JPH0580362B2 - - Google Patents
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- JPH0580362B2 JPH0580362B2 JP62176826A JP17682687A JPH0580362B2 JP H0580362 B2 JPH0580362 B2 JP H0580362B2 JP 62176826 A JP62176826 A JP 62176826A JP 17682687 A JP17682687 A JP 17682687A JP H0580362 B2 JPH0580362 B2 JP H0580362B2
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- angle
- groove
- tire
- longitudinal groove
- smaller
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/0083—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts characterised by the curvature of the tyre tread
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/0302—Tread patterns directional pattern, i.e. with main rolling direction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/0306—Patterns comprising block rows or discontinuous ribs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
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- B60C11/11—Tread patterns in which the raised area of the pattern consists only of isolated elements, e.g. blocks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C2011/0337—Tread patterns characterised by particular design features of the pattern
- B60C2011/0386—Continuous ribs
- B60C2011/0388—Continuous ribs provided at the equatorial plane
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、乾燥路面とともに湿潤路面において
も高い運動性能を発揮でき、特にレース車両用の
タイヤとして好適に使用しうる偏平率が小な空気
入りタイヤに関する。 〔従来技術〕 レース車両などの大馬力をもつ高速走行の自動
車に装着するタイヤは、高速耐久性に加えて、乾
燥路面の他、雨水等により濡れた路面又は雨水等
の滞留により水膜が存在する路面などの湿潤路面
においても高い操縦性能を発揮することが要とな
る。又湿潤路面における操縦安定性として、路面
上の水膜によつて高速走行するタイヤが流体力学
的に浮き上がる、いわゆるハイドロプレーニング
を防止すべく、高い耐ハイドロプレーン性能がと
くに要求される。 しかしながら、乾燥路面においては、タイヤを
偏平化するとともに、トレツド巾を大とすること
によつて、横剛性を向上し、前記操縦安定性とと
もに高速耐久性をも向上しうるのであるが、それ
らの性能をより高めるには、トレツド面に溝など
の凹凸を有しない、いわゆるスリツクタイヤとし
て形成するのが好ましい。 しかしながら、このような偏平かつトレツド面
に凹凸のないタイヤでは、トレツド巾が広く接地
面積が大となることによつて、接地面下方に水膜
が形成されたすく、耐ハイドロプレーン性能に劣
ることとなる。さらに偏平タイヤにおいては、湿
潤路面の走行に際して、特に直進走行における前
記耐ハイドロプレーン性能と同時に、コーナリン
グ時における横グリツプ性能も同様に要求され
る。このように、とくにレース用等の偏平タイヤ
においては、乾燥路面におけるドライ性能に加え
て、湿潤路面における耐ハイドロプレーン性能、
横グリツプ性能などのいわゆるウエツト性能の向
上が望まれる。このような要請を充足するタイヤ
を用いることによつて、特に長距離、長時間の走
行を行うレース等において、降雨に伴うタイヤ取
替を要することなくレースを続行しうるのであ
る。 従つて、かかつ偏平タイヤにおいて、ウエツト
性能を向上させるべく、複数本の縦溝を設けると
ともに、溝容積の大なかつタイヤ赤道に対して傾
く直線溝を設けることによつて、ウエツト性能の
向上を意図したタイヤが一部に提案されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、従来のものでは、ウエツト性能
をある程度は向上しうるとはいえ、乾燥路面にお
ける操縦安定性、トラクシヨン性能、旋回性能な
どのドライ性能を過度に低下させがちであり、こ
のようにドライ性能とウエツト性能とをともに充
足する充分なものは得られてはいない。 本発明は、6本の縦溝と、該縦溝との交わり角
度をシヨルダー側に向けて増大する斜斜溝とをト
レツド面に設けることを基本として、トレツドパ
ターンに関して、二律背反の関係にある前記ドラ
イ性能とウエツト性能とを、ともに充足しうる空
気入りタイヤの提供を目的としている。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、タイヤ赤道の両側でかつタイヤ赤道
と平行に周回することによりタイヤ赤道に沿うセ
ンターリブを形成する第1の縦溝と、該第1の縦
溝のタイヤ軸方向外側でタイヤ赤道と平行に周回
することにより第1の縦溝との間で内のリブ状部
を形成する第2の縦溝と、この第2の縦溝のタイ
ヤ軸方向外側で前記タイヤ赤道と平行に周回する
ことにより前記第2の縦溝との間の中間のリブ状
