券用出金貯留部0、千
券用出金貯留部21、第1貯留部22及び第2貯
留部23にそれぞれ集積収納されるようになつて
いる。
一方、前記鑑別部11によつて鑑別された結果
(金種及び計数情報)は、後述する記憶手段に適
宜記憶されるようになつている。この記憶手段に
は、鑑別部11によつて鑑別された紙幣の金種に
対応する計数情報が入力されるとともに、繰り出
しローラ30〜32(後述する)近傍に設けられ
るセンサ(図示略)から検出される出金時の金種
に対応する計数情報が入力され、これによつて、
前記万券用出金貯留部19、五千券用出金貯留部
20、千券用出金貯留部21あるいは入出金ボツ
クス43(後述する)にそれぞれ何枚の紙幣が収
納されているか(すなわち、在高)を検出できる
ようになつている。
なお、鑑別部11から各貯留部19〜21、入
出金ボツクス43までの距離が長い場合には、鑑
別部11の鑑別結果を前記記憶手段に入力するの
ではなく、各貯留部19〜21、第1及び第2貯
留部22,23の紙幣取り入れ口近傍に設けられ
るセンサ(図示略)の検出信号を前記記憶手段に
入力するようにしても良い。
また、前記リジエクトルート14は後述する出
金ルート55の途中に接続され、この出金ルート
55は、繰り出し集積部5の集積車9へと接続さ
れている。
前記万券用出金貯留部19、五千券用出金貯留
部20、千券用出金貯留部21は、それぞれ水平
方向に並べて配置され、各々集積車24,25,
26、蹴り出しローラー27,28,29、繰り
出しローラー30,31,32、摩擦分離部材3
3,34,35を組み合わせて構成されており、
紙幣が傾斜状態に集積されるようになつている。
前記第1貯留部22及び第2貯留部23は、分
配ルート13の終端側に上下方向に配置され、
各々集積車36,37、貯留底板38,39、貯
留前板40(一体化されている)、案内板41,
42を組み合わせて構成されている。
前記第1貯留部22及び第2貯留部23の各集
積車36,37の集積方向は、逆方向に設定され
ており、第1貯留部22の集積車36の上方より
送り込まれた紙幣は、案内板41によつて集積車
6と貯留前板40との間の貯留底板38上に立位
状態に集積され、他方、第2貯留部23の集積車
3の下方より送り込まれた紙幣は、案内板42に
よつて集積車37と貯留前板40との間の貯留底
板39上に、前記第1貯留部22の紙幣とは逆方
向の立位状態で集積される。
次に、入出金ボツクス43について説明する
と、この入出金ボツクス43は、前記第1貯留部
22及び第2貯留部23の下方位置、機体1に対
して着脱自在に配設され、装着方向前部に正券を
立位状態で収納するための正券収納部Aが、ま
た、その後部に損券を立位状態で収納するための
損券収納部Bが配設された構成である。つまり、
正券は前板44と往復板45との間に、損券は後
板46と左右一対の損券押さえ棒47,47との
間に挟持され、これら前板44、往復板45、後
板46は、水平方向に移動自在に支持されてい
る。
なお、図中48,48は正券・損券収納時の左
右一対の正券押さえ棒、49,49は正券収納時
の左右一対の仮押さえ棒である。
また、入出金ボツクス43の装着方向前方下部
には、開閉蓋50が開閉自在に取り付けられ、こ
の開閉蓋50は、収納する正券を受ける断面L字
状の前受板51が設けられている。
さらに、前記装着方向前方下部には、入出金ボ
ツクス43と係脱可能とされて、ボツクス43の
装着時にその中の正券を繰り出し搬送することの
できる蹴り出しローラー52、繰り出しローラー
53、摩擦分離部材54が、機体1に支持された
状態に設けられている。
前記各出金収納部19,20,21及び入出金
ボツクス43内より一枚ずつ分離送出される紙幣
は、出金ルート55によつて搬送される。出金ル
ート55の途中には、該出金ルート55の一部を
なす出金搬送鑑別部56が設けられ、搬送紙幣の
搬送異常(二重送り・斜め送り・近接送り)等の
判別を行なうように構成されている。
出金搬送鑑別部56の後段の出金ルート55に
は、前記リジエクトルート14の後段が合流接続
され、この出金ルート55は前記繰り出し集積部
5の集積車9へと接続されている。
また、この出金ルート55の後端近傍には、振
