JPH058276A - 成形機における文字入力方法 - Google Patents

成形機における文字入力方法

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JPH058276A
JPH058276A JP3189482A JP18948291A JPH058276A JP H058276 A JPH058276 A JP H058276A JP 3189482 A JP3189482 A JP 3189482A JP 18948291 A JP18948291 A JP 18948291A JP H058276 A JPH058276 A JP H058276A
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Tatsunori Morikawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マシンのキー入力装置のキー数を増大させる
ことなく、データにコメントを文字で付記可能な成形機
における文字入力方法を提供すること。 【構成】 データメモリ画像等の表示時の文字入力機能
呼び出し指令によって、表示装置5の表示画面上の一部
に文字入力機能画像をウィンド表示させると共に、この
文字入力機能画像中に所望の文字が現われるまで文字入
力機能画像を更新表示させ、この文字入力機能画像で表
示された所望の文字に対応するキーを用いて文字入力を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種設定条件表示モー
ド画像、各種実測データ表示モード画像、各種データメ
モリ画像等の多数の表示モード画像で各種情報画像を表
示する表示装置を備えた成形機における文字入力方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のマイコン(マイクロコンピュー
タ)制御の射出成形機やダイカストマシン等の成形機
は、カラーCRTディスプレイ、カラーLCDディスプ
レイ等の表示装置を具備しており、この表示装置によっ
て、自動成形運転のための成形運転条件を設定または確
認するための各種設定条件表示モード画像、自動成形運
転中の多数のモニタ項目の実測データを表示するための
各種モニタモード画像、マイコン内のデータ格納エリア
に記憶された各種データを確認もしくは外部メモリ等に
複写する際にデータを一覧表示させる各種データメモリ
画像等々を表示するようになっている。
【0003】ところで、射出成形機等のマシンにおいて
は精密成形が要求されており、この精密成形を自動運転
で行うための多数の設定項目にわたった設定値をマイコ
ン内のメモリに格納する必要があり、また、自動成形運
転中の各種運転条件の多数の実測値をマイコン内のメモ
リに格納して良品/不良品のモニタ判定等に利用するよ
うにしている。そして、これらのメモリに格納された多
数のデータは、必要に応じ磁気ディスク、光ディスク、
メモリカード等の外部メモリに転送・複写してデータ保
存可能とされており、検討用データとして利用された
り、バックアップデータとして保存されたり、あるいは
次回の同一金型による成形時の設定値入力用データとし
て利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した設定値や実測
値等のデータを参照もしくは外部メモリ等に転送するに
際しては、所望するデータ群に対応するデータメモリ画
像を呼び出し、このデータメモリ画像上で個々のデータ
に対して参考事項(コメント)を付記できるようにする
ことが望ましいが、射出成形機等のマシンに付設される
キー入力装置は設置スペース上の制約からそのキー数を
多くとることが困難であるため、文字入力用のキーは従
前テンキー(数値キー)のみに限定され、平仮名、片仮
名、アルファベット等による具体的なコメントの記載が
できなかった。勿論、ワープロ並みに多数の文字入力専
用キーをマシンのキー入力装置に具備させれば多彩な文
字入力が可能となるが、これは上記したように設置スペ
ース上の制約があって実質上困難である上、例え実現し
たとしても、文字入力専用キーは成形機等においては比
較的使用頻度の少ないものであるから、キー入力装置の
コスト増大を勘案すると極めてコストパフォーマンスの
悪いものとなる。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、マシンのキー入力装置のキー
数を増大させることなく、データにコメントを文字で付
