JPH0579694A - 給湯機の制御装置 - Google Patents
給湯機の制御装置Info
- Publication number
- JPH0579694A JPH0579694A JP3239450A JP23945091A JPH0579694A JP H0579694 A JPH0579694 A JP H0579694A JP 3239450 A JP3239450 A JP 3239450A JP 23945091 A JP23945091 A JP 23945091A JP H0579694 A JPH0579694 A JP H0579694A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- water supply
- combustion amount
- bath
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Control For Baths (AREA)
Abstract
動作と給湯動作の各単独運転から同時運転へ移行時に、
湯温変動の少ない給湯特性と風呂追い焚き動作範囲拡大
による使い勝手の向上をはかる。 【構成】 熱交換器1は給湯用伝熱管2と風呂追い焚き
用伝熱管3を有し、バーナ4に加熱される。そして、燃
焼量制御手段17は入水温度検出手段15と流量検出手
段16と給湯温度設定手段12とからの信号により給湯
側の必要燃焼量を演算し、また風呂温度検出手段9の信
号を入力すれば風呂追い焚きの燃焼量を演算してバーナ
4に燃料を送る制御をする。また、給湯単独運転から給
湯と追い焚きの同時運転へ移行時、燃焼量制御手段17
は各単独運転での燃焼量から給湯側燃焼量と所定の風呂
追い焚き燃焼量の合計燃焼量へ切り換えるのを所定時間
遅延させる。したがって、異常高温出湯を伴わずに同時
運転へ移行させ、湯温変動の少ない給湯特性が得られ
る。
Description
付き給湯機に関するものである。
に示すように、熱交換器1は給湯用伝熱管2と風呂追い
焚き用伝熱管3を有する。そして、熱交換器1はバーナ
4に加熱される。5は燃料(ガス)をバーナ4へ送る燃
料制御弁で、6はバーナ4を点火させる点火器である。
給湯用伝熱管2には出湯温度を検出する給湯温度検出手
段(サーミスタ等)7、給湯用伝熱管2における通水を
検出する給湯通水スイッチ8を設けている。風呂追い焚
き用伝熱管3は流れる湯水温度を検出する風呂温度検出
手段(サーミスタ等)9と、浴槽10の水を加熱循環す
る循環ポンプ11を設けている。12は給湯温度・風呂
温度の設定、追い焚きのオン・オフ等を行う運転調節器
で、13は運転調節器12から給湯・風呂制御信号を入
力され、給湯温度検出手段7、風呂温度検出手段9から
それぞれ、給湯温度、風呂温度を入力し、所定の手順
で、点火器6および燃料制御弁5を動作させ、バーナ4
を着火、燃焼量制御するとともに、追い焚き時には、循
環ポンプ11を動作させ、浴槽10の水を加熱循環させ
る給湯風呂制御手段である。なお、14は給湯用伝熱管
2の末端に設置されたカランである。この構成により、
カラン14が開栓された時、または運転調節器12が追
い焚きオフよりオンされた時、給湯風呂制御手段13
は、上記所定の手順で、点火器6、燃料制御弁5へ制御
信号を送り、バーナ4により加熱制御し、所定の湯温給
湯と浴槽水への所定の風呂温度加熱循環を行っていた。
うな構成では、風呂追い焚き動作と給湯動作は、それぞ
れ独立で動作させるか、あるいは一律に風呂追い焚きを
停止させていた。したがって一律に風呂追い焚きを停止
させる方式は、必要以上に追い焚き運転を制限し使いが
ってを悪くしていた。また、風呂追い焚きと給湯動作と
を独立に動作させる方式は、単に風呂追い焚きまたは給
湯動作中に同時運転へ移行したときにそれぞれの必要燃
焼量の合計値を出力するもので、単独運転時の非動作側
の一缶二水路式熱交換器1の伝熱管内は湯水が滞留して
おり、いわゆる後沸き状態になっており、同時運転開始
と同時にこの滞留水が全部流出する間もなく合計燃焼量
にすればさらに滞留水が加熱され高温の湯水が出湯して
しまい火傷等の危険が発生するという課題があった。
で、給湯機の風呂追い焚き動作と給湯動作の各単独運転
から同時運転へ移行時に、単独運転時の非動作側の熱交
換器の伝熱管内の滞留水を再加熱せず、異常高温出湯を
伴わずに同時運転へ移行でき、湯温変動の少ない給湯特
性と風呂追い焚き動作範囲拡大による使い勝手を向上さ