り分け機構57の切替動作によつて前記鑑別部1
1前段の判別ルート10へと紙幣を転送る転送ル
ート58が分岐接続されている。
次に、前記万券出金貯留部19、五千券用出金
貯留部20、千券用出金貯留部21に収納された
紙幣を繰り出して、これら紙幣の再鑑別(再計数
及び再鑑別)処理を行う本発明の第1実施例につ
いて説明する。
この再鑑別処理は各出金用貯留部19〜21に
紙幣を振り分け収納している時(すなわち、業務
開始時の入出金ボツクス43からの装填振り分け
動作あるいは業務中の取引口機構2からの入金振
り分け動作時)に発生する可能性のあるジヤム障
害(振り分け収納を中断させる障害)後に行うも
のであり、再鑑別処理をスタートさせる機能を
ONさせる手順としては、再鑑別用のスタートス
イツチが操作されたことと、振り分け収納を開始
してから前記障害が発生するまでの間に振り分け
フオーク15〜17が作動したことを条件してス
タートさせる場合(以下、手動スタート)と、振
り分け収納を開始してから前記障害が発生するま
での間に振り分けフオーク15〜17が作動した
ことにより自動的にスタートさせる場合(以下、
自動スタート)のどちらでも良い。再鑑別処理時
の紙幣の流れは第4図に示すように繰り出しロー
ラー30〜32等によつて各出金用貯留部19〜
21から出金ルート55上に繰り出される紙幣が
機体上部に搬送され、振り分けフオーク57によ
つて転送ルート58に振り分けられ、更に鑑別ル
ート10へと搬送される。その際に、鑑別部11
によつて再度の鑑別処理(金種鑑別、計数等)が
行われ、分配ルート13上に搬送される紙幣がそ
の鑑別結果によつて振り分けフオーク15〜17
を介して金種別の各出金用貯留19〜21に振り
分け収納される。この再鑑別処理時に異種券が鑑
別された場合には、その異種券の金種に対応する
各出金用貯留部19〜21に振り分け収納する
か、又は第1貯留部22を介して入出金ボツクス
43の損券収納部Bに振り分け収納する。
以下、第5図を参照して、本発明の第1実施例
である再鑑別プログラムの内容を紙幣入出金機の
動作とともに説明する。
なお、第5図におけるStepNは、以下の説明に
おけるステツプNを示している(第2実施例で参
照する第6図においても同様)。
〈ステツプ1〉 前記手動スタートあるいは自動スタートによつ
てフローが開始される。
〈ステツプ2〉 貯留部19から万券を順次繰り出す。
〈ステツプ3〉 貯留部19から繰り出した万券を出金ルート5
5、転送ルート58を経油して鑑別部11に移送
する。
そして、この鑑別部11において、前記万券の
計数を行うとともに異種券鑑別を行う。
〈ステツプ4〉 ステツプ3における鑑別結果(金種情報)に基
づき、前記紙幣が万券であるか否かを判断し、
YESの場合にはステツプ5に進み、また、NOの
場合にはステツプ6に進む。
〈ステツプ5〉 前記ステツプ4において紙幣が万券であると判
断された場合には、これら紙幣を元の貯留部19
に送り込み収納する。
〈ステツプ6〉 前記ステツプ4において、前記紙幣が万券でな
いと判断された場合には、更に、このステツプ6
において、該紙幣が五千券であるか否かを判断す
る。そして、その結果、前記紙幣が五千券であつ
た場合(YESの場合)には、該紙幣が貯留部2
0に送り込み収納するとともに(ステツプ7)、
前記記憶手段の万券の記憶枚数(万券在高)から
1枚減算し、更に五千券の記憶枚数(五千券在
高)に1枚加算する。また、前記紙幣が五千券で
ない場合(NOの場合)には、次のステツプ8に
進む。
〈ステツプ8〉 前記ステツプ6において、前記紙幣が五千券で
ないと判断された場合には、更に、このステツプ
8において、該紙幣が千券であるか否かを判断す
る。そして、その結果、前記紙幣が千券であつた
場合(YESの場合)には、該紙幣を貯留部21
に送り込み収納するとともに(ステツプ9)、前
記記憶手段の万券の記憶枚数(万券在高)から1
枚減算し、更に千券の記憶枚数(千券在高)に1
枚加算する。また、前記紙幣が千券でない場合
(NOの場合)には、次のステツプ10に進む。
〈ステツプ10〉 前記ステツプ8において、前記紙幣が千券でな
いと判断された場合、つまり、前記紙幣がどの金
