JPH058243Y2 - - Google Patents

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JPH058243Y2
JPH058243Y2 JP1988141870U JP14187088U JPH058243Y2 JP H058243 Y2 JPH058243 Y2 JP H058243Y2 JP 1988141870 U JP1988141870 U JP 1988141870U JP 14187088 U JP14187088 U JP 14187088U JP H058243 Y2 JPH058243 Y2 JP H058243Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願考案はゴミ収容ケースに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来の一般家庭で使用されているゴミ箱は、単
に円筒容器状あるいは角形容器状に形成されてい
る。又このゴミ箱は、ゴミ袋の開口縁部をゴミ箱
開口縁部に掛止して、ゴミ箱内にゴミ袋を開口さ
せた状態で収容して使用されることもある。この
ように、ゴミ箱内にゴミ袋を入れて使用する場合
は、ゴミ袋内にゴミが一杯になるとゴミ箱からゴ
ミをゴミ袋ごと取り出してそのまま廃棄すること
ができる。
(考案が解決しようとする課題) ところが、このような従来のゴミ箱では、例え
ば紙屑を丸めたような内部に空間部の多いゴミを
収容する場合には、ゴミ中の空間部あるいは各ゴ
ミ間の空間部が大きいためにゴミ箱容積の割に収
容できるゴミ量が少なくなり、ゴミの移し替え作
業を頻繁に行わなければならないという問題があ
るとともに、ゴミ箱内にゴミ袋を収容してゴミと
ともにゴミ袋を廃棄するようにして使用する場合
には、上記したように内部に空間部の多いゴミを
収容すると、ゴミ袋内に不必要な大きな空間部が
多数できてゴミ袋のゴミ収容効率が悪くなり、ゴ
ミ袋内のゴミを圧縮させればまだゴミを収容でき
るスペースがあるにもかかわらず、そのまま捨て
てしまうケースがあつて不経済であるという問題
があつた。尚、ゴミ箱内のゴミ袋内に収容したゴ
ミをゴミ袋の開口部から手で圧縮させればゴミ袋
内にゴミ収容用の余剰空間ができるが、その場
合、手にゴミが付着して不衛生である。
そこで、本願考案はゴミ量の収容効率を向上さ
せるとともに衛生的にゴミ収集をすることができ
るようにしたゴミ収容ケースを提供せんとするも
のである。
(課題を解決するための手段) 本件出願は、上記の課題を解決するための手段
として、請求項第1項の考案においては、内部に
ゴミ袋を収容し得るケース本体内に、上部に前記
ゴミ袋の開口縁部を止着し得る止着部を有し且つ
前記ゴミ袋を該ゴミ袋の外側面の対向位置から圧
縮させることのできる面積をもつ一対の押圧部材
を、該両押圧部材間に前記ゴミ袋を収容し得る如
く相互に所定間隔をもつて配置するとともに、前
記ケース本体に、前記一対の押圧部材をそれぞれ
縦向き姿勢を維持した状態で相互に近接離間方向
に作動させるための押圧部材操作装置を設けたこ
とを特徴としている。
また請求項第2項の考案においては、内部にゴ
ミ袋を収容し得るケース本体内に、上部に前記ゴ
ミ袋の開口縁部を止着し得る止着部を有し且つ前
記ゴミ袋を該ゴミ袋の外側面から押圧して圧縮さ
せることのできる面積をもつ単一の押圧部材を、
該押圧部材の押圧面とケース本体の側壁内面との
間に前記ゴミ袋を収容し得る間隔をもつて設置す
る一方、前記ケース本体における前記押圧部材の
押圧面が対向する側壁の内面上部にゴミ袋の開口
縁部を止着する止着部を設けるとともに、前記ケ
ース本体に、前記押圧部材を該押圧部材の押圧面
が対向するケース本体の側壁内面に対して縦向き
姿勢を維持した状態で近接離間方向に作動させる
ための押圧部材操作装置を設けたことを特徴とし
ている。
(作用) 請求項第1項のゴミ収容ケースでは、押圧部材
操作装置を操作すると、ケース本体内で一対の押
