JPH0580532U - 洗米浸漬ラック - Google Patents
洗米浸漬ラックInfo
- Publication number
- JPH0580532U JPH0580532U JP2928792U JP2928792U JPH0580532U JP H0580532 U JPH0580532 U JP H0580532U JP 2928792 U JP2928792 U JP 2928792U JP 2928792 U JP2928792 U JP 2928792U JP H0580532 U JPH0580532 U JP H0580532U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- main body
- shelf
- drive source
- drive mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗米浸漬ラックで、大量の洗米を小スペ−ス
で浸漬でき、しかも洗米を、その収容容器単位で浸漬時
間を容易に管理できるようにする。 【構成】 本体1は側面略L字型の縦長形状に形成す
る。本体1に上下方向に長いガイドレ−ル2、2と、駆
動源5にて駆動される駆動機構6を配設する。ガイドレ
−ル2、2には、上下方向に一定の間隔をおいて洗米を
収容した容器14を載せる複数の棚板15d・・・を多
層階状に、かつ前方へ水平に突設してなる昇降台15を
昇降動自在に支持する。昇降台15は、各棚板15d・
・・が所定部位に対して昇降動作されるよう駆動機構6
に連結する。本体1には、昇降台15の各棚板15d・
・・を所定部位に対して停止及び始動自在な駆動源5の
ON、OFFおよび正転、逆転切り換えスイッチ11、
12、13を設ける。
で浸漬でき、しかも洗米を、その収容容器単位で浸漬時
間を容易に管理できるようにする。 【構成】 本体1は側面略L字型の縦長形状に形成す
る。本体1に上下方向に長いガイドレ−ル2、2と、駆
動源5にて駆動される駆動機構6を配設する。ガイドレ
−ル2、2には、上下方向に一定の間隔をおいて洗米を
収容した容器14を載せる複数の棚板15d・・・を多
層階状に、かつ前方へ水平に突設してなる昇降台15を
昇降動自在に支持する。昇降台15は、各棚板15d・
・・が所定部位に対して昇降動作されるよう駆動機構6
に連結する。本体1には、昇降台15の各棚板15d・
・・を所定部位に対して停止及び始動自在な駆動源5の
ON、OFFおよび正転、逆転切り換えスイッチ11、
12、13を設ける。
Description
【0001】
本考案は、洗米後、これを一定時間浸漬するための簡易な洗米浸漬ラックに関 する。
【0002】
米質に合せて最も美味に炊飯するには、炊水の量、浸漬時間、水温の3つの条 件がある。 生米(洗米後)の重量に対する炊水の量は、日本の優良米の場合、生米に対し て1〜1.2倍である。 但し、くず米、古米、古々米では、米質の変化に合せ水量を増量する必要があ る。
【0003】 米質によって浸漬時間は異なるが、一般家庭的な常識では一昼夜と便宜的時間 が定められているが、業務、専門的には、米質に合せて1〜2時間程度である。 浸漬効果を好転的に促進させるには、水温がデリケ−トに影響するもので、春 夏秋冬、シ−ズンに関係なく適温水を浸漬することで炊飯効果は一段とアップし 、美味なご飯が炊けることになる。
【0004】 従来、業務、専門的には、上記の炊飯の3条件のうち、浸漬については、洗米 器により洗米された米を容器に入れ、そのまゝ放置し、浸漬時間を持つものであ る。
【0005】
しかし、弁当製造、寿司製造等の業務では、1日に数回にわけて大量に炊飯す ると共に、米飯の使用目的や米質の変化に合せて最適な浸漬時間を、その都度設 定することになるが、従来のように、洗米を入れた複数の容器を乱雑に放置して おくのでは、広い設置スペ−スが必要になるだけでなく、浸漬時間を監視する場 合、管理が煩雑となる上、浸漬時間にばらつきが生じ易くなって、炊飯効果に微 妙に影響することがある。
【0006】 本考案は、上記従来の有するこのような問題点に鑑みてなされたもので、一定 量の洗米を入れた容器を複数個、多層階状に整然と収納することで、狭い設置ス ペ−スでよく、かつ容器単位の洗米浸漬時間を容易に管理できるようにした簡易 な洗米浸漬ラックを提供することを目的とする。
【0007】
