JPH058262U - ラジエータ - Google Patents
ラジエータInfo
- Publication number
- JPH058262U JPH058262U JP6215991U JP6215991U JPH058262U JP H058262 U JPH058262 U JP H058262U JP 6215991 U JP6215991 U JP 6215991U JP 6215991 U JP6215991 U JP 6215991U JP H058262 U JPH058262 U JP H058262U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- tanks
- shaft
- tank
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 連繋機構の余分なスペースを不要にし、車体
から容易に取外せる様にする。 【構成】 離間した一対のタンクと、一方のタンクの中
程を他方のタンク側へ凹状に彎曲して形成した切欠と、
両タンクの間に設けたコアとで構成し、エンジンとファ
ンとを連繋する連繋機構のシャフトを切欠に差入れる様
にする。
から容易に取外せる様にする。 【構成】 離間した一対のタンクと、一方のタンクの中
程を他方のタンク側へ凹状に彎曲して形成した切欠と、
両タンクの間に設けたコアとで構成し、エンジンとファ
ンとを連繋する連繋機構のシャフトを切欠に差入れる様
にする。
Description
【0001】
本考案は、例えばフォークリフト等の荷役車両に適用され、とりわけエンジン とファンとの間にラジエータが設けられた掃出冷却方式に用いられるラジエータ の改良に関する。
【0002】
従来、この種のラジエータとしては、例えば実公昭57−13378号公報や 実公平2−32814号公報に記載されたものが知られている。 前者は、離間した一対のタンクと、両タンクの間に設けたコアとから構成され 、所謂通常のラジエータが用いられ、これに対してエンジンとファンとを連繋す る連繋機構が迂回されている。 ところが、この様なものは、ラジエータに対して連繋機構が迂回されていたの で、交換や清掃の為に車体からラジエータを取外す場合には、これが容易に行な えるものの、連繋機構の為の余分なスペースが必要であった。 後者は、離間した一対のタンクと、両タンクの間に設けたコアと、コアの略中 央のチューブを弧状に彎曲して形成した貫孔とから構成され、これの貫孔にエン ジンとファンとを連繋する連繋機構のシャフトが貫通されている。 ところが、この様なものは、貫孔にシャフトが貫通されていたので、連繋機構 の為の余分なスペースが不要であるものの、交換や清掃の為に車体からラジエー タを取外す場合には、逐一、連繋機構を分解した後に貫孔からシャフトを抜かね ばならないので、これが容易に行なえなかった。
【0003】
本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解決する為に創案されたもので、その 目的とする処は、連繋機構の為の余分なスペースが不要であると共に、車体から 容易に取外す事ができるラジエータを提供するにある。
【0004】
本考案のラジエータは、基本的には、離間した一対のタンクと、一方のタンク の中程を他方のタンク側へ凹状に彎曲して形成した切欠と、両タンクの間に設け たコアと、から構成した事に特徴が存する。
【0005】
ラジエータは、切欠に連繋機構のシャフトが差入れられ、丁度シャフトを跨ぐ 様にして車体に取付けられている。 ラジエータを車体から取外す場合は、両者の取付けを解除した後に、シャフト に対して軸直角方向に移動させると、切欠からシャフトが抜けてこれが行なえる 。 この時、シャフトを含む連繋機構は、エンジンとファンとを連繋したままで良 い。 ラジエータを車体に取付ける場合は、前述の逆の要領で行なえば良い。
【0006】
以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の第一実施例に係るラジエータを示す斜視図である。 ラジエータ1は、タンク2,3、切欠4、コア5とからその主要部が構成され ている。 ラジエータ1は、この例では、フォークリフト等の荷役車両に適用され、エン ジン100とファン101との間に設けられて車体(図示せず)に脱着可能に取 付けられている。 エンジン100とファン101とは、連繋機構102に依り連繋され、連繋機 構102は、この例では、シャフト103のみで構成している。 タンク2,3は、離間した一対のもので、上下に離間したアッパタンク2とロ アタンク3にしてあり、合成樹脂製で、アッパタンク2には、冷却水入口6と注 水口7とこれを閉塞するキャップ8とが設けられていると共に、ロアタンク3に は、冷却水出口9が設けられている。 切欠4は、一方のタンクの中程を他方のタンク側へ凹状に彎曲して形成したも ので、ロアタンク3の中程を上側へ凹状に彎曲して下方が開放したものにしてあ り、連繋機構102のシャフト103が差入れられる。 切欠4が形成されたロアタンク3は、合成樹脂製にする事に依り比較的容易に 作製できる。冷却水出口9は、ロアタンク3の左右の下位部分に夫々設けられる 。 コア5は、両タンク2,3の間に設けたもので、この例では、金属製で、アッ パタンク2とロアタンク3に連通すべくこれらの間に左右方向に並列して設けら れたチューブ10と、これらの間に設けられた多数のフィン11とから成ってい る。 次に、この様な構成に基づいて作用を述解する。 ラジエータ1は、図1に示す如く、切欠4に連繋機構102のシャフト103 が差入れられ、丁度シャフト103を跨ぐ様にして車体に取付けられている。 ラジエータ1を車体から取外す場合は、両者の取付けを解除した後に、シャフ ト103に対して上方に移動させると、切欠4からシャフト103が抜けてこれ が行なえる。 この時、シャフト102を含む連繋機構103は、エンジン100とファン1 01とを連繋したままで良い。 ラジエータ1を車体に取付ける場合は、前述の逆の要領で行なえば良い。
【0007】 次に、本考案の第二実施例を図2に基づいて説明する。 第二実施例は、タンク2,3を左右に配置した所謂サイドタイプにした点、が 第一実施例と異なる。 この場合、ラジエータ1を横から入れたり、上から入れた後に90度回転した りする必要である。
【0008】 尚、タンク2,3は、先の実施例では、合成樹脂製であったが、これに限らず 、例えば金属製でも良い。 連繋機構は102は、先の実施例では、シャフト103のみで構成したが、こ れに限定される事はない。
【0009】
以上、既述した如く、本考案に依れば、次の様な優れた効果を奏する事ができ る。 (1) タンク、切欠、コアとで構成し、とりわけ、切欠を設けたので、連繋機 構の為の余分なスペースが不要であると共に、車体から容易に取外す事ができる 。 (2) 切欠を設けてこれに連繋機構のシャフトを差入れる様にしているので、 ラジエータの取外しに際して連繋機構を分解する必要がなく、エンジンとファン とを連繋機構に依り直結する事ができる。この為、連繋機構の構造を簡単化でき ると共に、コストの低減を図る事ができる。
【図1】本考案の第一実施例に係るラジエータを示す斜
視図。
視図。
【図2】本考案の第二実施例に係るラジエータを示す斜
視図。
視図。
1 ラジエータ 2 タンク 3 タンク 4 切欠 5 コア
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 離間した一対のタンクと、一方のタンク
の中程を他方のタンク側へ凹状に彎曲して形成した切欠
と、両タンクの間に設けたコアと、から構成した事を特
徴とするラジエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6215991U JPH058262U (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | ラジエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6215991U JPH058262U (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | ラジエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058262U true JPH058262U (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=13192057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6215991U Withdrawn JPH058262U (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | ラジエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058262U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104272036A (zh) * | 2012-04-25 | 2015-01-07 | 株式会社日立制作所 | 空气调节供给热水系统 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP6215991U patent/JPH058262U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104272036A (zh) * | 2012-04-25 | 2015-01-07 | 株式会社日立制作所 | 空气调节供给热水系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |