JPH0582703U - 音声認識装置 - Google Patents

音声認識装置

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JPH0582703U
JPH0582703U JP031363U JP3136392U JPH0582703U JP H0582703 U JPH0582703 U JP H0582703U JP 031363 U JP031363 U JP 031363U JP 3136392 U JP3136392 U JP 3136392U JP H0582703 U JPH0582703 U JP H0582703U
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JP
Japan
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voice
recognition
switch
display
start switch
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Application number
JP031363U
Other languages
English (en)
Inventor
昭雄 江橋
Original Assignee
ナイルス部品株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声認識装置が騒音によって誤動作すること
を軽減する。 【構成】 マイクロホン18に入力する音声から音声指
令を認識し、音声指令に対応した制御信号を発生する音
声認識装置に於いて、スタートスイッチ12と認識部2
とを備える。スタートスイッチ12は認識動作の開始時
に操作するスイッチであり、ディスプレイ11、キャン
セルスイッチ13、送りスイッチ14及び戻しスイッチ
15とともに表示部1に設けている。認識部2はスター
トスイッチ12の操作時から所定時間経過する間に音声
の入力が確認できないとき認識動作を終了するものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、騒音対策を施した音声認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、マイクロホンに入力する音声から音声指令を認識し、該音声指令に 対応した制御信号を発生し、車両に搭載したAV機器及び空調装置等を制御する 音声認識装置が周知である。例えば、特開昭57−212495号公報に開示し た技術が存在した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の音声認識装置は、車室内で生じる各種の騒音例えばロ ードノイズ、エンジン音、オーディオ音等の騒音によって的確な音声認識を行な うことが困難であったり、該騒音を音声指令と誤認する危険があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記した問題点に対処すべく、スタートスイッチを操作した後、 一定時間中のみ音声認識処理を許容することにより、騒音による誤動作を軽減す ることを目的としたものである。 そのために、この考案は、マイクロホンに入力する音声から音声指令を認識し 該音声指令に対応した制御信号を発生する音声認識装置に於いて、認識動作の開 始時に操作するスタートスイッチと、該スタートスイッチの操作時から所定時間 経過する間に音声の入力が確認できないときは認識動作を終了する認識部と、を 具備した音声認識装置を提供する。
【0005】
【実施例】
添付図面は、この考案の好適な実施例を示した図面である。図1は表示部1と 認識部2を示した電気回路図、図2は表示部1を示した斜視図である。
【0006】 先ず表示部1について説明する。 該表示部1は車室内の運転席近傍に設置したものであり、話者切替スイッチ1 0、ディスプレイ11、スタートスイッチ12、キャンセルスイッチ13、送り スイッチ14、戻しスイッチ15、S−P変換器16、インジケータ17、マイ クロホン18及びアンプ19を有している。
【0007】 上記話者切替スイッチ10は、複数の話者がそれぞれ自己の音声を登録したい 場合に操作するスイッチであって、表示部1に内蔵している。該実施例の場合、 話者切替スイッチ10は2人の話者に対応すべく2つのスイッチ10a,10b で構成している。尚、話者は2名に限定するものではなく、メモリ容量に応じて 、多数の音声を登録することが可能である。
【0008】 また、ディスプレイ11は、音声登録時や認識動作時に於いて、登録する単語 名、認識した単語名、及び各種メッセージ等をドットマトリクスの表示形式で表 示するものであって、プラズマディスプレイや液晶ディスプレイ等を使用する。
【0009】 またスタートスイッチ12、キャンセルスイッチ13、送りスイッチ14及び 戻しスイッチ15は、音声登録時や認識動作時に於いて話者が操作する自動戻り 式のスイッチである。
【0010】 またS−P変換器16は、後述する認識部2の制御CPU20から伝送してき たシリアル信号をパラレル信号に変換し、インジケータ17の発光素子17a, 17b,・・・・17nを選択的に点灯するものである。
