JPH0583980A - ブラシレスdcモータ - Google Patents

ブラシレスdcモータ

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JPH0583980A
JPH0583980A JP3239058A JP23905891A JPH0583980A JP H0583980 A JPH0583980 A JP H0583980A JP 3239058 A JP3239058 A JP 3239058A JP 23905891 A JP23905891 A JP 23905891A JP H0583980 A JPH0583980 A JP H0583980A
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signal
motor
frequency
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Hiroo Takano
博夫 高野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラシレスDCモータに付属した周波数発電
機の交流信号を利用して、当該モータの励磁回路を動作
させ低速度でも安定な回転を得る。 【構成】 周波数発電機8の交流信号を波形整形回路9
により矩形波に変換し、分周回路17によりによりパル
スを得、当該パルスにより分配回路23を動作させて、
120°位相が異る信号A+ ,B+ ,C+ を得、分配回
路27により当該信号が各々180°遅れた信号A- ,
- ,C- を得、A+ ,B+ ,C+ ,A- ,B-
- により励磁回路36を動作させ、当該励磁回路36
から電機子コイル3,4,5に順次電流を供給し、永久
磁石2との相互作用により運転を継続するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はブラシレスDCモータ
に関し、特に当該モータの駆動回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように永久磁石形同期電動機とイ
ンバータを組合わせたブラシレスDCモータは広く普及
している。現在、その電機子電流の転流はホール素子に
より回転子の位置を検出し、インバータにより行うのが
一般的である。しかし、3相駆動のこの方法ではホール
素子の電流端子2本、電圧端子4本なため配線が多くな
るし、超小形ブラシレスDCモータを実現する場合に
は、ホール素子の存在が妨げになる。従って最近では、
ホール素子を使わない所称センサレス方式が種々提案さ
れている。
【0003】例えば、特許公報昭62−20791号公
報に提案されている方法では、複数の固定子巻線の各々
に発生する非通電領域の逆起電力を取り出す整流回路
と、この出力を電流に変換する回路とこの電圧電流交換
回路により充放電される時間積分コンデンサにより構成
された演算回路を有し、前記逆起電力を利用して転流信
号を発生させている。また別の例では、1990年の小
形モータ技術シンポジウム,B1−2,“センサレスブ
ラシレスDCモータ駆動の動向”に記載されているよう
に、複数の固定子の各々に発生する逆起電力を検出し、
コンパレータを使って整形し、位相信号を作り出し、3
0°位相をシフトし、転流信号を発生させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のブラシレスDC
モータは、上述のようにいずれも回転数に比例した電機
子コイルの逆起電力を利用するため、例えばVTRのキ
ャプスタンモータのように回転数が低い用途に応用しよ
うとすると、逆起電力が小さいため、安定に動作しない
といった問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、超低速から超高速まで安定
に回転するブラシレスDCモータを得ることを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のブラシレスD
Cモータは、N極、S極が交互に着磁された2p極の永
久磁石と、n相の電機子コイルと、1回転当りm個の交
流信号を発生する周波数発電機と当該信号を短形パルス
に変換する波形整形回路と、各電機子のコイルの一通電
区間当りの短形波パルス数がM=m/pn(m,n,p
は整数)に等しくなるようにし、Mが偶数の場合は分周
比がM/2にMが奇数の場合は分周比を時間的にM/
2,1+M/2と交互に切替わるように動作する分周器
と当該分周器の出力周波数を1/2にするT−F・F回
路と、当該T−F・F回路の出力パルスにより動作する
n相モータの電源側の一相励磁用分配回路と、当該分配
回路のn相の出力電圧を各々180°位相を遅らせるよ
うに動作する接地側の一相励磁用分配回路と、前記電源
側分配回路の出力電圧と接地側分配回路の出力電圧によ
りドライブされるn相両方向励磁回路と、前記周波数発
電機の交流信号又は発振器の信号を選択するディジタル
スイッチとを備え、上記発振器の信号により起動後、周
波数発電機の交流信号により運転を継続するようにした
ものである。
【0007】
【作用】この発明に係るブラシレスDCモータは、当該
信号を分周器に入力し、分周された信号により分配回路
を動作させ、駆動回路によりブラシレスDCモータを回
転させるものである。
【0008】
【実施例】実施例1.図1はこの発明に係るブラシレス
DCモータのブロック図である。図2は図1の詳細説明
