JPH0583623A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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Publication number
JPH0583623A
JPH0583623A JP3245385A JP24538591A JPH0583623A JP H0583623 A JPH0583623 A JP H0583623A JP 3245385 A JP3245385 A JP 3245385A JP 24538591 A JP24538591 A JP 24538591A JP H0583623 A JPH0583623 A JP H0583623A
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JP
Japan
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strobe
light
signal
image pickup
iris
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Pending
Application number
JP3245385A
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English (en)
Inventor
Haruo Saito
治男 斉藤
Hiroyuki Hashimoto
博之 橋本
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/934,761 priority patent/US5410225A/en
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Priority to EP92114548A priority patent/EP0529608A2/en
Publication of JPH0583623A publication Critical patent/JPH0583623A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シャッターの押圧操作に伴ってストロボを確実
に発光させると共に、撮像素子の蓄積電荷の飽和を防止
する。 【構成】コントローラ27に接続される設定スイッチ3
1の操作でストロボモードとできる。このモードで、駆
動回路33の充電電圧Echが所定値Vthを越えてストロ
ボ9が発光可能状態にあるとき、シャッタースイッチ3
2がオンとされると、ストロボ9が発光する。ストロボ
9が発光可能状態にあるとき、アイリス11の開きが小
さくされ、またAGCアンプ19aのゲインが所定値に
固定される。ストロボ9が発光可能状態となるとき、ア
ンプ19aからの撮像信号のレベルが小さくなり、EV
F30の画像が暗くなり、発光可能状態にあることを確
認でき、シャッターの押圧操作に伴ってストロボ9を確
実に発光させ得る。ストロボ9の発光時には、アイリス
11の開きが小さくされ、撮像素子12の蓄積電荷の飽
和を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば静止画を撮像
するのに使用して好適なビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラを使用することにより、動
画の他に静止画の撮像も可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】被写体の光量が不充分
であるときには、撮像素子における蓄積電荷量が充分と
なるようにストロボを使用することが考えられる。
【0004】この場合、ストロボの充電電圧が所定値を
越えてストロボが発光可能な状態となってから、シャッ
ターを押圧操作する必要がある。
【0005】また、ストロボを使用するときは、ストロ
ボ発光による高光量が撮像素子に入射される。そのた
め、ストロボを使用すると撮像素子の蓄積電荷の飽和を
招くおそれがある。
【0006】そこで、この発明では、シャッターの押圧
操作に伴ってストロボを確実に発光させ得るようにする
と共に、撮像素子の蓄積電荷の飽和を防止できるビデオ
カメラを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、ストロボ発
