JPH0584579A - 切断用プラズマトーチ - Google Patents

切断用プラズマトーチ

Info

Publication number
JPH0584579A
JPH0584579A JP4072109A JP7210992A JPH0584579A JP H0584579 A JPH0584579 A JP H0584579A JP 4072109 A JP4072109 A JP 4072109A JP 7210992 A JP7210992 A JP 7210992A JP H0584579 A JPH0584579 A JP H0584579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
plasma
end portion
protection cap
cooling water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4072109A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2640707B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Yamaguchi
義博 山口
Hitoshi Sato
等 佐藤
Toshiya Shintani
俊哉 新谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP4072109A priority Critical patent/JP2640707B2/ja
Priority to PCT/JP1993/000225 priority patent/WO1993016835A1/ja
Publication of JPH0584579A publication Critical patent/JPH0584579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2640707B2 publication Critical patent/JP2640707B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
    • H05H1/26Plasma torches
    • H05H1/32Plasma torches using an arc
    • H05H1/34Details, e.g. electrodes, nozzles
    • H05H1/3457Nozzle protection devices

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断開始時に行なわれるピアシングによって
発生するドロスからノズル2を保護できると共に、ダブ
ルアークを防止してノズルの寿命を改善する。 【構成】 ノズルキャップ4の外側に2次ガス通路8を
構成するノズル2と電気的に絶縁して固着し、2次ガス
通路8内に、電気絶縁材料にて構成したインシュレータ
14を介装した構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマ切断機に用い
られる切断用プラズマトーチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
・第1の従来技術(水冷トーチ) プラズマ切断機に用いられるトーチで電極とノズルが冷
却水により冷却されるものは、トーチ本体に電極が取り
つけられ、それに絶縁体及び電極の軸の周囲に旋回させ
て作動ガスを噴出させるためのガス噴出口を介して、ノ
ズルが取り付けられ、そのノズルのノズルオリフィスを
含む先端部を除く他の部分を被覆し、ノズルをトーチ本
体に固定するノズルキャップがトーチ本体に螺着され
る。そして電極を冷却した冷却水は、トーチ本体内部に
形成された冷却水通路を通り、トーチ本体とノズルとノ
ズルキャップにより成形される空間の経由して、ノズル
を冷却し、再びトーチ本体に形成された冷却水通路に戻
る構成となっている。
【0003】・第2の従来技術(空冷ノズルにおけるノ
ズル保護キャップ) プラズマトーチにおいてノズル先端が露出していると、
切断開始時に厚板のピアッシング(穴開け切断)を行う
とノズルに吹き上がった溶融金属(ドロス)がノズルに
付着しノズルを溶損したり、あるいは、ノズルと被切断
材が接触するとダブルアークと呼ばれる不正放電が起こ
りノズルを損傷することがある。そのため空冷ノズルに
於いて、ノズル先端部を保護するためにノズルとは電気
的に絶縁された金属製のノズル保護キャップを取り付け
るとともに、ノズルを冷却するガスをそのままノズルと
ノズル保護キャップの間に流すことで、吹き上がってく
る溶融金属を吹き飛ばし、ノズルを保護する方法が米国
特許第4861962号(ハイパー 1989年8月2
9日出願)に開示されている。
【0004】・第3の従来技術(溶接トーチにおけるノ
ズル保護キャップ) 上記第2の従来技術と同様に、ノズルの周囲に、ノズル
とは電気的に絶縁された金属製のノズル保護キャップを
取り付け、ノズルとノズル保護キャップの間に2次ガス
を流す構成となっているプラズマ溶接トーチが特公昭5
3−119753号公報(日立精工 昭和52年3月3
0日出願)に開示されている。
【0005】・第4の従来技術(旋回気流効果による切
断面の傾斜) プラズマ切断では一般的に切断溝(カーフ)の表側が広
く、裏側が狭くなっている。そのため接断面は垂直とな
らず傾いている。しかし一方で、アークの安定化のため
に、電極の軸の周囲に作動ガスを旋回させて噴出する構
成のプラズマトーチに於いては、その切断面が左右対象
とはならず、非対象となることが知られている。このこ
とを利用すると、表カーフ幅が広く、裏カーフ幅が狭く
なっている状況に於いても、作動ガスの旋回によって、
片側の接断面だけであれば、垂直な切断を行うことがで
きることが溶接技術1988年6月号に開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記各従来技術にあっ
ては、(1)ノズルの保護と、(2)2次ガスによるプ
ラズマアークの緊縮、(3)ノズル保護キャップの温度
上昇、(4)旋回気流効果の調整、(5)冷却水面路の
電気腐食の点について以下のような問題があった。
【0007】(1)ノズルの保護 プラズマ切断に於いては、切断開始時に厚板のピアッシ
ング(穴開け切断)を行うとノズルに吹き上がった溶融
金属がノズルに付着しノズルを溶損したり、あるいは、
ノズルと被切断材が接触するとダブルアークと呼ばれる
不正放電が起こりノズルを損傷することがある。従っ
て、第1の従来技術にあるようにノズルが露出している
プラズマトーチでは厚板のピアッシングを行う際には、
メインアークが移行する最高の高さでピアッシングを行
い、ピアッシング時の溶融金属(ドロス)の吹き上がり
を避けて、穴が貫通した後、トーチを切断に適した高さ
まで下げて切断を開始するという方法が採用されてい
る。しかし、この方法によると切断開始時のトーチの高
さ制御が複雑となることは避けられず、また、切断中あ
るいは終了時に、被切断材が熱変形や支持の状態によっ
ては、跳ね上がってくることがあり、それを避けるのは
困難で、ノズルと被切断材が接触することでダブルアー
クが発生し、ノズルを損傷する危険性を回避することは
できない。このようなことを考慮して、第2の従来技術
にあるように空冷されたノズルを有するトーチに於いて
は、上記のピアッシング時のノズルへのドロスの付着や
被切断材との電気的な接触を防止するための、ノズル保
護キャップの機構が開示されている。しかしながら、第
2の従来技術では、空冷ノズル方式のプラズマトーチに
対して適用されており、第2の従来技術にあるようなノ
ズルを水冷するプラズマトーチにはトーチ先端部の形状
が異なるため適用できない。また、ノズルを空冷してい
る冷却ガスを利用する機構となっているため、多量の冷
却ガスを流す必要があり、これを確保するためにノズル
保護キャップにはトーチ軸上プラズマアークを通す開口
部以外にこの複数の開口部が設けられている。このた
め、被切断材の表面には多量の冷却ガスが噴出するた
め、プラズマアークへの擾乱が増加し切断に悪影響がで
る問題があった。また、第3の従来技術では、水冷のノ
ズルに対して保護キャップが適応されているが、その機
能は、被切断材とノズルの接触を防止する機能は有する
ものの、2次ガスで溶接部を大気から遮断するためのも
ので、ノズル保護キャップの開口部が広く開いているた
め、切断の場合のビアッシング時のドロスの吹き上がり
からノズルを守る機能は有していない。
【0008】(2)2次ガスによるプラズマアークの緊
縮 プラズマ切断では、アークをノズルにより細く絞り込む
ことで、高温高速のアークプラズマを得ている。小さい
ノズル径を有するノズルに、より多くの電流を流すこと
ができれば、狭い切断溝幅で高速で切断できる。しか
し、電流を増大していくと、電流がノズルオリフィスを
通過せずノズルの金属部を流れるダブルアークと呼ばれ
る現象が起こり、切断能力が低下するだけではなくノズ
ルを損傷してしまう。第1の従来技術では、アークを細
く絞り込むために、電極の周囲に作動ガスを強く旋回さ
せて噴出させるとともに、ノズルを水冷することでダブ
ルアークが起こりにくくしている。しかし、ノズルを噴
出したプラズマアークは、ノズルによる高速が解除され
膨脹するので、切断溝幅が広がってしまう問題が残って
いる。第2の従来技術では、ノズルが水冷されていない
ためノズルの冷却が不十分でダブルアークが起こり易
く、電流を大幅に増大することが困難である。また、ノ
ズル保護キャップによりプラズマアークを包囲するよう
に供給される2次ガスを使って、ノズルから噴出したア
ークを更に絞り込むことができるが、この第2の従来技
術では、プラズマガスを包囲する様に2次ガスを流すた
めの中央の開口部以外に、ノズル冷却のためにガス流量
を増やすための開口部が設けられており、アークを包囲
する2次ガスだけを独立して制御することができず、そ
のためにプラズマアークを更に絞り込むのに十分な2次
ガスの流速あるいは圧力を得ることが困難である。
【0009】(3)ノズル保護キャップの温度上昇 第2の従来技術あるいは第3の従来技術にあるノズル保
護キャップは、2次ガスによる空冷しか行われないた
め、プラズマアークあるいは切断面からの輻射により温
度が上がってしまう。そのため、ノズルや電極などの小
脳部品の交換の際には、アーク停止後しばらく2次ガス
を流して冷却するか、あるいは、手袋をはめて交換する
かしなければならず、交換時の作業性が悪かった。
【0010】(4)旋回気流効果の調整 第4の従来技術に示したように、旋回気流効果によって
切断面が傾斜することを利用して、片側の切断面につい
て垂直な切断面を得ることが可能である。しかし、被切
断材の板厚や切断速度に合わせて、接断面の傾斜の程度
を調整しようとすると、旋回気流の強度つまり作動ガス
流量の増減が必要となる。しかし、作動ガス流量はアー
クを安定に保持するための最適値があり、作動ガス流量
を増減するとアークが不安定となってしまい、切断面の
傾斜の程度を調整することは困難である。
【0011】(5)冷却水通路の電気腐食 第1の従来技術で示したように、電極とノズルが水冷さ
れるプラズマトーチでは電極及びノズルは、トーチ本体
のそれぞれ絶縁された金属部に当接され固定されるとと
もに、それぞれの金属部には、直流電源から電力が供給
されている。そして、冷却水は電極とノズルを冷却する
ように、電極側金属部とノズル側金属部を連結する冷却
水通路が設けられている。プラズマアークが発生してい
る時には、電極側金属部とノズル側金属部との間には電
位差が発生している。この時それぞれの金属部は電気的
に絶縁された状態でトーチ本体が構成されているが、そ
れぞれの金属部が冷却水通路で連結されており、そこに