部とトレツド面外縁との間の外のリブ状部とを
夫々形成する第3の縦溝とを設けるとともに、前
記第1の縦溝から第3の縦溝をタイヤ軸方向外側
にこえて連続しかつタイヤ円周方向に対して傾く
多数本の斜溝Jをタイヤ円周方向に隔設すること
により、内のリブ状部26、中間のリブ状部2
7、外のリブ状部29を区分した内のブロツク列
26B、中間のブロツク列27B、外のブロツク
列29Bを夫々形成する一方、各斜溝において、
内のブロツク状部26を区分する斜溝Jの内部分
J1が第1の縦溝に交わる角度A1は、中間のブ
ロツク状部27を通る斜溝の中間部分J2が第2
の縦溝に交わる角度A2よりも小(A1<A2)
でありしかも前記角度A2は、外のブロツク状部
29を通る斜溝Jの外部分J3の縦溝に交わる角
度A3よりも小(A2<A3)としかつタイヤ断
面高さHとタイヤ巾Wとの比H/Wである偏平率
を0.7以下とすることを基本とした空気入りタイ
ヤである。 以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。 第1〜2図において、空気入りタイヤ1は、ビ
ードコア2が通る両側のビード部3,3と、該ビ
ード部3,3から半径方向外向きにのるサイドウ
オール部4,4と、その上端を継ぐトレツド部5
とを具えるとともに、ビード部3、サイドウオー
ル部4、トレツド部5には、前記ビードコア2の
まわりを内側から外側に向かつて折返したカーカ
ス6の本体部が跨設される。又トレツド部5に
は、カーカス6の外側にベルト層7を配置すると
ともに、カーカス6の本体部とその折返し部との
間にはビードエーペツクス9を設ける一方、タイ
ヤ1は、リム10のフランジ11,11に、ビー
ド部3,3を嵌合わせることにより、該リム10
に装着される。 前記カーカス6は、コードをタイヤ赤道面C0
に対して約80゜〜90゜の角度に配列したいわゆるラ
ジアル方向コード配列体であり、コードとしてス
チールコードの他、ナイロン、ポリエステル、レ
ーヨン、芳香族ポリアミド等の繊維コードが採用
される。このカーカス6は1〜3層のプライが用
いられる。 又前記ベルト層7は、カーカス6側に配する第
1のプライ7Aとその上側の第2のプライ7Bの
例えば2層構造体であり、第1、第2のプライ7
A,7Bはともに金属コードを用いてしかも夫々
タイヤ赤道C0に対して比較的浅い角度でかつ逆
方向に斜傾して配される。なお繊維コードをも採
用しうる。又本例では、第1のプライ7Aは第2
のプライ7Bよりも広巾であり、又第1のプライ
7Aの両端は、サイドウオール部4とトレツド部
5とが交わる縁部下方まで延在している。又ビー
ド部3には、ビードコア2下端から、カーカス6
の折返し部に沿つて上方にのびかつ前記ビードエ
ーペツクス9の上端をこえて延びる補強層8が設
けられる。なお補強層8は、金属コードの他、適
宜の繊維コードの1層又は複数枚体からなる。 又タイヤ1は、標準内圧充填時においてビード
部3の半径方向内向き端をタイヤ軸方向に通るベ
ースラインから、トレツド部5の上表面であるト
レツド面12の最大高さ点aまでの距離であるタ
イヤ断面高さTと、タイヤの最大巾位置b間の長
さであるタイヤ巾Wとの比T/Wが例えば0.7以
下、本例では0.65の偏平タイヤとして形成されて
いる。 又トレツド面12は、本例では、中央部分を形
成する曲率半径R1の内円弧部と、シヨルダ側の
部分を形成する曲率半径R2の外円弧部とからな
り、又トレツド面12には、第1の縦溝G1、第
2の縦溝G2、第3の縦溝G3が設けられる。 前記第1の縦溝G1は、タイヤ赤道C0の両側
でかつタイヤ赤道COと平行に周回回する直線溝
からなり、又該第1の縦溝G1は、該タイヤ赤道
C0を中心としてトレツド巾WTの、0.05倍より
も大かつ0.15倍よりも小の範囲内の距離L1に位
置することによつて、該第1の縦溝G1の間でタ
イヤ赤道C0に沿つてのびるセンターリブ25を
形成しており、又第1の縦溝G1のタイヤ軸方向
外側には、前記第2の縦溝G2が設けられる。 第2の縦溝G2も、タイヤ赤道C0と平行に周
回する直線溝からなり、前記第1の縦溝G1のタ
イヤ軸方向外側に位置することにより、その間に
内のリブ状部26,26を形成する。又第2の縦
溝G2は、タイヤ赤道C0を中心として、トレツ
ド巾WTの0.3倍よりも大かつ0.4倍よりも小の範
囲内の距離L2に位置している。 第3の縦溝G3は、第2の縦溝G2のタイヤ軸
方向外側でタイヤ赤道C0と平行に周回する直線
溝からなることにより、前記第2の縦溝G2との
間で中間のリブ状部27,27を設けるととも
に、前記トレツド部5の外縁cとの間で外のリブ
状部29,29を形成する。又該第3の縦溝G3
は、タイヤ赤道C0を中心として、トレツド巾
WTの0.6倍よりも大かつ0.7倍よりも小の範囲の
距離L3に位置する。なお、本例では、トレツド
面12の外縁c近傍も、タイヤ赤道C0と平行な
副溝G4を凹設する。 さらに、前記第1の縦溝の溝巾WG1は、前記
トレツド巾WTの0.03倍よりも大かつ0.05倍より
も小、溝巾G2の溝巾WG2は、トレツド巾WT
の0.09倍よりも大かつ0.13倍より小、又第3の縦
溝G3を溝巾WG3はトレツド巾WTの0.06倍よ
りも大かつ0.10倍よりも小に設定される。従つ
て、前記第2の縦溝G2の溝巾WG2は、第3の
縦溝G3の溝巾WG3よりも大かつこの溝巾WG
3は、第1の縦溝の溝巾G1の溝巾W1よりも大
となつている(WG2>WG3>WG1)。 このような距離L1〜L3、溝巾WG1〜WG
3を有して各縦溝G1〜G3が設けられることに
より、内のリブ状部26の巾W26は、中間のリ
ブ状部27の巾W27よりも小であり、又該巾W
27は、外のリブ状部29の巾W29よりも小、
しかも第3の縦溝G3と前記副溝G4との間の巾
W29Aよりも小となるように設定している。 さらにトレツド部5には、第2図に示すよう
に、前記第1の縦溝G1から第3の縦溝G3をこ
えて、前記副溝G4に継ぐ連続した斜溝Jを設け
ている。又斜溝Jには、前記第1の縦溝G1をタ
イヤ軸方向内方にこえ、前記センターリブ25内
のタイヤ赤道C0上で途切れる突出部J0を設け
ている。 又斜斜溝Jはタイヤ赤道C0に対し斜傾すると
ともに、タイヤ円周方向に円周ピツチPを隔てて
多数本が隔設される。さらにタイヤ赤道C0を中
心とする左右のトレツド面においては、斜溝Jが
互い違いになるように円周ピツチPの2分の1の
