JPH0582690A - Icリードの平坦度修正装置 - Google Patents
Icリードの平坦度修正装置Info
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- JPH0582690A JPH0582690A JP14386691A JP14386691A JPH0582690A JP H0582690 A JPH0582690 A JP H0582690A JP 14386691 A JP14386691 A JP 14386691A JP 14386691 A JP14386691 A JP 14386691A JP H0582690 A JPH0582690 A JP H0582690A
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- JP
- Japan
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- lead
- die
- punch
- lead portion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リード部53の形状を正確に修正することが
できるICリードの平坦度修正装置を提供する。 【構成】 半導体パッケージ50のリード部53の下側
に第1のダイ43を宛がい、上から押下げパンチ31を
降下させて、リード部53の第1の屈曲部53aと第2
の屈曲部53bの一次揃え修正を行うと共に、リード部
53の下側に第2のダイ45を宛がい、上から押上げパ
ンチ33を降下させて、各屈曲部53a,53bの二次
揃え修正を行うICリードの平坦度修正装置である。そ
して、押下げパンチ31の隅部には切落し部が形成さ
れ、第1のダイ43の壁部には逃げ部が形成されている
ことを特徴とする。
できるICリードの平坦度修正装置を提供する。 【構成】 半導体パッケージ50のリード部53の下側
に第1のダイ43を宛がい、上から押下げパンチ31を
降下させて、リード部53の第1の屈曲部53aと第2
の屈曲部53bの一次揃え修正を行うと共に、リード部
53の下側に第2のダイ45を宛がい、上から押上げパ
ンチ33を降下させて、各屈曲部53a,53bの二次
揃え修正を行うICリードの平坦度修正装置である。そ
して、押下げパンチ31の隅部には切落し部が形成さ
れ、第1のダイ43の壁部には逃げ部が形成されている
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICリードの平坦度修正
装置に係り、特に半導体パッケージのリード部の不正な
曲がりを修正するためのICリードの平坦度修正装置に
関する。
装置に係り、特に半導体パッケージのリード部の不正な
曲がりを修正するためのICリードの平坦度修正装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パッケージ本体を備え、このパ
ッケージ本体の2つ又は4つの側面のそれぞれより複数
のリード部が突出して、このリード部がパッケージ本体
の側面より側方へ延びてから第1の屈曲部で下方へ屈曲
され、さらに第2の屈曲部で側方へ屈曲されるように成
形されてなる半導体パッケージは知られている。
ッケージ本体の2つ又は4つの側面のそれぞれより複数
のリード部が突出して、このリード部がパッケージ本体
の側面より側方へ延びてから第1の屈曲部で下方へ屈曲
され、さらに第2の屈曲部で側方へ屈曲されるように成
形されてなる半導体パッケージは知られている。
【0003】このようなタイプの半導体パッケージは、
いわゆる面実装タイプのものであり、いずれかのリード
部に不正な曲がりが生じると、基板への実装時に、その
不正な曲がりが生じたリード部が接触不良を起こすとい
う問題がある。
いわゆる面実装タイプのものであり、いずれかのリード
部に不正な曲がりが生じると、基板への実装時に、その
不正な曲がりが生じたリード部が接触不良を起こすとい
う問題がある。
【0004】このため、従来では、半導体パッケージの
リード部の不正な曲がりを修正するために、種々のリー
ド部平坦度修正装置が提案されている。
リード部の不正な曲がりを修正するために、種々のリー
ド部平坦度修正装置が提案されている。
【0005】この種の従来の平坦度修正装置は、リード
部の形状を、2段階に分けて修正するものであり、図5
に示すように、まず、一次揃え修正として、半導体パッ
ケージ101のリード部103の下側にダイ105を宛
がい、上から押下げパンチ107を降下させて、予め屈
曲された、第1の屈曲部103aと第2の屈曲部103
bとを有するリード部103の形状を大まかに修正し、
次に、二次揃え修正として、図6に示すように、リード
部103の下側にダイ109を宛がい、上から押上げパ
ンチ111を降下させ、半導体パッケージ101を沈込
ませて、リード部103の形状に不正な曲がりが生じな
いように、リード部103先端の平坦度を修正するもの
である。
部の形状を、2段階に分けて修正するものであり、図5
に示すように、まず、一次揃え修正として、半導体パッ
