JPH058069Y2 - - Google Patents
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- JPH058069Y2 JPH058069Y2 JP16653387U JP16653387U JPH058069Y2 JP H058069 Y2 JPH058069 Y2 JP H058069Y2 JP 16653387 U JP16653387 U JP 16653387U JP 16653387 U JP16653387 U JP 16653387U JP H058069 Y2 JPH058069 Y2 JP H058069Y2
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- support
- cloth
- support rod
- horizontal
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Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims description 3
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- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 4
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は広幅のテープ形成素材を巻き付けた反
物を、一定の間隔で切断することにより、細幅の
ビニールテープ、紙テープ等を形成するためのテ
ープ裁断機に於ける反物の水平維持装置に係るも
のである。
物を、一定の間隔で切断することにより、細幅の
ビニールテープ、紙テープ等を形成するためのテ
ープ裁断機に於ける反物の水平維持装置に係るも
のである。
従来の技術
従来、広幅のテープ形成素材を巻き付けた反物
を、一定の間隔で切断することにより、細幅のビ
ニールテープ、紙テープ等を形成するテープ切断
形成装置に於いては、反物に、基部を支持体に固
定する支持杆を挿通するとともにこの支持杆の先
端を、電動機で回動するチヤツクにて固定し、反
物を回動しながら、支持杆の側面を移動するカツ
ターにより、反物を一定間隔毎に切断してテープ
を形成するする事が行なわれている。しかしなが
ら、支持杆に反物を挿通すると、基部のみを固定
している支持杆は、反物の重量によつて湾曲が生
じ、これをリフター等で支持しても、水平状態の
維持が不十分で、支持杆の先端をチヤツクの位置
に合わせて水平とし、チヤツクによる固定を行う
事が困難となる欠点を有していた。また、この支
持杆の水平を出すために、支持杆の先端とか、側
面にセンサーを設け、このセンサーにより、支持
杆の水平状態を測定しようとする試みも成された
が、支持杆の先端に設ける事は、チヤツク作業に
支障を生じ、また支持杆の側面からの測定は、支
持杆の外周に反物が位置するため、適当な設置場
所が無い等の欠点を有し、支持杆の有効な水平位
置の検出が困難なものであつた。
を、一定の間隔で切断することにより、細幅のビ
ニールテープ、紙テープ等を形成するテープ切断
形成装置に於いては、反物に、基部を支持体に固
定する支持杆を挿通するとともにこの支持杆の先
端を、電動機で回動するチヤツクにて固定し、反
物を回動しながら、支持杆の側面を移動するカツ
ターにより、反物を一定間隔毎に切断してテープ
を形成するする事が行なわれている。しかしなが
ら、支持杆に反物を挿通すると、基部のみを固定
している支持杆は、反物の重量によつて湾曲が生
じ、これをリフター等で支持しても、水平状態の
維持が不十分で、支持杆の先端をチヤツクの位置
に合わせて水平とし、チヤツクによる固定を行う
事が困難となる欠点を有していた。また、この支
持杆の水平を出すために、支持杆の先端とか、側
面にセンサーを設け、このセンサーにより、支持
杆の水平状態を測定しようとする試みも成された
が、支持杆の先端に設ける事は、チヤツク作業に
支障を生じ、また支持杆の側面からの測定は、支
持杆の外周に反物が位置するため、適当な設置場
所が無い等の欠点を有し、支持杆の有効な水平位
置の検出が困難なものであつた。
考案が解決しようとする問題点
本考案は上述のごとき問題点を解決しようとす
るものであつて、リフター等の昇降体で支持され
る、反物を装着した支持杆の水平を簡易に測定
し、チヤツクでの支持杆先端の固定を容易にする
とともに直径の異なる反物を種々装着しても、測
定装置を特別に調整する事なく、常に支持杆の水
平状態を、確実に測定維持し得るようにしようと
するものである。
