JPH0582268A - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
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- JPH0582268A JPH0582268A JP2406803A JP40680390A JPH0582268A JP H0582268 A JPH0582268 A JP H0582268A JP 2406803 A JP2406803 A JP 2406803A JP 40680390 A JP40680390 A JP 40680390A JP H0582268 A JPH0582268 A JP H0582268A
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 10
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000010485 coping Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
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- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 天井吊り下げ灯で、30Wおよび32Wの蛍光ラ
ンプの組み合わせと、32Wおよび40Wの蛍光ランプの組
み合わせとの両方に対して、器具本体および点灯回路を
共通に使う。 【構成】 器具本体に内蔵された点灯回路47の負荷検知
回路50が、器具本体に装着された蛍光ランプ26,27側の
負荷を検知する。制御回路48が、検知された負荷に対応
した適正な出力を主回路49から蛍光ランプ26,27に供給
させる。
ンプの組み合わせと、32Wおよび40Wの蛍光ランプの組
み合わせとの両方に対して、器具本体および点灯回路を
共通に使う。 【構成】 器具本体に内蔵された点灯回路47の負荷検知
回路50が、器具本体に装着された蛍光ランプ26,27側の
負荷を検知する。制御回路48が、検知された負荷に対応
した適正な出力を主回路49から蛍光ランプ26,27に供給
させる。
Description
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、天井吊り下げ灯などの
照明器具に係わり、特に、負荷の異なる複数種のランプ
に対応するための構造に関する。
照明器具に係わり、特に、負荷の異なる複数種のランプ
に対応するための構造に関する。
【0003】
【従来の技術】円環形の蛍光ランプを有する天井吊り下
げ灯は、通常、一対のランプを有しているが、これらの
ランプの組み合わせには、30Wと32W(計62W)あるい
は32Wと40W(計72W)など何種類かがある。
げ灯は、通常、一対のランプを有しているが、これらの
ランプの組み合わせには、30Wと32W(計62W)あるい
は32Wと40W(計72W)など何種類かがある。
【0004】そして、従来の天井吊り下げ灯において
は、器具本体に内蔵された点灯回路が、特定の負荷のラ
ンプ、例えば、62Wのランプ群あるいは72Wのランプ群
などのいずれか1つのみに対応可能なものになってい
た。また、ランプは、器具本体にランプホルダーにより
機械的に保持されるとともに、点灯回路にランプソケッ
トを介して電気的に接続されるが、ランプおよびランプ
ソケットは、寸法的に、62Wのランプ群あるいは72Wの
ランプ群などのいずれか1つのみを保持および接続可能
なものになっていた。
は、器具本体に内蔵された点灯回路が、特定の負荷のラ
ンプ、例えば、62Wのランプ群あるいは72Wのランプ群
などのいずれか1つのみに対応可能なものになってい
た。また、ランプは、器具本体にランプホルダーにより
機械的に保持されるとともに、点灯回路にランプソケッ
トを介して電気的に接続されるが、ランプおよびランプ
ソケットは、寸法的に、62Wのランプ群あるいは72Wの
ランプ群などのいずれか1つのみを保持および接続可能
なものになっていた。
【0005】しかし、このように、62Wのランプ群ある
いは72Wのランプ群などの各々に対して専用の器具本体
および点灯回路を設ける従来の構造では、製造上不利で
あり、コストアップも招く。
いは72Wのランプ群などの各々に対して専用の器具本体
および点灯回路を設ける従来の構造では、製造上不利で
あり、コストアップも招く。
【0006】また、従来、器具本体に対するランプの着
脱をワンタッチで行なえるように、ランプホルダーおよ
びランプソケットを有し器具本体に着脱自在に装着され
るアダプターを設けた天井吊り下げ灯が知られている。
脱をワンタッチで行なえるように、ランプホルダーおよ
びランプソケットを有し器具本体に着脱自在に装着され
るアダプターを設けた天井吊り下げ灯が知られている。
【0007】しかし、従来のこの種の天井吊り下げ灯に
おいては、62Wのランプ群あるいは72Wのランプ群など
の各々に対して個別にアダプターを設けていた。また、
器具本体および点灯回路も、前述のように、62Wのラン
プ群あるいは72Wのランプ群などの各々に対して専用の
ものであった。
おいては、62Wのランプ群あるいは72Wのランプ群など
の各々に対して個別にアダプターを設けていた。また、
器具本体および点灯回路も、前述のように、62Wのラン
プ群あるいは72Wのランプ群などの各々に対して専用の
ものであった。
【0008】したがって、やはり製造上不利であり、コ
ストアップも招く欠点がある。
ストアップも招く欠点がある。
【0009】また、例えば62W用の器具本体に72W用の
アダプターを装着してしまうといった誤使用を防止する
ために、器具本体とアダプターとに誤使用防止手段を設
ける必要があった。この誤使用防止手段は、例えば、62
W用の器具本体に対する72W用のアダプターの装着を妨
げる突起などである。
アダプターを装着してしまうといった誤使用を防止する
ために、器具本体とアダプターとに誤使用防止手段を設
ける必要があった。この誤使用防止手段は、例えば、62
W用の器具本体に対する72W用のアダプターの装着を妨
げる突起などである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
天井吊り下げ灯などの照明器具においては、負荷の異な
る複数種のランプ各々に対して専用の器具本体および点
灯回路やアダプターを設けていたため、製造上不利であ
り、コストアップも招く問題があった。また、特にアダ
プターを有する照明器具においては、例えば62W用の器
具本体に72W用のアダプターを装着してしまうといった
誤使用を防止するために、誤使用防止手段を設ける必要
があり、構造が複雑になる問題があった。
天井吊り下げ灯などの照明器具においては、負荷の異な
る複数種のランプ各々に対して専用の器具本体および点
灯回路やアダプターを設けていたため、製造上不利であ
