JPH0584522U - 自動車の車体保護カバー - Google Patents
自動車の車体保護カバーInfo
- Publication number
- JPH0584522U JPH0584522U JP3445092U JP3445092U JPH0584522U JP H0584522 U JPH0584522 U JP H0584522U JP 3445092 U JP3445092 U JP 3445092U JP 3445092 U JP3445092 U JP 3445092U JP H0584522 U JPH0584522 U JP H0584522U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window glass
- vehicle body
- vehicle
- protection cover
- door mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 窓ガラスを含む車体上部を防護するととも
に、車室内が直射日光に晒されたり、窓ガラスが凍結す
るといった問題を防止し得る自動車の車体保護カバーを
提供する。 【構成】 ルーフ13および窓ガラス14を含む車体1
2の上部を覆うシート体2の前部側に、ドアミラー15
に挿通される挿通孔6a,7aを形成する一方、前記シ
ート体2の後部側にはタイヤハウス16近傍に装着され
る取付具10を設けたことを特徴とする。
に、車室内が直射日光に晒されたり、窓ガラスが凍結す
るといった問題を防止し得る自動車の車体保護カバーを
提供する。 【構成】 ルーフ13および窓ガラス14を含む車体1
2の上部を覆うシート体2の前部側に、ドアミラー15
に挿通される挿通孔6a,7aを形成する一方、前記シ
ート体2の後部側にはタイヤハウス16近傍に装着され
る取付具10を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、自動車の車体上部を覆うように被せられて窓ガラスや車体を保護す る自動車の車体保護カバーに関するものである。
【0002】
自動車の車体、例えば普通乗用車においては、下部側がアンダーボデーからな り、中央部にサイドボデー、フロントボデーおよびリヤーボデーを配し、上部側 がルーフや窓ガラスにて構成されている。この窓ガラスは、通常、フロントウイ ンドガラスおよびリヤーウインドガラスに加えてドアーウインドガラスからなる もので、車体の最も大きい開口部となっている。
【0003】 このため、直射日光に晒されると、車室内が相当な高温となり、真夏に停車状 態で放置しておいた場合、40度以上の高温になることが知られている。すると 、運転席に座してエンジンを始動させるのに支障を来すばかりか、クーラーをオ ンにして発進させるまでに相当の時間を要する。
【0004】 この点に鑑みて、折り畳み式のカバーを拡げて前部座席のインストルメントパ ネル上に配置し、フロントウインドガラスからの直射日光を遮るようにするのが 一般的となっている。
【0005】
しかし、この種の折り畳み式カバーは、フロントウインドガラスに入射する日 光のみ遮断できるが、他のウインドガラスからの直射日光を遮ることはできない ため、断熱効果としては一時凌ぎ程度のものにすぎなかった。
【0006】 また、車体の外部を覆うものではないことから、冬期のように霜が降りたり、 窓ガラス全体が凍結するような状況下では全く効果がなく、運転に際しては従来 のように霜や薄氷を除去する必要が生じていた。
【0007】 さらに、ウインドガラス部分の大きい乗用車においては、車室内が覗かれ易い ために、窓ガラスが割られて物品が盗まれたり、車両自体が盗難に遇うといった こともあった。 本考案は、上記課題を解決することを目的としている。
【0008】
本考案においては、上記目的を達成するため、ルーフおよび窓ガラスを含む車 体の上部を覆うシート体の前部側に、ドアミラーに挿通される挿通孔を形成する 一方、前記シート体の後部側にはタイヤハウス近傍に装着される取付具を設けた ことを特徴とする。
【0009】
上記構成により、シート体を車体の上部に被せる。そして、シート体の前部側 の挿通孔にドアミラーを挿通し、タイヤハウス近傍にシート体の後部側の取付具 を装着する。これにより、ルーフおよび窓ガラス全体が覆われ、車室内に日光が 入射するのを遮断することができる。また、冬期には窓ガラスに霜が降りたり、 凍結するのが回避される。
【0010】 さらに、外部からは容易に車室内を視認できないので、盗難防止にも繋がる。 加えて、シート体からなるため、拡げたり折り畳みが容易であり、コンパクト になるので、簡便に収容できる。
【0011】
以下、本考案の一実施例について、図を参照しながら説明する。 図1は車体保護カバーの全体構成図である。この車体保護カバー1は、乗用車 の車体12上部を覆うもので、シート体2に取付具3を設けて構成されている。 このシート体2は、車体上部の外形に合わせて矩形状の屋根片3に台形の前部 片4、後部片5および左右側片6,7を縫合し化繊や防水性を有する布等を用い て一体形成される。これにより、図2の如くシート体2を車体12に被せると、 ルーフ13を含むフロントウインドガラス14a、リヤーウインドガラス14b およびドアーウインドガラス14c,14dからなる窓ガラス14全体が覆われ る。
【0012】 前記左右側片6,7の前部側には、挿通孔6a,7aを1対形成しており、左 右のドアミラー15,15に挿通して車体12にシート体2を係止するようにな っている。また、前記取付具10はS字状のフックであって、車体12を傷つけ ないようにナイロン樹脂材やプラスチック材にて形成されている。この取付具1 0は、ナイロン製の紐体9によりシート体2の後部側に設けた掛止部8に掛止さ れる。