冷却水が流れているため、冷却水を介して微弱な電流が
流れる。この電流は微弱なのでアークの発生には何等支
障は起きないが、この電流によって、トーチ本体の金属
部が徐々に電気化学的な作用によって腐食が進行し、ト
ーチが、いずれは使用不能に陥る問題を、電極及びノズ
ルが水冷されるトーチでは抱えている。
【0012】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、ノズルが水冷されているようなトーチ構造のもの
に対しても有効にノズル保護の機能を発揮することがで
き、ノズル2の寿命が大幅に改善され、ノズルの交換に
伴う時間的なロスやランニングコストを低減でき、また
2次ガス通路内にインシュレータを介装したことによ
り、2次ガスがこのインシュレータにて整流されて、こ
の2次ガスによりノズル2より噴出したプラズマアーク
が再度絞り込まれて、切断溝幅の細い精密な切断を行な
うことができ、またインシュレータ14,14aの整流
通路により2次ガス流をプラズマアークの旋回流と同一
方向に旋回させることができることにより、被切断機の
切断面の傾斜を垂直方向に変化することができ、また上
記ノズル保護キャッツプが先端部と基端部とに分離でき
るので、これの先端部だけを消耗品として交換すること
ができ経済的にすることができ、またノズル保護キャッ
プの基端部分が冷却水にて冷却されることにより、トー
チの保守点検時に、この部分に注意をはらうことなく取
扱うことができ、さらに冷却水による電気化学的な腐食
を低減することができる切断用プラズマトーチを提供す
ることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る切断用プラズマトーチは、水冷された
電極1を用い、この電極1をプラズマガス通路6を隔て
て被覆するように配置されたノズル2のオリフィス16
を通じてプラズマアークを電極1と被切断24間で発生
させる。切断用プラズマトーチにおいて、ノズルキャッ
プ4の外側に、先端側にノズル2のオリフィス16に対
向する開口部を有し、この開口部に連通する環状の2次
ガス通路8をノズルキャップ4との間で構成するノズル
保護キャップ5を上記電極1及びノズル2と電気的に絶
縁して固着し、上記2次ガス通路8内に、電気絶縁材に
て環状に構成され、かつ2次ガス通路8を流れるガス流
を整流する整流通路を有するインシュレータ14を介装
した構成となっている。また、上記ノズル保護キャップ
5を熱伝導性のよい金属材料で構成する。また、上記イ
ンシュレータ5を矩形の断面形状にすると共に、このイ
ンシュレータ14をノズルキャップ4の外周面とノズル
保護キャップの内周面にそれぞれ設けた段部に嵌着す
る。また、ノズル保護キャップ5bを、ノズル先端部を
保護する先端部20と、トーチ本体側に固着する基端部
19とにて構成し、かつこれらを着脱可能に結合する。
また、ノズル保護キャップ5bを構成する先端部20と
基端部19のそれぞれに互いに嵌合するフランジを設
け、あるいはそれぞれの互いに結合する部分にねじを設
け、上記先端部20と基端部19とを嵌合あるいは螺着
して容易に着脱できるようにする。また、ノズル保護キ
ャップ5bを構成する先端部20と基端部19のうち、
先端部20を伝熱性のよい金属材料で、また基端部を機
械的強度に優れた金属材料にて構成する。また、ノズル
2の先端面とノズル保護キャップの開口部内側面との間
のギャップ17の寸法hが0.5〜1.5mmになるよ
うにする。また、ノズル2のオリフィス径φ1 とノズル
保護キャップ5の開口径φ2 との比φ2/φ1 を1.0
〜5.0にした。また、ノズル保護キャップ5cの基端
部19の内側に環状の冷却水室21を設け、この冷却水
室21を電極1内に設けた冷却水室9に連通する。ま
た、ノズル保護キャップ5dを袋状の2重構造にし、こ
れによる空間を冷却水室21aとする。また、電極1の
周囲に設けられたプラズマガス通路6にプラズマガスを
流入するためのプラズマガス流入路6aを、プラズマガ
スに旋回流を与えるようにトーチの軸心に対して傾斜さ
せ、またインシューレータ14の整流通路を、これを通
る2次ガスに上記プラズマガスの旋回方向と同一方向の
旋回流を与えるようにしたうず巻き状にし、またノズル
2のオリフィス径φ1 とオリフィス長さLの関係をL/
φ1 ≦2を満足するようにする。さらに、電極1側の冷
却水室9とノズル2側の冷却水通路10とを連通する流
入路25を電気絶縁材料にて構成したチューブ26にて
構成する。
【0014】
【作 用】プラズマガスと共にノズルより噴出したプ
ラズマアークはノズル2及びオリフィス16を通って噴
出される。このとき、ギャップ17より上記プラズマア
ークに向けて2次ガスが噴出されるが、このときの2次
ガスはインシュレータ14により整流される。またイン
シュレータ14によりノズルキャップ4とノズル保護キ
ャップ5とが調心されて結合される。先端部20と基端
部19,19aとに分離された構成のノズル保護キャッ
プは先端部だけを消耗品として交換される。ノズル保護
キャップの基端部19aに冷却水室を設けることによ
り、このノズル保護キャップが冷却される。プラズマガ
スはプラズマガス流入路6aにて旋回流が与えられ、ま
た2次ガスもインシュレータ14aにて上記プラズマガ
スと同一方向の旋回流が与えられる。冷却水が流れる流
路に電気絶縁材料にて構成したチューブ26を嵌合する
ことで、冷却水室の電気的な腐食が防止される。
【0015】
【実 施 例】本発明の第1の実施例を図1、図2
(a)、(b)に基づいて説明する。図中1は電極、2
はこの電極1の先端に対向する位置にノズル保持部材3
にて保持されて設けられたノズル、4は上記ノズル1の
下端部分を除き、その他の部分を被覆するノズルキャッ
プ、5はこのノズルキャップ4の外側を被覆するノズル
保護キャップである。そして上記電極1の周囲には、こ
の周囲からノズル2に連通するプラズマガス通路6が設