圧部材がそれぞれ縦向き姿勢を維持した状態で相
互に近接離間方向に作動せしめられる。そしてこ
のゴミ収容ケースを使用する場合は、一対の押圧
部材に設けられている各止着部にゴミ袋の開口縁
部を止着して、ケース本体内の両押圧部材間にゴ
ミ袋を装着させる。ゴミ袋の装着状態では、各押
圧部材の止着部でゴミ袋開口縁部の相互に対向す
る位置をそれぞれ止着させているので、ゴミ袋は
安定した状態で保持されている。ケース本体内に
装着されたゴミ袋内にゴミを投入する際には、両
押圧部材を相互に大きく離間させてゴミ袋を大き
く開放させた状態で、そのゴミ袋開口部からゴミ
袋内にゴミを投入すればよい。そして、ゴミ袋の
内部にゴミが堆積してくると、押圧部材操作装置
により一対の押圧部材を相互に接近させる方向に
作動させてゴミ袋内のゴミを両側部から圧縮した
後、該両押圧部材を相互に離間させるように操作
する。又、ゴミ袋圧縮動作時には、両押圧部材
は、ゴミ袋の外側面の対向位置からそれぞれ縦向
き姿勢のままで近接するようになり、ゴミ袋に対
して不自然な(例えば擦るような)作用が働くこ
とがない。ゴミ袋内のゴミが圧縮されるとゴミの
体積が縮小されてゴミ袋の内部に空所が形成され
るようになり、その空所内に新たにゴミを投入す
ることができる。尚、ゴミ袋内に投入されるゴミ
が例えば紙屑を丸めたような内部に大きな空間部
をもち且つ圧縮した後に比較的復元力のある性質
のものでは、押圧部材操作装置を数回連続して操
作して、両押圧部材によるゴミ圧縮作用を数回繰
り返して行うとゴミの収縮率を向上させることが
できる。又、ゴミ袋内へのゴミの投入の度に圧縮
操作を行うようにすれば、先に投入されているゴ
ミが何度も圧縮されてより小さく収縮するように
なり、1つのゴミ袋内に多量のゴミを収容させる
ことができるようになる。そしてゴミ袋内にゴミ
が一杯になれば、ゴミ袋の開口縁部を止着部から
取り外して、ゴミ袋ごと廃棄すればよい。
請求項第2項のゴミ収容ケースでは、押圧部材
操作装置を操作すると、単一の押圧部材が、その
押圧面が対向するケース本体の側壁内面に対して
近接離間する方向に作動せしめられる。そして、
この請求項第2項のゴミ収容ケースを使用する場
合には、ケース本体側の止着部と押圧部材側の止
着部にそれぞれゴミ袋の開口縁部を止着させてゴ
ミ袋をケース本体内に装着させておき、そのゴミ
袋内にゴミを投入すればよい。ゴミ袋内にゴミが
堆積してくると、押圧部材操作装置を操作して押
圧部材をケース本体側壁内面側に向けて作動さ
せ、ゴミ袋内のゴミをケース本体側側壁内面側に
押し付けて圧縮させることができる。この請求項
第2項のものでも、押圧部材が縦向き姿勢のまま
でゴミ袋の外側面を横方向に押圧するので、該ゴ
ミ袋に対して不自然な作用が働くことがない。
又、請求項第1項及び第2項の各ゴミ収容ケー
スでは、押圧部材が縦向き姿勢で横方向から押圧
するようになつているので、ゴミ袋内に生じる内
圧を押圧方向に対して左右方向に逃がすことがで
き、例えばゴミ袋がケース本体内のスペースに対
してかなり小さい場合でも、ゴミ袋が内圧によつ
て破損しにくくなる。
(考案の効果〕 本願の請求項第1項及び第2項のゴミ収容ケー
スによれば、ケース本体内に収容されるゴミ袋の
開口縁部をその対向位置においてそれぞれ止着部
で止着させることができるので、該ゴミ袋を確実
に開口状態で保持させることができる。又、請求
項第1項及び第2項のゴミ収容ケースによれば、
押圧部材操作装置を操作することにより押圧部材
でゴミ袋内のゴミを圧縮させてコンパクトにする
ことができるので、ゴミ袋内へのゴミ収容効率が
向上して、ゴミ袋の取り替え期間を延長させるこ
とができるとともにゴミ袋の消費量を軽減するこ
とができるという効果がある。さらに、請求項第
1項及び第2項のゴミ収容ケースによれば、ゴミ
袋圧縮時に押圧部材が縦向き姿勢のままでゴミ袋
の外側面を横方向に押圧するようになつているの
で、該ゴミ袋に対して不自然な作用(例えば擦る
ような作用)が働くことがなく、ゴミ袋が押圧部
材によつて破られることがない。又、ゴミ袋がケ