上記目的を達成するために、本考案の洗米浸漬ラックは、縦長形状の本体に、 その上下方向に長いガイドレ−ルと、駆動源にて駆動される駆動機構と、これら ガイドレ−ル及び駆動機構に、上下方向へ一定の間隔をおいて多層階状に、かつ 一体に固定した複数の洗米収納容器用棚板が水平に保持されるよう支持されると 共に、各棚板が所定部位に対して昇降動作される昇降台を配設し、前記本体の適 所には、前記昇降台の各棚板を所定部位に対して停止及び始動自在な駆動源のO N、OFF及び正転、逆転切換えスイッチを設けたことを特徴とする。
【0008】
本考案の洗米浸漬ラックは、市販の業務用自動計量洗米装置を付設した米収納 ボックス台に近接して据付け使用することができる。 上記洗米装置で洗米された一定量の米は、上記収納ボックス台上に置かれた容 器に収容され、直ちに収納ボックス台から横移動して当該洗米浸漬ラックにおけ る昇降台の棚板上に載置して収納される。
【0009】 当該洗米浸漬ラックに対する容器の収納手順としては、昇降台を下降限まで降 下させ、最上層階の棚板を上記収納ボックス台の高さに対応させ、この状態で、 容器を収納ボックス台から横移動して最上階の棚板上に載置する。 次いで、昇降台を一段階上昇させ、上述と同様にして容器を最上層階から二層 階の棚板上に載置し、以下同様にして、一層階ずつ下層階の棚板上に載置する方 法と、これとは反対に、上昇台を上昇限まで上昇させ、最下層階の棚板を収納ボ ックス台の高さに対応させた状態で、当該棚板上に容器を載置させ、次いで昇降 台を一段階ずつ降下させて、容器を下層階の棚板から上層階の棚板上に順次載置 する方法がある。
【0010】 ON、OFF切換えスイッチをONに切換えると、駆動源が始動し、駆動機構 は駆動され、これによって昇降台はガイドレ−ルに沿って移動され、各棚板は水 平に保持された状態で上昇、または下降される。
【0011】 昇降台、即ち各棚板の上昇及び下降は、駆動源の正転、逆転切換えスイッチを 、正転または逆転に切換えることによって行われ、上記ON、OFF切換えスイ ッチをOFFに切換えることで駆動源が停止することにより昇降台は所望位置に 停止、保持される。
【0012】 上記した手順によって、各棚板上に洗米を収納した容器を載置することで、複 数の容器は上下方向へ多層階状に、かつ整然と収納され、このことによって、浸 漬時間の監視による管理を容易に行うことができる。
【0013】 また、タイマ−により浸漬時間を設定し、その設定した浸漬時間が経過すると 、ブザ−または報知ランプの点灯等で浸漬完了を知らせるようにすることもでき る。
【0014】 浸漬完了後は、駆動機構によって昇降台を上昇または降下させ、所望の棚板を 最適高さとすることによって、容器の取り出しを都合良く行ない得ることになる 。 さらに、各棚板に対する容器の載置または取り出しは、当該棚板の前方及び左 右両方向から行うことができる。
【0015】 浸漬完了後、当該浸漬ラックから取り出し炊飯するが、洗米は、その浸漬時間 がばらつきなく管理されることによって、炊飯効果が良好となり、美味なるご飯 を炊き上げることができる。
【0016】
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する。 図1は、本考案洗米浸漬ラックの第1実施例における一使用状態の側面図を示 し、図2は同実施例の正面図を示し、図3は図1のA−A′線視断面図を示す。 同上図に示したように、本体1は、平面矩形状の台板1aと、該台板1aの 後部上面に立設した縦長枠1bとにより側面略L字型の縦長形状に形成され、水 平に据付けできるよう、台板1aの底面には複数(例えば4個)のスタッドボル ト1c・・・が付設させてある。
【0017】 上記本体1における縦長枠1bの前方部位には、左右一対のガイドレ−ル2、 2が垂直に並設させてある。 即ち、上記一対のガイドレ−ル2、2は、その背部を上記縦長枠1bに複数の 連結部材3・・・にて固定し、その下端と上端を、上記台板1aと、縦長枠1b 上端に固設の駆動源用収納ケ−ス4に各々固定することで、上下方向に長く垂設 されている。
【0018】 また、上記本体1には、上記ケ−ス4内に収納した駆動源5にて駆動される駆 動機構6が配設させてある。 第1実施例では、上記駆動機構6としてねじ送り方式を採用している。
