JPH0421461Y2 - - Google Patents

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JPH0421461Y2
JPH0421461Y2 JP1988080714U JP8071488U JPH0421461Y2 JP H0421461 Y2 JPH0421461 Y2 JP H0421461Y2 JP 1988080714 U JP1988080714 U JP 1988080714U JP 8071488 U JP8071488 U JP 8071488U JP H0421461 Y2 JPH0421461 Y2 JP H0421461Y2
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lid
ventilation hole
container body
container
fan
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JP1988080714U
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JPH022021U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は密閉型の弁当箱に関するものである。
(従来の技術) 従来の密閉型の弁当箱は、容器体と蓋体とで構
成され、容器体及び蓋体の一方に可動係止体を設
け、他方に係止受部を設けてなるのが一般的であ
り、容器体の側方部や、底面或いは蓋体上面に箸
収納部を設けてなるものが存在する(実開昭58−
73126号公報、同62−196026号公報、意匠登録第
701426号公報参照)。
また密閉型弁当箱に於て、容器体内の飯米が冷
却すると、容器体内の水蒸気が水滴となり容器体
内の気圧が低下する。このため蓋体が容器体より
外れ難くなるので、蓋体に通気弁機構を備えたも
のが知られている(実開昭58−183354号公報、同
58−73746号公報、同62−76155号公報参照)。
また前記通気弁機構を箸収納部に設けた弁当箱
も知られている(実開昭59−81424号)。
(考案が解決しようとする課題) 蓋体に独立して弁機構を備えた場合、弁操作部
分が外観から視認でき、デザイン上好ましくな
い。またこれ等の弁機構は弁口の開閉をなす弁体
を弁口部から離脱せず且つ弁口の開閉が可能とな
るような構成とする必要があり、その製造が煩雑
である。
(課題を解決するための手段) 本案は前記課題を鑑み、蓋体に通気弁機構を備
えた箸収納部を設けた弁当箱を提供したものであ
る。
本案に係る弁当箱は、容器体と蓋体よりなり、
適宜な係止機構を備えた密閉型弁当箱に於て、蓋
体に箸収納凹部を形成すると共に、収納凹部を開
閉する煽蓋を付設し、箸収納凹部内の箸収納に邪
魔にならない個所を、収納凹部底面より高くし、
当該高所に容器体内と連通する通気孔を設けると
共に、煽蓋に前記通気孔を塞ぐ閉塞部を付設して
なるものである。
(作用) 箸収納凹部の煽蓋を開披すると、閉塞部が通気
孔より離れ通気孔によつて容器体の内外が連通
し、煽蓋を閉塞すると閉塞で通気孔の孔部が塞が
れ容器体は密閉状態となる。
(実施例) 次に本案の実施例について図面に基づいて説明
する。
本案に係る弁当箱は、密閉機構を備えた蓋体1
及び容器体2からなり、密閉機構は、蓋体1及び
容器体2からなり、密閉機構は、蓋体1の左右側
縁に基端部を蓋体1に軸支し、且つ下方に係止突
部3を設けた係止板4を垂設し、容器体1の外周
面に係止受部5を設けてなる。また蓋体1には箸
収納部と通気弁機構を備えたもので、箸収納部は
蓋体1に箸入れ凹部6を形成すると共に、当該凹
部上面を開閉する煽蓋7を付設し、煽蓋7には掛
止片8を突設し、凹部6内に掛止受部9を設け
る。通気弁機構は箸入れ凹部6内に容器体1内と
連通する通気孔10を形成し、煽蓋7の開閉によ
つて通気孔10の開閉がなされるような閉塞部1
1を煽蓋7の裏面に突設したもので、特に前記通
気孔10は、凹部6の底面より高くした高所12
に設けてなる。尚閉塞部11はシリコンゴムのよ
うな柔軟材を使用する。
而かして弁当箱の使用に際して、箸入れ凹部6
に箸を入れ煽蓋7を閉塞すると、通気孔10が高
所12に設けられているため、箸で通気孔10が
閉塞されることがなく、必ず閉塞部11で通気孔
10が閉塞され、蓋体1を容器体2に被冠して係
止板4の係止突部3を係止受部5に係止すると容
器体2内は密閉状態となる。若し容器体2内に熱
い飯米その他が入れられその後冷却すると、水蒸
気が水滴に変化して容器体2内の圧力が低下す
る。そこで係止板4の係止を外して蓋体1を容器
体2から外そうとしても容器体2内の圧力が低い
ため外すことができない。そこで予め煽蓋7を一
回開閉しておくと必ず通気孔10が開放され、こ
の通気孔10を通つて容器体2内に大気が流入す
るので圧力低下が解消され、蓋体1は容易に取り
外すことができるのである。
尚本案は前記実施例に特定されるものではな
く、本案は箸収納部と当該収納部の煽蓋の開閉で
通気弁機構が動作するものであれば、弁当箱にお
ける蓋体1と容器体2の係止機構及び煽蓋の掛止
機構は任意の構造のものを採用できるものであ
る。
(考案の効果) 本案は以上のように密閉型弁当箱に於て、弁当
箱内の圧力低下を解消する通気弁機構を蓋収納部
に設け、蓋収納部の開閉用煽蓋の開閉動作で弁機
構の開閉動作を行うようにしたもので、弁機構が
外観から視認することができず、デザイン上優れ
たものであり、また弁体自体も特に煩雑な構造で
はなく、単に煽蓋の裏面に突設すれば良いだけ
で、その構造も容易である。
【図面の簡単な説明】
図は本案の実施例を示すもので、第1図は斜視
図、第2図は係合機構及び煽蓋の掛止機構を示す
断面図で、第3図は通気弁の開閉機構を示す断面
図である。 1は蓋体、2は容器体、3は係止突部、4は係
止板、5は係止受部、6は箸入れ凹部、7は煽
蓋、8は掛止片、9は掛止受部、10は通気孔、
11は閉塞部、12は高所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器体と蓋体よりなり、適宜な係止機構を備え
    た密閉型弁当箱に於て、蓋体に箸収納凹部を形成
    すると共に、収納凹部を開閉する煽蓋を付設し、
    箸収納凹部内の箸収納に邪魔にならない個所を、
    収納凹部底面より高くし、当該高所に容器体内と
    連通する通気孔を設けると共に、煽蓋に前記通気
    孔を塞ぐ閉塞部を付設してなる弁当箱。
JP1988080714U 1988-06-17 1988-06-17 Expired JPH0421461Y2 (ja)

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JP1988080714U JPH0421461Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17

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JPH022021U JPH022021U (ja) 1990-01-09
JPH0421461Y2 true JPH0421461Y2 (ja) 1992-05-15

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6031822B2 (ja) * 1980-01-17 1985-07-24 インステイテユト・ヒロロルガニチエスコゴ・シンテザ・アカデミイ・ナウク・アゼルバイドザンスコイ・エスエスア−ル ジェン付加物の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5981424U (ja) * 1982-11-22 1984-06-01 テイネン工業株式会社 調整弁を有する箸付弁当箱
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JPH022021U (ja) 1990-01-09

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