【0011】 また、マイクロホン18は、話者の音声を入力するもの、アンプ19は音声信 号を増幅して後段の認識部2に導出するものである。
【0012】 次に認識部2について説明する。 該認識部2は、前記表示部1及びナビゲーション装置等の各種機器(図示せず )に接続したものであり、制御CPU20、パターン保存ROM21、認識回路 22、パターンRAM23、音響分析回路24及びアンプ25を有している。
【0013】 上記制御CPU20は、前記ディスプレイ11の表示内容を制御し、スタート スイッチ12、キャンセルスイッチ13、送りスイッチ14及び戻しスイッチ1 5の操作判定をし、インジケータ17の制御を行なうものである。更に該制御C PU20は、認識回路22の制御をし、そして制御CPU20は該認識回路22 が認識判定した音声指令に対応した制御信号を発生して後段の各種機器に導出す るものである。該制御CPU20は、これらの処理をするために図3〜図5のフ ローチャートで示すプログラムを有している。該フローチャートにつき、詳細は 後述する。
【0014】 またパターン保存ROM21は、登録処理によって入力した話者の音声パター ンを記憶するものであり、不揮発性のメモリによって構成している。
【0015】 また認識回路22は、上記パターン保存ROM21が記憶した音声パターンと 後述する音響分析回路24を介して入力した音声パターンを比較し、両音声パタ ーンの類似度合を演算し、類似度合が高い音声パターンに対応した音声指令を示 すコード化信号と類似度合のデータを制御CPU20に入力するものである。該 認識回路22は、CPUや専用IC等によって構成している。
【0016】 またパターンRAM23は、音響分析回路24を介して入力した音声パターン を一時記憶するものであり、揮発性のメモリによって構成している。
【0017】 また音響分析回路24は、アンプ25を介して入力した音声信号を周波数の帯 域ごとに例えば7区分に分割し、該分割した各帯域ごとの各音声信号をデジタル 化して前記認識回路22に入力するものであり、複数のバンド・パス・フィルタ とA−D変換器で構成している。
【0018】 次に作動を説明する。 当該音声認識装置は、以下に示す「登録モード」、「認識モード」及び「マニ ュアル、確認モード」の3つのモードを実行する。
【0019】 (a)登録モードの場合 該登録モードは、図3のフローチャートで示すごとき手順で、話者が自己の音 声を“チズ”、“アンナイ”、・・・・“テレビ”、・・・・“エアコン”等の 単語によって登録するモードである。 先ず、ステップ101に於いて、戻しスイッチ15と送りスイッチ14を同時 に押して登録モードを設定する。 ステップ102に於いて、登録単語名をディスプレイ11に表示する。 ステップ103〜107に於いて、話者はスタートスイッチ12を押してディ スプレイ11に表示した単語名を発生し、ディスプレイ11に“*”マークが出 るまで発生を繰り返す。 ステップ108に於いて、上記ステップで入力した話者の音声パターンをパタ ーン保存ROM21に記憶する。
【0020】 (b)認識モードの場合 該認識モードは、図4のフローチャートで示すごとき手順によって、話者の音 声を記憶するモードである。該認識モードでは、騒音による誤動作を防止するた めに、スタートスイッチ12を操作した後の限られた時間、例えば3秒経過する 間に音声の入力が確認できなかったとき、認識動作を終了する。 先ず、ステップ201に於いて、スタートスイッチ12を操作すると制御CP U20は認識回路22を起動する。 ステップ202に於いて、認識回路22は、起動とともに音響分析回路24を 介して入力した音声パターンとパターン保存ROM21に予め記憶した音声パタ ーンとを照合する。そして、両音声パターンの類似度合が所定の度合に達した場 合、音声認識ができたものとしてステップ203に進み、所定の度合に達しない 場合、音声認識ができなかったものとしてステップ205に進む。
【0021】 ステップ203に於いて、制御CPU20は上記音声認識に基づき認識回路2 2が導出した音声指令信号と類似度データを受ける。制御CPU20は、該音声 指令信号に応答してインジケータ17の対応した発光素子を点灯するとともにデ ィスプレイ11に音声指令の単語名、例えば“テレビ”を表示し、かつ後段の例 えばAV機器にテレビの制御信号を導出する。 ただし、認識回路22が誤った音声認識を行った場合、図5に示す手順によっ て回復を行なうことができる。この回復には2通りの手段が有る。
【0022】 第1の手段として、音声の誤認が生じた場合に話者が再度音声を発生する手段 がある。制御CPU20は、スタートスイッチ12を操作した時点から認識動作 を終了する間に、認識回路22から複数の音声指令信号を受けた場合、最後の音 声指令信号を優先して採用している。この優先機能を用いて回復させることがで きる。 第2の手段として、キャンセルスイッチ13を操作して音声の誤認を回復させ る手段がある。制御CPU20は、キャンセルスイッチ13から操作信号を受け ると、処理状態を1つ前の状態に戻す機能を有している。したがって、音声の誤 認が生じた場合にキャンセルスイッチ13を操作すれば誤認前の状態に回復させ ることができる。