記可能な成形機における文字入力方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、各種データメモリ画像等を含む多数の表
示モード画像をオペレータの選択によって表示可能とし
た表示装置を備えた成形機の文字入力方法において、所
定のモード画像表示時における文字入力機能呼び出し指
令によって、表示装置の表示画面上の一部に少なくとも
文字キー表示部を含む文字入力機能画像をウィンド表示
させると共に、この文字入力機能画像で表示されたキー
入力装置上の対応するキー群を表示された文字入力用の
キー群として機能させ、且つ、前記文字キー表示部に所
望する文字が現われるまで前記文字入力機能画像を更新
表示可能とし、前記キー群を用いて入力した入力文字を
前記表示画面の所定位置に設けた入力文字表示部で表示
させ、前記入力文字をオペレータの指示によって前記所
定モード画像中の所定項目のコメントとして登録可能と
される。
【0007】
【作用】オペレータが所望するデータメモリ画像を表示
装置の表示画面上に呼び出した状態で、この画像上の任
意のデータ項目のコメント記入欄に文字(本発明で言う
“文字”とは文字と記号とを含む)入力を希望すると、
当該コメント記入欄に画面上のカーソルを移動させ、マ
シンのキー入力装置上の「文字入力」機能呼び出しキー
をプッシュする。これによって、例えば表示装置の表示
画面上のカーソルを避けた位置には、文字キー表示部を
含む文字入力機能画像がウィンド表示される。上記文字
キー表示部には、キー入力装置上の一部のキー群に対応
した文字の表示がなされ、この状態では文字キー表示部
で現在表示されたキー入力装置上の対応するキー群が、
表示された文字入力用のキー群として機能する。また、
文字入力機能画像の文字キー表示部に所望する文字がな
い場合には、文字入力機能画像の更新(切替)指示キー
をプッシュして所望する文字が文字キー表示部に現われ
るまで、ウィンド内の文字入力機能画像を更新表示させ
る。上記したキー入力装置上の一部のキー群は、文字入
力機能画像が更新表示される毎に現在文字キー表示部で
表示されている文字入力用のキー群として機能し、従っ
て、入力を希望する所望文字が表示されている文字入力
機能画像状態で、所望文字に対応するキーをプッシュす
ることによって所望文字が入力され、これが前記カーソ
ルが位置したコメント記入欄に表示される。オペレータ
は斯様な操作を繰り返してコメント記入欄にコメントを
入力し、入力文字を確認した後エントリキーをプッシュ
することによって、入力された文字が該当する項目のデ
ータに付随するコメントデータとして確定登録される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図1〜図5に示した1実施例
によって説明する。図1は本実施例に係る射出成形機の
制御系統の簡略化したブロック図である。図1におい
て、1はマシン(射出成形機)全体の動作制御や表示制
御などを司るマイコン、2はマシンの各部に備えられた
多数のセンサで構成されるセンサ群、3はマシンの各部
に配設された多数の駆動源を駆動制御するための多数の
ドライバ回路で構成されたドライバ群、4はマシンの前
面部に配設されたキー入力装置、5は上記キー入力装置
4に隣接して配設された例えばカラーCRTディスプレ
イよりなる表示装置であり、該表示装置5はCRT以外
にLCD等にも代替可能である。また、6は、マイコン
1に接続可能とされた磁気ディスク装置、光ディスク装
置、メモリカード装置等の外部記憶装置である。
【0009】図2は上記キー入力装置4を示す図で、本
実施例においてはキー入力装置4は、マシン運転モード
選択キー群7、ディスプレイモード選択キー群8、オプ
ション機能選択キー群9、カーソル移動キー群10、テ
ンキー群11、スクロールキー群12、エントリキー1
3等をもつものとなっている。そして、前記表示装置5
が任意のモード画像を表示している状態において、上記
ディスプレイモード選択キー群8中の「データメモリ」
表示選択キー8−1をプッシュすると、例えば図示して
いないが前記表示装置5の表示画面には各種のデータメ
モリ種別と番号が表示され、この番号をオペレータが選
択・指示することによって、表示画面上には所望するモ
ードのデータメモリ画像が表示される。そして、この状
態でオペレータが画面上のカーソルを所望するデータ項
目のコメント記入欄に移動させ、次に、前記オプション
機能選択キー群9中の「文字入力」選択キー9−1をプ