ケージ101のリード部103の下側にダイ105を宛
がい、上から押下げパンチ107を降下させて、予め屈
曲された、第1の屈曲部103aと第2の屈曲部103
bとを有するリード部103の形状を大まかに修正し、
次に、二次揃え修正として、図6に示すように、リード
部103の下側にダイ109を宛がい、上から押上げパ
ンチ111を降下させ、半導体パッケージ101を沈込
ませて、リード部103の形状に不正な曲がりが生じな
いように、リード部103先端の平坦度を修正するもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成によると、一次揃え修正の段階で、図5から明らか
なように、リード部103とダイ105が直接接触する
ので、修正後のリード部103のスプリングバックを考
慮すると、各屈曲部103a,103bを有するリード
部103の形状を正確に修正することができないという
問題がある。
構成によると、一次揃え修正の段階で、図5から明らか
なように、リード部103とダイ105が直接接触する
ので、修正後のリード部103のスプリングバックを考
慮すると、各屈曲部103a,103bを有するリード
部103の形状を正確に修正することができないという
問題がある。
【0007】また修正時に、リード部103とダイ10
5が直接接触するので、リード部103の表面に傷が付
くという問題がある。
5が直接接触するので、リード部103の表面に傷が付
くという問題がある。
【0008】さらに修正時に、押下げパンチ107がリ
ード部103に対して面接触するので、複数のリード部
103の形状を正確に修正することができないという問
題がある。一次揃え修正で正確な修正ができないと、こ
の段階を経てから行うべき二次揃え修正でリード部10
3先端の平坦度の正確な修正ができず、リード部103
の不正な曲がりが頻発して、製品不良に繋がるという問
題がある。
ード部103に対して面接触するので、複数のリード部
103の形状を正確に修正することができないという問
題がある。一次揃え修正で正確な修正ができないと、こ
の段階を経てから行うべき二次揃え修正でリード部10
3先端の平坦度の正確な修正ができず、リード部103
の不正な曲がりが頻発して、製品不良に繋がるという問
題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、リード部の平坦度を正確
に修正することができると共に、製品不良の発生を抑え
ることができるようにしたICリードの修正装置を提供
することにある。
技術が有する問題点を解消し、リード部の平坦度を正確
に修正することができると共に、製品不良の発生を抑え
ることができるようにしたICリードの修正装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、半導体パッケージのリード部の下側に第
1のダイを宛がい、上から押下げパンチを降下させて、
リード部の一次揃えを行うと共に、リード部の下側に第
2のダイを宛がい、上から押上げパンチを降下させて、
リード部の二次揃えを行うICリードの平坦度修正装置
において、一次揃えの段階で、押下げパンチとリード部
の先端とが点接触するように、押下げパンチの隅部に切
落し部を形成すると共に、同じく一次揃えの段階で、第
1のダイの壁部とリード部とが接触しないように、第1
のダイの壁部に逃げ部を形成したことを特徴とするもの
である。
に、本発明は、半導体パッケージのリード部の下側に第
1のダイを宛がい、上から押下げパンチを降下させて、
リード部の一次揃えを行うと共に、リード部の下側に第
2のダイを宛がい、上から押上げパンチを降下させて、
リード部の二次揃えを行うICリードの平坦度修正装置
において、一次揃えの段階で、押下げパンチとリード部
の先端とが点接触するように、押下げパンチの隅部に切
落し部を形成すると共に、同じく一次揃えの段階で、第
1のダイの壁部とリード部とが接触しないように、第1
のダイの壁部に逃げ部を形成したことを特徴とするもの
である。
【0011】
【作用】本発明によれば、一次揃え修正の段階におい
て、スプリングバックを考慮した上で、リード部の形状
が正確に修正されるので、二次揃え修正の段階で、複数
のリード部先端の平坦度を修正する際に、その修正を極
めて正確におこなうことができるものである。
て、スプリングバックを考慮した上で、リード部の形状
が正確に修正されるので、二次揃え修正の段階で、複数
のリード部先端の平坦度を修正する際に、その修正を極
めて正確におこなうことができるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明によるICリードの平坦度修正
装置の一実施例を図1乃至図4を参照して説明する。
装置の一実施例を図1乃至図4を参照して説明する。
【0013】図1及び図2において、1は基台を示し、
この基台1の上部には、一次揃え修正セクション3と二
次揃え修正セクション5とが設けられている。基台1の
上方には、昇降自在に可動台7が配置され、この可動台
