JPH0582057U - 圧力センサ - Google Patents
圧力センサInfo
- Publication number
- JPH0582057U JPH0582057U JP3122692U JP3122692U JPH0582057U JP H0582057 U JPH0582057 U JP H0582057U JP 3122692 U JP3122692 U JP 3122692U JP 3122692 U JP3122692 U JP 3122692U JP H0582057 U JPH0582057 U JP H0582057U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- pressure sensor
- stem
- side wall
- cap
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 圧力センサのダイアフラムをケースに固定す
るに際し、抵抗溶接にて行なえるようにする。 【構成】 ステム7の基台上に半導体チップ4を設け、
基台の開口部をダイアフラム8bによって密封した2重
ダイアフラム方式の圧力センサにおいて、前記したダイ
ヤフラムは足高の側壁を有するキャップ8の上面に設
け、側壁の下部とステム7とを抵抗溶接9にて固着し
た。
るに際し、抵抗溶接にて行なえるようにする。 【構成】 ステム7の基台上に半導体チップ4を設け、
基台の開口部をダイアフラム8bによって密封した2重
ダイアフラム方式の圧力センサにおいて、前記したダイ
ヤフラムは足高の側壁を有するキャップ8の上面に設
け、側壁の下部とステム7とを抵抗溶接9にて固着し
た。
Description
【0001】
本考案は半導体チップをセンサ素子として内蔵した2重ダイアフラム方式の圧 力センサに関する。
【0002】
半導体チップをセンサ素子として使用する圧力センサは、既に各種の方式のも のが提案されており、この種のものは高い検出感度を有する故に適用領域が拡大 しつつある。 図2の断面図によって従来装置を説明すると、ケース1の内部にはガラス基台 2が設けられ、このガラス基台を貫通して通気手段3を設けている。4は半導体 チップであり歪みゲージ層を形成している。ケース1の上面にはダイアフラム5 を6に示す周縁で固定し、ダイアフラム5で囲まれる内部には通常シリコンオイ ル等を充填している。そしてダイアフラム5で感知した圧力変動を充填されたシ リコンオイル等を介して半導体チップが検知し、この圧力変動を電気信号に変換 して出力する構成を有している。なお、ダイアフラム5は通常レーザー溶接にて 周縁6にて固定している。
【0003】
上記した従来装置では、ダイアフラムを固定する場合、通常、レーザー溶接を 用いており、その場合外周に沿ってレーザー光を回転させなければならず、これ には時間がかかるばかりか、コストアップとなる。 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、コスト安かつ短時間で接着可 能な圧力センサを提供することを目的としている。
【0004】
上記目的を達成するため、本考案はステムの基台上に半導体チップを設け、基 台の開口部をダイアフラムによって密封した2重ダイアフラム方式の圧力センサ において、ダイアフラムは足高の側壁を有するキャップの上面に設け、側壁の下 部とステムとを溶接した。
ダイアフラムそのものを溶接するのではなく、キャップを構成する足高の側壁 の下部をステムと溶接するものであるため、簡単な溶接が可能である。
【0005】
以下図面を参照して実施例を説明する。 図1は本考案による圧力センサの一実施例の構成図であり、本実施例では2重 ダイアフラム形圧力センサにおける断面を示している。7はステムであって2T O−5と称され、これは一般のICやトランジスタのパッケージに使われている ものであって、これに半導体チップ4が設けられる。8はキャップであり、同時 プレス,部分プレス、又はエッチングにて肉厚を20〜50μmほどに薄くした部分 8b(ダイアフラム部)と、圧力による変化がないように0.1 〜0.3 mmとした厚い 部分8aとで一体構成されている。なお、キャップ8の上面は図示はしていないが 同心円状に波型構造としている。
【0006】 なお、溶接は一般に使われている抵抗溶接機を用い、9の位置について行なう ものとする。即ち、一方の電極にステム7を接続し、キャップ8をかぶせる。そ の上から電極を接続して溶接機にセットし、電流を通じてキャップ8とステム7 との接合部分を瞬時に溶接する。なお、溶接に要する時間は1秒程度である。 本実施例によれば通常の2重ダイアフラム構造の圧力センサに比し、特別な構 造のステム部を作る必要もなく、また、この方法によれば、一般に流通している ステムの使用が可能であって、溶接の作業性も非常に優れている。
【0007】
以上説明したように、本考案によれば肉厚の薄いダイアフラムに肉厚の厚い側 壁を設けてキャップとし、この側壁を長くすることにより、ステムの折曲部にて 固定する構成としたので、上部にあるダイアフラムを薄いままとして肉厚の厚い 側壁端部のみの抵抗溶接が可能であるため、短時間ですみ、コストダウンとなる 。
【図1】本考案による圧力センサの一実施例の構成図。
【図2】従来装置を示す図。
1 ケース 2 ガラス基台 3 通気手段 4 半導体チップ 5 ダイアフラム 6 溶接点 7 ステム8 キャップ 8a キャップの厚い部分 8b キャップの薄い部分 9 溶接点 10 ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 ステムの基台上に半導体チップを設け、
基台の開口部をダイアフラムによって密封した2重ダイ
アフラム方式の圧力センサにおいて、前記ダイアフラム
は足高の側壁を有するキャップの上面に設けた一体構造
とすると共に、側壁の下部とステムとを抵抗溶接にて固
着したことを特徴とする圧力センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3122692U JPH0582057U (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3122692U JPH0582057U (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 圧力センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582057U true JPH0582057U (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=12325510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3122692U Pending JPH0582057U (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 圧力センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0582057U (ja) |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP3122692U patent/JPH0582057U/ja active Pending
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