光手段と、撮像素子の入射光量を制御するアイリスと、
撮像素子より出力される撮像信号のレベルを制御するA
GC回路と、ストロボ発光手段を使用するストロボモー
ドとするモード設定手段と、ストロボ発光手段の充電電
圧を検出する電圧検出手段と、ストロボモードでは、電
圧検出手段で充電電圧が所定値を越えることが検出され
るとき、アイリスの開きを小さくすると共に、AGC回
路のゲインを所定値に固定する制御手段とを備えてなる
ものである。
【0008】
【作用】ストロボモードでは、ストロボ発光手段の充電
電圧が所定値を越えて発光可能状態となるときは、アイ
リス11の開きが小さくされると共に、AGC回路19
aのゲインは所定値に固定されるので、AGC回路19
aより出力される撮像信号のレベルが小さくなり、例え
ば電子ビューファインダ30に表示される画像は暗くな
る。これにより、ストロボ9が発光可能状態となったこ
とを知ることができ、シャッターの押圧操作に伴ってス
トロボ9を確実に発光させ得る。
【0009】また、ストロボモードでは、ストロボ発光
手段の充電電圧が所定値を越えてストロボ9が発光可能
状態となるときは、アイリス11の開きが小さくされる
ので、ストロボが発光しても撮像素子12に高光量が入
射さることがなく、蓄積電荷の飽和を招くことはない。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例は、ビデオカメラとフォト
カメラとを一体的に形成したものである。
【0011】図1は全体構成を示す斜視図である。同図
において、1はキャビネットである。図示せずも、キャ
ビネット1内には、撮像素子、信号処理回路等からなる
ビデオカメラ部と、フィルム装填機構、フィルム駆動機
構等からなるフォトカメラ部とが内蔵される。
【0012】2はビデオカメラ部の撮像レンズであり、
3はフォトカメラ部の撮像レンズである。つまり、ビデ
オカメラ部とフォトカメラ部の光学系は別個に構成され
る。撮像レンズ2として、焦点距離fが7mm〜42m
mの6倍ズームレンズが使用される。一方、撮像レンズ
3として、焦点距離fが55mmの固定焦点レンズが使
用される。
【0013】また、本例ではキャビネット1内には、小
型CRTよりなる電子ビューファインダが設けられ、C
RTには撮像レンズ2を介してビデオカメラ部で撮像さ
れる画面が表示される。4はアイカップである。なお、
撮像レンズ3を介してフォトカメラ部で撮像される画面
を直接確認するファインダーは設けられていない。
【0014】また、5T,5Wは、それぞれTELE方
向、WIDE方向にズーム操作をするズーム操作釦であ
る。6はビデオカメラ部より出力される撮像ビデオ信号
のVTRへの録画操作をする録画釦、7はシャッター釦
である。さらに、8はフィルム巻戻し操作釦、9はスト
ロボである。
【0015】図2は、ビデオカメラ部の構成を示すもの
である。被写体からの像光は撮像レンズ2およびアイリ
ス11を介して補色市松方式の色フィルタを有する単板
式のCCD固体撮像素子12に供給される。
【0016】撮像レンズ2のズーム倍率の調整はズーム
ドライバ41によって行なわれる。図7は、ズームドラ
イバ41の具体構成を示すものである。同図において、
411は撮像レンズ2を構成するレンズであり、ズーム
倍率を調整するためのものである。このレンズ411の
位置を回転駆動でもって前後に移動させることにより、
ズーム倍率が調整される。例えばT側に回転させること
でTELE方向に調整され、一方W側に回転させること
でWIDE方向に調整される。
【0017】このレンズ411の回転駆動はDCモータ
412によって行なわれる。このモータ412の一端お
よび他端は、それぞれズームドライバ部413の出力端
子q1,q2に接続される。ズームドライバ部413の
入力端子p1,p2は、それぞれズーム操作スイッチ4
2のT側、W側の固定端子に接続される。
【0018】この場合、端子p1にハイレベル「H」の
信号が供給されるときは、端子q1から端子q2の方向
でもってモータ412に電流が流れ(実線図示)、レン
ズ411はT方向に回転駆動される。逆に、端子p2に
ハイレベル「H」の信号が供給されるときは、端子q2
から端子q1の方向でもってモータ412に電流が流れ
(破線図示)、レンズ411はW方向に回転駆動され
る。なお、端子p1,p2のいずれにもハイレベル
「H」の信号が供給されないときは、モータ412に電
流が流れることがなく、レンズ411はいずれの方向に
も回転駆動されず、その位置が保持される。