ース本体内の容積に比してかなり小さい場合で
も、押圧部材による圧縮時にゴミ袋が内圧によつ
て破れにくくなり、従つてサイズの異なるゴミ袋
(例えばスーパーマーケツト等で支給される買物
袋)でも支障なく使用できるという効果もある。
尚、ゴミ袋内でゴミを圧縮させる際にゴミに直接
手を触れることなく行えるので衛生上の問題も良
好である。
又、本願の請求項第2項の考案においては、ゴ
ミ袋内のゴミを圧縮させるための一方の押圧部材
として、ケース本体の側壁で兼用しているので、
請求項第1項のものより部材点数を削減すること
ができるという効果がある。
(実施例) 以下、第1図ないし第10図を参照して本願考
案の好適な実施例を説明する。
第1図ないし第4図には請求項第1項の考案の
実施例に係るゴミ収容ケースZ1が示されている。
このゴミ収容ケースZ1は、ゴミ袋20を収容する
ためのケー本体1の内部1Aに、ゴミ袋20中の
ゴミを押圧するための一対の押圧部材5,5を配
置するとともに、ケース本体1に、該各押圧部材
5,5をゴミ袋20中のゴミを押圧する如く作動
させるための押圧部材操作装置10を備えて構成
されている。尚、この実施例においては、第3図
に示す如く、ゴミ袋20として合成樹脂シート製
でその開口部20aに2つの把手部(請求範囲中
の開口縁部となる)21,21が一体形成されて
いる買い物用の袋を使用し得るようにされてい
る。
ケース本体1は、合成樹脂製で上端が開口した
縦長角型の有底箱状に形成されており、その内部
1Aにゴミ袋20が収容されるようになつてい
る。ケース本体1の上端開口部1aには、その内
部1Aを覆蓋するための蓋部材3が載置されてい
る。該蓋部材3には、ゴミをケース本体1内のゴ
ミ袋20中に入れるための開口部3Aが形成され
ている。又、この蓋部材3の開口部3Aには上下
方向に揺動する揺動蓋3B(第1図参照)が設け
られている。
左右一対の押圧部材5,5は、第2図及び第3
図に示す如く、それぞれ合成樹脂製で板状に形成
されており、前記ケース本体内部1Aにおいて適
宜間隔を隔てて相互に相対向して設けられ且つ後
述する支持リンク11,11によつて支持される
とともに押圧部材操作装置10(後に詳述する)
によつて内外方向に向かつて近接離間自在に傾動
せしめられるようになつている。各押圧部材5,
5間の間隔は、ゴミ袋20の開口部20aを拡開
した状態で収容できる大きさとされている。該一
対の押圧部材5,5は、その内側面5A,5Aが
ゴミ袋20中のゴミを押圧するための押圧面とな
る一方、その外側面5B,5Bが押圧部材操作装
置10を構成する支持リンク11,11に結合さ
れている。
この押圧部材5の上縁部5aの両端部には、前
記ゴミ袋20の一方の把手部21の両端部を掛止
するための止着部25,25がそれぞれ内、外に
2個づつ形成されている。該内、外の各止着部2
5は、上方に突出する適宜長さの突片26に前記
ゴミ袋20の把手部21の一端部を掛止するため
の縦溝27が形成されており、ゴミ袋20の大き
さに応じて使い分けられるようになつている。
尚、一対の押圧部材5,5の各上縁部5a,5a
に形成されている止着部25,25には、把手部
21,21を有しないゴミ袋であつてもその上縁
開口部20aを洗濯バサミ等の止着部材で止着す
ることによりゴミ袋20を取付けることができる
ようになつている。
押圧部材操作装置10は、前記一対の押圧部材
5,5を支持するための左右一対の支持リンク1
1,11と、該一対の各支持リンク11,11を
ケース本体1の内外方向に向けて枢動させるため
の一対の駆動用リンク14,14と、該各駆動用
リンク14,14を操作するための操作部材15
とを備えて構成されている。
各支持リンク11は、一方の押圧部材5の上側
を支持するための上側枠体12と同押圧部材5の
下側を支持するための下側枠体13とを備えてい
る。
上側枠体12は、鋼板製で略〓形状の上側横片
81、下側横片82及び鋼板製で平板状の2枚の
縦片83,83を略長方形状に枠組みして形成さ
れている。上側横片81、下側横片82及び縦片