図である。図において、点線で囲まれた部分1は、永久
磁石同期電動機であり、2は8極に着磁された永久磁
石、3、4、5は各々A、B、C相の電機子コイルであ
る。6は612極に着磁された回転数検出用の永久磁
石、7は磁気抵抗素子を使用した検出器であり、6と7
により周知の周波数発電機FG8が構成されている。
【0009】点線で囲まれた部分9は波形整形回路であ
る。回転数検出用の永久磁石6がC・C・W方向に回転
すると、N.S.交互に着磁されているので、磁気抵抗
素子7には正弦波電圧が発生する。正弦波電圧は微小な
ので、オペアンプ12により増幅する。その増幅率は抵
抗10と11により決定される。13はシュミット回路
であり、雑音を含む正弦波電圧を波形整形して、短形派
に変換するための回路である。
【0010】14は信号中に含まれるスパイク電圧を除
去するためのコンデンサであり、15は論理回路を正確
に動作させるため、電圧VCC5Vにレベルシフトする
ためのトランジスタである。
【0011】16は周波数発電機FG、8からの信号
と、発振器18による信号を選択するためのマルチプレ
クサであり、インバータ19、AND回路20、21、
OR回路22により構成されている。SW17をONす
ると、周波数発電機8の出力がSW17をOFFにする
と発振器18の信号が選択され、OR回路22の出力端
子23に現れる。
【0012】17は分周カウンタ、19は下位ビットを
分担するMSI,20は上位ビットを分担するMSIで
ある。図1に示す実施例では、周波数発電機8の極数は
612であり、永久磁石2の一磁極対当り612/4=
153である。後述するが、電機子コイル3、4、5の
転流は一磁極対当り6回行われる。従って、周波数発電
機8が検出したパルス153個を6個に分周する必要が
ある。153は、6の整数倍にならないので、25+2
6+25+26+25+26=153とし、1/25、
1/26と交互に分周する必要がある。1/25に分周
するためには、MIS19のプリセット入力をA=B=
C“L”,D=“H”にMSI20のプリセット入力を
A=“L”,B=C=D=“H”に設定する必要があ
り、28 −−(23 +25 +26 +27 )=24とな
る。21はD−F・Fであり、パルス1個遅延させる作
用がある。図3(a)はOR回路22の出力、すなわち
分周カウンタ17の入力であり、図3(b)は1/25
にプリセットしたときの21のQ出力である。一方、1
/26に分周するためには、MSI19のプリセット入
力をA=B=C=“H”,D=“L”に、MSI20の
プリセット入力をA=“L”,B=C=D=“H”に設
定する必要があり28 −(20 +21 +22 +25 +2
6 +27 )=25となる。図4(a)はOR回路22の
出力すなわち分周カウンタ17の入力であり、図4
(b)は1/26にプリセットしたときの21のQ出力
である。
【0013】図5(a)は回転数検出用永久磁石6が、
C・C・Wに回転したときに、分周カウンタ17のD−
F・FのQ出力を図示したものである。22は、T−F
・Fであり、図5(a)に示すクロックに同期し、1/
2に分周された図5(b)に示すF出力を発生する。下
位ビットのA・B・C入力とD入力は、各々T−F・F
のF,F出力に接続されており、分周カウンタ17の分
周比1/25、1/26は交互に切替えられる。23は
3相モータの一相励磁用分配回路であり、T−F・F2
2のF出力をクロックに使い、端子24、25、26に
は各々図4(c)、(d)、(e)に示す短形波A+
+ ,C+ が現れる。
【0014】27は当該A+ ,B+ ,C+ から各々電気
角180°遅れた短形波A,B,C を発生するため
の論理回路である。AND回路28、29、30の一方
の入力は各々A+ ,B+ ,C+ に、他方の入力は図5
(b)に示すクロックに接続されている。35はシフト
レジスタを利用した遅延回路であり、図3(a)または
図4(a)に示すFG信号から作られたパルス1個分の
遅延動作を行う。AND回路31、32、33の一方の
入力は各々A+ ,B+ ,C+ に、他方の入力は35の出
力にインバータ34を介して接続されている。
【0015】36は3相両方向駆動回路であり、トラン
ジスタ37、38、39は電力用トランジスタ43、4
4、45の電流を増幅するために設けられている。トラ
ンジスタ41、42、43も同様に電力用トランジスタ
46、47、48の電流を増幅するために設けられてい
る。
【0016】次に図5を使って、ブラシレスDCモータ
が回転する原理を説明する。先ず、SW50をOFFに
すると発振器OSC18の短形波信号が分周器17のC
Kに印加され、25パルス数えると、図4(a)に示す
パルス51が発生し、A+ およびA- が各々トランジス
タ43および47のベースに印加されるので、トランジ
スタ43と47がONになり、電機子コイル3と4が励
磁され、磁石2との相互作用により、回転子がC・C・
Wに15°回転する。
【0017】次に26パルス数えると周期T1通過した
ことになり、パルス52が発生し、A+ およびC
各々トランジスタ43および48のベースに印加される
ので、トランジスタ43と48がONになり、電機子コ
イル3と5が励磁され、磁石2との相互作用により、回
転子49がC・C・Wに15°回転する。
【0018】次に25パルス数えると周期T2経過した
ことになり、パルス53が発生し、B+ およびC- が各
々トランジスタ44および48のベースに印加されるの
で、トランジスタ44と48がONになり、電機子コイ
ル4と5が励磁され、磁石2との相互作用によりC・C
・Wに15°回転する。
【0019】次に26パルス数えると周期T3経過した
ことになり、パルス54が発生してB+ およびA- が各
々トランジスタ44および46のベースに印加されるの
で、トランジスタ44と46がONになり、電機子コイ
ル4と3が励磁され、磁石2との相互作用により、回転
子49はC・C・Wに15°回転する。
【0020】次に25パルス数えると周期T4経過した
ことになり、パルス55が発生し、C+ およびA- が各
々トランジスタ45および46のベースに印加されるの
で、トランジスタ45と46がONになり、電機子コイ
ル3と5が励磁され、磁石2との相互作用により回転子
49はC・C・Wに15°回転する。
【0021】次に26パルス数えると周期T5経過した
ことになり、パルス56が発生し、C+ およびB- が各
々トランジスタ45および47のベースに印加されるの
で、トランジスタ45と47がONになり、電機子コイ
ル4と5が励磁され、磁石2との相互作用により、回転
子49はC・C・Wに回転する。以下同様なモードの繰
返す。
【0022】図5(a)に示すパルス51〜56が送ら
れる毎に、回転子49は、15°×6=90°C・C・
Wに回転する。この間、発振器18から153パルス送
られたことになる。そして、153×4=612パルス
送られると回転子49は一回転する。
【0023】以上述べた説明は、ブラシレスDCモータ
1を起動する方法について行われたものである。当該モ
ータ1がある程度の速度に達したら、SW50をONに
する。その結果、周波数発電機8の信号を波形成形した
図5(a)または(b)の短形波がトランジスタ15の
コレクタに得られ、分周器17のCK入力に印加され
る。これ以後の回路の動作は、発振器OSC18を使用
した場合、すなわち上述した通りである。原理を説明す
るために、SW50を手動にしたが、実際のモータでは
設定した速度に達したらSWONになる電子回路を使う
ことは、当然である。この回路の図示は省略する。
【0024】永久磁石2が8極、電機子コイル3、4、
5が3相、回転数検出用永久磁石6の極数が612の実
施例を示したが、この発明のブラシレスDCモータが動
作するためには、一般に以下に示す条件が必要である。
永久磁石2の極数を2p,電機子コイル3、4、5の相
数をn,回転数検出用永久磁石6の極数をm(回転子4
9の一回転当りのパルス数に等しい)とすれば、電機子
コイル3、4および5の一通電期間当り(図4のT1
2 )のパルス数は次式により示される。 M=m/pn …(1) Mが偶数の場合は、分周比を、 M1 =M/2 …(2) にすることができる。Mが奇数の場合には、分周比を M1 =M/2,M/2+1 …(3)二通りに選ばな ければならない。図4(a)に示すように、分周比を期
間T1 、T2 に応じて交互に切替える必要がある。
【0025】本実施例では、回転数検出用の永久磁石6
と磁束検出用の磁気抵抗素子7により周波数発電機を構
成したが、静電容量の変化を利用して周波数発電機を構
成することも考えられる。さらに、フォトカプラを使用
する実施例も考えられる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明では本来速度制
御の目的で設けられている周波数発電機の信号を電機子
コイル電流の転流に兼用するため、安価であり、しかも
低速でも安定に回転するブラシレスDCモータが得られ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るブラシレスDCモータの一実施
例を示すブロック図である。
【図2】同詳細回路図である。
【図3】分周回路のタイミングチャートである。
【図4】分周回路のタイミングチャートである。
【図5】各回路のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 永久磁石同期電動機 2 永久磁石 3、4、5 電機子コイル 6 回転数検出用永久磁石 7 検出器 8 周波数発電機FG 9 波形整形回路 16 マルチプレクサ 17 分周回路 23、27 分配回路 36 励磁回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のブラシレスD
Cモータは、N極、S極が交互に着磁された2p極の永
久磁石と、n相の電機子コイルと、1回転当りm個の交
流信号を発生する周波数発電機と当該信号を短形パルス
に変換する波形整形回路と、各電機子のコイルの一通電
区間当りの短形波パルス数がM=m/pn(m,n,p
は整数)に等しくなるようにし、Mが偶数の場合は分周
比がM/2にMが奇数の場合は分周比を時間的に(M
ー1)/2,(M+1)/2と交互に切替わるように動
作する分周器と当該分周器の出力周波数を1/2にする
T−F・F回路と、当該T−F・F回路の出力パルスに
より動作するn相モータの電源側の一相励磁用分配回路
と、当該分配回路のn相の出力電圧を各々180°位相
を遅らせるように動作する接地側の一相励磁用分配回路
と、前記電源側分配回路の出力電圧と接地側分配回路の
出力電圧によりドライブされるn相両方向励磁回路と、
前記周波数発電機の交流信号又は発振器の信号を選択す
るディジタルスイッチとを備え、上記発振器の信号によ
り起動後、周波数発電機の交流信号により運転を継続す
るようにしたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】点線で囲まれた部分9は波形整形回路であ