けてあり、またノズル2とノズルキャップ4との間には
冷却水通路7が設けてあり、さらに、ノズルキャップ4
とノズル保護キャップ5との間にはノズル2の先端側に
開放された2次ガス通路8が設けられている。上記ノズ
ル保護キャップ5はノズルキャップ4に対して電気的に
絶縁された状態となっており、またノズル2はノズルキ
ャップ4の先端部でも支持されている。
【0016】上記電極1の内側には冷却水室9が設けて
あり、この冷却水室9は上記冷却水通路7に連通されて
いる。そしてこれらの一方の冷却水室9に冷却水流入路
10が接続してあり、他方の冷却水通路7に冷却水流出
路10aが接続してある。一方上記プラズマガス通路6
にはプラズマガス流入路11が、また2次ガス通路8に
は2次ガス流入路12がそれぞれ接続してある。13は
上記各部材を支持するトーチ本体で、これは電極1及び
ノズル2に対して絶縁されている。そして上記ノズル保
護キャップ5はこのトーチ本体13に螺着されている。
【0017】ノズルキャップ4とノズル保護キャップ5
との間に構成される2次ガス通路8はテーパ環状に形成
されているが、この2次ガス通路8内に絶縁材料にて構
成され、かつスペーサをかねるインシュレータ14が、
ノズルキャップ4及びノズル保護キャップ5のそれぞれ
の壁面に対して気密状にして介装してある。そしてこの
インシュレータ14にはこれの上流側と下流側とを連通
する整流路となる小孔15が円周方向に複数個開口して
ある。なおこの整流通路となる小孔15は図2(a)に
示す小孔15に替えて図2(b)に示すように、内面
(あるいは外面)に軸方向に溝15aにしてもよい。ま
た上記整流通路となる小孔15及び溝15aは軸心に対
してうず巻き状に設けてもよい。なお図2(a),
(b)に示したインシュレータ14は2次ガス通路8の
テーパ環状の形状にあわせてテーパ状に形成されている
が、このように形状にかぎるものではなく、図2の
(c),(d),(e)に示すように断面短形状にし
て、整流された2次ガスは軸心方向に流れるようにして
もよい。
【0018】上記ノズル2のオリフィス16の径φ1
ノズル保護キャップ5の開口径φ2 との比(φ2
φ1 )は1.0〜5.0が適当であり、また好ましくは
2.0〜4.0である。ここでφ2 /φ1 <1.0の場
合にはノズル保護キャップ5の先端がプラズマアークの
熱で変形して損傷してしまい、その上、2次ガスの流れ
を乱してしまう。またφ2 /φ>5.0の場合には、ド
ロスの吹き返りがノズル2及びノズル2の下端面とノズ
ル保護キャップ5の間のギャップ17に付着してダブル
アークが発生してしまう。また上記ギャップ17のギャ
ップ寸法hは0.5〜1.5mmが適当である。ここで
h<0.5mmとした場合、2次ガスの噴出する流速が
速くなりすぎてアークを乱してしまう。上記インシュレ
ータ14はふっ素系等の合成樹脂あるいはセラミックに
て構成する。
【0019】上記構成において、電極1からのプラズマ
アークは、この電極1の周囲に設けられたプラズマガス
通路6に供給されたプラズマガスと共にノズル2及びノ
ズル保護キャップ5の開口部を通って噴出される。この
とき、ノズル2は冷却水通路7を通る冷却水にて冷却さ
れる。また2次ガスは2次ガス通路8を通ってギャップ
17より上記プラズマの周囲を囲繞するようにして噴出
されるが、このときの2次ガスはインシュレータ14を
通る間に整流される。すなわち、環状の2次ガス通路8
を通ってきた2次ガスはインシュレータ14の小孔15
あるいは溝15aにて構成される整流通路を通る間に整
流される。
【0020】またこのとき、ノズル2の下端面とノズル
保護キャップ5の間のギャップ17のギャップ寸法hを
最適値とすることにより、プラズマアークを包囲するよ
うに噴出される2次ガスを十分な流量を十分速い流速で
供給される。またノズル保護キャップ5の開口径φ2
最適にとることにより、ピアッシング時のドロスの吹き
上がりからノズル2が保護される。
【0021】次に本発明の他の実施例を図3以下に基づ
いて説明する。図3はインシュレータの変形例を示すも
ので、インシュレータ14aは断面形状を矩形にした部
材にて環状に構成されており、このインシュレータ14
aはノズルキャップ4aとノズル保護キャップ5aのそ
れぞれ対向部に形成した段部に嵌合して取付けられてい
る。そしてこのインシュレータ14aの外周側に整流通
路18が設けられている。
【0022】この構成によれば、ノズルキャップ4aと
ノズル保護キャップ5aとはインシュレータ14aにて
調心され、両部材の位置決めが容易に行なわれる。
【0023】図4はノズル保護キャップを先端側と基端
側とを別部材にした例を示す。すなわち、ノズル保護キ
ャップ5bはノズル本体13に螺着される基端部19
と、ノズル2側の先端部20とが別部材になっている。
そしてこの先端部20側に上記インシュレータ14aが
支持されている。上記基端部19と先端部20との結合
は、先端部20側にフランジ部20aを設け、このフラ
ンジ部20aに基端部19の先端側を嵌合固着するか、
あるいはこのフランジ部20aにおいて両者を螺合固着
してもよい。
【0024】プラズマトーチの使用に際してノズル保護
キャップ5bの先端側が破損するが、この実施例によれ
ば、先端部20だけを交換でき、ノズル保護キャップ全
体を交換するものに対して経済的である。またノズル保
護キャップ5bを基端部19と先端部20とを分割した
ので、それぞれの材質を異ならせることができ、先端部
20は熱伝導のよい材質で構成することで、高温の溶融
金属が付着したとしても、この溶融金属が短時間で冷却
されて剥離しやすくなる。一方基端部19は機械的強度
に優れた材質で構成することで、トーチが被切断材と接
触してもこれが変形しないようになる。
【0025】また図5はノズル保護キャップを冷却でき
るようにした実施例を示す。すなわち、ノズル保護キャ
ップ5cの基端部19aの内側に環状の冷却水室21を
設け、この冷却水室21に電極1の内側に設けられた電
