JPH0582343A - 磁性体の消磁方法 - Google Patents
磁性体の消磁方法Info
- Publication number
- JPH0582343A JPH0582343A JP24308191A JP24308191A JPH0582343A JP H0582343 A JPH0582343 A JP H0582343A JP 24308191 A JP24308191 A JP 24308191A JP 24308191 A JP24308191 A JP 24308191A JP H0582343 A JPH0582343 A JP H0582343A
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- Japan
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- magnetic
- magnetization
- sample
- magnetic field
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の消磁方法において、磁性体を走行させ
たり、大きな装置のバルクイレイサー等が必要となる等
の課題を解決し、試料振動型磁化測定装置や磁気トルク
メータ等のように磁界印加型の磁気特性測定装置に試料
をセットしたまま試料を効果的に消磁できる磁性体の消
磁方法を提供する。 【構成】 磁化容易軸方向を有する磁性体の磁化困難軸
方向に交番減衰磁界を印加する。 【効果】 磁性体の磁気特性を測定するときに、別装置
のバルクイレイサーなどを使用する必要がなく、磁気特
性測定装置で消磁と測定を行うことができ、工数が削減
できるとともに測定精度が向上する。
たり、大きな装置のバルクイレイサー等が必要となる等
の課題を解決し、試料振動型磁化測定装置や磁気トルク
メータ等のように磁界印加型の磁気特性測定装置に試料
をセットしたまま試料を効果的に消磁できる磁性体の消
磁方法を提供する。 【構成】 磁化容易軸方向を有する磁性体の磁化困難軸
方向に交番減衰磁界を印加する。 【効果】 磁性体の磁気特性を測定するときに、別装置
のバルクイレイサーなどを使用する必要がなく、磁気特
性測定装置で消磁と測定を行うことができ、工数が削減
できるとともに測定精度が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁化容易軸を有する磁性
体の消磁方法に関し、特に試料振動型磁化測定装置(VS
M)等のような磁界印加型の磁気特性測定装置に磁化容易
軸を有する試料をセットしたままその試料を消磁する磁
性体の消磁方法に関する。
体の消磁方法に関し、特に試料振動型磁化測定装置(VS
M)等のような磁界印加型の磁気特性測定装置に磁化容易
軸を有する試料をセットしたままその試料を消磁する磁
性体の消磁方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁性体は外部から印加された磁界によっ
て磁化し、外部から印加した磁界と磁性体が発生した磁
化量の関係をその磁性体の磁気特性という。一般的にこ
の磁気特性は非線形的であり、しかも履歴(ヒステリシス)を
持つ。この履歴曲線上で磁化がゼロになる点を保磁力と
いい、磁化の消えにくさを表すパラメータとされてい
る。磁気記録媒体として用いられる磁性体は通常この保
磁力が大きく、磁化容易軸を有していて、磁気エネルギ
ーが大きいものが使用される。一度磁化した磁性体から
磁化を取り除くことを消磁といい、例えば長尺物の磁気
記録媒体などでは走行している媒体に信号として使用す
る周波数より高い周波数の交流磁界を媒体に当てること
で消磁を行う(交流消磁)方法がある。
て磁化し、外部から印加した磁界と磁性体が発生した磁
化量の関係をその磁性体の磁気特性という。一般的にこ
の磁気特性は非線形的であり、しかも履歴(ヒステリシス)を
持つ。この履歴曲線上で磁化がゼロになる点を保磁力と
いい、磁化の消えにくさを表すパラメータとされてい
る。磁気記録媒体として用いられる磁性体は通常この保
磁力が大きく、磁化容易軸を有していて、磁気エネルギ
ーが大きいものが使用される。一度磁化した磁性体から
磁化を取り除くことを消磁といい、例えば長尺物の磁気
記録媒体などでは走行している媒体に信号として使用す
る周波数より高い周波数の交流磁界を媒体に当てること
で消磁を行う(交流消磁)方法がある。
【0003】円盤状の媒体(磁性体)や長尺物の媒体
(磁性体)を一度に消磁する場合にはバルクイレイサー
と呼ばれる消磁機を用いるが、これは数十から数百Hz
の交流磁界をその周波数より十分遅い周期で増加減少さ
せ、その磁界中に磁性体を置くことによって、消磁を行
うものであって基本的に交流消磁と同一のものである。
この時消磁する磁性体の保磁力が大きければ大きいほど
印加する磁界の最大値は大きくしなければ消磁すること
はできない。
(磁性体)を一度に消磁する場合にはバルクイレイサー
と呼ばれる消磁機を用いるが、これは数十から数百Hz
の交流磁界をその周波数より十分遅い周期で増加減少さ
せ、その磁界中に磁性体を置くことによって、消磁を行
うものであって基本的に交流消磁と同一のものである。
この時消磁する磁性体の保磁力が大きければ大きいほど
印加する磁界の最大値は大きくしなければ消磁すること
はできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な消磁方法では磁性体を走行させたり、またはバルクイ
レイサー等のような大きな装置が必要となる。ところ
で、磁性体はその磁気特性を測定するために試料振動型
磁化測定装置やトルクメータを用いるが、その磁気特性
を測定するのに試料を消磁してから測定を始めなければ
ならない項目もある。例えば、ACレマネンス特性と呼
ばれる磁気特性項目は消磁状態から一度、ある大きさの
磁界を試料にかけ、磁界を取り去った後、試料がどの程
度の磁化を有したかを、大きさの違う磁界に対して次々
に測定して行く。このような測定項目では印加する磁界
を変えるごとに試料を消磁する必要がある。
な消磁方法では磁性体を走行させたり、またはバルクイ
レイサー等のような大きな装置が必要となる。ところ
で、磁性体はその磁気特性を測定するために試料振動型
磁化測定装置やトルクメータを用いるが、その磁気特性
を測定するのに試料を消磁してから測定を始めなければ
ならない項目もある。例えば、ACレマネンス特性と呼
ばれる磁気特性項目は消磁状態から一度、ある大きさの
磁界を試料にかけ、磁界を取り去った後、試料がどの程
度の磁化を有したかを、大きさの違う磁界に対して次々
に測定して行く。このような測定項目では印加する磁界
を変えるごとに試料を消磁する必要がある。
【0005】従来、このために試料をその都度バルクイ
レイサーで消磁してからまた測定するといった方法を用
いていたわけであるが、試料を装置から取り去ると、も
との測定状態の位置に試料を戻すことが困難であるため
に測定精度が低くなったり、またその都度装置から試料
を取り外すのは非常な手間になるといった課題があっ
た。
レイサーで消磁してからまた測定するといった方法を用
いていたわけであるが、試料を装置から取り去ると、も
との測定状態の位置に試料を戻すことが困難であるため
に測定精度が低くなったり、またその都度装置から試料
を取り外すのは非常な手間になるといった課題があっ
た。
【0006】本発明は上記課題を解決するものであり、
試料振動型磁化測定装置や磁気トルクメータ等のように
磁界印加型の磁気特性測定装置に試料をセットしたまま
試料を消磁する磁性体の消磁方法を提供することを目的
とする。
試料振動型磁化測定装置や磁気トルクメータ等のように
磁界印加型の磁気特性測定装置に試料をセットしたまま
試料を消磁する磁性体の消磁方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、磁化容易軸方向を有する磁性体の磁化困難
軸方向に交番減衰磁界を印加するものである。
するために、磁化容易軸方向を有する磁性体の磁化困難
軸方向に交番減衰磁界を印加するものである。
【0008】
【作用】交流消去の原理はプラスからマイナスまでの交
流磁界で磁化曲線の磁化の点を早い周波数で振りながら
その振り幅をゆっくり小さくして行くことで磁化曲線の
ゼロ点に集束させることである。ところで磁性体の磁化
容易軸方向では磁化曲線が大きく膨らんでいる。これは
その方向で磁化が取り得る状態を多く持っていることを
示しているが、そのため振幅の周期の遅い交番減衰磁界
を印加したのでは磁化曲線の中心には集束しにくい。し
かし、磁化困難軸方向であれば磁化曲線が痩せているた
め、磁化が取り得る状態が少なく、振幅周期の遅い交番
減衰磁界でも磁化曲線の中心に集束し易くなる。本発明
はこのような作用を利用して目的を達成するものであ
る。
流磁界で磁化曲線の磁化の点を早い周波数で振りながら
その振り幅をゆっくり小さくして行くことで磁化曲線の
ゼロ点に集束させることである。ところで磁性体の磁化
容易軸方向では磁化曲線が大きく膨らんでいる。これは
その方向で磁化が取り得る状態を多く持っていることを
示しているが、そのため振幅の周期の遅い交番減衰磁界
を印加したのでは磁化曲線の中心には集束しにくい。し
かし、磁化困難軸方向であれば磁化曲線が痩せているた
め、磁化が取り得る状態が少なく、振幅周期の遅い交番
減衰磁界でも磁化曲線の中心に集束し易くなる。本発明
はこのような作用を利用して目的を達成するものであ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について具体的に説
明する。磁気特性測定装置としては試料振動型磁化測定
装置(VSM)を用いた。この時用いたVSMは一対の
電磁石のコア部の間に試料を取り付けた試料棒を上方か
ら保持し、80Hzの周波数で振動させ、試料の磁化を
測定するものである。
明する。磁気特性測定装置としては試料振動型磁化測定
装置(VSM)を用いた。この時用いたVSMは一対の
電磁石のコア部の間に試料を取り付けた試料棒を上方か
ら保持し、80Hzの周波数で振動させ、試料の磁化を
測定するものである。
【0010】磁化を測定するためのピックアップコイル
は電磁石のコア部に取り付けられており、磁界印加方向
の磁化を測定できるようになっている。振動部は電磁石
上部に位置した回転台に取り付けられており、試料棒を
