JPH0579525U - レ−ザ−スキャニング装置 - Google Patents

レ−ザ−スキャニング装置

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JPH0579525U
JPH0579525U JP2637492U JP2637492U JPH0579525U JP H0579525 U JPH0579525 U JP H0579525U JP 2637492 U JP2637492 U JP 2637492U JP 2637492 U JP2637492 U JP 2637492U JP H0579525 U JPH0579525 U JP H0579525U
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scanning device
laser
laser scanning
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敏博 野口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一面ミラ−式のモ−タとレ−ザ−モジュ−ル
一体型のコンパクトで小形軽量に、且つ長寿命のレ−ザ
−スキャニング装置を容易且つ安価に形成する。 【構成】 回動ブラシレスアクチュエ−タの中空回動軸
の上端部に傾設反射鏡面を設け,上記中空回動軸の内部
に配置したレ−ザ−モジュ−ルで上記傾設反射鏡面にレ
−ザ−光を照射する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、小形コンパクトな安価に形成できるバ−コ−ド用などに用いて有用 なレ−ザ−スキャニング装置に関する。
【0002】
【従来技術】
レ−ザ−ビ−ムプリンタ等に使用されているポリゴンミラ−を用いたレ−ザ− スキャナモ−タは、ポリゴンミラ−が高価であることに加えて、ポリゴン(多面 鏡)ミラ−の回転精度等の点で非常に精度が要求されるため、非常に高価なもの となっている。
【0003】 ここに、ス−パ−マ−ケット等のレジ等で使用されているPOSなどのバ−コ −ド読み取り装置に使用されているレ−ザ−スキャニング装置は、バ−コ−ドを 読み取るためのレ−ザ−光のスキャニングさえ行えば良いため、レ−ザ−ビ−ム プリンタ等のポリゴンレ−ザ−スキャナモ−タのように高価なレ−ザ−スキャニ ング装置を用いる必要はない。
【0004】 しかも、大型且つ重量のあるものであっては、操作しずらくなるため、小形軽 量に構成する必要があり、また頻繁に使用されることから長寿命が期待されるも のでなけらばならない。
【0005】 このため、ス−パ−マ−ケット等のレジ等で使用されているPOSなどに使用 されているレ−ザ−スキャニング装置は、安価につく機械的なミラ−回動形のガ ルバノメ−タ方式のものを採用していた。
【0006】
【従来技術の問題点】
しかるに、このガルバノメ−タ方式のレ−ザ−スキャニング装置は、ミラ−を ある一定の回動角を回動させるのに機械的な駆動部分が多く、応答性が悪く、故 障,寿命及び価格の点でも改良を要するものであった。
【0007】 また,従来のレ−ザ−スキャニング装置は、モ−タの回転軸にポリゴンミラ− を付設し,外部からレ−ザ−モジュ−ルからのレ−ザ−光を当該ポリゴンミラ− の反射鏡面に照射するようにしているため,レ−ザ−モジュ−ルを含めたレ−ザ −スキャニング装置が大型且つ高価になり,安価且つ小形のなバ−コド読み取り 装置やファクシミリ装置に適用できないばかりか,また操作性に優れない欠点が あった。
【0008】
【考案の課題】
本考案は、一面ミラ−式の回動ブラシレスアクチュエ−タとレ−ザ−モジュ− ル一体型のコンパクトで小形軽量の、しかも長寿命のレ−ザ−スキャニング装置 を容易且つ安価に形成することを課題になされたものである。
【0009】
【本考案の課題を達成するための手段】