ッシュすると、図3に示すように現在カーソル14が位
置している部位を避けたデータメモリ画像15の領域の
一部に、文字入力機能画像16が分割画像としてウィン
ド表示される。
【0010】上記文字入力機能画像16は、このウィン
ド表示されている領域が文字入力機能画像16であるこ
とを識別させるための識別標題表示部17と、前記キー
入力装置4上の一部のキー群に対応した文字キー表示部
18と、同じく前記キー入力装置4上の一部のキー群に
対応した機能操作キー表示部19とからなっており、本
実施例においては、文字キー表示部18に表示された1
6個のキーには、前記テンキー群11並びにスクロール
キー群12が対応し、機能操作キー表示部19に表示さ
れた4つ(「クリア」,「ページ(−)」,「ページ
(+)」,「エントリ」)のキーには、前記オプション
機能選択キー群9中の下段の3つのキー並びにエントリ
キー13が対応するようにされている。そして、文字入
力機能画像16がウィンド表示された状態では、キー入
力装置4上の上述した一部のキー群(図2で2点鎖線で
囲まれたキー群)が、文字入力機能画像16で表示され
ている文字や機能の入力用のキーとして機能するように
なっている。
【0011】ここで、本実施例においては、10枚の
(10画面の)文字入力機能画像16が用意されてお
り、例えば図3の状態で、前記機能操作キー表示部19
中の「ページ(+)」呼び出しキーたる前記オプション
機能選択キー群9中の「文字入力」選択キー9−1をプ
ッシュすると、ウィンド表示される文字入力機能画像1
6は図4の(a)から図4の(b)に切替えられる。ま
た、図4の(b)の状態から同様にキー9−1をプッシ
ュすると図4の(c)に文字入力機能画像16が切替え
られ、以下同様の操作で、図4の(d)〜(j)に順次
切替えられ、図4の(j)の状態でキー9−1をプッシ
ュすると図4の(a)の文字入力機能画像16に戻るよ
うになっている。また、図3の状態で、前記機能操作キ
ー表示部19中の「ページ(−)」呼び出しキーたる前
記オプション機能選択キー群9中の「オフ」選択キー9
−2をプッシュすると、ウィンド表示される文字入力機
能画像16は図4の(a)から図4の(j)に切替えら
れ、続いてキー9−2をプッシュすると図4の(i)に
切替わり、以下同様にキー9−2のプッシュ操作で、先
とは逆回りに図4の(h)〜図4の(a)に切替わるよ
うになっている。すなわち、10枚の文字入力機能画像
と前記文字キー表示部18に表示された16個のキーと
によって10×16の文字(数字,記号,大文字のアル
ファベット,小文字のアルファベット,片仮名)が選択
可能となっており、所望の文字が現われた文字入力機能
画像16の前記文字キー表示部18の表示文字に対応す
るキーをプッシュすることによって、所望する文字が前
記カーソル14が位置したコメント記入欄に入力・表示
される。そして、このような文字入力機能画像16の切
替えと文字キー表示部18の表示文字に対応するキーの
選択とによって、カーソル14が位置したコメント記入
欄にオペレータの所望する文字列が記入され、文字列の
入力後、エントリキー13をプッシュすることによりカ
ーソル14が位置したデータ項目に付随するコメントし
て、入力文字情報がマイコン1内の当該データ項目に対
応する所定メモリエリアに格納される。
【0012】なお、上述した文字入力機能画像16の切
替えを行っても、前記識別標題表示部17と前記機能操
作キー表示部19の表示は常に同一のものが表示され
る。そして、機能操作キー表示部19に表示された「ク
リア」に対応したキーをプッシュすると、コメント記入
欄に記入した文字が総てクリア(削除)され、同じく機
能操作キー表示部19に表示された「エントリ」に対応
したキー(すなわちエントリキー13)をプッシュする
と、前記のように入力文字の確定登録が行われる。な
お、図4の(a)の文字入力機能画像16における
「←」に対応したキーをプッシュすると、コメント記入
欄に記入した文字が最新の1文字分だけ削除される。こ
こで、本実施例においてはエントリキー13をプッシュ
すると、文字入力機能画像16は自動消去されるが、電
卓機能画像16を継続して表示させておくことも可能で
ある。また、カーソル15が位置した部位の如何にかか
わらず、電卓機能画像16を画面上の一定固定位置に表
示させることも可能である。
【0013】図1の前記マイコン1は、チャージ動作、
射出動作、型開閉動作、エジェクト動作等の成形行程全
体の制御や、実測データの演算・格納処理、異常判定処
理等の演算・判定処理、あるいは前記表示装置5の出力
画像の制御処理等々の各種処理を実行する。このマイコ
ン1は、実際には各種I/Oインターフェイス、RO
M、RAM、CPU等を具備したもので構成され、予め
作成された各種プログラムにより各種処理を実行する
も、本実施例においては、成形条件設定記憶部20、成
形プロセス制御部21、実測値記憶部22、表示制御部
23、データ変換処理部24、表示用固定データ格納部
25、画像データ生成・格納部26、フレームバッファ
27、キー入力データ処理部28、外部転送用メモリデ
ータ生成部29等を備えたものとして、以下の説明を行
う。
【0014】上記成形条件設定記憶部20には、前記キ
ー入力装置4によって入力された各種運転条件値が、書
き替え可能な形で記憶されている。この運転条件値とし
ては、例えば、チャージ行程時のスクリュー位置とスク
リュー回転数及び背圧との関係、サックバック制御条
件、射出開始点(位置)から保圧切替点(位置)までの
射出速度条件並びに射出圧力条件、保圧切替時点から保
圧終了時点までの2次射出圧力(保圧圧力)条件、各部
のバンドヒータ温度、型閉じ(型締め)ストロークと速
度制御条件並びに型締力、型開きストロークと速度制御
条件、エジェクト制御条件、製品自動取り出し機の制御
条件等々が挙げられる。
【0015】前記成形プロセス制御部21は、予め作成
された成形プロセス制御プログラムと、成形条件設定記
憶部20に格納された設定条件値とに基づき、マシンの
各部に配設された前記センサ群2(位置センサ、圧力セ
ンサ、温度センサ等々)からの計測情報及び自身に内蔵
されたクロックからの計時情報を参照しつつ、前記ドラ
イバ群3(モータドライバ、油圧シリンダドライバ、ヒ
ータドライバ等々)を介して対応する駆動源を駆動制御
し、一連の成形行程を実行させる。
【0016】前記実測値記憶部22には、連続自動運転
時における予め設定されたモニタ項目の総べての実測デ
ータが、連続する所定回数のショットにわたって取り込
まれる。取り込まれるモニタ項目としては、時間監視
項目、位置監視項目、回転数監視項目、速度監視
項目、圧力監視項目、温度監視項目、電力監視項
目等が挙げられ、前記した成形運転条件設定項目の重要
項目がほぼオーバーラップするようになっている。
【0017】前記表示制御部23は、キー入力装置4に
よるオペレータが所望するモードの表示画像の呼び出し
指令によって、予め作成された表示画像作成・制御プロ
グラムに基づき、前記データ変換処理部24、表示用固
定データ格納部25、画像データ生成・格納部26等を
制御して、画像データ生成・格納部26に指定された表
示モード画像全体のデータを作成・格納させる。すなわ
ち、表示制御部23は、データ変換処理部24によって
必要に応じ前記成形条件設定記憶部20や実測値記憶部
22に格納された情報から当該表示モード画像の表示に
用いるためのデータを抽出させると共に、前記キー入力
データ処理部28に一時格納された入力データやカーソ
ル位置情報の転送を受け、これらを画像データに変換処
理させ、画像データ生成・格納部26に送出させる。ま
た、表示制御部23は、表示用固定データ格納部25に
予め作成されて格納されている多数のモード画像用の固
定データたる文字,記号,グラフィック図形,罫線デー
タ等々から、当該表示モード画像の表示に用いるための
データを抽出させてこれを画像データ生成・格納部26
に送出させる。画像データ生成・格納部26では、予め
作成された画像合成プログラムに基づき、データ変換処
理部24、表示用固定データ格納部25、並びにキー入
力データ処理部28からの出力データを合成し、指定さ
れた表示モード画像全体の文字,記号,グラフィック図
形,罫線等の表示データ、及び配列情報と付加情報等を
含む画像データを作成してこれを書き換え可能に保持す
る。
【0018】前記画像データ生成・格納部26の画像デ
ータは、前記表示制御部23によって前記フレームバッ
ファ27に転送されて一時記憶され、表示制御部23の
指令によってこのフレームバッファ27の出力が前記表
示装置5に送出されて、表示装置5の表示画面上には所
定モードの画像データが表示されることになる。そし
て、いまオペレターによって、データメモリ画像の1つ
が呼び出し選択されると、このデータメモリ画像モード
の画像データが生成されて、表示装置5の表示画面上に
表示される。ここで前記表示制御部23は、現在表示さ
れている画像データがデータメモリ画像である場合には
この旨を認知しており、また、前記キー入力データ処理
部28からのカーソル位置情報によって、現在のカーソ