り、コストアップも招く問題があった。また、特にアダ
プターを有する照明器具においては、例えば62W用の器
具本体に72W用のアダプターを装着してしまうといった
誤使用を防止するために、誤使用防止手段を設ける必要
があり、構造が複雑になる問題があった。
【0011】本発明は、このような問題点を除去しよう
とするもので、負荷の異なる複数種のランプに対して器
具本体および点灯回路やアダプターを共用化でき、製造
上有利であり、コストダウンできる照明器具を提供する
ことを目的とする。
とするもので、負荷の異なる複数種のランプに対して器
具本体および点灯回路やアダプターを共用化でき、製造
上有利であり、コストダウンできる照明器具を提供する
ことを目的とする。
【0012】特に、請求項1に記載の発明は、器具本体
および点灯回路の標準化を図り、点灯回路がランプ側の
負荷に対応できないことによる不具合ももとより生じる
ことのない照明器具を提供することを目的とする。
および点灯回路の標準化を図り、点灯回路がランプ側の
負荷に対応できないことによる不具合ももとより生じる
ことのない照明器具を提供することを目的とする。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、アダプタ
ーを備えた照明器具において、器具本体などの標準化を
図ることを目的とする。
ーを備えた照明器具において、器具本体などの標準化を
図ることを目的とする。
【0014】さらに、請求項3に記載の発明は、器具本
体あるいはアダプターのよりいっそうの標準化を図るこ
とを目的とする。
体あるいはアダプターのよりいっそうの標準化を図るこ
とを目的とする。
【0015】〔発明の構成〕
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
照明器具は、点灯回路を内蔵した器具本体と、この器具
本体に装着されるランプとを具備している。そして、前
記点灯回路は、前記ランプに出力を供給する主回路と、
前記ランプ側の負荷を検知する負荷検知回路と、この負
荷検知回路により検知された負荷に対応した適正な出力
を前記主回路から供給させる制御回路とを有するもので
ある。
照明器具は、点灯回路を内蔵した器具本体と、この器具
本体に装着されるランプとを具備している。そして、前
記点灯回路は、前記ランプに出力を供給する主回路と、
前記ランプ側の負荷を検知する負荷検知回路と、この負
荷検知回路により検知された負荷に対応した適正な出力
を前記主回路から供給させる制御回路とを有するもので
ある。
【0017】また、請求項2に記載の発明の照明器具
は、点灯回路を内蔵するとともにこの点灯回路に電気的
に接続されたコネクターを有するアダプター装着部を設
けた器具本体と、この器具本体の前記コネクターに接続
されるコネクターを有し前記アダプター装着部に着脱自
在に装着されるとともにランプを保持するアダプターと
を具備している。そして、前記点灯回路は、負荷の異な
る複数種のランプに対応可能とし、また、前記器具本体
に、負荷の異なる複数種のランプにそれぞれ対応する複
数個のコネクターを別個に設け、一方、前記アダプター
には、前記器具本体の複数個のコネクターのうち、同ア
ダプターに保持されたランプに対応するコネクターのみ
に選択的に接続されるコネクターを設けたものである。
は、点灯回路を内蔵するとともにこの点灯回路に電気的
に接続されたコネクターを有するアダプター装着部を設
けた器具本体と、この器具本体の前記コネクターに接続
されるコネクターを有し前記アダプター装着部に着脱自
在に装着されるとともにランプを保持するアダプターと
を具備している。そして、前記点灯回路は、負荷の異な
る複数種のランプに対応可能とし、また、前記器具本体
に、負荷の異なる複数種のランプにそれぞれ対応する複
数個のコネクターを別個に設け、一方、前記アダプター
には、前記器具本体の複数個のコネクターのうち、同ア
ダプターに保持されたランプに対応するコネクターのみ
に選択的に接続されるコネクターを設けたものである。
【0018】さらに、請求項3に記載の発明の照明器具
は、点灯回路を内蔵した器具本体と、ランプと、このラ
ンプを前記器具本体に保持するランプホルダーと、前記
点灯回路を前記ランプに電気的に接続させるランプソケ
ットとを具備した、請求項1または2に記載の発明の照
明器具において、前記ランプホルダーないしランプソケ
ットは、可動にして、負荷が異なり寸法が異なる複数種
のランプを選択的に保持および接続可能としたものであ
る。
は、点灯回路を内蔵した器具本体と、ランプと、このラ
ンプを前記器具本体に保持するランプホルダーと、前記
点灯回路を前記ランプに電気的に接続させるランプソケ
ットとを具備した、請求項1または2に記載の発明の照
明器具において、前記ランプホルダーないしランプソケ
ットは、可動にして、負荷が異なり寸法が異なる複数種
のランプを選択的に保持および接続可能としたものであ
る。
【0019】
【作用】請求項1に記載の発明の照明器具では、器具本
体に内蔵された点灯回路の負荷検知回路が、器具本体に
装着されたランプ側の負荷を検知する。そして、制御回
路が、負荷検知回路により検知された負荷に対応した適
正な出力を主回路からランプに供給させる。すなわち、
器具本体に負荷の異なる異種のランプが装着されても、
それぞれについて点灯回路が自動的に対応することにな
る。
体に内蔵された点灯回路の負荷検知回路が、器具本体に
装着されたランプ側の負荷を検知する。そして、制御回
路が、負荷検知回路により検知された負荷に対応した適
正な出力を主回路からランプに供給させる。すなわち、
器具本体に負荷の異なる異種のランプが装着されても、
それぞれについて点灯回路が自動的に対応することにな
る。
【0020】請求項2に記載の発明の照明器具では、点
灯回路を内蔵した器具本体にランプを装着するとき、ま
ずランプをアダプターに保持した後、このアダプターを
器具本体のアダプター装着部に装着する。このとき、器
具本体側のコネクターにアダプター側のコネクターが接
続されて、点灯回路がランプに電気的に接続される。と
ころで、点灯回路は、負荷の異なる複数種のランプに対
応可能なものであり、器具本体には、負荷の異なる複数
種のランプにそれぞれ対応する複数個のコネクターがあ
るが、これらのコネクターのうち、器具本体に装着され
たアダプターに保持されたランプに対応するコネクター
に、同アダプターのコネクターが選択的に接続される。
したがって、器具本体にアダプターを介して負荷の異な
る異種のランプが装着されても、このランプにはコネク
ターを介して点灯回路から適正な出力が供給されること
になる。
灯回路を内蔵した器具本体にランプを装着するとき、ま
ずランプをアダプターに保持した後、このアダプターを
器具本体のアダプター装着部に装着する。このとき、器
具本体側のコネクターにアダプター側のコネクターが接
続されて、点灯回路がランプに電気的に接続される。と
ころで、点灯回路は、負荷の異なる複数種のランプに対
応可能なものであり、器具本体には、負荷の異なる複数
種のランプにそれぞれ対応する複数個のコネクターがあ
るが、これらのコネクターのうち、器具本体に装着され
たアダプターに保持されたランプに対応するコネクター
に、同アダプターのコネクターが選択的に接続される。
したがって、器具本体にアダプターを介して負荷の異な
る異種のランプが装着されても、このランプにはコネク
ターを介して点灯回路から適正な出力が供給されること
になる。
【0021】さらに、請求項3に記載の発明の照明器具
では、ランプを器具本体に保持するランプホルダー、ま
たは、点灯回路をランプに電気的に接続させるランプソ
ケットを動かすことにより、同じランプホルダーに、負
荷が異なり寸法が異なる複数種のランプを選択的に保持
させられるとともに、このランプに同じランプソケット
を接続できる。
では、ランプを器具本体に保持するランプホルダー、ま
たは、点灯回路をランプに電気的に接続させるランプソ
ケットを動かすことにより、同じランプホルダーに、負
荷が異なり寸法が異なる複数種のランプを選択的に保持
させられるとともに、このランプに同じランプソケット
を接続できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の照明器具の第1実施例の構成
を図1および図2に基づいて説明する。なお、この実施
例の照明器具は、天井吊り下げ灯である。
を図1および図2に基づいて説明する。なお、この実施
例の照明器具は、天井吊り下げ灯である。
【0023】図2において、11は円板状の器具本体で、
この器具本体11は、上ケース12と、この上ケース12の下
側に取り付けられた下ケース13と、前記上ケース12上に
取り付けられたコードホルダー14とからなっている。そ
して、建造物の天井から垂下したコード15が前記コード
ホルダー14に保持されているとともに、器具本体11内に
導入されている。
この器具本体11は、上ケース12と、この上ケース12の下
側に取り付けられた下ケース13と、前記上ケース12上に
取り付けられたコードホルダー14とからなっている。そ
して、建造物の天井から垂下したコード15が前記コード
ホルダー14に保持されているとともに、器具本体11内に
導入されている。
【0024】そして、図示していないが、前記器具本体
11内には、インバータなどからなる点灯回路を搭載した
回路基板が収納されている。
11内には、インバータなどからなる点灯回路を搭載した
回路基板が収納されている。
【0025】また、前記器具本体11の下ケース13の下面
部には、その中心を通る直線状のアダプター装着部16が
凹状に形成されている。そして、このアダプター装着部
16の中央部には、点灯および消灯用のプルスイッチ17が
設けられており、このスイッチ17からはその操作用の引
紐18が垂下している。また、アダプター装着部16には、
常夜灯19が一端側に設けられているとともに、前記点灯
回路に電気的に接続されたコネクター20が他端側に設け
られている。さらに、アダプター装着部16の両側面に
は、係止孔21がそれぞれ形成されている。
部には、その中心を通る直線状のアダプター装着部16が
凹状に形成されている。そして、このアダプター装着部
16の中央部には、点灯および消灯用のプルスイッチ17が
設けられており、このスイッチ17からはその操作用の引
紐18が垂下している。また、アダプター装着部16には、
常夜灯19が一端側に設けられているとともに、前記点灯
回路に電気的に接続されたコネクター20が他端側に設け
られている。さらに、アダプター装着部16の両側面に
は、係止孔21がそれぞれ形成されている。
【0026】26,27は円環形の蛍光ランプで、これら蛍
光ランプ26,27は、互いに径が異なっているが、前記器
具本体11に同心円状に配されるものである。なお、蛍光
ランプ26,27の径は前記器具本体11の径と同等ないし若
干大きくなっている。また、前記蛍光ランプ26,27は、
一側に口金28,29を有している。
光ランプ26,27は、互いに径が異なっているが、前記器
具本体11に同心円状に配されるものである。なお、蛍光
ランプ26,27の径は前記器具本体11の径と同等ないし若
干大きくなっている。また、前記蛍光ランプ26,27は、
一側に口金28,29を有している。
【0027】31はアダプターで、このアダプター31は、
前記器具本体11のアダプター装着部16に着脱自在に装着
されるものであり、この装着部16とほぼ同じ形状になっ
ている。そして、アダプター31の両側面部には、アダプ
ター装着部16の係止孔21に係脱自在に係合される係止爪
32がそれぞれ形成されている。また、アダプター31の下
面部には、前記引紐18を通す開口33が形成されている。
さらに、アダプター31の一端側には、前記器具本体11側
のコネクター20に着脱自在に接続されるコネクター34が
上方へ突設されている。なお、アダプター31における少
なくとも常夜灯19が対向する部分は、透光窓35になって
いる。
前記器具本体11のアダプター装着部16に着脱自在に装着
されるものであり、この装着部16とほぼ同じ形状になっ
ている。そして、アダプター31の両側面部には、アダプ
ター装着部16の係止孔21に係脱自在に係合される係止爪
32がそれぞれ形成されている。また、アダプター31の下
面部には、前記引紐18を通す開口33が形成されている。
さらに、アダプター31の一端側には、前記器具本体11側
のコネクター20に着脱自在に接続されるコネクター34が
上方へ突設されている。なお、アダプター31における少
なくとも常夜灯19が対向する部分は、透光窓35になって
いる。
【0028】また、前記アダプター31の下面両端側に
は、アーム状のランプホルダー36,37がそれぞれ固定的
に突設されている。これらランプホルダー36,37は、前
記蛍光ランプ26,27を保持するものであり、これら蛍光
ランプ26,27に係脱自在に係合するほぼ半円状のランプ
保持部38,39,40,41を先端部に一対ずつ有している。
そして、図示していないが、一方のランプホルダー36の
ランプ保持部38,39には、蛍光ランプ26,27の口金28,
29に着脱自在に接続され、これら蛍光ランプ26,27を前
記点灯回路に電気的に接続させるランプソケットがそれ
ぞれ設けられている。
は、アーム状のランプホルダー36,37がそれぞれ固定的
に突設されている。これらランプホルダー36,37は、前
記蛍光ランプ26,27を保持するものであり、これら蛍光
ランプ26,27に係脱自在に係合するほぼ半円状のランプ
保持部38,39,40,41を先端部に一対ずつ有している。
そして、図示していないが、一方のランプホルダー36の
ランプ保持部38,39には、蛍光ランプ26,27の口金28,
29に着脱自在に接続され、これら蛍光ランプ26,27を前
記点灯回路に電気的に接続させるランプソケットがそれ
ぞれ設けられている。
【0029】なお、前記蛍光ランプ26,27の組み合わせ
には、30Wと32W(計62W)あるいは32Wと40W(計72
W)などがあるが、それぞれの組み合わせに対して専用
のアダプター31が設けられている。これらアダプター31
は、各組み合わせでの蛍光ランプ26,27の内外径の違い
に対応するためにランプホルダー36,37の大きさを変え
てあるが、コネクター34を含めたそれ以外の構成はほと
んど同じになっている。
には、30Wと32W(計62W)あるいは32Wと40W(計72
W)などがあるが、それぞれの組み合わせに対して専用
のアダプター31が設けられている。これらアダプター31
は、各組み合わせでの蛍光ランプ26,27の内外径の違い
に対応するためにランプホルダー36,37の大きさを変え
てあるが、コネクター34を含めたそれ以外の構成はほと
んど同じになっている。
【0030】つぎに、前記点灯回路の構成を図1に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0031】交流電源46が点灯回路47の制御回路48に接
続されており、この制御回路48が同じ点灯回路47の主回
路49と負荷検知回路50とにそれぞれ接続されている。そ
して、これら主回路49および負荷検知回路50が前記器具
本体11側のコネクター20に接続されている。また、この
コネクター20に接続される、アダプター31側のコネクタ
ー34に蛍光ランプ26,27が接続される。
続されており、この制御回路48が同じ点灯回路47の主回
路49と負荷検知回路50とにそれぞれ接続されている。そ
して、これら主回路49および負荷検知回路50が前記器具
本体11側のコネクター20に接続されている。また、この
コネクター20に接続される、アダプター31側のコネクタ
ー34に蛍光ランプ26,27が接続される。
【0032】主回路49は、蛍光ランプ26,27に出力を供
給するものである。負荷検知回路50は、蛍光ランプ26,
27側の負荷の特性を検知するものである。制御回路48
は、負荷検知回路50により検知された負荷に対応した適
正な出力を主回路49から供給させるものである。
給するものである。負荷検知回路50は、蛍光ランプ26,
27側の負荷の特性を検知するものである。制御回路48
は、負荷検知回路50により検知された負荷に対応した適
正な出力を主回路49から供給させるものである。
【0033】つぎに、前記実施例の作用について説明す
る。
る。
【0034】器具本体11に蛍光ランプ26,27を装着する
ときには、まず、これら蛍光ランプ26,27の口金28,29
部分をアダプター31の一方のランプホルダー36のランプ
保持部38,39に係合させるとともに、蛍光ランプ26,27
の口金28,29と反対側の部分を他方のランプホルダー37
のランプ保持部40,41に係合させて、アダプター31に蛍
光ランプ26,27を保持する。このとき、ランプ保持部3
8,39にあるランプソケットが蛍光ランプ26,27の口金2
8,29に接続される。
ときには、まず、これら蛍光ランプ26,27の口金28,29
部分をアダプター31の一方のランプホルダー36のランプ
保持部38,39に係合させるとともに、蛍光ランプ26,27
の口金28,29と反対側の部分を他方のランプホルダー37
のランプ保持部40,41に係合させて、アダプター31に蛍
光ランプ26,27を保持する。このとき、ランプ保持部3
8,39にあるランプソケットが蛍光ランプ26,27の口金2
8,29に接続される。
【0035】つぎに、器具本体11のアダプター装着部16
にアダプター31を嵌め込む。これに伴い、アダプター31
の係止爪32がアダプター装着部16の係止孔21に係合され
て、アダプター31が器具本体11にしっかりと装着され
る。また、器具本体11側のコネクター20にアダプター31
側のコネクター34が接続されて、点灯回路47が蛍光ラン
プ26,27に電気的に接続される。
にアダプター31を嵌め込む。これに伴い、アダプター31
の係止爪32がアダプター装着部16の係止孔21に係合され
て、アダプター31が器具本体11にしっかりと装着され
る。また、器具本体11側のコネクター20にアダプター31
側のコネクター34が接続されて、点灯回路47が蛍光ラン
プ26,27に電気的に接続される。
【0036】そして、使用時には、負荷検知回路50が、
器具本体11に装着された蛍光ランプ26,27側の負荷を検
知する。すなわち、これら蛍光ランプ26,27が62Wの組
み合わせであるか、72Wの組み合わせであるかを検知す
る。そして、制御回路48が、検知された負荷に対応した
適正な出力を主回路49から蛍光ランプ26,27に供給させ
る。すなわち、62Wと検知されたときには、62W用の出
力を供給させ、72Wと検知されたときには、72W用の出
力を供給させる。
器具本体11に装着された蛍光ランプ26,27側の負荷を検
知する。すなわち、これら蛍光ランプ26,27が62Wの組
み合わせであるか、72Wの組み合わせであるかを検知す
る。そして、制御回路48が、検知された負荷に対応した
適正な出力を主回路49から蛍光ランプ26,27に供給させ
る。すなわち、62Wと検知されたときには、62W用の出
力を供給させ、72Wと検知されたときには、72W用の出
力を供給させる。
【0037】また、蛍光ランプ26,27を器具本体11から
外すときには、まず、アダプター31の係止爪32をアダプ
ター装着部16の係止孔21から外しながら、器具本体11の
アダプター装着部31からアダプター31を外す。つぎに、
このアダプター31のランプホルダー36,37から蛍光ラン
プ26,27を外す。
外すときには、まず、アダプター31の係止爪32をアダプ
ター装着部16の係止孔21から外しながら、器具本体11の
アダプター装着部31からアダプター31を外す。つぎに、
このアダプター31のランプホルダー36,37から蛍光ラン
プ26,27を外す。
【0038】前記第1実施例の構成によれば、器具本体
11に負荷の組み合わせが異なる異種の蛍光ランプ26,27
群が装着されても、それぞれについて点灯回路47が自動
的に対応するので、従来のように点灯回路が蛍光ランプ
側の負荷に対応できないことによる不具合がもとより生
じることがない。
11に負荷の組み合わせが異なる異種の蛍光ランプ26,27
群が装着されても、それぞれについて点灯回路47が自動
的に対応するので、従来のように点灯回路が蛍光ランプ
側の負荷に対応できないことによる不具合がもとより生
じることがない。
【0039】そして、アダプター31のみを変えれば、器
具本体11は62W用としても72W用としても使え、アダプ
ター31のみの変更により、照明を明るくしたり暗くした
りの設定が行なえる。
具本体11は62W用としても72W用としても使え、アダプ
ター31のみの変更により、照明を明るくしたり暗くした
りの設定が行なえる。
【0040】このように、器具本体11および点灯回路47
が共用化、標準化されることにより、製造上有利にな
り、コストダウンもできる。
が共用化、標準化されることにより、製造上有利にな
り、コストダウンもできる。
【0041】また、例えば62W用の器具本体に72W用の
アダプターを装着するといった誤使用がもとよりなくな
るので、例えば62W用の器具本体に72W用のアダプター
が装着されることを防ぐ誤使用防止手段も削除でき、ア
ダプター31などの構造も簡単にできる。
アダプターを装着するといった誤使用がもとよりなくな
るので、例えば62W用の器具本体に72W用のアダプター
が装着されることを防ぐ誤使用防止手段も削除でき、ア
ダプター31などの構造も簡単にできる。
【0042】つぎに、本発明の第2実施例について、図
3を参照しながら説明する。なお、先の実施例と対応す
る部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
3を参照しながら説明する。なお、先の実施例と対応す
る部分には、同一符号を付してその説明を省略する。
【0043】この第2実施例においては、図示していな
いが、器具本体11に内蔵されたインバーターなどからな
る点灯回路が、62Wの蛍光ランプ群と72Wの蛍光ランプ
群との両方に対応できるものになっている。具体的に
は、ほぼ独立した62W用の点灯回路と72W用の点灯回路
とが別個にある。
いが、器具本体11に内蔵されたインバーターなどからな
る点灯回路が、62Wの蛍光ランプ群と72Wの蛍光ランプ
群との両方に対応できるものになっている。具体的に
は、ほぼ独立した62W用の点灯回路と72W用の点灯回路
とが別個にある。
【0044】また、器具本体11の下面部に形成されたア
ダプター装着部61が、器具本体11の下面部中心を交差点
とする十字形状になっている。そして、この十字形状の
アダプター装着部61の互いに直交する2つの枝部に常夜
灯62,63がそれぞれ設けられている。また、アダプター
装着部61の他の2つの枝部のうちの一方には、前記62W
用の点灯回路に電気的に接続されたコネクター64が設け
られており、他方には、72W用の点灯回路に電気的に接
続されたコネクター65が設けられている。
ダプター装着部61が、器具本体11の下面部中心を交差点
とする十字形状になっている。そして、この十字形状の
アダプター装着部61の互いに直交する2つの枝部に常夜
灯62,63がそれぞれ設けられている。また、アダプター
装着部61の他の2つの枝部のうちの一方には、前記62W
用の点灯回路に電気的に接続されたコネクター64が設け
られており、他方には、72W用の点灯回路に電気的に接
続されたコネクター65が設けられている。
【0045】さらに、前記器具本体11のアダプター装着
部61に着脱自在に装着されるアダプター71,72も、十字
形状になっているが、このアダプター71,72には、30W
と32W(計62W)の組み合わせの蛍光ランプを保持する
ものと、32Wと40W(計72W)の組み合わせの蛍光ラン
プを保持するものとが別個にある。いずれのアダプター
71,72も、器具本体11側のコネクター64,65に着脱自在
に接続されるコネクター73,74を1つの枝部に有してい
るが、62W用のアダプター71のコネクター73は、器具本
体11側の62W用のコネクター64のみに接続されるもので
あり、72W用のアダプター72のコネクター74は、器具本
体11側の72W用のコネクター65のみに接続されるもので
ある。
部61に着脱自在に装着されるアダプター71,72も、十字
形状になっているが、このアダプター71,72には、30W
と32W(計62W)の組み合わせの蛍光ランプを保持する
ものと、32Wと40W(計72W)の組み合わせの蛍光ラン
プを保持するものとが別個にある。いずれのアダプター
71,72も、器具本体11側のコネクター64,65に着脱自在
に接続されるコネクター73,74を1つの枝部に有してい
るが、62W用のアダプター71のコネクター73は、器具本
体11側の62W用のコネクター64のみに接続されるもので
あり、72W用のアダプター72のコネクター74は、器具本
体11側の72W用のコネクター65のみに接続されるもので
ある。
【0046】また、両アダプター71,72における、コネ
クター73,74のある枝部と直交する1つの枝部には透光
窓75,76がそれぞれ形成されているが、62W用のアダプ
ター71の透光窓75には器具本体11の一方の常夜灯62が対
向し、72W用のアダプター72の透光窓76には器具本体11
の他方の常夜灯63が対向するようになっている。
クター73,74のある枝部と直交する1つの枝部には透光
窓75,76がそれぞれ形成されているが、62W用のアダプ
ター71の透光窓75には器具本体11の一方の常夜灯62が対
向し、72W用のアダプター72の透光窓76には器具本体11
の他方の常夜灯63が対向するようになっている。
【0047】なお、いずれのアダプター71,72において
も、コネクター73,74のある枝部およびこの枝部と同一
方向の枝部にランプホルダー36,37が設けられている。
も、コネクター73,74のある枝部およびこの枝部と同一
方向の枝部にランプホルダー36,37が設けられている。
【0048】そうして、器具本体11に蛍光ランプを装着
するときには、蛍光ランプを保持させたアダプター71,
72を器具本体11のアダプター装着部61に装着するが、図
示のように、計62Wの蛍光ランプ群を保持したアダプタ
ー71の装着の方向性と、計72Wの蛍光ランプ群を保持し
たアダプター72の装着の方向性とは、ランプホルダー3
6,37を基準として、90°異なったものとなる。
するときには、蛍光ランプを保持させたアダプター71,
72を器具本体11のアダプター装着部61に装着するが、図
示のように、計62Wの蛍光ランプ群を保持したアダプタ
ー71の装着の方向性と、計72Wの蛍光ランプ群を保持し
たアダプター72の装着の方向性とは、ランプホルダー3
6,37を基準として、90°異なったものとなる。
【0049】そして、62W用のアダプター71の装着時に
は、このアダプター71のコネクター73が器具本体11側の
62W用のコネクター64に接続され、62Wの蛍光ランプ群
が器具本体11内の62W用の点灯回路に電気的に接続され
る。一方、72W用のアダプター72の装着時には、このア
ダプター72のコネクター74が器具本体11側の72W用のコ
ネクター65に接続され、72Wの蛍光ランプ群が器具本体
11内の72W用の点灯回路に電気的に接続される。
は、このアダプター71のコネクター73が器具本体11側の
62W用のコネクター64に接続され、62Wの蛍光ランプ群
が器具本体11内の62W用の点灯回路に電気的に接続され
る。一方、72W用のアダプター72の装着時には、このア
ダプター72のコネクター74が器具本体11側の72W用のコ
ネクター65に接続され、72Wの蛍光ランプ群が器具本体
11内の72W用の点灯回路に電気的に接続される。
【0050】したがって、器具本体11にアダプター71,
72を介して負荷の組み合わせが異なる異種の蛍光ランプ
群が装着されても、この蛍光ランプ群にはコネクター6
4,65,73,74を介して点灯回路から適正な出力が供給
されることになる。
72を介して負荷の組み合わせが異なる異種の蛍光ランプ
群が装着されても、この蛍光ランプ群にはコネクター6
4,65,73,74を介して点灯回路から適正な出力が供給
されることになる。
【0051】このような第2実施例の構成によっても、
負荷の組み合わせが異なる複数種の蛍光ランプ群に対し
て器具本体11の共通化、標準化が図れ、製造上有利であ
り、コストダウンできる。
負荷の組み合わせが異なる複数種の蛍光ランプ群に対し
て器具本体11の共通化、標準化が図れ、製造上有利であ
り、コストダウンできる。
【0052】また、アダプター装着部61およびアダプタ
ー71,72を十字形状にしたので、両アダプター71,72の
コネクター73,74を器具本体11側の異なるコネクター6
4,65にそれぞれ接続するために、器具本体11に対する
両アダプター71,72の装着の方向性を異ならせたにもか
かわらず、いずれのアダプター71,72を装着したとき
も、このアダプター71,72によりアダプター装着部61が
埋まり、外観性が損なわれない。
ー71,72を十字形状にしたので、両アダプター71,72の
コネクター73,74を器具本体11側の異なるコネクター6
4,65にそれぞれ接続するために、器具本体11に対する
両アダプター71,72の装着の方向性を異ならせたにもか
かわらず、いずれのアダプター71,72を装着したとき
も、このアダプター71,72によりアダプター装着部61が
埋まり、外観性が損なわれない。
【0053】なお、アダプター71,72の誤装着を防ぐた
めに、例えば、62W用のアダプター71をそのコネクター
73が器具本体11側の72W用のコネクター65に対向する方
向性をもって装着しようとすることを防止するために、
アダプター装着部61およびアダプター71,72の互いに直
交する方向性を有する枝部の幅を異ならせるなどしても
よい。
めに、例えば、62W用のアダプター71をそのコネクター
73が器具本体11側の72W用のコネクター65に対向する方
向性をもって装着しようとすることを防止するために、
アダプター装着部61およびアダプター71,72の互いに直
交する方向性を有する枝部の幅を異ならせるなどしても
よい。
【0054】つぎに、本発明の第3実施例について、図
4および図5を参照しながら説明する。なお、前記第1
実施例と対応する部分には、同一符号を付してその説明
を省略する。
4および図5を参照しながら説明する。なお、前記第1
実施例と対応する部分には、同一符号を付してその説明
を省略する。
【0055】図5に示すように、器具本体11内に回路基
板81が取り付けられている。この回路基板81上には、前
記第2実施例と同様の62W用の点灯回路と72W用の点灯
回路とが形成されている。そして、回路基板81の下面に
は、前記第1実施例のものと同様のアダプター装着部16
に上方から臨ませて、コネクター82,83が搭載されてい
る。このコネクター82,83は、62W用の点灯回路に電気
的に接続されたコネクター82と、72W用の点灯回路に電
気的に接続されたコネクター83とを水平方向に隣接させ
て並べたものになっている。
板81が取り付けられている。この回路基板81上には、前
記第2実施例と同様の62W用の点灯回路と72W用の点灯
回路とが形成されている。そして、回路基板81の下面に
は、前記第1実施例のものと同様のアダプター装着部16
に上方から臨ませて、コネクター82,83が搭載されてい
る。このコネクター82,83は、62W用の点灯回路に電気
的に接続されたコネクター82と、72W用の点灯回路に電
気的に接続されたコネクター83とを水平方向に隣接させ
て並べたものになっている。
【0056】また、前記第1実施例と同様に、前記器具
本体11のアダプター装着部16に着脱自在に装着されるア
ダプター31は、直線状になっていて、蛍光ランプを保持
するランプホルダー36,37を両端側に有しているが、こ
れらランプホルダー36,37は、それぞれ、水平方向で互
いに接離する方向へ一定距離だけ並進的に移動可能にな
っている。このようにアダプター31にランプホルダー3
6,37を可動に支持する構造として、例えば、アダプタ
ー31内の両側にそれぞれ形成されたガイド溝86,87に、
ランプホルダー36,37の上端部に設けられたピン88,89
が摺動自在に係合されている。
本体11のアダプター装着部16に着脱自在に装着されるア
ダプター31は、直線状になっていて、蛍光ランプを保持
するランプホルダー36,37を両端側に有しているが、こ
れらランプホルダー36,37は、それぞれ、水平方向で互
いに接離する方向へ一定距離だけ並進的に移動可能にな
っている。このようにアダプター31にランプホルダー3
6,37を可動に支持する構造として、例えば、アダプタ
ー31内の両側にそれぞれ形成されたガイド溝86,87に、
ランプホルダー36,37の上端部に設けられたピン88,89
が摺動自在に係合されている。
【0057】このような構成により、図4(a)に実線
で示すように、両ランプホルダー36,37を互いに接近さ
せたときには、これらランプホルダー36,37により30W
の蛍光ランプとこれより内外径の大きい32Wの蛍光ラン
プとを保持でき、一方、図4(b)に実線で示すよう
に、両ランプホルダー36,37を互いに離反させたときに
は、これらランプホルダー36,37により32Wの蛍光ラン
プとこれより内外径の大きい40Wの蛍光ランプとを保持
できるようになっている。
で示すように、両ランプホルダー36,37を互いに接近さ
せたときには、これらランプホルダー36,37により30W
の蛍光ランプとこれより内外径の大きい32Wの蛍光ラン
プとを保持でき、一方、図4(b)に実線で示すよう
に、両ランプホルダー36,37を互いに離反させたときに
は、これらランプホルダー36,37により32Wの蛍光ラン
プとこれより内外径の大きい40Wの蛍光ランプとを保持
できるようになっている。
【0058】さらに、一方の前記ランプホルダー36の両
ランプ保持部38,39には、点灯回路に蛍光ランプを電気
的に接続させるためのランプソケット(図示していな
い)がそれぞれ設けられているが、これらランプソケッ
トに電気的に接続されたコネクター91が同ランプホルダ
ー36の上端に一体的に突設されている。このコネクター
91は、前記器具本体11のいずれかのコネクター82,83に
着脱自在にかつ選択的に接続されるものであるが、ラン
プホルダー36とともに移動し、このランプホルダー36が
他方のランプホルダー37に接近したときには62W用のコ
ネクター82に接続され、離反したときには72W用のコネ
クター83に接続されるようになっている。
ランプ保持部38,39には、点灯回路に蛍光ランプを電気
的に接続させるためのランプソケット(図示していな
い)がそれぞれ設けられているが、これらランプソケッ
