JPH0582129U - 増幅器 - Google Patents

増幅器

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Publication number
JPH0582129U
JPH0582129U JP2276192U JP2276192U JPH0582129U JP H0582129 U JPH0582129 U JP H0582129U JP 2276192 U JP2276192 U JP 2276192U JP 2276192 U JP2276192 U JP 2276192U JP H0582129 U JPH0582129 U JP H0582129U
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JP
Japan
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integrated circuit
amplifier
pattern
electronic cooler
microwave integrated
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Pending
Application number
JP2276192U
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English (en)
Inventor
守宏 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子冷却器で冷却するように構成した増幅器
において、増幅部のみを冷却し、かつ放熱した熱の再流
入を抑え、効率良く冷却することを簡易な構造で実現す
る。 【構成】 電子冷却器を金属筺体内に設け、この上に直
接マイクロ波集積回路型増幅器の回路を形成した誘電体
基板をのせ、前後のライン基板とコプレーナ線路構造に
て金ワイヤで接続したものである。 【効果】 簡単な構造で、増幅部のみを冷却し、かつ放
熱した熱の再流入を小さく抑え、効果的に冷却が行なえ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は冷却機構を持たせた増幅器に関し、GaAs電界効果トランジスタ 等の増幅素子を用いたマイクロ波集積回路型増幅器の低雑音化等のためにペルチ ェ効果を利用した電子冷却器を用いて冷却するように構成した増幅器に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の電子冷却で冷却するように構成した増幅器を示す図であり、図に おいて、1は増幅器を収納した金属筺体、2は電子冷却器、9は入力コネクタ、 10は出力コネクタ、12は放熱フィン、21は断熱材である。
【0003】 次に動作について説明する。金属筺体1は断熱材21で囲み外部からの熱を遮 断し、増幅器で発生した熱は、金属筺体1を通して電子冷却器2で冷却し、電子 冷却器2よりの熱は放熱フィン12によって外部に放熱するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の電子冷却器で冷却するように構成した増幅器は以上のように構成されて いるので、増幅部のみを冷却すればよいところを、金属筺体1の全体を冷却して いるため、冷却効率が悪いという問題点があった。
【0005】 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、増幅部のみを 冷却するとともに、放熱した熱の再流入を抑え、効率良く冷却することを簡易な 構造で実現する電子冷却器で冷却するように構成した増幅器を得ることを目的と する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る増幅器は電子冷却器を金属筺体内に設け、この上に直接マイク ロ波集積回路型増幅器の回路を形成した誘電体基板をのせ、前後の金属筺体内に 設けられたライン基板とコプレーナ線路構造にて、金ワイヤで接続したものであ る。
【0007】
【作用】
この考案における増幅器は増幅部のみを冷却し、かつ放熱した熱の再流入が金 ワイヤを通してのものとなるため、流入量を小さく抑えられ、効果的に冷却が行 なえる。
【0008】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1において、1は金属筺 体、2は上記金属筺体1の内部に取り付けられた電子冷却器、3は上記電子冷却 器2上に設けられたマイクロ波集積回路型増幅器の回路を形成した誘電体基板、 4は上記誘電体基板3上に取り付けられた半導体素子、5a、5bは上記誘電体 基板3の前後に、上記金属筺体1内に設けられたコバール等の熱伝導性の悪いキ ャリアプレート、6a、6bは上記キャリアプレート5a、5b上に誘電体基板 で構成された入力側及び出力側のライン基板、7は上記誘電体基板3及びライン 基板6a、6bに設けられたスルーホール、8は上記誘電体基板3とライン基板 6a、6bを接続する金ワイヤ、9は上記金属筺体1に設けられた入力側コネク タ、10は上記金属筺体1に設けられた出力側コネクタ、11は上記金属筺体1 の上面に取り付けられたカバー、12は上記金属筺体1の下面に取り付けられた 放熱フィンである。 図2は上記マイクロ波集積回路型増幅器の回路を形成した誘電体基板3を上面 からみた詳細図で、13は入力側整合回路パターン、14は出力側整合回路パタ ーン、15は上記半導体素子4を取り付ける裏面の導体パターンとスルーホール 7にて導通をとったグランドパターン、16a、16bは上記ライン基板6a、 6b上のラインパターン、17は上記誘電体基板3及びライン基板6a、6bの 端に設けられた、裏面の導体パターンとスルーホール7にて導通をとったグラン ドパターン、18、19、20は上記半導体素子4の上面の端子で、18は入力 端子、19は出力端子、20は接地端子である。