かかる本考案の課題は、 筒状レ−ザ−スキャニング装置本体に同心状に中 空回動軸を回動自在に支持し, 該中空回動軸の外周に隣り配置の磁極が異極 となるようにN極,S極の磁極を2P(Pは2以上の整数。但し,N極とS極の 間に無磁極部がある場合は、当該無磁極は上記極数に含まない)個備えたマグネ ット回動子を設け, 該マグネット回動子と径方向の空隙を介してステ−タ電 機子を配設し,上記マグネット回動子と相対的回動するように構成し, 外周 方向にレ−ザ−光をスキャニング走査するための傾設反射鏡面を上記中空回動軸 の上端部に設け, 上記中空回動軸の内部に、上記傾設反射鏡面にレ−ザ−光 を照射するようにレ−ザ−光を発生するレ−ザ−モジュ−ルを配置することで達 成できる。
【0010】
【作用】
本考案のレ−ザ−スキャニング装置1,1Aによると、電機子コイル26に所 定方向の通電を行えば、所定方向のトルクが発生し、回動子13が所定方向に回 動する。
【0011】 回動角検出用磁気センサ4は、マグネット回動子2のN極とS極の境界部を検 出しているので、制御回路6の出力端子39に図8で示したような出力電気信号 波形5が得られる。
【0012】 分圧回路48で、オペアンプ42の反転入力端子に指令電圧を与えることで、 出力電気信号波形5の上端(図8において符号49で示す部分)及び下端(図8 において符号50で示す部分)を限定できる他、その中間の位置検出が行える。
【0013】 分圧回路48によって与えた指令電圧をオペアンプ42に入力することで、回 動角検出用磁気センサ4の図8で示す出力電気信号波形5の斜線で示すリニアリ ティのある出力電気信号波形5部分の任意の位置の位置信号をトランジスタ46 または47に与えてステ−タ電機子3(電機子コイル26)を通電制御すること で、回動子13を任意の位置に位置決めできる。
【0014】 すなわち、反射鏡面21,31の回動角,回動方向の決定,位置決め制御を行 える。
【0015】 反射鏡面21,31の回動により、レ−ザ−モジュ−ル17から出たレ−ザ− 光18が反射鏡面21,31にて反射されてレ−ザ−光18’がスキャニング走 査される。
【0016】
【考案の第1実施例】 図1乃至図9を参照して、本考案の第1実施例としての単相通電構造の回動ア クチュエ−タ(モ−タ)内蔵のバ−コ−ド用に適するレ−ザ−スキャニング装置 1について説明する。
【0017】 図1は本考案の第1実施例としての回動角検出装置として磁気式エンコ−ダ内 蔵単相通電構造の回動ブラシレスアクチュエ−タを用いたレ−ザ−スキャニング 装置1の縦断面図で、図2は同レ−ザ−スキャニング装置1のX−X’線横断面 図で、図3は同レ−ザ−スキャニング装置1の単相通電構造の回動ブラシレスア クチュエ−タ部の分解斜視図で、図4及び図5は上記マグネット回動子2とステ −タ電機子3との展開図で、図6(a)及び(b)は回動角検出用磁気センサ4 の配設位置の説明図で、図7は狭い制御範囲で良い場合の回動角検出用磁気セン サ4の出力電気信号波形5−1図で、図8は広い制御範囲としたい場合の回動角 検出用磁気センサ4の出力電気信号波形5図で、図9は一例としての制御回路6 図である。
【0018】
【0019】 この単相通電構造のバ−コ−ド用に適するレ−ザ−スキャニング装置1は、図 1に示すように磁性体などの適宜な材質で形成した円筒ハウジング7の上端開口 部を、中心部に透孔8を形成した円板状蓋体9で閉じ、その下端開口部を図示し ないリ−ド線を外部に取り出すためのリ−ド線通し孔を形成した円板状蓋体14 で閉じることで筒状レ−ザ−スキャニング装置本体15を形成する。
【0020】 該筒状レ−ザ−スキャニング装置本体15は、円筒ハウジング7を上記蓋体9 に設けた軸受10及び上記蓋体14に設けた軸受11によって上記レ−ザ−スキ ャニング装置本体15(円筒ハウジング7)と同心状に配置した中空回動軸12 を回動自在に支持することで、マグネット回動子2を持つ回動子13を回動自在 に支持する。
【0021】 中空回動軸12の外周には、磁性体リング23を介して隣り配置の磁極が異極 となるようにN極,S極の磁極を2P(Pは2以上の整数。)個備えたマグネッ ト回動子2が固設されて、適宜角回動する回動子13を形成する。
【0022】 尚、レ−ザ−スキャニング装置1を性能の良いものとするために、例えば径方 向異方性のマグネット回動子2を用いる場合には、後記する図8に示すSIN波 の出力電気信号波形5を得る目的で、N極とS極との磁極の間のトルク発生に寄 与しない部分を所定間隔あけたり、無着磁部としたりする場合には、このような 実質的無着磁部は、上記2P極の極数に入れないものとする。
【0023】 この実施例では、マグネット回動子2は、隣接するN極とS極の磁極がそれぞ れ周方向において機械角で180度の幅に着磁された2極のものを用いている。
【0024】 尚、マグネット回動子2は、径方向2極のものを用いるが、単にこのようなマ グネット回動子2を形成した場合には、後記する回動角検出用磁気センサ4の出 力電気出力波形5−1が図7に示すように台形波に近いものとなって表れるため 、同図の出力電気信号波形5−1の斜線で示すT’の範囲の部分のように出力電 気信号波形5−1のリニアリティのある部分が非常に小さくなり、広い回動角範 囲に渡ってレ−ザ−光18’をスキャニング制御できる制御性の良いレ−ザ−ス キャニング装置1を構成できない。
【0025】 そこで、回動角検出用磁気センサ4の出力電気信号波形5が図8に示図すよう なSIN波に近いものとなって表れるようにするために、マグネット回動子2は ラジアル異方性のものか、等方性のマグネットを用いて形成する。
【0026】 あるいは,回動角検出用磁気センサ4の出力電気信号波形5が図8に示図すよ うなSIN波に近いものとなって表れるようにするために、径方向異方性のマグ ネット回動子2を用いる場合には,マグネット回動子2のN極とS極の磁極を所 定間隔離して形成したり,マグネット削除部を形成したり,実質的無着磁部を形 成しても良い。
【0027】 このようにすると、回動角検出用磁気センサ4からのSIN波に近い出力電気 信号5の波形が得られるので、図8の比較的リニアリティのある斜線で示すTの 範囲の部分のみの出力電気信号波形5を利用して、本考案のレ−ザ−スキャニン グ装置1のレ−ザ−スキャニングの回動角,回動方向の規制並びに位置制御が容 易に行える。
【0028】 尚、マグネット回動子2は、中空回動軸12として磁性体のものを用いている 場合には、上記磁性体リング23を省略して接着剤を用いて直接、中空回動軸1 2に接着することで、安価に回動子13を形成できる。
【0029】 また、中空回動軸12をプラスチックマグネットにて形成すると共に、一体し てマグネット回動子2をもプラスチックマグネットで形成すれば、上記磁性体リ ング23が不要になるばかりか、上記マグネット回動子2の中空回動軸12への 接着工程も不要になるので、回動子13を更に容易且つ安価に形成できて望まし い。
【0030】 図1乃至図3に示すように、上記マグネット回動子2と径方向の空隙を介して 単相通電配置のコアレスステ−タ電機子3を内筒ハウジング7の内面に後記する 基板19(図4参照。図1及び図2では図面の都合上、描いていない)を介して 固着している。
【0031】 コアレスステ−タ電機子3は、単相通電構造の回動ブラシレスアクチュエ−タ を持つレ−ザ−スキャニング装置1を形成するために、図2乃至図5に示すよう に、2個の空心形の電機子コイル26を周方向に隣接して配置して構成したもの で、配線と絶縁のために、例えば0.1mm厚のフレキシブルプリント基板など の基板19(図7参照。図1及び図2では省略)の内面(一方の面)に電機子コ イル26を配設して形成している。
【0032】 電機子コイル26は、軸方向の導体部26aがトルク発生に寄与する部分で、 周方向の導体部26bはトルク発生に寄与しない部分となっている。
【0033】 また2つの電機子コイル26は、単相通電構造の回動ブラシレスアクチュエ− タを持つレ−ザ−スキャニング装置1を形成するために、図3乃至図5に示すよ うに、それぞれ導体部26aの外側と導体部26aの外側間の幅が機械角で18 0度以下になるように巻回した空心形のものを2個隣接配置して、通電した際に 2つの電機子コイル26によって所定方向のトルクが発生するように単相通電構 造に上記ステ−タ電機子3を構成している。
【0034】 上記マグネット回動子2の回動角内において当該マグネット回動子2のN極と S極の磁極境界部を検出することができるように、すなわち、N極とS極の境界 部と対向する位置の一の電機子コイル26の枠内空洞部内の基板19位置に、図 6の(a),(b)に示すように直接、マグネット回動子2と径方向の空隙を介 して回動角検出センサ4を対向配設し、マグネット回動子2のN極,S極の磁束 の強さに応じた出力電気信号波形5を得、この出力電気信号波形5を基に上記ス テ−タ電機子3の通電を切り換え行い、回動子13のレ−ザ−スキャニングのた めの回動角,及び回動方向検出,位置決め制御できるようにしている。
【0035】 尚、回動角検出用磁気センサ4は、上記マグネット回動子2の回動角内におい て当該マグネット回動子2のN極とS極の磁極境界部を検出することができる適 宜な位置に配設すれば良く、上記のように電機子コイル26の枠内空洞部位置の 基板19位置に配設しなければならないものではない。
【0036】 例えば、マグネット回動子2の下端部に回動角検出用磁気センサ4を配設し、 マグネット回動子2の下端部に発生するN極,S極の漏洩磁束を検出するように 構成しても良い。
【0037】 尚、回動角検出用磁気センサ4は、マグネット回動子2のN極,S極の磁束の 強さに応じた出力電気信号波形を出力するものであれば良く、ホ−ル素子,ホ− ルIC,磁気抵抗素子など適宜なものを用いれば良く、この実施例では安価且つ 入手の容易なホ−ル素子を用いている。
【0038】 尚、図4において、基板19にはエッチング等の手段により図示しない導電パ タ−ンが適宜に形成されている。
【0039】 また図4において、符号27は電機子コイル26の外側端子33をはんだ付け するためのはんだ付け部を、符号28は電機子コイル26の内側端子29のはん だ付けするためのはんだ付け部で、符号30は電機子コイル26に通電するため の駆動電源用リ−ド線と電気的に接続するためのはんだ付け部,回動角検出用磁 気センサ4の電源端子,及び出力端子と電気的に接続するためのはんだ付け部を 示す。
【0040】 これらのはんだ付け部30に電気的に接続された図示しないリ−ド線は、上記 蓋体14に形成した図示しないリ−ド線通し孔を通した後、レ−ザ−スキャニン グ装置本体15の外部に導き出される。
【0041】 尚、図5において符号6で示すのは、制御回路で、符号20−1,20−2は 、それぞれ正側電源端子,負側電源端子を示す。
【0042】 マグネット回動子2の中心の中空回動軸12の上端開口部には、外周方向にレ −ザ−光18’をスキャニング走査するための傾設反射鏡面21を形成した三角 プリズム24を付設している。
【0043】 上記中空回動軸12の内部には、上記上記傾設反射鏡面21にレ−ザ−光18 を照射するようにレ−ザ−光18を発生するレ−ザ−モジュ−ル17を内蔵配置 している。
【0044】 このようにすることによって、上記中空回動軸12の内部のレ−ザ−モジュ− ル17からのレ−ザ−光18は,上記三角プリズム24の下端面22を介して投 射されたレ−ザ−光18を傾設反射鏡面21で反射させてできた反射レ−ザ−光 18’を三角プリズム24の側方端面25を介して上記中空回動軸12の外周方 向にスキャニング走査するように構成している。
【0045】 中空回動軸12の端部には、図示しない回動角規制溝を形成し、その溝にスト ッパを臨ますことで、中空回動軸12の回動角を規制する。
【0046】 もしも中空回動軸12の回動角の規制を行わない場合には、2極のマグネット 回動子2を用いていることから、約180度の回動角に渡って、回動子13が回 動できる。
【0047】 しかし、図8の出力電気信号波形5の斜線で示すTの範囲の部分のように出力 電気信号波形5のリニアリティのある部分を回動子13の回動角制御のための信 号として利用する必要があり、もしもその斜線で示すTの範囲から逸脱して回動 子13が回動してしまった場合には、出力電気信号波形5のリニアリティのある 斜線で示すTの範囲の部分を回動子13の回動角制御用の信号として利用できな くなり、精度良好なレ−ザ−スキャニング装置1を構成しえなくなるので、上記 したように回動子13の回動角規制手段を設け、回動子13の回動角を90度( ±45度)に設定する。
【0048】 図9は、制御回路6の一例を示す。
【0049】 図9を参照して制御回路6について説明すると、ホ−ル素子を用いた磁気セン サ4の両電源端子は、それぞれVCC,ア−ス側に接続し、出力端子を増幅回路3 8に接続している。
【0050】 増幅回路38の出力端子39には、図8で示したような出力電気信号波形5が 得られる。
【0051】 この出力端子39は、抵抗40を介して電流帰還形駆動回路41のオペアンプ 42の非反転入力端子に接続している。
【0052】 符号43は、位相補償用CRで、抵抗44と並列接続し、その一方の端子をオ ペアンプ42の非反転入力端子に接続し、他方の端子を電機子コイル26の他端 と抵抗45との接続点に接続している。
【0053】 オペアンプ42の出力端子は、トランジスタ46のベ−スとトランジスタ47 のベ−スとの接続点に接続している。
【0054】 トランジスタ46のコレクタは、VCC側に接続し、トランジスタ47のコレク タは、−VCC側に接続し、トランジスタ46と47のエミッタ同士を電機子コイ ル26の一端に接続している。
【0055】 符号48は、分圧回路で、オペアンプ42の反転入力端子に指令電圧を与える ようにしている。
【0056】 このように形成した制御回路6によれば、分圧回路48のVCCの最大指令電圧 ,−VCCの最小指令電圧を決定することにより、出力電気信号波形5の上端(図 8において符号49で示す部分)及び下端(図8において符号50で示す部分) を限定できる。
【0057】 従って、分圧回路48によって与えた指令電圧をオペアンプ42に入力するこ とで、磁気センサ4の図8で示す出力電気信号波形5の斜線で示す部分の任意の 位置の位置信号をトランジスタ46または47に与えてステ−タ電機子3(電機 子コイル26)を通電制御することで、回動子13を任意の位置に位置決めでき る。すなわち、回動子13のレ−ザ−スキャニング走査の回動角,回動方向の決 定,位置決め制御を行える。
【0058】
【考案の第2実施例】 第1実施例のレ−ザ−スキャニング装置1と共通する箇所の説明は、省略し、 共通する部分で異なる箇所においてはアルファベットの大文字を符して図10を 用いて説明すると、この第2実施例のレ−ザ−スキャニング装置1Aは、マグネ ット回動子2の中心の中空回動軸12の上端に周方向に反射鏡面31を向けて板 状反射ミラ−32を傾設し、レ−ザ−モジュ−ル17からのレ−ザ−光18を上 記板状反射ミラ−32の反射鏡面31で反射したレ−ザ−光18’を上記中空回 動軸12の外周方向にスキャニング走査するように構成している。
【0059】
【その他の実施例】
上記実施例では、回動(回動)形式のレ−ザ−スキャニング装置1,1Aを形 成するために、単相通電構造の回動ブラシレスアクチュエ−タを採用するために 、電機子コイル26を2個用いた例を示したが、仕様によっては1個でも良く、 また2極のマグネット回動子2を用いたが、2極のものに限らず、2P(Pは1 以上の整数)極に形成したものであれば良く、電機子コイル26の数も単相通電 構造に形成できさえすれば、1個以上の適宜個数個用いても良い。
【0060】 なお、上記ブラシレスアクチュエ−タを2相,3相構造にし、回動形ブラシレ スアクチュエ−タ構造にし、反射鏡面21,31を一定の角度に渡って振らせる (回動させる)形式でなく、一方向に連続的に回転するように形成したレ−ザ− スキャニング装置構造にしても差し支えないことはいうまでもない。
【0061】 また上記実施例の装置は、コアレス(無鉄心)構造の装置を示したが、本考案 はコア有り(有鉄心)構造の装置としてもよいことは言うまでもない。
【0062】
【考案の効果】
本考案のレ−ザ−スキャニング装置は、レ−ザ−モジュ−ルを回動軸の内部に 配設し,レ−ザ−スキャニング機構とを合理的且つ有機的に一体結合しているの で、非常に操作し易く、小形軽量のバ−コ−ド読み取り用,ファクシミリ用に最 適なレ−ザ−スキャニング装置を容易且つ安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例としてのレ−ザ−スキャ
ニング装置の縦断面図である。
【図2】 同レ−ザ−スキャニング装置のX−X’線縦
断面図である。
【図3】 同同レ−ザ−スキャニング装置の主要部の単
相通電構造の回動ブラシレスアクチュエ−タの主要部の
分解斜視図である。
【図4及び図5】 上記マグネット回動子とステ−タ電
機子との展開図である。
【図6】 回動角検出用磁気センサの配設位置の説明図
である。
【図7】 狭い制御範囲で済む場合に用いる回動角検出
用磁気センサの出力電気信号波形図である。
【図8】 狭い制御範囲としたい場合に用いる回動角検
出用磁気センサの出力電気信号波形図である。
【図9】 一例としての制御回路図である。
【図10】 本考案第2実施例を示すレ−ザ−スキャニ
ング装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1,1A レ−ザ−スキャニング装置 2 マグネット回動子 3 ステ−タ電機子 4 回動角検出用磁気センサ 5,5−1 出力電気信号波形 6 制御回路 7 円筒ハウジング 8 透孔 9 円板状蓋体 10,11 軸受 12 中空回動軸 13 マグネット回動子 14 円板状蓋体 15 レ−ザ−スキャナ装置本体 17 レ−ザ−モジュ−ル 18,18’ レ−ザ−光 19 基板 20−1 負側電源端子 20−2 正側電源端子 21 傾設反射鏡面 22 下端面 23 磁性体リング 24 三角プリズム 25 側方端面 26 電機子コイル 26a トルク発生に寄与する導体部 26b トルク発生に寄与しない導体部 27,28 半田付け部 29 内側端子 30 半田付け部 31 反射鏡面 32 板状反射ミラ− 33 外側端子 38 増幅回路 39 出力端子 40 抵抗 41 電流帰還形駆動回路 42 オペアンプ 43 位相補償用CR 44,45 抵抗 46,47 トランジスタ 48 分圧回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記構成要素〜から構成されている
    ことを特徴とするレ−ザ−スキャニング装置。 筒状レ−ザ−スキャニング装置本体に同心状に中空
    回動軸を回動自在に支持していること。 該中空回動軸の外周に隣り配置の磁極が異極となる
    ようにN極,S極の磁極を2P(Pは2以上の整数。但
    し,N極とS極の間に無磁極部がある場合は、当該無磁
    極は上記極数に含まない)個備えたマグネット回動子を
    設けていること。 該マグネット回動子と径方向の空隙を介してステ−
    タ電機子を配設し,上記マグネット回動子と相対的回動
    するように構成していること。 外周方向にレ−ザ−光をスキャニング走査するため
    の傾設反射鏡面を上記中空回動軸の上端部に設けている
    こと。 上記中空回動軸の内部に、上記傾設反射鏡面にレ−
    ザ−光を照射するようにレ−ザ−光を発生するレ−ザ−
    モジュ−ルを配置していること。
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