JPH0579784A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JPH0579784A JPH0579784A JP3237682A JP23768291A JPH0579784A JP H0579784 A JPH0579784 A JP H0579784A JP 3237682 A JP3237682 A JP 3237682A JP 23768291 A JP23768291 A JP 23768291A JP H0579784 A JPH0579784 A JP H0579784A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通気抵抗損失，形状抵抗損失を低減し、耐久
性を向上し、製造コストを低減することを目的とする。 【構成】 伝熱板２の表面に設けた複数のリブと、この
リブと直交して伝熱板２の裏面に設けた複数のリブと
を、伝熱板２をはさんで樹脂にて一体に成型して熱交換
板５とし、この熱交換板５と仕切板７とを交互に複数枚
積層して熱交換器６を形成するとともに、伝熱板２の両
端部に設けた遮蔽リブ１の外側稜線に設けた面取り３に
よって熱交換器６の気流突入面を開先形状とすることに
より、通路抵抗損失および気流突入面の形状抵抗損失を
小さくするとともに熱交換器６を強固なものとし、経年
変化が少なく、耐久性が向上できるものである。
性を向上し、製造コストを低減することを目的とする。 【構成】 伝熱板２の表面に設けた複数のリブと、この
リブと直交して伝熱板２の裏面に設けた複数のリブと
を、伝熱板２をはさんで樹脂にて一体に成型して熱交換
板５とし、この熱交換板５と仕切板７とを交互に複数枚
積層して熱交換器６を形成するとともに、伝熱板２の両
端部に設けた遮蔽リブ１の外側稜線に設けた面取り３に
よって熱交換器６の気流突入面を開先形状とすることに
より、通路抵抗損失および気流突入面の形状抵抗損失を
小さくするとともに熱交換器６を強固なものとし、経年
変化が少なく、耐久性が向上できるものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換形換気扇等に使
用する熱交換器に関するものである。
用する熱交換器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、省エネルギーに効果のある熱交換
形換気扇が普及してきており、それに使用する熱交換器
は耐久性や性能の向上が求められている。
形換気扇が普及してきており、それに使用する熱交換器
は耐久性や性能の向上が求められている。
【０００３】従来、この種の熱交換器は図５および図６
に示すような構成であった。以下、その構成について図
５および図６を参照しながら説明する。
に示すような構成であった。以下、その構成について図
５および図６を参照しながら説明する。
【０００４】図に示すように、１０１は紙、あるいはプ
ラスチックの薄板状の伝熱板１０２と、波形の間隔板１
０３とを貼り合わせた熱交換板であり、この熱交換板１
０１を交互に９０度ずらしながら複数枚積層して熱交換
器１０４を形成している。
ラスチックの薄板状の伝熱板１０２と、波形の間隔板１
０３とを貼り合わせた熱交換板であり、この熱交換板１
０１を交互に９０度ずらしながら複数枚積層して熱交換
器１０４を形成している。
【０００５】上記構成において、１次気流Ｘと２次気流
Ｙを流すと、１次気流Ｘと２次気流Ｙの間で熱交換する
ことになる。
Ｙを流すと、１次気流Ｘと２次気流Ｙの間で熱交換する
ことになる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の熱交
換器では、間隔板１０３が波形であるためその板厚によ
って、伝熱板１０２にて形成される通風路の有効面積が
小さくなり、抵抗損失が大きくなるという問題があっ
た。
換器では、間隔板１０３が波形であるためその板厚によ
って、伝熱板１０２にて形成される通風路の有効面積が
小さくなり、抵抗損失が大きくなるという問題があっ