【0019】ズーム操作スイッチ42の可動端子は電源
端子に接続される。上述したキャビネット1の操作釦5
T,5Wを押圧するとき、ズーム操作スイッチ42はそ
れぞれT側,W側に接続される。ズーム操作スイッチ4
2がT側、W側に接続されるとき、それぞれズームドラ
イバ部413の端子p1,p2にハイレベル「H」の信
号が供給され、TELE方向、WIDE方向にズーム調
整が行なわれる。
【0020】図3は、撮像素子12のカラーコーディン
グ模式図である。同図に示すように、フィールド読み出
しが行なわれる。AフィールドではA1,A2のような
ペアで電荷が混合され、BフィールドではB1,B2の
ようなペアで電荷が混合される。そして、水平シフトレ
ジスタHregより、AフィールドではA1,A2,・
・・の順に、BフィールドではB1,B2,・・・の順
に電荷が出力される。
【0021】ここで、電荷の順番a,b,・・・は、図
4に示すように、A1ラインにおいては、(Cy+
G),(Ye+Mg),・・・となり、A2ラインにお
いては、(Cy+Mg),(Ye+G),・・・とな
り、B1ラインにおいては、(G+Cy),(Mg+Y
e),・・・となり、B2ラインにおいては、(Mg+
Cy),(G+Ye),・・・となる。
【0022】図2に戻って、撮像素子12より上述のよ
うに出力される電荷はCDS回路(相関二重サンプリン
グ回路)13に供給され、このCDS回路13より撮像
信号として取り出される。このCDS回路13を使用す
ることにより、周知のようにリセット雑音を低減するこ
とができる。
【0023】撮像素子12およびCDS回路13で必要
なタイミングパルスは、タイミング発生器14より供給
される。タイミング発生器14には、発振器15より8
fsc(fscは色副搬送波周波数)の基準クロックCK0
が供給されると共に、同期発生器16より水平、垂直の
同期信号HD,VDが供給される。一方、同期発生器1
6にはタイミング発生器14より4fscのクロックCK
1が供給される。
【0024】CDS回路13より出力される撮像信号は
レベル検出回路17aに供給される。この検出回路17
aの出力信号がアイリスドライバ17bおよび加算器1
7cを介してアイリス11に制御信号として供給され、
アイリス11の絞りが自動的に制御される。
【0025】ここで、CDS回路13より出力される撮
像信号より輝度信号Yとクロマ信号(色差信号)を得る
ための処理について説明する。
【0026】輝度信号Yに関しては、隣どうしの信号を
加算処理して求められる。図4において、a+b,b+
c,c+d,d+e,・・・の加算信号が順に形成され
る。
【0027】例えば、A1ラインでは、次式のように近
似される。ここで、Cy=B+G,Ye=R+G,Mg
=B+Rである。
【0028】 Y={(Cy+G)+(Ye+Mg))}×1/2 =(2B+3G+2R)×1/2 また、A2ラインでは、次式のように近似される。
【0029】 Y={(Cy+Mg)+(Ye+G))}×1/2 =(2B+3G+2R)×1/2 Aフィールドのその他のライン、Bフィールドのライン
についても同様に近似される。
【0030】クロマ信号に関しては、隣どうしの信号を
減算処理して求められる。
【0031】例えば、A1ラインでは、次式のように近
似される。
【0032】 R−Y=(Ye+Mg)−(Cy+G) =(2R−G) また、A2ラインでは、次式のように近似される。
【0033】 −(B−Y)=(Ye+G)−(Cy−Mg) =−(2B−G) Aフィールドのその他のライン、Bフィールドのライン
についても、同様にして赤色差信号R−Yおよび青色差
信号−(B−Y)が線順次に交互に得られる。
【0034】図2に戻って、CDS回路13より出力さ
れる撮像信号はAGCアンプ19aに供給される。この
AGCアンプ19aの出力信号はレベル検出回路19b
に供給され、この検出回路19bの出力信号がバッファ
19cおよび減算器19dを介してAGCアンプ19a
に制御電圧として供給される。例えば、制御電圧が2〜
4Vの範囲で変化し、それに対応してAGCアンプ19
aのゲインは10〜29dBとされる(図8に図示)。
この場合、アイリス11の動作期間で制御電圧は2Vで
一定となる。
【0035】AGCアンプ19aより出力される撮像信
号は輝度処理部を構成するローパスフィルタ20に供給
される。ローパスフィルタ20では、隣どうしの信号の
加算処理(平均化)が行なわれる。そのため、このロー
パスフィルタ20からは、輝度信号Yが出力される。
【0036】また、AGCアンプ19aより出力される
撮像信号は、クロマ処理部を構成するサンプルホールド
回路21,22に供給される。サンプルホールド回路2
1,22には、タイミング発生器14よりサンプリング
パルスSHP1,SHP2(図5、図6のE,Fに図
示)が供給される。なお、図5AはA1ラインの信号、
図6AはA2ラインの信号を示している。
【0037】サンプルホールド回路21からは、(Cy
+G)または(Cy+Mg)の連続した信号S1が出力
されて減算器23に供給される(図5B,図6Bに図
示)。サンプルホールド回路22からは、(Ye+M
g)または(Ye+G)の連続した信号S2が出力され
て減算器23に供給される(図5C,図6Cに図示)。
【0038】減算器23では信号S2より信号S1が減
算される。そのため、この減算器23からは、それぞれ
赤色差信号R−Y,青色差信号−(B−Y)が線順次に
交互に出力される(図5D,図6Dに図示)。
【0039】減算器23より出力される色差信号は、直
接切換スイッチ24のb側の固定端子および切換スイッ
チ25のa側の固定端子に供給されると共に、1水平期
間の遅延時間を有する遅延回路26を介して切換スイッ
チ24のa側の固定端子および切換スイッチ25のb側
の固定端子に供給される。
【0040】切換スイッチ24,25の切り換えは、コ
ントローラ27によって制御される。すなわち、減算器
23より赤色差信号R−Yが出力される1水平期間はb
側に接続され、一方青色差信号−(B−Y)が出力され
る1水平期間はa側に接続される。なお、コントローラ
27には、同期発生器16より同期信号HD,VDが基
準同期信号として供給されると共に、タイミング発生器
14よりクロックCK1が供給される。
【0041】上述のように切換スイッチ24,25は切
り換えられるため、切換スイッチ24からは各水平期間
で赤色差信号R−Yが出力され、切換スイッチ25から
は各水平期間で青色差信号−(B−Y)が出力される。
【0042】ローパスフィルタ20より出力される輝度
信号Yと、切換スイッチ24,25より出力される色差
信号(R−Y),−(B−Y)はエンコーダ28に供給
される。このエンコーダ28には同期発生器16より複
合同期信号SYNC、ブランキング信号BLK、バース
トフラグ信号BFおよび色副搬送波信号SCが供給され
る。
【0043】エンコーダ28では、周知のように輝度信
号Yに関しては同期信号SYNCが付加され、色差信号
に関しては直角2相変調されて搬送色信号Cが形成され
ると共に、カラーバースト信号が付加される。そして、
これら輝度信号Yと搬送色信号Cとが加算されて、例え
ばNTSC方式のカラービデオ信号SCVが形成され
る。エンコーダ28より出力されるカラービデオ信号S
CVは出力端子29に導出される。
【0044】また、エンコーダ28からは白黒ビデオ信
号SV(同期信号SYNCが付加された輝度信号Y)が
出力され、この白黒ビデオ信号SVは電子ビューファイ
ンダ30に供給され、小型CRTに撮像画面が表示され
る。
【0045】コントローラ27にはストロボモード設定
スイッチ31が接続され、この設定スイッチ31をオン
とすることで、ノーマルモードからストロボモードとさ
れる。ストロボモードでは、ストロボ駆動回路33の動
作が開始され、コンデンサ(図示せず)への充電が開始
される。
【0046】充電電圧Echがストロボ発光可能な所定値
Vthを越えている状態で、シャッター釦7(図1に図
示)が押圧されてコントローラ27に接続されているシ
ャッタースイッチ32がオンとなると、次のフィールド
でストロボ9が発光するように制御される。
【0047】また、ストロボ駆動回路33の充電電圧E
chはコントローラ27によって監視される。ストロボモ
ードで充電電圧Echが所定値Vthを越えるときは、コン
トローラ27より加算器17cに制御信号が供給されて
アイリス11の開きが小さく、例えば1/3程度とされ
る。このアイリス11の開きは、ストロボモードを解除
しない限り、ストロボ9を発光させるフィールドまで小
さくされたままとされる。
【0048】このアイリス11の開きが小さくされると
き、1垂直期間の遅れをもってAGCアンプ19aのゲ
インが強制的に下げられる。この場合、コントローラ2
7より減算器19dに制御信号が供給されて、AGCア
ンプ19aへの制御電圧が、例えば2Vに固定される。
【0049】また、ストロボモードでストロボ9が発光
するフィールドの終了時点に同期してコントローラ27
より取込パルスPTIが出力される。この取込パルスPTI
は、図示せずも出力端子29に接続される静止画記録機
に1画面分のデータを取り込むのに使用される。
【0050】以上の構成において、時点t1で設定スイ
ッチ31がオンとされると(図9Bに図示)、次の垂直
同期信号VDに同期してノーマルモードからストロボモ
ードとなる(図9Cに図示)。図9Aは垂直同期信号V
Dを示している。
【0051】ストロボモードとなると、コントローラ2
7の制御によってストロボ駆動回路33の動作がオンと
され(図9Dに図示)、充電電圧Echが徐々に上昇して
いく(図9Eに図示)。この充電電圧Echがストロボ9
の発光が可能な所定値Vthを越えると、次の垂直同期信
号VDに同期してアイリス11の開きが小さくされる
(図9Hに図示)。
【0052】図9の例では、照度が低くアイリス11が
開放(AGC動作)の状態でストロボモードとされた例
を示している。なお、図10の実線aは、ノーマルモー
ドに於ける照度とAGCアンプ19aの出力信号との関
係を示したものである。同図破線bはアイリス11が開
放、AGCアンプ19aのゲインが10dBで固定であ
るときの関係を示している。
【0053】アイリス11の開きが小さくされた後、1
垂直期間の遅れをもってAGCアンプ19aへの制御電
圧が2Vとされ(図9Iに図示)、そのゲインは10d
Bに固定される。
【0054】この状態で、シャッタースイッチ32がオ
ンとされると(図9Fに図示)、コントローラ27によ
ってストロボ駆動回路33が制御され、次の垂直期間で
ストロボ9が発光する(図9Gに図示)。
【0055】ストロボ9がある垂直期間で発光すると、
次の垂直期間でアイリス11の開きが元に戻される(図
9Hに図示)と共に、1垂直期間の遅れをもってAGC
アンプ19aへの制御電圧も元に戻される(図9Iに図
示)。
【0056】ストロボ9が発光すると、ストロボ駆動回
路33のコンデンサの充電電圧Echは急激に低下し、そ
の後再び徐々に上昇していく(図9Eに図示)。そし
て、充電電圧Echが所定値Vthを越えるとき、再びアイ
リス11の開きが小さくされると共に、1垂直期間の遅
れをもってAGCアンプ19aのゲインが強制的に下げ
られる(図9H,Iに図示)。
【0057】この状態で、時点t2で設定スイッチ31
がオフとされると(図9Bに図示)次の垂直同期信号V
Dに同期してストロボモードからノーマルモードとなる
(図9Cに図示)。ノーマルモードとなると、ストロボ
駆動回路33の動作がオフとなり、充電電圧Echは急激
に低下し(図9Eに図示)、アイリス11の開きやAG
Cアンプ19aへの制御電圧は元に戻される(図H,I
に図示)。
【0058】また、タイミング発生器14より撮像素子
12には各フィールドの終了時点で読み出しパルスが供
給される(図9Jに図示)。そのため、撮像素子12の
蓄積電荷は図9Kに示すようになる。これに対して、撮
像素子12より出力される撮像信号は図9Lに示すよう
になり、1フィールド遅れて出力される。
【0059】ストロボ9が発光するフィールドF0の終
了時点に同期してコントローラ27より取込パルスPTI
が出力される(図9Mに図示)。そのため、この取込パ
ルスPTIを使用することで、例えば出力端子29に接続
される静止画記録機に、ストロボ9を発光させて撮像し
た1画面分の撮像信号nを取り込むことができる。撮像
信号nは充分な光量の下で撮像して得られたものであ
り、AGCアンプ19aでレベル補償される他のフィー
ルドの撮像信号に比べて、S/Nがよく高品質の撮像信
号である。
【0060】このように本例においては、ストロボモー
ドでは、充電電圧Echが所定値Vthを越えてストロボ9
が発光可能状態となるときは、アイリス11の開きが小
さくされると共に、AGCアンプ19aへの制御電圧が
2Vに固定されるので、AGCアンプ19aより出力さ
れる撮像信号のレベルが小さくなる。そのため、電子ビ
ューファインダ30に表示される画像は暗くなり、スト
ロボ9が発光可能状態となったことを容易に認識するこ
とができる。これにより、シャッター釦7(シャッター
スイッチ32)の押圧操作に伴ってストロボ9を確実に
発光させることができる。
【0061】また、ストロボモードでは、充電電圧Ech
が所定値Vthを越えてストロボ9が発光可能状態となる
ときは、アイリス11の開きが小さくされるので、スト
ロボ9が発光しても撮像素子12に高光量が入射される
ことがなく、蓄積電荷の飽和を防止することができる。
【0062】
【発明の効果】この発明によれば、ストロボモードで
は、ストロボ発光手段の充電電圧が所定値を越えて発光
可能状態となるとき、アイリスの開きが小さくされると
共に、AGC回路のゲインは所定値に固定されるので、
AGC回路より出力される撮像信号のレベルが小さくな
り、例えば電子ビューファインダに表示される画像は暗
くなる。これにより、ストロボが発光可能状態となった
ことを知ることができ、シャッターの押圧操作に伴って
ストロボを確実に発光させることができる。また、スト
ロボモードでは、ストロボ発光手段の充電電圧が所定値
を越えてストロボが発光可能状態となるときは、アイリ
スの開きが小さくされるので、ストロボが発光しても撮
像素子に高光量が入射されることがなく、蓄積電荷の飽
和を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】ビデオカメラ部の構成を示す図である。
【図3】撮像素子のカラーコーディング模式図である。
【図4】撮像素子の水平出力レジスタの出力を示す図で
ある。
【図5】色信号処理の説明のための図である。
【図6】色信号処理の説明のための図である。
【図7】ズームドライバの構成を示す図である。
【図8】AGCアンプの制御特性を示す図である。
【図9】ストロボモードの動作を示す図である。
【図10】照度とAGCアンプの出力との関係(ノーマ
ルモード)を示す図である。
【符号の説明】
1 キャビネット 2,3 撮像レンズ 4 アイカップ 5T,5W ズーム操作釦 6 録画釦 7 シャッター釦 9 ストロボ 11 アイリス 12 CCD固体撮像素子 14 タイミング発生器 16 同期発生器 17c 加算器 19a AGCアンプ 19d,23 減算器 20 ローパスフィルタ 21,22 サンプルホールド回路 24,25 切換スイッチ 26 遅延回路 27 コントローラ 28 エンコーダ 29 出力端子 30 電子ビューファインダ 31 ストロボモード設定スイッチ 32 シャッタースイッチ 33 ストロボ駆動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストロボ発光手段と、 撮像素子の入射光量を制御するアイリスと、 上記撮像素子より出力される撮像信号のレベルを制御す
    るAGC回路と、 上記ストロボ発光手段を使用するストロボモードとする
    モード設定手段と、 上記ストロボ発光手段の充電電圧を検出する電圧検出手
    段と、 上記ストロボモードでは、上記電圧検出手段で上記充電
    電圧が所定値を越えることが検出されるとき、上記アイ
    リスの開きを小さくすると共に、上記AGC回路のゲイ
    ンを所定値に固定する制御手段とを備えてなるビデオカ
    メラ。
JP3245385A 1991-08-30 1991-09-25 ビデオカメラ Pending JPH0583623A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3245385A JPH0583623A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 ビデオカメラ
US07/934,761 US5410225A (en) 1991-08-30 1992-08-24 Video camera and camera system employing aperture control
CA002076761A CA2076761A1 (en) 1991-08-30 1992-08-25 Video camera and camera system
EP92114548A EP0529608A2 (en) 1991-08-30 1992-08-26 Automatic brightness control for a video camera provided with illumination means
US08/316,713 US5539456A (en) 1991-08-30 1994-09-29 Video camera and camera system with white balance control

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3245385A JPH0583623A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 ビデオカメラ

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