JPH0584183A - 電気掃除機用床ノズル - Google Patents
電気掃除機用床ノズルInfo
- Publication number
- JPH0584183A JPH0584183A JP24757091A JP24757091A JPH0584183A JP H0584183 A JPH0584183 A JP H0584183A JP 24757091 A JP24757091 A JP 24757091A JP 24757091 A JP24757091 A JP 24757091A JP H0584183 A JPH0584183 A JP H0584183A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- nozzle
- floor nozzle
- suction chamber
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 掃除機用床ノズルの操作力を軽くすることを
目的とする。 【構成】 ノズル本体１の上部に透明なパイプ２０を設
け、このパイプ２０を通して外気を吸い込み室６に流入
するようになし、前記パイプ２０内に吸い込み室６内の
圧力が一定以下になると開弁する弁体を設けた構成とす
る。
目的とする。 【構成】 ノズル本体１の上部に透明なパイプ２０を設
け、このパイプ２０を通して外気を吸い込み室６に流入
するようになし、前記パイプ２０内に吸い込み室６内の
圧力が一定以下になると開弁する弁体を設けた構成とす
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機用床ノズル
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、電気掃除機用床ノズルは図４に示
すように、ノズル本体５４に底面５０より下方に前ロー
ラー５１と後ろローラー５２をその一部が突出するよう
に設け、両ローラー５０，５１間に底面に開口を有する
吸い込み室５３が形成され、この吸い込み室５３の一部
と連通して後方へ延びる吸い込み通路を形成している。
この構成において両ローラー５１，５２により被掃除面
５５と床ノズル５４の底面５０の隙間Ｔが小さくなる
と、深部吸い込み性能が向上する関係を有していた。さ
らにじゅうたん上では回転ブラシ５６を回転させ集塵性
能を向上しするようにしている（たとえば特開平２−６
５８２７号公報）。
すように、ノズル本体５４に底面５０より下方に前ロー
ラー５１と後ろローラー５２をその一部が突出するよう
に設け、両ローラー５０，５１間に底面に開口を有する
吸い込み室５３が形成され、この吸い込み室５３の一部
と連通して後方へ延びる吸い込み通路を形成している。
この構成において両ローラー５１，５２により被掃除面
５５と床ノズル５４の底面５０の隙間Ｔが小さくなる
と、深部吸い込み性能が向上する関係を有していた。さ
らにじゅうたん上では回転ブラシ５６を回転させ集塵性
能を向上しするようにしている（たとえば特開平２−６
５８２７号公報）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年は掃除
効率を向上させるために吸い込み力を強くする傾向にあ
り、前述の被掃除面５５との隙間Ｔを同一に保っても被
掃除面５５へのノズル本体５４の吸着が強くなり、集塵
性能が向上した反面操作力が重くなる傾向にあった。ま
た、この吸着を防止するために床ノズル５４の底面５０
と被掃除面５５の隙間を大きくすることもできるが、前
述の深部吸い込み性能を著しく低下させることとなり、
効果的とはいえないものであった。
効率を向上させるために吸い込み力を強くする傾向にあ
り、前述の被掃除面５５との隙間Ｔを同一に保っても被
掃除面５５へのノズル本体５４の吸着が強くなり、集塵
性能が向上した反面操作力が重くなる傾向にあった。ま
た、この吸着を防止するために床ノズル５４の底面５０
と被掃除面５５の隙間を大きくすることもできるが、前
述の深部吸い込み性能を著しく低下させることとなり、
効果的とはいえないものであった。
【０００４】さらに、じゅうたん上での掃除の場合、回
転ブラシ５６を回転させるためにモータを回転させる
が、このとき吸い込み室５３の圧力が大きく床面への床
ノズル５４の吸着が大きいと、モータへの負荷が大き
く、モータが発熱し焼損につながっていた。
転ブラシ５６を回転させるためにモータを回転させる
が、このとき吸い込み室５３の圧力が大きく床面への床
ノズル５４の吸着が大きいと、モータへの負荷が大き
く、モータが発熱し焼損につながっていた。
【０００５】そこで、本発明は床ノズルの被掃除面への
吸着を防止し、操作性を軽くすることを目的とするもの
である。さらにモータの焼損等をなくすものである。さ
らに使用者に床ノズルの圧力、すなわち床ノズルの吸着
状態が一目で分かるようにするものである。
吸着を防止し、操作性を軽くすることを目的とするもの
である。さらにモータの焼損等をなくすものである。さ
らに使用者に床ノズルの圧力、すなわち床ノズルの吸着
状態が一目で分かるようにするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そして、上記の目的を達
