JPH058466U - 電気検査用プローブピン - Google Patents

電気検査用プローブピン

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JPH058466U
JPH058466U JP6340291U JP6340291U JPH058466U JP H058466 U JPH058466 U JP H058466U JP 6340291 U JP6340291 U JP 6340291U JP 6340291 U JP6340291 U JP 6340291U JP H058466 U JPH058466 U JP H058466U
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JP
Japan
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electrical inspection
head portion
probe pin
shaft portion
pin
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JP6340291U
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JP2538806Y2 (ja
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悟 寺島
満 松田
幸雄 五十里
寛 高森
Original Assignee
富山日本電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 細径品でも使用中に曲がらず、長期に使用す
ることを可能にする。 【構成】 被電気検査体7に接触する円錐状の突起1a
を先端に有する軟質金属製のヘッド部1と、ヘッド部1
に導電可能な状態で圧入結合された高剛性金属製のシャ
フト部2とを一体的に結合,組合せて電気検査用プロー
ブピンを構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気検査用プローブピン、特に電子回路基板の電気検査に用いるプ ローブピンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気検査用プローブピン8は図3に示すように、一本の丸棒状 金属材(被電気検査体に接触することから一般的に軟質金属材)から切削加工に より、ヘッド部,シャフト部が一体のものとして製作されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前述の従来型電気検査用プローブピンでは、ヘッド部,シャフト部が 一体のものとして製作され、かつシャフト部がヘッド部と同じく軟質金属材であ り、細径品の場合、シャフト部が使用中に曲がってしまい、長期の使用ができな い。
【0004】 また、ヘッド部,シャフト部を一体のものとして切削加工するため、多大な工 数が必要であり、コスト高になる。
【0005】 本考案の目的は前記課題を解決した電気検査用プローブピンを提供することに ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案に係る電気検査用プローブピンにおいては、 ヘッド部とシャフト部とを一体に組合せてなる電気検査用プローブピンであって 、 前記ヘッド部は、軟質金属材からなり、先端に被電気検査体に接触する円錐状 の突起を有するものであり、 前記シャフト部は、高剛性金属材からなり、先端部に前記ヘッド部を一体に結 合保持したものである。
【0007】
【作用】
本考案では、ヘッド部とシャフト部とを分割構造とし、それぞれの機能に応じ た特性を具備させて一体に組合せたものである。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図により説明する。
【0009】 図1は、本考案の一実施例を示す一部断面した正面図である。
【0010】 図1において、本実施例に係る電気検査用プローブピンにおいては、ヘッド部 1とシャフト部2とが分割構造として構成してある。
【0011】 ヘッド部1は、軟質金属材からなり、先端に被電気検査体に接触する円錐状の 突起1aを有している。ここに、円錐状突起1aは軟質金属材から構成してある ため、被電気検査体に接触した場合に被電気検査体を損傷させることがない。
【0012】 また、ヘッド部1には、円錐状突起1aと反対側の端面にシャフト部2の先端 部が嵌合する嵌合穴1bが設けてある。
【0013】 シャフト部2は、高剛性金属材からなり、曲げ等に対する耐性を備えており、 その先端がヘッド部1の嵌合穴1b内に圧入結合されヘッド部1を一体に結合保 持している。
【0014】 ヘッド部1とシャフト部2とは、別々に加工された後に一体に結合,組合せる ことによりプローブピンとして完成する。
【0015】 次に使用状態について説明する。図2は、本考案の一使用例を示す正面図であ る。
【0016】 図2に示すように本考案に係る電気検査用プローブピンは、シャフト部2が平 行に配列したピンボード3及びサポートボード4並びにユニバーサルボード5に 摺動可能に装着され、ヘッド部1がピンボード3より前方に張り出しており、さ らにユニバーサルボード5に保持されたシャフト部2の後端に格子状配列導通ピ ン6が接触している。この格子状配列導通ピン6は検査回路に接続されている。
【0017】 図2に示すように、ヘッド部1の位置は、被電気検査体7の回路にあわせて決 められており、シャフト部2の後端の位置は、格子状配列導通ピン6にあわせて 決められている。
【0018】 また、通常は、被電気検査体7とヘッド部1の突起1aとの導通及びシャフト 部2と格子状配列導通ピン6との導通をよくするために、上下いずれかの方向か ら加圧状態で電気検査を実施する。
【0019】 上記の理由により、シャフト部2には、スラストラジアル両方向の負荷がかか るため、高剛性が必要となり、ヘッド部1は被電気検査体7に接触キズを発生さ せないために、軟質性が必要となる。
【0020】 ここに、本実施例によれば、ヘッド部1とシャフト部2とが分割構造であるた め、ヘッド部1とシャフト部2とにそれぞれ機能に応じた前記特性を具備させる ことが可能となる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ヘッド部とシャフト部とが分割構造とし て製作できるため、ヘッド部は軟質金属材、シャフト部は高剛性金属材でそれぞ れ形成することができ、細径品の場合でも、シャフト部が使用中に曲がることな く長期の使用が可能となる。
【0022】 さらに、ヘッド部,シャフト部を別々に加工できるため、材料のムダがなく、 且つ加工工数も低減できることから、コストを安くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部断面した正面図で
ある。
【図2】本考案の一使用例を示す正面図である。
【図3】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ヘッド部 1a 円錐状突起 1b 嵌合穴 2 シャフト部 3 ピンボード 4 サポートボード 5 ユニバーサルボード 6 格子状配列導通ピン 7 被電気検査体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高森 寛 富山県下新川郡入善町入膳560番地 富山 日本電気株式会社内

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ヘッド部とシャフト部とを一体に組合せ
    てなる電気検査用プローブピンであって、 前記ヘッド部は、軟質金属材からなり、先端に被電気検
    査体に接触する円錐状の突起を有するものであり、 前記シャフト部は、高剛性金属材からなり、先端部に前
    記ヘッド部を一体に結合保持したものであることを特徴
    とする電気検査用プローブピン。
JP6340291U 1991-07-16 1991-07-16 電気検査用プローブピン Expired - Lifetime JP2538806Y2 (ja)

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JPH058466U true JPH058466U (ja) 1993-02-05
JP2538806Y2 JP2538806Y2 (ja) 1997-06-18

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ID=13228279

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020506371A (ja) * 2017-02-02 2020-02-27 イクイップ−テスト ケーエフティー. 接触デバイス、そのヘッドユニット、および接触デバイスとヘッドユニットを製造する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020506371A (ja) * 2017-02-02 2020-02-27 イクイップ−テスト ケーエフティー. 接触デバイス、そのヘッドユニット、および接触デバイスとヘッドユニットを製造する方法

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Publication number Publication date
JP2538806Y2 (ja) 1997-06-18

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