JPH0583482A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
- Publication number
- JPH0583482A JPH0583482A JP3241379A JP24137991A JPH0583482A JP H0583482 A JPH0583482 A JP H0583482A JP 3241379 A JP3241379 A JP 3241379A JP 24137991 A JP24137991 A JP 24137991A JP H0583482 A JPH0583482 A JP H0583482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- base frame
- reflecting
- light receiving
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 縮小光学系において、簡単、かつ、正確な光
路長を得ることである。 【構成】 一端に光源取付部28と底面に対して所定角
度をもって互いに相対向して配設された複数の反射面3
4,35,36と他端に受光部取付部32とが一体形成
されたベースフレーム23を設け、このベースフレーム
23の前記光源取付部28に光源27を取り付けるとと
もに前記受光部取付部32に電荷結合素子30を含んだ
受光部31を取り付けた。
路長を得ることである。 【構成】 一端に光源取付部28と底面に対して所定角
度をもって互いに相対向して配設された複数の反射面3
4,35,36と他端に受光部取付部32とが一体形成
されたベースフレーム23を設け、このベースフレーム
23の前記光源取付部28に光源27を取り付けるとと
もに前記受光部取付部32に電荷結合素子30を含んだ
受光部31を取り付けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置や複
写機に利用される画像読取装置に係り、特に、レンズ及
び電荷結合素子を用いた縮小光学系と複数の反射面とを
組み合わせた画像読取装置に関するものである。
写機に利用される画像読取装置に係り、特に、レンズ及
び電荷結合素子を用いた縮小光学系と複数の反射面とを
組み合わせた画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の画像読取装置において
は、装置の小型化、省スペース化を目的として複数枚の
反射鏡をフレームに配設し、被写体から発せられる光を
複数回反射させることにより必要な光路長を得て受光部
に導いている。このような光路長を得るための複数枚の
反射鏡は、ベースフレームに取付位置及び取付角度を調
節自在に取り付けているものである。その一例を図3及
び図4に基づいて説明する。
は、装置の小型化、省スペース化を目的として複数枚の
反射鏡をフレームに配設し、被写体から発せられる光を
複数回反射させることにより必要な光路長を得て受光部
に導いている。このような光路長を得るための複数枚の
反射鏡は、ベースフレームに取付位置及び取付角度を調
節自在に取り付けているものである。その一例を図3及
び図4に基づいて説明する。
【0003】まず、プレス成形によりベースプレート1
が形成されている。このベースプレート1は、底面2と
この底面2から互いに相対向して立ち上げられた幅広の
幅広側面3と幅狭側面4とがそれぞれ形成されている。
そして、前記幅広側面3には、光源5を保持する光源保
持板6が取り付けられる上方開口の切欠7と第一の反射
鏡8が取り付けられる第一反射鏡保持部9と第二の反射
鏡10が取り付けられる第二反射鏡保持部11とが形成
されている。前記第一反射鏡保持部9には前記反射鏡8
が保持スプリング12により保持され、前記第二反射鏡
保持部11には前記反射鏡10が保持スプリング13に
より保持されている。ついで、前記幅狭側面4には、第
三の反射鏡14を保持する第三反射鏡保持部15が形成
されている。この第三反射鏡保持部15には前記反射鏡
14が保持スプリング16により保持されている。さら
に、前記底面2には、レンズ17と電荷結合素子(CC
D)18とプリント配線基板19とよりなる受光部20
が取り付けられている。なお、21はコンタクトガラス
であり、22は被写体となる原稿である。
が形成されている。このベースプレート1は、底面2と
この底面2から互いに相対向して立ち上げられた幅広の
幅広側面3と幅狭側面4とがそれぞれ形成されている。
そして、前記幅広側面3には、光源5を保持する光源保
持板6が取り付けられる上方開口の切欠7と第一の反射
鏡8が取り付けられる第一反射鏡保持部9と第二の反射
鏡10が取り付けられる第二反射鏡保持部11とが形成
されている。前記第一反射鏡保持部9には前記反射鏡8
が保持スプリング12により保持され、前記第二反射鏡
保持部11には前記反射鏡10が保持スプリング13に
より保持されている。ついで、前記幅狭側面4には、第
三の反射鏡14を保持する第三反射鏡保持部15が形成
されている。この第三反射鏡保持部15には前記反射鏡
14が保持スプリング16により保持されている。さら
に、前記底面2には、レンズ17と電荷結合素子(CC
D)18とプリント配線基板19とよりなる受光部20
が取り付けられている。なお、21はコンタクトガラス
であり、22は被写体となる原稿である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】複数枚の反射鏡8,1
0,14を正規位置に正しい方向に取り付けるために
は、図示しない調整機構が必要であり、それらの反射鏡
8,10,14の保持機構が複雑になり、また、その保
持機構のための部品点数も多い。さらに、反射鏡取付部
材の左右方向のねじれ、そり等が原因となって読取品質
を劣化させる等の問題がある。
0,14を正規位置に正しい方向に取り付けるために
は、図示しない調整機構が必要であり、それらの反射鏡
8,10,14の保持機構が複雑になり、また、その保
持機構のための部品点数も多い。さらに、反射鏡取付部
材の左右方向のねじれ、そり等が原因となって読取品質
を劣化させる等の問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一端に光源取付部と底面
に対して所定角度をもって互いに相対向して配設された
複数の反射面と他端に受光部取付部とが一体形成された
ベースフレームを設け、このベースフレームの前記光源
取付部に光源を取り付けるとともに前記受光部取付部に
電荷結合素子を含んだ受光部を取り付けた。
に対して所定角度をもって互いに相対向して配設された
複数の反射面と他端に受光部取付部とが一体形成された
ベースフレームを設け、このベースフレームの前記光源
取付部に光源を取り付けるとともに前記受光部取付部に
電荷結合素子を含んだ受光部を取り付けた。
【0006】
【作用】光源と受光部とが取り付けられるベースフレー
ムには、複数の反射面が一体形成され、かつ、複数の反
射面が互いに底面に対して所定角度をもつて相対向して
形成されているため、ベースフレームをきわめて高い精
度で形成することができ、特に、成形やダイキャストで
製作することができてその製作が容易であるとともに、
高精度で均一な製品を得ることができ、反射面形成のた
めに反射鏡保持機構のような部品を必要とせず、きわめ
て簡単な構造とすることができるものである。
ムには、複数の反射面が一体形成され、かつ、複数の反
射面が互いに底面に対して所定角度をもつて相対向して
形成されているため、ベースフレームをきわめて高い精
度で形成することができ、特に、成形やダイキャストで
製作することができてその製作が容易であるとともに、
高精度で均一な製品を得ることができ、反射面形成のた
めに反射鏡保持機構のような部品を必要とせず、きわめ
て簡単な構造とすることができるものである。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて
説明する。まず、FRP等のエンジニアリングプラスチ
ックスまたはアルミダイカストによりベースフレーム2
3が形成されている。このベースフレーム23の上部に
は、原稿24が載置されるコンタクトガラス25に対向
する光源26を保持する光源保持フレーム27が配設さ
れ、この光源保持フレーム27はベースフレーム23の
一端側の両側に設けられた光源取付部28にねじにより
固定されている。また、前記ベースフレーム23の他方
の端部には、レンズ29と電荷結合素子(CCD)30
とよりなる受光部31を保持する受光部取付部32が形
成され、この受光部31のプリント配線基板33は前記
ベースフレーム23の外部に位置している。
説明する。まず、FRP等のエンジニアリングプラスチ
ックスまたはアルミダイカストによりベースフレーム2
3が形成されている。このベースフレーム23の上部に
は、原稿24が載置されるコンタクトガラス25に対向
する光源26を保持する光源保持フレーム27が配設さ
れ、この光源保持フレーム27はベースフレーム23の
一端側の両側に設けられた光源取付部28にねじにより
固定されている。また、前記ベースフレーム23の他方
の端部には、レンズ29と電荷結合素子(CCD)30
とよりなる受光部31を保持する受光部取付部32が形
成され、この受光部31のプリント配線基板33は前記
ベースフレーム23の外部に位置している。
【0008】しかして、前記コンタクトガラス25の真
下には、第一の反射面34が前記ベースフレーム23の
底面から傾斜して、かつ、両側面にわたって一体形成さ
れている。また、前記受光部31側には、前記反射面3
4と対向する第二の反射面35が同様に前記ベースフレ
ーム23の底面から傾斜して、かつ、両側面にわたって
一体形成されている。さらに、この反射面35と大きく
離間した一端側にその反射面35と対向する第三の反射
面36が前記ベースフレーム23に同様に形成されてい
る。これらの反射面34,35,36は、成形金型によ
り鏡面部が一体形成されるとともに、前記ベースフレー
ム23がプラスチックスの場合には、アルミ蒸着加工等
により鏡面が形成され、前記ベースフレーム23がアル
ミダイカストである場合には、鏡面仕上げされて鏡面が
形成されている。そして、それぞれの反射面34,3
5,36は、成形により前記ベースフレーム23の底面
に対して所定の角度に形成されており、互いの位置が狂
うことがない。
下には、第一の反射面34が前記ベースフレーム23の
底面から傾斜して、かつ、両側面にわたって一体形成さ
れている。また、前記受光部31側には、前記反射面3
4と対向する第二の反射面35が同様に前記ベースフレ
ーム23の底面から傾斜して、かつ、両側面にわたって
一体形成されている。さらに、この反射面35と大きく
離間した一端側にその反射面35と対向する第三の反射
面36が前記ベースフレーム23に同様に形成されてい
る。これらの反射面34,35,36は、成形金型によ
り鏡面部が一体形成されるとともに、前記ベースフレー
ム23がプラスチックスの場合には、アルミ蒸着加工等
により鏡面が形成され、前記ベースフレーム23がアル
ミダイカストである場合には、鏡面仕上げされて鏡面が
形成されている。そして、それぞれの反射面34,3
5,36は、成形により前記ベースフレーム23の底面
に対して所定の角度に形成されており、互いの位置が狂
うことがない。
【0009】また、前記反射面35の中央下部には、前
記受光部31に連通する透過孔37が形成されている。
記受光部31に連通する透過孔37が形成されている。
【0010】このような構成において、光源26により
照射された原稿24の画像は、第一の反射面34で反射
され、ついで、第二の反射面35、第三の反射面36で
反射されて透過孔37を経てレンズ29で集光され、電
荷結合素子(CCD)30で読み取られる。
照射された原稿24の画像は、第一の反射面34で反射
され、ついで、第二の反射面35、第三の反射面36で
反射されて透過孔37を経てレンズ29で集光され、電
荷結合素子(CCD)30で読み取られる。
【0011】しかして、このように縮小光学系を形成す
るための光路長は、かなり長いものが必要であるが、従
来と同様に第一の反射面34から第二の反射面35を経
て第三の反射面36から受光部31に至る長さの光路長
が得られる。このような光路長を形成する反射面34,
35,36は、ベースフレーム23に、かつ、その底面
からおよび両側面にわたって一体形成されて互いの位置
と角度とが一定であり、狂いが生じない。特に、成形に
当って、反射面34,35,36の形成が容易であり、
正確である。
るための光路長は、かなり長いものが必要であるが、従
来と同様に第一の反射面34から第二の反射面35を経
て第三の反射面36から受光部31に至る長さの光路長
が得られる。このような光路長を形成する反射面34,
35,36は、ベースフレーム23に、かつ、その底面
からおよび両側面にわたって一体形成されて互いの位置
と角度とが一定であり、狂いが生じない。特に、成形に
当って、反射面34,35,36の形成が容易であり、
正確である。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述のように、一端に光源取付
部と底面に対して所定角度をもって互いに相対向して配
設された複数の反射面と他端に受光部取付部とが一体形
成されたベースフレームを設け、このベースフレームの
前記光源取付部に光源を取り付けるとともに前記受光部
取付部に電荷結合素子を含んだ受光部を取り付けたの
で、光源と受光部とが取り付けられるベースフレームに
は、複数の反射面が一体形成され、かつ、複数の反射面
が底面に対して互いに相対向して形成されているため、
ベースフレームをきわめて高い精度で形成することがで
き、特に、成形やダイキャストで製作することができて
その製作が容易であるとともに、高精度で均一な製品を
得ることができ、反射面形成のために反射鏡保持機構の
ような部品を必要とせず、きわめて簡単な構造とするこ
とができると云う効果を有する。
部と底面に対して所定角度をもって互いに相対向して配
設された複数の反射面と他端に受光部取付部とが一体形
成されたベースフレームを設け、このベースフレームの
前記光源取付部に光源を取り付けるとともに前記受光部
取付部に電荷結合素子を含んだ受光部を取り付けたの
で、光源と受光部とが取り付けられるベースフレームに
は、複数の反射面が一体形成され、かつ、複数の反射面
が底面に対して互いに相対向して形成されているため、
ベースフレームをきわめて高い精度で形成することがで
き、特に、成形やダイキャストで製作することができて
その製作が容易であるとともに、高精度で均一な製品を
得ることができ、反射面形成のために反射鏡保持機構の
ような部品を必要とせず、きわめて簡単な構造とするこ
とができると云う効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】受光部を取り付けたベースフレームの斜視図で
ある。
ある。
【図3】従来の一例を示す斜視図である。
【図4】その縦断側面図である。
23 ベースフレーム 27 光源 28 光源取付部 30 電荷結合素子 31 受光部 32 受光部取付部 34 反射面 35 反射面 36 反射面
Claims (1)
- 【請求項1】 一端に光源取付部と底面に対して所定角
度をもって互いに相対向して配設された複数の反射面と
他端に受光部取付部とが一体形成されたベースフレーム
と、前記光源取付部に取り付けられた光源と、電荷結合
素子を含んで前記受光部取付部に取り付けられた受光部
とよりなることを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3241379A JP2721443B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3241379A JP2721443B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 画像読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583482A true JPH0583482A (ja) | 1993-04-02 |
JP2721443B2 JP2721443B2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=17073412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3241379A Expired - Lifetime JP2721443B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2721443B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3241379A patent/JP2721443B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2721443B2 (ja) | 1998-03-04 |
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