JPH0581492U - がらり - Google Patents

がらり

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JPH0581492U
JPH0581492U JP1950292U JP1950292U JPH0581492U JP H0581492 U JPH0581492 U JP H0581492U JP 1950292 U JP1950292 U JP 1950292U JP 1950292 U JP1950292 U JP 1950292U JP H0581492 U JPH0581492 U JP H0581492U
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JP
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vertical
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blades
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vertical bar
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JP1950292U
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井 克 之 桜
野 善 啓 上
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三協アルミニウム工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【作用】簡単に組み立てることができるがらりを提供す
る。 【構成】横框2,3と竪框4とで形成した框組み内に横
框と平行に複数の羽板5を並設し、各羽板5は横框2,
3間に固定される竪桟7に対応する位置に係止部18を
有し、竪桟7には、各々の羽板5の係止部18に係合す
る止着部24を備えた固定具21を設け、各羽板5の係
止部18に固定具21の止着部24を係合し、両横框
2,3に竪桟7を固定したがらり1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、戸や窓あるいは空調装置の収納部などに設けて、外観を形成する とともに通気性を確保するために用いられるがらりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、がらりは、上下の横框と左右の竪框とで周囲の框組みを形成し、両竪 框に、横框と平行にした複数の羽板の両端部を各々ねじ止めした構造になってい る。
【0003】 また、羽板の長手寸法が比較的大きい場合には、羽板を安定させるために両横 框間に適数の竪桟を設け、竪桟と各羽板を各々ねじ止めするようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のがらりにあっては、両竪框と各羽板の端部を各々ねじ止 めし、羽板の大型化により竪桟を有する場合には、竪桟と各羽板をも各々ねじ止 めしていたことから、組み立て作業が非常に煩雑であり、羽板の数が多くなれば 当然その分のねじ止め作業が増すことになるため、組み立て作業性の向上を図る うえでの改善が必要になってきた。
【0005】
【考案の目的】
この考案は、上記従来の状況に鑑みて成されたもので、簡単に組み立てること ができるがらりを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係わるがらりは、上下の横框と左右の竪框とで形成した框組み内に 、前記横框と平行に複数の羽板を並設し、前記各羽板は、前記両横框間に固定さ れる竪桟に対応する位置に係止部を有し、前記竪桟には、前記各羽板に対応する 位置に、羽板の係止部に係合する止着部を備えた固定具を設け、前記各羽板の係 止部に固定具の止着部を係合させるとともに前記両横框に竪桟を固定した構成と しており、上記構成を課題を解決するための手段としている。
【0007】
【考案の作用】
この考案に係わるがらりでは、各羽板の係止部と竪桟に設けた固定具の止着部 とを係合させて横框に前記竪桟を固定することから、竪框および竪桟と各羽板と をねじ止めすることなく、すべての羽板が同時に固定されることとなる。
【0008】
【実施例】
以下、図1〜図6に基づいてこの考案の一実施例を説明する。
【0009】 すなわち、図1および図6に示すがらり1は、上下の横框2,3と左右の竪框 4,4とで形成した周囲の框組み内に、前記横框と平行にした複数の羽板5が並 設してあり、さらに、外観上は羽板5に類似するがこの実施例では羽板5と区別 される2本の横桟6,6と、前記両横框2,3間に所定の間隔で固定される2本 の竪桟7,7を備えている。このがらり1は、例えば壁に面して形成された空調 装置の収納部において、その収納部の開口部分に取付けられる。
【0010】 なお、図1および図6はがらり1の裏側を示しており、以下、これに基づく表 裏方向を用いて各構成を説明する。
【0011】 前記両横框2,3は、図2にも示すように異なる断面形状を有するものであっ て、互いに対向する面が、がらり表側に下り勾配を成す状態で取り付けられる羽 板に合わせて形成してあり、下側の横框3には、がらり裏側に突出する下向きの 折曲片8が設けてある。
【0012】 前記竪框4は、図3にも示すように、主にがらり表側を形成する主部材9と主 にがらり裏側を形成する押え部材10で構成してある。
【0013】 前記主部材9は、その断面において、がらり表側となる見付け壁部11と、こ れに対して直角に延出する見込み壁部12と、この見込み壁部12と平行に延出 する羽板取付け用の保持用壁部13を有しており、前記保持用壁部13には、当 該主部材9の長手方向に一定の間隔で、がらり裏側方向に端部が開放されたスリ ット14が形成してある。なお、スリット14は、一定の幅を有する羽板差込み 用のもの(A)と、開放端に向けて幅が広がる横桟差込み用のもの(B)とがあ る。
【0014】 前記押え部材10は、その断面において、がらり裏側となる見付け壁部15と 、前記主部材9の見込み壁部12に当接する固定用壁部16を有しており、前記 見付け壁部15には、横框2,3等に当接するタイト材17が取付けてある。
【0015】 前記各羽板5は、その幅方向において僅かに湾曲した帯状の薄板材から成るも のであって、前記竪桟7,7に対応する位置(竪桟と交差する位置)には、矩形 の孔から成る係止部18,18が設けてある。また、横桟6は、羽板5と同様に 湾曲した本体部分の下面にタッピングホール19を有し、さらに、がらり裏側に 延出する端部には、先の下側横框3と同様の下向き折曲片20を有している。な お、下側の横框3および前記横桟6の折曲片8,20は、竪桟7,7に対応する 部分が切除されている。
【0016】 前記竪桟7は、がらり裏側に開放された略コ形の断面形状を有しており、その 長手方向には、羽板5と同数の固定具21が羽板5に対応した配置で取付けてあ る。
【0017】 前記固定具21は、例えば合成樹脂を素材として一体的に成形されたものであ って、図4に示すように、竪桟7に形成した取付け穴22に嵌着係止される一対 の固定用爪23,23を有すると共に、前記羽板5の係止部18に係合する止着 部24を有している。前記止着部24は、羽板5の下面(図4中では右側の面) に添う支持用突起25と、羽板5の上面側から係止部18に嵌入し得る係止爪2 6とで構成してある。
【0018】 上記の各部材により構成されるがらり1を組み立てるには、図1において説明 すると、両横框2,3の端部に竪框4を構成する主部材9の端部をねじ30で連 結し、前記主部材9の各スリット14に羽板5および横桟6の端部を差込んだの ち、同主部材9に通したねじ31を横桟6のタッピングホール19にねじ込むこ とによって2本の横桟6,6のみを固定する。
【0019】 そして、前記主部材9に押え部材10を適数のねじ32で固定して、各羽板5 が脱落することのない状態にすると共に、その一方ではすべての固定具21を竪 桟7に取付けておき、各羽板5とこれらに対応する固定具21の止着部24とを 位置合わせしてから竪桟7を全体的に押し付ける要領で、前記止着部24を構成 する支持用突起25と係止爪26との間に羽板5の端部を強制的に入り込ませる ことにより、図5に示すように羽板5の係止部18に止着部24を係合させ、こ ののち、竪桟7の両端を両横框2,3のがらり裏側面にねじ33で固定すること により組み立て完了となる。
【0020】 なお、図6には、上記がらり1が空調装置の収納部に取付けられるものである ことから、下側の横框3および下側の横桟6の折曲片8,20に、空調装置に接 触するパッキング35,35を取付けた状態を示している。
【0021】 このように、上記のがらり1は、一般的な建具類において框同士などをねじ止 め連結しているのと同様に、各框や桟を連結するためにはねじ止めを行っている が、各竪框4および竪桟7と複数の羽板5との連結にはねじ止めを行う必要が全 くなく、竪框4におけるスリット14で各羽板5の端部を保持し、各羽板5の係 止部18と竪桟7に設けた各固定具21の止着部24とを係合させて前記竪桟7 を両横框2,3に固定することにより、すべての羽板5が同時に且つ簡単に固定 される。
【0022】 また、上記のがらり1は、空調装置の収納部に取付けられることとなるが、こ の際、薄板材から成る各羽板5の中間を竪桟7で支持しているので、その通風に よって羽板5が振動したりする心配も無く、さらに、前記竪桟7をがらり裏側か ら取付けているので、がらり表側の外観体裁はきわめて良好である。
【0023】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案のがらりは、竪框や竪桟と複数の羽板との 間に一切ねじ止めを行う必要がなく、複数の羽板を容易に且つ確実に固定状態に することができ、各羽板にねじ止めを行っていた従来のものに比べて、きわめて 簡単にまた短時間で組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるがらりの組み立て要
領を説明する斜視図である。
【図2】竪框に対する羽板および横桟の取付けを説明す
る断面図である。
【図3】竪框および羽板の端部を示す断面図である。
【図4】竪桟および羽板とともに固定具を説明する断面
図である。
【図5】竪桟に設けた固定具と羽板との係合状態を示す
断面図である。
【図6】組み立て後のがらりを説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 がらり 2 横框 3 横框 4 竪框 5 羽板 7 竪桟 18 係止部 21 固定具 24 止着部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下の横框と左右の竪框とで形成した框組
    み内に、前記横框と平行に複数の羽板を並設し、前記各
    羽板は、前記両横框間に固定される竪桟に対応する位置
    に係止部を有し、前記竪桟には、前記各羽板に対応する
    位置に、羽板の係止部に係合する止着部を備えた固定具
    を設け、前記各羽板の係止部に固定具の止着部を係合さ
    せるとともに前記両横框に竪桟を固定したことを特徴と
    するがらり。
JP1992019502U 1992-04-01 1992-04-01 がらり Expired - Lifetime JP2543802Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1992019502U JP2543802Y2 (ja) 1992-04-01 1992-04-01 がらり

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JP1992019502U JP2543802Y2 (ja) 1992-04-01 1992-04-01 がらり

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0581492U true JPH0581492U (ja) 1993-11-05
JP2543802Y2 JP2543802Y2 (ja) 1997-08-13

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ID=12001153

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5562965A (en) * 1978-11-02 1980-05-12 Bayer Ag Manufacture of azo dye

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5562965A (en) * 1978-11-02 1980-05-12 Bayer Ag Manufacture of azo dye

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