JPH0582740A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPH0582740A JPH0582740A JP3240039A JP24003991A JPH0582740A JP H0582740 A JPH0582740 A JP H0582740A JP 3240039 A JP3240039 A JP 3240039A JP 24003991 A JP24003991 A JP 24003991A JP H0582740 A JPH0582740 A JP H0582740A
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- gate insulating
- dielectric constant
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- semiconductor integrated
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 MIS(Metal Insulator Semiconductor )
型トランジスタを有する半導体集積回路装置に関し、内
部回路を確実に保護し、処理速度を低下させることのな
い半導体集積回路装置を提供する。 【構成】 第1の発明は、MISトランジスタ1のゲー
ト絶縁膜としてSiO2 ゲート絶縁膜よりも高誘電率を
有する高誘電率ゲート絶縁膜4を用い、その膜厚をSi
O2 でゲート絶縁膜を形成する場合と比較して厚くす
る。また、第2の発明のMISトランジスタ1に設ける
ゲート絶縁膜は、前記ゲート絶縁膜材料の誘電率を
εx 、その絶縁破壊強度をBVx とし、SiO2 ゲート
絶縁膜の誘電率をεSiO2、その絶縁破壊強度をBVSiO2
とした場合に、次式、 (εx ・BVx )/(εSiO2・BVSiO2)>1 を満たす。
型トランジスタを有する半導体集積回路装置に関し、内
部回路を確実に保護し、処理速度を低下させることのな
い半導体集積回路装置を提供する。 【構成】 第1の発明は、MISトランジスタ1のゲー
ト絶縁膜としてSiO2 ゲート絶縁膜よりも高誘電率を
有する高誘電率ゲート絶縁膜4を用い、その膜厚をSi
O2 でゲート絶縁膜を形成する場合と比較して厚くす
る。また、第2の発明のMISトランジスタ1に設ける
ゲート絶縁膜は、前記ゲート絶縁膜材料の誘電率を
εx 、その絶縁破壊強度をBVx とし、SiO2 ゲート
絶縁膜の誘電率をεSiO2、その絶縁破壊強度をBVSiO2
とした場合に、次式、 (εx ・BVx )/(εSiO2・BVSiO2)>1 を満たす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置に
係り、特にMIS(Metal Insulator Semiconductor )
型トランジスタを有する半導体集積回路装置に関する。
係り、特にMIS(Metal Insulator Semiconductor )
型トランジスタを有する半導体集積回路装置に関する。
【0002】近年のMOS IC(Metal Oxide Semico
nductor Integrated Circuit)は高集積化にともな
い、回路の微細化が進み、静電気等の外部からのストレ
スに対して弱くなっている。
nductor Integrated Circuit)は高集積化にともな
い、回路の微細化が進み、静電気等の外部からのストレ
スに対して弱くなっている。
【0003】そこで信頼性の向上のため、MIS型トラ
ンジスタを用いたMOS−ICの静電気等の過電圧に対
する破壊耐量を向上することが要望されている。
ンジスタを用いたMOS−ICの静電気等の過電圧に対
する破壊耐量を向上することが要望されている。
【0004】
【従来の技術】一般にIC(Integrated Circuit)に
は、静電気放電(ESD:Electrostatic Discharge )
による過電圧により内部回路が破壊されることを防止す
るため、図5に示すように、静電保護回路(以下、ES
D保護回路という。)11が設けられている。ESD保
護回路11は、入力端子10と入力段トランジスタ回
路、例えばCMOSインバータ31との間に直列に挿入
されている。このESD保護回路11は、静電気の極性
(正、負)にそれぞれ対応して正側及び負側の静電保護
素子を有している。正側静電保護素子は、入力端子10
とCMOSインバータ31の入力端に直列に接続された
拡散抵抗RP と、この拡散抵抗RP と正側電源VDDとの
間に接続されたPN接合ダイオードDPからなる。負側
静電保護素子は、同様に入力端子10とCMOSインバ