た。
【０００７】また、一般的に全熱交換用として伝熱板１
０２と間隔板１０３を紙にて製造するが、この場合熱交
換器１０４は非常に壊れやすく、清掃時に間隔板１０３
の目をつぶしたり、落下時に破損したりする恐れがあ
り、また長期間の使用により、伝熱板１０２や間隔板１
０３が吸湿や乾燥を繰り返して収縮し、１次気流と２次
気流が混合しやすくなるなど耐久性にも問題があった。
０２と間隔板１０３を紙にて製造するが、この場合熱交
換器１０４は非常に壊れやすく、清掃時に間隔板１０３
の目をつぶしたり、落下時に破損したりする恐れがあ
り、また長期間の使用により、伝熱板１０２や間隔板１
０３が吸湿や乾燥を繰り返して収縮し、１次気流と２次
気流が混合しやすくなるなど耐久性にも問題があった。
【０００８】また、熱交換器１０４の製造工程は、間隔
板１０３の段折り→伝熱板１０２と間隔板１０３の貼合
による熱交換板１０１の作成→熱交換板１０１の切断→
積層→熱交換器１０４を所定寸法とするための仕上げ切
断、となっており、製造コストが高くなっていた。
板１０３の段折り→伝熱板１０２と間隔板１０３の貼合
による熱交換板１０１の作成→熱交換板１０１の切断→
積層→熱交換器１０４を所定寸法とするための仕上げ切
断、となっており、製造コストが高くなっていた。
【０００９】また、積層した後の仕上げ切断では間隔板
１０３の目がつぶれやすく、切断作業が困難であるとい
う問題があった。
１０３の目がつぶれやすく、切断作業が困難であるとい
う問題があった。
【００１０】本発明は上記課題を解決するもので、伝熱
板の表面に設けた複数のリブと、このリブと直交して伝
熱板の裏面に設けた複数のリブとを、伝熱板をはさんで
樹脂にて一体に成型して熱交換板とし、この熱交換板と
仕切板とを交互に複数枚積層して熱交換器を形成すると
ともに、伝熱板の両端部に設けた遮蔽リブの外側稜線を
面取りして、熱交換器の気流突入面を開先形状とするこ
とにより、通路抵抗損失および気流突入面の形状抵抗損
失を小さくするとともに熱交換器を強固なもなとし、経
年変化の少ない、耐久性のある熱交換器を提供すること
を第１の目的とする。
板の表面に設けた複数のリブと、このリブと直交して伝
熱板の裏面に設けた複数のリブとを、伝熱板をはさんで
樹脂にて一体に成型して熱交換板とし、この熱交換板と
仕切板とを交互に複数枚積層して熱交換器を形成すると
ともに、伝熱板の両端部に設けた遮蔽リブの外側稜線を
面取りして、熱交換器の気流突入面を開先形状とするこ
とにより、通路抵抗損失および気流突入面の形状抵抗損
失を小さくするとともに熱交換器を強固なもなとし、経
年変化の少ない、耐久性のある熱交換器を提供すること
を第１の目的とする。
【００１１】第２の目的は伝熱板の表面に設けた複数の
リブと、このリブと直交して伝熱板の裏面に設けた複数
のリブとを、伝熱板をはさんで樹脂にて一体に成型して
熱交換板とし、この熱交換板を交互に９０度ずらしなが
ら、かつ伝熱板表面のリブとリブの間に、隣合う伝熱板
裏面のリブを位置させて複数枚積層して熱交換器を形成
するとともに、伝熱板の両端部に設けた遮蔽リブの外側
稜線を面取りして、熱交換器の気流突入面を開先形状と
することにより、製造工程を簡略化して製造コストを低
減し、通路抵抗損失および気流突入面の形状抵抗損失を
小さくするとともに熱交換器を強固なものとし、経年変
化の少ない、耐久性のある熱交換器を提供することにあ
る。
リブと、このリブと直交して伝熱板の裏面に設けた複数
のリブとを、伝熱板をはさんで樹脂にて一体に成型して
熱交換板とし、この熱交換板を交互に９０度ずらしなが
ら、かつ伝熱板表面のリブとリブの間に、隣合う伝熱板
裏面のリブを位置させて複数枚積層して熱交換器を形成
するとともに、伝熱板の両端部に設けた遮蔽リブの外側
稜線を面取りして、熱交換器の気流突入面を開先形状と
することにより、製造工程を簡略化して製造コストを低
減し、通路抵抗損失および気流突入面の形状抵抗損失を
小さくするとともに熱交換器を強固なものとし、経年変
化の少ない、耐久性のある熱交換器を提供することにあ
る。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換器は第１
の目的を達成するために、第１の手段は伝熱板の表面お
よび裏面のそれぞれ向かい合う両端部に設け、外側稜線
を面取りした２組みの遮蔽リブと、上記遮蔽リブと平行
に所定間隔で複数本設けた間隔リブとを、上記伝熱板の
表面と裏面とで直交させるとともに伝熱板を間にはさん
で樹脂にて一体に成型して熱交換板とし、この熱交換板
と上記伝熱板と同様の材質の仕切板とを交互に複数枚積
層した構成としたものである。
の目的を達成するために、第１の手段は伝熱板の表面お
よび裏面のそれぞれ向かい合う両端部に設け、外側稜線
を面取りした２組みの遮蔽リブと、上記遮蔽リブと平行
に所定間隔で複数本設けた間隔リブとを、上記伝熱板の
表面と裏面とで直交させるとともに伝熱板を間にはさん
で樹脂にて一体に成型して熱交換板とし、この熱交換板
と上記伝熱板と同様の材質の仕切板とを交互に複数枚積
層した構成としたものである。
【００１３】また、第２の目的を達成するために、第２
の手段は伝熱板の表面の向かい合う両端部に設け、外側
稜線を面取りした２本の遮蔽リブと、上記遮蔽リブと平
行に所定間隔で複数本設けた間隔リブと、上記伝熱板の
裏面に、上記間隔リブと直交し、かつ所定間隔で複数本
設けた保持リブとを上記伝熱板を間にはさんで樹脂にて
一体に成型して熱交換板とし、この熱交換板を交互に９
０度ずらしながら、かつ熱交換板の表面に設けた間隔リ
ブと間隔リブの間に、隣合う熱交換板の裏面に設けた保
持リブを位置させて複数枚積層した構成としたものであ
る。
の手段は伝熱板の表面の向かい合う両端部に設け、外側
稜線を面取りした２本の遮蔽リブと、上記遮蔽リブと平
行に所定間隔で複数本設けた間隔リブと、上記伝熱板の
裏面に、上記間隔リブと直交し、かつ所定間隔で複数本
設けた保持リブとを上記伝熱板を間にはさんで樹脂にて
一体に成型して熱交換板とし、この熱交換板を交互に９
０度ずらしながら、かつ熱交換板の表面に設けた間隔リ
ブと間隔リブの間に、隣合う熱交換板の裏面に設けた保
持リブを位置させて複数枚積層した構成としたものであ
る。
【００１４】
【作用】本発明は上記した第１の手段の構成により、伝
熱板の表面と裏面に設けた遮蔽リブおよび間隔リブと仕
切板によって１次気流と２次気流の流れる通風路が一層
おきに安定して形成させるとともに、熱交換器の気流突
入面を開先形状とすることができるものである。
熱板の表面と裏面に設けた遮蔽リブおよび間隔リブと仕
切板によって１次気流と２次気流の流れる通風路が一層
おきに安定して形成させるとともに、熱交換器の気流突
入面を開先形状とすることができるものである。
【００１５】また、第２の手段の構成により、伝熱板の
表面に設けた間隔リブと隣合う伝熱板の裏面に設けた保
持リブとが互いの伝熱板を保持しあうことになり、１次
気流と２次気流の流れる通風路が一層おきに安定して形
成されるとともに、熱交換器の気流突入面を開先形状と
することができるものである。
表面に設けた間隔リブと隣合う伝熱板の裏面に設けた保
持リブとが互いの伝熱板を保持しあうことになり、１次
気流と２次気流の流れる通風路が一層おきに安定して形
成されるとともに、熱交換器の気流突入面を開先形状と
することができるものである。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の第１実施例について、図１お
よび図２を参照しながら説明する。
よび図２を参照しながら説明する。
【００１７】図に示すように、１は伝熱板２の表面およ
び裏面のそれぞれ向かい合う両端部に設けた２組みの遮
蔽リブで、外側稜線に面取り３を有している。４は遮蔽
リブ１と平行に設けた間隔リブで、遮蔽リブ１の間に所
定間隔で複数本設けられている。５は熱交換板で、遮蔽
リブ１と間隔リブ４とを伝熱板２の表面と裏面で直交さ
せるとともに、伝熱板２を間に挟んで樹脂にて一体に成
型したものである。６は熱交換板５と、伝熱板２と同様
の材質の仕切板７とを交互に複数枚積層した熱交換器
で、１次気流を流す通風路８と、２次気流を流す通風路
９を一層おきに形成する構成となっている。
び裏面のそれぞれ向かい合う両端部に設けた２組みの遮
蔽リブで、外側稜線に面取り３を有している。４は遮蔽
リブ１と平行に設けた間隔リブで、遮蔽リブ１の間に所
定間隔で複数本設けられている。５は熱交換板で、遮蔽
リブ１と間隔リブ４とを伝熱板２の表面と裏面で直交さ
せるとともに、伝熱板２を間に挟んで樹脂にて一体に成
型したものである。６は熱交換板５と、伝熱板２と同様
の材質の仕切板７とを交互に複数枚積層した熱交換器
で、１次気流を流す通風路８と、２次気流を流す通風路
９を一層おきに形成する構成となっている。
【００１８】上記構成により１次気流を矢印Ａのように
通風路８に流し、２次気流を矢印Ｂのように通風路９に
流すと、伝熱板２により１次気流と２次気流の熱を交換
することができる。
通風路８に流し、２次気流を矢印Ｂのように通風路９に
流すと、伝熱板２により１次気流と２次気流の熱を交換
することができる。
【００１９】このように本発明の第１実施例の熱交換器
によれば、伝熱板２の表面および裏面に成型した遮蔽リ
ブ１および間隔リブ４と仕切板７によって、１次気流を
流す通風路８と２次気流を流す通風路９とが寸法精度よ
く安定して形成され、通路抵抗損失を小さくすることが
可能となり、また、伝熱板２の両端部に設けた遮蔽リブ
１の外側稜線に設けた面取り３によって、熱交換器６の
気流突入面を開先形状とすることにより、気流突入面の
形状抵抗損失を小さくすることができる。
によれば、伝熱板２の表面および裏面に成型した遮蔽リ
ブ１および間隔リブ４と仕切板７によって、１次気流を
流す通風路８と２次気流を流す通風路９とが寸法精度よ
く安定して形成され、通路抵抗損失を小さくすることが
可能となり、また、伝熱板２の両端部に設けた遮蔽リブ
１の外側稜線に設けた面取り３によって、熱交換器６の
気流突入面を開先形状とすることにより、気流突入面の
形状抵抗損失を小さくすることができる。
【００２０】また、遮蔽リブ１および間隔リブ４が樹脂
製のため熱交換器６が非常に強固なものとなり、清掃時
の目つぶれがなくなり、落下等でも容易に変形すること
もなく、長期使用に耐えることが可能となる。
製のため熱交換器６が非常に強固なものとなり、清掃時
の目つぶれがなくなり、落下等でも容易に変形すること
もなく、長期使用に耐えることが可能となる。
【００２１】つぎに本発明の第２実施例について図３お
よび図４を参照しながら説明する。なお、第１実施例と
同一符号は同一部品を示す。
よび図４を参照しながら説明する。なお、第１実施例と
同一符号は同一部品を示す。
【００２２】図に示すように、１は伝熱板２の表面の向
かい合う両端部に設けた２本の遮蔽リブで、外側稜線に
面取り３を有している。４は遮蔽リブ１と平行に設けた
間隔リブで、遮蔽リブ１の間に所定間隔で複数本設けら
れている。１０は伝熱板２の裏面に設けた保持リブで、
間隔リブ４と直交し、かつ所定間隔で複数本設けられて
いる。５は熱交換板で、伝熱板２を間にはさみ、伝熱板
２の表面に設けた２本の遮蔽リブ１と間隔リブ４と、伝
熱板２の裏面に設けた保持リブ１０とを樹脂にて一体に
成型したものである。６は熱交換板５を交互に９０度ず
らしながら、かつ伝熱板２の表面に設けた間隔リブ４と
間隔リブ４の間に、隣合う伝熱板２の裏面に設けた保持
リブ１０を位置させて複数枚積層した熱交換器で、１時
気流を流す通風路８と２時気流を流す通風路９を一層お
きに形成する構成となっている。
かい合う両端部に設けた２本の遮蔽リブで、外側稜線に
面取り３を有している。４は遮蔽リブ１と平行に設けた
間隔リブで、遮蔽リブ１の間に所定間隔で複数本設けら
れている。１０は伝熱板２の裏面に設けた保持リブで、
間隔リブ４と直交し、かつ所定間隔で複数本設けられて
いる。５は熱交換板で、伝熱板２を間にはさみ、伝熱板
２の表面に設けた２本の遮蔽リブ１と間隔リブ４と、伝
熱板２の裏面に設けた保持リブ１０とを樹脂にて一体に
成型したものである。６は熱交換板５を交互に９０度ず
らしながら、かつ伝熱板２の表面に設けた間隔リブ４と
間隔リブ４の間に、隣合う伝熱板２の裏面に設けた保持
リブ１０を位置させて複数枚積層した熱交換器で、１時
気流を流す通風路８と２時気流を流す通風路９を一層お
きに形成する構成となっている。
【００２３】上記構成により１次気流を矢印Ｃのように
通風路８に流し、２次気流を矢印Ｄのように通風路９に
流すと、伝熱板２により１次気流と２次気流の熱を交換
することができる。
通風路８に流し、２次気流を矢印Ｄのように通風路９に
流すと、伝熱板２により１次気流と２次気流の熱を交換
することができる。
【００２４】このように本発明の第２実施例の熱交換器
によれば、熱交換器６の製造工程は、成型機による熱交
換板５の一体成型→交互に９０度ずらしながらの積層、
の２工程ですむので製造コストが低減でき、また、熱交
換板５を成型機で成型するため寸法精度がよく、積層し
た後の切断は不要となる。
によれば、熱交換器６の製造工程は、成型機による熱交
換板５の一体成型→交互に９０度ずらしながらの積層、
の２工程ですむので製造コストが低減でき、また、熱交
換板５を成型機で成型するため寸法精度がよく、積層し
た後の切断は不要となる。
【００２５】また、伝熱板２の表面に設けた間隔リブ４
と間隔リブ４の間に、隣合う伝熱板２の裏面に設けた保
持リブ１０を位置させて積層するため、間隔リブ４と保
持リブ１０が伝熱板２を保持しあい、１次気流を流す通
風路８と２次気流を流す通風路９とが安定して形成さ
れ、通路抵抗損失を小さくすることが可能となり、ま
た、伝熱板２の両端部に設けた遮蔽リブ１の外側稜線に
設けた面取り３によって、熱交換器６の気流突入面を開
先形状とすることにより、気流突入の形状抵抗損失を小
さくすることができる。また、遮蔽リブ１，間隔リブ
４，保持リブ１０が樹脂製のため熱交換器６が非常に強
固なものとなり、清掃時の目つぶれがなくなり、落下等
でも容易に変形することもなく、長期使用に耐えること
が可能となる。
と間隔リブ４の間に、隣合う伝熱板２の裏面に設けた保
持リブ１０を位置させて積層するため、間隔リブ４と保
持リブ１０が伝熱板２を保持しあい、１次気流を流す通
風路８と２次気流を流す通風路９とが安定して形成さ
れ、通路抵抗損失を小さくすることが可能となり、ま
た、伝熱板２の両端部に設けた遮蔽リブ１の外側稜線に
設けた面取り３によって、熱交換器６の気流突入面を開
先形状とすることにより、気流突入の形状抵抗損失を小
さくすることができる。また、遮蔽リブ１，間隔リブ
４，保持リブ１０が樹脂製のため熱交換器６が非常に強
固なものとなり、清掃時の目つぶれがなくなり、落下等
でも容易に変形することもなく、長期使用に耐えること
が可能となる。
【００２６】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば伝熱板の表面および裏面に設けた複数のリブ
を、伝熱板をはさんで樹脂にて一体に成型して熱交換板
とし、この熱交換板を複数枚積層して熱交換器を形成す
ることにより、樹脂製リブによって通路抵抗損失および
気流突入面の形状抵抗損失を小さくするとともに、熱交
換器を強固なものとし、経年変化が少なく、耐久性が向
上できる熱交換器が提供できる。
明によれば伝熱板の表面および裏面に設けた複数のリブ
を、伝熱板をはさんで樹脂にて一体に成型して熱交換板
とし、この熱交換板を複数枚積層して熱交換器を形成す
ることにより、樹脂製リブによって通路抵抗損失および
気流突入面の形状抵抗損失を小さくするとともに、熱交
換器を強固なものとし、経年変化が少なく、耐久性が向
上できる熱交換器が提供できる。
【００２７】また、製造工程を簡略化して製造コストを
低減するとともに、樹脂製リブによって通路抵抗損失お
よび気流突入面の形状抵抗損失を小さくするとともに、
熱交換器を強固なものとし、経年変化が少なく、耐久性
が向上できる熱交換器が提供できる。
低減するとともに、樹脂製リブによって通路抵抗損失お
よび気流突入面の形状抵抗損失を小さくするとともに、
熱交換器を強固なものとし、経年変化が少なく、耐久性
が向上できる熱交換器が提供できる。
