JPH0581098U - 冷却機能付のビールホースおよびそれを用いた瞬冷式生ビールサービス装置 - Google Patents
冷却機能付のビールホースおよびそれを用いた瞬冷式生ビールサービス装置Info
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- JPH0581098U JPH0581098U JP1951392U JP1951392U JPH0581098U JP H0581098 U JPH0581098 U JP H0581098U JP 1951392 U JP1951392 U JP 1951392U JP 1951392 U JP1951392 U JP 1951392U JP H0581098 U JPH0581098 U JP H0581098U
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- JP
- Japan
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- beer
- cooling
- hose
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビール供給ホースを冷却状態に保ち、ビール
供給ホースを汚染から守ることができるビールホースお
よびそれを用いた瞬冷式生ビールサービス装置を提供す
る。 【構成】 生ビール樽20と、瞬冷生ビールサーバ40
の冷却コイル41との間を結合して生ビールを供給する
ビール供給ホース32に沿って冷却ホース32,33を
配置し、冷却ホース32,33に瞬冷生ビールサーバか
らの冷却水をポンプ46によって循環させ、ビール供給
ホース32を冷却し、ビール供給ホースを汚染から守
る。
供給ホースを汚染から守ることができるビールホースお
よびそれを用いた瞬冷式生ビールサービス装置を提供す
る。 【構成】 生ビール樽20と、瞬冷生ビールサーバ40
の冷却コイル41との間を結合して生ビールを供給する
ビール供給ホース32に沿って冷却ホース32,33を
配置し、冷却ホース32,33に瞬冷生ビールサーバか
らの冷却水をポンプ46によって循環させ、ビール供給
ホース32を冷却し、ビール供給ホースを汚染から守
る。
Description
【0001】
本考案は生ビール樽から瞬冷式生ビールサーバに生ビールを供給するビールホ ースおよびそれを用いた瞬冷式生ビールサービス装置に関する。
【0002】
図4は、この種の瞬冷式生ビールサービス装置を示す構成図である。
【0003】 CO2 ボンベ50からは調圧弁51およびガスホース52を介して、ビール樽 60のフィッティング61に炭酸ガスが供給される。フィッティング61から供 給された炭酸ガスに押圧され、生ビール樽60の中の生ビールは、フィッティン グ62を介してビール供給ホース71に供給される。ビール供給ホース71に供 給された生ビールは、瞬冷生ビールサーバ80の冷却コイル81を通過する際、 冷却される。冷却された生ビールは注出コック82が開とされると、グラス83 に注がれる。また冷却コイル81は冷却ユニット85により冷却された冷却水槽 84中の冷却水によって冷却されている。
【0004】
上述した従来の瞬冷式生ビールサービス装置は、ビール供給ホースが常温中に 露出されているために、生ビール樽交換等でフィッティング部分が汚れる危険性 がある。フィッティング部分が汚れるとビール供給ホースの汚れにつながり、そ の結果、ビール品質の低下ともなる。この為頻繁にホースの交換を行わなければ ならない。 本考案は、上記問題点に鑑み、ビール供給ホースを冷却状態に保ち 、汚染させないビールホースおよびそれを用いた瞬冷式生ビールサービス装置を 提供することを目的とする。
【0005】
本考案のビールホースは瞬冷式生ビールサービス装置における生ビール樽と、 瞬冷生ビールサーバの冷却コイルとの間を結合して生ビールを供給するビール供 給ホースにおいて、前記ビール供給ホースと、前記ビール供給ホースに沿って前 記瞬冷生ビールサーバからの冷却水を循環させ、前記ビール供給ホースを冷却す る冷却ホースとを有する。
【0006】 また、前記冷却ホースは、前記ビール供給ホースの外側に配置され、前記ビー ル供給ホースと密接するように束ねられ、前記瞬冷生ビールサーバから供給され た冷却水で前記ビール供給ホースを冷却した後に冷却水を前記生ビールサーバに 帰還させるのが好ましい。
【0007】 さらに、前記冷却ホースは、冷却部と帰還部とからなり、冷却部は、ビールを 供給する前記ビールホースを覆うように外側に配置され、前記瞬冷生ビールサー バから供給される冷却水で前記ビールホースを冷却し、冷却後の冷却水を帰還部 に送出し、帰還部は冷却部からの冷却水を前記瞬冷生ビールサーバに帰還させる のが好ましい。
【0008】 本考案の瞬冷式生ビールサービス装置は、請求項1ないし3のいずれか1項記 載のビールホースで生ビール樽と瞬冷式生ビールサーバとを連結するとともに冷 却水循環用のポンプを具備し、前記ポンプにより前記ビールホースの冷却ホース に前記瞬冷式生ビールサーバの冷却水を循環させ前記ビール供給ホースを冷却す る。
【0009】
冷却ホースがビール供給ホースを冷却するのでビール供給ホースは低温に保た れる。したがって、ビール供給ホースの汚染が防止され、ひいてはビール供給ホ ースの頻繁な交換が不要となる。
【0010】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。図1は本考案の瞬冷 式生ビールサービス装置の一実施例を示す構成図、図2は図1の実施例に用いら れるビールホースのX−X断面図、図3は本考案の他の実施例に用いられるビー ルホースの断面図である。
【0011】 CO2 ボンベ10からは調圧弁11およびガスホース12を介して、ビール樽 20のフィッティング21に炭酸ガスが供給される。フィッティング21から供 給された炭酸ガスに押圧され、生ビール樽20の中の生ビールは、フィッティン グ22を介してビールホース30のビール供給ホース31に供給される。
