JPH05130490A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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Publication number
JPH05130490A
JPH05130490A JP3219749A JP21974991A JPH05130490A JP H05130490 A JPH05130490 A JP H05130490A JP 3219749 A JP3219749 A JP 3219749A JP 21974991 A JP21974991 A JP 21974991A JP H05130490 A JPH05130490 A JP H05130490A
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JP
Japan
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signal
image pickup
amplifier
level
output
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Application number
JP3219749A
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English (en)
Inventor
Satoshi Ishii
聡 石井
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光センサーを使用することなく、撮像信号のレ
ベルが一定となるように制御する。 【構成】シャッタースイッチ62がオンとなると、コン
トローラ27よりストロボ発光パルスPSTが出力され、
ストロボ64が発光する。ストロボ64は常に一定光量
で発光し、その発光時にはスイッチ51をb側に接続し
てアイリス11を開放する。ストロボ64の発光に伴っ
て撮像された信号が撮像素子12より出力される垂直期
間では、スイッチ54をb側に接続し、AGCアンプ1
9の出力レベル検出信号を信号変換回路53を通してア
ンプ19に制御信号として供給し、被写体照度に応じて
アンプ19のゲインを制御する。ストロボ64の発光に
伴って撮像素子12より出力される撮像信号のレベルが
大きくなっても、アンプ19からの撮像信号のレベルは
標準信号レベルとなる。光センサーで被写体照度を検出
してストロボの発光量等を制御するものでなく、安価に
構成し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被写体を照明するス
トロボ等の発光手段を設けてなるビデオカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ストロボを発光させて光量不足を
補うことで良好な撮像信号を得るようにしたスチルビデ
オカメラが提案されている。この場合、光センサによっ
て外光量が検出され、外光量に応じてストロボの発光量
や撮像素子の蓄積時間等が調整され、撮像信号のレベル
が一定レベル(標準信号レベル)となるように制御され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来例において
は、外光量を検出する光センサーを必要とするため、全
体として高価となる不都合があった。
【0004】そこで、この発明では、光センサーを使用
することなく、撮像信号のレベルが一定となるように制
御できるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、撮像素子に
よって撮像される被写体を照明する発光手段と、この撮
像素子より出力される撮像信号のゲインを制御するアン
プと、このアンプの出力信号のレベルを検出し、その検
出信号をアンプに制御信号として供給するレベル検出手
段と、発光手段を発光させて被写体を撮像して得られる
撮像信号が撮像素子より出力されるとき、アンプのゲイ
ンを制御してアンプの出力信号が一定レベルとなるよう
にする制御手段とを備えてなるものである。
【0006】
【作用】通常時、レベル検出手段の出力信号によってア
ンプのゲインが制御されるため、アンプの出力信号は一
