JPH058430U - 温度記録装置 - Google Patents

温度記録装置

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JPH058430U
JPH058430U JP5609891U JP5609891U JPH058430U JP H058430 U JPH058430 U JP H058430U JP 5609891 U JP5609891 U JP 5609891U JP 5609891 U JP5609891 U JP 5609891U JP H058430 U JPH058430 U JP H058430U
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啓太郎 速水
広志 小川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の装置の場合のようにツマミを損傷させ
たりすることがなく、指示温度の容易な調整を可能とす
る。 【構成】 操作キー11の操作毎に補正出力手段12が
温度補正値信号を補正手段8へ出力し、同補正手段8が
上記信号に基づいてフィードバック信号を補正すること
により、記録ペン6は一定の温度幅で移動されるため、
記録ペン6の指示温度を実際の温度と一致するように容
易に調整することができるものとするとともに、従来の
装置におけるツマミの損傷等の課題を解消する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、海上コンテナ用冷凍装置等の庫内温度記録等に用いられる温度記録 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の海上コンテナ用冷凍装置等に装備される温度記録装置の1例を図2に示 す。図2に示す従来の温度記録装置は、温度センサ10の信号を増幅し、切換器 3を経てサーボアンプ2に出力するアンプ1と、サーボアンプ2からの偏差出力 を供給され、記録ペン6を駆動するサーボモータ4と、このサーボモータ4に連 結され、記録ペン6の位置を示す信号をサーボアンプ2に補正手段8を介してフ ィードバックするポテンショメータ5とから構成されていた。
【0003】 而して、庫内の温度を検知した温度センサ10の信号はアンプ1で増幅され、 切換器3を経てサーボアンプ2に送られる。すると、このサーボアンプ2はアン プ1からの信号と記録ペン6の位置を示すポテンショメータ5からのフィードバ ック信号とを入力して偏差信号を出力し、サーボモータ4を駆動する。サーボモ ータ4により記録ペン6が駆動され、サーボアンプ2の偏差信号が指示する位置 まで移動すると、サーボアンプ2の偏差出力は零となる。従って、記録ペン6は サーボアンプ2の信号が指示する位置で停止し、この記録ペン6によって温度が 記録紙に記録される。
【0004】 ところで、記録紙の種類が異なったり、記録ペン6を駆動する伝達機構のズレ 等によって記録ペン6が記録紙上に指示する温度と実際の温度との間に偏差が生 ずることがある。この場合、切換器3を切換え、温度サンセ10からの信号に替 えて幾つかの基準温度の1つ、例えば、−20℃に相当する信号を出力手段7か らサーボアンプ2に出力すると、この出力手段7からの信号及びポテンショメー タ5からのフィードバック信号を入力したサーボアンプ2の偏差信号に基づいて 記録ペン6が移動する。
【0005】 次いで、この記録ペン6の指示温度と基準温度との偏差量に応じてツマミ9を 回転操作すると、同補正手段8はツマミ9の操作量に応じてフィードバック信号 を補正する。これにより、サーボアンプ2の偏差信号に基づいて行われる記録ペ ン6の移動も補正され、この記録ペン6の指示温度は実際の温度と一致するよう に調整されていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の温度記録装置においては、実際の温度と指示温度の間にずれがあった場 合、ツマミをドライバ等で回転操作してフィードバック信号を補正し、記録ペン 6の指示温度を調整していたが、ツマミの回転度合を手の感覚に頼って調整する ため必ずしも容易でなく、また、ツマミの溝を潰したり、過度に回転させてツマ ミを損傷させたりするという課題があった。
【0007】 本考案は上記の課題を解決しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の温度記録装置は、基準温度に相当する信号をサーボアンプに出力する 出力手段と、前記サーボアンプに入力されるフィードバック信号を補正するため の補正手段を具備し、この補正手段を介して記録ペンの指示温度を調整してなる 温度記録装置において、操作キーと、この操作キーを1回操作する毎に一定の温 度補正値信号を出力する補正出力手段とを備え、この補正出力手段の温度補正値 信号に基づいて前記補正手段を補正してなることを特徴としている。
【0009】
【作用】
上記において、出力手段から任意の基準温度に相当する信号をサーボアンプに 出力し、記録ペンが記録紙上に指示する温度と基準温度との間に偏差が生じてい る場合は、次のようにして記録ペンの指示温度を調整する。
【0010】 即ち、操作キーを1回操作すると、補正出力手段は一定の温度補正値信号を補 正手段に出力する。補正手段はこの温度補正値信号に基づいてフィードバック信 号を補正する。すると、出力手段からの信号及びフィードバック信号を入力した サーボアンプの偏差信号に基づいて記録ペンの位置が移動しこの指示温度が一定 の温度幅で上昇しまたは降下する。
【0011】 従って、操作キーを適正回数操作することによってフィードバック信号の補正 値が修正され、記録ペンの指示温度を基準温度と一致するように調整することが でき、測定温度を指示する場合にもフィードバック信号が上記補正値で補正され るため、正しい指示が行われる。
【0012】 上記により、記録ペンの指示温度を実際の温度と一致するように容易に調整す ることが可能となるとともに、従来の装置におけるツマミの損傷等の課題は解消 される。
【0013】
【実施例】