ータ31の入力端に直列に接続された拡散抵抗RN と、
この拡散抵抗RN とグランドGND との間に接続されたP
N接合ダイオードDN からなる。拡散抵抗RP 、RN は
静電気の極性にかかわらず、過電圧のピーク値を減衰さ
せるように作用し、PN接合ダイオードDP は正の静電
気を正側電源VDD側に吸収し、PN接合ダイオードDN
は負の静電気をグランドGND 側から吸収するように作用
することにより、CMOSインバータ31を構成するP
MOSトランジスタTP 及びNMOSトランジスタTN
のゲート酸化膜(SiO2 )への過電圧の印加を阻止す
る。
は、静電気放電(ESD:Electrostatic Discharge )
による過電圧により内部回路が破壊されることを防止す
るため、図5に示すように、静電保護回路(以下、ES
D保護回路という。)11が設けられている。ESD保
護回路11は、入力端子10と入力段トランジスタ回
路、例えばCMOSインバータ31との間に直列に挿入
されている。このESD保護回路11は、静電気の極性
(正、負)にそれぞれ対応して正側及び負側の静電保護
素子を有している。正側静電保護素子は、入力端子10
とCMOSインバータ31の入力端に直列に接続された
拡散抵抗RP と、この拡散抵抗RP と正側電源VDDとの
間に接続されたPN接合ダイオードDPからなる。負側
静電保護素子は、同様に入力端子10とCMOSインバ
ータ31の入力端に直列に接続された拡散抵抗RN と、
この拡散抵抗RN とグランドGND との間に接続されたP
N接合ダイオードDN からなる。拡散抵抗RP 、RN は
静電気の極性にかかわらず、過電圧のピーク値を減衰さ
せるように作用し、PN接合ダイオードDP は正の静電
気を正側電源VDD側に吸収し、PN接合ダイオードDN
は負の静電気をグランドGND 側から吸収するように作用
することにより、CMOSインバータ31を構成するP
MOSトランジスタTP 及びNMOSトランジスタTN
のゲート酸化膜(SiO2 )への過電圧の印加を阻止す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが先に述べたよ
うに、近年のICの回路の微細化に伴って入力段のトラ
ンジスタTP 、TN のゲート酸化膜も薄膜化され(通常
100〜数百オングストローム)、このことはESD耐
量の低下を招くことになる。ここでESD耐量とは、入
力された過電圧に対してどれだけ耐えられるかを示す値
であり、この値が大きいほど大きな過電圧入力に耐えら
れる。より具体的には、MOSトランジスタTN 、TP
におけるSiO2 ゲート絶縁膜が薄膜化しているため、
絶縁耐圧が低下し、また素子の寸法が小さくなってきて
いるため静電容量が低下し、静電容量に比例するゲート
のESD耐量が低下して、過電圧に弱くなっている。
うに、近年のICの回路の微細化に伴って入力段のトラ
ンジスタTP 、TN のゲート酸化膜も薄膜化され(通常
100〜数百オングストローム)、このことはESD耐
量の低下を招くことになる。ここでESD耐量とは、入
力された過電圧に対してどれだけ耐えられるかを示す値
であり、この値が大きいほど大きな過電圧入力に耐えら
れる。より具体的には、MOSトランジスタTN 、TP
におけるSiO2 ゲート絶縁膜が薄膜化しているため、
絶縁耐圧が低下し、また素子の寸法が小さくなってきて
いるため静電容量が低下し、静電容量に比例するゲート
のESD耐量が低下して、過電圧に弱くなっている。
【0006】そこで、ESD保護回路の保護能力を増大
させるため、拡散抵抗RP 、RN の抵抗値を高くするこ
と、PN接合ダイオードの面積を大きくすること等が考
えられるが、いずれの方法にしても、ESD保護回路の
時定数が増大し、処理速度が低下するという不具合があ
った。したがって、内部回路を微細化して高速化を図っ
たとしても、ESD保護回路の高速化を図ることができ
ず、半導体集積回路装置全体として、処理速度の高速化
が図れないという問題点があった。
させるため、拡散抵抗RP 、RN の抵抗値を高くするこ
と、PN接合ダイオードの面積を大きくすること等が考
えられるが、いずれの方法にしても、ESD保護回路の
時定数が増大し、処理速度が低下するという不具合があ
った。したがって、内部回路を微細化して高速化を図っ
たとしても、ESD保護回路の高速化を図ることができ
ず、半導体集積回路装置全体として、処理速度の高速化
が図れないという問題点があった。
【0007】そこで本発明は、内部回路を確実に保護
し、処理速度を低下させることのない半導体集積回路装
置を提供することを目的とする。
し、処理速度を低下させることのない半導体集積回路装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