極1側の冷却水室9に通路22にて連通してある。この
構成によりノズル保護キャップ5cの基端部は冷却水室
21内の冷却水により冷却されこの部分の昇温が抑制さ
れる。
【0026】図6は上記ノズル保護キャップを冷却する
ための構成の他例を示すもので、ノズル保護キャップ5
dの冷却水室21aを上下方向に幅の広い環状に構成し
てその容積を大きくすることにより、この部分の冷却能
力が多くなっている。そしてこの冷却水室21aには電
極1側の冷却水室9に連通する流入側の通路22のほか
に、ノズル2のまわりに設けた冷却水通路7に連通する
出口側の通路23が連通している。
【0027】また図7にて示したインシュレータ14a
において、これに設けた整流通路18をトーチの中心に
対してうず巻き状にすることにより、ノズル保護キャッ
プのギャップから噴出する2次ガス流を旋回流にするこ
とができる。さらに電極1の周囲に設けられたプラズマ
ガス通路6にプラズマガスを流入するための複数本のプ
ラズマガス流入路6aを図8に示すようにトーチの軸心
に対して傾斜させて、プラズマガス通路6に流入するプ
ラズマガスに旋回流を与えるようにする。またこのと
き、ノズル2のオリフィス長Lはオリフィス径φ1 に対
してL/φ1 ≦2の関係にする。この構成において、2
次ガスの旋回方向とプラズマガスの旋回方向とが同一に
なるようにする。
【0028】この実施例の構成によるプラズマトーチに
て図7に示すよう被切断材24を切断したときに、2次
ガスの旋回流の上流側の切断壁24aが垂直になり、他
方の切断壁24bが開先状に傾斜されて切断される。こ
のように、例えば、2次ガスが上からみて右方向に旋回
している場合、右側の切断壁24aが垂直状になる。
【0029】さらに上記各実施例において、冷却水によ
る電気化学的な腐食を低減するためには、冷却水を介し
て流れる電流を減少してやらねばらないが、そのために
は、冷却水に接するトーチ本体の金属部分の面積を狭く
してやる必要がある。このことから図1に示すように、
電極1側の冷却水室9とノズル2側の冷却水通路10と
を連通する流入路25に電気絶縁材料にて構成したチュ
ーブ26を嵌合する。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ノズル2が水冷されて
いるようなトーチ構造のものに対しても有効にノズル保
護の機能を発揮することができて、ノズル2の寿命が大
幅に改善され、ノズルの交換に伴う時間的なロスやラン
ニングコストを低減できる。また2次ガス通路内にイン
シュレータを介装したことにより、2次ガスがこのイン
シュレータにて整流されて、この2次ガスによりノズル
2より噴出したプラズマアークが再度絞り込まれて、切
断溝幅の細い精密な切断を行なうことができる。また、
インシュレータ14,14aの整流通路により2次ガス
流をプラズマアークの旋回流と同一方向に旋回させるこ
とができることにより、被切断機24の切断面の傾斜を
垂直方向に変化することができる。また上記ノズル保護
キャップが先端部と基端部とに分離できるので、これの
先端部だけを消耗品として交換することができ、経済的
である。またノズル保護キャップの基端部分が冷却水に
て冷却されることにより、トーチの保守点検時に、この
部分に注意をはらうことなく取扱うことができる。さら
に冷却水による電気化学的な腐食を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】(a),(b),(c),(d),(e)はイ
ンシュレータのそれぞれ異なる実施例を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の別の実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の別の実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の別の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の別の実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の別の実施例を示すと共に、作用を示す
断面図である。
【図8】プラズマガス流入路の構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…電極、2…ノズル、3…ノズル保持部材、4…ノズ
ルキャップ、5,5a,5b,5c,5d…ノズル保護
キャップ、6…プラズマガス通路、7…冷却水通路、8
…2次ガス通路、9,21…冷却水室、10…冷却水流
入路、10a…冷却水流出路、11…プラズマガス流入
路、12…2次ガス流入路、13…トーチ本体、14,
14a…インシュレータ、15…小孔、15a…溝、1
6…オリフィス、17…ギャップ、18…整流通路、1
9,19a…基端部、20…先端部、20a…フランジ
部、22,23…通路、24…被切断材、25…流入
路、26…チューブ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水冷された電極1を用い、この電極1を
    プラズマガス通路6を隔てて被覆するように配置された
    ノズル2のオリフィス16を通じてプラズマアークを電
    極1と被切断材24間で発生させる。切断用プラズマト
    ーチにおいて、ノズルキャップ4の外側に、先端側にノ
    ズル2のオリフィス16に対向する開口部を有し、この
    開口部に連通する環状の2次ガス通路8をノズルキャッ
    プ4との間で構成するノズル保護キャップ5を上記電極
    1及びノズル2と電気的に絶縁して固着し、上記2次ガ
    ス通路8内に、電気絶縁材にて環状に構成され、かつ2
    次ガス通路8を流れるガス流を整流する整流通路を有す
    るインシュレータ14を介装したことを特徴とする切断
    用プラズマトーチ。