【0019】 即ち、なじ送り方式の駆動機構6は、上記縦長枠1bと一対のガイドレ−ル2 、2間において、上記台板1a上面と、縦長枠1bの上部に対応して固設した軸 受7、8に送りねじ棒6aを、軸方向移動を阻止した状態で軸回り方向へ回転自 在に、かつ垂直に支承し、該送りねじ棒6aと、駆動源5に連動連結の減速機9 の軸9aをギヤ伝達機構10にて連動連結させてある。
【0020】 上記駆動源5には可逆モ−タが使用され、本体1の適所、例えば収納ケ−ス4 の前面等にON、OFF切換えスイッチ11及び正転、逆転切換えスイッチ12 、13を設け、上記切換えスイッチ11をON、またはOFFに切換えることで 駆動源5が始動、または停止するようにすると共に、上記切換えスイッチ12、 13の切換え操作により駆動源5が正転、または逆転するようにして後述する昇 降台を上昇、または下降させるようにしてある。
【0021】 さらに、上記本体1の前部には、洗米を入れた容器14・・・を収納するため の昇降台15が配設させてある。 上記昇降台15は、左右一対の縦長形状とした昇降部材15a、15aと、こ れらを連結する複数の連結部材15b・・・と、該昇降部材15a、15a及び 各連結部材15bの前部に固定された前面板15cと、上下方向に一定の間隔を おいて、上記前面板15cから前方へ水平に突出させて多層階状に設けた容器1 4を載置させるための複数(図示例では3個)の棚板15d・・・とで一体に枠 組み形成されている。
【0022】 左右一対の昇降部材15a、15aの上下両端部にあって、その前後には、各 々二個のガイドロ−ラ15e、15eが回転自在に軸支され、該料ガイドロ−ラ 15e、15e間に図3に明示した如く、前記一対のガイドレ−ル2、2に突設 した縦長形状のレ−ル部2a、2aが挾装させてあり、これによって昇降台15 はガイドレ−ル2、2に沿って昇降動作される。
【0023】 上記昇降台15は、その背部にねじブロック16が水平に突設させてあり、該 ねじブロック16に上下方向へ貫設してあるねじ孔16aに前記駆動機構6にお ける送りねじ棒6aが螺挿され、これにより送りねじ棒6aが駆動源5にて正転 、または逆転されることで昇降台15は上昇、または下降される。
【0024】 さらに、上記昇降台15は、これを上昇限まで上昇させた図1に実線で示す状 態では、最下層階の棚板15dが米収納ボックス台17の高さに対応するように 、また、下降限まで下降させた図1に二点鎖線で示す状態では、最上層階の棚板 15dが上記米収納ボックス台17の高さと対応するように形成させてあり、こ のことによって、駆動機構6により昇降台15を一段階ずつ上昇、または降下さ せることで、米収納ボックス台17上に置かれた、洗米が収納されている容器1 4を図1に矢印aで示したように横移動して直ちに各棚板15d・・・に載置し て収納することができる。
【0025】 次に図4に示す第2実施例について詳記すると、その基本的構成は前記第1実 施例と同じであり、駆動機構6だけが相違している。 即ち、第2実施例の駆動機構6にはチェン吊上げ方式を採用している。
【0026】 このチェン吊上げ方式の駆動機構6は、同上図に示したように、収納ケ−ス4 内に固設した可逆モ−タ等による駆動源5と、これに連動連結される減速機(図 示せず)と、減速機軸9aに固定の駆動スプロケット18に巻き掛けしたチェン 19と、該チェン19の下端に連結したバランスウエィト20とで構成され、上 記チェン19を、収納ケ−ス4内に軸支した中間スプロケット21に巻き掛けし て、その端部を前記昇降台15に連結させてある。
【0027】 こゝで、昇降台15は、その上端中央部から連結杆15fが前方へ水平に突設 させてあり、該連結杆15fにあって、昇降台15の各棚板15d・・・に、洗 米を収納した容器14を載置した状態での重心位置に上記チェン19を連結して 偏荷重が可及的少なくなるようにしてある。
【0028】 また、昇降台15を降下する際、その下方部位に邪魔物があると、これに衝突 して危険であるから、これを防止する手段として、昇降台15が邪魔物(図示せ ず)に接触することによって生じるチェン19のたるみをセンサ−(図示せず) にて検出して駆動源5を直ちに停止させるようにすることもできる。
【0029】 さらに、減速機(図示せず)には、ウォ−ムとウォ−ム歯車等からなり、逆負 荷に耐えるものが使用される。
【0030】 上記駆動機構6としては、前述のねじ送り方式やチェン吊上げ方式以外に、油 圧方式を使用することもできる。
【0031】 尚、図1において、22は自動計量洗米装置を示し、当該洗米装置22で洗米 された一定量の米は、収納ボックス台17上に置かれた容器14に収容される。
【0032】
本考案に係る洗米浸漬ラックは、以上説明したように構成されているので、洗 米を収容した容器を複数昇降台の棚板に載せて当該浸漬ラックに多層階状に収納 することで、大量の洗米を狭いスペ−スで効率的に浸漬することができる。
【0033】 また、洗米を収容した容器が整然と収納されるので、容器単位で洗米浸漬時間 を監視する場合、その管理が容易、確実となって浸漬時間にばらつきを生じるこ とがなく、さらに、各棚板に対する洗米を収容した容器の収納及び取り出しを、 所望高さで、かつ、棚板の前方及び左右両方向の三方向から横移動させるだけの 容易な操作によって簡単に行うことができるので、洗米装置付き米収納ボックス 台及び炊飯器と順番に並設して便利に併用することができ、しかも、その際、上 記米収納ボックス台及び炊飯器に対する当該ラックの向きに自由度をもたせ得る ことによって、使い勝手の良いものとすることができる。
【図1】本考案に係る洗米浸漬ラックの第1実施例を示
す一使用状態の側面図である。
す一使用状態の側面図である。
【図2】同上実施例を示す正面図である。
【図3】図1におけるA−A′線矢視断面図である。
【図4】本考案に係る洗米浸漬ラックの第2実施例を示
す側面図である。
す側面図である。
1 本体 2 ガイドレ−ル 5 駆動源 6 駆動機構 11 ON、OFF切換えスイッチ 12、13 正転、逆転切換えスイッチ 15 昇降台 15d 棚板
Claims (1)
- 【請求項1】 縦長形状の本体に、その上下方向に長い
ガイドレ−ルと、駆動源にて駆動される駆動機構と、こ
れらガイドレ−ル及び駆動機構に、上下方向へ一定の間
隔をおいて多層階状に、かつ一体に固定した複数の洗米
収納容器用棚板が水平に保持されるよう支持されると共
に、各棚板が所定部位に対して昇降動作される昇降台を
配設し、前記本体の適所には、前記昇降台の各棚板を所
定部位に対して停止及び始動自在な駆動源のON、OF
F及び正転、逆転切換えスイッチを設けたことを特徴と
する洗米浸漬ラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2928792U JPH0580532U (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 洗米浸漬ラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2928792U JPH0580532U (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 洗米浸漬ラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580532U true JPH0580532U (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=12272037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2928792U Pending JPH0580532U (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 洗米浸漬ラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0580532U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7840286B2 (en) | 2001-11-20 | 2010-11-23 | Touchsensor Technologies, Llc | Intelligent shelving system |
-
1992
- 1992-04-06 JP JP2928792U patent/JPH0580532U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7840286B2 (en) | 2001-11-20 | 2010-11-23 | Touchsensor Technologies, Llc | Intelligent shelving system |
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