JPH0582503U - 腐朽材カッター - Google Patents
腐朽材カッターInfo
- Publication number
- JPH0582503U JPH0582503U JP3700892U JP3700892U JPH0582503U JP H0582503 U JPH0582503 U JP H0582503U JP 3700892 U JP3700892 U JP 3700892U JP 3700892 U JP3700892 U JP 3700892U JP H0582503 U JPH0582503 U JP H0582503U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- handle
- leg
- angle
- legs
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 老樹木の腐朽部を切削するためのカッターの
考案である。 〔構成〕 柄部と脚部と刃部の三部に依て構成され、柄
部に対する刃部の角度は55°〜60°で樹木の腐朽部
を切削するとき最も力が入る構成になつている。
考案である。 〔構成〕 柄部と脚部と刃部の三部に依て構成され、柄
部に対する刃部の角度は55°〜60°で樹木の腐朽部
を切削するとき最も力が入る構成になつている。
Description
【0001】
本考案は、老大樹の腐朽部を切削するカッターに関するものである。
【0002】
老樹の多くは、幹の内外が腐朽しており、そのまま放置すると折角の老大樹が 朽ち果ててしまうため、最近これ等の老大樹の健康診断、腐朽個所の外科手術が 行なわれるようになつた。外科手術の方法は、腐朽部分を切削除去して消毒保護 剤の塗布が行われているが、腐朽部の切削除去には、ノコギリ(チェンソーを含 む)鉈、手斧、ノミ、ワイヤーブラシその他高圧水流等が用いられている。然し 高圧水流は施設が大きく一般的でなく、その他の器具では能率が悪く充分な切削 が出来ない。
【0003】
上述の如く、従来の腐朽材切削の器具は能率が悪く又は施設が大きく一般的で ないので、適切なものの開発が待望されていた。
【0004】
本体は、柄部と脚部と刃部で形成され、刃部が適当な角度で柄部に付設されて いるので、使用し易く能率が上る腐朽材カッターである。
【0005】
刃部が適度な角度で付設されているので充分力が入る。
【0006】
図面を以て説明する。本体は、柄部1、脚部2、刃部3で形成され、刃部3の 内部は鋼で、表面は研磨された軟鉄で出来ており、脚部2は金属製で、柄部1は 木製である。細長い両側の二本の脚部は上端で巾広い刃部を溶接固着している。 刃部3の巾がせまいときは脚部1は一本で刃部3を支えている。そして脚部2と 刃部3と接するところで屈折して、柄の中心方向に対して刃は55°〜60°の 角度をなしている。柄部1と刃部3との角度を製作の課程で、即ち(第4図参照 )ネジ9でネジ止めする前に脚部2の上部を一方からたたいて柄部1と刃部3の 角度を微調整が出来るように、柄部1の溝部7の中に脚部2が嵌挿されていて、 刃部が内側に湾曲している。柄部1と刃部2との角度は腐朽材を切削するとき刃 先に加わる力が最大限になるようになつていて、刃部の厚さは約 で刃部にく い込まない程度の厚さになつている。
【0007】
本考案は、刃先に全身の力を加えることが出来るので切削が容易であり、また 刃の巾を変えることに依て狭い箇所でも切削が可能で、従来の方法の6〜7倍の 能率が上がるようになつた。また従来の方法では切削面が均一でないためワイヤ ーブラシで仕上げを行つてきたが、本考案のものは切削面も均一で、ワイヤーブ ラシに依る仕上げは不用となつた。
【提出日】平成4年11月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【0006】
図面を以て説明する。本体は、柄部1、脚部2、刃部3で形成され、刃部3 の内部は鋼で、表面は研磨された軟鉄で出来ており、脚部2は金属製で、柄部1 は木製である。細長い両側の二本の脚部は上端で巾広い刃部を溶接固着している 。刃部3の巾がせまいときは脚部2は一本で刃部3を支えている。そして脚部2 と刃部3と接するところで屈折して、柄の中心方向に対して刃は55゜〜60゜ の角度をなしている。柄部1と刃部3との角度を製作の課程で、即ち(第4図参 照)釘9でネジ止めする前に脚部2の上部を一方からたたいて柄部1と刃部3の 角度を微調整が出来るように、柄部1の溝部7の中に脚部2が嵌挿されていて、 刃部が内側に湾曲している。柄部1と刃部3との角度は腐朽材を切削するとき刃 先に加わる力が最大限になるようになつていて、刃部の厚さは約4mmで刃部に くい込まない程度の厚さになつている。
【図1】本考案のものの側面図である。
【図2】刃部の平面図である。
【図3】本考案の刃部と脚部との正面図である。
【図4】脚部を柄部に嵌接したところを示す正面図であ
る。
る。
1 柄部 2 脚部 3 刃部 4 脚部と刃部と接するところ 5 角度55°〜60° 6 柄の中心方向 7 柄の溝部 8 押えリング 9 釘
Claims (1)
- 【請求項1】 本体は、柄部、脚部、刃部で形成され。
刃部の内部は鋼で、表面は研磨された軟鉄で出来てお
り、脚部は金属製で、柄部は木製であり、細長い両側の
二本の脚部(刃部の巾がせまいときは脚部一本)は、上
端で巾広い刃部を溶接固着し、脚部と刃部は接するとこ
ろで屈折して、柄の中心方向に対して刃は55°〜60
°の角度をなし、柄部と刃部との角度を製作の過程で微
調整出来るように柄部の溝の中に脚部が嵌挿されて、刃
部は内側に湾曲しており、柄部と刃部との角度は腐朽材
を切削するとき刃先に加わる力が最大限になるようにな
つており、刃部は樹木にくい込まない程度の厚さになつ
ている構造の腐朽材カッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3700892U JPH0582503U (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 腐朽材カッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3700892U JPH0582503U (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 腐朽材カッター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582503U true JPH0582503U (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=12485668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3700892U Pending JPH0582503U (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 腐朽材カッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0582503U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160062952A (ko) * | 2014-11-26 | 2016-06-03 | 이정복 | 목기 제작용 칼 및 이를 이용한 목공용 공구 |
JP7108149B1 (ja) * | 2022-02-01 | 2022-07-27 | 水戸工業株式会社 | 樹木表面切削用工具 |
-
1992
- 1992-04-15 JP JP3700892U patent/JPH0582503U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160062952A (ko) * | 2014-11-26 | 2016-06-03 | 이정복 | 목기 제작용 칼 및 이를 이용한 목공용 공구 |
JP7108149B1 (ja) * | 2022-02-01 | 2022-07-27 | 水戸工業株式会社 | 樹木表面切削用工具 |
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