種にも該当しない場合には、当該紙幣は使用が不
能な損券であるとして、第1の貯留部22を介し
て入出金ボツクス43の損券収納部Bに送り込み
収納する(リジエクト)とともに、前記記憶手段
の万券の記憶枚数(万券在高)から1枚減算し、
さらに入出金ボツクス43内として記憶されてい
る記憶枚数(入出金ボツクス内在高)に1枚加算
する。この際、入出金ボツクス43内として記憶
される枚数データを正券収納部Aと損券収納部B
とに分けて記憶しても良い。
なお、上記ステツプ3〜ステツプ10で説明した
ような、紙幣の鑑別及び振り分け作業は1枚ずつ
順次行なわれる。
〈ステツプ11〉 万券の繰り出し枚数が、再鑑別処理開始時の記
憶手段に記憶されている万券の枚数(すなわち、
万券在高)に一定枚数(障害時に、異種券が誤つ
て振り分けられた場合を想定して設定される枚
数)を加算した枚数(L枚)に達したか否かを判
断し、YESの場合には次のステツプ12に進み、
また、NOの場合にはステツプ2に戻る。
次に、ステツプ12〜ステツプ21について説明す
る。
前記ステツプ12〜ステツプ21は、上述したステ
ツプ2〜ステツプ11と略同一であつて、ステツプ
2〜ステツプ11が万券の再鑑別を行うものである
のに対し、本ステツプ12〜ステツプ21は五千券の
再鑑別を行うものである。つまり、前述したステ
ツプ11において、万券の繰り出し枚数がL枚(万
券在高+一定枚数)に達した場合には、次の貯留
部20から五千券を繰り出し鑑別を行い(ステツ
プ12・13)、この鑑別の結、貯留部30の紙幣に
万券、千券あるいはリジエクト券等の異種券が混
入していた場合にはこれを他の貯留部19,2
1,43に振り分け(ステツプ16〜ステツプ20)、
また、紙幣が五千券である場合には、元の貯留部
20に戻すものである(ステツプ15)。そして、
次のステツプ21においては、五千券の繰り出し
枚数が、再鑑別処理開始時の記憶手段に記憶され
ている五千券の枚数(すなわち、五千券在高)に
一定枚数(障害時に、異種券が誤つて振り分けら
れた場合を想定して設定される枚数)を加算した
枚数(M枚)に達した場合に、更に次のステツプ
22に進むようになつている。
次に、ステツプ22〜ステツプ32について説明す
る。
これらステツプ22〜ステツプ31は、上述したス
テツプ2〜ステツプ11及びステツプ12〜ステツプ
21と略同一であつて、本ステツプ22〜ステツプ32
では残りの千券の再鑑別を行うものである。つま
り、貯留部21から千券を繰り出して鑑別を行い
(ステツプ22・23)、この鑑別の結果、貯留部21
中の紙幣に万券、五千券あるいはリジエクト券等
の異種券が混入していた場合にはこれを他の貯留
部19,20,43に振り分け(ステツプ26〜ス
テツプ30)、また、紙幣が千券である場合には、
元の貯留部21に戻すものである(ステツプ25)。
そして、ステツプ31においては、千券の繰り出
し枚数が、再鑑別処理開始時の記憶手段に記憶さ
れている千券の枚数(すなわち、千券在高)に一
定枚数(障害時に、異種券が誤つて振り分けられ
た場合を想定して設定される枚数)を加算した枚
数(N枚)にたつした場合には、このフローが終
了する(ステツプ32)。
以上、説明したように紙幣入出金機における紙
幣再鑑別処理装置においては、ジヤム等の障害が
発生した場合、手動スタートあるいは自動スター
トによつて、第5図のフローに示すように、順
次、貯留部19内の万券を還流し、貯留部30内
の五千券を還流し、貯留部21内の千券を還流し
て、各貯留部19〜21内に異種券が混入してい
るか否かを再鑑別するようにした。
これによつて、例え、紙幣の装填あるいは入金
途中にジヤム等が起こつて、紙幣の振り分け異常
が発生していた場合であつても、前述したように
還流処理によつて、各貯留部19〜21内に収納
されている紙幣の再鑑別が行われて、誤出金、精
査時における入出金データと収納された収納の実
際の金額・枚数とが不一致になるといつたトラブ
ルを未然に防止することができる。
なお、全ての貯留部19〜21の再鑑別処理を
行うのではなく、例えば、各貯留部19〜21へ
の紙幣の振り分け収納動作を開始してからジヤム
等の障害が発生するまでに各振り分けフオーク1