間隔を隔てる千鳥状に形成される。 又斜溝Jは第1の縦溝G1から副溝G4まで通
ることにより、内のリブ状部26を通る斜溝Jの
内部分J1によつて、該内のリブ状部26をブロ
ツクB1からなる内のブロツク列26Bに区分し
ている。又中間のリブ状部27を通る斜溝Jの中
間部分J2によつて、ブロツクB2からなる中間
のブロツク列27Bに区分する。さらに第3の縦
溝G3をこえ前記副溝G4にのびる斜溝Jの外部
分J3によつて、外のリブ状部29を、外のブロ
ツク列29Bに夫々区分している。 又前記突出部J0が第1の縦溝G1に交わる角
度A0は、前記内部分J1が第1の縦溝G1に交
わる角度A1よりも小であり、又この角度A1は
中間部分J2が第2の縦溝G2と交わる角度A2
よりも小であり、又この角度A2は外部分J3が
第3の縦溝G3と交わる角度A3よりも小に形成
され(A0<A1<A2<A3)、従つて斜溝J
は、タイヤ赤道C0側からタイヤ軸方向外側に向
かつて、各縦溝G1〜G3となる角度が漸増する
ごとく形成される。 なお前記突出部J0、内部分J1、中間部分J
2、外部分J3は曲線溝によつても形成すること
ができ、そのとき前記角度A0〜A3は、該部分
J0〜J3と縦溝G1〜G3とが交わる交わり点
における前記各部分J0〜J3に接して引いた接
線と各縦溝G1〜G3とがなす角度として定義さ
れる。又外部分J3は、前記副溝G4寄りの部分
で逆に設曲が折溝片部J3Aを具える。 さらに、前記角度A0と角度A1との差A1−
A0は5゜より大かつ15゜より小、好ましくは10゜、
角度A1角度A2との差A2−A1は5゜より大か
つ15゜より小、好ましくは10゜、角度A2と角度A
3との差A3−A2は0゜より大かつ10゜より小、
好ましくは5゜の範囲に夫々設定する。又前記角度
A0は35゜よりも大かつ55゜よりも小、好ましくは
40°よりも大かつ50゜よりも小、角度A1は45゜より
も大かつ65゜よりも小、好ましくは50゜よりも大か
つ60゜よりも小、角度A2は55゜よりも大かつ75゜よ
りも小、好ましくは50゜よりも大かつ70゜よりも
小、角度A3は60゜よりも大かつ80°よりも小、好
ましくは65゜よりも大かつ75゜よりも小に夫々設定
される。 さらに、斜溝Jは、角度A0〜A3についても
前記した各関係を保ちつつ、タイヤ円周方向に対
して傾き角度が異なる複数種類、本例では5種類
の斜溝Ji(i=1……5)からなるグループJG
が、そのトレツド部5に配され、又各斜溝Jiは、
夫々異なる円周ピツチi(i=1……5)を隔て
て設けられる。 さらに、5つの傾き角度の異なる各斜溝Jiにお
いて、傾き角度が大である程、前記円周ピツチPi
は小に形成されており、しかも、円周ピツチPi
(i=1……5)が小なる順に並置された前記斜
溝JiからなるグループJBを1ユニツトとしたく
り返しにより、トレツドパターン形成される。な
おiは、1……5の順序で、傾斜角度が大、従つ
て円周ピツチPiが小な順に記号付けされていると
する。 このように、角度が大なる順に並べられた斜溝
Ji(i=1……5)において、1つの斜溝Jiの各角
度A0i〜A3iは、角度の小なる方に隣り合う
斜溝Ji+1〜A3i+1よりもいずれも大となるように
形成されている。 なお、各斜溝Jiにおける各角度A0i〜A3iは、
前述のごとく、A0i<A1i<A2i<A3iの関係
を充足している一方、隣り合う各斜溝Jiにおいて
は、A0i>A0i+1、A1i>A1i+1、A2i>A2i
+1、A3i>A3i+1の関係を夫々充足することと
なる。この角度の配分の一例を、第1表に示して
いる。なお第1表においては各斜溝Jにおける角
度差A1−A0、A2−A1を10゜、角度差はA
3−A2を5゜と設定している。
も高い運動性能を発揮でき、特にレース車両用の
タイヤとして好適に使用しうる偏平率が小な空気
入りタイヤに関する。 〔従来技術〕 レース車両などの大馬力をもつ高速走行の自動
車に装着するタイヤは、高速耐久性に加えて、乾
燥路面の他、雨水等により濡れた路面又は雨水等
の滞留により水膜が存在する路面などの湿潤路面
においても高い操縦性能を発揮することが要とな
る。又湿潤路面における操縦安定性として、路面
上の水膜によつて高速走行するタイヤが流体力学
的に浮き上がる、いわゆるハイドロプレーニング
を防止すべく、高い耐ハイドロプレーン性能がと
くに要求される。 しかしながら、乾燥路面においては、タイヤを
偏平化するとともに、トレツド巾を大とすること
によつて、横剛性を向上し、前記操縦安定性とと
もに高速耐久性をも向上しうるのであるが、それ
らの性能をより高めるには、トレツド面に溝など
の凹凸を有しない、いわゆるスリツクタイヤとし
て形成するのが好ましい。 しかしながら、このような偏平かつトレツド面
に凹凸のないタイヤでは、トレツド巾が広く接地
面積が大となることによつて、接地面下方に水膜
が形成されたすく、耐ハイドロプレーン性能に劣
ることとなる。さらに偏平タイヤにおいては、湿
潤路面の走行に際して、特に直進走行における前
記耐ハイドロプレーン性能と同時に、コーナリン
グ時における横グリツプ性能も同様に要求され
る。このように、とくにレース用等の偏平タイヤ
においては、乾燥路面におけるドライ性能に加え
て、湿潤路面における耐ハイドロプレーン性能、
横グリツプ性能などのいわゆるウエツト性能の向
上が望まれる。このような要請を充足するタイヤ
を用いることによつて、特に長距離、長時間の走
行を行うレース等において、降雨に伴うタイヤ取
替を要することなくレースを続行しうるのであ
る。 従つて、かかつ偏平タイヤにおいて、ウエツト
性能を向上させるべく、複数本の縦溝を設けると
ともに、溝容積の大なかつタイヤ赤道に対して傾
く直線溝を設けることによつて、ウエツト性能の
向上を意図したタイヤが一部に提案されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、従来のものでは、ウエツト性能
をある程度は向上しうるとはいえ、乾燥路面にお
ける操縦安定性、トラクシヨン性能、旋回性能な
どのドライ性能を過度に低下させがちであり、こ
のようにドライ性能とウエツト性能とをともに充
足する充分なものは得られてはいない。 本発明は、6本の縦溝と、該縦溝との交わり角
度をシヨルダー側に向けて増大する斜斜溝とをト
レツド面に設けることを基本として、トレツドパ
ターンに関して、二律背反の関係にある前記ドラ