る。回転数検出用の永久磁石6がC・C・W方向に回転
すると、N.S.交互に着磁されているので、磁気抵抗
素子7には正弦波電圧が発生する。正弦波電圧は微小な
ので、オペアンプ12により増幅する。その増幅率は抵
抗10と11により決定される。13はシュミット回路
であり、雑音を含む正弦波電圧を波形整形して、矩形波
に変換するための回路である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】16は周波数発電機FG、8からの信号
と、発振器18による信号を選択するためのマルチプレ
クサであり、インバータ19、AND回路20、21、
OR回路57により構成されている。SW50をONす
ると、周波数発電機8の出力がSW50をOFFにする
と発振器18の信号が選択され、OR回路57の出力端
子23に現れる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】36は3相両方向駆動回路であり、トラン
ジスタ37、38、39は電力用トランジスタ43、4
4、45の電流を増幅するために設けられている。トラ
ンジスタ4、4、4も同様に電力用トランジスタ
46、47、48の電流を増幅するために設けられてい
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】次に図5を使って、ブラシレスDCモータ
が回転する原理を説明する。先ず、SW50をOFFに
すると発振器OSC18の短形波信号が分周器17のC
Kに印加され、25パルス数えると、図4(a)に示す
パルス51が発生し、A+ および- が各々トランジス
タ43および47のベースに印加されるので、トランジ
スタ43と47がONになり、電機子コイル3と4が励
磁され、磁石2との相互作用により、回転子がC・C・
Wに15°回転する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】以上述べた説明は、ブラシレスDCモータ
1を起動する方法について行われたものである。当該モ
ータ1がある程度の速度に達したら、SW50をONに
する。その結果、周波数発電機8の信号を波形成形した
(a)または図4(a)の短形波がトランジスタ1
5のコレクタに得られ、分周器17のCK入力に印加さ
れる。これ以後の回路の動作は、発振器OSC18を使
用した場合、すなわち上述した通りである。原理を説明
するために、SW50を手動にしたが、実際のモータで
は設定した速度に達したらSWONになる電子回路を使
うことは、当然である。この回路の図示は省略する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】永久磁石2が8極、電機子コイル3、4、
5が3相、回転数検出用永久磁石6の極数が612の実
施例を示したが、この発明のブラシレスDCモータが動
作するためには、一般に以下に示す条件が必要である。
永久磁石2の極数を2p,電機子コイル3、4、5の相
数をn,回転数検出用永久磁石6の極数をm(回転子4
9の一回転当りのパルス数に等しい)とすれば、電機子
コイル3、4および5の一通電期間当り(図のT1
2)のパルス数は次式により示される。 M=m/pn …(1) Mが偶数の場合は、分周比を、 M1 =M/2 …(2) にすることができる。Mが奇数の場合には、分周比を M1(M−1)/2,(M+1)/2 …(3)二通りに選ば なければならない。すなわち、図4(a),(b)に示
すように、分周比を期間T1 、T2 に応じて交互に切替
える必要がある。
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N極、S極が交互に着磁された2p極の
    永久磁石と、n相の電機子コイルと、1回転当りm個の
    交流信号を発生する周波数発電機と当該信号を短形パル
    スに変換する波形整形回路と、各電機子のコイルの一通
    電区間当りの短形波パルス数がM=m/pn(m,n,
    pは整数)に等しくなるようにし、Mが偶数の場合は分
    周比がM/2にMが奇数の場合は分周比を時間的にM/
    2,1+M/2と交互に切替わるように動作する分周器
    と当該分周器の出力周波数を1/2にするT−F・F回
    路と、当該T−F・F回路の出力パルスにより動作する
    n相モータの電源側の一相励磁用分配回路と、当該分配
    回路のn相の出力電圧を各々180°位相を遅らせるよ
    うに動作する接地側の一相励磁用分配回路と、前記電源
    側分配回路の出力電圧と接地側分配回路の出力電圧によ
    りドライブされるn相両方向励磁回路と、前記周波数発
    電機の交流信号または発振器の信号を選択するディジタ
    ルスイッチとを備え、上記発振器の信号により起動後、
    周波数発電機の交流信号により運転を継続するようにし
    たことを特徴とするブラシレスDCモータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06307719A (ja) * 1993-04-23 1994-11-01 Toshiba Corp 空気調和機におけるコンプレッサの起動制御方法
JP2014117132A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd モータ駆動装置

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