5〜17の内、作動した振り分けフオーク15〜
17に対応する貯留部19〜21のみの再鑑別処
理を行うようにしても良い。この場合は、再鑑別
全体の処理時間を短縮することができる。
また、上記の紙幣入出金機における紙幣再鑑別
処理装置では、ステツプ6〜ステツプ9、ステツ
プ16〜ステツプ19、ステツプ26〜ステツプ29に示
すように、異種券を該当する金種の貯留部19〜
21にそれぞれ振り分け収納するようにしたが、
必ずしもこれに限定されず、これら異種券を全て
第1貯留部22に介して入出金ボツクス43の損
券収納部Bに収納(リジエクト)するようにして
も良い。
次に、本発明の第2実施例である紙幣入出金機
における紙幣再鑑別処理装置について説明する。
この紙幣再鑑別処理装置において、第1実施例
の紙幣再鑑別処理装置との相異は、前記貯留部1
9〜21に万券データシート、五千券データシー
ト、千券データシートをそれぞれ混入させた点で
あり、また、前記紙幣再鑑別機能に記憶されてい
る再鑑別プログラムの内容である。
前記万券データシート、五千券データシート、
千券データシートについて説明すると、これらデ
ータシートは、万券が貯留される貯留部19、五
千券が貯留される貯留部20、千券が貯留される
貯留部21に予め収納されたものであつて、紙幣
以外の鑑別可能な紙葉類により形成されている。
そして、前記データシートは、鑑別部11を通
過する毎に計数されるようになつており、二度通
過した時点で紙幣の異種券鑑別を終了させるよう
になつている。
以下、第6図を参照して再鑑別プログラムの内
容を紙幣入出金機の動作とともに説明する。
〈ステツプ50〉 前記手動スタートあるいは自動スタートによつ
てフローが開始される。
〈ステツプ51〉 貯留部19から万券用データシートが混入され
てなる万券を順次繰り出す。
〈ステツプ52〉 貯留部19から繰り出した万券を出金ルート5
5、転送ルート58を経由して鑑別部11に移送
する。
そして、この鑑別部11において、前記万券の
異種券鑑別を行う。なお、実際に再鑑別処理を行
う紙幣は万券用データシートが鑑別部11を最初
に通過した後の後続の紙幣とし、その前の紙幣は
再鑑別処理を行わずに元の貯留部19に一旦戻す
ものとする。
〈ステツプ53〉 ステツプ52における鑑別結果に基づき、前記
紙幣が万券であるか否かを判断し、NOの場合に
はステツプ54に進み、また、YESの場合には
ステツプ55に進む。
〈ステツプ54〉 前記ステツプ53において、前記紙幣が万券で
ない(NO)と判断された場合には、該紙幣を第
1貯留部22を介して入出金ボツクス43の損券
収納部Bに収納する(リジエクト)とともに、前
記記憶手段の万券の記憶数(万券在高)から1枚
減算し、更に入出金ボツクス43内として記憶さ
れている記憶枚数(入出金ボツクス内在高)に1
枚加算する。この際、入出金ボツクス43内とし
て記憶される枚数データを正券収納部Aと損券収
納部Bとに分けて記憶しても良い。
〈ステツプ55〉 前記ステツプ53において、紙幣が万券である
(YES)と判断された場合には、これら紙幣を元
の貯留部19に送り込み収納する。
〈ステツプ56〉 貯留部19の紙幣内に収納しておいた万券デー
タシートが鑑別部11を二度通過したか否かを判
断し、NOの場合には前記ステツプ51に戻り、
また、YESの場合には次のステツプ61に進む。
つまり、万券データシートが鑑別部11を二度
通過しない場合(NOの場合)には、該万券デー
タシートが同鑑別部11を二度通過するまで、紙
幣の異種券鑑別を行ない、また、前記万券データ
シートが鑑別部11を二度通過した場合(YES
の場合)には、この時点で異種券鑑別の処理を停
止して、次のステツプ61〜66、更にはステツプ71
〜76に進む。
次に、ステツプ61〜66及びステツプ71〜76につ
いて説明する。
これらステツプ61〜66及びステップ71〜76が前
記ステツプ51〜56と相異するところは、ステツプ
51〜56が貯留部19に貯留されている万券紙幣の
異種券鑑別を行うのに対し、ステツプ61〜66が貯
留部20に貯留された五千券紙幣の異種券鑑別
を、ステツプ71〜76が貯留部21に貯留された千