振動させながら回転させることができる。また回転台や
電磁石の発生する磁界はパソコンで制御されており、プ
ログラミングにより自動測定を行うことができる。磁性
体のサンプルとして塗布型メタル(サンプルA)と塗布
型バリウムフェライト(サンプルB)の2つの磁気記録
媒体を選んだ。その特性を(表1)に示す。(表1)に
示すように今回用いたサンプルはシート状の磁性体で面
内の1方向に磁化容易軸を有している。
は電磁石のコア部に取り付けられており、磁界印加方向
の磁化を測定できるようになっている。振動部は電磁石
上部に位置した回転台に取り付けられており、試料棒を
振動させながら回転させることができる。また回転台や
電磁石の発生する磁界はパソコンで制御されており、プ
ログラミングにより自動測定を行うことができる。磁性
体のサンプルとして塗布型メタル(サンプルA)と塗布
型バリウムフェライト(サンプルB)の2つの磁気記録
媒体を選んだ。その特性を(表1)に示す。(表1)に
示すように今回用いたサンプルはシート状の磁性体で面
内の1方向に磁化容易軸を有している。
【0011】
【表1】
【0012】本発明の消磁方法に用いる交番減衰磁界と
して、開始時の磁界強度を1240kA/m(13kOe)、プラス
からマイナスまでの1掃引当りの減衰率を40kA/m(0.5k
Oe)とし、26回の掃引で磁界をゼロにするという方法
をとった。掃引速度は約800A/m/sec (10Oe/sec)であっ
た。本発明の実施例である方法1を次の手順で行なっ
た。 方法1ー1)サンプルA、Bをそれぞれ6mm角に切り出
し、それを4枚重ねてサンプルの法線方向が電磁石の発
生する磁界に対して垂直になるようにVSMに取り付
け、試料を磁化させるために、一度磁化容易軸方向に十
分大きな磁界を印加した後、磁界を取り去った。この時
の磁化容易軸方向の残留磁化をBr1とした。 方法1ー2)サンプルを90度回転させて電磁石の発生
する磁界が磁化困難軸方向にかかるようにして交番減衰
磁界を印加した。 方法1ー3)サンプルを再び90度回転させて元に戻
し、磁化容易軸方向の残留磁化を測定し、Br2とした。 本発明に対する比較例として、方法2を次の手順で行な
った。 方法2ー1)サンプルA、Bをそれぞれ6mm角に切り出
し、それを4枚重ねてサンプルの法線方向が電磁石の発
生する磁界に対して垂直になるようにVSMに取り付
け、試料を磁化させるために、一度磁化容易軸方向に十
分大きな磁界を印加した後、磁界を取り去った。この時
の磁化容易軸方向の残留磁化をBr1とした。 方法2ー2)サンプルを回転させず、電磁石の発生する
磁界が磁化容易軸方向にかかるようにして交番減衰磁界
を印加した。 方法2ー3)サンプルの磁化容易軸方向の残留磁化を測
定し、Br2とした。 方法1及び2ともに(1ーBr1/Br2)を消磁率として算出
し、その結果を(表2)に示した。表に示す数値が高く
なるほどよく消磁されていることを意味する。サンプル
A、Bともに本発明の実施例である方法1によって非常
に高い消磁率を示していることが分かる。
して、開始時の磁界強度を1240kA/m(13kOe)、プラス
からマイナスまでの1掃引当りの減衰率を40kA/m(0.5k
Oe)とし、26回の掃引で磁界をゼロにするという方法
をとった。掃引速度は約800A/m/sec (10Oe/sec)であっ
た。本発明の実施例である方法1を次の手順で行なっ
た。 方法1ー1)サンプルA、Bをそれぞれ6mm角に切り出
し、それを4枚重ねてサンプルの法線方向が電磁石の発
生する磁界に対して垂直になるようにVSMに取り付
け、試料を磁化させるために、一度磁化容易軸方向に十
分大きな磁界を印加した後、磁界を取り去った。この時
の磁化容易軸方向の残留磁化をBr1とした。 方法1ー2)サンプルを90度回転させて電磁石の発生
する磁界が磁化困難軸方向にかかるようにして交番減衰
磁界を印加した。 方法1ー3)サンプルを再び90度回転させて元に戻
し、磁化容易軸方向の残留磁化を測定し、Br2とした。 本発明に対する比較例として、方法2を次の手順で行な
った。 方法2ー1)サンプルA、Bをそれぞれ6mm角に切り出
し、それを4枚重ねてサンプルの法線方向が電磁石の発
生する磁界に対して垂直になるようにVSMに取り付
け、試料を磁化させるために、一度磁化容易軸方向に十
分大きな磁界を印加した後、磁界を取り去った。この時
の磁化容易軸方向の残留磁化をBr1とした。 方法2ー2)サンプルを回転させず、電磁石の発生する
磁界が磁化容易軸方向にかかるようにして交番減衰磁界
を印加した。 方法2ー3)サンプルの磁化容易軸方向の残留磁化を測
定し、Br2とした。 方法1及び2ともに(1ーBr1/Br2)を消磁率として算出
し、その結果を(表2)に示した。表に示す数値が高く
なるほどよく消磁されていることを意味する。サンプル
A、Bともに本発明の実施例である方法1によって非常
に高い消磁率を示していることが分かる。
【0013】
【表2】
【0014】本実施例では、サンプルの面内の磁化困難
軸方向に交番減衰磁界を加えたが、サンプルが本実施例
のように膜状で面内のある方向に磁化容易軸がある場合
はサンプルの膜垂直方向に交番減衰磁界を加えてもよ
い。
軸方向に交番減衰磁界を加えたが、サンプルが本実施例