るものであつて、リフター等の昇降体で支持され
る、反物を装着した支持杆の水平を簡易に測定
し、チヤツクでの支持杆先端の固定を容易にする
とともに直径の異なる反物を種々装着しても、測
定装置を特別に調整する事なく、常に支持杆の水
平状態を、確実に測定維持し得るようにしようと
するものである。
問題点を解決するための手段
本考案は上述のごとき問題点を解決するため、
広幅のテープ形成素材を巻き付けた反物に、基部
を支持体に固定する支持杆を挿通し、この支持杆
の先端を電動機で回動するチヤツクにて固定し、
反物を回動しながら、支持杆の側面を移動するカ
ツターにより、反物を一定間隔毎に切断してテー
プを形成するものに於いて、支持杆下面に臨ま
せ、上下に一定の対向間隔を介して左右方向に平
行な一対の支持部材からなる載置体を位置し、こ
の一対の支持部材を昇降杆に回動軸で回動可能に
支持するとともに平行に位置した支持部材の両端
方向を、対向間隔に於いて連結体により連結軸を
介して回動可能に連結し、この連結体に水平セン
サーの受光部と発光部を固定し、この水平センサ
ーの載置体の水平検出により昇降杆の昇降を停止
しするとともに水平状態の非検出時に昇降杆の昇
降を行なうものであることを特徴としてなるもの
である。
広幅のテープ形成素材を巻き付けた反物に、基部
を支持体に固定する支持杆を挿通し、この支持杆
の先端を電動機で回動するチヤツクにて固定し、
反物を回動しながら、支持杆の側面を移動するカ
ツターにより、反物を一定間隔毎に切断してテー
プを形成するものに於いて、支持杆下面に臨ま
せ、上下に一定の対向間隔を介して左右方向に平
行な一対の支持部材からなる載置体を位置し、こ
の一対の支持部材を昇降杆に回動軸で回動可能に
支持するとともに平行に位置した支持部材の両端
方向を、対向間隔に於いて連結体により連結軸を
介して回動可能に連結し、この連結体に水平セン
サーの受光部と発光部を固定し、この水平センサ
ーの載置体の水平検出により昇降杆の昇降を停止
しするとともに水平状態の非検出時に昇降杆の昇
降を行なうものであることを特徴としてなるもの
である。
作 用
本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、広幅のテープ形成素材を巻き付けた反物に、
基部を支持体に固定する支持杆を挿通すると、基
部のみを支持体に固定している支持杆は、反物の
重量によつて湾曲を生じる。この湾曲状態に有る
反物を、昇降杆に軸支固定された支持部材で支持
すると、支持部材は上下に一定の対向間隔を介し
て左右方向に平行に位置し、しかも昇降杆に回動
軸で回動可能に軸支するとともに平行に位置した
支持部材の両端方向を、対向間隔に於いて連結体
により連結軸を介して回動可能に連結しているか
ら、載置体と、傾斜した反物とが接触すると、第
3図の1点破線に示すごとく、反物の傾斜に追随
して傾斜する。この状態から昇降杆を上昇させ、
反物の傾斜状態を水平に近付ければ、載置体もこ
れに追随し、回動軸および連結軸から回動して水
平状態となる。上下の対向間隔を介して平行に位
置した支持部材は、両端方向を連結体により、連
結軸を介して回動可能に連結したものであるか
ら、この連結体は、常に垂直状態が保たれるもの
となり、この連結体に水平センサーの受光部と発
光部を固定し、載置体の水平状態に於いてのみ、
受光部と発光部の光軸を一致させるものとすれ
ば、載置体の傾斜と水平検出によつて、支持杆の
水平状態および傾斜状態が検出し得るものとな
り、この水平センサーの載置体の水平検出により
昇降杆の昇降を停止し、水平状態の非検出時に昇
降杆の昇降を行なえば、支持杆および反物の水平
維持を容易に行なう事ができるものである。
ら、広幅のテープ形成素材を巻き付けた反物に、
基部を支持体に固定する支持杆を挿通すると、基
部のみを支持体に固定している支持杆は、反物の
重量によつて湾曲を生じる。この湾曲状態に有る
反物を、昇降杆に軸支固定された支持部材で支持
すると、支持部材は上下に一定の対向間隔を介し
て左右方向に平行に位置し、しかも昇降杆に回動
軸で回動可能に軸支するとともに平行に位置した
支持部材の両端方向を、対向間隔に於いて連結体
により連結軸を介して回動可能に連結しているか
ら、載置体と、傾斜した反物とが接触すると、第
3図の1点破線に示すごとく、反物の傾斜に追随
して傾斜する。この状態から昇降杆を上昇させ、
反物の傾斜状態を水平に近付ければ、載置体もこ
れに追随し、回動軸および連結軸から回動して水
平状態となる。上下の対向間隔を介して平行に位
置した支持部材は、両端方向を連結体により、連
結軸を介して回動可能に連結したものであるか
ら、この連結体は、常に垂直状態が保たれるもの
となり、この連結体に水平センサーの受光部と発
