JPH0584852A - 自動車外装用モール - Google Patents
自動車外装用モールInfo
- Publication number
- JPH0584852A JPH0584852A JP3249591A JP24959191A JPH0584852A JP H0584852 A JPH0584852 A JP H0584852A JP 3249591 A JP3249591 A JP 3249591A JP 24959191 A JP24959191 A JP 24959191A JP H0584852 A JPH0584852 A JP H0584852A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- stainless steel
- vinyl chloride
- chloride resin
- bonded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 接着をおこなうステンレスモールの接着部に
あらかじめ、凹状のシボ部を形成させたことにより、ス
テンレスモールと塩化ビニル樹脂の密着力が強固にする
もの。 【構成】 ロール成形にてステンレスモール１を塑性変
形し、次の押出成形にて熱可塑性樹脂２を接着する自動
車用外装用モール１０において、接着をおこなうステン
レスモールの接着部１ａにあらかじめ、凹状のシボ部１
ａｂを形成させたもの。
あらかじめ、凹状のシボ部を形成させたことにより、ス
テンレスモールと塩化ビニル樹脂の密着力が強固にする
もの。 【構成】 ロール成形にてステンレスモール１を塑性変
形し、次の押出成形にて熱可塑性樹脂２を接着する自動
車用外装用モール１０において、接着をおこなうステン
レスモールの接着部１ａにあらかじめ、凹状のシボ部１
ａｂを形成させたもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用の外装品とし
て使用されているモールに関する。
て使用されているモールに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車用の外装品として使用され
ているモールは、図５に示すようなライン工程によって
製造される。その工程はコイル置場、アンコイラー、ア
イドルループ、ロール成形、補助ロール、接着剤塗布、
加熱、押出し、冷却、引き取り、補助ローラー、接着剤
塗布、植毛、切断、搬送、乾燥、箱づめの順に製造され
る。
ているモールは、図５に示すようなライン工程によって
製造される。その工程はコイル置場、アンコイラー、ア
イドルループ、ロール成形、補助ロール、接着剤塗布、
加熱、押出し、冷却、引き取り、補助ローラー、接着剤
塗布、植毛、切断、搬送、乾燥、箱づめの順に製造され
る。
【０００３】このモールはステンレスモールに塩化ビニ
ル樹脂を押出成形法により被覆されている。これらのモ
ールの製造方法の為には、ステンレスの平板からロール
成形されたステンレスモール上に接着剤を塗布しステン
レスと塩化ビニル樹脂の密着力を確保している。従来、
ステンレスモールと塩化ビニル樹脂の接着の為にはステ
ンレスモールの平滑面にステンレスモールと塩化ビニル
樹脂専用の接着剤を介して接着していた。
ル樹脂を押出成形法により被覆されている。これらのモ
ールの製造方法の為には、ステンレスの平板からロール
成形されたステンレスモール上に接着剤を塗布しステン
レスと塩化ビニル樹脂の密着力を確保している。従来、
ステンレスモールと塩化ビニル樹脂の接着の為にはステ
ンレスモールの平滑面にステンレスモールと塩化ビニル
樹脂専用の接着剤を介して接着していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、塩化ビ
ニル樹脂の種類によっては、期待するほどの接着強度が
得られない場合があるのが、現状であった。
ニル樹脂の種類によっては、期待するほどの接着強度が
得られない場合があるのが、現状であった。
【０００５】本発明は上記課題を解決するものであっ
て、ステンレスモールと塩化ビニル樹脂との接着強度の
向上を図るのであって、アンカ 効果により、密着し、
接着剤の接着力を助け、強力な接着力が得られる自動車
外装用モール及びその製造方法を提供することを目的と
するものである。
て、ステンレスモールと塩化ビニル樹脂との接着強度の
向上を図るのであって、アンカ 効果により、密着し、
接着剤の接着力を助け、強力な接着力が得られる自動車
外装用モール及びその製造方法を提供することを目的と
するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段は、ロール成形にてステンレスモールを塑
性変形し、次の押出成形にて熱可塑性樹脂を接着する自
動車用外装用モールにおいて、接着を行うステンレスモ
ールの接着部にあらかじめ、凹状のシボ部を形成させた
ことを特徴とする自動車外装用モールである。さらに好
ましくは、前記凹状のシボ部は、４角錘形状であると接
着力が強く、さらに、前記４角錘形状は、深さが０．１
ｍｍ、底面の一辺の長さが０．１ｍｍ×０．１ｍｍであ
るとさらに強固になる。
の技術的手段は、ロール成形にてステンレスモールを塑
性変形し、次の押出成形にて熱可塑性樹脂を接着する自