第1の発明は、外部からの信号が供給される入力端子
(10)と、前記入力端子(10)に接続され、前記入
力端子(10)に印加される過電圧から内部回路(1
2)を保護する保護回路(11)と、前記保護回路(1
1)を介して前記入力端子(10)にゲート端子(5、
G)が接続されたMISトランジスタ(1、12)と、
を有する半導体集積回路装置であって、前記MISトラ
ンジスタ(1、12)のゲート絶縁膜としてSiO2 ゲ
ート絶縁膜の誘電率よりも高誘電率を有する高誘電率ゲ
ート絶縁膜(4)を用い、前記高誘電率ゲート絶縁膜
(4)の膜厚を前記ゲート絶縁膜として前記SiO2 ゲ
ート絶縁膜を設ける場合と比較して厚くして構成する。
第1の発明は、外部からの信号が供給される入力端子
(10)と、前記入力端子(10)に接続され、前記入
力端子(10)に印加される過電圧から内部回路(1
2)を保護する保護回路(11)と、前記保護回路(1
1)を介して前記入力端子(10)にゲート端子(5、
G)が接続されたMISトランジスタ(1、12)と、
を有する半導体集積回路装置であって、前記MISトラ
ンジスタ(1、12)のゲート絶縁膜としてSiO2 ゲ
ート絶縁膜の誘電率よりも高誘電率を有する高誘電率ゲ
ート絶縁膜(4)を用い、前記高誘電率ゲート絶縁膜
(4)の膜厚を前記ゲート絶縁膜として前記SiO2 ゲ
ート絶縁膜を設ける場合と比較して厚くして構成する。
【0009】また、第2の発明は、外部からの信号が供
給される入力端子(10)と、前記入力端子(10)に
接続され、前記入力端子(10)に印加される過電圧か
ら内部回路(12)を保護する保護回路(11)と、前
記保護回路(11)を介して前記入力端子(10)にゲ
ート端子(5、G)が接続されたMISトランジスタ
(1、12)と、を有する半導体集積回路装置であっ
て、前記MISトランジスタ(1、12)に設けるゲー
ト絶縁膜は、当該ゲート絶縁膜材料の誘電率をεx 、そ
の絶縁破壊強度をBVx とし、SiO2 ゲート絶縁膜の
誘電率をεSiO2、その絶縁破壊強度をBVSiO2とした場
合に、次式、 (εx ・BVx )/(εSiO2・BVSiO2)>1 を満たすように構成する。
給される入力端子(10)と、前記入力端子(10)に
接続され、前記入力端子(10)に印加される過電圧か
ら内部回路(12)を保護する保護回路(11)と、前
記保護回路(11)を介して前記入力端子(10)にゲ
ート端子(5、G)が接続されたMISトランジスタ
(1、12)と、を有する半導体集積回路装置であっ
て、前記MISトランジスタ(1、12)に設けるゲー
ト絶縁膜は、当該ゲート絶縁膜材料の誘電率をεx 、そ
の絶縁破壊強度をBVx とし、SiO2 ゲート絶縁膜の
誘電率をεSiO2、その絶縁破壊強度をBVSiO2とした場
合に、次式、 (εx ・BVx )/(εSiO2・BVSiO2)>1 を満たすように構成する。
【0010】
【作用】第1の発明によれば、前記MISトランジスタ
(1、12)のゲート絶縁膜としてSiO2 ゲート絶縁
膜の誘電率よりも高誘電率を有する高誘電率ゲート絶縁
膜(4)を用い、前記高誘電率ゲート絶縁膜(4)の膜
厚を前記ゲート絶縁膜として前記SiO2 ゲート絶縁膜
を設ける場合と比較して厚くしてあるので、前記SiO
2 ゲート絶縁膜を用いた場合と比較して、前記入力端子
(10)に過電圧が印加された場合に耐えることがで
き、保護回路(11)を強化することに伴なう保護回路
(11)の時定数の増加を避けることができ、高速処理
を行える。
(1、12)のゲート絶縁膜としてSiO2 ゲート絶縁
膜の誘電率よりも高誘電率を有する高誘電率ゲート絶縁
膜(4)を用い、前記高誘電率ゲート絶縁膜(4)の膜
厚を前記ゲート絶縁膜として前記SiO2 ゲート絶縁膜
を設ける場合と比較して厚くしてあるので、前記SiO
2 ゲート絶縁膜を用いた場合と比較して、前記入力端子
(10)に過電圧が印加された場合に耐えることがで
き、保護回路(11)を強化することに伴なう保護回路
(11)の時定数の増加を避けることができ、高速処理
を行える。
【0011】また、第2の発明によれば、前記MISト
ランジスタ(1、12)に設けるゲート絶縁膜は、前記
ゲート絶縁膜材料の誘電率をεx 、その絶縁破壊強度を
BV x とし、SiO2 ゲート絶縁膜の誘電率をεSiO2、
その絶縁破壊強度をBVSiO2とした場合に、次式、 (εx ・BVx )/(εSiO2・BVSiO2)>1 を満たすので、前記MISトランジスタに設けるゲート
絶縁膜は、前記SiO2 ゲート絶縁膜に比較して過電圧
に対して強くなる。したがって、前記入力端子(10)
