JPH05253151A - 電気掃除機用床ノズル - Google Patents

電気掃除機用床ノズル

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Publication number
JPH05253151A
JPH05253151A JP5515392A JP5515392A JPH05253151A JP H05253151 A JPH05253151 A JP H05253151A JP 5515392 A JP5515392 A JP 5515392A JP 5515392 A JP5515392 A JP 5515392A JP H05253151 A JPH05253151 A JP H05253151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
floor nozzle
negative pressure
valve
suction chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5515392A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiminori Kato
公軌 加藤
Kazuma Suo
和馬 周防
Hiroshi Nakamoto
博司 仲本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5515392A priority Critical patent/JPH05253151A/ja
Publication of JPH05253151A publication Critical patent/JPH05253151A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は深部吸い込み性能が高く、かつ、操
作力が軽い電気掃除機用床ノズルを提供することを目的
とする。 【構成】 吸い込み室6の吸い込み負圧に応じて移動す
る弁体21と、前記弁体の移動量を検知する検知手段2
4とを備え、吸い込み負圧が増加すれば本体の電動送風
機の電力を下げるようにコントロールして床面への吸着
を少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動送風機あるいは回
転ブラシの回転制御手段を有する電気掃除機用床ノズル
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、回転ブラシを小型モータで回転さ
せて、じゅうたんなどの掃除を有効に行なう床ノズルを
持つ電気掃除機においてもハイパワー化が主流となって
きている。
【0003】従来、この種の電気掃除機用床ノズルは特
開平2−65827号公報に示すような構成が一般的で
あった。以下その構成について図6を用いて説明する。
図6のごとく、床ノズル底面50に前ローラー51と後
ろローラー52とを有し、両ローラー間に底面に開口を
有する吸い込み室53が配置され、この吸い込み室の一
部と連通して後方へ延びる吸い込み通路を有するノズル
本体54が配置されている。この構成において両ローラ
ー51,52により被掃除面55と床ノズル底面50の
隙間Tを構成し、この隙間Tが小さくなると深部吸い込
み性能が向上する関係を有していた。さらにじゅうたん
上では回転ブラシ56を小型モーター10にて回転させ
集塵性能を向上したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年は掃除
効率を向上させるために電気掃除機のハイパワー化が進
み前述の床ノズル面50と被掃除面55との隙間Tが同
一であれば被掃除面55へのノズル本体54の吸着が強
くなり、操作力が重くなってきた。また、この吸着を防
止するために隙間Tを大きくすると前述の深部吸い込み
性能が低下するという問題点を有していた。
【0005】さらに、じゅうたん上での掃除の場合、じ
ゅうたん上のごみを取りやすくするため別モーターにて
回転ブラシを回転させており、これにより操作力も低減
しているが、回転数は一定であるため、吸着が特に強い
ときには、操作性の向上に限度があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、深部吸い込み性能が高く、かつ、操作力が軽い電気
掃除機用床ノズルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に第1の手段による床ノズルは、吸い込み室と、前記吸
い込み室の吸い込み負圧に応じて移動する弁体と、前記
弁体の移動量を検知する検知手段を備えた構成を有す
る。
【0008】第2の手段による床ノズルは、回転ブラシ
を内蔵した吸い込み室と、前記吸い込み室の吸い込み負
圧に応じて移動する弁体と、前記弁体の移動量を検知す
る検知手段を備えた構成を有する。
【0009】
【作用】本発明の第1の手段の構成によって、床ノズル
の被掃除面への吸着が強くなると、吸い込み室の吸い込
み負圧が増加して弁体が移動し、この弁体の移動量を検
知手段が検知することにより、掃除機本体の電動送風機
の電力を下げるようにコントロールし、床ノズルの被掃
除面への吸着を少なくすることができる。
【0010】また本発明の第2の手段によって、床ノズ
ルの被掃除面への吸着が強くなると、吸い込み室の吸い
込み負圧が増加して弁体が移動し、この弁体の移動量を
検知手段が検知することにより、回転ブラシの回転数を
上げるようにコントロールし、床ノズルの自走駆動力を
増大することができる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1〜図4において、ノズル本体1
はバンパー2を介して上,下本体部材3,4を結合して
得たものであり、その前方内部には、下方開口を吸い込
み口5とした吸い込み室6が形成してある。
【0012】この吸い込み室6の中央はノズル本体1の
後方に延びるとともに電気掃除機の本体内に設けられた
電動送風機(図示せず)につながるとともに、上下壁を
円弧上とした吸い込み通路7に連なっている。また吸い
込み室6の後方に位置するノズル本体1の内部には、上
記吸い込み通路7で左右に仕切られた部屋8,9があ
り、一方の部屋8には回転ブラシ2駆動用の小型モータ
ー10が、他方の部屋9にはその制御部11がそれぞれ
内設してある。
【0013】回転ブラシ12は吸い込み室6内にこれと
平行に設けられ、その軸受13は吸い込み室6の両側室
壁に配設してある。
【0014】14,15は吸い込み口5を被掃除面と一
定間隔において位置すべくノズル本体1の前後に設けた
車輪である。
