JPH0582531B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0582531B2
JPH0582531B2 JP13558184A JP13558184A JPH0582531B2 JP H0582531 B2 JPH0582531 B2 JP H0582531B2 JP 13558184 A JP13558184 A JP 13558184A JP 13558184 A JP13558184 A JP 13558184A JP H0582531 B2 JPH0582531 B2 JP H0582531B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
moving coil
load arm
sides
magnets
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP13558184A
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English (en)
Other versions
JPS6114524A (ja
Inventor
Tadashi Nagaoka
Akira Kawamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP13558184A priority Critical patent/JPS6114524A/ja
Publication of JPS6114524A publication Critical patent/JPS6114524A/ja
Publication of JPH0582531B2 publication Critical patent/JPH0582531B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、電磁力と外部荷重をバランスさせて
重量測定を行う電子天びんに関する。
(ロ) 従来技術 従来は、第5図に示すように、偏平な円柱形の
マグネツト11にヨーク12,13を接合して円
筒形空隙部に磁力線方向が放射状の磁場Hをつく
り、一方、力平衡機構のロードアーム14の先端
部に、上縁が閉じた円筒形のコイルボビン15を
設け、それに円筒形可動コイル16を捲回し、こ
のコイル16を円筒形空隙部に配設する構造が一
般的であつた。
このような構造において、コイルボビン15の
存在により可動コイル16の円筒部分の厚みが厚
くなり、それを収容する円筒状の磁場空隙も厚く
せざるを得ず、ひいては磁場回路が大型化して天
びんを小型化する妨げとなつているばかりでな
く、円筒形空隙部の上方がロードアーム14の先
端部で覆われ、しかも円筒形可動コイルボビン1
5の上縁が閉じているため、コイル16から発生
する熱の放出がわるく、その熱によりマグネツト
又はヨークを構成する磁気材料が温度上昇するた
めに磁界強度の変動要因となり、その結果、測定
精度を低下させていた。このことは、例えば測定
最大値が199.9999gのいわゆる61/2桁天びんの
ように高感度天びんにおいて特に重要である。
また、ロードアーム14の支点は、可動コイル
16を鉛直方向に可動させるためには、可動コイ
ル中心を通る水平面上に設けることが要求される
が、従来構造ではロードアーム14の先端と可動
コイル中心との間に隔たりがあるため、ロードア
ームの形状を所定曲線に沿つて曲げた上、バラン
スをとるためにバランスウエイトを付加しなけれ
ばならないなど構造が煩雑化し、製造コストが嵩
む欠点があつた。
(ハ) 目的 本発明の目的は、簡単な構造のものと、可動コ
イルから発生した熱が速やかに上方へ放出されて
滞留しにくく、かつ、特にロードアームを屈曲さ
せることなく可動コイル中心とロードアームの支
点を同一平面上に配置することができ、しかも小
型化が容易な構造を持つ電子天びんを提供するこ
とにある。
(ニ) 構成 上記の目的を達成するための構成を、実施例図
面である図1を参照しつつ説明すると、本発明の
電子天びんは、可動コイル1を自己融着性被覆電
線で筒形に形成し、かつ、そのコイル軸が鉛直方
向を向いた状態で当該コイル1の側方部の相対向
する2箇所a,bにおいてロードアーム2に固着
するとともに、その可動コイル1の側面部に磁力
線を与えるマグネツト4,5を配置したことによ
つて特徴づけられる。
(ホ) 実施例 第1図に本発明実施例を示す。a図は平面図、
b図は中央縦断面図である。
可動コイル1は平面図において長方形となる角
筒状に形成される。その相対向する二辺a,bの
外側にロードアーム2,2の先端が固着され、ロ
ードアーム2,2はほぼ水平方向に伸びて支点3
により揺動自在に支持されている。可動コイル1
の他の二辺c,dに近接して平板状長方形のマグ
ネツト4,5が配設され、磁気回路6が可動コイ
ル1の側方及び下方に形成されている。マグネツ
ト4,5の磁化方向は厚み方向であり、2個のマ
グネツト4と5の極方向は互に反対向きになつて
いる。可動コイル1はホツトメルト樹脂等を被覆
した自己融着性被覆銅線を用い、少なくともマグ
ネツト4,5に近接している二辺はコイルボビン
なしで形成されている。
以上の本発明実施例によると、自己融着性被覆
電線で可動コイル1を形成して、少なくともマグ
ネツト4,5に近接する二辺のコイルボビンを不
要としているため、その部分のコイル1の厚みが
薄くなり、従つてコイル1を収容すべき磁場空間
の厚さをも従来に比して狭くすることができる。
また、可動コイル1のコイル軸を鉛直方向にし
た状態でその側方においてロードアーム2に固着
されている関係上、コイルボビンやヨーク等の構
成部材をコイル1の上方に配置する必然性がなく
なり、コイル1への通電による熱はコイル1の上
方に速やかに放出され、滞留することがない。
更に、コイル軸を鉛直方向に向けた可動コイル
1の側方にロードアーム2の先端部を固着してい
るため、ロードアーム1を特に屈曲させることな
く、直線状のロードアーム1を用いて支点3と可
動コイル1の中心とを同一平面上に位置させるこ
とが可能となる。
更にまた、可動コイル1に相対向する直線の二
辺c,dを設け、その二辺c,dの側面部に、磁
力線を与えるためのマグネツト4,5を板状にし