に過電圧が印加された場合でも耐えることができ、保護
回路(11)を強化することに伴なう保護回路(11)
の時定数の増加を避けることができ、高速処理を行え
る。
ランジスタ(1、12)に設けるゲート絶縁膜は、前記
ゲート絶縁膜材料の誘電率をεx 、その絶縁破壊強度を
BV x とし、SiO2 ゲート絶縁膜の誘電率をεSiO2、
その絶縁破壊強度をBVSiO2とした場合に、次式、 (εx ・BVx )/(εSiO2・BVSiO2)>1 を満たすので、前記MISトランジスタに設けるゲート
絶縁膜は、前記SiO2 ゲート絶縁膜に比較して過電圧
に対して強くなる。したがって、前記入力端子(10)
に過電圧が印加された場合でも耐えることができ、保護
回路(11)を強化することに伴なう保護回路(11)
の時定数の増加を避けることができ、高速処理を行え
る。
【0012】
【実施例】次に、図1乃至図4を参照して本発明の実施
例を説明する。第1の発明の実施例 図1に第1の発明の実施例のMOSトランジスタの断面
図を示す。
例を説明する。第1の発明の実施例 図1に第1の発明の実施例のMOSトランジスタの断面
図を示す。
【0013】ESD耐量を単純に大きくするためには、
従来のMOSトランジスタにおけるSiO2 ゲート絶縁
膜の厚さを厚くすれば良い。しかしながら、ゲート絶縁
膜の厚さを厚くすることは、ゲートの静電容量が低下
し、ゲート電圧によるソース、ドレイン間の電流量の制
御、すなわちトランジスタの制御が困難になってしま
う。そこで第1の発明の実施例のMOSトランジスタ1
(例えば、PチャネルMOS)は、N型基板2上にP型
の拡散層3を作り、ソース領域およびドレイン領域と
し、さらに上面に高誘電率のゲート絶縁膜4を形成して
いる。さらにこのゲート絶縁膜4の上面にポリシリコン
(Poli-Si )によりゲート電極5が作られている。ソー
ス領域およびドレイン領域には金属配線Mがそれぞれ接
続されている。
従来のMOSトランジスタにおけるSiO2 ゲート絶縁
膜の厚さを厚くすれば良い。しかしながら、ゲート絶縁
膜の厚さを厚くすることは、ゲートの静電容量が低下
し、ゲート電圧によるソース、ドレイン間の電流量の制
御、すなわちトランジスタの制御が困難になってしま
う。そこで第1の発明の実施例のMOSトランジスタ1
(例えば、PチャネルMOS)は、N型基板2上にP型
の拡散層3を作り、ソース領域およびドレイン領域と
し、さらに上面に高誘電率のゲート絶縁膜4を形成して
いる。さらにこのゲート絶縁膜4の上面にポリシリコン
(Poli-Si )によりゲート電極5が作られている。ソー
ス領域およびドレイン領域には金属配線Mがそれぞれ接
続されている。
【0014】高誘電率のゲート絶縁膜4は、例えば、四
窒化三ケイ素Si3N4 で形成されている。四窒化三ケ
イ素Si3 N4 の比誘電率(εSi3N4 )は、εSi3N4 =
8(at1MHz)であり、SiO2 (気相成長膜)の比
誘電率εSiO2=3.8の約2倍であり、SiO2 で形成
したゲート絶縁膜と同一の静電容量を有するゲート絶縁
膜を四窒化三ケイ素Si3 N4 で形成すると、約2倍の
厚さのゲート絶縁膜を形成することができ、MOSトラ
ンジスタのESD耐量を上げることができる。したがっ
て、図5に示すような入力段のMOSトランジスタの前
段に設けるESD保護回路内の保護抵抗RP 、RN の抵
抗値や、保護ダイオードDP 、DN の面積を小さくする
ことができ、これらに基づくESD保護回路の時定数を
小さくすることができ、ESD耐量を大きくするととも
に、高速動作を行わせることが可能となる。
窒化三ケイ素Si3N4 で形成されている。四窒化三ケ
イ素Si3 N4 の比誘電率(εSi3N4 )は、εSi3N4 =
8(at1MHz)であり、SiO2 (気相成長膜)の比
誘電率εSiO2=3.8の約2倍であり、SiO2 で形成
したゲート絶縁膜と同一の静電容量を有するゲート絶縁
膜を四窒化三ケイ素Si3 N4 で形成すると、約2倍の
厚さのゲート絶縁膜を形成することができ、MOSトラ
ンジスタのESD耐量を上げることができる。したがっ
て、図5に示すような入力段のMOSトランジスタの前
段に設けるESD保護回路内の保護抵抗RP 、RN の抵
抗値や、保護ダイオードDP 、DN の面積を小さくする
ことができ、これらに基づくESD保護回路の時定数を
小さくすることができ、ESD耐量を大きくするととも
に、高速動作を行わせることが可能となる。
【0015】図2に第1の発明の他の実施例のMOSト
ランジスタの断面図を示す。図1の実施例と同一の部分
には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。図
1の実施例と異なる点は、高誘電率のゲート絶縁膜4と