イ性能とウエツト性能とを、ともに充足しうる空
気入りタイヤの提供を目的としている。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、タイヤ赤道の両側でかつタイヤ赤道
と平行に周回することによりタイヤ赤道に沿うセ
ンターリブを形成する第1の縦溝と、該第1の縦
溝のタイヤ軸方向外側でタイヤ赤道と平行に周回
することにより第1の縦溝との間で内のリブ状部
を形成する第2の縦溝と、この第2の縦溝のタイ
ヤ軸方向外側で前記タイヤ赤道と平行に周回する
ことにより前記第2の縦溝との間の中間のリブ状
部とトレツド面外縁との間の外のリブ状部とを
夫々形成する第3の縦溝とを設けるとともに、前
記第1の縦溝から第3の縦溝をタイヤ軸方向外側
にこえて連続しかつタイヤ円周方向に対して傾く
多数本の斜溝Jをタイヤ円周方向に隔設すること
により、内のリブ状部26、中間のリブ状部2
7、外のリブ状部29を区分した内のブロツク列
26B、中間のブロツク列27B、外のブロツク
列29Bを夫々形成する一方、各斜溝において、
内のブロツク状部26を区分する斜溝Jの内部分
J1が第1の縦溝に交わる角度A1は、中間のブ
ロツク状部27を通る斜溝の中間部分J2が第2
の縦溝に交わる角度A2よりも小(A1<A2)
でありしかも前記角度A2は、外のブロツク状部
29を通る斜溝Jの外部分J3の縦溝に交わる角
度A3よりも小(A2<A3)としかつタイヤ断
面高さHとタイヤ巾Wとの比H/Wである偏平率
を0.7以下とすることを基本とした空気入りタイ
ヤである。 以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。 第1〜2図において、空気入りタイヤ1は、ビ
ードコア2が通る両側のビード部3,3と、該ビ
ード部3,3から半径方向外向きにのるサイドウ
オール部4,4と、その上端を継ぐトレツド部5
とを具えるとともに、ビード部3、サイドウオー
ル部4、トレツド部5には、前記ビードコア2の
まわりを内側から外側に向かつて折返したカーカ
ス6の本体部が跨設される。又トレツド部5に
は、カーカス6の外側にベルト層7を配置すると
ともに、カーカス6の本体部とその折返し部との
間にはビードエーペツクス9を設ける一方、タイ
ヤ1は、リム10のフランジ11,11に、ビー
ド部3,3を嵌合わせることにより、該リム10
に装着される。 前記カーカス6は、コードをタイヤ赤道面C0
に対して約80゜〜90゜の角度に配列したいわゆるラ
ジアル方向コード配列体であり、コードとしてス
チールコードの他、ナイロン、ポリエステル、レ
ーヨン、芳香族ポリアミド等の繊維コードが採用
される。このカーカス6は1〜3層のプライが用
いられる。 又前記ベルト層7は、カーカス6側に配する第
1のプライ7Aとその上側の第2のプライ7Bの
例えば2層構造体であり、第1、第2のプライ7
A,7Bはともに金属コードを用いてしかも夫々
タイヤ赤道C0に対して比較的浅い角度でかつ逆
方向に斜傾して配される。なお繊維コードをも採
用しうる。又本例では、第1のプライ7Aは第2
のプライ7Bよりも広巾であり、又第1のプライ
7Aの両端は、サイドウオール部4とトレツド部
5とが交わる縁部下方まで延在している。又ビー
ド部3には、ビードコア2下端から、カーカス6
の折返し部に沿つて上方にのびかつ前記ビードエ
ーペツクス9の上端をこえて延びる補強層8が設
けられる。なお補強層8は、金属コードの他、適
宜の繊維コードの1層又は複数枚体からなる。 又タイヤ1は、標準内圧充填時においてビード
部3の半径方向内向き端をタイヤ軸方向に通るベ
ースラインから、トレツド部5の上表面であるト
レツド面12の最大高さ点aまでの距離であるタ
イヤ断面高さTと、タイヤの最大巾位置b間の長
さであるタイヤ巾Wとの比T/Wが例えば0.7以
下、本例では0.65の偏平タイヤとして形成されて
いる。 又トレツド面12は、本例では、中央部分を形
成する曲率半径R1の内円弧部と、シヨルダ側の
部分を形成する曲率半径R2の外円弧部とからな
り、又トレツド面12には、第1の縦溝G1、第
2の縦溝G2、第3の縦溝G3が設けられる。 前記第1の縦溝G1は、タイヤ赤道C0の両側
でかつタイヤ赤道COと平行に周回回する直線溝
からなり、又該第1の縦溝G1は、該タイヤ赤道
C0を中心としてトレツド巾WTの、0.05倍より
も大かつ0.15倍よりも小の範囲内の距離L1に位
置することによつて、該第1の縦溝G1の間でタ
イヤ赤道C0に沿つてのびるセンターリブ25を
形成しており、又第1の縦溝G1のタイヤ軸方向
外側には、前記第2の縦溝G2が設けられる。 第2の縦溝G2も、タイヤ赤道C0と平行に周
回する直線溝からなり、前記第1の縦溝G1のタ
イヤ軸方向外側に位置することにより、その間に
内のリブ状部26,26を形成する。又第2の縦
溝G2は、タイヤ赤道C0を中心として、トレツ
ド巾WTの0.3倍よりも大かつ0.4倍よりも小の範
囲内の距離L2に位置している。 第3の縦溝G3は、第2の縦溝G2のタイヤ軸
方向外側でタイヤ赤道C0と平行に周回する直線
溝からなることにより、前記第2の縦溝G2との
間で中間のリブ状部27,27を設けるととも
に、前記トレツド部5の外縁cとの間で外のリブ
状部29,29を形成する。又該第3の縦溝G3
は、タイヤ赤道C0を中心として、トレツド巾
WTの0.6倍よりも大かつ0.7倍よりも小の範囲の
距離L3に位置する。なお、本例では、トレツド
面12の外縁c近傍も、タイヤ赤道C0と平行な
副溝G4を凹設する。 さらに、前記第1の縦溝の溝巾WG1は、前記
トレツド巾WTの0.03倍よりも大かつ0.05倍より
も小、溝巾G2の溝巾WG2は、トレツド巾WT
の0.09倍よりも大かつ0.13倍より小、又第3の縦
溝G3を溝巾WG3はトレツド巾WTの0.06倍よ
りも大かつ0.10倍よりも小に設定される。従つ
て、前記第2の縦溝G2の溝巾WG2は、第3の
縦溝G3の溝巾WG3よりも大かつこの溝巾WG
3は、第1の縦溝の溝巾G1の溝巾W1よりも大
となつている(WG2>WG3>WG1)。 このような距離L1〜L3、溝巾WG1〜WG
3を有して各縦溝G1〜G3が設けられることに
より、内のリブ状部26の巾W26は、中間のリ
ブ状部27の巾W27よりも小であり、又該巾W
27は、外のリブ状部29の巾W29よりも小、
しかも第3の縦溝G3と前記副溝G4との間の巾