て配置しているため、マグネツト4,5はその厚
さ方向に磁化方向を持つものとすることが可能と
なり、希土類磁石を用いる場合には、製造プロセ
スにおける加圧成形工程での加圧が容易となり、
高密度のエネルギを持つ磁石の製造を容易化でき
る。
なお、ロードアーム2の先端と固着される他の
二辺には連続のための補助枠等を設けてもよい。
本発明の可動コイル形状は、例えば第2図に示
すような亀甲形でもよく、第3図に示すような小
判形でもよい。
第4図に本発明の他の実施例を示す。a図は平
面図、b図は縦断面図である。
可動コイル21は円筒形に形成され、その相対
向する2個所から半径方向外方へ伸長した部分2
2,22がロードアーム23,23の先端部を構
成している。マグネツト24は円柱形で軸方向に
磁化され、円柱形の内側ヨーク25及び半円筒形
の2個の外側ヨーク26,26とマグネツト24
の下端に接合されたヨーク27が磁気回路を構成
している。
この実施例によれば、従来例と同様に、可動コ
イルには磁力線は放射状に作用するが、可動コイ
ル21の上方は開放されており、可動コイルから
発生した熱は滞留することなく上方へ放出され
る。
(ヘ) 効果 本発明によれば、可動コイルが自己融着性被覆
電線によりコイルボビンなしで筒形に形成されて
いるので、磁気回路の空隙を非常に短くすること
ができ、マグネツトを含む磁気回路を軽量小型化
することができ、ひいては電子天びんの小型化が
容易となる。
また、可動コイルを、そのコイル軸を鉛直方向
に向けた状態で当該コイルの側方部の相対向する
2箇所においてロードアームに固着し、かつ、そ
の可動コイルの側面部に磁力線を与えるマグネツ
トを配置した構造としているため、可動コイルの
上方に何らの部材を配置する必然性がなくなり、
可動コイルの上方が開放されて放熱が良好なもの
となるとともに、ロードアームに屈曲部を設ける
ことなく直線状のロードアームを用いてその支点
と可動コイル中心とを同一の平面上に配置するこ
とが可能となり、簡単な構造のもとに可動コイル
の可動方向を鉛直方向に沿わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例を示す図でa図は平面
図、b図は縦断面図である。第2図及び第3図は
本発明の可動コイルの他の実施例を示す平面図で
ある。第4図は本発明の他の実施例を示す図で、
a図は平面図、b図は縦断面図である。第5図は
従来例を示す図で、a図は縦断面図、b図はマグ
ネツトとその周辺を示す平面図である。 1……可動コイル、2……ロードアーム、3…
…支点、4,5……マグネツト、6……磁気コイ
ル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ロードアームの一端部に固着した可動コイル
    を磁場内に配置し、その可動コイルの電流を制御
    することにより、ロードアームの他端部に作用す
    る外部荷重とつり合う電磁力を発生させる装置に
    おいて、上記可動コイルを自己融着性被覆電線で
    筒形に形成し、かつ、そのコイル軸が鉛直方向を
    向いた状態で当該コイルの側方部の相対向する2
    箇所において上記ロードアームに固着するととも
    に、その可動コイルの側面部に磁力線を与えるマ
    グネツトを配置したことを特徴とする電子天び
    ん。 2 上記可動コイルを相対向する直線の二辺をも
    つ筒形に形成し、その可動コイルの二辺にそれぞ
    れ板状のマグネツトを配置し、その二辺をのぞく
    部分の相対向する2箇所に上記ロードアームを固
    着したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の電子天びん。 3 上記2個の板状マグネツトに係る磁気回路
    が、上記可動コイルの側方及び下方にのみ設けら
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の電子天びん。
JP13558184A 1984-06-29 1984-06-29 電子天びん Granted JPS6114524A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13558184A JPS6114524A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 電子天びん

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13558184A JPS6114524A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 電子天びん

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Publication Number Publication Date
JPS6114524A JPS6114524A (ja) 1986-01-22
JPH0582531B2 true JPH0582531B2 (ja) 1993-11-19

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ID=15155161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13558184A Granted JPS6114524A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 電子天びん

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH670703A5 (ja) * 1986-06-06 1989-06-30 Mettler Instrumente Ag

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Publication number Publication date
JPS6114524A (ja) 1986-01-22

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