ル位置も認知している。本実施例においては、現在の表
示モードがデータメモリ画像であって、且つ現在のカー
ソル位置が画面上の任意データ項目のコメント記入欄に
ある時のみ、前記した前記文字入力機能画像16が呼び
出し可能になっている。そこで、文字入力を行いたい場
合には、オペレータは当該データ項目のコメント記入欄
にカーソル14を前記カーソル移動キー群10の操作で
移動させた後、前記した「文字入力」選択キー9−1を
プッシュする。これによって、表示制御部23の指令に
基づき、文字入力機能表示用のデータが前記表示用固定
データ格納部25から読み出しされて、これが画像デー
タ生成・格納部26でデータメモリ画像と合成されて、
フレームバッファ27の内容が書き換え更新され、表示
装置5の表示画面には、前記図3に示したようにデータ
メモリ画像15とともに、現在のカーソル14の位置を
避けた画面位置に前記文字入力機能画像16がウインド
表示される。
【0019】この状態では前記したように、文字入力機
能画像16中の前記文字キー表示部18に表示されたキ
ー入力装置4上の対応するキー群が、現在表示されてい
る文字入力用のキー群として機能し、前記した文字入力
機能画像16の切替え操作で所望の文字が現われた際の
文字キー表示部18の表示文字に対応するキーをプッシ
ュすることによって、所望する文字が前記カーソル14
が位置したコメント記入欄に入力・表示される。そし
て、このような文字入力機能画像16の切替えと文字キ
ー表示部18の表示文字に対応するキーの選択とによっ
て、カーソル14が位置したコメント記入欄にオペレー
タの所望する文字列が記入されることとなる。1つのコ
メント記入欄への文字列の入力後、前記したようにエン
トリキー13をプッシュすることによりカーソル14が
位置したデータ項目に付随するコメントして入力文字情
報が、マイコン1内の当該データ項目に対応する所定メ
モリエリアに格納される。
【0020】前記データメモリ画像16のコメント文字
を含むデータ内容は、マイコン内の適宜ユーザ用メモリ
エリアに格納しておき、画像出力もしくはプリント出力
することも可能であるが、これを前記した外部転送用メ
モリデータ生成部29で外部出力用データに変換処理さ
せて、前記外部記憶装置6の記憶メディアに転送記憶さ
せることも可能である。こうすると、運転条件の設定値
に関するメモリデータをバックアップすることができて
再設定等に利用できるし、不良/異常発生時の運転条件
の実測値に関するメモリーデータを現場と離れた場所で
詳細に検討すること等が可能となり、この際具体的な文
字によってコメントが付記されているので、参照・検討
が容易確実になる。
【0021】図5は、マイコン1内で実行される上述し
た文字入力機能画像16を利用した文字入力の処理フロ
ーを示す説明図である。同図に示すステップST1で
は、表示されている画像がデータメモリ画像であるか否
かが問われ、YESならステップST2に進み、NOな
らこのフローを終了する。ステップST2では、現在の
カーソル位置が画面上のコメント記入欄にあるか否かが
問われ、YESならステップST3に進み、NOならこ
のフローを終了する。ステップST3では文字入力機能
の呼び出しの指示があったか否かが問われ、YESなら
ステップST4に進み、NOならこのフローを終了す
る。ステップST4では前記図3のように文字入力機能
画像16をウインド表示させ、次のステップST5へ進
む。ステップST5では現在の文字入力機能画像16中
に入力を所望する文字が表示されたか否かが問われ、Y
ESならステップST6へ進み、NOならステップST
10で文字入力機能画像16を次の文字入力機能画像1
6に切替える処理を行ってステップST4に戻り、所望
する文字が現われるまでこれが繰り返される。ステップ
ST6ではキー操作による文字入力がなされて、次のス
テップST7へ進み、ステップST7で画面上のコメン
ト記入欄に文字表示がなされた後、ステップST8へ進
む。ステップST8では入力した文字を確定して登録す
るか否かが問われ、YESならステップST9に進んで
入力された文字の登録を行ってこのフローを終了し、N
Oなら前記ステップST4へ戻る。
【0022】斯様に本実施例によれば、ウィンド表示さ
れる前記文字入力機能画像16の切替えとこのウィンド
画像中の文字キー表示部18の表示文字に対応するキー
の選択とによって、カーソル14が位置したコメント記
入欄にオペレータの所望する文字を順次記入できるの
で、マシンのキー入力装置のキー数を増大させることな
く、データにコメントを文字で付記可能となる。