83,83は、上側連結ピン32,32と下側連
結ピン33,33によつて相互に枢動自在に連結
されている。上側枠体12の上側横片81は、前
記押圧部材5の横幅よりも長くなるようにされて
おり、その両端部81a,81aが適宜長さだけ
内方向に向つて突出されている。上側枠体12
は、その上側横片81がボルト71a、ナツト7
1bにより前記押圧部材5上方部に取付けられる
一方、その下側横片82がボルト72a,ナツト
72bにより前記ケース本体1の内面に取付けら
れている。
下側枠体13は、前記上側枠体12と同様に上
側横片91、下側横片92及び2枚の縦片93,
93を上側連結ピン36,36と下側連結ピン3
7,37によつて相互に枢動自在で且つ長方形状
に枠組みして形成されている。下側枠体13は、
その上側横片91がボルト74a、ナツト74b
により前記押圧部材5の下方部に取付けられる一
方、その下側横片92がボルト77a、ナツト7
7bにより前記ケース本体1の内面下方部に取付
けられている。
従つて、各支持リンク11は、上側枠体12の
下側連結ピン33,33と下側枠体13の下側連
結ピン37,37を支点にして前記左右一対の押
圧部材5,5をそれぞれ縦向き姿勢を維持した状
態で相互に接離自在に枢動させるようになつてい
る。又、該各支持リンク11は、各押圧部材5,
5が内側に移動して相互に近接したときに、該各
押圧部材5,5がそれぞれ若干角度だけ(5〜
10°程度づつ)内方に傾斜(各押圧部材がハ字状
になる)する如く、上側枠体12の各縦片83,
83の長さを下側枠体13の各縦片93,93の
長さよりも長くしており、これによつて各押圧部
材5,5がゴミ袋20中の上方のゴミを下方に向
つて押圧するようになつている。尚、第2図及び
第3図において、符号7は支持リンク11の上側
枠体12を収容すべく前記押圧部材5に上方部に
形成された上側凹部、8は前記押圧部材5の下方
部に形成されて支持リンク11の下側枠体13を
収納する下側凹部を示しており、該上側凹部7と
下側凹部8は、その各表面7a,8aが前記押圧
部材5の押圧面5A側に適宜長さだけ内方向に向
つて突出するように形成されている。
一対の駆動用リンク14,14は、鋼板製で平
板状の上側第1リンク片43、上側第2リンク4
4の各下端部43b,44bと下側リンク片45
の上端部45aとが連結ピン48によつて略Y字
状で且つ相互に折曲自在に連結されて構成されて
いる。該一対の駆動用リンク14,14の各上側
第1リンク片43,43の上端部43a,43a
は、前記一方の支持リンク11の上側枠体12の
両端部81a,81aに連結ピン31,31によ
り相互に枢動自在に枢支されている。又、各駆動
用リンク14,14の上側第2リンク片44,4
4の上端部44a,44aは、他方の支持リンク
11の上側枠体12の両端部81a,81aに連
結ピン31,31によつて相互に枢動自在に枢支
されている。さらに、該各駆動用リンク14,1
4の下側リンク片45,45の下端部45b,4
5bには前記ケース本体1の底面1c上を転動す
る車材38が取付けられている。
操作部材15は、前記ケース本体1の底面1c
上にボルト75,75…により固定される固定枠
61と前記一対の駆動用リンク14,14を操作
するための操作枠体62とを長方形状に枠組みし
て形成されている。操作枠体62は、鋼板製で〓
形状に形成されており、その両端部62a,62
aが支点ピン65,65によつて固定枠61の各
端部61a,61aに上下動自在に枢支されてい
る。該操作枠体62の各縦枠62A,62Aの中
間位置には、前記各駆動用リンク14,14の下
側リンク片45,45の中間部45Cが連結ピン
49,49によつて相互に枢動自在に連結されて
いる。操作枠体62の横枠62Bと駆動用リンク
14の各下側リンク片45,45の上端部45a
付近の間には引張バネ17,17が張設されてい
る。各駆動用リンク14の上側の第1、第2各リ
ンク片43,44は、この引張バネ17,17に
より相互に拡開する方向に付勢されている。又該
操作枠体62の横枠62Bの中間部には、該操作
枠体62を足踏み操作するためのペダル66が取
付けられており、該ペダル66を足踏み操作する
ことにより前記操作枠体62及び一対の駆動用リ
ンク14,14を介して左右一対の各押圧部材
5,5を近接・離間自在に傾動せしるようになつ
ている。尚、図中符号40は押圧部材操作装置1
0のペダル66を上下動自在に遊嵌するためにケ
ース本体1に形成した長穴であり、該長穴40の
下端部がペダル66の下動を規制するようになつ
ている。
上記実施例のゴミ収容ケースにおける押圧部材
操作装置10は次のように作用する。すなわち、
該押圧部材操作装置10は、第4図に示す如く、
左右一対の押圧部材5,5の各止着部25,25
…にゴミ袋20の各把手部21,21を止着した
状態(第4図鎖線図示の符号5′,5′に示す如く
ゴミ袋上縁開口部(符号20a′)が拡開されてい
る状態)でペダル66を足で踏むと、ペダル66
が引張りバネ17,17のバネ力に抗して下方に
下がり、このペダル66に連動して一対の駆動用
リンク14,14の各下側リンク片45,45の
車材38,38がペダル66側に向つて転動する
とともに該各下側リンク片45,45が上側第1
リンク片43,43と上側第2リンク片44,4
4を相互に接近させる如く下方に傾動する。そし
て、該押圧部材操作装置10は、各駆動用リンク
14,14の上側の第1、第2各リンク片43,
43,44,44を相互に引き寄せることにより
各押圧部材5,5を縦向き姿勢のまま相互に近接
させ、この各押圧部材5,5の押圧面5A,5A
によりゴミ袋20中のゴミを圧縮し得るようにな
つている(第4図実線図示)。又、該押圧部材操
作装置10は、ペダル66から足を外すと、この
ペダル66が引張りバネ17,17のバネ力によ
つて上方に復帰せしめられ、それに伴つて各駆動
用リンク14,14の上側の第1、第2各リンク
片43,43,44,44及び各押圧部材5,5
がそれぞれ拡開せしめられ、且つゴミ袋20の開
口部20aを再度拡開させることができるように
なつている。
続いて、図示実施例のゴミ収容ケースの使用方
法並びに作用を説明すると、このゴミ収容ケース
Z1を使用してゴミを収集する際には、先ず、蓋部
材3をケース本体1から取外した状態で左右一対
の押圧部材5,5の各止着部25,25にゴミ袋
20の把手部21,21を掛止してゴミ袋20を
ケース本体1の内部1Aに吊持させた後、再び蓋
部材3をケース本体1上に載置する(第2図実線
図示及び第4図鎖線図示)。ゴミ袋20内にゴミ
を投入する場合には、蓋部材3の挿入口3Aから
ゴミをゴミ袋20内に入れ、該ゴミ袋20内のゴ
ミが嵩ばつてくると、第4図に示す如く、ペダル
66を足で踏む。そうすると、前述の如く、操作
枠体62が引張りバネ17,17のバネ力に抗し
て下方に下がり、該ペダル66に連動して操作枠
体62を下動させ、一対の駆動用リンク14,1
4の上側の第1、第2各リンク片43,43,4
4,44を内側方向に折曲せしめるとともに各押
圧部材5,5も縦向き姿勢のまま相互に近接せし
める。これにより、ゴミ袋20中の嵩ばつている
ゴミが各押圧部材5,5の押圧面5A,5Aによ
つて両側部から圧縮されるとともに下方に向つて
押圧される。ゴミ袋20中のゴミが各押圧部材
5,5により圧縮された後は、足をペダル66か
ら外すと、第4図鎖線図示の如く、各押圧部材
5,5が引張りバネ17,17のバネ力によつて
拡開されるとともにゴミ袋20の開口部20aも
拡開され、ゴミ袋20内のゴミが圧縮された状態
のままゴミ袋20の下方内部に収集されてゴミ袋
20内の余剰ゴミ収集容積を広くできる。このよ
うにして、順次蓋部材3の開口部3Aからゴミ袋
20内にゴミを入れて圧縮し、その圧縮されたゴ
ミがゴミ袋20内で一杯になるまで、上記と同様
の操作をして、ゴミをゴミ袋20内に収集する。
このように、該ゴミ収容ケースZ1を使用すると、
人がゴミ袋20やゴミ袋20中のゴミに触れない
でゴミを圧縮することができることから、ゴミの
収容効率を高めることができるとともにゴミを衛
生的に収集することができ、しかもゴミ袋20を
有効に利用することができる。又、ゴミ袋圧縮時
には、押圧部材5,5が縦向き姿勢のままでゴミ
袋の外側面を横方向に押圧するようになつている
ので、該ゴミ袋に対して不自然な作用(例えば擦
るような作用)が働くことがなく、ゴミ袋が押圧
部材5によつて破られることがない。しかも押圧
部材5が縦向き姿勢で横方向から押圧するように
なつているので、ゴミ袋内に生じる内圧を押圧方
向に対して左右方向に逃がすことができ、例えば
ゴミ袋20がケース本体1内のスペースに対して
かなり小さい場合でも、ゴミ袋20が内圧によつ
て破損しにくくなる。
第5図は、上記実施例のゴミ収容ケースに、同
時に2枚のゴミ袋を収容し得るようにするための
補助止着部材(符号29)を追加した実施例を示
すものであり、同図においては、2枚のゴミ袋2
0,20の各一方の把手部21,21を止着する
ための止着部28,28…を有する1本の止着部
材29が左右一対の押圧部材5,5間の中間に位
置する如くケース本体1内の上部に架設された状
態が示されている。この第5図のゴミ収容ケース
Z1は、止着部材29の止着部28,28…と各押
圧部材5,5の止着部25,25に2枚のゴミ袋
20,20の各把手部21,21…をそれぞれ止
着させた状態において、この止着部材29に対し
て各押圧部材5,5を近接離間自在に枢動させて
2枚のゴミ袋20,20中のゴミを押圧し、該各
ゴミ袋20,20中にゴミを収集し得るようにな
つている。
第6図及び第7図には、請求項第2項の考案の
実施例に係るゴミ収容ケースZ2が示されている。
このゴミ収容ケースZ2は、単一の押圧部材55の
みを使用する構成のものであり、同ゴミ収容ケー
スZ2においては、単一の押圧部材55のほかに、
ゴミ袋20の一方の把手部21を止着するための
止着部57,57,57,57を有する止着部材
56がケース本体1の側壁1Bの上方内面1bに
固着されている。この止着部材56に対して後述
する押圧部材操作装置58によつて前記単一の押
圧部材55が近接離間自在に枢動されるようにな
つている。このゴミ収容ケースZ2においては、押
圧部材55は、平板状の押圧面55Aの両側縁に
レバー60,60を一体的に付設し、該レバー6
0,60の下端をケース本体1の底部に設置した
四角形の周枠101に枢着(符号102,10
2)している。周枠101には〓形状の操作枠体
103の両下端が枢着(符号104,104)さ
れており、この操作枠体103と押圧部材55の
レバー60,60とが連結杆105,105で相
互に連結されてリンク体106を構成している。
連結杆105,105の先端と周枠101の間に
は引張りバネ107,107が張設されており、
押圧部材55を対向する止着部材56から離間さ
せる方向に付勢している。操作枠体103には足
踏み操作用のペダル59が設けられている。この
ゴミ収容ケースZ2は、押圧部材55の止着部2
5,25と止着部材56の止着部57,57にゴ
ミ袋20の把手部21,21を止着した状態にお
いて、押圧部材操作装置58のペダル59を踏む
と、押圧部材55が止着部材56を取付けている
ケース本体側壁1Bに接近(第7図符号55′)
し、該押圧部材55の押圧面55Aがゴミ袋20
中のゴミを止着部材56が取付けられたケース本
体1の側壁内面1bに向つて押圧することができ
る。この場合、ケース本体1の側壁1Bで第2図
ないし第4図における一方の押圧部材5を兼用し
ている。
第8図及び第9図には、ゴミ袋20の開口部を
クリツプ材で固定するようにした本願考案の他の
実施例が示されており、この場合、第1図ないし
第4図に示すゴミ収容ケースZ1においてゴミ袋2
0の把手部21,21を各押圧部材5,5の止着
部25,25に止着した状態で、クリツプ材7
0,70がゴミ袋20の上部開口内面20b,2
0bを挟着する如く各押圧部材5,5の上部(止
着部25,25部分)に取外し自在に取付けられ
るようになつている。このようにすると、各押圧
部材5,5が接近状態から拡開したときに、該ク