本考案の一実施例を図1に示す。図1に示す本実施例は、庫内温度を検知する 温度センサ10より検知信号がアンプ1に入力され、同アンプ1と出力手段7が 切換器3によりサーボアンプ2に切換え接続され、同サーボアンプ2が上記アン プ1の出力する信号又は上記出力手段7の出力する基準温度に相当する信号を入 力するとともにサーボモータ4に結合されたポテンショメータ5の出力信号を補 正手段8を介して入力して上記サーボモータ4を制御する温度記録装置において 、上記補正手段8に電線により接続されアップキー11aとダウンキー11bよ りなる操作キー11と表示器13が接続された補正出力手段12を備えている。
【0014】 上記において、操作キー11はアップキー11a又はダウンキー11bを押し たり、触れたりすることによって操作するものであり、補正出力手段12は操作 キー11からの信号を入力して温度補正値信号を決定する。即ち、アップキー1 1aを1回操作する毎に記録ペン6の指示温度を一定温度(例えば0.1℃)上 昇シフトさせることに相当する温度補正値信号が、またダウンキー11bを1回 操作する毎に記録ペン6の指示温度を一定温度(例えば0.1℃)降下シフトさ せることに相当する温度補正値信号が決定される。この補正出力手段12で決定 された温度補正値信号は補正手段8に出力され、ここで温度補正値信号に応じて フィードバック信号を補正するものである。
【0015】 なお、操作キー11は冷凍装置に装備されるコントローラのキーを利用するこ ともできる。また、補正出力手段12で決定される温度補正値信号に対応する一 定温度を積算してこの結果を表示器13に表示するようにしてもよい。
【0016】 而して、記録ペン6の指示温度の調整は次のようにして行なう。切換器3を切 換えて、任意の基準温度(例えば−20℃)に相当する信号を出力手段7からサ ーボアンプ2に出力する。この出力手段7からの信号及びポテンショメータ5か らのフィードバック信号を入力したサーボアンプ2が偏差信号を出力し、この偏 差信号に基づいて移動した記録ペン6の記録紙上に指示する温度が基準温度より も低い場合には、アップキー11aを操作する。
【0017】 このアップキー11aの信号は、補正出力手段12を経て補正手段8に入力さ れてフィードバック信号が補正される。すると、サーボアンプ2の偏差信号に基 づいて記録ペン6が移動しこの指示温度が一定の温度幅で上昇する。そして、上 記アップキー11aの操作は記録ペン6の指示温度が記録紙の目盛に示される基 準温度(即ち−20℃)と一致するまで適正回数繰り返す。
【0018】 一方、記録ペン6の指示温度が基準温度よりも高い場合にはダウンキー11b を操作して、アップキー11aの場合と同じようにして基準温度と一致するまで 操作を行なう。また、他の基準温度、例えば0℃、20℃等についても上記と同 様の手順に従い調整する。
【0019】 かくして、操作キー11の操作毎にポテンショメータ5からのフィードバック 信号の補正値が修正され、記録ペン6が一定の温度幅で移動されるため、記録ペ ン6の指示温度を記録紙の目盛に示される測定温度と一致するように容易に調整 することができる。
【0020】 なお、他の作用については、図2に示す従来のものと同様のためその説明を省 略する。
【0021】 上記により、記録ペンの指示温度を実際の温度と一致するように容易に調整す ることが可能となるとともに、従来の装置におけるツマミの損傷等の課題は解消 された。
【0022】
【考案の効果】
本考案の温度記録装置は、操作キーの操作毎に補正出力手段が温度補正値信号 を補正手段へ出力し、同補正手段が上記信号に基づいてフィードバック信号を補 正することにより、記録ペンは一定の温度幅で移動されるため、記録ペンの指示 温度を実際の温度と一致するように容易に調整することができるものとするとと もに、従来の装置におけるツマミの損傷等の課題は解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る温度記録装置の説明図
である。
【図2】従来の温度記録装置の説明図である。
【符号の説明】
2 サーボアンプ 6 記録ペン 7 出力手段 8 補正手段 11 操作キー 11a アップキー 11b ダウンキー 12 補正出力手段

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 基準温度に相当する信号をサーボアンプ
    に出力する出力手段と、前記サーボアンプに入力される
    フィードバック信号を補正するための補正手段を具備
    し、この補正手段を介して記録ペンの指示温度を調整し
    てなる温度記録装置において、操作キーと、この操作キ
    ーを1回操作する毎に一定の温度補正値信号を出力する
    補正出力手段とを備え、この補正出力手段の温度補正値
    信号に基づいて上記補正手段を補正してなることを特徴
    とする温度記録装置。
JP1991056098U 1991-07-18 1991-07-18 温度記録装置 Expired - Lifetime JP2535600Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991056098U JP2535600Y2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 温度記録装置

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JP1991056098U JP2535600Y2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 温度記録装置

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Publication Number Publication Date
JPH058430U true JPH058430U (ja) 1993-02-05
JP2535600Y2 JP2535600Y2 (ja) 1997-05-14

Family

ID=13017638

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Effective date: 19961217