JPH0581097B2 - - Google Patents

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JPH0581097B2
JPH0581097B2 JP60184011A JP18401185A JPH0581097B2 JP H0581097 B2 JPH0581097 B2 JP H0581097B2 JP 60184011 A JP60184011 A JP 60184011A JP 18401185 A JP18401185 A JP 18401185A JP H0581097 B2 JPH0581097 B2 JP H0581097B2
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Kunihiko Mori
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシリアルデータ伝送における受信処理
に関し、特にデータの直前に置かれるヘツダデー
タの検出に関する。
〔従来の技術〕
データ伝送においてデータの開始を示す為にデ
ータの直前に置かれるヘツダパターンとして様々
なパターンがあるが、Nビツト長のパターンをM
回以上繰り返し、受信側でこのパターンがM回連
続して受信された時、ヘツダ検出完了として、こ
のパターンに同期してN+1ビツト毎に1ビツト
幅で発生するフレーム同期信号との相対位置によ
りデータの開始点を知ることができるヘツダパタ
ーンが広く知られている。従来、受信側において
このヘツダパターンを検出し、フレーム同期信号
により通信データの開始点を知る為には次の様な
方式がある。例えば、パルス列として順次入力さ
れる1フレーム毎のデータ列を一旦直並列変換し
てバツフアに蓄える。そしてプロセツサに、この
バツフア内に蓄えられた並列データを読み取ら
せ、メモリに蓄えられた蓄積プログラムに従つ
て、プログラム内に書き込んだパターンと、前記
並列データとのビツト比較を行こなつて、ヘツダ
パターンを受信したか否かを判定する方法等であ
る。
また、専用回路を用いた場合、順次受信入力さ
れる直列データをフレーム毎に並列データに変換
してバツフアに蓄える。そしてこのバツフアに蓄
えられた並列データをデイジタルコンパレータ等
で比較し、予め定められたビツトパターンと一致
した時に一致信号を出力させる。この一致信号の
連続出力回数でヘツダパターンを所定回数受信し
たと判定する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の処理であるプロセツサを用いる
場合では、そのパターン識別判定専用のプロセツ
サを用意せねばならず、コストが高くなるという
欠点があり、専用回路で構成した場合は、ヘツダ
パターン検出を行う回路、その検出回路によるヘ
ツダパターン受信回数を計数する回路、及びヘツ
ダパターン受信回数から通信データの始まりフレ
ームを計数する回路等をフレーム同期信号および
クロツク信号に同期して動作する回路を設計せな
ばならず、回路全体が非常に複雑になるという欠
点がある。
本発明の目的は、従来の専用回路に比べて、回
路構成が簡単となるように、Nビツトのヘツダパ
ターンをM回連続したことでヘツダ検出を行い、
データ開始点を検出するヘツダ検出回路を提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、上記Nビツトのヘツダパ
ターンが変更されても、選択回路の被選択入力を
論理変更することで容易に実現できるヘツダ検出
回路を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、繰り返しパターン
Nビツト、検出繰り返し回数Mが変更になつて
も、ある範囲内でリードオンリメモリのデータを
変更するだけで柔軟に対応できるヘツダ検出回路
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のヘツダ検出回路は、Nビツトの被検出
パターンのビツト列に対応して入力信号の反転あ
るいは非反転となるようにしたNビツト入力と少
なくとも1ビツトの“0”信号からなる2n1ビツ
トの被選択信号と、出力イネーブル信号と、n1
ツトの選択信号とを入力として、前記2n1ビツト
の被選択信号から1ビツトを選択し、クロツク信
号に同期してNビツトの被検出パターンが入力さ
れた場合、被検出パターンの先頭から順に1ビツ
トを選択して出力したとき、被検出パターンが入
力されている間制御信号出力が“1”となるよう
に構成された選択器と、 n2ビツトのフレーム位相信号と、mビツトのパ
ターン受信信号と、1ビツトのフレーム同期信号
と、前記n1ビツトの選択信号とを入力として、n1
+n2+mビツトの信号を出力するリードオンリメ
モリと、 前記リードオンリメモリのn1+n2+mビツトの
出力信号を前記クロツク信号によりラツチし前記
選択器への選択信号、リードオンリメモリへの次
のクロツク周期における選択信号、パターン受信
信号、フレーム位相信号入力として出力し、リセ
ツト信号によりリセツトされるラツチ回路と、 前記選択器から出力される制御信号と前記クロ
ツク信号の反転とを入力として前記リセツト信号
を出力する2入力ナンド回路と、 を有している。
前記n1ビツトの選択信号がNになるのは、Nビ
ツトの検出パターンがM回連続したことを検出し
た場合である。選択信号がN+1以上になること
はない。従つて、選択器の入力2n1ビツトの被選
択信号のNを“0”にする必要はあるが、残りの
2n1−N−1個の被選択信号は“0”、“1”のど
ちらでもかまわない。
前記リードオンリメモリは、 Nビツトの被検出パターンのM回連続繰り返し
で、ヘツダ検出を行うときに、 (i) パターン受信信号がM−1未満の場合、選択
信号がN−1ならば、n1ビツト出力に0、mビ
ツト出力に入力されたパターン受信信号+1を
出力し、 選択信号がN−1以下ならば、n1ビツト出力
に選択信号+1を、mビツト出力に入力された
パターン受信信号を出力し、 (ii) パターン受信信号がM−1で、フレーム位相
信号が0でない場合、 選択信号がNならば、n1ビツト出力にN、m
ビツト出力に入力されたパターン受信信号を出
力し、 選択信号がN−1以下ならば、n1ビツト出力
に入力された選択信号+1を、mビツト出力に
入力されたパターン受信信号を出力し、 (iii) パターン受信信号がM−1で、フレーム位相
信号が0の場合、 選択信号がN−1、Nならば、n1ビツト出力
にN、mビツト出力に入力されたパターン受信
信号を出力し、選択信号がN−1未満ならば、
n1ビツト出力に入力された選択信号+1を、m
ビツト出力に入力されたパターン受信信号を出
力し、 (iv) 選択信号がN未満、パターン受信信号がM−
2以下の場合、 n2ビツト出力に、フレーム同期信号が“1”
のときにN−1を、フレーム同期信号が“0”
のときに入力されたフレーム位相信号+1をN
+1で割つた余りを出力し、 (v) 選択信号がN未満で、パターン受信信号がM
−1の場合、 n2ビツト出力は、入力されたフレーム位相信
号を出力し、 (vi) 選択信号がNで、パターン受信信号がM−1
の場合、 フレーム同期信号が“1”のときにn2ビツト
出力に入力されたフレーム同期信号−1を、フ
レーム同期信号が“0”のときにn2ビツト出力
に入力されたフレーム同期信号を出力する。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について図面を参照して説
明する。本実施例で送信側から受信側に送られる
ヘツダパターンは、N=5ビツト長の“01111(2)
であるとする。また、送信側から連続して送られ
てくるヘツダパターン総数は6とする。このよう
に送信側から送られてくるヘツダパターンを第2
図の入力信号01として図示する。また本実施例
では、上記ヘツダパターンをM(=3)回連続受
信した時にヘツダ検出完了としている。従つて、
送信側から送られてきた入力信号01が第2図の
ように変化した場合、5ビツト長のヘツダパター
ン“01111(2)”を3回連続して検出した時に受信
側でヘツダ検出完了とされる。また、第2図の入
力信号01は“01111(2)”が6連続しているが、
これは通信路途上等で通信エラーが発生して、6
個あるヘツダパターン中の何れかが受信側で正し
く“01111(2)”と認識できなくても、残りの連続
するヘツダパターンをM回連続受信すれば受信側
でヘツダ検出完了とするように、予備的に送信側
で付加しているものである。例えば、第2図のケ
ースでは、2番目のヘツダパターン受信途中
で、ビツトエラーが発生し、3番目のビツトデー
タが“0(2)”であつた場合の各信号31,32,
33の遷移状態を示す。ケースでは、3番目の
ヘツダパターン受信時において、出力イネーブル
信号12が“1(2)”となり、本実施例のヘツダ検
出回路が検出動作を始めた場合を示す。
第1図において、選択器10は8ビツトの入力
端子を備え、送信側から送られてくる上記ヘツダ
パターンを含む、パルス列からなる入力信号01
が以下のように各端子に入力される。選択器10
の入力端子I0には、入力信号01の非論理反転信
号が入力され、入力端子I1〜I4には、入力信号0
1の論理反転信号が入力される。さらに入力端子
I5〜I7には、“0(2)”信号が入力される。これら選
択器10の8ビツト入力全体で被選択信号02が
構成されている。なお、上記入力端子I0〜I4が、
ヘツダパターン“01111(2)”の各ビツト位置に対
応している。つまり、ヘツダパターンの先頭ビツ
トが入力端子I0に、2番目のビツトが端子I1に、
…5番目のビツトが端子I4に入力される。また、
この選択器10には、ラツチ回路30の出力端子
O0〜O2から出力される選択信号31が入力され
る。この選択信号31は、n1ビツト構成であり、
ヘツダパターン中の何番目のビツトデータを選択
するかを決定する。従つて、ヘツダパターンが本
実施例のようにN=5のビツト長あつた場合、各
ビツト選択にはn1≧3ビツト必要である。このよ
うな3ビツト構成の選択信号31で選択器10の
入力端子I0〜I7の一つの信号が選択され、制御信
号11として2入力ナンド回路40の一方の入力
端子に出力される。例えば選択信号31が
“000(2)”ならヘツダパターンの第一番目のビツト
データが入力される入力端子I0の信号が、
“100(2)”ならヘツダパターンの第5番目のビツト
データが入力される入力端子I4の信号が選択され
る。そして、選択器10に入力される出力イネー
ブル信号12によつて、制御信号11の出力状態
が制御される。つまり、出力イネーブル信号12
が“0(2)”なら、制御信号11の2入力ナンド回
路40への出力が抑制される。ナンド回路40の
他方の入力端子には、反転されたクロツク信号3
5が入力される。2入力ナンド回路40の出力は
リセツト信号41としてラツチ回路30に出力さ
れる。
リードオンリメモリ20のアドレス端子A0
A2には上記選択信号31が、アドレス端子A3
A7にはラツチ回路30の出力端子O3〜O7から出
力されるフレーム位相信号33が、アドレス端子
A6、A7にはラツチ回路30の出力端子O6、O7
ら出力されるパターン受信信号32がそれぞれ入
力される。さらに、フレーム同期信号21もリー
ドオンリメモリ20に入力される。フレーム同期
信号はデータ開始点を検索するための信号で、検
出パターンがNビツトの場合、クロツク信号のN
+1クロツク毎に“1”になるフレーム信号であ
る。フレーム同期信号が“1”になつた後の2個
目のクロツク信号の立ち上がりがデータの開始点
となる。
リードオンリメモリ20の出力端子O0〜O7
ラツチ回路30の入力端子I0〜I7とそれぞれ接続
されている。リードオンリメモリ20内には、上
記信号31,32,33及びフレーム同期信号2
1の各信号値の組合せで指定されるアドレス番地
に、それぞれ所定のデータが書き込まれており、
この書き込みデータがラツチ回路30に出力され
る。また、ラツチ回路30には、2入力ナンド回
路40で形成されるリセツト信号41とクロツク
信号35とが入力されており、このリセツト信号
41が“0(2)”であると、ラツチ回路30はリセ
ツトされて、出力が全て“0(2)”となる。逆に、
このリセツト信号41が“1(2)”であるときに入
力されるクロツク信号35の立上りエツジで、入
力端子I0〜I7のデータが保持されて出力端子O0
O7に出力される。
上記パターン受信信号32は、連続してヘツダ
パターンを何回受信したかを示す信号で、パター
ン受信信号がM−1からMになつた時点がデータ
開始点である。本実施例では、M(=3)回ヘツ
ダパターンを連続して受信した時に、ヘツダ検出
完了としているので、その回数を示すパターン受
信信号32は最低2ビツト必要で、m≧2とな
る。仮にM=6回ヘツダパターンを連続受信した
時に、ヘツダ検出完了とするならば、m≧3とな
る。フレーム位相信号33は、ヘツダパターンを
M回連続受信した後、何フレーム目から通信デー
タが始まるかを示す信号である。フレーム位相信
号33は、nビツトで構成されており、本実施例
では、送信側で6回連続してヘツダパターンを送
出し、受信側でM=3回連続してヘツダパターン
を検出するので、6−M=3となり、n2≧3ビツ
ト必要である。フレーム同期信号21は、受信側
で検出しようとする被検出パターンであるヘツダ
パターンのビツト長+1のパルス幅を持つ周期信
号である。本実施例では、被検出パターンが5ビ