W29Aよりも小となるように設定している。 さらにトレツド部5には、第2図に示すよう
に、前記第1の縦溝G1から第3の縦溝G3をこ
えて、前記副溝G4に継ぐ連続した斜溝Jを設け
ている。又斜溝Jには、前記第1の縦溝G1をタ
イヤ軸方向内方にこえ、前記センターリブ25内
のタイヤ赤道C0上で途切れる突出部J0を設け
ている。 又斜斜溝Jはタイヤ赤道C0に対し斜傾すると
ともに、タイヤ円周方向に円周ピツチPを隔てて
多数本が隔設される。さらにタイヤ赤道C0を中
心とする左右のトレツド面においては、斜溝Jが
互い違いになるように円周ピツチPの2分の1の
間隔を隔てる千鳥状に形成される。 又斜溝Jは第1の縦溝G1から副溝G4まで通
ることにより、内のリブ状部26を通る斜溝Jの
内部分J1によつて、該内のリブ状部26をブロ
ツクB1からなる内のブロツク列26Bに区分し
ている。又中間のリブ状部27を通る斜溝Jの中
間部分J2によつて、ブロツクB2からなる中間
のブロツク列27Bに区分する。さらに第3の縦
溝G3をこえ前記副溝G4にのびる斜溝Jの外部
分J3によつて、外のリブ状部29を、外のブロ
ツク列29Bに夫々区分している。 又前記突出部J0が第1の縦溝G1に交わる角
度A0は、前記内部分J1が第1の縦溝G1に交
わる角度A1よりも小であり、又この角度A1は
中間部分J2が第2の縦溝G2と交わる角度A2
よりも小であり、又この角度A2は外部分J3が
第3の縦溝G3と交わる角度A3よりも小に形成
され(A0<A1<A2<A3)、従つて斜溝J
は、タイヤ赤道C0側からタイヤ軸方向外側に向
かつて、各縦溝G1〜G3となる角度が漸増する
ごとく形成される。 なお前記突出部J0、内部分J1、中間部分J
2、外部分J3は曲線溝によつても形成すること
ができ、そのとき前記角度A0〜A3は、該部分
J0〜J3と縦溝G1〜G3とが交わる交わり点
における前記各部分J0〜J3に接して引いた接
線と各縦溝G1〜G3とがなす角度として定義さ
れる。又外部分J3は、前記副溝G4寄りの部分
で逆に設曲が折溝片部J3Aを具える。 さらに、前記角度A0と角度A1との差A1−
A0は5゜より大かつ15゜より小、好ましくは10゜、
角度A1角度A2との差A2−A1は5゜より大か
つ15゜より小、好ましくは10゜、角度A2と角度A
3との差A3−A2は0゜より大かつ10゜より小、
好ましくは5゜の範囲に夫々設定する。又前記角度
A0は35゜よりも大かつ55゜よりも小、好ましくは
40°よりも大かつ50゜よりも小、角度A1は45゜より
も大かつ65゜よりも小、好ましくは50゜よりも大か
つ60゜よりも小、角度A2は55゜よりも大かつ75゜よ
りも小、好ましくは50゜よりも大かつ70゜よりも
小、角度A3は60゜よりも大かつ80°よりも小、好
ましくは65゜よりも大かつ75゜よりも小に夫々設定
される。 さらに、斜溝Jは、角度A0〜A3についても
前記した各関係を保ちつつ、タイヤ円周方向に対
して傾き角度が異なる複数種類、本例では5種類
の斜溝Ji(i=1……5)からなるグループJG
が、そのトレツド部5に配され、又各斜溝Jiは、
夫々異なる円周ピツチi(i=1……5)を隔て
て設けられる。 さらに、5つの傾き角度の異なる各斜溝Jiにお
いて、傾き角度が大である程、前記円周ピツチPi
は小に形成されており、しかも、円周ピツチPi
(i=1……5)が小なる順に並置された前記斜
溝JiからなるグループJBを1ユニツトとしたく
り返しにより、トレツドパターン形成される。な
おiは、1……5の順序で、傾斜角度が大、従つ
て円周ピツチPiが小な順に記号付けされていると
する。 このように、角度が大なる順に並べられた斜溝
Ji(i=1……5)において、1つの斜溝Jiの各角
度A0i〜A3iは、角度の小なる方に隣り合う
斜溝Ji+1〜A3i+1よりもいずれも大となるように
形成されている。 なお、各斜溝Jiにおける各角度A0i〜A3iは、
前述のごとく、A0i<A1i<A2i<A3iの関係
を充足している一方、隣り合う各斜溝Jiにおいて
は、A0i>A0i+1、A1i>A1i+1、A2i>A2i
+1、A3i>A3i+1の関係を夫々充足することと
なる。この角度の配分の一例を、第1表に示して
いる。なお第1表においては各斜溝Jにおける角
度差A1−A0、A2−A1を10゜、角度差はA
3−A2を5゜と設定している。
前記したウエツト性能を向上するには、特に耐
ハイドロプレーン性能を向上することが重要であ
る。 偏平タイヤにおいては、第3図aに示すよう
に、この接地面Sは、タイヤ円周方向の接地長さ
lに比べて、タイヤ軸方向の接地巾wが大となる
横長形状となる。なおこれに対して偏平率が大な
るタイヤにおいては、第3図bに示すように、接
地長さl1が接地巾w1に比して大なる縦長とな
る。従つて、偏平タイヤにおいては、ハイドロプ
レーン性能を高めるべく、接地面Sにおける排水
性能を向上するには、円周方向にのびる縦溝Gを
設けることが有効であり、そのため、空気入りタ
イヤ1では、第1〜2図に示したごとく、第1〜
第3の6本の縦溝G1〜G3をほぼ直線溝状にト
レツド部に形成する。又該縦溝G1〜G3に斜溝
Jを連通させることによつて、タイヤ軸方向への
排水性を向上している。さらにセンターリブ25
内に延在する突出部J0を設けることによつて、
水切り性能を増し、センターリブ25における排
水性を高めウエツト性能を向上している。 さらに、ドライ性能について、高速走行時にお
ける直進安定性を向上するには、クラウン部分の
剛性を高めることが好ましく、従つてタイヤ赤道
C0に沿うセンターリブ25を設けるとともに、
旋回時においては、タイヤににスリツプ角が付加
されることによつて、トレツド部5には面内曲げ
変形が作用する。従つて、旋回の外側に位置する
シヨルダ部の接地圧が大となりこの部分に圧縮曲
げ変形が作用することとなる。旋回時におけるこ
のような曲げ変形に耐えるには、シヨルダ部の剛
性をも高めることが必要となる。従つて前記斜溝
Jが縦溝G1〜G3と交わる角度A0〜A3を、
シヨルダ側に向かつて大とすることによつて、シ
ヨルダー部のブロツクB3を矩形に近づけ、この
シヨルダー部における剛性を向上しているのであ
る。 又前記ブロツクB1〜B3の表面積SB1〜SB
3を、シヨルダ側に向かつて大とすることによつ
て、シヨルダ部の剛性を向上しうる。 さらに前記した斜溝Jの角度A1〜A3が、タ
イヤシヨルダー側に向かつて大となり、クラウン
部分では小であることは、このクラウン部分での
水切り効果を高める一方、シヨルダ部の角度が大
となることにより、タイヤ外部への排水効果を高
めるのにも役立つ。 さらに、第1〜第3の縦溝G1〜G3の前記位
置L1〜L3及溝巾WG1〜WG3は、ウエツト
性能とドライ性能とを、ともに充足するべく、次
のテストによつて求められる。 まず耐ハイドロプレーン性能について、テスト
タイヤを装着した車両を、水深8mmの湿潤路面に
進入させ、前輪のみを拘束したとき、減速度が
0.15Gとなる最大速度をハイドロプレーニング発
生速度とした。 まず、第2の縦溝G2の位置L2については、
第4図において、縦軸をハイドロプレーニング発
生速度、横軸をトレツド巾WTに対する範囲を示
すように、第2の縦溝G2は、タイヤ赤道C0を
中心として、トレツド巾WTの0.3倍よりも大か
つ0.4倍よりも小の範囲が、前記速度が最も大と
なり好ましいことがわかる。 同様に第3の縦溝G3も、第5図にようて、
0.6倍よりも大かつ0.7倍よりも小の範囲の距離L
3が、耐ハイドロプレーン性能に優れているのが
わかる。テストの結果により、第2の縦溝G2の
溝巾WG2を、第3の縦溝G3の溝巾WG3より
も大とし、かつ溝巾WG3を第1の縦溝G1の溝
巾WG1よりも大とするのが、耐ハイドロプレー
ン性能の優れているのが判明している。従つて、
第6図に示すように、縦溝G1〜G3を同時に変
化させ、同様なテストを行なつた。 その結果、溝巾WG1〜WG3が前記した夫々
の範囲にあるとき、ハイドロプレーニング発生限
界の速度はピークとなり、ウエツト性能に優れて
いるのがわかる。なお第6図において、横軸は各
溝巾WG1〜WG3とトレツド巾WTとの比を示
す。 さらに半径50mの円周上を走行させ、車両が遠
心力によるタイヤのスリツプによりはみ出すまで
の1周当りの最短の旋回時間を測定した結果を第
7図に示している。 第7図において、破線は乾燥路面の場合を示
し、又実線は路面に水深3mmの水を貯留した路面
の場合を示している。同様に、前記範囲において
ピーク値を生じる。 このように、溝巾WG1〜WG3が過少である
とき、溝体積が小さく、ウエツト性能を損なうこ
ととなる。さらに過大であるときには路面との摩
擦力を減じ、かえつてウエツト性能を低下させ
る。又溝巾WG1〜WG3が過大となるときに
は、ドライ性能を著しく低下させるのがわかり、
従つて前記範囲をその位置L1〜L3、溝巾WG
1〜WG3を設定する。 又斜溝Jの前記角度A0〜A3も、テストの結
果によりその最良範囲として定めている。 第8図は、角度差A1−A0、A2−A1を
10、A3−A2を5゜として、かつ第1表の示すA
0i……A3iをとつた場合を、横軸におけるK
値で示し、又第1表の各角度差A0i……A3i
全体を、夫々5゜、10°割合で加減しK−5゜、K−
10゜、K+5゜、K+10゜に変化させた場合の、ハイ
ドロプレーニング発生速度を縦軸に示している。 同様に、乾燥路面における半径50mの円周を通
る前記と同一のテストの結果を第9図に示す。 第8図から、角度を増加するに従い、ハイドロ
プレーニング発生速度を減じる反面、第9図に示
すように、旋回速度は増大し、従つて前記Kに5゜
を加減した範囲がほぼウエツト性能、ドライ性能
をともに充足するのがわかる。 さらに斜溝Jiとしての傾斜角度の異なるものを
グループJBとして用いることにより、ブロツク
B1〜B3に不周期性を与え、いわゆるピツチバ
リエーシヨン効果により、ホワイトノイズ化に役
立つ他、排水の周期性をなくし、水切り効果を高
め、耐ハイドロプレーン性能の向上にも寄与させ
うる。さらに前記突出部J0はタイヤ赤道C0で
途切れるため、センターリブ25はブロツク状に
分割されることはなく連続でき、水切り性を維持
しつつ騒音低下に役立ちかつ直進安定性を高めう
る。 〔発明の効果〕 本発明の空気入りタイヤは、タイヤ赤道と平行
な第1〜第3の縦溝を設けるとともに、シヨルダ
側に向かつてタイヤ赤道との交わる角度を増大す
る斜溝を設けることを基本とてて、乾燥路面にお
ける直線性能、旋回性能に優れるとともに、乾燥
路面における耐ハイドロプレーン性能をも向上で
き、ドライ性能と同時にウエツト性能をも充足し
うる、バランスの優れた偏平タイヤを提供しう
る。
ハイドロプレーン性能を向上することが重要であ
る。 偏平タイヤにおいては、第3図aに示すよう
に、この接地面Sは、タイヤ円周方向の接地長さ
lに比べて、タイヤ軸方向の接地巾wが大となる
横長形状となる。なおこれに対して偏平率が大な
るタイヤにおいては、第3図bに示すように、接
地長さl1が接地巾w1に比して大なる縦長とな
る。従つて、偏平タイヤにおいては、ハイドロプ
レーン性能を高めるべく、接地面Sにおける排水
性能を向上するには、円周方向にのびる縦溝Gを
設けることが有効であり、そのため、空気入りタ
イヤ1では、第1〜2図に示したごとく、第1〜
第3の6本の縦溝G1〜G3をほぼ直線溝状にト
レツド部に形成する。又該縦溝G1〜G3に斜溝
Jを連通させることによつて、タイヤ軸方向への
排水性を向上している。さらにセンターリブ25
内に延在する突出部J0を設けることによつて、
水切り性能を増し、センターリブ25における排
水性を高めウエツト性能を向上している。 さらに、ドライ性能について、高速走行時にお
ける直進安定性を向上するには、クラウン部分の
剛性を高めることが好ましく、従つてタイヤ赤道
C0に沿うセンターリブ25を設けるとともに、
旋回時においては、タイヤににスリツプ角が付加
されることによつて、トレツド部5には面内曲げ
変形が作用する。従つて、旋回の外側に位置する
シヨルダ部の接地圧が大となりこの部分に圧縮曲
げ変形が作用することとなる。旋回時におけるこ
のような曲げ変形に耐えるには、シヨルダ部の剛
性をも高めることが必要となる。従つて前記斜溝
Jが縦溝G1〜G3と交わる角度A0〜A3を、
シヨルダ側に向かつて大とすることによつて、シ
ヨルダー部のブロツクB3を矩形に近づけ、この
シヨルダー部における剛性を向上しているのであ
る。 又前記ブロツクB1〜B3の表面積SB1〜SB
3を、シヨルダ側に向かつて大とすることによつ
て、シヨルダ部の剛性を向上しうる。 さらに前記した斜溝Jの角度A1〜A3が、タ
イヤシヨルダー側に向かつて大となり、クラウン
部分では小であることは、このクラウン部分での
水切り効果を高める一方、シヨルダ部の角度が大
となることにより、タイヤ外部への排水効果を高
めるのにも役立つ。 さらに、第1〜第3の縦溝G1〜G3の前記位
置L1〜L3及溝巾WG1〜WG3は、ウエツト
性能とドライ性能とを、ともに充足するべく、次
のテストによつて求められる。 まず耐ハイドロプレーン性能について、テスト
タイヤを装着した車両を、水深8mmの湿潤路面に
進入させ、前輪のみを拘束したとき、減速度が
0.15Gとなる最大速度をハイドロプレーニング発
生速度とした。 まず、第2の縦溝G2の位置L2については、
第4図において、縦軸をハイドロプレーニング発
生速度、横軸をトレツド巾WTに対する範囲を示
すように、第2の縦溝G2は、タイヤ赤道C0を
中心として、トレツド巾WTの0.3倍よりも大か
つ0.4倍よりも小の範囲が、前記速度が最も大と
なり好ましいことがわかる。 同様に第3の縦溝G3も、第5図にようて、
0.6倍よりも大かつ0.7倍よりも小の範囲の距離L
3が、耐ハイドロプレーン性能に優れているのが
わかる。テストの結果により、第2の縦溝G2の
溝巾WG2を、第3の縦溝G3の溝巾WG3より
も大とし、かつ溝巾WG3を第1の縦溝G1の溝
巾WG1よりも大とするのが、耐ハイドロプレー
ン性能の優れているのが判明している。従つて、
第6図に示すように、縦溝G1〜G3を同時に変
化させ、同様なテストを行なつた。 その結果、溝巾WG1〜WG3が前記した夫々
の範囲にあるとき、ハイドロプレーニング発生限
界の速度はピークとなり、ウエツト性能に優れて
いるのがわかる。なお第6図において、横軸は各
溝巾WG1〜WG3とトレツド巾WTとの比を示
す。 さらに半径50mの円周上を走行させ、車両が遠
心力によるタイヤのスリツプによりはみ出すまで
の1周当りの最短の旋回時間を測定した結果を第
7図に示している。 第7図において、破線は乾燥路面の場合を示
し、又実線は路面に水深3mmの水を貯留した路面
の場合を示している。同様に、前記範囲において
ピーク値を生じる。 このように、溝巾WG1〜WG3が過少である
とき、溝体積が小さく、ウエツト性能を損なうこ
ととなる。さらに過大であるときには路面との摩
擦力を減じ、かえつてウエツト性能を低下させ
る。又溝巾WG1〜WG3が過大となるときに
は、ドライ性能を著しく低下させるのがわかり、
従つて前記範囲をその位置L1〜L3、溝巾WG
1〜WG3を設定する。 又斜溝Jの前記角度A0〜A3も、テストの結
果によりその最良範囲として定めている。 第8図は、角度差A1−A0、A2−A1を
10、A3−A2を5゜として、かつ第1表の示すA
0i……A3iをとつた場合を、横軸におけるK
値で示し、又第1表の各角度差A0i……A3i
全体を、夫々5゜、10°割合で加減しK−5゜、K−
10゜、K+5゜、K+10゜に変化させた場合の、ハイ
ドロプレーニング発生速度を縦軸に示している。 同様に、乾燥路面における半径50mの円周を通
る前記と同一のテストの結果を第9図に示す。 第8図から、角度を増加するに従い、ハイドロ
プレーニング発生速度を減じる反面、第9図に示
すように、旋回速度は増大し、従つて前記Kに5゜
を加減した範囲がほぼウエツト性能、ドライ性能
をともに充足するのがわかる。 さらに斜溝Jiとしての傾斜角度の異なるものを
グループJBとして用いることにより、ブロツク
B1〜B3に不周期性を与え、いわゆるピツチバ
リエーシヨン効果により、ホワイトノイズ化に役
立つ他、排水の周期性をなくし、水切り効果を高
め、耐ハイドロプレーン性能の向上にも寄与させ
うる。さらに前記突出部J0はタイヤ赤道C0で
途切れるため、センターリブ25はブロツク状に
分割されることはなく連続でき、水切り性を維持
しつつ騒音低下に役立ちかつ直進安定性を高めう
る。 〔発明の効果〕 本発明の空気入りタイヤは、タイヤ赤道と平行
な第1〜第3の縦溝を設けるとともに、シヨルダ
側に向かつてタイヤ赤道との交わる角度を増大す
る斜溝を設けることを基本とてて、乾燥路面にお
ける直線性能、旋回性能に優れるとともに、乾燥
路面における耐ハイドロプレーン性能をも向上で
き、ドライ性能と同時にウエツト性能をも充足し
うる、バランスの優れた偏平タイヤを提供しう
る。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2
図はそのトレツドパターンの一部を展開して示す
平面図、第3図a,bは接地面形状を示す線図、
第4〜5図は縦溝の溝位置と耐ハイドロプレーン
性能の関係を示す線図、第6図は溝巾と耐ハイド
ロプレーン性能との関係を示す線図、第7図は溝
巾と旋回性能とを示す線図、第8図は斜溝の角度
とハイドロプレーニング性能とを示す線図、第9
図は斜溝の角度と乾燥路面における旋回性能とを
示す線図ある。 2…ビードコア、3…ビード部、4…サイドウ
オール部、5…トレツド部、6…カーカス、7…
ベルト層、9…ビードエーペツクス、25…セン
ターリブ、26…内のリブ状部、26B…内のブ
ロツク列、27…中間のリブ状部、27B…中間
のブロツク列、29…外のリブ状部、29B…外
のブロツク列、A0,A1,A2,A3,A0
i,A1i,A2i,A3i…角度、B1,B
2,B3…、ブロツク、G1…第1の縦溝、G2
…第2の縦溝、G3…第3の縦溝、J,Ji…斜
溝、J0…突出部、J1…内部分、J2…中間部
分、J3…外部分、P,Pi…円周ピツチ、W…タ
イヤ巾、WG1…第1の縦溝の溝巾、WG2…第
2の縦溝の溝巾、WG3…第3の縦溝の溝巾、
WT…トレツド巾。
図はそのトレツドパターンの一部を展開して示す
平面図、第3図a,bは接地面形状を示す線図、
第4〜5図は縦溝の溝位置と耐ハイドロプレーン
性能の関係を示す線図、第6図は溝巾と耐ハイド
ロプレーン性能との関係を示す線図、第7図は溝
巾と旋回性能とを示す線図、第8図は斜溝の角度
とハイドロプレーニング性能とを示す線図、第9
図は斜溝の角度と乾燥路面における旋回性能とを
示す線図ある。 2…ビードコア、3…ビード部、4…サイドウ
オール部、5…トレツド部、6…カーカス、7…
ベルト層、9…ビードエーペツクス、25…セン
ターリブ、26…内のリブ状部、26B…内のブ
ロツク列、27…中間のリブ状部、27B…中間
のブロツク列、29…外のリブ状部、29B…外
のブロツク列、A0,A1,A2,A3,A0
i,A1i,A2i,A3i…角度、B1,B
2,B3…、ブロツク、G1…第1の縦溝、G2