定レベルとなるように制御される。発光手段の発光時に
は、撮像素子からの撮像信号のレベルが大きくなるが、
制御手段によってアンプのゲインが制御されるため、ア
ンプの出力信号は一定レベルとなる。光センサーによっ
て外光量を検出してストロボの発光量等を制御するもの
と比較して安価に構成し得る。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例はビデオカメラとフォトカ
メラとを一体的に形成したものである。
【0008】図1は全体構成を示す斜視図である。同図
において、1はキャビネットである。図示せずも、キャ
ビネット1内には、撮像素子、信号処理回路等からなる
ビデオカメラ部と、フィルム装填機構、フィルム駆動機
構等からなるフォトカメラ部とが内蔵される。
【0009】2はビデオカメラ部の撮像レンズであり、
3はフォトカメラ部の撮像レンズである。つまり、ビデ
オカメラ部とフォトカメラ部の光学系は別個に構成され
る。撮像レンズ2として、焦点距離fが7mm〜42m
mの6倍ズームレンズが使用される。一方、撮像レンズ
3として、焦点距離fが55mmの固定焦点レンズが使
用される。
【0010】また、本例ではキャビネット1内には、小
型CRTよりなる電子ビューファインダが設けられ、C
RTには撮像レンズ2を介してビデオカメラ部で撮像さ
れる画面が表示される。4はアイカップである。なお、
撮像レンズ3を介してフォトカメラ部で撮像される画面
を直接確認するファインダーは設けられていない。
【0011】また、5T,5Wは、それぞれTELE方
向、WIDE方向にズーム操作をするズーム操作釦であ
る。6はビデオカメラ部より出力される撮像ビデオ信号
のVTRへの録画操作をする録画釦である。7はシャッ
ター釦、8はフィルム巻戻し操作釦である。
【0012】また、64はストロボである。被写体照度
が0〜100lxにあるとき、シャッター釦7の押圧に
応じて発光制御される。
【0013】図2は、ビデオカメラ部の構成を示すもの
である。被写体からの像光は撮像レンズ2およびアイリ
ス11を介して補色市松方式の色フィルタを有する単板
式のCCD固体撮像素子12に供給される。
【0014】撮像レンズ2のズーム倍率の調整はズーム
ドライバ41によって行なわれる。図7は、ズームドラ
イバ41の具体構成を示すものである。同図において、
411は撮像レンズ2を構成するレンズであり、ズーム
倍率を調整するためのものである。このレンズ411の
位置を回転駆動でもって前後に移動させることにより、
ズーム倍率が調整される。例えば、T側に回転させるこ
とでTELE方向に調整され、一方W側に回転させるこ
とでWIDE方向に調整される。
【0015】このレンズ411の回転駆動はDCモータ
412によって行なわれる。このモータ412の一端お
よび他端は、それぞれズームドライバ部413の出力端
子q1,q2に接続される。ズームドライバ部413の
入力端子p1,p2は、それぞれズーム操作スイッチ4
2のT側、W側の固定端子に接続される。
【0016】この場合、端子p1にハイレベル「H」の
信号が供給されるときは、端子q1から端子q2の方向
でもってモータ412に電流が流れ(実線図示)、レン
ズ411はT方向に回転駆動される。逆に、端子p2に
ハイレベル「H」の信号が供給されるときは、端子q2
から端子q1の方向でもってモータ412に電流が流れ
(破線図示)、レンズ411はW方向に回転駆動され
る。なお、端子p1,p2のいずれにもハイレベル
「H」の信号が供給されないときは、モータ412に電
流が流れることがなく、レンズ411はいずれの方向に
も回転駆動されず、その位置が保持される。
【0017】ズーム操作スイッチ42の可動端子は電源
端子に接続される。上述したキャビネットの操作釦5
T,5Wを押圧するとき、ズーム操作スイッチ42はそ
れぞれT側、W側に接続される。ズーム操作スイッチ4
2がT側、W側に接続されるとき、それぞれズームドラ
イバ部413の端子p1,p2にハイレベル「H」の信
号が供給され、TELE方向、WIDE方向にズーム調
整が行なわれる。
【0018】図3は、撮像素子12のカラーコーディン
グ模式図である。同図に示すように、フィールド読み出
しが行なわれる。AフィールドではA1,A2のような
ペアで電荷が混合され、BフィールドではB1,B2の
ようなペアで電荷が混合される。そして、水平シフトレ
ジスタHregより、AフィールドではA1,A2,・
・・の順に、BフィールドではB1,B2,・・・の順
に電荷が出力される。
【0019】ここで、電荷の順番a,b,・・・は、図
4に示すように、A1ラインにおいては、(Cy+
G),(Ye+Mg),・・・となり、A2ラインにお
いては、(Cy+Mg),(Ye+G),・・・とな
り、B1ラインにおいては、(G+Cy),(Mg+Y
e),・・・となり、B2ラインにおいては、(Mg+
Cy),(G+Ye),・・・となる。
【0020】撮像素子12より上述のように出力される
電荷はCDS回路(相関二重サンプリング回路)13に
供給され、このCDS回路13より撮像信号として取り
出される。このCDS回路13を使用することにより、
周知のようにリセット雑音を低減することができる。
【0021】撮像素子12およびCDS回路13で必要
なタイミングパルスは、タイミング発生器14より供給
される。タイミング発生器14には、発振器15より8
fsc(fscは色副搬送波周波数)の基準クロックCK0
が供給されると共に、同期発生器16より水平、垂直の
同期信号HD,VDが供給される。一方、同期発生器1
6にはタイミング発生器14より4fscのクロックCK
1が供給される。
【0022】CDS回路13より出力される撮像信号は
レベル検出回路17に供給され、この検出回路17の出
力信号がアイリスドライバ18を介して切換スイッチ5
1のa側の固定端子に供給される。切換スイッチ51の
b側の固定端子は電源に接続される。
【0023】切換スイッチ51の切り換えはコントロー
ラ27によって制御される。すなわち、通常時はa側に
接続され、後述するストロボが発光する垂直期間および
その次の垂直期間はb側に接続される。なお、コントロ
ーラ27には、同期発生器16より同期信号HD,VD
が基準同期信号として供給されると共に、タイミング発
生器14よりクロックCK1が供給される。
【0024】切換スイッチ51の出力信号はアイリス1
1に制御信号として供給される。切換スイッチ51がa
側に接続されるときは、レベル検出回路17の出力信号
に応じてアイリス11の絞りが制御される。この場合、
被写体照度が100lx以下となるとき開放状態とな
る。一方、切換スイッチ51がb側に接続されるとき
は、アイリス11は開放状態とされる。
【0025】ここで、CDS回路13より出力される撮
像信号より輝度信号Yとクロマ信号(色差信号)を得る
ための処理について説明する。
【0026】輝度信号Yに関しては、隣どうしの信号を
加算処理して求められる。図4において、a+b,b+
c,c+d,d+e,・・・の加算信号が順に形成され
る。
【0027】例えば、A1ラインでは、次式のように近
似される。ここで、Cy=B+G,Ye=R+G,Mg
=B+Rである。
【0028】 Y={(Cy+G)+(Ye+Mg))}×1/2 =(2B+3G+2R)×1/2 また、A2ラインでは、次式のように近似される。
【0029】 Y={(Cy+Mg)+(Ye+G))}×1/2 =(2B+3G+2R)×1/2 Aフィールドのその他のライン、Bフィールドのライン
についても同様に近似される。
【0030】クロマ信号に関しては、隣どうしの信号を
減算処理して求められる。
【0031】例えば、A1ラインでは、次式のように近
似される。
【0032】 R−Y=(Ye+Mg)−(Cy+G) =(2R−G) また、A2ラインでは、次式のように近似される。
【0033】 −(B−Y)=(Ye+G)−(Cy−Mg) =−(2B−G) Aフィールドのその他のライン、Bフィールドのライン
についても、同様にして赤色差信号R−Yおよび青色差
信号−(B−Y)が線順次に交互に得られる。
【0034】図2に戻って、CDS回路13より出力さ
れる撮像信号はAGCアンプ19に供給される。このA
GCアンプ19の出力信号はレベル検出回路52に供給
され、このレベル検出回路52の出力信号は信号変換回
路53を介して切換スイッチ54のb側の固定端子に供
給される。この切換スイッチ54のa側の固定端子に
は、レベル検出回路52の出力信号が供給される。
【0035】切換スイッチ54の切り換えはコントロー
ラ27によって制御される。すなわち、通常時はa側に
