JPH0584277U - 締具付カーテン吊具 - Google Patents

締具付カーテン吊具

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JPH0584277U
JPH0584277U JP5932191U JP5932191U JPH0584277U JP H0584277 U JPH0584277 U JP H0584277U JP 5932191 U JP5932191 U JP 5932191U JP 5932191 U JP5932191 U JP 5932191U JP H0584277 U JPH0584277 U JP H0584277U
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JP
Japan
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curtain
hanging
fastener
hanging body
rail
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JP5932191U
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English (en)
Inventor
俊次 明石
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
YKK Corp
Original Assignee
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
YKK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 上縁に袋綴部の無いカーテンを使用し、比較
的偏平な板状体から成る、吊下体に配設したカーテン締
具により、カーテン吊具をカーテンの上縁へ、簡単に取
付けられ、然も、固定位置の調節もできる。 [構成] カーテンレールBへ摺動可能に嵌装する、ラ
ンナーCに係合する吊下体6を構成の要部とし、吊下体
6に、その下面に、カーテン差込口12を開口し、カー
テンレールBの長手方向に平行するカーテン挿入溝11
と、吊下体6の一方の壁体10の下部の略中央部へ、先
端部にロツクカム14を取付けた操作レバー15から成
るカーテン締具13を配設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は建築物の壁の開口部の窓、又は出入口に使用するカーテンを吊す、締 具付のカーテン吊具に関する考案である。
【0002】
【従来の技術】
締具付のカーテン吊下具としては、例えば実公平1−37505号実用新案公 報(以下、第1従来例とする)には、下向解放部を有する略C形で、上面中央に 上下方向の貫通口を有する主枠と、倒U形で、相対向した左右の側部でカーテン を挟むことができ、上蓋部からは上記主枠の貫通口に、下から入つて、上から突 出することができる引掛片が起立する挟み枠と、上記主枠の左右下端と、挟み枠 の左右下端とに、夫々、薄肉のヒンジを介して接続し、上記挟み枠を、主枠の下 向解放部に支持する、左右の連結片とから成り、プラスチツクで一体に成形され ているカーテン吊下具が記載してある。
【0003】 亦、例えば実公昭57−38062号実用新案公報(以下、第2従来例とする )には、逆U状に形成した前後片の内部両側に、複数個の上向の鋸歯片を、互い 違いに突設し、後片の側面に、前後壁を有する複数個の貫通横孔を穿設し、後片 の背面に、貫通横孔に貫通する、上の小孔と下の大孔を連結した瓢箪形の嵌孔を 、等間隔に穿設した挟持部と、支持片の全面に、前記の瓢箪形の嵌孔の小孔と略 同径で、前端に、前記の大孔と略同径の外周端縁を形成した軸杆を一個以上突設 し、支持片の後面に、掛片を突設した掛吊部とから成り、挟持部と掛吊部は、何 れも合成樹脂で一体的に形成したカーテン吊り具が、記載してある。
【0004】 処が、第1従来例のものでは、挟み枠の左右側部の隙間へカーテンの上縁部を 差込み、左右の連結片を同時に押上げて主枠内に畳込むと、第1ヒンジは屈曲し 、挟み枠は主枠に持上げられ、引掛片は貫通口に下から入つて、主枠上に突出し 、挟み枠の上蓋部は、主枠の上面の下に、押付けられると同時に、第2ヒンジは 伸び、挟み枠の左右の側部は、各連結片で互いに、相手に向つて押付けられ、そ の間にカーテンの上縁部を挟付けるが、先づ、主枠の弧状アームの形状が左右に 出張り、空間部,屈曲部も多いので、デザイン的に煩雑な印象が強い、一方、二 つのヒンジを持ち、且、弧状アームを弾性変形させる事から、プラスチツクの素 材は、弾力性の有るものに限定され、長期に使用の場合は、材質の劣化により、 挟持力が低下する恐れが有り、更に洗濯等により、カーテン生地が縮んだ場合、 吊具部分により吊具合を調節する事が、殆できず、加えて、一体成形の際、構造 が複雑で、然も薄肉部分が多い為、型の作成に手間が掛かり、製造コストの面で も問題がある。