【0023】 ステップ204に於いて、スタートスイッチ12の操作時から3秒間の間に音 声入力を確認しなかった場合は、その時点で認識動作を終了する。ただし、音声 入力を確認した場合は、その時点から再度3秒間を計時する。
【0024】 ステップ205では、音声認識ができなかっ場合、どのように発生すれば正確 に音声認識できるかをアドバイスすべく、ディスプレイ11に“チイサク ハッ セイ”、“オオキク ハッセイ”、“ソウオン オオキイ”、“ハッキリ ハッ セイ”といったメッセージを表示する。
【0025】 尚、該認識モード時に於いて、話者に対して音声認識結果を明確にフィードバ ックすべくディスプレイ11に単語名やメッセージを表示する毎にブザー音を発 生させている。
【0026】 (c)マニュアル、及び確認モードの場合 該マニュアル及び確認モードは、図5のフローチャートで示すごとき手順によ って処理するモードである。 先ずマニュアルモードの場合を説明する。 該マニュアルモードは、周囲の騒音が大きくて認識動作が困難な場合、あるい は車内での会話を妨げたくない場合に行なうモードであり、図5のステップ30 1〜304で示すごとくスタートスイッチ12、送りスイッチ14及び戻しスイ ッチ15の操作のみで各種機器を制御するモードである。 すなわち、ステップ301で送りスイッチ14又は戻しスイッチ15を押すと 、ステップ302でディスプレイ11の表示内容が1つ送られるか戻される。そ して制御する目的の機器を示す表示がディスプレイ11に出現すると、ステップ 303でスタートスイッチ12を操作する。これによりステップ304で機器が 作動する。
【0027】 上記マニュアルモードは、そのまま確認モードとして使用することができる。 すなわち、確認モードは話者が登録単語名を失念した場合、上記マニュアルモー ドと同様に送りスイッチ14及び戻しスイッチ15を操作して表示を送り、単語 名を確認することができる。
【0028】
【考案の効果】
この考案は、音声認識装置に於いて、認識動作の開始時に操作するスタートス イッチと、該スタートスイッチの操作時から所定時間経過する間に音声の入力が 確認できないときは認識動作を終了する認識部と、を具備したので、車室内で生 じる各種の騒音と音声指令とを誤認する危険が少なく、したがって音声認識装置 が各種機器に対して間違った制御信号を導出する可能性も少なく成るといった効 果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の好適な実施例を示す電気回路図であ
る。
【図2】図1に示す表示部の斜視図である。
【図3】登録モードの場合を示すフローチャートであ
る。
【図4】認識モードの場合を示すフローチャートであ
る。
【図5】マニュアル及び確認モードの場合を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 表示部 2 認識部 10 話者切替スイッチ 11 ディスプレイ 12 スタートスイッチ 13 キャンセルスイッチ 14 送りスイッチ 15 戻しスイッチ 17 インジケータ 18 マイクロホン 20 制御CPU 21 パターン保存ROM 22 認識回路 23 パターンRAM 24 音響分析回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロホンに入力する音声から音声指
    令を認識し該音声指令に対応した制御信号を発生する音
    声認識装置に於いて、 認識動作の開始時に操作するスタートスイッチと、 該スタートスイッチの操作時から所定時間経過する間に
    音声の入力が確認できないときは認識動作を終了する認
    識部と、 を具備した音声認識装置。
JP031363U 1992-04-14 1992-04-14 音声認識装置 Pending JPH0582703U (ja)

Priority Applications (1)

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JP031363U JPH0582703U (ja) 1992-04-14 1992-04-14 音声認識装置

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JPH0582703U true JPH0582703U (ja) 1993-11-09

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08115096A (ja) * 1994-10-14 1996-05-07 Sanyo Electric Co Ltd 音声処理装置
JPH08234789A (ja) * 1995-02-27 1996-09-13 Sharp Corp 統合認識対話装置
JPH1195791A (ja) * 1997-07-31 1999-04-09 Lucent Technol Inc 音声認識方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59109095A (ja) * 1982-12-14 1984-06-23 三菱自動車工業株式会社 音声認識装置におけるマイク入力装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980407