【図１】本発明の第１実施例の熱交換器の斜視図
【図２】図１の０−０′断面図
【図３】同第２実施例の熱交換器の斜視図
【図４】図３のＰ−Ｐ′断面図
【図５】従来の熱交換器の組み立て状態を示す斜視図
【図６】同熱交換器の完成品の斜視図
１ 遮蔽リブ ２ 伝熱板 ３ 面取り ４ 間隔リブ ５ 熱交換板 ６ 熱交換器 ７ 仕切板 １０ 保持リブ
Claims (2)
- 【請求項１】 伝熱板の表面および裏面のそれぞれ向か
い合う両端部に設け、外側稜線を面取りした２組みの遮
蔽リブと、上記遮蔽リブと平行に所定間隔で複数本設け
た間隔リブとを、上記伝熱板の表面と裏面とで直交させ
るとともに伝熱板を間にはさんで樹脂にて一体に成型し
て熱交換板とし、この熱交換板と上記伝熱板と同様の材
質の仕切板とを交互に複数枚積層した熱交換器。 - 【請求項２】 伝熱板の表面の向かい合う両端部に設
け、外側稜線を面取りした２本の遮蔽リブと、上記遮蔽
リブと平行に所定間隔で複数本設けた間隔リブと、上記
伝熱板の裏面に、上記間隔リブと直交し、かつ所定間隔
で複数本設けた保持リブとを、上記伝熱板を間にはさん
で樹脂にて一体に成型して熱交換板とし、この熱交換板
を交互に９０度ずらしながら、かつ熱交換板の表面に設
けた間隔リブと間隔リブの間に、隣合う熱交換板の裏面
に設けた保持リブを位置させて複数枚積層した熱交換
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23768291A JP2933760B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23768291A JP2933760B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579784A true JPH0579784A (ja) | 1993-03-30 |
| JP2933760B2 JP2933760B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=17018949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23768291A Expired - Fee Related JP2933760B2 (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2933760B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08313186A (ja) * | 1995-05-24 | 1996-11-29 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器 |
| EP0781972A2 (en) | 1995-12-28 | 1997-07-02 | Ebara Corporation | Heat-exchange element |
| KR100539429B1 (ko) * | 2001-11-01 | 2005-12-27 | 미츠비시덴키 가부시키가이샤 | 열교환기 및 열교환기의 제조방법 |
| JP2006097958A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱交換器 |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP23768291A patent/JP2933760B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH08313186A (ja) * | 1995-05-24 | 1996-11-29 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器 |
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