せた給湯機を提供する。
に本発明の給湯機の制御装置は、給湯用伝熱管と風呂追
い焚き用伝熱管を一体に有する一缶二水路の熱交換器
と、これを加熱するバーナと、風呂追い焚き用伝熱管か
ら浴槽へ湯を搬送させる循環ポンプと、給湯用伝熱管へ
供給される入水温度を検出する入水温度検出手段と、給
湯用伝熱管へ供給される給水量を検出する流量検出手段
と、給湯温度を設定する給湯温度設定手段と、入水温度
検出手段と流量検出手段と給湯温度設定手段とから前記
バーナにおける給湯側の必要燃焼量を演算し、かつ風呂
追い焚き、または給湯単独運転から風呂追い焚きと給湯
の同時運転へ移行時、各単独運転での燃焼量から前記給
湯側燃焼量と前記所定の風呂追い焚き燃焼量の合計燃焼
量へ切り換えるのを所定時間遅延させる燃焼量制御手段
とを備えたものである。
呂追い焚き動作または給湯動作の単独運転時から同時運
転へ移行時に、所定時間の遅延後、所定の風呂追い焚き
用燃焼量と入水温度検出手段と流量検出手段と給湯温度
設定手段とによって演算で求められた給湯側の必要燃焼
量の合計燃焼量を出力することにより、異常高温出湯を
抑え出湯温度変動を少なくする。
明する。なお、従来例の図4と同一部材には同一符号を
付している。図1は本発明の給湯機の制御構成図であ
る。15は、給湯用伝熱管2へ供給される入水温度を検
出する入水温度検出手段、16は、給湯用伝熱管2へ供
給される給水量を検出する流量検出手段、17は入水温
度検出手段15と流量検出手段16からの入水温度と流
量、そして給湯温度設定手段としての運転調節器12か
らの給湯設定温度をそれぞれ入力し、給湯のための必要
燃焼量を演算し、かつ給湯と風呂追い焚きの同時使用時
には、給湯燃焼量に所定の風呂追い焚きのための必要燃
焼量を加えたものをバーナの必要燃焼量とし、この合計
必要燃焼量へ切り換えるのを所定時間遅延させる燃焼量
制御手段である。また、燃焼量制御手段17は、運転調
節器12からの追い焚き運転信号、風呂設定温度等の設
定温度信号とを入力し、燃料制御弁5へは燃焼制御信号
を遅延手段18と遅延切り換え手段19を介して、また
点火器6へは点火駆動信号をそれぞれ出力し、かつ循環
ポンプ9へ駆動制御信号を出力するように接続されてい
る。
2に示すフローチャート、図3に示すタイムチャートの
ようになる。
手段17は、流量検出手段16によって、カラン14の
開栓を検出する(s1)とともに、運転調節器12から
風呂追い焚きの操作があったか否か(追い焚きスイッチ
(図示せず)がオンされたか)をチェック(s2)す
る。風呂追い焚きの操作がなければ給湯用伝熱管2へ供
給される給水量(FL)、入水温度検出手段15から検
出された入水温度(THI)、運転調節器12によって
設定された給湯設定温度(TS)とから、給湯のための
必要燃焼量(QGI)を下記の演算式より求め、さらに
この必要燃焼量(QGI)に相当する燃焼量出力を燃料
制御弁5へ出力する。
オンされていなければ、循環ポンプ11をオフさせる
(s4)。通常、給湯単独運転時はこの状態で動作して
いる。
がオンされれば、まず燃焼量制御手段17は所定の遅延
時間(td秒)が経過したか否かをチェック(s5)す
る。遅延時間経過していなければ、給湯単独時の必要燃
焼量(QGI)のまま燃焼量出力する。遅延時間(td
秒)経過すれば、風呂温度検出手段9から検出された風
呂温度によってあらかじめ決められた所定の燃焼量(Q
GF)を上記給湯の必要燃焼量(QGI)とを加えた合
計必要燃焼量(QGW)を下記の演算式より求め、さら
にこの必要燃焼量(QGW)に相当する燃焼量出力を燃
料制御弁5へ出力する(s6)。
よって、風呂追い焚きスイッチがオフされたか否かをチ
ェックする(s8)。風呂追い焚きスイッチがオフされ
れば、循環ポンプ11をオフさせ、燃焼を停止させる
(s9,s10)。風呂追い焚きスイッチがオフされて
いなければ、流量検出手段16によって、カラン14の
開栓があったか否かをチェックする(s11)。カラン
14が開栓されていなければ、風呂温度検出手段8から
検出された風呂温度によってあらかじめ決められた所定
の燃焼量(QGF)に相当する燃焼量出力を燃料制御弁
5へ出力する(s12)。
って、カラン14の開栓を検出すれば、前記給湯単独使
用時から給湯風呂同時使用時へ移行時と同様に、まず燃
焼量制御手段17は所定の遅延時間(td秒)が経過し
たか否かをチェック(s13)し、遅延時間経過してい
なければ、風呂追い焚き単独運転時の必要燃焼量(QG