N型基板2との間にSiO2 膜6を形成した点である。
これにより、ESD耐量を大きくし、高速動作を行わせ
ることが可能となるとともに、さらにMOSトランジス
タにおける表面のリーク電流等の電気的特性を向上させ
ることができる。
ランジスタの断面図を示す。図1の実施例と同一の部分
には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。図
1の実施例と異なる点は、高誘電率のゲート絶縁膜4と
N型基板2との間にSiO2 膜6を形成した点である。
これにより、ESD耐量を大きくし、高速動作を行わせ
ることが可能となるとともに、さらにMOSトランジス
タにおける表面のリーク電流等の電気的特性を向上させ
ることができる。
【0016】図3乃至図4に、より具体的な実施例の回
路構成を示す。図3は第1の発明をデジタル回路に適用
した場合の実施例である。図5の従来例と同一の部分に
は同一の符号を付し、その詳細な説明を援用する。
路構成を示す。図3は第1の発明をデジタル回路に適用
した場合の実施例である。図5の従来例と同一の部分に
は同一の符号を付し、その詳細な説明を援用する。
【0017】図5の従来例と異なる点は、入力端子10
からみて、初段のインバータとして高誘電率のゲート絶
縁膜を使用したMOSトランジスタTN1、TP1からなる
CMOSインバータ12を用いた点である。なお、図3
では、高誘電率絶縁膜を使用したゲート端子を太線で示
している。これによりCMOSインバータのESD耐量
が大きくなり、ESD保護回路11の抵抗RP 、RN の
抵抗値をあまり高くする必要がないので、入力信号の遅
延量が減少し、高速に処理を行うことができる。また、
CMOSインバータ12の後段の論理回路に用いられて
いるMOSトランジスタTP2、TN2からなるCMOSイ
ンバータ13については、それ程ESD耐量を大きくす
る必要がないので、通常のSiO2 ゲート絶縁膜を用い
たMOSトランジスタTP2、TN2で構成しているが、こ
れらも高誘電率のゲート絶縁膜を用いたトランジスタと
しても良い。
からみて、初段のインバータとして高誘電率のゲート絶
縁膜を使用したMOSトランジスタTN1、TP1からなる
CMOSインバータ12を用いた点である。なお、図3
では、高誘電率絶縁膜を使用したゲート端子を太線で示
している。これによりCMOSインバータのESD耐量
が大きくなり、ESD保護回路11の抵抗RP 、RN の
抵抗値をあまり高くする必要がないので、入力信号の遅
延量が減少し、高速に処理を行うことができる。また、
CMOSインバータ12の後段の論理回路に用いられて
いるMOSトランジスタTP2、TN2からなるCMOSイ
ンバータ13については、それ程ESD耐量を大きくす
る必要がないので、通常のSiO2 ゲート絶縁膜を用い
たMOSトランジスタTP2、TN2で構成しているが、こ
れらも高誘電率のゲート絶縁膜を用いたトランジスタと
しても良い。
【0018】図4は、第1の発明をアナログ回路の入力
段に適用した場合の実施例である。オペアンプ20は、
第1のESD保護回路11Aを介して入力端子10Aに
ゲート端子が接続され、高誘電率のゲート絶縁膜を有す
るNチャネルMOSトランジスタTN11 を有している。
このNチャネルMOSトランジスタTN11 のソース端子
SはNチャネルMOSトランジスタTN12 のソース端子
Sに共通接続され、この共通接続されたソース端子Sは
第1の基準電流源I1 に接続されている。NチャネルM
OSTN11 のドレイン端子Dには、ゲート端子Gとドレ
イン端子Dが短絡されたPチャネルMOSトランジスタ
TP11 が接続されている。PチャネルMOSトランジス
タTP11 のゲート端子Gには、ゲート端子Gが共通接続
され、さらにソース端子Sが共通接続されたPチャネル
MOSトランジスタTP12 が接続されている。この共通
接続されたソース端子Sには、正側電源VDDが接続され
るとともにPチャネルMOSトランジスタTP13 のソー
ス端子Sが接続されている。このPチャネルMOSトラ
ンジスタTP13 のゲート端子Gは、NチャネルMOSト
ランジスタTN12 のドレイン端子DとPチャネルMOS
トランジスタTP1 2 のドレイン端子Dの中間接続点に接
続されている。また、このPチャネルMOSトランジス
タTP13 のドレイン端子Dには、第2の基準電流源I2
が接続され、その接続点にオペアンプ20の出力端子OU
T が接続されている。各ESD保護回路11A、11B
の構成については、図5のESD保護回路と同一である
ので、その詳細な説明を援用する。
段に適用した場合の実施例である。オペアンプ20は、
第1のESD保護回路11Aを介して入力端子10Aに