動車用外装用モールにおいて、接着を行うステンレスモ
ールの接着部にあらかじめ、凹状のシボ部を形成させた
ことを特徴とする自動車外装用モールである。さらに好
ましくは、前記凹状のシボ部は、４角錘形状であると接
着力が強く、さらに、前記４角錘形状は、深さが０．１
ｍｍ、底面の一辺の長さが０．１ｍｍ×０．１ｍｍであ
るとさらに強固になる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例について図１〜図４を
参考にして説明する。
参考にして説明する。
【０００８】図１は本発明の自動車外装用モール１０の
斜視図でありステンレスモール１と塩化ビニル樹脂２か
ら構成されている。図２は、図１のＡ−Ａ線断面図であ
る。
斜視図でありステンレスモール１と塩化ビニル樹脂２か
ら構成されている。図２は、図１のＡ−Ａ線断面図であ
る。
【０００９】ステンレスモール１には、塩化ビニル樹脂
２が接着される接着部１ａにはシボ部１ａｂが形成され
ており、図４に示す深さが０．１ｍｍ、底面の一辺の長
さが０．１ｍｍ×０．１ｍｍの４角錐が無数形成されて
いる。
２が接着される接着部１ａにはシボ部１ａｂが形成され
ており、図４に示す深さが０．１ｍｍ、底面の一辺の長
さが０．１ｍｍ×０．１ｍｍの４角錐が無数形成されて
いる。
【００１０】上記接着部１ａには、塩化ビニル樹脂２が
接着剤３を介して接着されている。
接着剤３を介して接着されている。
【００１１】図２のステンレスモール１は図５で示され
るロール成形工程において形成されるが、その際、その
ロール成形工程には、ロール駒が配設されている。ステ
ンレスモール１の平板は図３で示すロール駒２０によっ
てシボ部１ａが加工される。このロール駒２０の表面上
には、ステンレスモール１の接着部に相当するシボ加工
部２０ａが形成されている。このシボ加工部２０ａには
高さ０．１ｍｍ、底面の一辺の長さ０，１ｍｍ×幅０，
１ｍｍの正４角錐からなる凸部が円周状に無数形成され
ている。
るロール成形工程において形成されるが、その際、その
ロール成形工程には、ロール駒が配設されている。ステ
ンレスモール１の平板は図３で示すロール駒２０によっ
てシボ部１ａが加工される。このロール駒２０の表面上
には、ステンレスモール１の接着部に相当するシボ加工
部２０ａが形成されている。このシボ加工部２０ａには
高さ０．１ｍｍ、底面の一辺の長さ０，１ｍｍ×幅０，
１ｍｍの正４角錐からなる凸部が円周状に無数形成され
ている。
【００１２】上記ようなロール駒２０によって形成され
たシボ部１ａｂにより、塩化ビニル樹脂２が押出成形工
程で、ステンレスモール上に配置された際に、シボ部１
ａｂに入り込む。その結果、ステンレスモール１と塩化
ビニル樹脂２との間のアンカー効果により、密着し、従
来の接着剤のみの接着力を助け、最終的に強力な接着力
が得られる。
たシボ部１ａｂにより、塩化ビニル樹脂２が押出成形工
程で、ステンレスモール上に配置された際に、シボ部１
ａｂに入り込む。その結果、ステンレスモール１と塩化
ビニル樹脂２との間のアンカー効果により、密着し、従
来の接着剤のみの接着力を助け、最終的に強力な接着力
が得られる。
【００１３】特に、このシボ部１ａｂは深さが０．１ｍ
ｍ、底面の一辺の長さが０．１ｍｍ×０．１ｍｍの４角
錐形状のとき、さらなる密着力が得られる。
ｍ、底面の一辺の長さが０．１ｍｍ×０．１ｍｍの４角
錐形状のとき、さらなる密着力が得られる。
【００１４】このように、塩化ビニル樹脂の種類によっ
ては、特殊な比較的高価な、塩化ビニル樹脂を使用しな
ければならない場合であっても、ステンレスモールへシ
ボ部を入れるだけで、強固な接着強度が得られる。
ては、特殊な比較的高価な、塩化ビニル樹脂を使用しな
ければならない場合であっても、ステンレスモールへシ
ボ部を入れるだけで、強固な接着強度が得られる。
【００１５】なお本発明においては、塩化ビニル樹脂を
用いたが、一般の熱可塑性樹脂を用いてもよいことはい
うまでもない。
用いたが、一般の熱可塑性樹脂を用いてもよいことはい
うまでもない。
【００１６】本発明はロール駒にシボ加工部を形成させ
るのみで、新たに設備を新設しなくても、非常に簡単に
強固な密着力が得られる。
るのみで、新たに設備を新設しなくても、非常に簡単に
強固な密着力が得られる。
【００１７】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、接着をおこな
うステンレスモールの接着部にあらかじめ、凹状のシボ
部を形成させたことにより、ステンレスモールと塩化ビ
ニル樹脂の密着力が強固になる。
うステンレスモールの接着部にあらかじめ、凹状のシボ
部を形成させたことにより、ステンレスモールと塩化ビ
ニル樹脂の密着力が強固になる。
【図１】本発明の自動車外装用モールの斜視図。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図。
【図３】ロール駒の斜視図
【図４】シボ部のシボ形状の斜視図。
【図５】自動車外装用モールを製造するラインの概略
図。
図。