接続され、一方後述するストロボが発光する垂直期間の
次の垂直期間はb側に接続される。この切換スイッチ5
4の出力信号はAGCアンプ19に制御信号として供給
される。
【0036】ここで、AGCアンプ19のゲインは24
〜−6dBの範囲で制御される。また、被写体照度が0
〜100lxまで変化するとき、レベル検出回路52の
出力信号は図8の実線aに示すように電圧Va〜VREF
(Va>VREF )まで変化し、信号変換回路53の出力
信号は図8の実線bに示すように電圧VREF 〜Vb(V
REF >Vb)まで変化するように設定される。そのた
め、AGCアンプ19のゲインは、切換スイッチ54が
a側に接続されるときは24〜0dBまで変化し、一方
切換スイッチ54がb側に接続されるときは0〜−6d
Bまで変化する(図8参照)。
【0037】AGCアンプ19より出力される撮像信号
は、輝度処理部を構成するローパスフィルタ20に供給
される。ローパスフィルタ20では、隣どうしの信号の
加算処理(平均化)が行なわれる。そのため、このロー
パスフィルタ20からは、輝度信号Yが出力される。
【0038】また、AGCアンプ19より出力される撮
像信号は、クロマ処理部を構成するサンプルホールド回
路21,22に供給される。サンプルホールド回路2
1,22には、タイミング発生器14よりサンプリング
パルスSHP1,SHP2(図5、図6のE,Fに図
示)が供給される。なお、図5AはA1ラインの信号、
図6AはA2ラインの信号を示している。
【0039】サンプルホールド回路21からは、(Cy
+G)または(Cy+Mg)の連続した信号S1が出力
されて減算器23に供給される(図5B,図6Bに図
示)。サンプルホールド回路22からは、(Ye+M
g)または(Ye+G)の連続した信号S2が出力され
て減算器23に供給される(図5C,図6Cに図示)。
【0040】減算器23では信号S2より信号S1が減
算される。そのため、この減算器23からは、それぞれ
赤色差信号R−Y,青色差信号−(B−Y)が線順次に
交互に出力される(図5D,図6Dに図示)。
【0041】減算器23より出力される色差信号は、直
接切換スイッチ24のb側の固定端子および切換スイッ
チ25のa側の固定端子に供給されると共に、1水平期
間の遅延時間を有する遅延回路26を介して切換スイッ
チ24のa側の固定端子および切換スイッチ25のb側
の固定端子に供給される。
【0042】切換スイッチ24,25の切り換えは、コ
ントローラ27によって制御される。すなわち、減算器
23より赤色差信号R−Yが出力される1水平期間はb
側に接続され、一方青色差信号−(B−Y)が出力され
る1水平期間はa側に接続される。そのため、切換スイ
ッチ24からは各水平期間で赤色差信号R−Yが出力さ
れ、切換スイッチ25からは各水平期間で青色差信号−
(B−Y)が出力される。
【0043】ローパスフィルタ20より出力される輝度
信号Yはエンコーダ28に供給される。また、切換スイ
ッチ24,25より出力される色差信号(R−Y),−
(B−Y)は,それぞれホワイトバランス調整用のアン
プ55,56を介してエンコーダ28に供給される。
【0044】アンプ55,56の出力信号はホワイトバ
ランスコントローラ57に供給される。アンプ55,5
6のゲイン制御端子は、それぞれ切換スイッチ58,5
9の可動端子に接続され、切換スイッチ58,59のa
側の固定端子はコントローラ57に接続され、そのb側
の固定端子は半固定抵抗器60,61を介して接地され
る。
【0045】切換スイッチ58,59の切り換えはコン
トローラ27によって制御される。すなわち、通常時は
a側に接続され、後述するストロボが発光する垂直期間
の次の垂直期間ではb側に接続される。切換スイッチ5
8,59がa側に接続されるときは、アンプ55,56
の出力信号に応じてコントローラ57でもってアンプ5
5,56のゲインが制御され、ホワイトバランス調整が
行なわれる。一方、切換スイッチ58,59がb側に接
続されるときは、抵抗器60,61の設定抵抗値に対応
してアンプ55,56のゲインが制御され、ストロボの
色温度(例えば5200°K)に対するホワイトバラン
ス調整が行なわれる。
【0046】エンコーダ28には同期発生器16より複
合同期信号SYNC、ブランキング信号BLK、バース
トフラグ信号BFおよび色副搬送波信号SCが供給され
る。エンコーダ28では、周知のように輝度信号Yに関
しては同期信号SYNCが付加され、色差信号に関して
は直角2相変調されて搬送色信号Cが形成されると共
に、カラーバースト信号が付加される。そして、これら
輝度信号Yと搬送色信号Cとが加算されて、例えばNT
SC方式のカラービデオ信号SCVが形成される。
【0047】エンコーダ28より出力されるカラービデ
オ信号SCVは出力端子29に導出される。また、エン
コーダ28からは白黒ビデオ信号SV(同期信号SYN
Cが付加された輝度信号Y)が出力され、この白黒ビデ
オ信号SVは電子ビューファインダ30に供給され、小
型CRTに撮像画面が表示される。
【0048】また、コントローラ27には、シャッター
釦7が押圧されるときオンとなるシャッタースイッチ6
2が接続される。コントローラ27にはレベル検出回路
17の出力信号が供給される。シャッタースイッチ62
がオンとされるとき、被写体照度が100lxより小さ
いときは(アイリス11は開放状態)、コントローラ2
7より垂直同期信号VDに同期してストロボ発光回路6
3にストロボ発光パルスPSTが供給され、ストロボ64
が発光するようにされる。被写体照度が100lxより
小さくなるとき、レベル検出回路17の出力信号のレベ
ルは所定値より小さくなる。そのため、コントローラ2
7ではレベル検出回路17の出力信号より、被写体照度
が100lxより小さくなったことを検出できる。
【0049】ストロボ発光回路63には発光量を調整す
るための半固定抵抗器65が接続される。この場合、ス
トロボ64の発光強度は時間経過に伴って変化するが、
その発光量は1垂直期間×100lxの被写体照度に相
当するように設定される。これにより、ストロボ64が
発光する垂直期間では、例えば0lxの被写体照度の被
写体は100lxの被写体照度となり、100lxの被
写体照度の被写体は200lxの被写体照度の被写体と
なる。
【0050】なお、コントローラ27より出力されるス
トロボ発光パルスPSTは、静止画記録機(図示せず)に
静止画ビデオ信号を取り込むための取込パルスPGEとし
ても兼用される。
【0051】以上の構成において、通常時は、切換スイ
ッチ51,54がa側に接続されるので、被写体照度に
応じてアイリス動作およびAGC動作が、従来周知のよ
うに行なわれる。図9の実線aは、被写体照度と対応す
るAGCアンプ19の出力信号のレベル(標準信号レベ
ルを1.0に正規化)の関係を示している。被写体照度
が100lx以上のときは、AGCアンプ19のゲイン
は0dBとされ、アイリス動作によって出力信号レベル
が標準信号レベルとなる。一方、被写体照度が100l
xより小さいときは、アイリス11が開放状態とされ、
AGC動作によって出力信号レベルが標準信号レベルと
なる。この場合の最低照度は6.3lxである。なお、
破線bは、AGCアンプ19のゲインが0dBで、アイ
リス11が開放状態のままにあるときの出力信号レベル
を示している。
【0052】次に、シャッタースイッチ62がオンとさ
れる場合について説明する。被写体照度が100lxよ
り小さい状態で、シャッタースイッチ62がオンとされ
ると、コントローラ27より垂直同期信号VD(図10
Aに図示)に同期してストロボ発光パルスPSTがストロ
ボ発光回路63に供給され(図10Bに図示)、ストロ
ボ64が発光する(図10Cに図示)。
【0053】ストロボ64が発光する垂直期間および次
の垂直期間では、切換スイッチ51がb側に接続され
(図10Dに図示)、アイリス11は開放状態に保持さ
れる。
【0054】ストロボ64が発光された垂直期間の撮像
信号は、次の垂直期間に撮像素子12より出力される。
図10Eには、撮像素子12より出力される撮像信号を
示しており、斜線図示部分はストロボ64の発光による
増加分を示している。
【0055】ここで、ストロボ64の発光に伴って撮像
素子12より出力される撮像信号のレベルは、被写体照
度0〜100lxに対応して図11に斜線図示するよう
に増加する。例えば、被写体照度が0lxであるときは
標準信号レベルとなるが、被写体照度が高くなるに従っ
てレベルが大きくなり、被写体照度が100lxでは標
準信号レベルの2倍(6dB)となる。
【0056】ストロボ64が発光する垂直期間の次の垂
直期間では、切換スイッチ54がb側に接続されるの
で、(図10Fに図示)上述したように被写体照度0〜
100lxに対応して、AGCアンプ19にはVREF 〜
Vbに変化する制御信号が供給され(図8の実線bに図
示)、ゲインが0〜−6dBに制御される。したがっ
て、被写体照度0〜100lxの範囲において、AGC
アンプ19より出力される撮像信号のレベルは標準信号
レベルとなる。図10Gには、AGCアンプ19の出力
信号を示している。
【0057】また、ストロボ64が発光する垂直期間の
次の垂直期間で切換スイッチ58,59がb側に接続さ
れ(図10Fに図示)、アンプ55,56ではストロボ
64の色温度に対応したホワイトバランス調整が行なわ
れる。これにより、ストロボ64の発光に伴って撮像素
子12より出力される撮像信号(色差信号)のホワイト
バランス調整が的確に行なわれる。
【0058】このように本例においては、ストロボ64
の発光量は一定のままで、被写体照度に応じてAGCア
ンプ19のゲインを制御することで、撮像信号のレベル
を標準信号レベルとなるようにしている。そのため、従
来のようにストロボの発光量等を被写体照度に応じて制
御するものではなく、被写体照度を検出するための光セ
ンサーを不要とでき、安価に構成することができる。
【0059】また、ストロボ64の発光に伴って撮像素
子12より撮像信号が出力されるとき、アンプ55,5
6ではストロボ64の色温度に対応したホワイトバラン
ス調整が行なわれるので、ホワイトバランス調整を的確
に行なうことができる。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、発光手段の発光時に
は、アンプのゲインを制御して撮像信号が一定レベルと
されるので、光センサーによって外光量を検出してスト
ロボの発光量等を制御するものと比較して安価に構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】ビデオカメラ部の構成を示す図である。
【図3】撮像素子のカラーコーディング模式図である。
【図4】撮像素子の水平出力レジスタの出力を示す図で
ある。
【図5】色信号処理の説明のための図である。
【図6】色信号処理の説明のための図である。
【図7】ズームドライバの構成を示す図である。
【図8】AGCアンプの動作を説明するための図であ
る。
【図9】アイリス動作、AGC動作を説明するための図
である。
【図10】ストロボ発光時の動作を説明するための示す
図である。
【図11】ストロボ発光時におけるAGCアンプによる
信号レベル補正動作の説明のための図である。
【符号の説明】
1 キャビネット 2,3 撮像レンズ 4 アイカップ 5T,5W ズーム操作釦 6 録画釦 7 シャッター釦 8 フィルム巻戻し操作釦 12 CCD固体撮像素子 14 タイミング発生器 16 同期発生器 17,52 レベル検出回路 20 ローパスフィルタ 21,22 サンプルホールド回路 23 減算器 24,25 切換スイッチ 26 遅延回路 27 コントローラ 28 エンコーダ 29 出力端子 30 電子ビューファインダ 41 ズームドライバ 42 ズーム操作スイッチ 51,54,58,59 切換スイッチ 53 信号変換回路 55,56 ホワイトバランス調整用のアンプ 62 シャッタースイッチ 63 ストロボ発光回路 64 ストロボ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子によって撮像される被写体を照
    明する発光手段と、 上記撮像素子より出力される撮像信号のゲインを制御す
    るアンプと、 上記アンプの出力信号のレベルを検出し、その検出信号
    を上記アンプに制御信号として供給するレベル検出手段
    と、 上記発光手段を発光させて上記被写体を撮像して得られ
    る撮像信号が上記撮像素子より出力されるとき、上記ア
    ンプのゲインを制御して上記アンプの出力信号が一定レ
    ベルとなるようにする制御手段とを備えてなるビデオカ
    メラ。
JP3219749A 1991-08-30 1991-08-30 ビデオカメラ Pending JPH05130490A (ja)

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