JPH0580900U - 車両用荷棚構造 - Google Patents

車両用荷棚構造

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JPH0580900U
JPH0580900U JP2820192U JP2820192U JPH0580900U JP H0580900 U JPH0580900 U JP H0580900U JP 2820192 U JP2820192 U JP 2820192U JP 2820192 U JP2820192 U JP 2820192U JP H0580900 U JPH0580900 U JP H0580900U
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Japan
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cover
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vehicle
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一樹 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷棚の下部を、シート等に照射される光の照
度を低下することなく体裁よく覆うとともに、太陽光を
車室内に取り入れるようにする。 【構成】 ブラケット2及び複数の荷受棒4、5等より
なる荷棚フレームAの下部を、下面に複数のV字溝18
を備え、かつ外方の端面を車外に露出させたアクリル系
のカバー16により覆うとともに、カバー16内に蛍光
灯10,13を設けたことにより、夜間は、V字溝18
を透過する蛍光灯10,13の光が、また昼間は、車外
に露出させたカバー16の端面より透過する太陽光が、
それぞれV字溝18を通して下向に照射されるので、昼
夜のいずれにおいても荷棚の下方の照度は向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば観光バス等に装着される荷棚構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
観光バス等の車室内天井部の両側部には、手荷物等を載せる荷棚が装着されて いるのが一般的であり、従来の荷棚は、単なる棚板構造のもの、あるいは棒又は 帯板等を長手方向に所定間隔おきに複数本列設しただけの構造となっているのが 殆んどである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記した前者の棚板構造の荷棚では、天井部に設けた室内灯の光を多少遮るこ とになるため、荷棚の下方に位置するシートに照射される光の照度が低下する問 題がある。
【0004】 また、後者の棒又は帯板等よりなる荷棚は、室内灯の光を遮ることはないもの の、手荷物に付着した塵埃又は水滴等がシート及びシートに着座した乗客に落下 するという問題があるばかりでなく、棒等が外部に露呈しているため外観的な見 栄えが悪い。
【0005】 本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので、荷棚の下部を、シー ト等に照射される光の照度を低下することなく体裁よく覆うとともに、太陽光を 車室内に取り入れるようにした車両用荷棚構造を提供することを目的としている 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、車室内に設けられた荷棚の下部を、下 面に複数のV字溝が形成され、かつ外方の端面を車外に露出させた透光性のカバ ーにより覆うとともに、該カバー内に照射方向を下向とした照明灯を設けたこと を特徴としている。
【0007】
【作用】
荷棚の下部を、下面に複数のV字溝を備え、かつ外方の端面を車外に露出させ た透光性のカバーにより覆うとともに、カバー内に照明灯を設けたことにより、 夜間は、V字溝を透過する照明灯の光が、また昼間は、車外に露出させたカバー の端面より透過する太陽光が、それぞれV字溝より下向に照射されるので、昼夜 のいずれにおいても荷棚の下方の照度は向上する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は、本考案を適用した大型観光バスを略示するもので、その車室内天井部 の両側部には、以下に詳述する荷棚が装着されている。
【0010】 図2及び図3において、車体のルーフパネル1には、内向L字形をなす複数の ブラケット2の上端が、その外側の端面を車体側面のアウタパネル3の内面に当 接させた状態でボルト止めされている。各ブラケット2の水平片2aには、車体 の前後方向を向く5本の荷受棒4が、所定間隔おきに貫通して固着されている。
【0011】 また、各ブラケット2の上向片2bの中間部には、パイプ状の荷受棒5が貫通 しており、この荷受棒5と上記ブラケット2と複数の荷受棒4とにより荷棚フレ ームAを構成している。
【0012】 荷棚フレームAは、図3に示すように、その要所要所が、ルーフパネル1より 垂下させた支柱6により支持されている。7は、支柱6の下面に設けられたスピ ーカである。
【0013】 荷棚フレームAの内方の端部は、下部側を開放した合成樹脂製のモール8によ り体裁よく覆われている。
【0014】 ブラケット2における水平片2aの内方の端面には、逆L字形をなす支持板9 が、その上端折曲部をモール8の下面と当接させるようにして固着されている。 支持板9の内方の側面には、蛍光灯10が、支持板9とモール8とにより形成さ れる空間内に収容されるようにして取付けられている。
【0015】 なお、支持板9は、蛍光灯10の光が荷棚フレームA側に漏洩するのを防止す る遮光板を兼ねており、蛍光灯10の光が下向に照射されるようにしてある。
【0016】 ブラケット2における水平片2aの外方寄りの下面には、内方の端部を下向に 折曲したブラケット11が、その外方の端部を車体のサイドレール12の上面に 当接させるようにして固着されている。ブラケット11の下面のほぼ中央部には 、蛍光灯13が長手方向を向いて取付けられている。
【0017】 蛍光灯13の光は、支持板11の遮光作用により、上方及び内側方へ漏洩する のが防止され、下方へのみ積極的に照射されるようになっている。
【0018】 また、支持板11の下面に蛍光灯13を挟むようにして固着されたハ字形断面 の傘板14の作用により、蛍光灯13の直下が強く照射されるようにしてある。
【0019】 荷棚フレームAの下部は、上面を両支持板9,11の下端に嵌着した緩衝材1 5に当接させてなる透光性のアクリル系樹脂カバー16により覆われている。
【0020】 カバー16の内方の端部は、モール8の下端部上面に係止され、外方の端部は 、アウタパネル3とその直下に設けられたサッシュ17とにより挟持され、かつ 外方の端面は、車体の外側面とほぼ同一面をなすように車外に露出している。
【0021】 カバー16における蛍光灯10の直下の下面と支持板11の直下の下面とには 、長手方向を向く複数のV字溝18が形成されている。
【0022】 19は窓ガラスである。
【0023】 以上説明したように、上記実施例においては、荷棚フレームAに設けた蛍光灯 10,13の光がカバー16のV字溝18を通して下方に効果的に照射されるの で、夜間、シート等に照射される光の照度を向上させることができる。また、V 字溝18のプリズム作用とアクリル系樹脂の導光作用により、蛍光灯10,13 の光がカバー16の外端面まで到達し、図1に示すように、車体の外側面の露出 部16aが発光して、イルミネーション効果を発揮することができる。
【0024】 反対に昼間は、上記露出部16aを透過した太陽光が、V字溝18より下向に 照射されるので、車室内の明るさを増すことができ、節電効果が得られる。
【0025】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような効果を奏する。 (a) 夜間は、カバーのV字溝を透過する蛍光灯(照明灯)の光が、また昼間は 、車外に露出させたカバー端面より透過する太陽光が、それぞれV字溝より下向 に照射されるため、昼夜のいずれにおいても荷棚の下方の照度を向上させること ができる。 (b) 夜間、車外に露出させたカバーの端面が発光するので、特別な照明灯を別 途設けることなく、イルミネーション効果が得られる。 (c) 荷棚の下部をカバーにより覆ってあるので、荷棚のフレームが隠蔽され、 外観的な見栄えが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した大型観光バスの外観図であ
る。
【図2】図1におけるA−A線に沿う要部の拡大縦断正
面図である。
【図3】荷棚を下方より見たときの要部の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ルーフパネル 2 ブラケット 2a 水平片 2b 上向片 3 アウタパネル 4,5 荷受棒 6 支柱 7 スピーカ 8 モール 9 支持板 10,13 蛍光灯(照明灯) 11 支持板 12 サイドレール 14 傘板 15 緩衝材 16 カバー 16a 露出部 17 サッシュ 18 V字溝 19 窓ガラス A 荷棚フレーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内に設けられた荷棚の下部を、下面に
    複数のV字溝が形成され、かつ外方の端面を車外に露出
    させた透光性のカバーにより覆うとともに、該カバー内
    に照射方向を下向とした照明灯を設けたことを特徴とす
    る車両用荷棚構造。
JP1992028201U 1992-04-03 1992-04-03 車両用荷棚構造 Expired - Lifetime JP2578136Y2 (ja)

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JPH0580900U true JPH0580900U (ja) 1993-11-02
JP2578136Y2 JP2578136Y2 (ja) 1998-08-06

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ID=12242060

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100381478B1 (ko) * 2000-12-26 2003-04-26 현대자동차주식회사 버스용 선반 장착구조
JP2007030697A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Hino Motors Ltd 車両の照明構造
JP2015016817A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 株式会社総合車両製作所 車両用荷棚

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015016817A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 株式会社総合車両製作所 車両用荷棚

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