JPH0582347U - 商品陳列装置 - Google Patents

商品陳列装置

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JPH0582347U
JPH0582347U JP3032592U JP3032592U JPH0582347U JP H0582347 U JPH0582347 U JP H0582347U JP 3032592 U JP3032592 U JP 3032592U JP 3032592 U JP3032592 U JP 3032592U JP H0582347 U JPH0582347 U JP H0582347U
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suspension rod
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hole
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rod
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清美 井上
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単かつ安価な構成に基づいて、包装体が吊
支杆上で不必要に後退することなく、前方位置に確実に
保持されるようにする。 【構成】 前後方向の通孔11を通して吊支杆6に遊嵌し
た係止板10を、吊支杆6の適当な位置の溝部9に通孔縁
部をもって嵌合させることにより、吊支杆6に前後移動
不能に係止する。吊支杆6に吊支された最後位の包装体
は、この係止板10に当接することによって、もはやそれ
以上後退することがない。係止板10を前後移動不能に係
止する場合、係止板10の通孔縁部を嵌合させるようとす
る吊支杆6の溝部9の位置は、吊支杆6に吊支された包
装体の数に応じて、その都度適当に選択される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、多数の商品を吊支して展示する商品陳列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケット等の店舗においては、合成樹脂フィルム等によって台紙に 小物商品を封着した多数の包装体が、台紙の上部中央に穿設された通孔を介して 、鋼製の水平な吊支杆に吊支されて、展示されている。
【0003】 吊支杆に吊支されたこのような多数の包装体を前方に位置するものから取り出 す際には、後方に位置する包装体が押動されて後退したり、また、吊支杆の後部 が下向きに傾斜している時には、包装体が自然に後方へ滑動するようになる。
【0004】 このような場合、隣り合う吊支杆に吊支された商品群の前面に大きな凹凸がで きて体裁が悪くなる上に、商品が奥まって位置することから展示効果も損なわれ 、さらには商品の取り出しも困難になるという欠点が生じる。
【0005】 これらの欠点を解消するものとして、実開昭58−31869号公報には、先 端近傍に係止部を備える吊支杆の基端と商品との間に弾性体を介設することによ り、商品を係止部方向に付勢している商品陳列装置が開示されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記従来技術の場合、弾性体が高価である上に、商品の数に応じた弾 性体の付勢力の調整が困難であり、しかもあまりに多数の商品を吊支しようとす ると、弾性体の付勢力によって商品が前方に過度に押出されて吊支杆から落下す るという問題があった。
【0007】 本考案は、上記のような問題点に着目してなされたもので、簡単かつ安価な構 成に基づいて、包装体が吊支杆上で不必要に後退することなく、前方位置に確実 に保持されるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の商品陳列装置は、商品の包装体に穿設し た通孔により、多数の商品を吊支するようにした吊支杆の外面に、前後方向に所 要間隔をおいて適数の溝部を切設し、前後方向の通孔により吊支杆に遊嵌した係 止板を、吊支杆の前記溝部に通孔縁部をもって嵌合させることにより、前後移動 不能に係止したことを特徴としている。
【0009】
【作用】
前後方向の通孔を通して吊支杆に遊嵌した係止板を、吊支杆の適当な位置の溝 部に通孔縁部をもって嵌合させることにより、吊支杆に前後移動不能に係止する 。吊支杆に吊支された最後位の包装体は、この係止板に当接することによって、 もはやそれ以上後退することはあり得ない。係止板を前後移動不能に係止する場 合、係止板の通孔縁部を嵌合させるようとする吊支杆の溝部の位置は、吊支杆に 吊支された包装体の数に応じて、その都度適当に選択される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1において、垂直に立設された2つの支柱(1)には、所要間隔をおいて複数 の縦長孔(2)が穿設されており、そのうちの適当な高さ位置の縦長孔(2)に2つ のブラケット(3)が係止部を介して係止されている。この2つのブラケット(3) は、両支柱(1)の当該縦長孔(2)の水平間隔と同一の間隔を保って横杆(4)によ り一体的に結合されている。
【0011】 横杆(4)は、この実施例の場合長方形の横断面を有しているが、他の任意の多 角形横断面を有していてもよい。この横杆(4)には、横杆(4)の横断面形状に適 合した内面形状を有する連結片(5)を介して、吊支杆(6)をほぼ水平状態に維持 しつつ取り付けることができる。
【0012】 逆U字型の、即ち下方が解放された連結片(5)は横杆(4)に上方から任意に取 り付け・取り外し可能である。また連結片(5)が横杆(4)に取り付けられた状態 では、両者の形状的適合によって連結片(5)はもはや水平軸回りに回転し得ない 。しかし、連結片(5)を横杆4に沿って水平方向に移動させることは可能である 。
【0013】 連結片(5)の上面には吊支杆(6)の後端部分が固着されており、この吊支杆( 6)には、固着部の上方に、商品札等を取り付けるための支持棒(7)が延設され ている。また吊支杆(6)の前端部分には、吊支された包装体の落下を防止するた めの上向折曲部(8)が形成されている。