【0005】 亦、第2従来例のものでは、その形式が従来から使用されていた金属線のカー テン吊具と同じく、カーテンとして、上縁に袋綴部を設ける必要が、不可欠であ り、カーテンの加工に手間が掛かる他、ここへ、挟持部の前後片を両側へ開き乍 ら、上方から差込んで取付けるが、カーテン長さの調節を可能にする為、前記袋 綴部の縦幅を広く取る必要が有り、体裁を損ない、亦、短いカーテンを吊す場合 、逆U状の頂部から離れた、挟持部の下端部分で挟付ける事に成り、合成樹脂の 塑性加工物である前片と後片の隙間を、長期間厳密に保ち、カーテンを確実に挟 持させて置く事は、可成困難な状態が予測され、外れる恐れが有る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的とする課題は、上縁に袋綴部の無いカーテンを使用し、比較的偏 平な板状体から成る、吊下体に配設したカーテン締具により、カーテン吊具をカ ーテンの上縁へ、簡単に固定する事が可能で、然も、固定位置の調節もできる、 合成樹脂又は金属製の締具付カーテン吊具を提供する事にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
図1乃至図3に示す実施例1に於て、Bは周知のチヤンネル状で長尺の金属又 は合成樹脂製のカーテンレール、1はそのリツプ溝、2は対向するリツプにより 形成したリツプ開口、Cは上記カーテンレールへ、その上端の摺動部3を嵌装し た本考案の締具付カーテン吊具のランナー、4は摺動部3の移動を円滑にするロ ーラで、摺動部3の上端の両側に、回動可能に軸着させる。5は摺動部3の下端 に設けた吊片で、図示のものは環状に形成してあるが、必要に応じ、図8に示す 実施例3の場合の様に、下向鈎状吊片から成るフツクであつても良く、亦、吊片 5は摺動部3に対し一体な固定状態でも、或は別体にして水平面内で回動可能に しても良い。更に、ローラ4を付設する代りに、上記図8の様に、摺動部3を円 筒形とし、その上端へ円盤7を形成して、前記リツプ溝1内で円盤7を、摺動の 他、回動も可能に装着し、摺動部3の下端に固定した吊片5が、回動できる様に しても良い。次に、Aは上記吊片5に引掛けた、例えば上向鈎状の吊下片8、及 び上記吊下片8へ、水平軸9により支承した吊下体6から成るカーテン吊具で、 吊下体6は、比較的偏平な厚板体に形成する。そして、このカーテン吊具Aは、 上記水平軸9を除いて、前記図8に示す実施例3の様に、吊下片8と一体でも良 く、更に、図9に示す実施例4の様に、吊下片8を除き、吊下体6を直接ランナ ーCと一体に形成しても良く、カーテンの丈が短いか、又はカーテン生地がレー スの様に軽い場合等、殆、カーテンDの操作に差支が無い。10は吊下体6の前 後の壁体で、11は上記前後双方の壁体10に挟まれて形成した、適宜の深さで 、カーテンレールBの長手方向に平行し、吊下体6の下面に、カーテン差込口1 2を開口するカーテン挿入溝で、溝の深さが深い程、カーテンDのの上縁17を 、溝の奥へ押込む事により、実質的なカーテン丈を、短く調節できる。次ぎに1 3は、上記吊下体6の前後の壁体10の、一方の下部の略中央へ、枢軸13aに より枢着したカーテン締具で、略偏平な操作レバー15の下端部を、上方へ引上 げて回動させると、その先端部に取付けたロツクカム14が、吊下体6の下端の カーテン差込口12から、カーテン挿入溝11へ差込んだカーテンDの上縁の生 地を折返して形成した前記の上縁部17を、他方の壁体10の内側壁16に対し 、強く圧接して、上縁部17を保持し、カーテンDの落下を阻止する。18は上 記ロックカム14又は上記内側壁16の、夫々カム面又は壁面に、適宜付設した 、例えばローレツト等の粗面で、摩擦によりカーテンDの脱落を防ぐ役目をする 。尚、カーテン締具13は、実施例1の様に、操作レバー15を上方から下方へ 操作して、カーテンDを締付ける下降ロツク型でも、又は図7に示す実施例2の 様に、操作レバー15を、下方から上方へ操作して締付ける引上ロツク型の、ど ちらでも良い。亦、19は上記図4に示すカーテンDの上縁部17の折返部分の 上端に挿入した芯材で、その挿入により上縁が膨み、ロツクカム14に支えるの でカーテンDの抜落を防止できる。尚、操作レバー15にロック20を設けても よい。
【0008】
【作用】
本考案の作用を、上記の部分構造を具備する、本考案の実施例を参照して説明 すると、カーテンDの上縁部17へ、図1又は図2若しくは図5或いは図9に示 すカーテン吊具Aの、吊下体6の下端のカーテン差込口12を宛行い、図1及び 図5の場合には、カーテン挿入溝11の奥迄、図2及び図9の場合には、所要の 深さ迄、カーテンDの上縁部17を挿入し、その位置に於て、カーテン締具13 の操作レバー15を、枢軸13aを支軸として、下方又は上方へ回動させ、操作 レバー15が、吊下体6の前方の壁体10に平行する状態に成ると、カーテン締 具13のロツクカム14が、壁体10の内側壁16の線を越え、カーテン挿入溝 11内へ突出し、前記の様に、カーテン挿入溝11内へ挿入されている、カーテ ンDの上縁部17を、カーテン締具13側と対向する内側壁16へ、強く締付け て圧接し、カーテンDを挿入溝11内に保持する事により、カーテン吊具Aがカ ーテンDの上縁部17に取付けられた状態に成る。そして上記の取付作業を、カ ーテンDの上縁部17の全長に亙り、所定の間隔で複数のカーテン吊具Aを取付 け、予めカーテンレールBへ、摺動部3を嵌装した上記複数のカーテン吊具Aに 見合う数のランナーCの夫々の吊片5へ、夫々のカーテン吊具Aの吊下片8を掛 けるか、又は図9の様なランナーCと吊下体6が一体のカーテン吊具Aの場合は 、予め所要複数のカーテン吊具Aを、カーテンレールBへ嵌装して置いて、カー テンDの上縁部17の所定位置を、吊下体6のカーテン差込口12から挿入し、 操作レバー15を回動してカムロツク14により、カーテンDを固着する事によ り、建築物の壁の開口部の窓、又は出入口等の外部開口部へカーテンを吊して設 置できる。尚、取外す場合は、上記と逆に操作レバー15を操作すれば、ロツク カム14が挿入溝11から後退し、カーテンDを挿入溝11から抜出せる。
【0009】
【考案の効果】 上記の構造及び作用を具備する本考案の直接的効果は、( 1)袋綴部の無いカーテンを使用でき、カーテンDの上縁部17を、吊下体6の 下端のカーテン差込口12からカーテン挿入溝11へ挿入し、カーテン締具13 の操作レバーを回動させる丈けで、簡単にカーテンDを固着できる。(2)カー テンDの固着を、ロツクカム14による内側壁16に対する圧接で為されるので 、カーテンを保持する力が強い。(3)吊下体6が偏平な板状体で、それに付設 したカーテン締具13も使用時出張らないので、目障りな突出物も無く、デザイ ン的に各種のカーテン地に合い、簡易な場合カーテンボツクスの設置を省略でき る。(4)吊下体6の挿入溝11の深さを深くする事により、カーテンDの上縁 部17の固定位置を変え、カーテン丈の調節が可能である。(5)カーテンレー ルBへ嵌装するランナーCとカーテン吊具Aの吊下体6との組合せを、複数選択 できる。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例1の浅い挿入溝の場合の縦断面
図。
【図2】本考案実施例1の深い挿入溝の場合の縦断面
図。
【図3】カーテンを固着した状態の実施例1の縦断面
図。
【図4】本考案実施例1の斜視図。
【図5】本考案実施例2の縦断面図。
【図6】カーテンを固着した状態の本考案実施例2の縦
断面図。
【図7】カーテンを固着した状態の本考案実施例2の正
面図。
【図8】本考案実施例3の側面図。
【図9】本考案実施例4の縦断面図。
【符号の説明】
A カーテン吊具 B カーテンレール C ランナー D カーテン 6 吊下体 10 壁体 11 カーテン挿入溝 12 カーテン差込口 13 カーテン締具 14 ロツクカム 15 操作レバー 17 (カーテンDの)上縁部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に位置し、カーテンレールBへ摺動
    可能に嵌装した、ランナーCの下部に係合する吊下片8
    と、下部に位置し、比較的偏平な板状体から成る吊下体
    6、とで形成したカーテン吊具Aに於て、上記吊下体6
    の下面に、カーテン差込口12を開口し、カーテンレー
    ルBの長手方向に平行するカーテン挿入溝11と、吊下
    体6の一方の壁体10の下部の略中央部へ、先端部にロ
    ツクカム14を取付けた操作レバー15から成るカーテ
    ン締具13とを配設した、合成樹脂又は金属製の締具付
    カーテン吊具。
  2. 【請求項2】 カーテンレールBヘ摺動可能に嵌装す
    る、ランナーCの摺動部3と、その下部へ、その上部を
    一体的に結合した、比較的偏平な板状体から成る吊下体
    6、とで形成したカーテン吊具Aに於て、上記吊下体6
    の下面に、カーテン差込口12を開口し、カーテンレー
    ルBの長手方向に平行するカーテン挿入溝11と、吊下
    体6の一方の壁体10の下部の略中央部へ、先端部にロ
    ツクカム14を取付けた操作レバー15から成るカーテ
    ン締具13とを配設した、合成樹脂又は金属製の締具付
    カーテン吊具。
JP5932191U 1991-04-25 1991-04-25 締具付カーテン吊具 Pending JPH0584277U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013226368A (ja) * 2012-03-29 2013-11-07 Okada Soshoku Kanamono Kk ランナー及びそれを用いた間仕切りセット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS647879B2 (ja) * 1979-10-08 1989-02-10 Dainippon Insatsu Kk

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