券紙幣の異種券鑑別をそれぞれ行うようにした点
である。
つまり、ステツプ61〜66においては、貯留部2
0に収納されている五千券データシートが鑑別部
11を二度通過するまでの間に(ステツプ61〜
66)、該貯留部20内の五千券を還流させつつ
(ステツプ61・62・65)、五千券でない紙幣を第1
貯留部22を介して入出金ボツクス43の損券収
納部Bに収納する(リジエクト)ようにしている
(ステツプ63・64)。また、ステツプ71〜76におい
ては、貯留部21に収納されている千券データシ
ートが鑑別部11を二度通過するまでの間に(ス
テツプ71〜76)、貯留部21内の千券を還流させ
つつ(ステツプ71・72・75)、千券でない紙幣を
第1貯留部22を介して入出金ボツク43の損券
収納部Bに収納する(リジエクト)ようにしてい
る(ステツプ73・74)。
このように構成された紙幣入出金機における紙
幣再鑑別処理装置では、貯留部19〜21のそれ
ぞれに万券データシート、五千券データシート、
千券データシートが収納されているので、これら
データシートが二度鑑別部11を通過すれば、少
なくとも一度は各金種の紙幣が異種券鑑別された
ことになる。つまり、本実施例の紙幣再鑑別処理
装置では、データシートが鑑別部11よつて二度
検出された時点で、確実に一度は紙幣の異種券鑑
別が行なわれたことになつて、必ずしも繰り出し
枚数の計数を行わなくとも、紙幣の異種券鑑別を
終了させる時点を知ることができる。
なお、第6図に示す再鑑別プログラムでは、ス
テツプ53・54、ステツプ63・64、ステツプ73・74
に示すように、異種券を一括してリジエクト処理
するするようにしたが、必ずしもこれに限定され
ず、該当する金種の貯留部19〜21にそれぞれ
収納するようにしても良い。
また、上記第2実施例においては各種データシ
ートを予め収納していたが、それに限るものでは
なく再鑑別処理を行う場合にのみ、データシート
を取引口機構2より取り込んで各貯留部19〜2
1へ収納させるようにしても良い。この場合、各
種データシートは各貯留部19〜21の最上に収
納されることになるので、最下の紙幣より直ちに
再鑑別を行つて、最初にデータシートが鑑別部1
1を通過する時点で処理を終了させることができ
るので再鑑別処理時間を短縮させることができ
る。なお、再鑑別処理が終了した時点でデータシ
ートを第1貯留部22、第2貯留部23を介して
機外に取り出すようにすれば、通常時において
は、データシートは機内に存在しないので紙幣の
入出金処理が効率良く行える。
更に、全ての貯留部19〜21の再鑑別処理を
行うのではなく、例えば、各貯留部19〜21へ
の紙幣の振り分け収納動作を開始してからジヤム
の障害が発出するまでに各振り分けフオーク15
〜17の内、作動した振り分けフオーク15〜1
7に対応する貯留部19〜21のみの再鑑別処理
を行うようにしても良い。これによつて、再鑑別
全体の処理時間をより短縮することができる。
なお、上述したした第1実施例において、第1
図Aのブロツク図と第5図のフローチヤートとは
以下のように対応している。すなわち、ステツプ
1は「スタート手段イを表し、ステツプ2・3・
11〜13・21〜23・31は「紙幣再鑑別手段ロ」を表
し、ステツプ4・6・8・14・16・18・24・26・
28は「鑑別チエツク手段ハ」を表し、ステツプ
5・7・9・10・15・17・19・20・25・27・29・
30は「異種券排除手段ニ」を表している。
また、上述した第2実施例において、第1図B
のブロツク図と第6図のフローチヤートとは以下
のように対応している。すなわち、ステツプ50は
「スタート手段ホ」を表し、ステツプ51・52・
56・61・62・66・71・72は「紙幣再鑑別手段ヘ」
を表し、ステツプ53・56・63・66・73・76は「鑑
別チエツク手段ト」を表し、ステツプ54・55・
64・65・74・75は「異種券排除手段チ」を表して
いる。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、第1の発明によれ
ば、スタート手段がONになつた場合に、前記各
貯留部の紙幣をそれぞれ還流して、これら紙幣を