光部を固定し、載置体の水平状態に於いてのみ、
受光部と発光部の光軸を一致させるものとすれ
ば、載置体の傾斜と水平検出によつて、支持杆の
水平状態および傾斜状態が検出し得るものとな
り、この水平センサーの載置体の水平検出により
昇降杆の昇降を停止し、水平状態の非検出時に昇
降杆の昇降を行なえば、支持杆および反物の水平
維持を容易に行なう事ができるものである。
この支持杆の水平出しを行なつた後、支持杆の
先端を電動機で回動するチヤツクにて固定し、反
物を回動しながら、支持杆の側面を移動するカツ
ターにより、反物を一定間隔毎に切断すれば、ビ
ニールテープ、紙テープ等のテープを正確でかつ
迅速に形成することができるものである。
先端を電動機で回動するチヤツクにて固定し、反
物を回動しながら、支持杆の側面を移動するカツ
ターにより、反物を一定間隔毎に切断すれば、ビ
ニールテープ、紙テープ等のテープを正確でかつ
迅速に形成することができるものである。
実施例
以下本考案の一実施例を図面に於いて説明すれ
ば、1,2は支持杆で、基台3を支持体4に固定
している。この支持杆1,2は一本でも良いが、
この実施例に於いては2本平行に形成し、2本の
支持杆1,2を固定した支持体4を固定軸5に固
定し、この固定軸5を電動機、手動等により回動
可能とすることにより、2本の支持杆1,2の位
置交換を可能としている。そして、樹脂フイルム
の裏面に粘着剤を塗布する等の方法により形成し
た、広幅のテープ形成素材を巻き付けた反物6
に、上記支持杆1を挿通し、この支持杆1の先端
を、電動機7で回動し、シリンダー8で進退する
チヤツク10にて固定し、このチヤツク10の回
転に伴なつて反物6を回動するよう構成してい
る。そして支持杆1の側面位置には、電動機11
で回動するとともに支持杆1と平行に、一定間隔
毎に移動するカツター12を設け、このカツター
12をシリンダー13により、支持杆1方向に進
退することにより、反物6を一定間隔毎に切断し
てテープを形成するよう構成している。またカツ
ター12側に位置する支持杆1の下面に臨ませ
て、載置体14を位置している。この載置体14
は、上下に一定の対向間隔15を介して左右方向
に平行に位置する一対の支持部材16,17によ
り構成され、この一対の支持部材16,17を、
エアシリンダー、電動機で回動される螺子棒等の
適宜の昇降機構の昇降杆18に、回動軸20,2
1で回動可能に支持するとともに平行に位置した
支持部材16,17の両端方向を、対向間隔15
に於いて連結体22,23により、連結軸24,
25,26,27を介して回動可能に連結する。
従つて、支持部材16,17が回動軸20,21
を軸として傾斜した場合にも、支持部材16,1
7は連結軸24,25,26,27を支点として
回動しながら傾斜するから、連結体22,23は
常時垂直状態が確保されるものとなり、この連結
体22,23に、水平センサー28の受光部30
と発光部31を固定し、支持部材16,17で構
成される載置体14が、水平状態に於いて、受光
部30と発光部31が同一光軸上に位置するもの
とすれば、載置体14に少しでも傾斜状態が生じ
れば、水平センサー28の光軸がずれるから、載
置体14の傾斜を感知する事ができる。この水平
センサー28の載置体14の水平検出により、昇
降杆18の昇降を停止するとともに水平状態の非
検出時に、昇降杆18の昇降を行なうものとすれ
ば、支持杆1の水平状態を検出し、これを容易に
維持する事ができる。
ば、1,2は支持杆で、基台3を支持体4に固定
している。この支持杆1,2は一本でも良いが、
この実施例に於いては2本平行に形成し、2本の
支持杆1,2を固定した支持体4を固定軸5に固
定し、この固定軸5を電動機、手動等により回動
可能とすることにより、2本の支持杆1,2の位
置交換を可能としている。そして、樹脂フイルム
の裏面に粘着剤を塗布する等の方法により形成し
た、広幅のテープ形成素材を巻き付けた反物6
に、上記支持杆1を挿通し、この支持杆1の先端
を、電動機7で回動し、シリンダー8で進退する
チヤツク10にて固定し、このチヤツク10の回
転に伴なつて反物6を回動するよう構成してい
る。そして支持杆1の側面位置には、電動機11
で回動するとともに支持杆1と平行に、一定間隔
毎に移動するカツター12を設け、このカツター
12をシリンダー13により、支持杆1方向に進
退することにより、反物6を一定間隔毎に切断し
てテープを形成するよう構成している。またカツ
ター12側に位置する支持杆1の下面に臨ませ
て、載置体14を位置している。この載置体14
は、上下に一定の対向間隔15を介して左右方向
に平行に位置する一対の支持部材16,17によ
り構成され、この一対の支持部材16,17を、
エアシリンダー、電動機で回動される螺子棒等の
適宜の昇降機構の昇降杆18に、回動軸20,2
1で回動可能に支持するとともに平行に位置した
支持部材16,17の両端方向を、対向間隔15
に於いて連結体22,23により、連結軸24,
25,26,27を介して回動可能に連結する。
従つて、支持部材16,17が回動軸20,21
を軸として傾斜した場合にも、支持部材16,1
7は連結軸24,25,26,27を支点として
回動しながら傾斜するから、連結体22,23は
常時垂直状態が確保されるものとなり、この連結
体22,23に、水平センサー28の受光部30
と発光部31を固定し、支持部材16,17で構
成される載置体14が、水平状態に於いて、受光
部30と発光部31が同一光軸上に位置するもの
とすれば、載置体14に少しでも傾斜状態が生じ
れば、水平センサー28の光軸がずれるから、載
置体14の傾斜を感知する事ができる。この水平
センサー28の載置体14の水平検出により、昇
降杆18の昇降を停止するとともに水平状態の非
検出時に、昇降杆18の昇降を行なうものとすれ
ば、支持杆1の水平状態を検出し、これを容易に
維持する事ができる。
また前述のごとく、支持杆1,2は支持体4に
平行に固定し、この支持体4を電動または手動に
より180度回転可能とすることにより、一方の支
持杆1の反物6を、カツター12により切断作業
をしている間に、次ぎの切断作業に供する反物6
を、他方の支持杆2に装着し、作業の迅速性を確
保することができる。また、この支持杆2への反
物6の装着は、第1図、第2図に示すごとく、ガ
イドレール32上を移動するリフター33に、反
物6を載置して移動することにより挿入装着し、
この装着後は、リフター33で反物6の重量を支
持するものである。
平行に固定し、この支持体4を電動または手動に
より180度回転可能とすることにより、一方の支
持杆1の反物6を、カツター12により切断作業
をしている間に、次ぎの切断作業に供する反物6
を、他方の支持杆2に装着し、作業の迅速性を確
保することができる。また、この支持杆2への反
物6の装着は、第1図、第2図に示すごとく、ガ
イドレール32上を移動するリフター33に、反
物6を載置して移動することにより挿入装着し、
この装着後は、リフター33で反物6の重量を支
持するものである。
上述のごとく構成したものに於いて、広幅のテ
ープ形成素材を巻き付けた反物6に、基部3を支
持体4に固定している支持杆1を挿通すると、基
部3のみを支持体4に固定している支持杆1は、
反物6の重量によつて傾斜を生じる。この傾斜状
態の反物6を、昇降杆18に軸支固定された、載
置体14で支持すると、載置体14は、上下に一
定の対向間隔15を介して、左右方向に平行に位
置する支持部材16,17で構成し、昇降杆18
に支持部材16,17を、回動軸20,21で、
回動可能に軸支するとともに、平行に位置した支
持部材16,17の両端方向を、対向間隔15に
於いて、連結体22,23により、連結軸24,
25,26,27を介して回動可能に連結してい
るから、載置体14と、傾斜した反物6が接触す
ると、第3図の1点破線に示すごとく、反物6の
傾斜に追随して載置体14も傾斜する。この状態
から昇降杆18を上昇させ、反物6の湾曲状態を
水平に近付ければ、支持部材16,17も回動軸
20,21、連結軸24,25,26,27を支
点として回動し、これに追随し水平状態となる。
そして、上下の対向間隔15を介して平行に位置
した支持部材16,17は、両端方向を連結体2
2,23により、連結軸24,25,26,27
を介して、回動可能に連結したものであるから、
この連結体22,23は、常に垂直状態が保持さ
れるものとなり、この連結体22,23に、水平
センサー28の受光部30と発光部31を固定
し、載置体14の水平状態に於いてのみ、受光部
30と、発光部31の光軸を一致させるものとれ
ば、載置体14の傾斜と水平検出によつて、支持
杆1の水平状態および傾斜状態が検出し得るもの
となり、この水平センサー28による載置体14
の水平検出により、昇降杆18の昇降を停止し、
水平状態の非検出時に、昇降杆18の昇降を行な
えば、支持杆の水平出しを容易に行なう事ができ
る。
ープ形成素材を巻き付けた反物6に、基部3を支
持体4に固定している支持杆1を挿通すると、基
部3のみを支持体4に固定している支持杆1は、
反物6の重量によつて傾斜を生じる。この傾斜状
態の反物6を、昇降杆18に軸支固定された、載
置体14で支持すると、載置体14は、上下に一
定の対向間隔15を介して、左右方向に平行に位
置する支持部材16,17で構成し、昇降杆18
に支持部材16,17を、回動軸20,21で、
回動可能に軸支するとともに、平行に位置した支
持部材16,17の両端方向を、対向間隔15に
於いて、連結体22,23により、連結軸24,
25,26,27を介して回動可能に連結してい
るから、載置体14と、傾斜した反物6が接触す
ると、第3図の1点破線に示すごとく、反物6の
傾斜に追随して載置体14も傾斜する。この状態
から昇降杆18を上昇させ、反物6の湾曲状態を
水平に近付ければ、支持部材16,17も回動軸
20,21、連結軸24,25,26,27を支
点として回動し、これに追随し水平状態となる。
そして、上下の対向間隔15を介して平行に位置
した支持部材16,17は、両端方向を連結体2
2,23により、連結軸24,25,26,27
を介して、回動可能に連結したものであるから、
この連結体22,23は、常に垂直状態が保持さ
れるものとなり、この連結体22,23に、水平
センサー28の受光部30と発光部31を固定
し、載置体14の水平状態に於いてのみ、受光部
30と、発光部31の光軸を一致させるものとれ
ば、載置体14の傾斜と水平検出によつて、支持
杆1の水平状態および傾斜状態が検出し得るもの
となり、この水平センサー28による載置体14
の水平検出により、昇降杆18の昇降を停止し、
水平状態の非検出時に、昇降杆18の昇降を行な
えば、支持杆の水平出しを容易に行なう事ができ
る。
この支持杆1の水平出しを行なつた後、支持杆
1の先端を、電動機7で回動するチヤツク10に
て固定し、反物6を回動しながら、支持杆1の側
面を一定間隔毎に移動するカツター12を進退す
ることによりり、反物6を一定間隔毎に切断すれ
ば、ビニールテープ、紙テープ等のテープを正確
でかつ迅速に形成するすることができる。また、
支持杆1,2は支持体4に平行に固定し、この支
持体4を電動または手動により180度回転可能と
することにより、支持杆1の反物6をカツター1
2により、切断作業をしている間に、次ぎに切断
作業に供する反物6を支持杆2に装着し、作業の
迅速性を確保することができる。またこの支持杆
2への反物6の装着は、第1図、第2図に示すご
とく、ガイドレール32上を移動するリフター3
3に、反物6を載置して移動することにより、支
持杆2に挿入装着し、この装着後に、支持体4を
180度回転して載置体14の上面に位置し、上記
方法により水平状態とし、切断作業を完了した後
は、支持体4を逆転すれば、リフター33上に切
断の完了した反物6が位置するとともに載置体1
4に臨ませた支持杆1には、新たな反物6が位置
するものとなるから、連続した効率的な作業を可
能にするものである。
1の先端を、電動機7で回動するチヤツク10に
て固定し、反物6を回動しながら、支持杆1の側
面を一定間隔毎に移動するカツター12を進退す
ることによりり、反物6を一定間隔毎に切断すれ
ば、ビニールテープ、紙テープ等のテープを正確
でかつ迅速に形成するすることができる。また、
支持杆1,2は支持体4に平行に固定し、この支
持体4を電動または手動により180度回転可能と
することにより、支持杆1の反物6をカツター1
2により、切断作業をしている間に、次ぎに切断
作業に供する反物6を支持杆2に装着し、作業の
迅速性を確保することができる。またこの支持杆
2への反物6の装着は、第1図、第2図に示すご
とく、ガイドレール32上を移動するリフター3
3に、反物6を載置して移動することにより、支
持杆2に挿入装着し、この装着後に、支持体4を
180度回転して載置体14の上面に位置し、上記
方法により水平状態とし、切断作業を完了した後
は、支持体4を逆転すれば、リフター33上に切
断の完了した反物6が位置するとともに載置体1
4に臨ませた支持杆1には、新たな反物6が位置
するものとなるから、連続した効率的な作業を可
能にするものである。
考案の効果
本考案は上述のごとく構成したものであるか
ら、反物を装着した支持杆の水平を、反物を載置
する載置体の水平を測定し、これを維持するもの
であるから、直径の異なる反物を種々装着して
も、この載置体の水平を感知するだけで支持杆の
水平を測定維持でき、種々の直径の反物に広く対
応して水平状態を形成する事ができる。また水平
状態を感知するための載置体は、反物の下面に臨
ませて位置するものであるから、チヤツクの位
置、切断機構の位置等には一切煩わされる事がな
く、自由な設計を可能にする事ができるものであ
る。
ら、反物を装着した支持杆の水平を、反物を載置
する載置体の水平を測定し、これを維持するもの
であるから、直径の異なる反物を種々装着して
も、この載置体の水平を感知するだけで支持杆の
水平を測定維持でき、種々の直径の反物に広く対
応して水平状態を形成する事ができる。また水平
状態を感知するための載置体は、反物の下面に臨
ませて位置するものであるから、チヤツクの位