リツプ70,70がゴミ袋20の開口部20aを
より大きく開放することができる。
又、本願考案は、第10図に示す如く、各押圧
部材5,5の各上側凹部7,7の各凸面7a,7
a上に両面粘着テープ等の接着テープ材80,8
0を貼着し、この接着テープ材80,80にゴミ
袋20の上部開口付近の外面20c,20cを接
着させておき、各押圧部材5,5を拡開したとき
に接着テープ材80,80の接着によりゴミ袋2
0の開口部20aをより大きく開放し得るように
することもできる。
尚、上記各実施例ではケース本体1に角型箱状
のものを採用しているが、本願考案はこのような
実施例に限定されることなく、この角型箱状のケ
ース本体1に代えて円筒型のケース本体を使用す
ることも可能である。なお、この円筒型のケース
本体を使用した場合には、押圧部材と押圧部材操
作装置も同様に円筒型のケース本体に応じた形状
のものが使用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項第1項の考案の実施例に係るゴ
ミ収容ケースの全体斜視図、第2図は第1図の
−縦断面図、第3図は第1図のゴミ収容ケース
の分解斜視図、第4図は第1図のゴミ収容ケース
の使用状態説明図、第5図は第1図のゴミ収容ケ
ースの他の使用状態説明図、第6図は請求項第2
項の考案の実施例にかかるゴミ収容ケースの全体
斜視図、第7図は第6図のゴミ収容ケースの使用
状態説明図、第8図は本願考案の他の実施例にか
かるゴミ収容ケースの縦断面図、第9図は第8図
の−断面図第10図は本願考案のさらに他の
実施例の縦断面図を示している。 1……ケース本体、1A……内部、1B……側
壁、5……押圧部材、5a……上部、10……押
圧部材操作装置、20……ゴミ袋、21……開口
縁部(把手部)、25……止着部、55……押圧
部材、56……止着部材、57……止着部、58
……押圧部材操作装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内部1Aにゴミ袋20を収容し得るケース本
    体1内に、上部5aに前記ゴミ袋20の開口縁
    部21を止着し得る止着部25を有し且つ前記
    ゴミ袋20を該ゴミ袋20の外側面の対向位置
    から圧縮させることのできる面積をもつ一対の
    押圧部材5,5を、該両押圧部材5,5間に前
    記ゴミ袋20を収容し得る如く相互に所定間隔
    をもつて配置するとともに、前記ケース本体1
    に、前記一対の押圧部材5,5をそれぞれ縦向
    き姿勢を維持した状態で相互に近接離間方向に
    作動させるための押圧部材操作装置10を設け
    たことを特徴とするゴミ収容ケース。 2 内部1Aにゴミ袋20を収容し得るケース本
    体1内に、上部5aに前記ゴミ袋20の開口縁
    部21を止着し得る止着部25を有し且つ前記
    ゴミ袋20を該ゴミ袋20の外側面から押圧し
    て圧縮させることのできる面積をもつ単一の押
    圧部材55を、該押圧部材55の押圧面55A
    とケース本体1の側壁1B内面との間に前記ゴ
    ミ袋20を収容し得る間隔をもつて設置する一
    方、前記ケース本体1における前記押圧部材5
    5の押圧面55Aが対向する側壁1Bの内面上
    部にゴミ袋20の開口縁部21を止着する止着
    部57を設けるとともに、前記ケース本体1
    に、前記押圧部材55を該押圧部材55の押圧
    面55Aが対向するケース本体1の側壁1B内
    面に対して縦向き姿勢を維持した状態で近接離
    間方向に作動させるための押圧部材操作装置5
    8を設けたことを特徴とするゴミ収容ケース。
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JPS5414707U (ja) * 1977-07-04 1979-01-30

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