【0015】次に、図1において16は上本体部材3の
取り付け穴3aに爪17により取り付けられた窓枠で一
体に表示窓18を形成している。内部には、透明なパイ
プ19の端面に薄いゴム等からなる蓋20を設けるとと
もに、弁体21とこれを付勢するばね22とを設け、さ
らにパイプ19と吸い込み通路7を連通するエルボ23
が設けられている。24は弁体21と連結棒25で連結
された可変抵抗器である。ここで弁体21の動きは、吸
い込み通路7に連なった吸い込み室6の吸い込み負圧が
ある一定以上になると弁体21を付勢しているばね22
の押圧に抗して弁体21が移動しこれに連結された可変
抵抗器の抵抗値が変化する。
【0016】図2において交流電源26の両端に電動送
風機27と双方向性サイリスタ28を直列に接続し双方
向性サイリスタ28のゲート端子にトリガー素子29を
介して可変抵抗器24とコンデンサ30からなる時定数
回路を接続している。
【0017】上記の構成において、以下その動作を説明
する。まず、被掃除面が隙間深部や凹凸のある板床面な
ど床ノズルの吸着が少なく深部吸い込み性能が要求され
るときには、吸い込み室6の吸い込み負圧は弁体21が
ばね22の押圧に抗して移動する程大きくならないか
ら、可変抵抗器24の抵抗値は当初の値に保たれ、電動
送風機27は最大電力で駆動され、強い吸い込み性能が
得られる。
【0018】次に、じゅうたんなど平坦で床ノズルが吸
着しやすい被掃除面のときには、強い吸い込み力により
床ノズルが吸着しようとするが、そのとき吸い込み室6
の吸い込み負圧は大きく増加し、弁体21は、ばね22
の押圧に抗して移動するようになり、この弁体21に連
結された可変抵抗器24の抵抗値が変化し、それに応じ
てコンデンサ30の充電速度がコントロールされて電動
送風機27の入力電力が下がり、吸い込み力は減少す
る。
【0019】以上のように本実施例によれば、吸い込み
室の吸い込み負圧に応じて移動する弁体と、前記弁体の
移動量を検知する可変抵抗器(検知手段)とを備え、前
記吸い込み室の吸い込み負圧が増加すれば本体の電動送
風機の入力電力を下げるようにコントロールすることに
より、深部吸い込み性能を低下することなく、床ノズル
の被掃除面への吸着を少なくすることができる。
【0020】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて説明する。
【0021】本実施例の特徴とするところは、前記第1
の実施例の構成において弁体と連結された可変抵抗器に
よりコントロールするモーター(電動送風機)を回転ブ
ラシ駆動用モーターに置換したことにある。すなわち図
5において、回転ブラシ12の駆動用の小型モーター1
0が双方向性サイリスタ28と直列に接続される。
【0022】上記の構成において、以下その動作を説明
する。吸い込み室6の吸い込み負圧が大きくないときの
動作は、第1の実施例と同様である。吸い込み負圧の増
加により弁体21が移動し、可変抵抗器24の抵抗値が
変化すると、小型モーター10の入力電力が増大し、回
転ブラシ12の回転数が上がり、床ノズルの自走駆動力
が増大する。
【0023】以上のように第2の実施例によれば、回転
ブラシを内蔵した吸い込み室と、この吸い込み室の吸い
込み負圧に応じて移動する弁体と、前記弁体の移動量を
検知する可変抵抗器(検知手段)とを備え、前記吸い込
み室の吸い込み負圧が増加すれば前記回転ブラシの回転
数を上げるようにコントロールすることにより、床ノズ
ルの被掃除面への吸着力が増大しても、床ノズルの自走
駆動力が増大して操作性能を向上することができる。
【0024】なお、実施例においては、弁体の移動量を
検知する検知手段として可変抵抗器24を用いたが、他
の検知手段を利用してもよいことはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、吸い込み室の吸
い込み負圧に応じて移動する弁体と、前記弁体の移動量
を検知する検知手段とを備えて、前記吸い込み室の吸い
込み負圧が増加したときに、第1の手段では、掃除機本
体の電動送風機の入力電力を下げるようにコントロール
して、床ノズルの被掃除面への吸着を少なくすることに
より、第2の手段では、回転ブラシの回転数を上げるよ
うにコントロールして、床ノズルの自走駆動力を上げる
ことにより、深部吸い込み性能を低下することなく操作
性を向上することができる優れた電気掃除機用床ノズル
を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における電気掃除機用床
ノズルの横断面図
【図2】本発明の第1の実施例における電気掃除機の回
路図
【図3】本発明の第1の実施例における電気掃除機用床
ノズルの縦断面図
【図4】本発明の第1の実施例における電気掃除機用床
ノズルの底面図
【図5】本発明の第2の実施例における電気掃除機の回
路図
【図6】従来の電気掃除機用床ノズルの縦断面図
【符号の説明】
7 吸い込み通路 10 小型モーター 21 弁体 22 ばね 24 可変抵抗器(検知手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ブラシを内蔵した吸い込み室と、前
    記吸い込み室の吸い込み負圧に応じて移動する弁体と、
    前記弁体の移動量を検知する検知手段とを備え、前記吸
    い込み室の吸い込み負圧が増加すれば本体の電動送風機
    の電力を下げるようにコントロールする手段を有する電
    気掃除機用床ノズル。
  2. 【請求項2】 回転ブラシを内蔵した吸い込み室と、前
    記吸い込み室の吸い込み負圧に応じて移動する弁体と、
    前記弁体の移動量を検知する検知手段とを備え、前記吸
    い込み室の吸い込み負圧が増加すれば前記回転ブラシの
    回転数を上げるようにコントロールする手段を有する電
    気掃除機用床ノズル。
JP5515392A 1992-03-13 1992-03-13 電気掃除機用床ノズル Pending JPH05253151A (ja)

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JP5515392A JPH05253151A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 電気掃除機用床ノズル

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JPH05253151A true JPH05253151A (ja) 1993-10-05

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