JP2000314769A - ホール素子の実装構造及び磁気センサ - Google Patents

ホール素子の実装構造及び磁気センサ

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JP2000314769A
JP2000314769A JP11124773A JP12477399A JP2000314769A JP 2000314769 A JP2000314769 A JP 2000314769A JP 11124773 A JP11124773 A JP 11124773A JP 12477399 A JP12477399 A JP 12477399A JP 2000314769 A JP2000314769 A JP 2000314769A
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JP
Japan
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hall element
coil
bar
magnetic sensor
mounting structure
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JP11124773A
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Takashi Shimada
隆司 島田
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータ等の小型電気部品の内部におけるホー
ル素子の実装が容易なホール素子の実装構造及び磁気セ
ンサを提供する。 【解決手段】 コイル13等の被測定物とホール素子1
1との間に強磁性体からなる棒12を介在させることに
より、モータ等の小型電気部品の内部におけるホール素
子11の実装が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホール素子の実装
構造及び磁気センサに関する。
【0002】
【従来の技術】図2はホール素子の実装構造の従来例を
示す構造図である。
【0003】磁気センサとして用いられるホール素子1
1は、モータのコイル13等の被測定物と可能な限り近
接して実装されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
等の小型化に伴いホール素子11を搭載した回路基板1
5を実装する空間が狭くなったため、ホール素子11自
体に小型化が必要になると共に、実装が困難になり、か
つ、放熱性の低下による信頼性の低下や磁界測定回路が
ノイズの影響を受けやすくなるという問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、モータ等の小型電気部品の内部におけるホール素子
の実装が容易なホール素子の実装構造及び磁気センサを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のホール素子の実装構造は、ホール素子と被測
定物との間に強磁性体からなる棒を介在させたものであ
る。
【0007】上記構成に加え本発明のホール素子の実装
構造は、強磁性体としてフェライトを用いるのが好まし
い。
【0008】本発明の磁気センサは、ホール素子と、ホ
ール素子と被測定物との間に介在された強磁性体からな
る棒とを備えたものである。
【0009】本発明の磁気センサは、強磁性体としてフ
ェライトを用いるのが好ましい。
【0010】本発明によれば、コイル等の被測定物とホ
ール素子との間に強磁性体からなる棒を介在させること
により、モータ等の小型電気部品の内部におけるホール
素子の実装が容易となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0012】図1は本発明のホール素子の実装構造の一
実施の形態を示す概念図である。なお、図2に示した従
来例と同様の部材には共通の符号を用いた。
【0013】回路基板15に搭載されたホール素子11
には、強磁性体であるフェライトからなる棒12が近接
して配置され、この棒12の他端は被測定物としてのコ
イル13に近接して配置されている。
【0014】強磁性体の棒12は、非磁性体の金属製
(あるいは樹脂製)の支持部品14により保持されてい
る。支持部品14は、モータ等の小型電気部品の筐体に
固定されるようになっている。ホール素子11、棒12
及びコイル13の位置関係は、ホール素子11と、棒1
2の中心と、コイル13の中心とが一致するように配置
されるのが好ましい。
【0015】これらホール素子11及び棒12により磁
気センサが構成されている。
【0016】このような構造により、コイル13の周囲
には棒12を実装するためのわずかな空間があればよ
く、ホール素子11を搭載した回路基板15は、コイル
13から離れた位置に実装することが可能となる。
【0017】したがって、小型電気部品へのホール素子
11と棒12とで構成される磁気センサの搭載が容易に
なると共に、コイルなどの被測定物から回路基板を離す
ことが可能となり、コイル等からの熱によるホール素子
の温度上昇が抑えられ、信頼性が向上し、コイル等から
のノイズの影響を低減させることができる。また、ホー
ル素子を実装した電気部品をさらに小型化することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0019】モータ等の小型電気部品の内部におけるホ
ール素子の実装が容易なホール素子の実装構造及び磁気
センサの提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホール素子の実装構造の一実施の形態
を示す概念図である。
【図2】ホール素子の実装構造の従来例を示す構造図で
ある。
【符号の説明】
11 ホール素子 12 棒 13 コイル(被測定物) 15 回路基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホール素子と被測定物との間に強磁性体
    からなる棒を介在させたことを特徴とするホール素子の
    実装構造。
  2. 【請求項2】 上記強磁性体としてフェライトを用いた
    請求項1に記載のホール素子の実装構造。
  3. 【請求項3】 ホール素子と、該ホール素子と被測定物
    との間に介在された強磁性体からなる棒とを備えたこと
    を特徴とする磁気センサ。
  4. 【請求項4】 上記強磁性体としてフェライトを用いた
    請求項3に記載の磁気センサ。
JP11124773A 1999-04-30 1999-04-30 ホール素子の実装構造及び磁気センサ Pending JP2000314769A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6877903B2 (en) 2002-03-13 2005-04-12 Nissan Motor Co., Ltd. Axle unit for a vehicle
CN107069884A (zh) * 2017-05-16 2017-08-18 宁波技冠智能科技发展股份有限公司 一种蓄电池开路保护器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6877903B2 (en) 2002-03-13 2005-04-12 Nissan Motor Co., Ltd. Axle unit for a vehicle
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