JPH0584669U - 替刃ケースにおける替刃押出し構造 - Google Patents
替刃ケースにおける替刃押出し構造Info
- Publication number
- JPH0584669U JPH0584669U JP2746292U JP2746292U JPH0584669U JP H0584669 U JPH0584669 U JP H0584669U JP 2746292 U JP2746292 U JP 2746292U JP 2746292 U JP2746292 U JP 2746292U JP H0584669 U JPH0584669 U JP H0584669U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- case body
- spare
- spare blade
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Knives (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ケース本体1内に替刃5が積層されて同ケー
ス本体1の開口4側で付勢され、この開口4側でケース
本体1に対し移動可能に嵌合された操作部材9により、
替刃5がケース本体1の出口4aから操作部材9の移動
方向Pに沿って押し出されるようになっている。各替刃
5の基端部に支持孔6が形成されている。前記操作部材
9には突起10が形成され、最上部の替刃5の支持孔6
に対しこの突起10が係入されている。この操作部材9
の移動に伴い、最上部の替刃が移動し、その支持孔6を
有する同替刃5の基端部がケース本体1の出口4aから
突出するようになっている。そして、カッターのスライ
ダに替刃5の基端部を当てがってその支持孔6でそれら
を連結する。 【効果】 カッターのスライダに替刃5を連結し易くな
る。
ス本体1の開口4側で付勢され、この開口4側でケース
本体1に対し移動可能に嵌合された操作部材9により、
替刃5がケース本体1の出口4aから操作部材9の移動
方向Pに沿って押し出されるようになっている。各替刃
5の基端部に支持孔6が形成されている。前記操作部材
9には突起10が形成され、最上部の替刃5の支持孔6
に対しこの突起10が係入されている。この操作部材9
の移動に伴い、最上部の替刃が移動し、その支持孔6を
有する同替刃5の基端部がケース本体1の出口4aから
突出するようになっている。そして、カッターのスライ
ダに替刃5の基端部を当てがってその支持孔6でそれら
を連結する。 【効果】 カッターのスライダに替刃5を連結し易くな
る。
Description
【0001】
この考案はケース本体内に積層した替刃を押し出すようにした替刃ケースにお いて、その押出し構造に関するものである。
【0002】
従来、この種の替刃ケースとしては、例えば図6に示すものなど、種々のもの が考案されている。いずれの替刃ケースにおいても、基本的には、最上部の替刃 5の幅方向中心線上で蓋7の押え爪15が替刃5の基端縁5cを押圧して替刃5 の先端縁5d側をケース本体1の出口4aから押し出すようになっている。
【0003】
ところが、最上部の替刃5をケース本体1から押し出した後に、その替刃5を ケース本体1から完全に引き出し、この替刃5の基端縁5c付近にある支持孔6 をカッターのスライダ(例えば実開平1−160968号公報参照)に連結しな ければならず、その連結操作が面倒であった。
【0004】 本考案は替刃ケースにおいて替刃をスライダに連結し易くすることを目的とし ている。
【0005】
後記する実施例の図面に示すように、本考案にかかる替刃ケースにおいては、 ケース本体1内に替刃5が積層されて同ケース本体1の開口4側で付勢され、こ の開口4側でケース本体1に対し移動可能に嵌合された操作部材9により、替刃 5がケース本体1の出口4aから操作部材9の移動方向Pに沿って押し出される ようになっている。
【0006】 各替刃5の基端部に支持孔6が形成されている。前記操作部材9には突起10 が形成され、最上部の替刃5の支持孔6に対しこの突起10が係入されている。 この操作部材9の移動に伴い、最上部の替刃5が移動し、その支持孔6を有する 同替刃5の基端部がケース本体1の出口4aから突出するようになっている。
【0007】
そして、カッターのスライダに替刃5の基端部を当てがってその支持孔6でそ れらを連結する。
【0008】
以下、本考案の一実施例にかかる替刃ケースを図1〜図5を参照して説明する 。
【0009】 図1及び図2に示すように、ケース本体1の内底中央部には板ばね2が載設さ れ、この内底前部に支軸3が突設されている。このケース本体1の上端部は開放 され、この開口4から複数の替刃5がケース本体1内に嵌入されている。替刃5 の基端部に支持孔6が形成され、この支持孔6にケース本体1側の支軸3が挿入 されている。ケース本体1内の各替刃5は板ばね2により上方へ付勢されている 。ケース本体1の開口4において蓋7が嵌着されている。前記板ばね2により上 方へ付勢された各替刃5のうち、最上部の替刃5はケース本体1の開口4で蓋7 の内側に面し、その支持孔6からケース本体1側の支軸3が外れている。
【0010】 前記蓋7の前側に形成されたスライド孔8に操作部材9が嵌合され、それらの 間に設けられた案内部8a,9a(あり溝及びあり)により操作部材9がケース 本体1に対しP矢印方向へ移動可能に支持されている。この操作部材9の内側に は突起10が形成され、最上部の替刃5の支持孔6にこの突起10が係入されて いる。この突起10の後側には傾斜面10aが形成されている。
【0011】 本実施例にかかる替刃5においては、前記操作部材9の移動方向Pに対し刃先 5aとその反対側の背部5bとが互いに平行になっているとともに、互いに平行 な基端縁5cと先端縁5bとが刃先5a側に近づく程後方に傾斜している。前記 開口4の前端には出口4aが形成され、最上部の替刃5の基端縁5cがこの出口 4aに対向している。ケース本体1の前後両端の内側に支持壁11,12が突設 され、この両支持壁11,12には最上部の替刃5を除く他の替刃5の基端縁5 c及び先端縁5dが当接している。ケース本体1の前端内側の隅部には支持壁1 3が突設され、この支持壁13にV状の溝13aが上下方向に延びるように形成 されている。最上部の替刃5を除く他の替刃5において基端縁5cと背部5bと の間の隅部がこの溝13aに嵌入されている。従って、最上部の替刃5を除く他 の替刃5の位置がこれらの支持壁11,12,13により規制され、各替刃5の 刃先5aがケース本体1の内面から離れる。また、これらの替刃5はケース本体 1の開口4に順次上動して最上部の替刃5となるため、最上部の替刃5も同様の 状態となる。
【0012】 図2に示す状態から操作部材9を図3に示すように前方へ移動させると、図5 (a)に示すように操作部材9の突起10により最上部の替刃9の支持孔6が前 方へ押されて替刃5の基端縁5cが開口4の出口4aから押し出されるとともに 、操作部材9もこの出口4aから前方へ突出して操作部材9の突起10及び替刃 5の支持孔6がケース本体1の外側に位置する。蓋7の後部内側には段差状のス トッパ部14が形成されているため、最上部の替刃5の先端縁5dがこのストッ パ部14に当接して同替刃5が後方へ移動しないようになっている。
【0013】 次に、図4に示すように操作部材9を後方へ移動させると、その突起10の傾 斜面10aが替刃5の支持孔6の内縁に当たって操作部材9が持ち上げられ、図 5(b)に示すように、操作部材9の突起10が最上部の替刃5上に載った状態 で操作部材9が図2の状態に戻るとともに、最上部の替刃5の基端縁5cがケー ス本体1から突出したままの状態となる。
【0014】 そして、図示しないカッターのスライダに替刃5の基端部を当てがってその支 持孔6でそれらを連結する。その後、最上部の替刃5のみをケース本体1から引 き出すと、2枚目の替刃5が板ばね2により付勢されてケース本体1の開口4に 持ち上げられ、図1と同様な状態となる。
【0015】 特に、本実施例にかかる替刃ケースにおいては、替刃5の製造上その基端部に 形成される支持孔6を有効に利用して操作部材9により替刃5を押し出すように している点で、従来技術と大きく異なる。また、本実施例ではこのような支持孔 6を利用しているため、それに近い替刃5の基端縁5cがケース本体1の出口4 aから押し出される点でも、従来技術と大きく異なる。従って、支持孔6を有す る替刃5の基端部がケース本体1から突出し、この支持孔6で替刃5とカッター のスライダとを連結するとき、替刃5の全体をケース本体1から完全に引き出す 必要がなくなる。そのため、それらの連結操作が行い易くなる。
【0016】 なお、前記実施例ではケース本体1に対し移動しない蓋7上で操作部材9が移 動可能に設けられているが、蓋7と操作部材9とを一体化して蓋7の全体がケー ス本体1に対し移動できるようにしてもよい。
【0017】
本考案にかかる替刃ケースによれば、替刃5の基端部にある支持孔6を利用し てその基端部をケース本体1から押し出すようにしたので、カッターのスライダ に替刃5を連結し易くなり、従来にない替刃5の押出し構造として多大な効果を 奏する。
【図1】(a)は本実施例にかかる替刃ケースにおいて
最上部の替刃を引き出す前の状態を示す平断面図であ
り、(b)は(a)のX−X線断面図である。
最上部の替刃を引き出す前の状態を示す平断面図であ
り、(b)は(a)のX−X線断面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】図2の状態から操作部材を最上部の替刃ととも
に移動させた状態を示す替刃ケースの平面図である。
に移動させた状態を示す替刃ケースの平面図である。
【図4】図3に示す状態から操作部材のみを元の状態に
戻して最上部の替刃のみを突出させた状態を示す替刃ケ
ースの平面図である。
戻して最上部の替刃のみを突出させた状態を示す替刃ケ
ースの平面図である。
【図5】(a)は図3に示す替刃ケースの平断面図であ
り、(b)は図4に示す替刃ケースの平断面図である。
り、(b)は図4に示す替刃ケースの平断面図である。
【図6】(a)は従来の替刃ケースにおいて最上部の替
刃を引き出す前の状態を示す平断面図であり、(b)は
(a)のY−Y線断面図である。
刃を引き出す前の状態を示す平断面図であり、(b)は
(a)のY−Y線断面図である。
1 ケース本体、2 板ばね、4 開口、4a 出口、
5 替刃、5c 基端縁ね6 支持孔、9 操作部材、
10 突起、14 ストッパ部。
5 替刃、5c 基端縁ね6 支持孔、9 操作部材、
10 突起、14 ストッパ部。
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース本体(1)内に替刃(5)を積層
して同ケース本体(1)の開口(4)側へ付勢し、この
開口(4)側でケース本体(1)に対し移動可能に嵌合
した操作部材(9)により、替刃(5)をケース本体
(1)の出口(4a)から操作部材(9)の移動方向
(P)に沿って押し出すようにした替刃ケースにおい
て、 各替刃(5)の基端部に形成した支持孔(6)のうち、
最上部の替刃(5)の支持孔(6)に対し係入される突
起(10)を前記操作部材(9)に形成し、この操作部
材(9)の移動に伴い最上部の替刃(5)を移動させて
その支持孔(6)を有する同替刃(5)の基端部をケー
ス本体(1)の出口(4a)から突出させたことを特徴
とする替刃ケースにおける替刃押出し構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992027462U JP2531869Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 替刃ケースにおける替刃押出し構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992027462U JP2531869Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 替刃ケースにおける替刃押出し構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0584669U true JPH0584669U (ja) | 1993-11-16 |
JP2531869Y2 JP2531869Y2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=12221786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992027462U Expired - Lifetime JP2531869Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 替刃ケースにおける替刃押出し構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531869Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012066000A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Kokuyo Co Ltd | カッター刃ホルダ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4313673Y1 (ja) * | 1966-11-30 | 1968-06-10 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP1992027462U patent/JP2531869Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4313673Y1 (ja) * | 1966-11-30 | 1968-06-10 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012066000A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Kokuyo Co Ltd | カッター刃ホルダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2531869Y2 (ja) | 1997-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0718857U (ja) | 書類綴じ具 | |
US4776119A (en) | Container for a pile of sheets | |
KR20020033548A (ko) | 슬라이드 파스너용 개리 삽입구 | |
JPH01171993A (ja) | ファイル用紙葉収納袋体 | |
EP0893212A2 (en) | Paper cutter | |
US5011016A (en) | File sheet for filing information recording media | |
JP2004330408A (ja) | 裁断機とツールの組合せと、裁断機のブレードアセンブリの位置を変える方法 | |
EP0244741B1 (en) | A binding device | |
JPH045186B2 (ja) | ||
JPH0584669U (ja) | 替刃ケースにおける替刃押出し構造 | |
US5226537A (en) | File sheet for filing information recording media | |
US20180050556A1 (en) | File | |
JPH05504099A (ja) | 書類穿孔器 | |
JPH0521433Y2 (ja) | ||
JPS6364370B2 (ja) | ||
JPS5998807U (ja) | 中皿を交換自在としたコンパクト容器 | |
JPH0439534U (ja) | ||
JP2519135Y2 (ja) | 替刃ケースにおける替刃押出し構造 | |
JPH0523342Y2 (ja) | ||
JPH0754191Y2 (ja) | 用紙トレーの保持装置 | |
JP3389881B2 (ja) | 綴じ具 | |
JPS5811337Y2 (ja) | カツタ−ナイフ | |
JP3080060U (ja) | 引出し式収納箱 | |
JPS6113349Y2 (ja) | ||
JP3011514U (ja) | ファイル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |