JPH058311U - 空気調和機の室内ユニツト - Google Patents

空気調和機の室内ユニツト

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JPH058311U
JPH058311U JP061742U JP6174291U JPH058311U JP H058311 U JPH058311 U JP H058311U JP 061742 U JP061742 U JP 061742U JP 6174291 U JP6174291 U JP 6174291U JP H058311 U JPH058311 U JP H058311U
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JP
Japan
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heat exchanger
dew
indoor unit
air passage
air
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康鋭 浅見
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機の室内ユニット内の露付きの発生
を無くす。 【構成】 図は室内ユニットの内部を表す側面図であ
る。室内空気の吸込口4a,4bと、空気の吹出口5を
結ぶ空気通路6にはエアーフィルタ7と、熱交換器8
と、送風機9がある。熱交換器8は三分割されており、
その下部には除霜運転時に熱交換器8から流下する結露
水を受けるための露受け溝11および12がある。露受け溝
12の内部には熱交換器8の底部に接触する複数のリブ17
を例えば50mm間隔で設けて、熱交換器8から流下する
結露水が短時間にまとまって下部の水路15に流れないよ
うにしている。結露水が徐々に流下すれば空気通路6の
側壁14の内外の温度差が小さくなるので空気通路6の内
側に発生する露付きを防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空気調和機の室内ユニットに係わり、さらに詳しくは、冷房運転中に 同室内ユニットの内壁に発生する露付きの防止手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機の室内ユニットの筐体は、本体と、この本体に着脱可能に被せられ る前面カバーとで構成されており、この筐体の上部には室内空気を取り込むため の吸込口が設けられ、前面下部には熱交換された空気を室内に送出するための吹 出口が形成されている。これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路内には、例えば 、逆V字形に形成された熱交換器を前記本体側と前面カバーにそれぞれ対向させ て配置すると共に、送風機(クロスフローファン)を前記熱交換器の下部に配置 している。ところで、熱交換器には冷房運転時に結露水が付着し、熱交換性能を 低下させることがあるので除霜運転等を実行させ、前記結露水を流下させるよう にしているが、流下する結露水は熱交換器の下部に別途設けられた露受け溝で受 けた後、室外に通じる排水管に通して排水するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、熱交換器が上述のように逆V字形に形成されていると、結露水 を受けるための露受け溝も前後二箇所に設ける必要がある。そして、これら二つ の露受け溝に流下した熱交換器からの結露水は排水管により室外に排水しなけれ ばならないが、その排水管は一つだけであるので同排水管の接続口(入口)まで は水路を設けて流下させるようになっている。ところが、前記二つの露受け溝の 内、後方の露受け溝と前記水路とは直結されておらず、後方の露受け溝からの結 露水は熱交換器や送風機等が収容されている空気通路の外壁に沿って流下した後 、同空気通路の外壁に設けられている水路に受け止められ、排水管の入口に向か うようになっているが、結露水が流下する空気通路の外壁側にも諸々の構成部品 があるためスペース的に余裕がなく、空気通路の側壁の断熱を十分に行うことが できないという問題がある。これに加えて、空気通路の側壁を流下する結露水の 温度は空気通路内の温度に比して10℃も低くなる場合があり、この空気通路の内 外の温度差によって空気通路の内壁が結露し、時にはその水滴が空気の吹出口か ら室内に放出される(落下する)という問題がある。このような問題は室内ユニ ットの取付状態や、空気通路内に取付けられた熱交換器の左右の傾きの度合いに も関係し、もし、熱交換器が傾いた状態になっていると熱交換器から流下する結 露水はその傾斜している熱交換器の一側下端からまとまって流下するため背面側 の露受け溝から水路へ流下する結露水も短時間に多量に流下することになり、空 気通路の内外の温度差が益々大きくなり、結露し易くなる。したがって、本考案 においてはこれらの課題を解決し、結露の発生を抑えた空気調和機の室内ユニッ トを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決するためになされたものであり、筐体上部の吸込口 と、同筐体下部の吹出口とを結ぶ空気通路に、同空気通路の前面および背面にそ れぞれ対向する逆V字形の熱交換器を設け、同熱交換器から流下する結露水を、 同熱交換器の下部に配置されている前後二つの露受け溝に集めた後、排水管を通 して室外に排水するようにしてなる空気調和機の室内ユニットにおいて、前記背 面側に設けられている露受け溝の内部に前記熱交換器の底面に接する複数のリブ を所定の間隔で配置することにした。
【0005】
【作用】
上記の構成であれば、露受け溝内に配置された幾つかのリブが熱交換器と接触 しているため、熱交換器からの結露水はそれらのリブを伝わり、露受け溝内に流 下するため、筐体が傾斜していても熱交換器からの結露水は同熱交換器の下部一 側から集中的に流下するようなことはなく、リブが設けられている複数箇所から 露受け溝に流下するようになる。したがって、この露受け溝から流下して排水管 側に向かう結露水も短時間に集中的に流れるようなことがなくなるので、空気通 路の側壁が極端に冷やされることもなくなる。そのため、空気通路の内壁での結 露が生じ難くなる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。図1は室内ユニッ トの外観を表す斜視図、図2は同室内ユニットの内部を表す側断面図で、筐体1 は本体2と、この本体2に着脱自在に被せられる前面カバー3とから成り、前面 カバー3の正面パネル3aは上部で開閉自在に軸支されている。また、前面カバ ー3の上部には室内空気の吸込口4a,4bが設けられ、前面下部には吹出口5 が形成されている。吸込口4a,4bと吹出口5との間には空気通路6が形成さ れており、この空気通路6内には前面カバー3の内面に沿わせて本体2寄りまで 移動させることのできる着脱自在なエアーフィルタ7と、三分割された熱交換器 8と、送風機(クロスフローファン)9とが配置され、熱交換器8により熱交換 された空気は送風機9により吹出口5に送られ、室内への風向は風向板10によっ て調節されるようになっている。
【0007】 熱交換器8は水平方向に三分割され、隣接する二つが逆V字形に形成されたも ので、その一つを本体2側に向け、他を前面カバー3側に向けて配置している。 送風機9は逆V字形に形成された熱交換器8の下部中央に設けている。このよう な配置であれば送風機9と三分割された各熱交換器との距離差が少なくなり熱交 換器8を通過する空気の分布(風速分布)を良くすることができると共に、筐体 1を小型化することができるからである。
【0008】 図中、11および12はそれぞれ熱交換器8に沿って流下する結露水を受けるため の露受け溝であるが、前面カバー3寄りの露受け溝11は結露水を受けるだけのも のではなく破線で表しているように空気通路6の壁の一部にも成っている。13は 露受け溝12の一部で、本体2側に配置される熱交換器8の結露水を受けると共に 、送風機9の後側舌片を兼ねるように本体2の内面に形成されたリブで、その先 端部は熱交換器8の傾斜面に沿ってほぼ平行に伸びている。したがって、空気の 流れを邪魔するような出っ張り等が無く、空気通路6が広く確保された状態にな っている。
【0009】 14は空気通路6の側壁の一部を表しており、その側壁14には前後二つの露受け 溝11,12からの結露水を受けて排水管(図示省略)へ流下させる水路15が設けら れている。この水路15は空気通路6の背面側まで伸びており、露受け溝12から空 気通路6の背面に沿って流下する結露水も受け止めることができるようになって いる。この水路に受け止められた結露水は矢印の方向に進み、排水口16から排水 管に注入され、室外に排水される仕組みになっている。
【0010】 図3は露受け溝12の要部拡大図であるが、本実施例ではこの図に示されるよう な複数のリブ17が約50mm間隔で露受け溝12の底面に立設されている。これら リブ17の上面は熱交換器8の底部に軽く接触するようになっており、また、露受 け溝12の底の方には隙間を設けてリブ間に結露水が溜まらないようになっている 。したがって、室内ユニットの取付が多少傾いていても熱交換器8から流下する 結露水は、同熱交換器8の一側下部から集中的に流下するようなことにはならず 、複数のリブ17によって分散された状態で露受け溝12内に流下する。そのため、 結露水が露受け溝12から水路15へ一気に流下するようなこともなくなり、空気通 路6の側壁14が極端に冷やされることもないので、同空気通路6の内壁が結露す ることはない。なお、側壁を流下する結露水の量を更に少なくするためには、空 気通路6の左右両側壁に水路15を設けると共に、露受け溝12の左右が、同露受け 溝12の中央部よりも低くなるように傾斜させ、熱交換器8からの結露水を左右側 壁に分流させるようにしてもよい。
【0011】
【考案の効果】
以上、説明したようなリブを熱交換器の露受け溝内に有する室内ユニットであ るならば、熱交換器からの結露水を徐々に流下させ、室外に排水することができ るので空気通路の側壁を極度に冷却してしまうようなことがなくなり、これに伴 って空気通路の内外の温度差も少なくなるので、その内壁が結露するようなこと もなくなる。また、結露の恐れがなくなれば結露水が流下する側壁や水路部の断 熱材をより薄くしたり、無くしたりすることも可能であるので室内ユニットの小 型化がより一層図れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す室内ユニットの外観斜
視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す室内ユニットの要部側
断面図である。
【図3】本考案の一実施例を示す要部拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 筐体 2 本体 3 前面カバー 4a 吸込口 4b 吸込口 5 吹出口 6 空気通路 7 エアーフィルタ 8 熱交換器 9 送風機 10 風向板 11 露受け溝 12 露受け溝 13 リブ 14 側壁 15 水路 16 排水口(排水管接続口) 17 リブ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体上部の吸込口と、同筐体下部の吹出
    口とを結ぶ空気通路に、同空気通路の前面および背面に
    それぞれ対向する逆V字形の熱交換器を設け、同熱交換
    器から流下する結露水を、同熱交換器の下部に配置され
    ている前後二つの露受け溝に集めた後、排水管を通して
    室外に排水するようにしてなる空気調和機の室内ユニッ
    トにおいて、前記背面側に設けられている露受け溝の内
    部に、前記熱交換器の底面に接する複数のリブを所定の
    間隔で配置してなることを特徴とする空気調和機の室内
    ユニット。
  2. 【請求項2】 前記背面側の露受け溝の左右が、同露受
    け溝の中央部よりも低くなるように傾斜させ、前記熱交
    換器からの結露水を左右に分流させるようにしてなる請
    求項1記載の空気調和機の室内ユニット。
JP1991061742U 1991-07-11 1991-07-11 空気調和機の室内ユニット Expired - Lifetime JP2534013Y2 (ja)

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JP1991061742U JP2534013Y2 (ja) 1991-07-11 1991-07-11 空気調和機の室内ユニット

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JPH058311U true JPH058311U (ja) 1993-02-05
JP2534013Y2 JP2534013Y2 (ja) 1997-04-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018189280A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空気調和装置の室内機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018189280A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空気調和装置の室内機

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JP2534013Y2 (ja) 1997-04-30

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