【0023】なお、上述した実施例においては、前記し
た文字入力機能画像16の呼び出しを表示モードがデー
タメモリ画像であるときのみ可能にしているが、任意の
表示モード画像の表示状態でカーソルがユーザ用のコメ
ント記入欄に位置しているときならば、いつでも文字入
力機能画像16の呼び出しとコメント文字入力とを行な
い得るようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マシンの
キー入力装置のキー数を増大させることなく、データに
コメントを文字で付記可能な成形機における文字入力方
法を提供でき、その価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る射出成形機の制御系統
の簡略化したブロック図である。
【図2】本発明の1実施例によるキー入力装置のキー配
列を示す説明図である。
【図3】本発明の1実施例によるデータメモリ画像の一
部にウィンド表示された文字入力画像の1例を示す説明
図である。
【図4】本発明の1実施例による文字入力画像の種類を
示す説明図である。
【図5】本発明の1実施例によるマイコン内で実行され
る文字入力機能画像を利用した文字入力の処理フローを
示す説明図である。
【符号の説明】 1 マイコン(マイクロコンピュータ) 2 センサ群 3 ドライバ群 4 キー入力装置 5 表示装置 6 外部記憶装置 7 マシン運転モード選択キー群 8 ディスプレイモード選択キー群 9 オプション機能選択キー群 10 カーソル移動キー群 11 テンキー群 12 スクロールキー群 13 エントリキー 14 カーソル 15 データメモリ画像 16 文字入力機能画像 18 文字キー表示部 19 機能操作キー表示部 20 成形条件設定記憶部 21 成形プロセス制御部 22 実測値記憶部 23 表示制御部 24 データ変換処理部 25 表示用固定データ格納部 26 画像データ生成・格納部 27 フレームバッファ 28 キー入力データ処理部 29 外部転送用メモリデータ生成部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種データメモリ画像等を含む多数の表
    示モード画像をオペレータの選択によって表示可能とし
    た表示装置を備えた成形機において、 所定のモード画像表示時における文字入力機能呼び出し
    指令によって、表示装置の表示画面上の一部に少なくと
    も文字キー表示部を含む文字入力機能画像をウィンド表
    示させると共に、この文字入力機能画像で表示されたキ
    ー入力装置上の対応するキー群を表示された文字入力用
    のキー群として機能させ、且つ、前記文字キー表示部に
    所望する文字が現われるまで前記文字入力機能画像を更
    新表示可能とし、前記キー群を用いて入力した入力文字
    を前記表示画面の所定位置に設けた入力文字表示部で表
    示させ、前記入力文字をオペレータの指示によって前記
    所定モード画像中の所定項目のコメントとして登録可能
    としたことを特徴とする成形機における文字入力方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記所定のモー
    ド画像は各種データメモリ画像であることを特徴とする
    成形機における文字入力方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、前記所定のモー
    ド画像中のコメント記入欄にカーソルが位置している時
    のみ、前記文字入力機能呼び出し指令によって前記文字
    入力機能画像をウィンド表示させ、文字入力機能画像を
    用いて入力した文字を現在カーソルが位置しているコメ
    ント記入欄に表示可能としたことを特徴とする成形機に
    おける文字入力方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載において、前記表示装置の
    表示画面上の前記カーソルを避けた位置に、前記文字入
    力機能画像をウィンド表示させるようにしたことを特徴
    とする成形機における文字入力方法。
JP3189482A 1991-07-04 1991-07-04 成形機における文字入力方法 Expired - Fee Related JP2797764B2 (ja)

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