  2. 【請求項2】 ノズル保護キャップ5を熱伝導性のよい
    金属材料で構成したことを特徴とする請求項1記載の切
    断用プラズマトーチ。
  3. 【請求項3】 インシュレータ14を矩形の断面形状に
    すると共に、このインシュレータ14をノズルキャップ
    4の外周面とノズル保護キャップの内周面にそれぞれ設
    けた段部に嵌着したことを特徴とする請求項1記載の切
    断用プラズマトーチ。
  4. 【請求項4】 ノズル保護キャップ5bを、ノズル先端
    部を保護する先端部20と、トーチ本体側に固着する基
    端部19とにて構成し、かつこれらを着脱可能に結合し
    たことを特徴とする請求項1記載の切断用プラズマトー
    チ。
  5. 【請求項5】 ノズル保護キャップ5bを構成する先端
    部20と基端部19のそれぞれに互いに嵌合するフラン
    ジを設け、あるいはそれぞれの互いに結合する部分にね
    じを設け、上記先端部20と基端部19とを嵌合あるい
    は螺着して容易に着脱できるようにしたことを特徴とす
    る請求項4記載の切断用プラズマトーチ。
  6. 【請求項6】 ノズル保護キャップ5bを構成する先端
    部20と基端部19のうち、先端部20を伝熱性のよい
    金属材料で、また基端部19を機械的強度に優れた金属
    材料にて構成したことを特徴とする請求項4記載の切断
    用プラズマトーチ。
  7. 【請求項7】 ノズル2の先端面とノズル保護キャップ
    5,5a,5bの開口部内側面との間のギャップ17の
    寸法hが0.5〜1.5mmであることを特徴とする請
    求項1,4記載の切断用プラズマトーチ。
  8. 【請求項8】 ノズル2のオリフィス径φ1 とノズル保
    護キャップ5,5a,5bの開口径φ2 との比φ2 /φ
    1 を1.0〜5.0にしたことを特徴とする請求項1,
    4記載の切断用プラズマトーチ。
  9. 【請求項9】 ノズル保護キャップ5cの基端部の内側
    に環状の冷却水室21を設け、この冷却水室21を電極
    1内に設けた冷却水室9に連通したことを特徴とする請
    求項1,4記載の切断用プラズマトーチ。
  10. 【請求項10】 ノズル保護キャップ5dを袋状の2重
    構造にし、これによる空間を冷却水室21aとしたこと
    を特徴とする請求項9記載の切断用プラズマトーチ。
  11. 【請求項11】 電極1の周囲に設けられたプラズマガ
    ス通路6にプラズマガスを流入するためのプラズマガス
    流入路6aを、プラズマガスに旋回流を与えるようにト
    ーチの軸心に対して傾斜させ、またインシューレータ1
    4,14aの整流通路を、これを通る2次ガスに上記プ
    ラズマガスの旋回方向と同一方向の旋回流を与えるよう
    にしたうず巻き状にし、またノズル2のオリフィス径φ
    1 とオリフィス長さLの関係をL/φ1 ≦2を満足する
    ことを特徴とする請求項1,4記載の切断用プラズマト
    ーチ。
  12. 【請求項12】 電極1側の冷却水室9とノズル2側の
    冷却水通路10とを連通する流入路25を電気絶縁材料
    にて構成したチューブ26にて構成したことを特徴とす
    る請求項1,4記載の切断用プラズマトーチ。
JP4072109A 1991-02-28 1992-02-24 切断用プラズマトーチ Expired - Lifetime JP2640707B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4072109A JP2640707B2 (ja) 1991-02-28 1992-02-24 切断用プラズマトーチ
PCT/JP1993/000225 WO1993016835A1 (en) 1992-02-24 1993-02-24 Plasma torch for cutting

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1715491 1991-02-28
JP3-17154 1991-04-12
JP3339991 1991-04-12
JP3-33399 1991-04-12
JP4072109A JP2640707B2 (ja) 1991-02-28 1992-02-24 切断用プラズマトーチ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6296289A Division JP2689310B2 (ja) 1994-11-30 1994-11-30 切断用プラズマトーチ及びプラズマ切断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0584579A true JPH0584579A (ja) 1993-04-06
JP2640707B2 JP2640707B2 (ja) 1997-08-13

Family

ID=27281702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4072109A Expired - Lifetime JP2640707B2 (ja) 1991-02-28 1992-02-24 切断用プラズマトーチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2640707B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5614110A (en) * 1993-01-29 1997-03-25 Komatsu Ltd. Varying protective gas composition between piercing and cutting with plasma torch
