JPH0584110A - 弁当箱 - Google Patents
弁当箱Info
- Publication number
- JPH0584110A JPH0584110A JP3249413A JP24941391A JPH0584110A JP H0584110 A JPH0584110 A JP H0584110A JP 3249413 A JP3249413 A JP 3249413A JP 24941391 A JP24941391 A JP 24941391A JP H0584110 A JPH0584110 A JP H0584110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lunch box
- pressure
- lid
- valve
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45C—PURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
- A45C11/00—Receptacles for purposes not provided for in groups A45C1/00-A45C9/00
- A45C11/20—Lunch or picnic boxes or the like
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Cookers (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 密閉可能な弁当箱に温かいままの食品を収納
すると、食品が冷えるにしたがって本体内部の圧力が低
くなり、蓋が開きにくくなるという問題があった。ま
た、弁当箱に入れた食品を、蓋をしたまま電子レンジで
加熱すると、破裂するので危険であった。しかし、蓋を
開けて加熱すると食品の表面が乾燥して風味が落ちると
いう問題点があった。この発明は、これらの問題点を解
決することを目的とする。 【構成】 弁当箱の蓋１に、本体２の内部と外部との圧
力差が生じたときに開き、圧力差が無いときには閉じる
圧力調整弁３を設けた。
すると、食品が冷えるにしたがって本体内部の圧力が低
くなり、蓋が開きにくくなるという問題があった。ま
た、弁当箱に入れた食品を、蓋をしたまま電子レンジで
加熱すると、破裂するので危険であった。しかし、蓋を
開けて加熱すると食品の表面が乾燥して風味が落ちると
いう問題点があった。この発明は、これらの問題点を解
決することを目的とする。 【構成】 弁当箱の蓋１に、本体２の内部と外部との圧
力差が生じたときに開き、圧力差が無いときには閉じる
圧力調整弁３を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ご飯や惣菜等の食品
を収容する合成樹脂製の弁当箱の改良に関するものであ
る。
を収容する合成樹脂製の弁当箱の改良に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の弁当箱は、収容した食品より出る
汁が弁当箱の外に漏れないように蓋と本体との間にパッ
キング等を設け、本体の内部を密閉していた。
汁が弁当箱の外に漏れないように蓋と本体との間にパッ
キング等を設け、本体の内部を密閉していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そのため、弁当箱に温
かいままの食品を収納すると、本体の内部が密閉されて
いるので、食品が冷えるにしたがって本体の内部の圧力
が低くなり、本体に被せた蓋が開きにくくなるという問
題点があった。また、弁当箱に入れた食品を蓋をしたま
ま電子レンジで加熱すると、弁当箱の中の圧力が急激に
上昇して破裂するので、蓋を開けて加熱しなければなら
なかった。しかし、蓋を開けて加熱すると食品の表面が
乾燥して風味が落ちるという問題点があった。
かいままの食品を収納すると、本体の内部が密閉されて
いるので、食品が冷えるにしたがって本体の内部の圧力
が低くなり、本体に被せた蓋が開きにくくなるという問
題点があった。また、弁当箱に入れた食品を蓋をしたま
ま電子レンジで加熱すると、弁当箱の中の圧力が急激に
上昇して破裂するので、蓋を開けて加熱しなければなら
なかった。しかし、蓋を開けて加熱すると食品の表面が
乾燥して風味が落ちるという問題点があった。
【０００４】そこで、この発明では、上記の問題点を解
決した弁当箱を提供することを目的とする。
決した弁当箱を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明では、弁当箱の
蓋１に、本体２の内部と外部との圧力差が生じたときに
開き、圧力差が無いときには閉じる圧力調整弁３を設け
たものとした。上記の圧力調整弁３の弁体７は、軟質合
成樹脂やゴム等の軟質エラストマー組成物で形成するこ
とが好ましい。
蓋１に、本体２の内部と外部との圧力差が生じたときに
開き、圧力差が無いときには閉じる圧力調整弁３を設け
たものとした。上記の圧力調整弁３の弁体７は、軟質合
成樹脂やゴム等の軟質エラストマー組成物で形成するこ
とが好ましい。
【０００６】
【作用】この発明は次の作用を有する。弁当箱の本体２
の内部の圧力が外部に対して高くなると、圧力調整弁３
が開き、本体２の内部の空気を抜き、外部との圧力差を
なくす。また、弁当箱の本体２の内部の圧力が外部に対
して低くなると、圧力調整弁３が開き、外部の空気を本
体２の内部に入れ、外部との圧力差をなくす。
の内部の圧力が外部に対して高くなると、圧力調整弁３
が開き、本体２の内部の空気を抜き、外部との圧力差を
なくす。また、弁当箱の本体２の内部の圧力が外部に対