7にはガイドポスト9,9が固着されている。このガイ
ドポスト9,9はガイド部材11,11に案内され、こ
のガイド部材11,11は固定ばり13に固定されてい
る。
この基台1の上部には、一次揃え修正セクション3と二
次揃え修正セクション5とが設けられている。基台1の
上方には、昇降自在に可動台7が配置され、この可動台
7にはガイドポスト9,9が固着されている。このガイ
ドポスト9,9はガイド部材11,11に案内され、こ
のガイド部材11,11は固定ばり13に固定されてい
る。
【0014】可動台7にはクレビス15が止着され、こ
のクレビス15にはピン17を介して連接棒19が連結
されている。この連接棒19はクランク21の偏心ピン
23に連結され、クランク21のシャフト25を回転さ
せると、連接棒19を介して可動台7が昇降するように
なっている。
のクレビス15にはピン17を介して連接棒19が連結
されている。この連接棒19はクランク21の偏心ピン
23に連結され、クランク21のシャフト25を回転さ
せると、連接棒19を介して可動台7が昇降するように
なっている。
【0015】可動台7の下面には、二対のL字状の固定
レール26が固定され、各一対の固定レール26には、
それぞれスライダ28が図中で紙面に垂直な方向に移動
自在に装着されている。それぞれのスライダ28には、
押下げパンチホルダ27と押上げパンチホルダ29とが
固着され、一方のパンチホルダ27には押下げパンチ3
1が、また他方のパンチホルダ29には、押上げパンチ
33がそれぞれ上下動自在に固定されている。
レール26が固定され、各一対の固定レール26には、
それぞれスライダ28が図中で紙面に垂直な方向に移動
自在に装着されている。それぞれのスライダ28には、
押下げパンチホルダ27と押上げパンチホルダ29とが
固着され、一方のパンチホルダ27には押下げパンチ3
1が、また他方のパンチホルダ29には、押上げパンチ
33がそれぞれ上下動自在に固定されている。
【0016】各パンチ31,33には、それぞれマイク
ロメータ35,37の先端が当接自在になっており、各
パンチ31,33の上下方向は、それぞれのマイクロメ
ータ35,37を用いて調整され、その位置が調整され
た後には、セット用のボルト39,41を用いてその位
置が固定されるようになっている。
ロメータ35,37の先端が当接自在になっており、各
パンチ31,33の上下方向は、それぞれのマイクロメ
ータ35,37を用いて調整され、その位置が調整され
た後には、セット用のボルト39,41を用いてその位
置が固定されるようになっている。
【0017】基台1の上面には、上記各パンチ31,3
3に対向するように、第1のダイ43と第2のダイ45
とが配置され、各ダイ43,45はそれぞれダイホルダ
47,49に支持されている。各ダイホルダ47,49
は、それぞれスライダ46に固定され、各スライダ46
は、二対のL字状の固定レール48内に、図中で紙面に
垂直な方向に移動自在に装着されている。尚、それぞれ
の固定レール48は基台1に固定されている。第2のダ
イ45の下部には、スプリングが埋設され、第2のダイ
45は、該スプリングを介して沈込み自在に形成されて
いる。
3に対向するように、第1のダイ43と第2のダイ45
とが配置され、各ダイ43,45はそれぞれダイホルダ
47,49に支持されている。各ダイホルダ47,49
は、それぞれスライダ46に固定され、各スライダ46
は、二対のL字状の固定レール48内に、図中で紙面に
垂直な方向に移動自在に装着されている。尚、それぞれ
の固定レール48は基台1に固定されている。第2のダ
イ45の下部には、スプリングが埋設され、第2のダイ
45は、該スプリングを介して沈込み自在に形成されて
いる。
【0018】上記各スライダ26,46の間には、図2
に示すように、2本のガイドポスト60が配置され、各
スライダ26に、パンチホルダ,28,29を介して支
持されたパンチ31,33、及び各スライダ46に、ダ
イホルダ47,49を介して支持されたダイ43,45
は、このガイドポスト60を介していわゆる片持ち式に
支持されている。61はスライダ46のストッパであ
る。
に示すように、2本のガイドポスト60が配置され、各
スライダ26に、パンチホルダ,28,29を介して支
持されたパンチ31,33、及び各スライダ46に、ダ
イホルダ47,49を介して支持されたダイ43,45
は、このガイドポスト60を介していわゆる片持ち式に
支持されている。61はスライダ46のストッパであ
る。
【0019】これによれば、パンチ31,33及びダイ
43,45を単一の金型ユニットとした場合に、この金
型ユニットを、極めて簡単に交換することができるとい
う利点がある。即ち、固定レール26,48の間で、ス
ライダ28,46を脱着するだけでよい。また、金型ユ
ニットが片持ち式に支持されるので、いわゆる前面(図
2では左側)にガイドポストが無くなり、後述する半導
体パッケージの移送が簡単になるという利点がある。
43,45を単一の金型ユニットとした場合に、この金
型ユニットを、極めて簡単に交換することができるとい
う利点がある。即ち、固定レール26,48の間で、ス