置、切断機構の位置等には一切煩わされる事がな
く、自由な設計を可能にする事ができるものであ
る。
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は正面図、第2図は平面図、第3図は載置
体部分の拡大図である。 1,2……支持杆、3……基部、4……支持
体、6……反物、7……電動機、10……チヤツ
ク、12……カツター、14……載置体、15…
…対向間隔、16,17……支持部材、18……
昇降杆、20,21……回動軸、22,23……
連結体、24,25,26,27……連結軸、2
8……水平センサー、30……受光部、31……
発光部、32……ガイドレール、33……リフタ
ー。
第1図は正面図、第2図は平面図、第3図は載置
体部分の拡大図である。 1,2……支持杆、3……基部、4……支持
体、6……反物、7……電動機、10……チヤツ
ク、12……カツター、14……載置体、15…
…対向間隔、16,17……支持部材、18……
昇降杆、20,21……回動軸、22,23……
連結体、24,25,26,27……連結軸、2
8……水平センサー、30……受光部、31……
発光部、32……ガイドレール、33……リフタ
ー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 広幅のテープ形成素材を巻き付けた反物に、
基部を支持体に固定する支持杆を挿通し、この
支持杆の先端を電動機で回動するチヤツクにて
固定し、反物を回動しながら、支持杆の側面を
移動するカツターにより、反物を一定間隔毎に
切断してテープを形成するものに於いて、支持
杆下面に臨ませ、上下に一定の対向間隔を介し
て左右方向に平行な一対の支持部材からなる載
置体を位置し、この一対の支持部材を昇降杆に
回動軸で回動可能に支持するとともに平行に位
置した支持部材の両端方向を、対向間隔に於い
て連結体により連結軸を介して回動可能に連結
し、この連結体に水平センサーの受光部と発光
部を固定し、この水平センサーの載置体の水平
検出により昇降杆の昇降を停止しするとともに
水平状態の非検出時に昇降杆の昇降を行なうも
のであることを特徴とするテープ裁断機に於け
る反物の水平維持装置。 (2) 支持杆は、2本平行に支持体に固定し、その
一方を載置体の上面に臨ませて位置したもので
あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載のテープ裁断機に於ける反物の水平
維持装置。 (3) 支持体は、180度回転可能とし、2本の支持
杆の一方を載置体の上面に臨ませるとともに他
方の支持杆の下面に臨ませて、反物昇降用のリ
フターを位置し、このリフターをガイドレール
に従つて移動可能としたことを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第2項記載のテープ裁断機
に於ける反物の水平維持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16653387U JPH058069Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16653387U JPH058069Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0171098U JPH0171098U (ja) | 1989-05-11 |
JPH058069Y2 true JPH058069Y2 (ja) | 1993-03-01 |
Family
ID=31453999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16653387U Expired - Lifetime JPH058069Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058069Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106544849B (zh) * | 2016-11-08 | 2019-01-01 | 巨石集团有限公司 | 一种切毡设备 |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP16653387U patent/JPH058069Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0171098U (ja) | 1989-05-11 |
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