各金種毎に計数及び鑑別する紙幣再鑑別手段と、
該紙幣再鑑別手段の鑑別結果に基づき、前記貯留
部内に異種券が混入しているか否かを判断する鑑
別チエツク手段と、この鑑別チエツク手段によつ
て異種券が混入していると判断された場合に、該
異種券を振り分けフオークによつて他の貯留部に
振り分ける異種券排除手段とが設けられているの
で、各貯留部に紙幣振り分け収納している際にジ
ヤムなどのトラブルが発生した場合に、操作者に
よる手動スタートあるいは紙幣入出金機自体によ
る自動スタートでスタート手段をONにすること
によつて、即座に各貯留部内の紙幣の計数及び金
種チエツクを行うことができ、これによつて、誤
出金、あるいは業務終了時の精査作業において、
入出金データと貯留部に収納された紙幣の金額と
が一致しないといつた現金事故を未然に防止する
ことができるという効果を奏する。
また、第2の発明によれば、スタート手段が
ONとなつた場合に、貯留部内の紙幣を順次還流
させて、これら紙幣の再鑑別を行う紙幣再鑑別手
段と、この紙幣再鑑別手段の鑑別結果に基づき、
貯留部内に異種券が混入しているか否かを判断す
る鑑別チエツク手段と、この鑑別チエツク手段に
よつて異種券が混入していると判断された場合
に、該異種券紙幣を振り分けフオークによつて他
に貯留部へ振り分ける異種券排除手段とを設け、
更に、前記貯留部のそれぞれに、紙幣とともに再
鑑別されるデータシートを収納したので、該デー
タシートが一循した時点で、紙幣の鑑別処理を終
了すれば、確実に一度は紙幣が鑑別処理されたこ
とになり、これによつて、鑑別作業を効率良く行
うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図A及び第1図Bは本発明の概略構成を示
す機能ブロツク図、第2図は〜第6図は本発明の
実施例を示すものであつて、第2図は循環式紙幣
入出金機の概略構成を示す側面図、第3図は全体
的な紙幣の流れを示すルート図、第4図は紙幣再
鑑別処理時の紙幣の流れを示すルート図、第5図
は本発明の第1実施例の再鑑別処理を表すフロー
チヤート、第6図は本発明の第2実施例の再鑑別
処理を表すフローチヤートである。 イ……スタート手段、ロ……紙幣再鑑別手段、
ハ……鑑別チエツク手段、ニ……異種券排除手
段、ホ……スタート手段、ヘ……紙幣再鑑別手
段、ト……鑑別チエツク手段、チ……異種券排除
手段、リ……データシート、10……判別ルート
(入金搬送路)、11……鑑別部、13……分配ル
ート(入金搬送路)、19……万券用出金貯留部、
20……五千券用出金貯留部、21……千券用出
金貯留部、43……入出金ボツクス、55……出
金ルート(出金搬送路)、58……転送ルート
(出金搬送路)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 取引口に投入された紙幣を、入金搬送路によ
    つて搬送しながら、入金搬送路の途中に設けられ
    る鑑別部によつて金種等を鑑別し、その鑑別結果
    に基づいて振分フオークにより金種別の貯留部に
    紙幣を振り分けて貯留すると共に、貯留部から繰
    り出される紙幣を出金搬送路によつて取引口まで
    搬送して出金し、さらに出金搬送路から、鑑別部
    上流に位置する入金搬送路へ紙幣を受け渡すこと
    が可能な紙幣入出金機における再鑑別処理装置に
    おいて、 前記紙幣分類振り分け時に生じた異常に基づい
    て再鑑別を開始指示するスタート手段と、 このスタート手段がONになつた場合に、これ
    ら紙幣の貯留部別の金種鑑別及び計数を行う紙幣
    再鑑別手段と、 該紙幣再鑑別手段の鑑別結果に基づき、前記貯
    留部内に異種券が混入しているか否かを判断する
    鑑別チエツク手段と、 該鑑別チエツク手段によつて異種券が混入して
    いると判断された場合に、該異種券を振り分けフ
    オークによつて他の貯留部へ振り分ける異種券排
    除手段とから構成されていることを特徴とする紙
    幣入出金機における再鑑別処理装置。 2 前記スタート手段はスタートスイツチが操作
    され、更に前記紙幣分類振り分け開始から異常発