【0009】 次に動作について説明する。発熱源であり、かつ冷却を必要とする半導体素子 4から発生した熱は、大部分が下面のグランドパターン15に伝わり、上記グラ ンドパターン15上に設けられスルーホール7を通して、誘電体基板3の裏面の 導体パターンに伝わる。上記誘電体基板3の裏面は、直接電子冷却器2の低温側 に熱的に接続しており、上記半導体素子4の熱をうばう。上記電子冷却器2の高 温側は、金属筺体1の内面に熱的に接続され、上記金属筺体1の下面は、放熱フ ィン12に接続し、放熱が行なわれる。 上記電子冷却器2の高温側の熱は上記金属筺体1全体に広がるが、ライン基板 6a、6b下面のキャリアプレート5a、5bはコバール等の熱伝導性の悪い材 質のため、上記ライン基板6a、6bに流れ込み熱量は小さく、しかも、上記ラ イン基板6a、6bと上記誘電体基板3は金ワイヤ8のみで接続されているため 、さらに流れ込む熱量は小さく抑えられる。
【0010】 電気的には、上記ライン基板6a、6b上のラインパターン16a、16bと 誘電体基板3上の入力側整合回路パターン13、出力側整合回路パターン14は 、コブレーナ構造にて接続しており、グランドは基板端にスルーホール7にて、 裏面の導体パターンと接続したグランドパターン17間を金ワイヤ8でつなぐこ とで接続している。
【0011】 実施例2. なお、上記実施例では電子冷却器2を金属筺体1の内面に取りつけたものを示 したが、図3に示すごとく、金属筺体1の下面に穴をあけ直接放熱フィン12に 取り付け、さらに上記放熱フィン12より金属筺体1への熱の流入を抑えるため 、金属筺体1の底面を周囲を残し深り込み、この部分に断熱材21を設けてもよ い。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば増幅器を、電子冷却器を金属筺体内に設け、 この上に直接マイクロ波集積回路型増幅器の回路を形成した誘電体基板をのせ、 前後の金属筺体内に設けられたライン基板とコプレーナ線路構造にて金ワイヤに て接続するように構成したので、簡単な構造で、増幅部のみを冷却し、かつ放熱 した熱の再流入を小さく抑え、効果的に冷却が行なえるものが得られる効果があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】マイクロ波集積回路型増幅器の回路を形成した
誘電体基板の上面図である。
【図3】この考案の他の実施例を示す断面図である。
【図4】従来の電子冷却器で冷却するように構成した増
幅器を示す断面図である。
【符号の説明】
1 金属筺体 2 電子冷却器 3 誘電体基板 4 半導体素子 5 キャリアプレート 6 ライン基板 7 スルーホール 8 金ワイヤ 11 カバー 12 放熱フィン 13 入力側整合回路パターン 14 出力側整合回路パターン 15 グランドパターン 16a、16b ラインパターン 17 グランドパターン 21 断熱材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属筺体に収納されたマイクロ波集積回
    路型増幅器を、電子冷却器で冷却するように構成した増
    幅器において、電子冷却器を上面カバー及び放熱フィン
    を取り付けた金属筺体内に設け、かつ上記マイクロ波集
    積回路型増幅器を、裏面が全面導体パターンで、上面に
    スルーホールにて、裏面の導体パターンと導通をとった
    グランドパターンを設け、この上に半導体素子を取り付
    け、さらにこの前後に入力側整合回路パターン及び出力
    側整合回路パターンを設けた1枚の誘電体基板で構成
    し、かつ上記マイクロ波集積回路型増幅器を上記電子冷
    却器上に直接載せ、かつ上記金属筺体内の上記マイクロ
    波集積回路の前後に、コバール等の熱伝導性の悪いキャ
    リアプレート上に実装された誘電体の入力側ライン基板
    及び出力側ライン基板を設置し、かつ上記マイクロ波集
    積回路型増幅器と上記入力側ライン基板及び出力側ライ
    ン基板の接続端に、それぞれスルーホールにて導通をと
    ったグランドパターンを信号ラインパターンの両端に設
    け、信号ラインパターン間及びグランドパターン間をコ
    プレーナ線路構造にて、金ワイヤにて接続したことを特
    徴とする増幅器。
JP2276192U 1992-04-10 1992-04-10 増幅器 Pending JPH0582129U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2276192U JPH0582129U (ja) 1992-04-10 1992-04-10 増幅器

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JP2276192U JPH0582129U (ja) 1992-04-10 1992-04-10 増幅器

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Publication Number Publication Date
JPH0582129U true JPH0582129U (ja) 1993-11-05

Family

ID=12091668

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2276192U Pending JPH0582129U (ja) 1992-04-10 1992-04-10 増幅器

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JP (1) JPH0582129U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017093123A (ja) * 2015-11-09 2017-05-25 住友電気工業株式会社 無線電力受電装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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