…第2の縦溝、G3…第3の縦溝、J,Ji…斜
溝、J0…突出部、J1…内部分、J2…中間部
分、J3…外部分、P,Pi…円周ピツチ、W…タ
イヤ巾、WG1…第1の縦溝の溝巾、WG2…第
2の縦溝の溝巾、WG3…第3の縦溝の溝巾、
WT…トレツド巾。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 タイヤ断面高さHとタイヤ巾Wとの比H/W
である偏平率を0.7以下の空気入りタイヤであつ
て、 タイヤ赤道の両側でかつタイヤ赤道と平行に周
回することによりタイヤ赤道に沿うセンターリブ
を形成する第1の縦溝と、 該第1の縦溝のタイヤ軸方向外側でタイヤ赤道
と平行に周回することにより第1の縦溝との間で
内のリブ状部を形成する第2の縦溝と、 この第2の縦溝のタイヤ軸方向外側で前記タイ
ヤ赤道と平行に周回することにより前記第2の縦
溝との間の中間のリブ状部とトレツド面外縁との
間の外のリブ状部とを夫々形成する第3の縦溝と
を設けるとともに、 前記第1の縦溝から第3の縦溝をタイヤ軸方向
外側にこえて連続しかつタイヤ円周方向に対して
傾く多数本の斜溝Jをタイヤ円周方向に隔設する
ことにより、内のリブ状部、中間のリブ状部、外
のリブ状部を区分した内のブロツク列、中間のブ
ロツク列、外のブロツク列を夫々形成する一方、 各紗溝Jにおいて、内のブロツク状部を区分す
る斜溝の内部分J1が第1の縦溝に交わる角度A
1は、中間のブロツク状部を通る斜溝Jの中間部
分J2が第2の縦溝に交わる角度A2よりも小
(A1<A2)であり しかも前記角度A2は、外のブロツク状部を通
る斜溝Jの外部分J3が第3の縦溝に交わる角度
A3よりも小(A2<A3)とし、 前記斜溝は、第1の縦溝をタイヤ軸方向内方に
こえて前記センターリブ内に延在してタイヤ赤道
で途切れる突出部を有し、 該突出部J0が第1の縦溝となす角度A0は、
前記角度A1よりも小(A0<A1)であり、 しかも前記角度A0は、角度A1との差A1−
A0が5゜より大かつ15゜より小、前記角度A1は、
角度A2との差A2−A1が5゜より大15゜より小、
前記角度A2は、角度A3との差A3−A2が0゜
より大かつ10゜より小であるとともに、斜溝の前
記角度A0は、35゜より大かつ55゜よりも小、角度
A1は45゜より大かつ65゜よりも小、角度A2は55゜
より大かつ75゜よりも小しかも角度A3は60゜より
大かつ80゜よりも小とするとともに、 さらに前記トレツド部には、各角度A0,A
1,A2,A3を前記した角度範囲内としてタイ
ヤ周方向に対する傾きが異なる複数種類の前記斜
溝からなるグループのくり返しが形成され、かつ
グループにおける傾き角度が大なる順に並べられ
た各斜溝Ji(i=1…n)において、1つの斜溝
Jiの前記各角度A01,A1i,A2i,A3i
は、角度の小なる方に隣り合う斜溝Ji1の各角度
A0i+1,A1i+1,A2i+1,A3i+1よりもいずれ
も大であることを特徴とする空気入りタイヤ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62176826A JPS6418707A (en) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | Pneumatic tire |
EP19880306452 EP0299766B1 (en) | 1987-07-15 | 1988-07-14 | Pneumatic tyre |
DE19883877642 DE3877642T2 (de) | 1987-07-15 | 1988-07-14 | Luftreifen. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62176826A JPS6418707A (en) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | Pneumatic tire |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6418707A JPS6418707A (en) | 1989-01-23 |
JPH0580362B2 true JPH0580362B2 (ja) | 1993-11-08 |
Family
ID=16020516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62176826A Granted JPS6418707A (en) | 1987-07-15 | 1987-07-15 | Pneumatic tire |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6418707A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0657485B2 (ja) * | 1989-03-27 | 1994-08-03 | 株式会社ブリヂストン | ラジアルタイヤ対 |
WO2011090203A1 (ja) | 2010-01-25 | 2011-07-28 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ |
JP6012298B2 (ja) * | 2012-07-05 | 2016-10-25 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
JP6000218B2 (ja) * | 2013-10-09 | 2016-09-28 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP6623764B2 (ja) | 2016-01-06 | 2019-12-25 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
-
1987
- 1987-07-15 JP JP62176826A patent/JPS6418707A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6418707A (en) | 1989-01-23 |
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