JPH0579458U - 気密試験機 - Google Patents

気密試験機

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JPH0579458U
JPH0579458U JP1787892U JP1787892U JPH0579458U JP H0579458 U JPH0579458 U JP H0579458U JP 1787892 U JP1787892 U JP 1787892U JP 1787892 U JP1787892 U JP 1787892U JP H0579458 U JPH0579458 U JP H0579458U
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JP
Japan
Prior art keywords
hollow molded
pressure
molded product
compressed air
supply pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP1787892U
Other languages
English (en)
Inventor
川 達 郎 早
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
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Publication date
Application filed by Trinity Industrial Corp filed Critical Trinity Industrial Corp
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Publication of JPH0579458U publication Critical patent/JPH0579458U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】空気供給管から供給される圧縮空気が中空成形
品の内部に送り込まれてその内部が所定の圧力に達しな
ければ、中空形成品の内部に封入した圧縮空気の圧力の
検出が行われないようにする。 【構成】中空成形品1の開口部2を密閉するシール具3
に、中空成形品1の内部に圧縮空気を供給する空気供給
管6の接続口7と、中空成形品1の内部の圧力を取り出
す圧力取出管8の接続口9とが形成され、これら接続口
7及び9の延長端が中空成形品1の開口部2に向かって
夫々個別に開口されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、中空成形品の気密状態を試験して加工上の欠陥であるひび割れや、 巣、ピンホール等の有無を検査する気密試験機に関する。
【0002】
【従来の技術】
中空成形品の内部に封入した圧縮空気の洩れによる圧力降下を圧力計で検出し て、その圧力降下が一定以上の場合に不良品であると判定する気密試験機は、図 3に示すように、中空成形品30の内部に圧縮空気を送り込む空気供給管31の 先端が、中空成形品30の開口部32を密閉するシール具33に接続されて中空 成形品30の内部に開口せられ、空気供給管31の管路には、その管路を開閉す るバルブ34と、当該バルブ34とシール具33との間で管内の圧力を検出する 圧力計35が介装されている(実開昭60−70050号,同63−55142 号)。
【0003】 そして、気密試験を行う場合は、まずバルブ34を開けて空気供給管31の先 端から中空成形品30の内部に圧縮空気を送り込み、その内部が所定の圧力に達 すると、これを検出した圧力計35の圧力検出信号によりバルブ34を自動的に 閉じて圧縮空気の供給を停止し、次に、中空成形品30の内部に封入された圧縮 空気の洩れによる圧力降下を圧力計35で一定時間検出するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この種の気密試験機は、シール具33に接続された空気供給管31の 先端に詰まりが生ずると、中空成形品30の内部に圧縮空気が送り込まれていな いのに、空気供給管31の管内が所定の圧力に達して、その管路に介装したバル ブ34が閉じられるという誤動作を起こすおそれがあった。 このような誤動作を起こすと、中空成形品30に欠陥がなくても、空気供給管 31の管内に封じられた圧縮空気が詰まりを生じた先端部から圧力の低い中空成 形品30の内部に徐々に洩れ出し、空気供給管31の管内の圧力が急速に降下し て、不良品であると誤って判定されたり、あるいは逆に、中空成形品30に欠陥 があっても、空気供給管31の先端が完全に詰まっていると、圧力計35で検出 する管内の圧力は全く降下しないため、良品であると誤って判定されることがあ る。 そこで本考案は、中空成形品の内部に圧縮空気が十分送り込まれて、その内部 が所定の圧力に達しなければ、圧力の検出が行われないようにすることを技術的 課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本考案は、中空成形品の内部に封入された圧縮空 気の洩れによる圧力降下を検出してその中空成形品の気密状態を試験する気密試 験機において、中空成形品の開口部を密閉するシール具に、中空成形品の内部に 圧縮空気を送り込む空気供給管の接続口と、中空成形品の内部の圧力を取り出す 圧力取出管の接続口とが形成され、これら各接続口の延長端が中空成形品の開口 部に向かって夫々個別に開口せられていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案によれば、シール具に形成された空気供給管の接続口の詰まりや、その 接続口に接続した空気供給管の先端部の詰まりによって、中空成形品の内部に圧 縮空気が送り込まれない時は、空気供給管の管内が所定の圧力に達しても、圧力 取出管から取り出す圧力は所定の圧力に達しないので、その圧力取出管で取り出 した圧力を検出すれば、中空成形品の内部に圧縮空気が十分送り込まれてその内 部が所定の圧力に達した時のみ圧力の検出を行うようにすることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面によって説明する。 図1は本考案の第一実施例を示す断面図、図2は第二実施例を示す断面図であ る。