【0014】 吊支杆(6)には、所要間隔をおいて適当数の溝部(9)が切設されている。この 溝部(9)は、この実施例の場合、図2、3に特に明瞭に示されているように、吊 支杆(6)の側部に狭幅溝部として形成されている。吊支杆(6)には、係止板(10) が通孔(11)を通して挿通される。
【0015】 図4に示すように、係止板(10)の通孔(11)は、吊支杆(6)を遊嵌し得る大径の 孔部(12)と、その孔部(12)に連なって、前記狭幅溝部(9)に嵌合する小径の孔部 (13)を有している。しかしながら溝部(9)及び通孔(11)は、この実施例の形状に 限定されるものではない。
【0016】 要は、係止板(10)が吊支杆(6)の任意の溝部(9)に嵌合して、前後移動不能に 係止され得るように、溝部(9)及び通孔(10)が形成されていればよいのである。 したがって、例えば吊支杆(6)の上側部にのみ溝部(9)を設けておいて、吊支杆 (6)を遊嵌し得る係止板(10)が、大径の通孔(11)の上縁部をもってその溝部(9) に嵌合するようにしてもよい。
【0017】 次に、この商品陳列装置の使用態様を説明する。 まず、2つの支柱(1)の適当な高さの縦長孔(2)に、横杆(4)を介して互いに 結合された2つのブラケット(3)をそれぞれ係止して、その横杆(4)に連結片( 5)を嵌着し固定する。こうして、この連結片(5)に固着されている吊支杆(6) は、支柱(1)、ブラケット(3)、横杆(4)及び連結片(5)を介して、所望の高さ において水平状態に保持される。
【0018】 次に、この吊支杆(6)に、まず係止板(10)を通孔(11)の大径の孔部(12)を介し て遊嵌してから、多数の商品の包装体を該包装体の通孔を介して吊支させる。そ して吊支された最前位の包装体がちょうど上向折曲部(8)の手前に位置するよう に、最後位の包装体を前方に移動させ、この最後位の包装体よりも後方の最も手 前の溝部(9)に、既に遊嵌した係止板(10)の通孔(11)の小径の孔部(13)を嵌合さ せることによって、係止板(10)を前後移動不能に吊支杆(6)に係止させる。
【0019】 この係止板(10)によって最後位の包装体は、もはやそれ以上後方へ移動するこ とができない。包装体が吊支杆(6)から取り出されて、包装体の数がある程度減 少してきた時には、再び最後位の包装体を前方に移動させて、係止板(10)の係止 位置を適宜変更すればよい。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、次の効果を奏する。 (a) 吊支杆に設けられた溝部に係止板を嵌合させるというきわめて単純な構 成によって、吊支杆に吊支された包装体の後退移動を防止しているので、もはや 従来のような吊支杆の先端近傍の係止部や高価な弾性体は不要となり、それゆえ 製造コスト及び材料コストを従来よりも大幅に低く抑えることができる。
【0021】 (b) 従来のように、弾性体によって吊支された包装体を後方から圧迫してい ないので、前位の包装体が吊支杆から落下する心配はまったくない。
【0022】 (c) 係止板は溝部に単純に嵌合しているだけであるから、吊支された包装体 の数が変化した場合でも、係止板の係止位置を簡単に変更させることにより容易 に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す斜視図である。
【図2】同上の連結片を備えた吊支杆の側面図である。
【図3】同上の吊支杆の溝部付近の横断面図である。
【図4】同上の係止板の平面図である。
【図5】同上の吊支杆の溝部に嵌合している係止板の側
面図である。
【符号の説明】
(1)支柱 (2)縦長孔 (3)ブラケット (4)横杆 (5)連結片 (6)吊支杆 (7)支持棒 (8)上向折曲部 (9)狭幅溝部 (10)係止板 (11)通孔 (12)大径の孔部 (13)小径の孔部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の包装体に穿設した通孔により、多
    数の商品を吊支するようにした吊支杆の外面に、前後方
    向に所要間隔をおいて適数の溝部を切設し、前後方向の
    通孔によりこの吊支杆に遊嵌した係止板を、吊支杆の前
    記溝部に通孔縁部をもって嵌合させることにより、前後
    移動不能に係止したことを特徴とする商品陳列装置。
  2. 【請求項2】 係止板の通孔が、吊支杆を遊嵌するため
    の大径孔の上縁に連なって、前記溝部に嵌合するための
    小径孔を穿設したものである請求項1記載の商品陳列装
    置。
JP1992030325U 1992-04-10 1992-04-10 商品陳列装置 Expired - Lifetime JPH0721175Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992030325U JPH0721175Y2 (ja) 1992-04-10 1992-04-10 商品陳列装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992030325U JPH0721175Y2 (ja) 1992-04-10 1992-04-10 商品陳列装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0582347U true JPH0582347U (ja) 1993-11-09
JPH0721175Y2 JPH0721175Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=12300661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992030325U Expired - Lifetime JPH0721175Y2 (ja) 1992-04-10 1992-04-10 商品陳列装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003010737A (ja) * 2001-06-29 2003-01-14 Yoshino Kosakusho:Kk 高周波誘導加熱式の粉体塗装装置

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Publication number Publication date
JPH0721175Y2 (ja) 1995-05-17

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