トに電気的に接続されたコネクター91が同ランプホルダ
ー36の上端に一体的に突設されている。このコネクター
91は、前記器具本体11のいずれかのコネクター82,83に
着脱自在にかつ選択的に接続されるものであるが、ラン
プホルダー36とともに移動し、このランプホルダー36が
他方のランプホルダー37に接近したときには62W用のコ
ネクター82に接続され、離反したときには72W用のコネ
クター83に接続されるようになっている。
【0059】そうして、蛍光ランプを器具本体11に装着
するときには、まず、装着する蛍光ランプの負荷の組み
合わせに応じて、両ランプホルダー71,72の位置を調整
する。すなわち、30Wの蛍光ランプと32Wの蛍光ランプ
とを装着するときには、図4(a)に実線で示すよう
に、両ランプホルダー36,37を互いに接近させ、これら
ランプホルダー36,37のランプ保持部38,39,40,41に
両蛍光ランプの両側をそれぞれ係合させる。一方、32W
の蛍光ランプと40Wの蛍光ランプとを装着するときに
は、図4(b)に実線で示すように、両ランプホルダー
36,37を互いに離反させ、これらランプホルダー36,37
のランプ保持部38,39,40,41に両蛍光ランプの両側を
それぞれ係合させる。
するときには、まず、装着する蛍光ランプの負荷の組み
合わせに応じて、両ランプホルダー71,72の位置を調整
する。すなわち、30Wの蛍光ランプと32Wの蛍光ランプ
とを装着するときには、図4(a)に実線で示すよう
に、両ランプホルダー36,37を互いに接近させ、これら
ランプホルダー36,37のランプ保持部38,39,40,41に
両蛍光ランプの両側をそれぞれ係合させる。一方、32W
の蛍光ランプと40Wの蛍光ランプとを装着するときに
は、図4(b)に実線で示すように、両ランプホルダー
36,37を互いに離反させ、これらランプホルダー36,37
のランプ保持部38,39,40,41に両蛍光ランプの両側を
それぞれ係合させる。
【0060】いずれにせよ、ランプホルダー36,37によ
り蛍光ランプを保持した状態にあっては、これら蛍光ラ
ンプの口金に同じランプホルダー36の両ランプソケット
がそれぞれ接続される。
り蛍光ランプを保持した状態にあっては、これら蛍光ラ
ンプの口金に同じランプホルダー36の両ランプソケット
がそれぞれ接続される。
【0061】つぎに、アダプター31を器具本体11のアダ
プター装着部16に嵌め込んで装着する。この状態で、両
ランプホルダー36,37が互いに接近させてあれば、ラン
プソケットのあるランプホルダー36のコネクター91が器
具本体11側の62W用のコネクター82に接続される。一
方、両ランプホルダー36,37が互いに離反させてあれ
ば、ランプホルダー36のコネクター91が器具本体11側の
72W用のコネクター83に接続される。
プター装着部16に嵌め込んで装着する。この状態で、両
ランプホルダー36,37が互いに接近させてあれば、ラン
プソケットのあるランプホルダー36のコネクター91が器
具本体11側の62W用のコネクター82に接続される。一
方、両ランプホルダー36,37が互いに離反させてあれ
ば、ランプホルダー36のコネクター91が器具本体11側の
72W用のコネクター83に接続される。
【0062】したがって、アダプター31に計62Wの蛍光
ランプ群が保持されているときには、これら蛍光ランプ
がランプソケットおよびコネクター91,82を介して器具
本体11内の62W用の点灯回路に電気的に接続される。一
方、同じアダプター31に計72Wの蛍光ランプ群が保持さ
れているときには、これら蛍光ランプがランプソケット
およびコネクター91,83を介して器具本体11内の72W用
の点灯回路に電気的に接続される。
ランプ群が保持されているときには、これら蛍光ランプ
がランプソケットおよびコネクター91,82を介して器具
本体11内の62W用の点灯回路に電気的に接続される。一
方、同じアダプター31に計72Wの蛍光ランプ群が保持さ
れているときには、これら蛍光ランプがランプソケット
およびコネクター91,83を介して器具本体11内の72W用
の点灯回路に電気的に接続される。
【0063】こうして、前記第3実施例の構成によれ
ば、ランプソケットを含めてランプホルダー31,32を可
動にしたことにより、同じアダプター31に、負荷の組み
合わせが異なり寸法が異なる複数種のランプ群を選択的
に保持させられ、器具本体11の共用化、標準化を図れる
ばかりでなく、アダプター31の兼用化、標準化をも図れ
る。したがって、よりいっそう製造上有利になるととも
に、コストダウンできる。
ば、ランプソケットを含めてランプホルダー31,32を可
動にしたことにより、同じアダプター31に、負荷の組み
合わせが異なり寸法が異なる複数種のランプ群を選択的
に保持させられ、器具本体11の共用化、標準化を図れる
ばかりでなく、アダプター31の兼用化、標準化をも図れ
る。したがって、よりいっそう製造上有利になるととも
に、コストダウンできる。
【0064】なお、前記第3実施例では、ランプホルダ
ー36,37を可動にする構造と前記第2実施例における点
灯回路の構造とを組み合わせたが、ランプホルダーを可
動にする構造と前記第1実施例における点灯回路の構造
とを組み合わせることも可能である。この場合、器具本
体側のコネクターは1個でよいので、このコネクターに
接続される、アダプター側のコネクターは、ランプホル
ダーと連動させずに、アダプターの上面部に固定的に設
ければよい。
ー36,37を可動にする構造と前記第2実施例における点
灯回路の構造とを組み合わせたが、ランプホルダーを可
動にする構造と前記第1実施例における点灯回路の構造
とを組み合わせることも可能である。この場合、器具本
体側のコネクターは1個でよいので、このコネクターに
接続される、アダプター側のコネクターは、ランプホル
ダーと連動させずに、アダプターの上面部に固定的に設
ければよい。
【0065】さらに、前記第3実施例では、器具本体11
に対して着脱されるアダプター31に設けられたランプホ
ルダー36,37をアダプター31に対して可動にしたが、器
具本体に直接的に設けられたランプホルダーを器具本体
に対して可動にすることも可能である。
に対して着脱されるアダプター31に設けられたランプホ
ルダー36,37をアダプター31に対して可動にしたが、器
具本体に直接的に設けられたランプホルダーを器具本体
に対して可動にすることも可能である。
【0066】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、器具本
体に装着されたランプ側の負荷を検知して、検知された
負荷に対応した適正な出力をランプに供給させるので、
負荷の異なる複数種のランプに対して器具本体および点
灯回路を共用化、標準化でき、製造上有利であり、コス
トダウンできる。これとともに、点灯回路が器具本体に
装着されたランプ側の負荷に対応できないことによる不
具合も、もとより生じることがない。
体に装着されたランプ側の負荷を検知して、検知された
負荷に対応した適正な出力をランプに供給させるので、
負荷の異なる複数種のランプに対して器具本体および点
灯回路を共用化、標準化でき、製造上有利であり、コス
トダウンできる。これとともに、点灯回路が器具本体に
装着されたランプ側の負荷に対応できないことによる不
具合も、もとより生じることがない。
【0067】請求項2に記載の発明によれば、器具本体
内の点灯回路を複数種のランプに対応可能なものとし、
また、器具本体に、複数種のランプにそれぞれ対応する
コネクターを別個に設け、器具本体に対して着脱されラ
ンプを保持するアダプターには、器具本体の複数個のコ
ネクターのうち、同アダプターに保持されたランプに対
応するコネクターのみに選択的に接続されるコネクター
を設けたので、やはり、負荷の異なる複数種のランプに
対して器具本体などを共用化、標準化でき、製造上有利
であり、コストダウンできる。
内の点灯回路を複数種のランプに対応可能なものとし、
また、器具本体に、複数種のランプにそれぞれ対応する
コネクターを別個に設け、器具本体に対して着脱されラ
ンプを保持するアダプターには、器具本体の複数個のコ
ネクターのうち、同アダプターに保持されたランプに対
応するコネクターのみに選択的に接続されるコネクター
を設けたので、やはり、負荷の異なる複数種のランプに
対して器具本体などを共用化、標準化でき、製造上有利
であり、コストダウンできる。
【0068】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
ランプホルダーないしランプソケットを可動にして、負
荷が異なり寸法が異なる複数種のランプを選択的に保持
および接続可能としたので、よりいっそうの共用化、標
準化を図れ、よりいっそう製造上有利になるとともに、
コストダウンできる。
ランプホルダーないしランプソケットを可動にして、負
荷が異なり寸法が異なる複数種のランプを選択的に保持
および接続可能としたので、よりいっそうの共用化、標
準化を図れ、よりいっそう製造上有利になるとともに、
コストダウンできる。
【図1】本発明の照明器具の第1実施例を示す回路ブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】同上分解斜視図である。
【図3】本発明の照明器具の第2実施例を示す分解斜視
図である。
図である。
【図4】本発明の照明器具の第3実施例を示すもので、
(a)は一対のランプホルダーを互いに接近させた状態
のアダプターの側面図、(b)は一対のランプホルダー
を互いに離反させた状態のアダプターの側面図である。
(a)は一対のランプホルダーを互いに接近させた状態
のアダプターの側面図、(b)は一対のランプホルダー
を互いに離反させた状態のアダプターの側面図である。
【図5】同上器具本体の一部の断面図である。
11 器具本体 16 アダプター装着部 26,27 蛍光ランプ 36,37 ランプホルダー 47 点灯回路 48 制御回路 49 主回路 50 負荷検知回路 61 アダプター装着部 64,65 アダプター装着部のコネクター 71,72 アダプター 73,74 アダプターのコネクター 82,83 アダプター装着部のコネクター 91 アダプターのコネクター
Claims (3)
- 【請求項1】 点灯回路を内蔵した器具本体と、この器
具本体に装着されるランプとを具備し、 前記点灯回路は、前記ランプに出力を供給する主回路
と、前記ランプ側の負荷を検知する負荷検知回路と、こ
の負荷検知回路により検知された負荷に対応した適正な
出力を前記主回路から供給させる制御回路とを有するこ
とを特徴とする照明器具。 - 【請求項2】 点灯回路を内蔵するとともにこの点灯回
路に電気的に接続されたコネクターを有するアダプター
装着部を設けた器具本体と、この器具本体の前記コネク
ターに接続されるコネクターを有し前記アダプター装着
部に着脱自在に装着されるとともにランプを保持するア
ダプターとを具備し、 前記点灯回路は、負荷の異なる複数種のランプに対応可
能とし、 前記器具本体に、負荷の異なる複数種のランプにそれぞ
れ対応する複数個のコネクターを別個に設け、 前記アダプターには、前記器具本体の複数個のコネクタ
ーのうち、同アダプターに保持されたランプに対応する
コネクターのみに選択的に接続されるコネクターを設け
たことを特徴とする照明器具。 - 【請求項3】 点灯回路を内蔵した器具本体と、ランプ
と、このランプを前記器具本体に保持するランプホルダ
ーと、前記点灯回路を前記ランプに電気的に接続させる
ランプソケットとを具備し、 前記ランプホルダーないしランプソケットは、可動にし
て、負荷が異なり寸法が異なる複数種のランプを選択的
に保持および接続可能としたことを特徴とする請求項1
または2記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2406803A JPH0582268A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2406803A JPH0582268A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582268A true JPH0582268A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=18516428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2406803A Pending JPH0582268A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0582268A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007317436A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Daiko Electric Co Ltd | 照明器具における環状光源体の取り付け機構 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP2406803A patent/JPH0582268A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007317436A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Daiko Electric Co Ltd | 照明器具における環状光源体の取り付け機構 |
JP4722769B2 (ja) * | 2006-05-24 | 2011-07-13 | 大光電機株式会社 | 照明器具における環状光源体の取り付け機構 |
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