して低くなると、圧力調整弁３が開き、外部の空気を本
体２の内部に入れ、外部との圧力差をなくす。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の構成を図面に従って説明す
る。図１は、この発明の実施例を示した弁当箱であり、
蓋１と本体２が着脱自在に嵌合している。蓋１には、収
容した食品より出る汁が弁当箱の外に漏れないように蓋
１と本体２との間にパッキング（図示せず）を設けてお
り、本体２の内部を密閉可能にしている。
る。図１は、この発明の実施例を示した弁当箱であり、
蓋１と本体２が着脱自在に嵌合している。蓋１には、収
容した食品より出る汁が弁当箱の外に漏れないように蓋
１と本体２との間にパッキング（図示せず）を設けてお
り、本体２の内部を密閉可能にしている。
【０００８】蓋１の上部となる上板には、本体２の内部
と外部との圧力差が生じたときに開き、圧力差が無いと
きには閉じる圧力調整弁３が設けられている。圧力調整
弁３は、図２のように、蓋１に穿設された２つの孔（吸
気口４、排気口６）と、弁体固定部５と、軟質合成樹脂
やシリコンゴム等の軟質エラストマー組成物からなる弁
体７から構成されている。
と外部との圧力差が生じたときに開き、圧力差が無いと
きには閉じる圧力調整弁３が設けられている。圧力調整
弁３は、図２のように、蓋１に穿設された２つの孔（吸
気口４、排気口６）と、弁体固定部５と、軟質合成樹脂
やシリコンゴム等の軟質エラストマー組成物からなる弁
体７から構成されている。
【０００９】吸気口４及び排気口６は、弁体固定部５を
中心として相対する位置に穿設されているが、必ずしも
相対する位置でなくてもよい。弁体固定部５は、弁体７
を蓋１に取り付けるためのものであり、この実施例では
穿設した孔とし、弁体７の胴部７ａを嵌入している。弁
体固定部５、吸気口４、及び排気口６を別々の孔として
形成してもよいが、この実施例のように弁体固定部５、
吸気口４、及び排気口６を連通して形成すれば、弁体７
が装着しやすいようになる。
中心として相対する位置に穿設されているが、必ずしも
相対する位置でなくてもよい。弁体固定部５は、弁体７
を蓋１に取り付けるためのものであり、この実施例では
穿設した孔とし、弁体７の胴部７ａを嵌入している。弁
体固定部５、吸気口４、及び排気口６を別々の孔として
形成してもよいが、この実施例のように弁体固定部５、
吸気口４、及び排気口６を連通して形成すれば、弁体７
が装着しやすいようになる。
【００１０】弁体７は、図３に示したように、上部に弁
蓋８を、下部に弁蓋９を有し、弁蓋８は排気口６に密着
し、弁蓋９は吸気口４に密着し、本体２の内部を密閉す
る役割をしている。さらに、胴部７ａは、上下の弁蓋
８、９を所定の位置に取り付けるだけでなく、吸気側と
排気側を仕切る役割もしている。吸気口４、弁体固定部
５、及び排気口６は、蓋１の表面より一段下がって形成
されており、弁体７の上部の弁蓋８が、蓋１の表面から
突出しないようにしている。
蓋８を、下部に弁蓋９を有し、弁蓋８は排気口６に密着
し、弁蓋９は吸気口４に密着し、本体２の内部を密閉す
る役割をしている。さらに、胴部７ａは、上下の弁蓋
８、９を所定の位置に取り付けるだけでなく、吸気側と
排気側を仕切る役割もしている。吸気口４、弁体固定部
５、及び排気口６は、蓋１の表面より一段下がって形成
されており、弁体７の上部の弁蓋８が、蓋１の表面から
突出しないようにしている。
【００１１】弁体固定部５は、この実施例では孔とした
が、弁蓋８、９を蓋１に固定できる構造（例えば弁体固
定部５を突起とし弁体７に突起と対応する係合部を設け
る等の構造）に変更してもよい。圧力調整弁３の構造
は、上記以外にも種々考えられるが、弁当箱の本体２の
内部の圧力が外部に対して変化すると開いて外部との圧
力差をなくす機能を有するものであれば、どのようにで
も変更できる。
が、弁蓋８、９を蓋１に固定できる構造（例えば弁体固
定部５を突起とし弁体７に突起と対応する係合部を設け
る等の構造）に変更してもよい。圧力調整弁３の構造
は、上記以外にも種々考えられるが、弁当箱の本体２の
内部の圧力が外部に対して変化すると開いて外部との圧
力差をなくす機能を有するものであれば、どのようにで
も変更できる。
【００１２】このような構成からなる弁当箱の本体２
に、熱いご飯を入れると、本体２の内部に閉じ込められ
た空気が膨張し、本体２の内部の圧力が高くなる。する
と、図４に示したように弁蓋８が開き、排気口６より空
気が外部に流れ、圧力が外部と等しくなる。ご飯が時間
の経過により冷えると、本体２の内部に閉じ込められた
空気が収縮し、本体２の内部の圧力が低くなる。する
と、図５に示したように弁蓋９が開き、吸気口４より空
気が本体２の内部に流れ、圧力が外部と等しくなる。
に、熱いご飯を入れると、本体２の内部に閉じ込められ
た空気が膨張し、本体２の内部の圧力が高くなる。する
と、図４に示したように弁蓋８が開き、排気口６より空
気が外部に流れ、圧力が外部と等しくなる。ご飯が時間
の経過により冷えると、本体２の内部に閉じ込められた
空気が収縮し、本体２の内部の圧力が低くなる。する
と、図５に示したように弁蓋９が開き、吸気口４より空
気が本体２の内部に流れ、圧力が外部と等しくなる。
【００１３】
【発明の効果】この発明は、上述のような構成であり、
弁当箱の本体２の内部の圧力が外部の圧力と異なると、
圧力調整弁３が開き、外部の圧力と等しくなるようにす
るので、弁当箱に温かいままの食品を収納しても、蓋１
が開きにくくなることがない。また、弁当箱に入れた食
品を電子レンジで加熱しても、本体２の内部の圧力に応
じて圧力調整弁３が開くので、破裂することがない。さ
らに、蓋１をしたままでも加熱できるので、食品の表面
が乾燥せず風味が保てるという効果もある。
弁当箱の本体２の内部の圧力が外部の圧力と異なると、
