JPH0583374U - ポンプ装置固定構造 - Google Patents

ポンプ装置固定構造

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JPH0583374U
JPH0583374U JP3091492U JP3091492U JPH0583374U JP H0583374 U JPH0583374 U JP H0583374U JP 3091492 U JP3091492 U JP 3091492U JP 3091492 U JP3091492 U JP 3091492U JP H0583374 U JPH0583374 U JP H0583374U
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JP
Japan
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pump device
flange portion
reciprocating pump
coupling device
motor
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Application number
JP3091492U
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Inventor
淳平 小原
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 往復ポンプ装置10が連結装置28を介してモー
タ26から動力を受けるようになっており、モータ26が給
水タンクの底部等に固定されているものにおいて、給水
タンクの上部からの往復ポンプ装置10の保守作業を能率
化させる。 【構成】 往復ポンプ装置10のクランクケース16のフラ
ンジ部材32及び連結装置28の連結装置ハウジング50は、
相互に対峙して相対回転自在に接合可能なフランジ部5
6,58をそれぞれ備えている。円弧孔66はクランク軸38
を中心とする円弧状にフランジ部58に形成されている。
締付けボルト62は、フランジ部58の円弧孔66に挿通され
てから、フランジ部56に螺着され、押圧部64によるフラ
ンジ部56へのフランジ部58の押圧により、フランジ部5
6,58を相互に止着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、洗浄機等に使用されるポンプ装置の保守作業を能率化できるポン プ装置固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的な洗浄機では、モータの下部が給水タンクの底部に固定され、往復ポン プ装置の駆動軸としてのクランク軸は連結装置を介してモータの出力軸へ接続さ れ、ポンプ装置は、連結装置を介してモータに支持されているとともに、モータ を介して給水タンクの底部に固定されている。 往復ポンプ装置は運転時は水平方向に長い位置となっており、従来の洗浄機で は、往復ポンプ装置はこの運転時の位置に固定的となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の洗浄機において、往復ポンプ装置の吸入弁、吐出弁、ピスト ン、コンロッド等の部品を交換するような保守作業を行なう場合、作業者は、給 水タンクの底部に位置し長手方向が水平方向のままになっている往復ポンプ装置 の方へ給水タンクの上方から手を伸ばして、作業を行う必要がある。手を長く伸 ばして、狭いスペース内で、工具等を操作して、行なう作業は、労力の増大及び 能率の悪化の原因となっている。
【0004】 この考案の目的は、原動機を介して設置されているポンプ装置の保守作業を能 率化できるポンプ装置固定構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説明する。 この考案の前提となるポンプ装置固定構造では、ポンプ装置(10)が連結装置(2 8)を介して原動機(26)に支持され、ポンプ装置(10)の駆動軸(38)が連結装置(28) を介して原動機(26)の出力軸(44)から動力を受けるようになっている。この考案 のポンプ装置固定構造では、ポンプ装置(10)のポンプ装置ハウジング(16)及び連 結装置(28)の連結装置ハウジング(50)は、相互に対峙して駆動軸(38)の中心線の 周りに回転自在であるポンプ装置側フランジ部(56)及び連結装置側フランジ部(5 8)をそれぞれ備えている。止着部材(62)はポンプ装置側フランジ部(56)及び連結 装置側フランジ部(58)を解除自在に相互に止着している。
【0006】
【作用】
ポンプ装置(10)の運転時では、ポンプ装置ハウジング(16)のポンプ装置側フラ ンジ部(56)及び連結装置ハウジング(50)の連結装置側フランジ部(58)は、止着部 材(62)により相互に止着されて、相対回転を阻止されている。これにより、ポン プ装置(10)は、適正な回転位置に保持されつつ、原動機(26)の出力軸(44)からの 動力を駆動軸(38)に受けて、運転される。
【0007】 ポンプ装置(10)の保守作業を行なう場合、止着部材(62)によるポンプ装置側フ ランジ部(56)及び連結装置側フランジ部(58)の相互の止着を解除する。これによ り、ポンプ装置側フランジ部(56)は連結装置側フランジ部(58)に対して駆動軸(3 8)の中心線の周りに相対回転できるようになる。ポンプ装置(10)を連結装置(28) に対して相対回転させて、ポンプ装置(10)の保守部位が、保守作業を能率的に行 なうことができる例えば上方等の向きになるようにして、止着部材(62)によりポ ンプ装置側フランジ部(56)及び連結装置側フランジ部(58)を再び相互に止着状態 にする。これにより、ポンプ装置(10)は、最も保守し易い回転位置に保持されて 、摩耗や故障した部品の交換等を行なわれる。
【0008】 交換等が終了すると、止着部材(62)による止着を解除して、ポンプ装置(10)を 原動機(26)に対して相対回転させて、運転時の回転位置に戻し、止着部材(62)に よりポンプ装置側フランジ部(56)及び連結装置側フランジ部(58)を相互に止着し て、ポンプ装置固定構造を運転時の回転位置に固定する。
【0009】
【実施例】
以下、この考案を図面の実施例について説明する。 図3は往復ポンプ装置10の運転位置における往復ポンプ装置10及びモータ26の 平面図である。この往復ポンプ装置10及びモータ26は、洗浄機の一部を構成し、 給水タンク(図示せず)の底部に配設される。往復ポンプ装置10において、駆動 部12及び往復ポンプ部14は、長手方向が水平方向となるように配置され、相互に 結合されている。駆動部12はクランクケース16を含み、往復ポンプ部14は、ピス トン又はプランジャ数に対応する個数だけ並設されて基端側をクランクケース16 の端部の元金具18に結合されるシリンダパイプ20と、シリンダパイプ20の先端側 に装着されるマニホールド22とを含んでいる。締付けボルト24は、マニホールド 22に挿通されてから、元金具18に螺着され、シリンダパイプ20及びマニホールド 22を元金具18に締付けている。往復ポンプ装置10のクランクケース16及びモータ 26は連結装置28を介して相互に結合している。
【0010】 図4は往復ポンプ装置10の運転位置における往復ポンプ装置10及びモータ26の 側面図である。往復ポンプ部14のシリンダパイプ20及びマニホールド22は元金具 18から外されている。モータ26は下部においてブラケット30を介して給水タンク (図示せず)の底面に固定され、往復ポンプ装置10は連結装置28を介してモータ 26に支持されている。
【0011】 図1は連結装置28を含む範囲の構造を詳細に示す断面図である。クランクケー ス16はフランジ部材32及び本体34を含み、フランジ部材32は、本体34におけるク ランク軸38の貫通部に嵌挿、固定され、Oリング36により本体34との間のシール を保持される。ボールベアリング40は、クランク軸38を回転自在にフランジ部材 32の嵌挿部分の内周側に軸支し、シール42は、ボールベアリング40より連結装置 28側においてクランク軸38の周部とフランジ部材32の嵌挿部分の内周部との間に 嵌挿されて、本体34内からのオイルの漏れを阻止している。モータ26の出力軸44 は、モータ26のモータハウジング46のクランク軸38側開口を封鎖する連結装置28 の連結装置ハウジング50の端板部の内周にボールベアリング48により回転自在に 軸支されている。クランク軸38及び出力軸44は、中心線を一致させて、配設され 、連結装置ハウジング50内へ相互に反対方向から突出している。キー52は、クラ ンク軸38及び出力軸44のキー溝に嵌入されて、両者を一体回転的に結合している 。スリーブ54は、キー52の外側からクランク軸38及び出力軸44の結合部を被覆し 、キー52が外れるのを防止している。フランジ部56,58は、相互に対峙して、フ ランジ部材32及び連結装置ハウジング50にそれぞれ形成され、相互に相対回転自 在に嵌合している。Oリング60は、フランジ部56,58の嵌合部に配設されて、両 者間のシールを保持する。1対の締付けボルト62は、フランジ部58の円弧孔66に 挿通されてから、フランジ部56に螺合し、押圧部64によりフランジ部58をフラン ジ部56へ押圧する。
【0012】 図2はフランジ部58を締付けボルト62の挿通側から見た連結装置28の横断面図 である。1対の円弧孔66は、クランク軸38を中心とする円弧状に形成され、締付 けボルト62の軸部を延び方向へ案内するようになっている。
【0013】 図5、図6及び図7は往復ポンプ装置10の運転時、往復ポンプ部14の保守時及 び駆動部12の保守時における往復ポンプ装置10の回転位置を示す図である。これ らの図を参照しつつ、実施例の作用について説明する。
【0014】 洗浄作業時、すなわち往復ポンプ装置10の運転時は、図5に示されるように、 往復ポンプ装置10は、長手方向が水平方向となる回転位置にされる。締付けボル ト62は、十分に締められ、締付けボルト62の押圧部64は連結装置28の連結装置ハ ウジング50のフランジ部58をフランジ部材32のフランジ部56へ締付け、フランジ 部56,58は相互に固定状態になっている。
【0015】 往復ポンプ装置10の保守作業を行なう場合、締付けボルト62を、それがフラン ジ部材32のフランジ部56から外れない程度に、緩める。これにより、フランジ部 56,58の相互の止着が解除され、フランジ部58の円弧孔66による締付けボルト62 の案内により、フランジ部56はクランク軸38及び出力軸44の中心線の周りにフラ ンジ部58に対して相対回転自在になる。作業者は、往復ポンプ装置10を、給水タ ンクの上方から手を伸ばして行なう保守作業のやり易い回転位置へ連結装置28に 対して相対回転させる。
【0016】 往復ポンプ部14の吸入弁、吐出弁、ピストン等、往復ポンプ部14の部位の部品 交換、点検等の保守作業を行なう場合では、図6のように、往復ポンプ装置10の 長手方向が鉛直方向となって、かつ往復ポンプ部14が駆動部12の上側となるよう な回転位置へ往復ポンプ装置10を回転させる。図6の回転位置では、往復ポンプ 部14の保守部位が給水タンクの上端に接近して、作業者は給水タンクの上端から の手を伸ばす距離を低減される。また、分解部品が往復ポンプ部14の傾斜状態又 は鉛直状態の平面部位を滑って、給水タンクの底へ落下するのを防止できる。ま た、駆動部12のコンロッドボルトの締め回し等、駆動部12の部位の部品交換や点 検等を保守作業を行なう場合では、図7のように、往復ポンプ部14の先端部が給 水タンクの底面に当接するまで、駆動部12側が最大限高くなるような斜めの回転 位置にする。往復ポンプ装置10を保守作業のし易い回転位置へ回転させてから、 締付けボルト62を再び締付けて、押圧部64により連結装置ハウジング50のフラン ジ部58をフランジ部材32のフランジ部56に押圧させ、フランジ部56,58を再び相 互に止着状態にし、その回転位置に往復ポンプ装置10を固定する。これにより、 往復ポンプ装置10を最も保守し易い回転位置に保持しつつ、保守作業を行なうこ とができる。
【0017】 往復ポンプ装置10の部品交換等が終了すると、締付けボルト62を再び操作して 、往復ポンプ装置10を図5の運転時の回転位置へ戻す。
【0018】 図示の実施例では、往復ポンプ装置10について説明したが、本考案は、能率良 く保守作業を行える回転位置が運転時の回転位置とは別に存在するポンプ装置で あるならば、往復ポンプ装置10以外のロータリポンプ等、他のポンプ装置にも適 用可能である。
【0019】
【考案の効果】
この考案では、保守作業時では、止着部材によるポンプ装置側フランジ部と連 結装置側フランジ部との相互の止着を解除して、ポンプ装置を駆動軸の中心線の 周りに連結装置に対して相対回転させて、ポンプ装置を運転時とは別の回転位置 へ変更することができる。したがって、作業者は、手を長く伸ばしたり、狭いス ペースへ伸ばしたりする不具合から解放されて、保守作業を能率良く実施するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連結装置を含む範囲の構造を詳細に示す断面図
である。
【図2】フランジ部を締付けボルトの挿通側から見た連
結装置の横断面図である。
【図3】往復ポンプ装置の運転位置における往復ポンプ
装置及びモータの平面図である。
【図4】往復ポンプ装置の運転位置における往復ポンプ
装置及びモータの側面図である。
【図5】往復ポンプ装置の運転時における往復ポンプ装
置の回転位置を示す図である。
【図6】往復ポンプ部の保守時における往復ポンプ装置
の回転位置を示す図である。
【図7】駆動部の保守時における往復ポンプ装置の回転
位置を示す図である。
【符号の説明】
10 往復ポンプ装置 16 クランクケース(ポンプ装置ハウジング) 26 モータ(原動機) 28 連結装置 38 クランク軸(駆動軸) 44 出力軸 50 連結装置ハウジング 56 フランジ部(ポンプ装置側フランジ部) 58 フランジ部(連結装置側フランジ部) 62 締付けボルト(止着部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ装置(10)が連結装置(28)を介して
    原動機(26)に支持され、前記ポンプ装置(10)の駆動軸(3
    8)が連結装置(28)を介して原動機(26)の出力軸(44)から
    動力を受けるようになっているポンプ装置固定構造にお
    いて、前記ポンプ装置(10)のポンプ装置ハウジング(16)
    及び前記連結装置(28)の連結装置ハウジング(50)は、相
    互に対峙して前記駆動軸(38)の中心線の周りに回転自在
    であるポンプ装置側フランジ部(56)及び連結装置側フラ
    ンジ部(58)をそれぞれ備え、止着部材(62)が前記ポンプ
    装置側フランジ部(56)及び前記連結装置側フランジ部(5
    8)を解除自在に相互に止着していることを特徴とするポ
    ンプ装置固定構造。
JP3091492U 1992-04-13 1992-04-13 ポンプ装置固定構造 Pending JPH0583374U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924916A (ja) * 1972-05-12 1974-03-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924916A (ja) * 1972-05-12 1974-03-05

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