ライダ28,46を脱着するだけでよい。また、金型ユ
ニットが片持ち式に支持されるので、いわゆる前面(図
2では左側)にガイドポストが無くなり、後述する半導
体パッケージの移送が簡単になるという利点がある。
【0020】しかして、この実施例によれば、図3に示
すように、一次揃え修正の段階で、半導体パッケージ5
0のリード部53の先端と、押下げパンチ31とが点接
触するように、押下げパンチ31の隅部に、適当な傾斜
角θ(約10〜60°程度)を有する切落し部31aが
形成されている。また、一次揃え修正の段階で、第1の
ダイ43の壁部とリード部53とが接触しないように、
第1のダイ43の壁部に、該壁部の内側にへこむ逃げ部
43aが形成されている。
すように、一次揃え修正の段階で、半導体パッケージ5
0のリード部53の先端と、押下げパンチ31とが点接
触するように、押下げパンチ31の隅部に、適当な傾斜
角θ(約10〜60°程度)を有する切落し部31aが
形成されている。また、一次揃え修正の段階で、第1の
ダイ43の壁部とリード部53とが接触しないように、
第1のダイ43の壁部に、該壁部の内側にへこむ逃げ部
43aが形成されている。
【0021】次に、この実施例の作用を説明する。
【0022】図3に示すように、半導体パッケージ50
のリード部53には、予め、第1の屈曲部53aと第2
の屈曲部53bとが形成されている。
のリード部53には、予め、第1の屈曲部53aと第2
の屈曲部53bとが形成されている。
【0023】この実施例に斯る装置は、各屈曲部53
a,53bを有するリード部53の形状を、不正な曲が
りのない形状に修正するものである。即ち、図1を参照
して、一次揃え修正セクション3では、リード部53の
形状を大まかに修正し、二次揃え修正セクション5に移
送した後、そこでは、リード部53の形状を更に修正し
て、リード部53先端の平坦度を確保する。
a,53bを有するリード部53の形状を、不正な曲が
りのない形状に修正するものである。即ち、図1を参照
して、一次揃え修正セクション3では、リード部53の
形状を大まかに修正し、二次揃え修正セクション5に移
送した後、そこでは、リード部53の形状を更に修正し
て、リード部53先端の平坦度を確保する。
【0024】図3は一次揃え修正の段階を示している。
【0025】この段階では、第1のダイ43の上に半導
体パッケージ50が載置され、この半導体パッケージ5
0のリード部53は第1のダイ43の側方に張り出し、
そこに上方から押下げパンチ31が降下される。
体パッケージ50が載置され、この半導体パッケージ5
0のリード部53は第1のダイ43の側方に張り出し、
そこに上方から押下げパンチ31が降下される。
【0026】各屈曲部53a,53bの形状は、実線で
示す状態においてほぼ修正され、ここから押下げパンチ
31を更に降下させることにより、リード部53は、想
像線で示すように、第1の屈曲部53aを基準として内
側に屈曲される。その後、押下げパンチ31を上昇させ
ると、リード部53はスプリングバックして、変形後
は、所望の適正形状に修正される。
示す状態においてほぼ修正され、ここから押下げパンチ
31を更に降下させることにより、リード部53は、想
像線で示すように、第1の屈曲部53aを基準として内
側に屈曲される。その後、押下げパンチ31を上昇させ
ると、リード部53はスプリングバックして、変形後
は、所望の適正形状に修正される。
【0027】これによれば、第1のダイ43の壁部に逃
げ部43aが形成されているので、スプリングバックを
考慮した上での修正が可能になり、複数のリード部53
の形状を正確に修正することができる。
げ部43aが形成されているので、スプリングバックを
考慮した上での修正が可能になり、複数のリード部53
の形状を正確に修正することができる。
【0028】また押下げパンチ31の隅部に切落し部3
1aが形成され、一次揃え修正の段階では、半導体パッ
ケージ50のリード部53の先端と押下げパンチ31と
が点接触するので、従来のものに比べて、修正に不揃い
がなく、複数のリード部53の形状を正確に修正するこ
とができる。
1aが形成され、一次揃え修正の段階では、半導体パッ
ケージ50のリード部53の先端と押下げパンチ31と
が点接触するので、従来のものに比べて、修正に不揃い
がなく、複数のリード部53の形状を正確に修正するこ
とができる。
【0029】一次揃え修正されたものは、二次揃え修正
の段階に移送される。図4は二次揃え修正の段階を示し
ている。
の段階に移送される。図4は二次揃え修正の段階を示し
ている。
【0030】この段階では、第2のダイ45の上に半導
体パッケージ50が載置され、その後、押上げパンチ3
3が降下され、その端部33aがリード部53に当接す
ると、それ以降は、第2のダイ45と共に半導体パッケ
ージ50は一体的に沈み込むように下方に付勢される。
リード部53は、想像線で示すように、外方に変形する
が、スプリングバックがあるので、変形後は所望の適正
形状に修正され、この段階では、リード部53先端の平
坦度が確保される。
体パッケージ50が載置され、その後、押上げパンチ3