成するための本発明の第１の手段は、下面に吸い込み口
を開口した吸い込み室と、この吸い込み室の一部と連通
して後方へ延びる吸い込み通路を有するノズル本体にお
いて、上記ノズル本体の上部に外気を吸い込み室に流入
させる透明なパイプを設け、前記パイプ内に吸い込み室
の圧力が一定以下になったとき開弁する表示兼用の弁体
を設けた構成とし、第２の手段は外気をモータ収容室を
通る構成としたものである。
成するための本発明の第１の手段は、下面に吸い込み口
を開口した吸い込み室と、この吸い込み室の一部と連通
して後方へ延びる吸い込み通路を有するノズル本体にお
いて、上記ノズル本体の上部に外気を吸い込み室に流入
させる透明なパイプを設け、前記パイプ内に吸い込み室
の圧力が一定以下になったとき開弁する表示兼用の弁体
を設けた構成とし、第２の手段は外気をモータ収容室を
通る構成としたものである。
【０００７】
【作用】上記の技術的手段において、床ノズルの操作力
の重くなるある一定圧力になると弁体が開き外気を吸い
込み室に流入させ操作性を軽くすることとなる。またモ
ータ収納室へ外気が導かれ、モータを冷却してモータの
焼損をなくすこととなる。さらに弁体の位置により使用
者に床ノズルの圧力、すなわち床ノズルの吸着状態が一
目で分かることとなる。
の重くなるある一定圧力になると弁体が開き外気を吸い
込み室に流入させ操作性を軽くすることとなる。またモ
ータ収納室へ外気が導かれ、モータを冷却してモータの
焼損をなくすこととなる。さらに弁体の位置により使用
者に床ノズルの圧力、すなわち床ノズルの吸着状態が一
目で分かることとなる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜３にもとづ
いて説明する。図示すように、ノズル本体１はバンパー
２を介して上本体部材３と下本体部材４を結合して構成
され、その前方内部には、下方開口を吸い込み口５とし
た吸い込み室６が形成してある。
いて説明する。図示すように、ノズル本体１はバンパー
２を介して上本体部材３と下本体部材４を結合して構成
され、その前方内部には、下方開口を吸い込み口５とし
た吸い込み室６が形成してある。
【０００９】この吸い込み室６の中央はノズル本体１の
後方に延びるとともに、上下壁を円弧上とした吸い込み
通路７に連なっている。またノズル本体１の吸い込み室
６の後方に位置する内部には、上記吸い込み通路７で左
右に仕切られた部屋８、９が設定されており、一方の部
屋８にはアジテーター駆動用の小型モータ１０が、他方
の部屋９にはその制御部１１がそれぞれ内設してある。
後方に延びるとともに、上下壁を円弧上とした吸い込み
通路７に連なっている。またノズル本体１の吸い込み室
６の後方に位置する内部には、上記吸い込み通路７で左
右に仕切られた部屋８、９が設定されており、一方の部
屋８にはアジテーター駆動用の小型モータ１０が、他方
の部屋９にはその制御部１１がそれぞれ内設してある。
【００１０】アジテーター１２は吸い込み室６内にこれ
と平行に設けられ、軸受け１３に保持されている。
と平行に設けられ、軸受け１３に保持されている。
【００１１】車輪１４，１５は吸い込み口５を被掃除面
と一定間隔において位置すべくノズル本体１の前後に設
けられている。
と一定間隔において位置すべくノズル本体１の前後に設
けられている。
【００１２】次に、図１において、窓枠１６は上本体部
材３の取り付け穴３−ａに爪１７により取り付けられ、
吸気口１８と表示窓１９を一体に形成している。また窓
枠１６の内部には透明なパイプ２０が設けられ、この透
明なパイプ２０の端面に有孔のふた２１を設け、透明な
パイプ２０の内部に弁体２２とこれを付勢するばね２３
とを設けている。さらにパイプ２０と吸い込み室６をエ
ルボ２４によって連通させている。そして前記吸い込み
室６には漏らし穴３−ｂが設けられている。上記構成に
おいて、弁体２２の動きは、吸い込み室６の圧力がある
一定以上になると弁体２２を付勢しているばね２３に抗
して弁体２２が移動し、外気が矢印のように漏らし穴３
−ｂより吸い込み室６に流入するものである。すなわち
床ノズル１が床面に吸着し吸い込み室６の圧力が下がり
操作力の重くなるある一定圧力になると弁体２２が開
き、外気と吸い込み室６とを連通することで床ノズル１
の被掃除面への吸着を防止し操作性を軽くする。
材３の取り付け穴３−ａに爪１７により取り付けられ、
吸気口１８と表示窓１９を一体に形成している。また窓
枠１６の内部には透明なパイプ２０が設けられ、この透
明なパイプ２０の端面に有孔のふた２１を設け、透明な
パイプ２０の内部に弁体２２とこれを付勢するばね２３
とを設けている。さらにパイプ２０と吸い込み室６をエ
ルボ２４によって連通させている。そして前記吸い込み
室６には漏らし穴３−ｂが設けられている。上記構成に
おいて、弁体２２の動きは、吸い込み室６の圧力がある
一定以上になると弁体２２を付勢しているばね２３に抗
して弁体２２が移動し、外気が矢印のように漏らし穴３
−ｂより吸い込み室６に流入するものである。すなわち
床ノズル１が床面に吸着し吸い込み室６の圧力が下がり
操作力の重くなるある一定圧力になると弁体２２が開
き、外気と吸い込み室６とを連通することで床ノズル１
の被掃除面への吸着を防止し操作性を軽くする。
【００１３】さらに外気はモータ収納室８を通り、モー
タ１０を冷却するのでモータ１０の焼損等をなくすもの
である。
タ１０を冷却するのでモータ１０の焼損等をなくすもの
である。
【００１４】さらに使用者に床ノズル１の圧力、すなわ
ち床ノズル１の吸着状態が弁体２２の移動位置で一目で
分かるものである。したがって、集塵性能を著しく落と
すことなく、操作性の良いかつ安全性の高い床ノズルを
提供できる。
ち床ノズル１の吸着状態が弁体２２の移動位置で一目で
分かるものである。したがって、集塵性能を著しく落と
すことなく、操作性の良いかつ安全性の高い床ノズルを
提供できる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は以上の実施例の説明より明らか
なように、床ノズル本体上部に表示を兼ねた弁体を設
け、前記弁体を付して吸い込み室に外気を流入するよう
にしたため、以下に示すような効果があるものである。
なように、床ノズル本体上部に表示を兼ねた弁体を設
け、前記弁体を付して吸い込み室に外気を流入するよう
にしたため、以下に示すような効果があるものである。
【００１６】（１）床ノズルが床面に吸着し吸い込み室
の圧力が下がり操作力の重くなるある一定圧力以下にな
ると、弁体が開き外気と吸い込み室とを連通して床ノズ
ルの被掃除面への吸着を防止し、操作性を軽くすること
ができる。
の圧力が下がり操作力の重くなるある一定圧力以下にな
ると、弁体が開き外気と吸い込み室とを連通して床ノズ
ルの被掃除面への吸着を防止し、操作性を軽くすること
ができる。
【００１７】（２）さらにモータ収納室へ外気を導きモ
ータを冷却してモータの焼損等をなくすことができる。
ータを冷却してモータの焼損等をなくすことができる。
【００１８】（３）使用者に床ノズルの圧力すなわち床
ノズルの吸着状態が弁体の位置で一目で分かるためパワ
ーを弱く設定する目安となる。
ノズルの吸着状態が弁体の位置で一目で分かるためパワ
ーを弱く設定する目安となる。
【図１】本発明の一実施例の電気掃除機の横断面図
【図２】同、電気掃除機の縦断面図
【図３】同、電気掃除機の平面図
【図４】従来例を示す電気掃除機の縦断面図
１ ノズル本体 ６ 吸い込み室 ７ 吸い込み通路 １０ 小型モータ １９ 表示窓 ２０ 透明なパイプ ２２ 弁体 ２３ ばね ３−ｂ 漏らし穴
Claims (2)
- 【請求項１】 下面に吸い込み口を開口した吸い込み室
と、この吸い込み室の一部と連通して後方へ延びる吸い
込み通路を有するノズル本体において、前記ノズル本体
の上部に外気を吸い込み室に流入させる透明なパイプを
設け、前記パイプ内に吸い込み室内の圧力が一定以下に
なると開弁する表示兼用の弁体を設けてなる電気掃除機
用床ノズル。 - 【請求項２】 ノズル本体は内部にアジテータを回転さ
せるモータを有し、前記モータの収納室を外気が通るよ
うにした請求項１記載の電気掃除機用床ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24757091A JPH0584183A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電気掃除機用床ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24757091A JPH0584183A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電気掃除機用床ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0584183A true JPH0584183A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17165465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24757091A Pending JPH0584183A (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電気掃除機用床ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0584183A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017074192A (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 吸込口体および電気掃除機 |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP24757091A patent/JPH0584183A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017074192A (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 吸込口体および電気掃除機 |
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