【0013】 この掛止部8は紐体9を掛止するもので、図3に示すように、後部片5の両側 部と左右側片6,7の端部との間にVカット6b,7bを設けておいて、後部片 5の両端縁と左右側片6,7の端縁とに三角片を縫合して形成される。これらの 掛止部8には、掛止孔8aをそれぞれ設けており、この掛止孔8aに前記紐体9 を通して各端部を結び着ける。 これにより、シート体2を車体12に被せた状態で各取付具10を下方に引っ 張りつつタイヤハウス16の外縁に掛止すると、前記Vカット6b,7b部分が 狭められてシート体2に絞りがかけられ、窓ガラス14に対する密着性がよくな る。
【0014】 なお、前記掛止部は、図4に示す如くVカット6b,7bの近傍に矩形の布片 を1対縫合して筒状に形成し、この両掛止部11に前記紐体9を通して取付具1 0にそれぞれ結び着けるようにしてもよい。
【0015】 しかして、上記車体保護カバー1を使用するに際しては、停止した車両のドア ーをロックした状態で、シート体2を車体12の上部に被せる。そして、ドアミ ラー15に挿通孔6a,7aを挿通し、タイヤハウス16に取付具10を掛止す る。 これにより、ルーフ13および窓ガラス14全体が覆われ、車室内が直射日光 に晒されることがなくなる。また、冬期には窓ガラス14に霜が降りたり、凍結 するといったことも回避される。
【0016】 さらに、容易に車室内を視認することもできなくなるので、窓ガラス14が破 壊されて盗難に遇うといった問題も防止される。 加えて、シート体2を折り畳むことにより、コンパクトになるので、客席の物 入籠や足元に置くことが可能であり、簡便に収容できるうえ、前述のように車体 12上部を簡単に覆うことができるから取扱いが容易である。
【0017】 なお、上記実施例の自動車の車体保護カバー1は、取付具10をS字状のフッ クとしたが、紐体9に強磁性を有する磁石を取付けてタイヤハウス16の裏面に 吸着させるようにしてもよい。また、図1に示すホイール17が金属製のもので あれば、これに吸着させてもよいことは勿論である。さらに、紐体9はゴム紐と してもよいし、ベルトに代えてもよい。
【0018】
以上のように、本考案の自動車の車体保護カバーは、シート体の前部側にドア ミラーに挿通される挿通孔を形成する一方、前記シート体の後部側にはタイヤハ ウス近傍に装着される取付具を設けたので、シート体を車体の上部に被せるとル ーフおよび窓ガラスを含む車体の上部を覆うことができる。
【0019】 これにより、窓ガラスを介して入射する日光を遮断することができ、車室内が 高温になるのを防止することができる。また、冬期には窓ガラスの凍結が回避さ れ、薄氷を除去する煩瑣な作業が不要となる効果がある。
【0020】 さらに、外部からは容易に車室内を視認できないので、窓ガラスが割られて盗 難に遇うといった問題が軽減される。加えて、シート体で形成されているため、 拡げたり折り畳みが容易であり、折り畳むとコンパクトになるので、場所を選ば ず簡便に収容できるといった利点もある。
【図1】本考案の実施例に係る自動車の車体保護カバー
を示す全体構成図である。
を示す全体構成図である。
【図2】自動車に車体保護カバーが被せられた状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】取付具を装着した状態を示す説明図である。
【図4】取付具の他の装着状態を示す説明図である。
1 車体保護カバー 2 シート体 6a,7a 挿通孔 10 取付具 12 車体 14 窓ガラス 15 ドアミラー 16 タイヤハウス
Claims (1)
- 【請求項1】 ルーフおよび窓ガラスを含む車体の上部
を覆うシート体の前部側に、ドアミラーに挿通される挿
通孔を形成する一方、前記シート体の後部側にはタイヤ
ハウス近傍に装着される取付具を設けたことを特徴とす
る自動車の車体保護カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3445092U JPH0584522U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 自動車の車体保護カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3445092U JPH0584522U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 自動車の車体保護カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0584522U true JPH0584522U (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=12414590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3445092U Pending JPH0584522U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 自動車の車体保護カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0584522U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6029718B2 (ja) * | 1975-12-09 | 1985-07-12 | 財団法人微生物化学研究会 | カナマイシンb新規誘導体の製造法 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP3445092U patent/JPH0584522U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6029718B2 (ja) * | 1975-12-09 | 1985-07-12 | 財団法人微生物化学研究会 | カナマイシンb新規誘導体の製造法 |
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