3が降下され、その端部33aがリード部53に当接す
ると、それ以降は、第2のダイ45と共に半導体パッケ
ージ50は一体的に沈み込むように下方に付勢される。
リード部53は、想像線で示すように、外方に変形する
が、スプリングバックがあるので、変形後は所望の適正
形状に修正され、この段階では、リード部53先端の平
坦度が確保される。
【0031】しかして、この実施例によれば、一次揃え
修正の段階において、スプリングバックを考慮した上
で、リード部53の形状を正確に修正することができる
ので、二次揃え修正の段階において、リード部53先端
の平坦度を修正する際、その修正を極めて正確におこな
うことができるなどの効果を奏する。
修正の段階において、スプリングバックを考慮した上
で、リード部53の形状を正確に修正することができる
ので、二次揃え修正の段階において、リード部53先端
の平坦度を修正する際、その修正を極めて正確におこな
うことができるなどの効果を奏する。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、押下げパンチの隅部に切落し部を形成すると
共に、第1のダイの壁部に逃げ部を形成したので、一次
揃え修正の段階において、スプリングバックを考慮した
正確な修正を行うことができるので、二次揃え修正の段
階で、リード部先端の平坦度を修正する際に、その修正
を極めて正確におこなうことができる。
によれば、押下げパンチの隅部に切落し部を形成すると
共に、第1のダイの壁部に逃げ部を形成したので、一次
揃え修正の段階において、スプリングバックを考慮した
正確な修正を行うことができるので、二次揃え修正の段
階で、リード部先端の平坦度を修正する際に、その修正
を極めて正確におこなうことができる。
【図1】本発明によるICリードの平坦度修正装置の一
実施例を示す正面図である。
実施例を示す正面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】一次揃え修正の段階を示す断面図である。
【図4】二次揃え修正の段階を示す断面図である。
【図5】従来の一次揃え修正の段階を示す断面図であ
る。
る。
【図6】従来の二次揃え修正の段階を示す断面図であ
る。
る。
1 基台 3 一次揃え修正セクション 5 二次揃え修正セクション 7 可動台 31 押下げパンチ 31a 切落し部 33 押上げパンチ 35,37 マイクロメータ 43 第1のダイ 43a 逃げ部 45 第2のダイ 50 半導体パッケージ 53 リード部 53a 第1の屈曲部 53b 第2の屈曲部
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体パッケージのリード部の下側に第
1のダイを宛がい、上から押下げパンチを降下させて、
リード部の一次揃えを行うと共に、リード部の下側に第
2のダイを宛がい、上から押上げパンチを降下させて、
リード部の二次揃えを行うICリードの平坦度修正装置
において、一次揃えの段階で、前記押下げパンチと前記
リード部の先端とが点接触するように、該押下げパンチ
の隅部に切落し部を形成すると共に、同じく一次揃えの
段階で、前記第1のダイの壁部と前記リード部とが接触
しないように、該第1のダイの壁部に逃げ部を形成した
ことを特徴とするICリードの平坦度修正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14386691A JPH0582690A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | Icリードの平坦度修正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14386691A JPH0582690A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | Icリードの平坦度修正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582690A true JPH0582690A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=15348816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14386691A Pending JPH0582690A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | Icリードの平坦度修正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0582690A (ja) |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP14386691A patent/JPH0582690A/ja active Pending
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