のように膜状で面内のある方向に磁化容易軸がある場合
はサンプルの膜垂直方向に交番減衰磁界を加えてもよ
い。
【0015】なお、交番減衰磁界の掃引周波数が1Hz
を超えると消磁不充分となる。また交番減衰磁界の1掃
引当りの減衰率は80kA/m(1kOe)以下であることが望まし
い。開始時磁界が保磁力の3倍より小さいところからは
じめると、減衰率を小さくしても十分な消磁を行なえな
い場合がある。
を超えると消磁不充分となる。また交番減衰磁界の1掃
引当りの減衰率は80kA/m(1kOe)以下であることが望まし
い。開始時磁界が保磁力の3倍より小さいところからは
じめると、減衰率を小さくしても十分な消磁を行なえな
い場合がある。
【0016】
【発明の効果】上記実施例より明らかなように本発明
は、磁化容易軸方向を有する磁性体の磁化困難軸方向に
交番減衰磁界を印加するものであり、磁界印加型磁気特
性測定装置上でサンプルを取り外すことなく、磁性体を
消磁することができるので、消磁に必要な時間を短縮で
きるとともに測定精度を向上できるという効果を得るこ
とができる。
は、磁化容易軸方向を有する磁性体の磁化困難軸方向に
交番減衰磁界を印加するものであり、磁界印加型磁気特
性測定装置上でサンプルを取り外すことなく、磁性体を
消磁することができるので、消磁に必要な時間を短縮で
きるとともに測定精度を向上できるという効果を得るこ
とができる。
Claims (3)
- 【請求項1】磁化容易軸方向を有する磁性体の磁化困難
軸方向に交番減衰磁界を印加することを特徴とする磁性
体の消磁方法。 - 【請求項2】印加する交番減衰磁界の掃引周波数が1H
z以下であることを特徴とする請求項1記載の磁性体の
消磁方法。 - 【請求項3】印加する交番減衰磁界が少なくとも消磁さ
れる磁性体の保磁力の3倍以上の強度から開始されるこ
とを特徴とする請求項1記載の磁性体の消磁方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24308191A JPH0582343A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 磁性体の消磁方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24308191A JPH0582343A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 磁性体の消磁方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582343A true JPH0582343A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17098500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24308191A Pending JPH0582343A (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 磁性体の消磁方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0582343A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5849391A (en) * | 1994-08-26 | 1998-12-15 | Nippondenco Co., Ltd. | Cordierite honeycomb structure and process for producing the same |
JP2008263079A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Nippon Denji Sokki Kk | 脱磁装置及び脱磁方法 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP24308191A patent/JPH0582343A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5849391A (en) * | 1994-08-26 | 1998-12-15 | Nippondenco Co., Ltd. | Cordierite honeycomb structure and process for producing the same |
US6080356A (en) * | 1994-08-26 | 2000-06-27 | Nippondenso Co., Ltd. | Cordierite honeycomb structure and process for producing the same |
JP2008263079A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Nippon Denji Sokki Kk | 脱磁装置及び脱磁方法 |
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