ゲート端子が接続され、高誘電率のゲート絶縁膜を有す
るNチャネルMOSトランジスタTN11 を有している。
このNチャネルMOSトランジスタTN11 のソース端子
SはNチャネルMOSトランジスタTN12 のソース端子
Sに共通接続され、この共通接続されたソース端子Sは
第1の基準電流源I1 に接続されている。NチャネルM
OSTN11 のドレイン端子Dには、ゲート端子Gとドレ
イン端子Dが短絡されたPチャネルMOSトランジスタ
TP11 が接続されている。PチャネルMOSトランジス
タTP11 のゲート端子Gには、ゲート端子Gが共通接続
され、さらにソース端子Sが共通接続されたPチャネル
MOSトランジスタTP12 が接続されている。この共通
接続されたソース端子Sには、正側電源VDDが接続され
るとともにPチャネルMOSトランジスタTP13 のソー
ス端子Sが接続されている。このPチャネルMOSトラ
ンジスタTP13 のゲート端子Gは、NチャネルMOSト
ランジスタTN12 のドレイン端子DとPチャネルMOS
トランジスタTP1 2 のドレイン端子Dの中間接続点に接
続されている。また、このPチャネルMOSトランジス
タTP13 のドレイン端子Dには、第2の基準電流源I2
が接続され、その接続点にオペアンプ20の出力端子OU
T が接続されている。各ESD保護回路11A、11B
の構成については、図5のESD保護回路と同一である
ので、その詳細な説明を援用する。
【0019】この場合においても、オペアンプ20の入
力側初段のNMOSトランジスタT N11 、TN12 のみに
高誘電率のゲート絶縁膜を用いたMOSトランジスタを
使用しているが、さらに後段の各MOSトランジスタを
高誘電率のゲート絶縁膜を用いたトランジスタとしても
良い。
力側初段のNMOSトランジスタT N11 、TN12 のみに
高誘電率のゲート絶縁膜を用いたMOSトランジスタを
使用しているが、さらに後段の各MOSトランジスタを
高誘電率のゲート絶縁膜を用いたトランジスタとしても
良い。
【0020】このようにアナログ回路においても、入力
段の初段のMOSトランジスタに高誘電率のゲート絶縁
膜を設けることにより、各ESD保護回路11A、11
Bの抵抗RP 、RN の抵抗値並びにPN接合ダイオード
の面積を小さくすることができ、各ESD保護回路11
A、11Bの時定数を小さくすることができるので、E
SD耐量を大きくするともに高速動作させることが可能
となる。
段の初段のMOSトランジスタに高誘電率のゲート絶縁
膜を設けることにより、各ESD保護回路11A、11
Bの抵抗RP 、RN の抵抗値並びにPN接合ダイオード
の面積を小さくすることができ、各ESD保護回路11
A、11Bの時定数を小さくすることができるので、E
SD耐量を大きくするともに高速動作させることが可能
となる。
【0021】以上の各実施例においては、高誘電率のゲ
ート絶縁膜の材料として、Si3 N 4 のみを用いて説明
したが、他の高誘電率の材料を用いることも可能であ
る。例えば、酸化アルミニウム(Al2O3 :比誘電率
約8〜9)、ルチル型酸化チタン(TiO2 :比誘電
率 約114、ただし異方性あり)、チタン酸バリウム
(BaTiO3 :比誘電率 約1000)等が挙げられ
る。
ート絶縁膜の材料として、Si3 N 4 のみを用いて説明
したが、他の高誘電率の材料を用いることも可能であ
る。例えば、酸化アルミニウム(Al2O3 :比誘電率
約8〜9)、ルチル型酸化チタン(TiO2 :比誘電
率 約114、ただし異方性あり)、チタン酸バリウム
(BaTiO3 :比誘電率 約1000)等が挙げられ
る。
【0022】第2の発明の実施例 以上の第1の発明の実施例は、ゲート絶縁膜の誘電率を
高くする場合について述べたが、絶縁破壊強度の大きな
材料を用いてゲート絶縁膜を構成するようにしても良
い。この場合において、絶縁破壊強度(単位:V/c
m)の大きな材料(X)の選定は、この絶縁破壊強度の
大きなゲート絶縁膜の誘電率および絶縁破壊強度をそれ
ぞれεx 、BVx とし、SiO2 ゲート絶縁膜の誘電率
および絶縁破壊強度をそれぞれεSiO2、BVSiO2とした
場合に、次式、 εx ・BVx /εSiO2・BVSiO2>1 ……(1) を満たす材料とすればよい。例えば、上述の四窒化三ケ
イ素Si3 N4 の絶縁破壊強度BVSi3N4 は、約107
(V/cm)であり、上式(1)を満たす。
高くする場合について述べたが、絶縁破壊強度の大きな
材料を用いてゲート絶縁膜を構成するようにしても良
い。この場合において、絶縁破壊強度(単位:V/c
m)の大きな材料(X)の選定は、この絶縁破壊強度の
大きなゲート絶縁膜の誘電率および絶縁破壊強度をそれ