圧力調整弁３が開き、外部の圧力と等しくなるようにす
るので、弁当箱に温かいままの食品を収納しても、蓋１
が開きにくくなることがない。また、弁当箱に入れた食
品を電子レンジで加熱しても、本体２の内部の圧力に応
じて圧力調整弁３が開くので、破裂することがない。さ
らに、蓋１をしたままでも加熱できるので、食品の表面
が乾燥せず風味が保てるという効果もある。
【図１】この発明の弁当箱の斜視図。
【図２】図１の一部拡大図。
【図３】圧力調整弁の断面図。
【図４】圧力調整弁の排気口側が開いた状態を示す断面
図。
図。
【図５】圧力調整弁の吸気口側が開いた状態を示す断面
図。
図。
１ 蓋 ２ 本体 ３ 圧力調整弁 ７ 弁体
Claims (2)
- 【請求項１】 蓋１と本体２を有し、蓋１により本体２
の内部を密閉可能とした弁当箱であって、本体２の内部
と外部との圧力差が生じたときに開き、圧力差が無いと
きには閉じる圧力調整弁３を蓋１に設けたことを特徴と
する弁当箱。 - 【請求項２】 圧力調整弁３の弁体７が軟質エラストマ
ー組成物からなることを特徴とする請求項１記載の弁当
箱。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3249413A JPH0584110A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 弁当箱 |
| KR1019920010439A KR940008442B1 (ko) | 1991-09-27 | 1992-06-16 | 도시락상자 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3249413A JPH0584110A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 弁当箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0584110A true JPH0584110A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17192608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3249413A Pending JPH0584110A (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 弁当箱 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0584110A (ja) |
| KR (1) | KR940008442B1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150047596A (ko) | 2013-01-07 | 2015-05-04 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 진공 차단기 |
| KR20160066506A (ko) * | 2014-12-02 | 2016-06-10 | 세브 에스.아. | 가변 체적 음식 캐니스터를 형성하는 가역 덮개 및 컨테이너 |
| CN109368013A (zh) * | 2018-12-01 | 2019-02-22 | 东莞即辉塑胶电子有限公司 | 一种密闭组合式饭盒 |
| WO2022180423A1 (de) * | 2021-02-26 | 2022-09-01 | Faitron Ag | Lunchbox |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH709678A2 (de) * | 2014-05-21 | 2015-11-30 | Fabian Graf | Lunchbox zum Aufbewahren, zum Transport und zum Erwärmen von Lebensmitteln. |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP3249413A patent/JPH0584110A/ja active Pending
-
1992
- 1992-06-16 KR KR1019920010439A patent/KR940008442B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150047596A (ko) | 2013-01-07 | 2015-05-04 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 진공 차단기 |
| KR20160066506A (ko) * | 2014-12-02 | 2016-06-10 | 세브 에스.아. | 가변 체적 음식 캐니스터를 형성하는 가역 덮개 및 컨테이너 |
| CN109368013A (zh) * | 2018-12-01 | 2019-02-22 | 东莞即辉塑胶电子有限公司 | 一种密闭组合式饭盒 |
| WO2022180423A1 (de) * | 2021-02-26 | 2022-09-01 | Faitron Ag | Lunchbox |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR940008442B1 (ko) | 1994-09-15 |
| KR930005576A (ko) | 1993-04-20 |
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