ツト長であるので、フレーム同期信号21は、6
ビツト長のパルス幅を持ち、第2図に示すよう
に、6ビツト毎に1クロツク幅の“1(2)”が現わ
れる信号である。
本実施例のヘツダ検出回路の動作を第2図のタ
イミングチヤートを参照しながら以下に説明す
る。
最初にラツチ回路30はリセツト信号41によ
りリセツトされており、ラツチ回路30の出力は
全て0となつている。従つて、リードオンリメモ
リ20に入力される選択信号31、パターン受信
信号32およびフレーム位相信号33は全て
“0(2)”である。
選択器10は入力される選択信号31に応じ
て、入力端子I0〜I7の何れか一つを選択するが、
選択信号31が“5(10)”〜“7(10)”であれば、常
時“0”である入力端子I5〜I7の信号が制御信号
11として出力される。なお、本実施例では、入
力端子I5〜I7への入力信号はすべて“0(2)”とした
が、入力端子I6、I7への入力信号は、“0(2)”、
“1(2)”のいずれであつてもよい。
今、初期状態で、選択信号31は“000(2)”な
ので、ヘツダパターンの1番目のビツトデータが
選択され、制御信号11として出力される。従つ
て、制御信号11はローレベル信号となり、リセ
ツト信号41は“1(2)”となり、ラツチ回路30
のリセツトが解除される。また、リードオンリメ
モリ20からは、入力される選択信号31、パタ
ーン受信信号32およびフレーム位相信号33の
ビツトデータ組合わせで指定されるメモリ番地か
ら、以下のようなデータが出力される。
リードオンリメモリ20は、上記ラツチ回路3
0のリセツト解除後、選択信号31の値に
“1(10)”を増加させた値をラツチ回路30に出力
する。一方、ラツチ回路30はクロツク信号35
の立上りエツジ時の入力信号状態を保持して、次
のクロツク信号35の立上りエツジまで出力状態
を変化させない。例えば、ラツチ回路30出力の
選択信号31が“0(10)”であつたとき、上記のよ
うにリードオンリメモリ20によつて、この選択
信号31の値に“1(10)”加算された値がラツチ回
路30に出力される。そして、次のクロツク信号
35の立上りエツジが入力されて初めて、ラツチ
回路30の出力が“0(10)”から“1(10)”に変化す
る。これによつて、選択信号31は、クロツク信
号35の1クロツク毎に1インクリメントされ、
“0(10)”→“1(10)”→“2(10)”→“3(10)”→“4(10
)

と変化する。前述したように選択器10は、選択
回路31が“0(10)”ならば、非論理反転信号であ
る入力端子I0が、選択信号31が“1(10)”〜
“4(10)”なら論理反転信号である入力端子I1〜I4
選択されて2入力ナンド回路40に出力される。
従つて、このクロツク信号35に同期して選択信
号31が上記のように変化するとき、入力信号0
1もクロツク35に同期して、“0(2)”→“1(2)
→“1(2)”→“1(2)”→“1(2)”と変化していれば、
制御信号11は常に“0(2)”である。これによつ
てリセツト信号41がONすることはなく、ラツ
チ回路30はリセツトされない。逆に、入力信号
01の経時変化が“0(2)”→“1(2)”→“1(2)”→
“1(2)”→“1(2)”でないと、つまり、ヘツダパタ
ーンが入力信号01に出現しないと、その一致し
ない時点で制御信号11は”1(2)”となり、直ち
にラツチ回路30はリセツトされることになる。
ラツチ回路30がリセツトされた時、選択信号3
1は“0(2)”となり、ヘツダ検出回路の動作は初
期状態に戻る。第2図のケースには、2つ目の
ヘツダパターン受信時に、入力信号01が“0(2)
→“1(2)”→“0(2)”→“1(2)”、“1(2)”と変化した
場合の状態を示している。つまり、第3番目のビ
ツトデータが“0(2)”であるので、ここでラツチ
回路30はリセツトされる。
さて、入力信号01が“0(2)”→“1(2)”→
“1(2)”→“1(2)”、“1(2)”と変化する場合、前述の
様に選択信号31は“0(10)”→“1(10)”→“2(10)
→“3(10)”→“4(10)”となつている。そして、選
択信号31が“4(10)”のとき、リードオンリメモ
リ20の出力端子O0〜O2には“0(10)”が出力され
る。これと同時にリードオンリメモリ20のO6
O7には、パターン受信信号32の値に“1(10)”を
加えた値が出力される。この端子O6、O7出力信
号もラツチ回路30にクロツク信号35の立上り
エツジでラツチされ、パターン受信信号32とし
て再びメモリ20の入力端子A6、A7にフイード
バツク入力される。従つて、入力信号01が
“01111(2)”のパターンを2回連続して繰り返す
と、パターン受信信号32は、“2(10)”となる。
次に入力信号01に新たな“01111(2)”がクロツ
ク信号35に同期して選択器10に入力される
と、リードオンリメモリ20の端子O0〜O2出力
端子は“0(10)”→“1(10)”→“2(10)”→“3(10)”→
“4(10)”→“5(10)”と変化される。但し、端子O6
O7の出力値は“2(10)”のままに維持される。結局
“01111(2)”のパターンを3回連続して受信した場
合、選択信号31は“5(10)”に、パターン受信信
号32は“2(10)”となり、この信号値状態が保持
される。
一方、リードオンリメモリ20は、端子O3
O5の出力を、前述の端子O0〜O2及び端子O6、O7
出力と無関係でしかも選択信号31値が5(10)でな
く、かつパターン受信信号32値が2(10)でない
間、クロツク信号35に同期させてフレーム位相
信号33の値を“1(10)”づつインクリメントさせ
る。また、リードオンリメモリ20の端子O3
O5出力は、上記のように選択信号31の値が5
でなく、かつパターン受信信号32の値が2でな
いとき、しかもフレーム同期信号21が“1(2)
になつた時に同期して“4(10)”とされる。すなわ
ち、フレーム位相信号33は“0(10)”→“1(10)
→“2(10)”→“3(10)”→“4(10)”→“5(10)”と繰り
返される。そして、パターン受信信号32が
“2(10)”となつたとき、リードオンリメモリ20
は入力されるフレーム位相信号33の値をインク
リメントさせず、その値を保持する。さらに、パ
ターン受信信号32が“2(10)”で、選択信号31
が“5(10)”となつたそれ以降、リードオンリメモ
リ20は、入力されるフレーム位相信号33値を
フレーム同期信号21が“1(2)”になる毎に
“1(10)”ずつ減少させる。そうして、フレーム位
相信号33が“0(10)”で、かつ選択信号31が
“4(10)”または“5(10)”のときに、メモリ20は、
端子O6、O7出力を“2(10)”→“3(10)”と変化させ
る。この端子O6、O7出力信号は、次のクロツク
信号35の立上りエツジでラツチ回路30にラツ
チされる。これによつてパターン受信信号32
は”3(10)”となる。このパターン受信信号32が
“3(10)”となる位置は必ずフレーム同期信号21
に同期しており、通信データの開始点を示してい
る。この間のタイミングチヤートをケース別に第
2図に示してある。
1回の処理が終わり、再度ヘツダ検出を行う時
は出力イネーブル信号12をオフにして制御信号
11を“1(2)”としてラツチ回路30をリセツト
する。
以上の動作においては、ラツチ回路30は、入
力信号に同期したクロツク信号によつてラツチ動
作を行つているため、クロツクの一周期の間に、
ラツチ回路の出力をリードオンリメモリ20の入
力とし、リードオンリメモリの出力をラツチ回路
の入力となるように回路が動作すれば良い。従つ
て、ラツチ回路30とリードオンリメモリ20が
充分このスピードに間に合えばよいので、オーバ
サンプリングの機能は不要である。
このように、本実施例によれば、“01111(2)”の
パターンを3回連続受信してヘツダの検出を完了
した後に、フレーム同期信号21との相対的位置
によりデータの開始点を知る事ができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、
一般に、検出するヘツダパターンの“0(2)”と
“1(2)”との順序組合わせにより、選択器10の端
子I0〜I7入力を入力信号01の論理反転信号、論
理非反転信号とするかが決められる。また、ヘツ
ダパターンのビツト長により選択器10の被選択
信号02のビツト数が決められる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、送信側から送ら
れてくるヘツダパターンに応じて選択器の入力論
理状態を設定するとともに、各ヘツダパターンの
先頭から何番目のビツトデータを取り出すかを選
択する選択信号と、連続信号ヘツダパターン数を
カウントするパターン受信信号と、ヘツダ検出完
了後の通信データ始まりフレーム位置を示すフレ
ーム位相信号とをリードオンリメモリに書き込ん
だデータとラツチ回路とで生成するようにしたの
で、わずかな素子によりヘツダ検出回路を構成す
ることができ、しかもヘツダパターン検出しデー
タの開始点を示す信号を簡単に得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は
ヘツダパターンの例および本発明による動作のタ
イミングチヤートである。 01……入力信号、02……被選択信号、10
……選択器、11……制御信号、12……出力イ
ネーブル信号、20……リードオンリメモリ、2
1……フレーム同期信号、30……ラツチ回路、
31……選択信号、32……パターン受信信号、
33……フレーム位相信号、35……クロツク信
号、41……リセツト信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 Nビツトの被検出パターンのビツト列に対応
    して入力信号の反転あるいは非反転となるように
    したNビツト入力と少なくとも1ビツトの“0”
    信号からなる2n1ビツトの被選択信号と、出力イ
    ネーブル信号と、n1ビツトの選択信号とを入力と
    して、前記2n1ビツトの被選択信号から1ビツト
    を選択し、クロツク信号に同期してNビツトの被
    検出パターンが入力された場合、被検出パターン
    の先頭から順に1ビツトを選択して出力したと
    き、被検出パターンが入力されている間制御信号
    出力が“1”となるように構成された選択器と、 n2ビツトのフレーム位相信号と、mビツトのパ
    ターン受信信号と、1ビツトのフレーム同期信号
    と、前記n1ビツトの選択信号とを入力として、n1
    +n2+mビツトの信号を出力するリードオンリメ
    モリと、 前記リードオンリメモリのn1+n2+mビツトの
    出力信号を前記クロツク信号によりラツチし前記
    選択器への選択信号、リードオンリメモリへの次
    のクロツク周期における選択信号、パターン受信
    信号、フレーム位相信号入力として出力し、リセ
    ツト信号によりリセツトされるラツチ回路と、 前記選択器から出力される制御信号と前記クロ
    ツク信号の反転とを入力として前記リセツト信号
    を出力する2入力ナンド回路と、 を有するヘツダ検出回路。 2 前記リードオンリメモリは、 Nビツトの被検出パターンのM回連続繰り返し
    で、ヘツダ検出を行うときに、 (i) パターン受信信号がM−1未満の場合、 選択信号がN−1ならば、n1ビツト出力に
    0、mビツト出力に入力されたパターン受信信
    号+1を出力し、 選択信号がN−1以下ならば、n1ビツト出力
    に選択信号+1を、mビツト出力に入力された
    パターン受信信号を出力し、 (ii) パターン受信信号がM−1で、フレーム位相
    信号が0でない場合、 選択信号がNならば、n1ビツト出力にN、m
    ビツト出力に入力されたパターン受信信号を出
    力し、 選択信号がN−1以下ならば、n1ビツト出力
    に入力された選択信号+1を、mビツト出力に
    入力されたパターン受信信号を出力し、 (iii) パターン受信信号がM−1で、フレーム位相
    信号が0の場合、 選択信号がN−1、Nならば、n1ビツト出力
    にN、mビツト出力に入力されたパターン受信
    信号を出力し、選択信号がN−1未満ならば、
    n1ビツト出力に入力された選択信号+1を、m
    ビツト出力に入力されたパターン受信信号を出
    力し、 (iv) 選択信号がN未満、パターン受信信号がM−
    2以下の場合、 n2ビツト出力に、フレーム同期信号が“1”
    のときにN−1を、フレーム同期信号が“0”
    のときに入力されたフレーム位相信号+1をN
    +1で割つた余りを出力し、 (v) 選択信号がN未満で、パターン受信信号がM
    −1の場合、 n2ビツト出力は、入力されたフレーム位相信
    号を出力し、 (vi) 選択信号がNで、パターン受信信号がM−1
    の場合、 フレーム同期信号が“1”のときにn2ビツト
    出力に入力されたフレーム同期信号−1を、フ
    レーム同期信号が“0”のときにn2ビツト出力
    に入力されたフレーム同期信号を出力する、 ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のヘ
    ツダ検出回路。
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