JPH058135A - ねじ締め方法 - Google Patents

ねじ締め方法

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Publication number
JPH058135A
JPH058135A JP16273291A JP16273291A JPH058135A JP H058135 A JPH058135 A JP H058135A JP 16273291 A JP16273291 A JP 16273291A JP 16273291 A JP16273291 A JP 16273291A JP H058135 A JPH058135 A JP H058135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
screw
screw tightening
seating
tightening method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16273291A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Fujiwara
啓二 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP16273291A priority Critical patent/JPH058135A/ja
Publication of JPH058135A publication Critical patent/JPH058135A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ねじ締めモータのイナーシャによる影響を受
けず正確なねじ締めトルクを得るねじ締め方法を提供す
る。 【構成】 ねじ締めビットに係合したねじをワークにね
じ込む第1工程と、ねじがワークに着座した時の着座ト
ルクを検出する第2工程と、逆方向トルクを加えてねじ
締めビットを逆方向に回転させる第3工程と、その後順
方向に所定のトルクを加える第4工程とを備えたねじ締
め方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動的に所定のトルク
でねじ締めを行うねじ締め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のねじ締め作業は、微小ねじ等のね
じの多様化や多様なワークの出現により、トルク精度の
高い商品位なねじ締め作業が要求されている。以下従来
のねじ締め方法について図面を参照して説明する。図4
(A)は、電気的に制御された電動ドライバーを用いて
行う従来のねじ締め方法の一例を示すものである。ねじ
締め用モータに連結されたねじ締めビットでねじをねじ
込む第1工程と、ねじ締め用モータに流れる電流を検知
しながらねじがワークに着座した時の電流値と所望の電
流値とを比較判定しモータを停止する第2工程とを有す
るねじ締め方法を示すものである。図4(B)はその時
のモータ電流(トルク)の経過を示すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のねじ締め方法では、図4(B)に示す短時間T0でね
じ締めモータを停止させる際に、モータ電流によらない
モータイナーシャによるトルクが現れ、その影響でねじ
締めトルクのばらつきが大きくなると言う問題点があっ
た。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、ねじ
着座時のトルクを制御して行う高速かつトルク精度の高
いねじ締め方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のねじ締め方法は、高速回転するねじ締め用モ
ータの着座トルクをねじ締めビットに設けたトルク検出
装置にて検出し、モータイナーシャによるトルクを排除
するため、着座トルクに応じた逆方向トルクを印加し、
ねじをすこし戻して後所定トルクまで締めつける制御を
行うねじ締め方法である。さらにより高速化をはかるた
め、所定トルクと着座トルクとを比較判定し、着座トル
クが所定トルクより小さい場合は、逆方向トルクを印加
することなくそのまま所定のトルクまで締めつけを行う
ねじ締め方法である。
【0006】
【作用】本ねじ締め方法は、ねじ着座トルクを検出後、
ねじ着座時のイナーシャによるトルクを排除する工程を
有することにより、安定したねじ締めトルク精度を実現
する。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明のねじ締め工程を示しており、
第1工程はねじをワークにねじ込む工程である。第2工
程はねじの着座の検出と、ねじ着座トルクを検出する工
程で、ねじの回転停止判定検出工程1とモータ電流判定
検出工程2の各工程を有し、次の工程3でねじ着座時の
トルクT0を検出し、ねじ込み停止工程4に至る。第3
工程は、着座トルクT0より大きい逆方向トルクT1を印
加する工程7、またはビットの逆方向の回転検出工程9
を与える逆方向トルクT1を印加する工程8であり、さ
らに所定トルク設定工程6で定めた所定トルクとねじ着
座トルクとを比較判定する工程5を有している。次に第
4工程は第3工程中の逆方向トルクの停止工程10の
後、所定トルクで締め上げを行う工程11である。図2
は、本発明の装置の一例を示すものである。12はねじ
締め用モータ、13はねじ締めビット14に発生するト
ルクを検出するトルクセンサー、15はねじ、16はね
じ締め用モータ12をワーク17に対し昇降自在に移動
させる移動手段である。
【0008】次に図3により本発明のねじ締め方法を説
明する。図3(A)は、ねじが着座した時のトルクT0
を検出し、第3工程で逆方向トルクT1を印加してねじ
を少し戻してねじ着座時のモータイナーシャによるトル
クT0を排除した後、第4工程で所定のトルクまで締め
上げるねじ締め方法を示すものである。図3(B)は第
3工程で、逆方向にトルクを印加すると同時にねじが逆
方向に回転することを検出する工程を示し、着座時のイ
ナーシャを排除するねじ締め方法を示すものである。図
3(C),(D)はねじ着座時のトルク値と所定トルク
を比較判定し、着座トルクT0が所定トルクより大きい
場合は、図3(A)または(B)を実施し(C)、逆に
着座トルクT0が所定トルクより小さい時は、逆方向ト
ルクを印加することなく、第4工程である締め上げを実
施する(D)ねじ締め方法を示すものである。
【0009】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
ねじ着座時に着座トルクを検出判定する工程と、ねじ着
座時に発生するイナーシャを排除する工程を設けること
により、ねじ締め付けトルク精度を大幅に向上させ、か
つ高速なねじ締めを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のねじ締め方法を示すフローチャート
【図2】ねじ締め装置の構成図
【図3】(A)本発明のねじ締め方法による各工程のト
ルクを示す図 (B)本発明のねじ締め方法の第3工程を説明する図 (C)請求項2の第3および第4工程のトルクを示す図 (D)請求項2の第4工程のトルクを示す図
【図4】(A)従来のねじ締め方法のフローチャート (B)従来のねじ締め方法によるトルクを示す図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ締めビットに係合したねじをワーク
    にねじ込む第1工程と、ねじがワークに着座した時の着
    座トルクを検出する第2工程と、逆方向トルクを加えて
    ねじ締めビットを逆方向に回転させる第3工程と、その
    後順方向に所定のトルクを加える第4工程とを備えたね
    じ締め方法。
  2. 【請求項2】 ねじ締めビットに係合したねじをワーク
    にねじ込む第1工程と、ねじがワークに着座した時の着
    座トルクを検出し所定のトルクと比較する第2工程と、
    上記着座トルクが上記所定のトルク以上である時は逆方
    向トルクを加えてねじ締めビットを逆方向に回転させる
    第3工程およびその後順方向に所定のトルクを加える第
    4工程とを順次行い、上記着座トルクが上記所定のトル
    クより小である時は上記第3工程なしでそのまま順方向
    に所定のトルクを加える第4工程を行うねじ締め方法。
JP16273291A 1991-07-03 1991-07-03 ねじ締め方法 Pending JPH058135A (ja)

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JP16273291A JPH058135A (ja) 1991-07-03 1991-07-03 ねじ締め方法

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JPH058135A true JPH058135A (ja) 1993-01-19

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