【0008】 図1においては、中空成形品1の開口部2を蓋して密閉するシール具3が、シ リンダ4の伸縮ロッド5に取り付けられて、定位置に位置決めされた中空成形品 1に対して進退するように成されると共に、そのシール具3には、中空成形品1 の内部に圧縮空気を送り込む空気供給管6の接続口7と、中空成形品1の内部の 圧力を取り出す圧力取出管8の接続口9が形成されている。 接続口7及び9の延長端は、中空成形品1の開口部2に向かって開口せられた 内管10と外管11とで成る二重管によって形成されている。 つまり、接続口7の延長端は二重管の内管10を成し、接続口9の延長端は二 重管の外管11を成して、各々が夫々個別に中空成形品1の内部に開口するよう になっている。
【0009】 なお、圧力取出管8には、中空成形品1の内部の圧力を検出する圧力スイッチ 等の圧力計12が接続され、また、空気供給管6は、圧縮空気供給源13に接続 されると共に、その管路を開閉するバルブ14が介装されている。 また、シール具3の先端面には、中空成形品1の開口部2の周囲に密着せられ るマスキングゴム15が取り付けられている。
【0010】 しかして、シール具3をシリンダ4で中空成形品1の開口部2に圧し当てて、 その開口部2を密閉し、空気供給管6から供給される圧縮空気を中空成形品1の 内部に送り込むと、圧力取出管8から取り出される圧力が上昇する。 そして、その圧力が一定時間内に所定値に達すると、圧力取出管8に接続した 圧力計12の圧力検出信号により、空気供給管6に介装したバルブ14が自動的 に閉鎖されて圧縮空気の供給が停止されると同時に、圧力計12によって中空成 形品1の内部に生ずる圧力降下が検出される。
【0011】 この際、若し、空気供給管6の先端や、その先端を接続するシール具3の接続 口7が詰まっていると、中空成形品1の内部に圧縮空気が十分送り込まれず、そ の内部から圧力取出管8で取り出される圧力は一定時間内に所定値まで達しない ので、圧力計12による圧力降下の検出は行われない。 したがって、従来のように空気供給管の詰まりによって良否の判定を誤るおそ れはない。 また、圧力取出管8の先端や、その先端を接続するシール具3の接続口9が詰 まっている時は、中空成形品1の内部に圧縮空気が十分に送り込まれてその内部 が所定の圧力に達しても、圧力取出管8で取り出される圧力は所定値まで達しな いので、この場合も圧力計12による圧力降下の検出は行われない。 したがって、気密試験の精度と信頼性が従来よりも著しく向上する。 なお、シール具3に形成する接続口7及び9の延長端は、図1のような二重管 構造にする場合に限らず、図2の第二実施例に示すように個々に独立した穴もし くは単管であってもよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば、中空成形品の内部に圧縮空気を供給する空気供給管が詰まっ ている時には、圧力の検出が行われず、中空成形品の内部に圧縮空気が十分送り 込まれてその内部が所定の圧力に達した時に圧力の検出が行われるので、従来の ように空気供給管の詰まりによって中空成形品の良否の判定を誤るおそれはなく なり、気密試験の精度と信頼性が著しく向上するという大変優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す断面図。
【図2】本考案の第二実施例を示す断面図。
【図3】従来の気密試験機を示すフローシート図。
【符号の説明】
1・・・中空成形品 2・・・開口部 3・・・シール具 6・・・空気供給管 7・・・接続口 8・・・圧力取出管 9・・・接続口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空成形品(1)の内部に封入された圧
    縮空気の洩れによる圧力降下を検出してその中空成形品
    (1)の気密状態を試験する気密試験機において、中空
    成形品(1)の開口部(2)を密閉するシール具(3)
    に、中空成形品(1)の内部に圧縮空気を送り込む空気
    供給管(6)の接続口(7)と、中空成形品(1)の内
    部の圧力を取り出す圧力取出管(8)の接続口(9)と
    が形成され、これら各接続口(7,9)の延長端が中空
    成形品(1)の開口部(2)に向かって夫々個別に開口
    せられていることを特徴とする気密試験機。
JP1787892U 1992-03-31 1992-03-31 気密試験機 Pending JPH0579458U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1787892U JPH0579458U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 気密試験機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1787892U JPH0579458U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 気密試験機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0579458U true JPH0579458U (ja) 1993-10-29

Family

ID=11955953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1787892U Pending JPH0579458U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 気密試験機

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JP (1) JPH0579458U (ja)

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