US5653895A (en) * 1993-10-14 1997-08-05 Komatsu Ltd. Plasma cutting method suitable for cutting thin stainless steel sheet material
US6222154B1 (en) 1999-05-12 2001-04-24 Komatsu Ltd. Plasma cutting method and device with the use of a plasma torch
US6268583B1 (en) 1999-05-21 2001-07-31 Komatsu Ltd. Plasma torch of high cooling performance and components therefor
JP2013128943A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Akahoshi Kogyo Kk プラズマトーチ
KR101524055B1 (ko) * 2013-11-04 2015-05-29 김진일 플라즈마 노즐 고정 캡
KR20160053847A (ko) * 2013-05-16 2016-05-13 크엘베르크-스티프텅 플라즈마 토치, 특히 플라즈마 절단 토치의 단일 또는 다수-부분의 절연 부품, 및 이를 가지는 플라즈마 토치와 조립체
JP2016530098A (ja) * 2013-10-04 2016-09-29 シェルベリ−シュティフトゥングKjellberg−Stiftung プラズマトーチ、特にプラズマ切断トーチ用の単一または複数部分からなる絶縁構成要素、ならびにそれを有するアセンブリおよびプラズマトーチ
WO2016159447A1 (ko) * 2015-04-02 2016-10-06 황원규 플라즈마 토치
WO2016204332A1 (ko) * 2015-06-16 2016-12-22 황원규 수랭식 플라즈마 토치
JP2018507316A (ja) * 2014-12-12 2018-03-15 エリコン メテコ(ユーエス)インコーポレイテッド プラズマガンノズルの腐食防止及びガンノズルの腐食防止方法
CN108127236A (zh) * 2018-02-05 2018-06-08 常州九圣焊割设备有限公司 高效散热式等离子弧割炬
CN109848615A (zh) * 2019-01-08 2019-06-07 陶玉梅 具有优化风冷且提高切割能力的屏蔽罩
WO2020096048A1 (ja) * 2018-11-08 2020-05-14 株式会社Helix 分解処理装置
CN112996211A (zh) * 2021-02-09 2021-06-18 重庆新离子环境科技有限公司 一种应用于危废处理的直流电弧等离子体炬

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5118404B2 (ja) 2006-10-18 2013-01-16 コマツ産機株式会社 プラズマ切断装置およびプラズマトーチの冷却方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS491373U (ja) * 1972-04-04 1974-01-08
JPS63235080A (ja) * 1987-03-25 1988-09-30 Central Res Inst Of Electric Power Ind プラズマト−チ
JPS63299860A (ja) * 1987-05-15 1988-12-07 ジェイムス エイ ブロウニング 移行アークプラズマ切断方法および装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS491373U (ja) * 1972-04-04 1974-01-08
JPS63235080A (ja) * 1987-03-25 1988-09-30 Central Res Inst Of Electric Power Ind プラズマト−チ
JPS63299860A (ja) * 1987-05-15 1988-12-07 ジェイムス エイ ブロウニング 移行アークプラズマ切断方法および装置

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5614110A (en) * 1993-01-29 1997-03-25 Komatsu Ltd. Varying protective gas composition between piercing and cutting with plasma torch
US5653895A (en) * 1993-10-14 1997-08-05 Komatsu Ltd. Plasma cutting method suitable for cutting thin stainless steel sheet material
DE4497732C2 (de) * 1993-10-14 1999-06-24 Komatsu Mfg Co Ltd Plasmaschneidverfahren
US6222154B1 (en) 1999-05-12 2001-04-24 Komatsu Ltd. Plasma cutting method and device with the use of a plasma torch
US6268583B1 (en) 1999-05-21 2001-07-31 Komatsu Ltd. Plasma torch of high cooling performance and components therefor
JP2013128943A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Akahoshi Kogyo Kk プラズマトーチ
KR20160053847A (ko) * 2013-05-16 2016-05-13 크엘베르크-스티프텅 플라즈마 토치, 특히 플라즈마 절단 토치의 단일 또는 다수-부분의 절연 부품, 및 이를 가지는 플라즈마 토치와 조립체
JP2016530098A (ja) * 2013-10-04 2016-09-29 シェルベリ−シュティフトゥングKjellberg−Stiftung プラズマトーチ、特にプラズマ切断トーチ用の単一または複数部分からなる絶縁構成要素、ならびにそれを有するアセンブリおよびプラズマトーチ
KR101524055B1 (ko) * 2013-11-04 2015-05-29 김진일 플라즈마 노즐 고정 캡
JP2018507316A (ja) * 2014-12-12 2018-03-15 エリコン メテコ(ユーエス)インコーポレイテッド プラズマガンノズルの腐食防止及びガンノズルの腐食防止方法
US11511298B2 (en) 2014-12-12 2022-11-29 Oerlikon Metco (Us) Inc. Corrosion protection for plasma gun nozzles and method of protecting gun nozzles
WO2016159447A1 (ko) * 2015-04-02 2016-10-06 황원규 플라즈마 토치
US10015873B2 (en) 2015-04-02 2018-07-03 Won-Gyu Hwang Plasma torch
WO2016204332A1 (ko) * 2015-06-16 2016-12-22 황원규 수랭식 플라즈마 토치
CN108127236A (zh) * 2018-02-05 2018-06-08 常州九圣焊割设备有限公司 高效散热式等离子弧割炬
WO2020096048A1 (ja) * 2018-11-08 2020-05-14 株式会社Helix 分解処理装置
JPWO2020096048A1 (ja) * 2018-11-08 2021-10-14 株式会社Helix 分解処理装置
CN109848615A (zh) * 2019-01-08 2019-06-07 陶玉梅 具有优化风冷且提高切割能力的屏蔽罩
CN112996211A (zh) * 2021-02-09 2021-06-18 重庆新离子环境科技有限公司 一种应用于危废处理的直流电弧等离子体炬
CN112996211B (zh) * 2021-02-09 2023-12-26 重庆新离子环境科技有限公司 一种应用于危废处理的直流电弧等离子体炬

Also Published As

Publication number Publication date
JP2640707B2 (ja) 1997-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1992015421A1 (en) Plasma torch for cutting
JPH0584579A (ja) 切断用プラズマトーチ
US5756959A (en) Coolant tube for use in a liquid-cooled electrode disposed in a plasma arc torch
US8575510B2 (en) Nozzle for a liquid-cooled plasma burner, arrangement thereof with a nozzle cap, and liquid-cooled plasma burner comprising such an arrangement
JP3157164B2 (ja) プラズマアークトーチのための改良ノズル及び改良運転方法
KR101371979B1 (ko) 각진 쉴드 흐름 주입을 제공하는 플라즈마 아크 토치
US4777343A (en) Plasma arc apparatus
JP6130870B2 (ja) 液体にて冷却されるプラズマトーチのためのノズルおよび該ノズルを備えたプラズマトーチヘッド
US8835796B2 (en) Diffuser shape vent slots in a hand torch shield castellation
KR20080005946A (ko) 플라즈마 아크 토치 애플리케이션에서의 개별 가스 젯의생성
EP0375747A1 (en) NOZZLE PROTECTION FOR PLASMA ARC WELDING TORCHES.
US6096992A (en) Low current water injection nozzle and associated method
US6069339A (en) Dual flow nozzle shield for plasma-arc torch
JP2689310B2 (ja) 切断用プラズマトーチ及びプラズマ切断方法
JP3635986B2 (ja) プラズマトーチ及びそのノズル
JP2997224B2 (ja) プラズマ切断機
JPH0963790A (ja) プラズマトーチのノズル
KR100687085B1 (ko) 용접과 절단 작업의 상호 전환이 편리한 소형 플라즈마토치
JPS63154273A (ja) プラズマト−チ
JP3808540B2 (ja) プラズマトーチ
JP2689310C (ja)
JP3714518B2 (ja) プラズマトーチ及びそのリテーナキャップ
WO1993016835A1 (en) Plasma torch for cutting
KR970004755Y1 (ko) 플라즈마 아아크 토오치의 냉각구조
JP2002086274A (ja) プラズマトーチ用のノズル

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080502

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term