    生までに前記振り分けフオークが作動したことを
    条件としてONになることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の紙幣入出金機における再鑑別
    処理装置。 3 前記スタート手段は前記紙幣分類振り分け開
    始から異常発生までに前記振り分けフオークが作
    動した場合に自動的にONになることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の紙幣入出金機にお
    ける再鑑別処理装置。 4 前記紙幣再鑑別手段は前記紙幣分類振り分け
    開始から異常発生までに作動した前記振り分けフ
    オークに対応する貯留部の紙幣のみの金種鑑別及
    び計数を行うことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の紙幣入出金機における再鑑別処理装
    置。 5 取引口に投入された紙幣を、入金搬送路によ
    つて搬送しながら、入金搬送路の途中に設けられ
    る鑑別部によつて金種等を鑑別し、その鑑別結果
    に基づいて振分フオークにより金種別の貯留部に
    紙幣を振り分けて貯留すると共に、貯留部から繰
    り出される紙幣を出金搬送路によつて取引口まで
    搬送して出金し、さらに出金搬送路から、鑑別部
    上流に位置する入金搬送路へ紙幣を受け渡すこと
    が可能な紙幣入出金機における再鑑別処理装置に
    おいて、 前記紙幣分類振り分け時に生じた異常に基づい
    て再鑑別を開始指示するスタート手段と、 このスタート手段がONになつた場合に、これ
    ら紙幣の貯留部別の金種鑑別及び計数を行う紙幣
    再鑑別手段と、 該紙幣再鑑別手段の鑑別結果に基づき、前記貯
    留部内に異種券が混入しているか否かを判断する
    鑑別チエツク手段と、 該鑑別チエツク手段によつて異種券が混入して
    いると判断された場合に、該異種券を振り分けフ
    オークによつて他の貯留部へ振り分ける異種券排
    除手段と、 前記各貯留部内にそれぞれ収納されて、紙幣と
    ともに再鑑別されるデータシートとを具備してな
    り、 前記鑑別チエツク手段は、このデータシートが
    一循した場合に、紙幣の鑑別処理を終了させるこ
    とを特徴とする紙幣入出金機における再鑑別処理
    装置。 6 前記スタート手段はスタートスイツチが操作
    され、更に前記紙幣分類振り分け開始から異常発
    生までに前記振り分けフオークが作動したことを
    条件としてONになることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の紙幣入出金機における再鑑別
    処理装置。 7 前記スタート手段は前記紙幣分類振り分け開
    始から異常発生までに前記振り分けフオークが作
    動した場合に自動的にONになることを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項記載の紙幣入出金機にお
    ける再鑑別処理装置。 8 前記紙幣再鑑別手段は前記紙幣分類振り分け
    開始から異常発生までに作動した前記振り分けフ
    オークに対応する貯留部の紙幣のみの金種鑑別及
    び計数を行うことを特徴とする特許請求の範囲第
    5項記載の紙幣入出金機における再鑑別処理装
    置。 9 前記鑑別チエツク手段はデータシートが1回
    鑑別されてから再び鑑別されるまでの紙幣の金種
    鑑別及び計数を行うことを特徴とする特許請求の
    範囲第5項記載の紙幣入出金機における再鑑別処
    理装置。 10 前記鑑別チエツク手段はデータシートが最
    初に鑑別されるまでの紙幣の金種鑑別及び計数を
    行うことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
    の紙幣入出金機における再鑑別処理装置。
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