ぞれεx 、BVx とし、SiO2 ゲート絶縁膜の誘電率
および絶縁破壊強度をそれぞれεSiO2、BVSiO2とした
場合に、次式、 εx ・BVx /εSiO2・BVSiO2>1 ……(1) を満たす材料とすればよい。例えば、上述の四窒化三ケ
イ素Si3 N4 の絶縁破壊強度BVSi3N4 は、約107
(V/cm)であり、上式(1)を満たす。
【0023】これにより第1の発明と同様の効果を得る
ことができる。すなわち、内部回路を確実に保護し、処
理速度を高速にすることができる。また、第1の発明の
他の実施例(図2参照)と同様に高誘電率のゲート絶縁
膜とN型基板との間にSiO2 膜を形成すれば、ESD
耐量を大きくし、高速動作を行わせることが可能となる
とともに、さらにMOSトランジスタにおける表面のリ
ーク電流等の電気的特性を向上させることができる。
ことができる。すなわち、内部回路を確実に保護し、処
理速度を高速にすることができる。また、第1の発明の
他の実施例(図2参照)と同様に高誘電率のゲート絶縁
膜とN型基板との間にSiO2 膜を形成すれば、ESD
耐量を大きくし、高速動作を行わせることが可能となる
とともに、さらにMOSトランジスタにおける表面のリ
ーク電流等の電気的特性を向上させることができる。
【0024】
【発明の効果】第1の発明によれば、前記MISトラン
ジスタのゲート絶縁膜としてSiO 2 ゲート絶縁膜の誘
電率よりも高誘電率を有する高誘電率ゲート絶縁膜を用
い、前記高誘電率ゲート絶縁膜の膜厚を前記ゲート絶縁
膜として前記SiO2 ゲート絶縁膜を設ける場合と比較
して厚くしてあるので、前記SiO2 ゲート絶縁膜を用
いた場合と比較して、前記入力端子に過電圧が印加され
た場合に耐えることができ、内部回路を確実に保護す
る。また、保護回路を強化することに伴なう保護回路の
時定数の増加を避けられ、入力段で処理速度が低下しな
いので、高速に処理を行える。
ジスタのゲート絶縁膜としてSiO 2 ゲート絶縁膜の誘
電率よりも高誘電率を有する高誘電率ゲート絶縁膜を用
い、前記高誘電率ゲート絶縁膜の膜厚を前記ゲート絶縁
膜として前記SiO2 ゲート絶縁膜を設ける場合と比較
して厚くしてあるので、前記SiO2 ゲート絶縁膜を用
いた場合と比較して、前記入力端子に過電圧が印加され
た場合に耐えることができ、内部回路を確実に保護す
る。また、保護回路を強化することに伴なう保護回路の
時定数の増加を避けられ、入力段で処理速度が低下しな
いので、高速に処理を行える。
【0025】また、第2の発明によれば、MISトラン
ジスタに設けるゲート絶縁膜は、SiO2 ゲート絶縁膜
に比較して過電圧に対して強くなる。したがって、入力
端子に過電圧が印加された場合でも耐えることができ、
内部回路を確実に保護することができる。また、保護回
路を強化することに伴なう保護回路の時定数の増加を避
けられ、入力段で処理速度が低下することがないので、
処理速度を高速にすることができる。
ジスタに設けるゲート絶縁膜は、SiO2 ゲート絶縁膜
に比較して過電圧に対して強くなる。したがって、入力
端子に過電圧が印加された場合でも耐えることができ、
内部回路を確実に保護することができる。また、保護回
路を強化することに伴なう保護回路の時定数の増加を避
けられ、入力段で処理速度が低下することがないので、
処理速度を高速にすることができる。
【図1】第1の発明の一の実施例のMOSトランジスタ
の断面図である。
の断面図である。
【図2】第1の発明の他の実施例のMOSトランジスタ
の断面図である。
の断面図である。
【図3】第1の発明の一の実施例の回路図である。
【図4】第1の発明の他の実施例の回路図である。
【図5】従来例の回路図である。
1…MOSトランジスタ 2…N型基板 3…P型拡散層 4…高誘電率のゲート絶縁膜 5…ゲート端子 6…SiO2 膜 10、10A、10B…入力端子 11、11A、11B…ESD保護回路 12…CMOSインバータ(高誘電率ゲート絶縁膜) 13…CMOSインバータ 20…オペアンプ RP 、RN …拡散抵抗 DP 、DN …PN接合ダイオード TN1…NチャネルMOSトランジスタ(高誘電率ゲート
絶縁膜) TP1…PチャネルMOSトランジスタ(高誘電率ゲート
絶縁膜) TN2…NチャネルMOSトランジスタ TP2…PチャネルMOSトランジスタ TN11 、TN12 …NチャネルMOSトランジスタ(高誘
電率ゲート絶縁膜) TP11 、TP12 、TP13 …PチャネルMOSトランジス
タ
絶縁膜) TP1…PチャネルMOSトランジスタ(高誘電率ゲート
絶縁膜) TN2…NチャネルMOSトランジスタ TP2…PチャネルMOSトランジスタ TN11 、TN12 …NチャネルMOSトランジスタ(高誘
電率ゲート絶縁膜) TP11 、TP12 、TP13 …PチャネルMOSトランジス
タ
Claims (4)
- 【請求項1】 外部からの信号が供給される入力端子
(10)と、 前記入力端子(10)に接続され、前記入力端子(1
0)に印加される過電圧から内部回路(12)を保護す
る保護回路(11)と、 前記保護回路(11)を介して前記入力端子(10)に
ゲート端子(5、G)が接続されたMISトランジスタ
(1)と、を有する半導体集積回路装置であって、 前記MISトランジスタ(1)のゲート絶縁膜としてS
iO2 ゲート絶縁膜の誘電率よりも高誘電率を有する高
誘電率ゲート絶縁膜(4)を用い、前記高誘電率ゲート
絶縁膜(4)の膜厚を前記ゲート絶縁膜として前記Si
O2 ゲート絶縁膜を設ける場合と比較して厚くしたこと
を特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
いて、 前記高誘電率ゲート絶縁膜(4)と前記MISトランジ
スタの基板(2)との間に、SiO2 膜(6)を設けた
ことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 外部からの信号が供給される入力端子
(10)と、前記入力端子(10)に接続され、前記入
力端子(10)に印加される過電圧から内部回路(1
2)を保護する保護回路(11)と、前記保護回路(1
1)を介して前記入力端子(10)にゲート端子(5、
G)が接続されたMISトランジスタ(1)と、を有す
る半導体集積回路装置であって、 前記MISトランジスタ(1)に設けるゲート絶縁膜
は、当該ゲート絶縁膜材料の誘電率をεx 、その絶縁破
壊強度をBVx とし、SiO2 ゲート絶縁膜の誘電率を
εSiO2、その絶縁破壊強度をBVSiO2とした場合に、次
式、 (εx ・BVx )/(εSiO2・BVSiO2)>1 を満たすことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の半導体集積回路装置にお
いて、 前記ゲート絶縁膜(5、G)と前記MISトランジスタ
の基板(2)との間に、SiO2 膜(6)を設けたこと
を特徴とする半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3240039A JPH0582740A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3240039A JPH0582740A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582740A true JPH0582740A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17053565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3240039A Withdrawn JPH0582740A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0582740A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6436777B1 (en) | 2000-10-19 | 2002-08-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
US7067889B2 (en) | 2001-11-15 | 2006-06-27 | Renesas Technology Corp. | Method for manufacturing semiconductor integrated circuit device |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP3240039A patent/JPH0582740A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6436777B1 (en) | 2000-10-19 | 2002-08-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
US7067889B2 (en) | 2001-11-15 | 2006-06-27 | Renesas Technology Corp. | Method for manufacturing semiconductor integrated circuit device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |