JPH0579685A - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents
天井埋込型空気調和機Info
- Publication number
- JPH0579685A JPH0579685A JP3237689A JP23768991A JPH0579685A JP H0579685 A JPH0579685 A JP H0579685A JP 3237689 A JP3237689 A JP 3237689A JP 23768991 A JP23768991 A JP 23768991A JP H0579685 A JPH0579685 A JP H0579685A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- distance
- microcomputer
- air conditioner
- floor surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 天井面より床面までの高さによって吹き出し
速度を変化させ、吹き出し口の真下に障害物が存在する
場合、警告音を発することができる天井埋込型空気調和
機を提供することを目的とする。 【構成】 本体１０１の吹き出し口１０７近傍に、距離
を測定する超音波センサ１を備え、前記超音波センサ１
は距離測定回路２を介してマイクロコンピュータ３に接
続され、一方、本体１０１内にある送風機１１０を駆動
するモータ１０５は、モータ駆動回路４を介してマイク
ロコンピュータ３に接続し、天井面１０９と床面１１１
との距離によって風量を変化させることができ、さら
に、マイクロコンピュータ３はブザー５と接続されてお
り、吹き出し口１０７真下に障害物等がある場合警告音
を発することができるものである。
速度を変化させ、吹き出し口の真下に障害物が存在する
場合、警告音を発することができる天井埋込型空気調和
機を提供することを目的とする。 【構成】 本体１０１の吹き出し口１０７近傍に、距離
を測定する超音波センサ１を備え、前記超音波センサ１
は距離測定回路２を介してマイクロコンピュータ３に接
続され、一方、本体１０１内にある送風機１１０を駆動
するモータ１０５は、モータ駆動回路４を介してマイク
ロコンピュータ３に接続し、天井面１０９と床面１１１
との距離によって風量を変化させることができ、さら
に、マイクロコンピュータ３はブザー５と接続されてお
り、吹き出し口１０７真下に障害物等がある場合警告音
を発することができるものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、天井埋込型空気調和機
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、インテリア性向上をめざして、天
井や壁に空気調和機を隠ぺいする方式が多方面にわたっ
て用いられている。
井や壁に空気調和機を隠ぺいする方式が多方面にわたっ
て用いられている。
【０００３】従来こうした空気調和機の中で天井埋込型
のものは、図３に示すような構成となっている。すなわ
ち本体１０１は、天井裏空間１０２に備え付けられると
ともに、天井面１０９に面して据付けられている。モー
タ１０５が羽根１０６を回転することにより吸い込み口
１０３より室内の空気を吸い込み、この空気は熱交換器
１０４を通り熱交換され、吹き出し口１０７より吹き出
す構成となったものであった。
のものは、図３に示すような構成となっている。すなわ
ち本体１０１は、天井裏空間１０２に備え付けられると
ともに、天井面１０９に面して据付けられている。モー
タ１０５が羽根１０６を回転することにより吸い込み口
１０３より室内の空気を吸い込み、この空気は熱交換器
１０４を通り熱交換され、吹き出し口１０７より吹き出
す構成となったものであった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の天井
埋込型空気調和機では、本体１０１が設置される天井面
１０９と床面１１１までの距離と、空気調和機の吹き出
し口１０７より吹き出される風速との間には、何等関連
性がなく、床面１１１と天井面１０９との距離が大きく
ても小さくても、一定の風速において吹き出されてしま
い、特に暖房時には床面付近において、冷感となる不快
な空間を作り出してしまい、また一方、吹き出し口１０
７付近に家具等の障害物が設置されている場合の気流分
布が不均一であるという課題があった。
埋込型空気調和機では、本体１０１が設置される天井面
１０９と床面１１１までの距離と、空気調和機の吹き出
し口１０７より吹き出される風速との間には、何等関連
性がなく、床面１１１と天井面１０９との距離が大きく
ても小さくても、一定の風速において吹き出されてしま
い、特に暖房時には床面付近において、冷感となる不快
な空間を作り出してしまい、また一方、吹き出し口１０
７付近に家具等の障害物が設置されている場合の気流分
布が不均一であるという課題があった。
【０００５】本発明は、上記課題を解決するもので、天
井面と床面との距離によって、天井内に備え付けてある
空気調和機より吹き出す風速を変えるとともに、前記空
気調和機の真下に家具等の障害物が設置されている場合
には、警告音を発生することにより家具等の設置場所の
可否を知らしめることを目的とするものである。
井面と床面との距離によって、天井内に備え付けてある
空気調和機より吹き出す風速を変えるとともに、前記空
気調和機の真下に家具等の障害物が設置されている場合
には、警告音を発生することにより家具等の設置場所の
可否を知らしめることを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、本体の吹き出し部分近傍に、距離を測定す
る超音波センサを備え、前記超音波センサは距離測定回
路を介して遅延回路を備えたマイクロコンピュータに接
続され、一方、本体内には送風機を備え、前記送風機を
駆動するトランジスタモータは、モータ駆動回路を介し
て遅延回路を備えたマイクロコンピュータに接続し、さ
らに、前記マイクロコンピュータはブザーと接続されて
なる構成としたものである。
するために、本体の吹き出し部分近傍に、距離を測定す
る超音波センサを備え、前記超音波センサは距離測定回
路を介して遅延回路を備えたマイクロコンピュータに接
続され、一方、本体内には送風機を備え、前記送風機を
駆動するトランジスタモータは、モータ駆動回路を介し
て遅延回路を備えたマイクロコンピュータに接続し、さ
らに、前記マイクロコンピュータはブザーと接続されて
なる構成としたものである。
【０００７】
【作用】本発明は上記した構成により、天井埋込型空気
調和機に内蔵した超音波センサ−によって、床面と天井
面との間の距離を距離測定装置により測定し、マイクロ
コンピュ−タよりモ−タに出力してモ−タを制御すると
ともに、前記マイクロコンピュ−タにより、仮に距離測
定回路で距離が否の場合は、ブザ−により警告し、本体
の下に設置されているであろう調度品の移動を促すこと
ができる。
調和機に内蔵した超音波センサ−によって、床面と天井
面との間の距離を距離測定装置により測定し、マイクロ
コンピュ−タよりモ−タに出力してモ−タを制御すると
ともに、前記マイクロコンピュ−タにより、仮に距離測
定回路で距離が否の場合は、ブザ−により警告し、本体
の下に設置されているであろう調度品の移動を促すこと
ができる。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例について図１を参照し
ながら説明する。なお、従来例に付した符号と同一符号
は同一物を示し説明は省略する。
ながら説明する。なお、従来例に付した符号と同一符号
は同一物を示し説明は省略する。
【０００９】すなわち、本体１０１内に備え付けられ、
この本体１０１より床面１１１までの距離を測定する超
音波センサ１は距離測定回路２を介してマイクロコンピ
ュータ３に接続され、一方、本体１０１内に設置され
た、例えばトランジスタモ−タを使用したモータ１０５
はモータ駆動回路４を介してマイクロコンピュータ３に
接続され、さらに、前記マイクロコンピュータ３からは
ブザー５に接続されている。またマイクロコンピュータ
３内には遅延回路６を設けた構成となっている。
この本体１０１より床面１１１までの距離を測定する超
音波センサ１は距離測定回路２を介してマイクロコンピ
ュータ３に接続され、一方、本体１０１内に設置され
た、例えばトランジスタモ−タを使用したモータ１０５
はモータ駆動回路４を介してマイクロコンピュータ３に
接続され、さらに、前記マイクロコンピュータ３からは
ブザー５に接続されている。またマイクロコンピュータ
３内には遅延回路６を設けた構成となっている。
【００１０】上記構成において、本体１０１内に備え付
けられた超音波センサの真下に障害物が存在しない場
合、本体１０１の吹き出し口１０７近傍に設けられた超
音波センサ１により、吹き出し口１０７と、水平方向に
おいて等しい位置関係にある天井面１０９と、床面１１
１との距離Ａを測定し、前記超音波センサ１に接続され
た距離測定回路２を介してマイクロコンピュータ３に信
号を送る。前記信号はマイクロコンピュータ３において
図２に示すような電圧制御を行い、天井面１０９と床面
１１１との距離Ａが大きくなればなるほど、モータ１０
５に供給する電圧をあげてやることにより、羽根１０６
の回転数を増加させ、このことにより吹き出し口１０７
より吹き出される空気の風速が上がり、床面１１１に至
る空気の到達度を向上させることができる。
けられた超音波センサの真下に障害物が存在しない場
合、本体１０１の吹き出し口１０７近傍に設けられた超
音波センサ１により、吹き出し口１０７と、水平方向に
おいて等しい位置関係にある天井面１０９と、床面１１
１との距離Ａを測定し、前記超音波センサ１に接続され
た距離測定回路２を介してマイクロコンピュータ３に信
号を送る。前記信号はマイクロコンピュータ３において
図２に示すような電圧制御を行い、天井面１０９と床面
１１１との距離Ａが大きくなればなるほど、モータ１０
５に供給する電圧をあげてやることにより、羽根１０６
の回転数を増加させ、このことにより吹き出し口１０７
より吹き出される空気の風速が上がり、床面１１１に至
る空気の到達度を向上させることができる。
【００１１】一方、天井面１０９より床面１１１までの
距離Ａが図２においてＢ（５０ｃｍ）以下の場合、すな
わち、本体１０１内に備え付けられた超音波センサ１と
床面１１１までの間、すなわち、吹き出し口１０７と床
面１１１までの間に調度品や装飾品等の障害物が存在す
る場合には、超音波センサ１より距離測定回路２を介し
て、マイクロコンピュータ３に信号が送られ、マイクロ
コンピュータ３において天井面１０９より床面１１１ま
での距離Ａを５０ｃｍ以下と認識することにより、ブザ
ー５に信号を送り、前記ブザー５は信号が送られてくる
ことにより警告音を発して、距離Ｂ５０ｃｍ以下である
から、温度分布が悪くなることを知らしめるものであ
る。
距離Ａが図２においてＢ（５０ｃｍ）以下の場合、すな
わち、本体１０１内に備え付けられた超音波センサ１と
床面１１１までの間、すなわち、吹き出し口１０７と床
面１１１までの間に調度品や装飾品等の障害物が存在す
る場合には、超音波センサ１より距離測定回路２を介し
て、マイクロコンピュータ３に信号が送られ、マイクロ
コンピュータ３において天井面１０９より床面１１１ま
での距離Ａを５０ｃｍ以下と認識することにより、ブザ
ー５に信号を送り、前記ブザー５は信号が送られてくる
ことにより警告音を発して、距離Ｂ５０ｃｍ以下である
から、温度分布が悪くなることを知らしめるものであ
る。
【００１２】前記マイクロコンピュータ３内には遅延回
路６を設けてあり、この遅延回路６は、例えば、超音波
センサ１の真下に人が手をかざして、天井面１０８と床
面１０９との距離Ａを一時的にマイクロコンピュータ３
が距離Ｂの５０ｃｍ以下と認識した場合は警告音を発し
ない構成としたものである。
路６を設けてあり、この遅延回路６は、例えば、超音波
センサ１の真下に人が手をかざして、天井面１０８と床
面１０９との距離Ａを一時的にマイクロコンピュータ３
が距離Ｂの５０ｃｍ以下と認識した場合は警告音を発し
ない構成としたものである。
【００１３】このように本発明の実施例の天井埋め込み
型空気調和機によれば、床面１１１と天井面１０９との
距離Ａの大小により、本体１０１吹き出し口１０７から
の風速を変えることができ、また吹き出し口１０７と、
床面１１１との間に障害物等がある場合には、前記障害
物を取り除くように、ブザー５により警告音を発するこ
とができる。
型空気調和機によれば、床面１１１と天井面１０９との
距離Ａの大小により、本体１０１吹き出し口１０７から
の風速を変えることができ、また吹き出し口１０７と、
床面１１１との間に障害物等がある場合には、前記障害
物を取り除くように、ブザー５により警告音を発するこ
とができる。
【００１４】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、本体吹き出し口近傍に距離を測定する超音
波センサを設けることにより、天井面と床面との距離の
大小で本体吹き出し口より吹き出す空気の速度を変える
ことができ、床面において天井面の高さに関係なく風量
を得ることができ、特に暖房時において床面付近に快適
な空間をつくることができる。また、本体吹き出し口の
真下に家具等の障害物が存在する場合には、障害物を取
り除くように警告音を発するため、障害物による気流の
乱れ、無駄なロスをなくし、快適な空間をつくることの
できる効果のある天井埋込型空気調和機を提供できる。
明によれば、本体吹き出し口近傍に距離を測定する超音
波センサを設けることにより、天井面と床面との距離の
大小で本体吹き出し口より吹き出す空気の速度を変える
ことができ、床面において天井面の高さに関係なく風量
を得ることができ、特に暖房時において床面付近に快適
な空間をつくることができる。また、本体吹き出し口の
真下に家具等の障害物が存在する場合には、障害物を取
り除くように警告音を発するため、障害物による気流の
乱れ、無駄なロスをなくし、快適な空間をつくることの
できる効果のある天井埋込型空気調和機を提供できる。
【図１】本発明の一実施例の天井埋込型空気調和機の天
井に取り付けた構成図
井に取り付けた構成図
【図２】同天井埋込型空気調和機の天井面と床面との距
離とモータの電圧との関係を表したグラフ
離とモータの電圧との関係を表したグラフ
【図３】従来技術の天井埋込型空気調和機の天井に取り
付けた断面図
付けた断面図
１ 超音波センサ ２ 距離測定回路 ３ マイクロコンピュータ ４ モータ駆動回路 ５ ブザー １０１ 本体 １０５ モータ １０７ 吹き出し口 １１０ 送風機
Claims (1)
- 【請求項１】本体の吹き出し口近傍に、距離を測定する
超音波センサを備え、前記超音波センサは、床面までの
距離を測定する距離測定回路を介してマイクロコンピュ
ータに接続され、一方、前記本体内には送風機を備え、
前記送風機を駆動するモータは、モータ駆動回路を介し
てマイクロコンピュータに接続するとともに、さらに、
マイクロコンピュータからはブザーと接続されてなる天
井埋込型空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3237689A JPH0579685A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 天井埋込型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3237689A JPH0579685A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 天井埋込型空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0579685A true JPH0579685A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17019055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3237689A Pending JPH0579685A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 天井埋込型空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0579685A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015004476A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機 |
| CN110686387A (zh) * | 2019-09-23 | 2020-01-14 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种天井机控制方法、装置及天井机空调 |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP3237689A patent/JPH0579685A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015004476A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機 |
| CN110686387A (zh) * | 2019-09-23 | 2020-01-14 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种天井机控制方法、装置及天井机空调 |
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