【0012】 ビール供給ホース31に供給された生ビールは、瞬冷生ビールサーバ40の冷 却コイル41(通常、内径数mm、延べ長さ10〜20m)を通過する際、冷却 される。冷却された生ビールは注出コック42が開とされると、グラス43に注 がれる。また冷却コイル41は、冷却ユニット45により冷却された冷却水槽4 4中の冷却水によって冷却されている。さらにポンプ46は冷却水槽44中の冷 却水を冷却ホース32を介して送出し、冷却ホース33を介して冷却水槽44に 帰還させている。本実施例における冷却ホース32,33はフィッティング22 近辺でUターンさせられ、図2に示されるようにビール供給ホース31と抱き合 わせとされ、カバー34によって束ねられている。カバー34は結束用のテープ でもよく、また断熱材からできているのが好ましい。
【0013】 他の実施例においては、ビールホース30の代りに図3で示されるようなビー ルホース35を用いる。この場合、ビールホース35は、冷却部37と帰還部3 8とからなり、ビール供給ホース36は大部分が冷却部37中に配置されている 。冷却水は、ビール供給ホース36の外側と冷却部37の内側との間の空間を通 り、ビール供給ホース36を冷却した後、フィッティング22の近辺で帰還部3 8に渡され冷却水槽44に帰還される。冷却部37と帰還部38とは結束材39 で結束してもよい。上述の実施例を従来のものと比較したところ下記のような結 果を得た。
【0014】 ビニールホース内を生ビールで満たし、ビール酵母を生ビールに対して10c ells/mlなるように添加して行った。培養条件 1.20℃で72時間培養したもの(従来の瞬冷式生ビールサーバ状態) 2.5℃で72時間培養したもの(本考案の状態)培養結果 1.2,500cells/mlのビール酵母 2. 8cells/mlのビール酵母
【0015】
以上説明したように本考案は、ビール供給ホースを冷却ホースに供給する冷却 水により冷却することにより、ビール供給ホースの汚染を防止し、ビール供給ホ ースの頻繁な交換を不要とし、ひいては瞬冷生ビールサービス装置の稼働率を向 上できる効果がある。
【図1】本考案の瞬冷式生ビールサービス装置の一実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図2】図1の実施例に用いられるビールホースのX−
X断面図である。
X断面図である。
【図3】本考案の他の実施例に用いられるビールホース
の断面図である。
の断面図である。
【図4】瞬冷生ビールサービス装置の従来例を示す構成
図である。
図である。
10 CO2 ボンベ 11 調圧弁 12 ガスホース 20 生ビール樽 21,22 フィッティング 30,35 ビールホース 31,36 ビール供給ホース 32,33 冷却ホース 34 カバー 37 冷却部 38 帰還部 39 結束材
Claims (4)
- 【請求項1】 瞬冷式生ビールサービス装置における生
ビール樽と、瞬冷生ビールサーバの冷却コイルとの間を
結合して生ビールを供給するビール供給ホースにおい
て、 前記ビール供給ホースと、前記ビール供給ホースに沿っ
て前記瞬冷生ビールサーバからの冷却水を循環させ、前
記ビール供給ホースを冷却する冷却ホースとを有するこ
とを特徴とするビールホース。 - 【請求項2】 前記冷却ホースは、前記ビール供給ホー
スの外側に配置され、前記ビール供給ホースと密接する
ように束ねられ、前記瞬冷生ビールサーバから供給され
た冷却水で前記ビール供給ホースを冷却した後に冷却水
を前記生ビールサーバに帰還させる請求項1記載のビー
ルホース。 - 【請求項3】 前記冷却ホースは、冷却部と帰還部とか
らなり、冷却部は、ビールを供給する前記ビールホース
を覆うように外側に配置され、前記瞬冷生ビールサーバ
から供給される冷却水で前記ビールホースを冷却すると
ともに、冷却後の冷却水を帰還部に送出し、帰還部は冷
却部からの冷却水を前記瞬冷生ビールサーバに帰還させ
る請求項1記載のビールホース。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項記載の
ビールホースで生ビール樽と瞬冷式生ビールサーバとを
連結するとともに冷却水循環用のポンプを具備し、前記
ポンプにより前記ビールホースの冷却ホースに前記瞬冷
式生ビールサーバの冷却水を循環させ前記ビール供給ホ
ースを冷却する瞬冷式生ビールサービス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1951392U JPH0581098U (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 冷却機能付のビールホースおよびそれを用いた瞬冷式生ビールサービス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1951392U JPH0581098U (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 冷却機能付のビールホースおよびそれを用いた瞬冷式生ビールサービス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0581098U true JPH0581098U (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=12001446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1951392U Pending JPH0581098U (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 冷却機能付のビールホースおよびそれを用いた瞬冷式生ビールサービス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0581098U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010270902A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-12-02 | Aoi:Kk | 二重管を形成する継手装置 |
-
1992
- 1992-04-01 JP JP1951392U patent/JPH0581098U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010270902A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-12-02 | Aoi:Kk | 二重管を形成する継手装置 |
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