１ ステンレスモール、 １ａ 接着部、 １ａb シボ部、 ２ 塩化ビニル樹脂、 ３ 接着剤、 １０ 自動車外装用モール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥 居 修 愛知県刈谷市朝日町２丁目１番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 鈴 木 一 和 愛知県刈谷市朝日町２丁目１番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 樋 高 悦 郎 愛知県刈谷市朝日町２丁目１番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 舛 永 聡 愛知県刈谷市朝日町２丁目１番地 アイシ ン精機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 ロール成形にてステンレスモールを塑性
変形し、次の押出成形にて熱可塑性樹脂を接着する自動
車用外装用モールにおいて、接着を行うステンレスモー
ルの接着部にあらかじめ、凹状のシボ部を形成させたこ
とを特徴とする自動車外装用モール。 - 【請求項２】 前記凹状のシボ部は、４角錘形状である
ことを特徴とする請求項１記載の自動車外装用モール。 - 【請求項３】 前記４角錘形状は、深さが０．１ｍｍ、
底面の一辺の長さが０．１ｍｍ×０．１ｍｍであること
を特徴とする請求項２記載の自動車外装用モール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3249591A JPH0584852A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 自動車外装用モール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3249591A JPH0584852A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 自動車外装用モール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0584852A true JPH0584852A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17195296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3249591A Pending JPH0584852A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 自動車外装用モール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0584852A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19941878B4 (de) * | 1998-09-22 | 2004-08-12 | Honda Giken Kogyo K.K. | Vorrichtung zur Zeitsteuerung des Einschaltens der elektrischen Energiezufuhr zu einem Heizorgan |
| WO2008084809A1 (ja) * | 2007-01-10 | 2008-07-17 | Katayama Kogyo Co., Ltd. | 金属光沢をコントロールした自動車用モ－ル |
| WO2010004922A1 (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-14 | 片山工業株式会社 | 自動車用モ－ル |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP3249591A patent/JPH0584852A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19941878B4 (de) * | 1998-09-22 | 2004-08-12 | Honda Giken Kogyo K.K. | Vorrichtung zur Zeitsteuerung des Einschaltens der elektrischen Energiezufuhr zu einem Heizorgan |
| WO2008084809A1 (ja) * | 2007-01-10 | 2008-07-17 | Katayama Kogyo Co., Ltd. | 金属光沢をコントロールした自動車用モ－ル |
| JPWO2008084809A1 (ja) * | 2007-01-10 | 2010-05-06 | 片山工業株式会社 | 金属光沢をコントロールした自動車用モ−ル |
| WO2010004922A1 (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-14 | 片山工業株式会社 | 自動車用モ－ル |
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Legal Events
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