F)のまま燃焼量出力する。遅延時間経過すれば、風呂
追い焚き単独運転時の燃焼量(QGF)に上記給湯の必
要燃焼量(QGI)とを加えた合計必要燃焼量(QG
W)を前記の演算式と同様に求め、燃焼量(QGW)に
相当する燃焼量出力を燃料制御弁5へ出力する(s1
4)。
用の同時運転移行の場合の給湯流量(a)、燃焼量
(b)、給湯側出湯温度(c)の時間特性を示す。
4が開栓され、給湯流量(F1)が流量検出手段16に
よって検出される。燃焼量変化は、t=t1までQ1=
QGFで出力され、さらにt1よりtd後のt2まで同
出力のまま保持される。t=t2にてQ2=QGF+Q
GWの出力に変化する。このため、図3(c)のように
給湯側出湯温度は、図3(b)で給湯開始後、td遅延
無しの場合の給湯側出湯温度特性(c1)に対し、td
遅延有りの場合の給湯側出湯温度特性(c2)のように
なる。これは、風呂単独使用時の給湯側伝熱管に蓄えら
れた高温水が給湯側伝熱管を流出した後に、Q2相当の
燃焼量変化をさせたためである。
用時いずれの場合も、出湯温度検出手段7によって給湯
の出湯温度が運転調節器12からの給湯設定温度になる
ように、いわゆるPID制御(フィードバック制御)を
行うことにより、上記給湯燃焼量(QGI)、合計必要
燃焼量(QGW)相当の燃焼量出力時の給湯出湯温度偏
差を補正する。
給湯動作の単独運転時から同時運転へ移行時に、所定時
間の遅延後、所定の風呂追い焚き用燃焼量(QGW)と
入水温度検出手段15と流量検出手段16と給湯温度設
定手段12とによって演算で求められた給湯側の必要燃
焼量(QGI)の合計燃焼量(QGW)を出力すること
により、異常高温出湯を抑えた出湯温度変動の少なくす
ることとなる。
の単独運転時から給湯と追い焚きの同時運転へ移行時に
も、所定時間の遅延後、所定の風呂追い焚き用燃焼量と
給湯側の必要燃焼量の合計燃焼量を出力させているが、
実際には、循環ポンプを動作させ循環流路の流水を流水
スイッチ(図示せず)等によって検出する検出遅れ時間
があるのでこの循環流路の通水確認後、即座に上記合計
燃焼量へ出力変化させても同等の効果が得られる。
よれば、給湯機の風呂追い焚き動作と給湯動作の各単独
運転から前記両動作同時運転へ移行時に、単独運転時の
非動作側の熱交換器の伝熱管内の滞留水を再加熱せず、
異常高温出湯を伴わずに同時運転へ移行させることがで
き、給湯湯温特性の安定化が図れる。
ブロック図
Claims (1)
- 【請求項1】熱交換器と、前記熱交換器を加熱するバー
ナと、前記熱交換器に設けられた給湯用伝熱管と風呂追
い焚き用伝熱管と、前記風呂追い焚き用伝熱管から浴槽
へ湯を搬送させる循環ポンプと、前記給湯用伝熱管へ供
給される入水温度を検出する入水温度検出手段と、前記
給湯用伝熱管へ供給される給水量を検出する流量検出手
段と、給湯温度を設定する給湯温度設定手段と、前記入
水温度検出手段と流量検出手段と給湯温度設定手段とか
ら給湯側の必要燃焼量を演算し、かつ風呂追い焚き、ま
たは給湯単独運転から給湯と風呂追い焚きの同時運転へ
移行時、各単独運転での燃焼量から前記給湯側燃焼量と
前記所定の風呂追い焚き燃焼量の合計燃焼量へ切り換え
るのを所定時間遅延させる燃焼量制御手段とを備えた給
湯機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3239450A JP3006210B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 給湯機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3239450A JP3006210B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 給湯機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579694A true JPH0579694A (ja) | 1993-03-30 |
JP3006210B2 JP3006210B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=17044953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3239450A Expired - Lifetime JP3006210B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 給湯機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3006210B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8493203B2 (en) | 2008-03-24 | 2013-07-23 | Hochiki Corporation | Alarm device |
US8514074B2 (en) | 2008-05-08 | 2013-08-20 | Hochiki Corporation | Alarm |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP3239450A patent/JP3006210B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8493203B2 (en) | 2008-03-24 | 2013-07-23 | Hochiki Corporation | Alarm device |
US8514074B2 (en) | 2008-05-08 | 2013-08-20 | Hochiki Corporation | Alarm |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3006210B2 (ja) | 2000-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2613357B2 (ja) | 給湯器 | |
JPH0579694A (ja) | 給湯機の制御装置 | |
JP2990861B2 (ja) | 給湯機 | |
JP6867684B2 (ja) | 給湯器 | |
JP3006202B2 (ja) | 給湯機の制御装置 | |
JP3922788B2 (ja) | 給湯方法および給湯装置 | |
JP3144602B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP3845099B2 (ja) | 給湯器の加熱制御装置 | |
JP3707747B2 (ja) | 給湯器 | |
JP3862048B2 (ja) | 一缶多水路風呂給湯器 | |
JP4223929B2 (ja) | 給湯制御方法 | |
JPH1089769A (ja) | 給湯器の燃焼制御装置 | |
JPH08159458A (ja) | 燃焼装置 | |
JPH11193957A (ja) | 一缶二水路式給湯機 | |
JP3584559B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP2018119749A (ja) | 給湯装置 | |
JP2501050B2 (ja) | 追焚機能付き給湯器 | |
JP3888783B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP2001050589A (ja) | 給湯器 | |
JPH08320149A (ja) | 1缶2水路式風呂釜装置 | |
JPH05141650A (ja) | 給湯機の制御装置 | |
JPH10170068A (ja) | 一缶二水路式燃焼装置 | |
JPH10122654A (ja) | 給湯装置 | |
JPH102608A (ja) | 給湯器 | |
JP2002162101A (ja) | 追焚き付き給湯器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071126 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126 Year of fee payment: 9 |
|
S801 | Written request for registration of abandonment of right |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311801 |
|
ABAN | Cancellation due to abandonment | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |