JPH0583513U - ベルト切断検出装置 - Google Patents

ベルト切断検出装置

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JPH0583513U
JPH0583513U JP2379992U JP2379992U JPH0583513U JP H0583513 U JPH0583513 U JP H0583513U JP 2379992 U JP2379992 U JP 2379992U JP 2379992 U JP2379992 U JP 2379992U JP H0583513 U JPH0583513 U JP H0583513U
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JP
Japan
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belt
pulley
striker
fulcrum
rotation
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Withdrawn
Application number
JP2379992U
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English (en)
Inventor
俊之 浅井
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転中におけるベルトの切断を簡単に検出す
ることができるベルト切断検出装置を提供することを目
的としている。 【構成】 プーリ1の外周部でかつベルト3の内側に、ス
トライカ6をプーリ1の回転平面内において一端部を支点
として回動自在に取付けるとともに、ベルト3が巻回さ
れているプーリ1の外側位置に、ストライカ6がその一端
部を支点として回動した際に、ストライカ6の他端部が
接触する検出部7を設け、何等かの原因でベルト3が切断
した場合、そのベルト3がプーリ1から外れ、該ベルト3
によってその回動が阻止されていたストライカ6がプー
リ1の回転による遠心力によって、一端部を支点として
回動し、他端部が検出部7に接触してベルト3の切断を検
出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は例えば、ベルトドライブの伝動装置において、運転中におけるベル トの切断を簡単に検出することができるベルト切断検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ベルトドライブのファンは、モータ等の駆動軸と、ファンが連結され る従動軸とにそれぞれプーリを取付け、これらプーリにベルトを巻回して駆動軸 の回転を該ベルトを介して従動軸に伝動することによって、ファンを回転させて いる。このようなベルトによる伝動においては、伝動能力を上げるために、プー リに複数のV溝を形成するとともに、これらV溝にそれぞれVベルトを巻回する 場合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記のような場合、運転中にベルトの1本が切断しても、他の全て のベルトが切断しない限り、ファンは回転し続ける。特に、原子力関連施設等に おけるベルトドライブの伝動装置においては安定した連続運転が要求されるので 、これを実現するには作業者がベルトの状態を頻繁に検査しなければならず、作 業者にかかる負担が大きかった。 この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、運転中におけるベルトの切断を 簡単に検出することができるベルト切断検出装置を提供することを目的としてい る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案のベルト切断検出装置は、プーリの外周 部でかつベルトの内側に、ストライカをプーリの回転平面内において一端部を支 点として回動自在に取付けるとともに、ベルトが巻回されているプーリの外側位 置に、上記ストライカがその一端部を支点として回動した際に、ストライカの他 端部が接触する検出部を設けたものである。
【0005】
【作用】
この考案のベルト切断検出装置にあっては、何等かの原因でベルトが切断した 場合、そのベルトがプーリから外れ、該ベルトによってその回動が阻止されてい たストライカがプーリの回転による遠心力によって、一端部を支点として回動し 、他端部が検出部に接触してベルトの切断を検出することができる。
【0006】
【実施例】
以下、図1ないし図5を参照してこの考案のベルト切断検出装置の一実施例を 説明する。 これらの図において、符号1はプーリを示す。このプーリ1は点Oを中心とし て矢印方向に回転自在に支持された円板状のものであり、その外周面には周方向 に沿う3条のV溝2…がプーリ1の軸方向において互いに平行に形成されている 。各V溝2にはそれぞれ無端状のVベルト3の一部が巻回されている。またV溝 2の底面には凹部4が形成されている。この凹部4はV溝2の底面の一部を方形 状に切り欠いてなるものであり、その幅(プーリ1の軸方向における幅)は、V ベルト3の幅とほぼ等しいか、もしくは若干小さく形成されている。
【0007】 上記各凹部4には、プーリ1の軸と平行な支持軸5がプーリ1の軸方向におい て互い対向する内壁面に固定されて設けられており、この支持軸5にはストライ カ6の一端部6aが回動自在に取付けられている。このストライカ6は上記凹部 4内に納まる大きさの角柱状のものであり、プーリ1の回転による遠心力を受け て、上記支持軸5を軸としてプーリ1の半径方向外方に向けて回動し、他端部6 bが凹部4から突出するようになっている。
【0008】 また、ベルト3が巻回されているプーリ1の半径方向外側位置には、リミット スイッチ(検出部)7…が各ストライカ6…にそれぞれ対向して設置されている 。このリミットスイッチ7は、ベルト3が回転中に切断した際にストライカ6が その一端部6aを支点として回動して他端部6bが接触することによって、ベル ト3を回転させる駆動源を停止させるようになっている。
【0009】 次に、上記構成のベルト切断検出装置の動作について説明する。 3本のベルト3…が正常な状態でプーリ1とともに回転している状態において 、上記ストライカ6はプーリ1の回転による遠心力を受けて支持軸5を軸として 回動しようとするが、ベルト3が巻回されているプーリ1の外周部においては、 該ストライカ6はベルト3によってその回動が阻止され、凹部4内に納まった状 態となる。一方、ベルト3が巻回されていないプーリ1の外周部においてはスト ライカ6が上記遠心力によって回動してプーリ1の外周部から突出するが、プー リ1の回転によってストライカ6がベルト3に接近し、さらにプーリ1の回転に よってストライカ6がベルト3の下側に潜り込んで凹部4に押し込まれる。した がって、3本のベルト3…が正常な状態である場合、何等支障なく該ベルト3… がプーリ1とともに回転する。
【0010】 また、何等かの原因でベルト3…のうち1本でも切断した場合、そのベルト3 がプーリ1から外れるので、該ベルト3によってその回動が阻止されていたスト ライカ6がプーリ1の回転による遠心力によって、支持軸5を軸としてプーリ1 の半径方向外方に向けて回動し、他端部6bが凹部4から突出して上記リミット スイッチに接触し、ベルト3を回転させている駆動源が停止する。 したがって、上記ベルト切断検出装置では、3本のベルト3…のうち1本でも 切断すると自動的に駆動源が停止するので、運転中におけるベルトの切断を簡単 に検出することができる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案のベルト切断検出装置によれば、プーリの外周 部でかつベルトの内側に、ストライカをプーリの回転平面内において一端部を支 点として回動自在に取付けるとともに、ベルトが巻回されているプーリの外側位 置に、ストライカがその一端部を支点として回動した際に、その他端部が接触す る検出部を設けたので、何等かの原因でベルトが切断した場合、そのベルトがプ ーリから外れ、該ベルトによってその回動が阻止されていたストライカがプーリ の回転による遠心力によって、一端部を支点として回動し、他端部が検出部に接 触してベルトの切断を検出することができる。
【0012】 したがって、運転中におけるベルトの切断を簡単かつ確実に検出することがで きるので、例えばベルトを複数本有し、ベルト1本が切断しても回転し続けるよ うなベルトドライブの伝動装置において、ベルトの全切断を未然に検知し、その 対策(予備機への切り換え等)を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のベルト切断検出装置の一実施例を示す
側面図である。
【図2】図1におけるAーA線視断面図である。
【図3】図2におけるBーB線視図である。
【図4】ベルト健全時におけるベルト切断検出装置を示
す概略構成図である。
【図5】ベルト切断時におけるベルト切断検出装置を示
す概略構成図である。
【符号の説明】
1 プーリ 3 ベルト 6 ストライカ 6a ストライカの一端部 6b ストライカの他端部 7 リミットスイッチ(検出部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プーリに巻回されて回転する無端状のベ
    ルトの回転中における切断を検出するベルト切断検出装
    置であって、 上記プーリの外周部でかつベルトの内側に、ストライカ
    をプーリの回転平面内において一端部を支点として回動
    自在に取付けるとともに、ベルトが巻回されているプー
    リの外側位置に、上記ストライカがその一端部を支点と
    して回動した際に、ストライカの他端部が接触する検出
    部を設けたことを特徴とするベルト切断検出装置。
JP2379992U 1992-04-14 1992-04-14 ベルト切断検出装置 Withdrawn JPH0583513U (ja)

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JP2379992U JPH0583513U (ja) 1992-04-14 1992-04-14 ベルト切断検出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2379992U JPH0583513U (ja) 1992-04-14 1992-04-14 ベルト切断検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0583513U true JPH0583513U (ja) 1993-11-12

Family

ID=12120375

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2379992U Withdrawn JPH0583513U (ja) 1992-04-14 1992-04-14 ベルト切断検出装置

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JP (1) JPH0583513U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100440147B1 (ko) * 2002-03-06 2004-07-12 현대자동차주식회사 벨트의 이상 구동 감지장치
WO2005119092A1 (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Sk Machinery Co., Ltd. 送り装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100440147B1 (ko) * 2002-03-06 2004-07-12 현대자동차주식회사 벨트의 이상 구동 감지장치
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960801