JPH0579361B2 - - Google Patents

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JPH0579361B2
JPH0579361B2 JP60173186A JP17318685A JPH0579361B2 JP H0579361 B2 JPH0579361 B2 JP H0579361B2 JP 60173186 A JP60173186 A JP 60173186A JP 17318685 A JP17318685 A JP 17318685A JP H0579361 B2 JPH0579361 B2 JP H0579361B2
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Japan
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paper
glass fiber
paper layer
air filter
thin glass
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Wataru Takahashi
Katsuhiko Kagami
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Nippon Muki Co Ltd
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Nippon Muki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、エアフイルター用紙に関する。 (従来の技術) 従来のエアフイルター用紙は、ガラス繊維を
主体としこれに、合成繊維バインダーを添加して
抄造したものである。 (発明が解決しようとする問題点) 近年、捕集効率が99.97%以上(粒径0.3μDOP
で)で圧力損失が13.5mmAg以下のエアフイルタ
ーが要求されて居るが、上記従来の単層のガラス
繊維抄紙の製造法では、捕集効率の向上と圧力損
失の低下を同時に達成することはできない。即
ち、圧力損失を下げるにはガラス繊維の平均繊維
径を太くすると、捕集効率が低下し、又捕集効率
を上げるためにガラス繊維の平均繊維径を細くす
ると圧力損失が上昇する不都合を有する。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、かゝる問題を解決し、捕集効率の向
上と圧力損失の低下の両者を満足する高性能エア
フイルター用紙の製造法とそのエアフイルター
用紙を提供するものである。即ち本発明のエア
フイルター用紙は、平均繊維径0.1〜0.5μの細
いガラス繊維から成り且つ目付量10〜50g/m2
ある紙層と平均繊維径2〜7μの太いガラス繊維
から成る紙層との1体化物から成る。 上記の本発明のエアフイルター用紙を製造す
る本発明の1つの製造法は、移行するネツト上
に、平均繊維径0.1〜0.5μの細いガラス繊維から
成る種と平均繊維径2〜7μの太いガラス繊維か
ら成る種とに分けて、その太いガラス繊維の種を
先に供給して太い繊維紙層を脱水形成し、その後
にその上面に細いガラス繊維の種を供給して強く
脱水し、太いガラス繊維紙層上に細いガラス繊維
紙層が1体に重層した抄紙を形成することを特徴
とする。 更にそのもう1つの製造法は、平均繊維径0.1
〜0.5μの細いガラス繊維20〜50%と平均繊維径2
〜7μの太いガラス繊維50〜80%とから成る種を、
順流円網抄紙機を使用し、バツト内への流入速度
とバツト内の流速とを調節して、供給し、回転シ
リンダー面に細いガラス繊維紙層と太いガラス繊
維紙層とを順次形成し抄き上げることを特徴とす
る。 (実施例) 次に本発明の実施例を説明する。 第1図は、本発明のエアフイルター用紙の製
造法の1例を示し、図面で1は、長網抄紙機の循
環ネツト、2はそのネツト1の上面部の下面にそ
の進行方向に配設されたサクシヨンボツクスを示
す。本発明によれば、そのネツト1の上面部の上
方に、そのネツト面に向けて広幅に開口するスト
ツクインレツトボツクス3,4を前後に配設し、
そのネツト1の進行する手前の第1ストツクイン
レツトボツクス3は、平均繊維径2〜7μの範囲
の太いガラス繊維を適当な量混入した水から成る
種aを、該ネツト1の上面部に供給するように
し、第2ストツクインレツトボツクス4は、平均
繊維径0.1〜0.5μの範囲の細いガラス繊維を適当
な量混入した水から成る種bを、該ネツト1の上
面部に、前記のボツクス3の開口部の先方で供給
されるようにした。かくして、この抄紙装置の作
動において、矢示方向に循環移行するネツト1の
上面部においてその進行方向の手前で、第1スト
ツクインレツトボツクス3より所望濃度の例えば
5μの太いガラス繊維から成る種aを供給する。
ネツト1上面に拡がつた適宜厚さの種層は、その
進行においてネツト1の下面のサクシヨンボツク
ス2により吸引脱水作用を受け紙層aが形成され
ると共にその進行に伴ないその上面に、第2スト
ツクインレツトボツクス4より所望濃度の例えば
0.3μの細いガラス繊維から成る種bの供給を受け
ると共にその下面のサクシヨンボツクス2により
吸引脱水作用を受けてその紙層a上面に1体に結
着した所定厚さ、密度の紙層bが形成され、かく
して1体の上下紙層a,bから成る湿紙匹となつ
て先方へ送られ、図示しない乾燥工程を経て、第
2図示の本発明のエアフイルター用紙5が得ら
れる。かくして、上記の製造法によれば、夫々の
第1、第2ストツクインレツトボツクス3,4に
より供給される夫々の紙種a,bの量を調節で
き、従つて、本発明のエアフイルター用紙5の
太い繊維紙層aと細い繊維紙層bの目付量を任意
に調節できる。例えば、太い繊維紙層aの目付量
を70g/m2とし、細い繊維紙層の目付量を10g/
m2とする。又、上記の製造法のように、特に、先
に、太い繊維紙層aを作成し、その後にその上面
に細い繊維紙層bをつくるようにすると、微細繊
維の歩溜りが良く、又脱水作用を後半において強
く行ない良好に1体に結着した紙層a,bの形成
を円滑に行なうことができる利点がある。本発明
のエアフイルター用紙の該細いガラス繊維紙層
bの目付量が10g/m2未満の場合は、地合の不均
一性を生じ、捕集効率にばらつきを生じ勝ちとな
るので、10g/m2以上であることが必要であり、
反面50g/m2を越えるときは、圧力損失の低下傾
向が減少し、2層構造とする意味を失なうことゝ
なる。太い繊維紙層aは、圧力損失が3mmAg以
下と低いことが望ましく、又表面が著しく粗でな
いこと、地合が均一であることが望ましく、この
ためには、その繊維径は2〜7μの範囲が最適で
あることが多くの試験研究の結果確認された。 このようにして得られた本発明のエアフイルタ
ー用紙として例えば0.1〜0.5μの細いガラス繊
維紙層(目付量10〜50g/m2)と2〜7μの太いガ
ラス繊維紙層との1体化抄紙から成るものでは、
例えば捕集効率99.99%で圧力損失10mmAgと極め
て低いものが得られ、その捕集効率99.999%で圧
力損失13.5mmAgと低いものを得ることができる。
従来法によれば、捕集効率99.99%で圧力損失12
mmAgと高く、捕集効率99.999%で圧力損失15.5mm
Agと極めて高い不敵なエアフイルター用紙と
なることが分る。 更に詳細な実施例を次に詳述する。 実施例 パルパーに平均繊維径0.3μのガラス繊維を投入
し、離解し、更にカチオン性アクリル樹脂をガラ
ス繊維に対し3重量%添加して細いガラス繊維の
種を作成する。別に、パルパーに平均繊維径3μ
の太いガラス繊維を85wt%と繊維径7μ長さ13mm
の太いガラス繊維15wt%とを投入し、離解混合
し、更にカチオン性アクリル樹脂を5wt%添加し
て太いガラス繊維の種を作成する。第1図示の抄
紙装置を使用し、その第1ストツクインレツトボ
ツクス3により前記の太いガラス繊維の種を循環
送行ネツト1の上面部に、目付量50g/m2となる
ように供給し、その第2ストツクインレツトボツ
クス4により目付量22g/m2となるように供給
し、サクシヨンボツクス2で脱水して、これらガ
ラス繊維紙層の1体化した抄紙を形成し、次でド
ライヤーで乾燥する。これを常法によつて、アク
リル樹脂と撥水剤を混合した樹脂液中に浸漬しそ
の後脱水、乾燥する表面処理工程を施す。かくし
て、全体の目付量72g/m2のエアフイルター用
紙を得た。この紙につき、エアフイルター性能
を試験した。圧力損失の測定は、紙面積100cm2
流量(空気)15/分で行なつた。その結果、捕
集効率(0.3μDOP)99.999%、圧力損失12mmAg
であつた。 比較例 平均繊維径0.6μの細いガラス繊維90wt%と繊
維径7μ、長さ13mmの太いガラス繊維10wt%とを
パルパーに投入し、離解混合する。これに更にカ
チオン性アクリル樹脂をガラス繊維に対し3wt%
添加、混合して種を作成する。これを長網抄紙機
により従来の方法で抄造し、乾燥する。次にこれ
をアクリル樹脂と撥水剤を混合した樹脂液中に浸
漬し、その後脱水、乾燥する表面処理を施す。か
くして目付量72g/m2のエアフイルター用紙を
得た。 これにつき、上記と同様にエアフイルター性能
試験を行なつた所、捕集効率(0.3μDOP)99.999
%、圧力損失15.5mmAgであつた。 上記から明らかなように、本発明のエアフイル
ター用紙は、従来品と比較し、99.999%と極め
て高い同じ捕集効率において、その圧力損失が
3.5mmAg低いものであつた。 尚、本発明のエアフイルター用紙の細いガラ
ス繊維紙層の平均繊維径と目付量を変えた場合の
圧力損失の変化は下記表に示す通りであつた。
【表】 第3図は、本発明の上記性能をもつエアフイル
ター用紙の他の製造法の実施例を示す。 図面で6は、順流式円網抄紙機、7は、種流入
用導管、8はバツト、9はその入口、10はバツ
ト8内の順流シリンダー、11はバツト8の弧状
底面11aとシリンダー10の間の種流通路、1
2は流出管、13はクーチロール、14は抄き上
げ毛布を示す。 本発明によれば、上記の抄紙機により抄紙する
種として、平均繊維径0.1〜0.5μの細いガラス繊
維を20〜50%と平均繊維径2〜7μの太いガラス
繊維を50〜80%を混入した水から成る種を予め作
成し、これを前記の種流入用導管7よりバツト8
内に導入する。この場合、種のバツト8へ流入す
る流速とバツト8内の種流通路11での流速とを
適切な範囲とする。例えばバツト入口9での流速
を20〜60m/分とし、バツト内の種流通路11で
の流速を10〜20m/分とする。然るときは、種が
バツト8内に入り回転シリンダー10とバツト底
面11aとの間に流入したとき、種中の太いガラ
ス繊維は細いガラス繊維に比し速く沈降するた
め、細いガラス繊維が先づ回転シリンダー面に付
着し、その紙層bを形成し、次でその紙層bの上
面に太いガラス繊維が付着しその紙層aを形成す
ることゝなりクーチロール13の回転毛布には、
これら2つの紙層a,bが1体となつた抄紙とし
て抄き上げられる。かくしてその後これを脱水、
乾燥して本発明のエアフイルター用紙が得られ
る。次に更に詳細な実施例につき説明する。 実施例 平均繊維径0.3μの細いガラス繊維を35%、平均
繊維径3μの太いガラス繊維55%と7μの太いガラ
ス繊維10%とをパルパーで離解混合して得られた
種を、第3図示の順流式円網抄紙機を使用し、バ
ツト内へ入る流速を40m/分、バツト内の流速を
15m/分に調節して、細いガラス繊維層と太いガ
ラス繊維紙層とが1体化した抄紙を作成し、次で
これを脱水、乾燥した。次でこれを、アクリル樹
脂と撥水剤との混合水溶液中に浸漬し、その後脱
水、乾燥して、坪量75g/m2の本発明のエアフイ
ルター用紙を得た。その捕集効率は99.999%、
圧力損失は13.5mmAgであつた。 (発明の効果) このように本発明によるときは、前記に特定の
細いガラス繊維と太いガラス繊維とを、2つの種
に分けて而も太いガラス繊維の種を先に細いガラ
ス繊維の種を後にしてネツト上に順次供給するよ
うにし、或は、前記の細いガラス繊維と太いガラ
ス繊維とを所定量混ぜた種を、順流円網抄紙機を
使用し、そのバツトへの流入速度とバツト内の流
入速度とを調節して供給するようにしたので、平
均繊維径0.1〜0.5μの細いガラス繊維から成り且
つ目付量10〜50g/m2の紙層と平均繊維径2〜7μ
の太いガラス繊維から成る紙層との1体化物から
成り、而も捕集率の向上と圧力損失の低下とをも
たらすエアフイルター用紙が製造できる効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のエアフイルター用紙の1
つの製造法の実施例の側面図、第2図はその製品
の1部の側面図、第3図は本発明のエアフイルタ
ー用紙のもう1つの製造法の実施例の側面図を
示す。 1……ネツト、2……サクシヨンボツクス、3
……第1ストツクインレツトボツクス、4……第
2ストツクインレツトボツクス、5……エアフイ
ルター用紙、6……順流式円網抄紙機、a……
太いガラス繊維紙層、b……細いガラス繊維紙
層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平均繊維径0.1〜0.5μの細いガラス繊維から
    成り且つ目付量10〜50g/m2である紙層と平均繊
    維径2〜7μの太いガラス繊維から成る紙層との
    1体化物から成るエアフイルター用紙。 2 移行するネツト上に、平均繊維径0.1〜0.5μ
    の細いガラス繊維から成る種と平均繊維径2〜
    7μの太いガラス繊維から成る種とに分けて、そ
    の太いガラス繊維の種を先に供給して太い繊維紙
    層を脱水形成し、その後にその上面に細いガラス
    繊維の種を供給して強く脱水し、太いガラス繊維
    紙層上に細いガラス繊維紙層が1体に重層した抄
    紙を形成することを特徴とするエアフイルター用
    紙の製造法。 3 平均繊維径0.1〜0.5μの細いガラス繊維20〜
    50%と平均繊維径2〜7μの太いガラス繊維50〜
    80%とから成る種を、順流円網抄紙機を使用し、
    バツト内への流入速度とバツト内の流速とを調節
    して、供給し、回転シリンダー面に細いガラス繊
    維紙層と太いガラス繊維紙層とを順次形成し抄き
    上げることを特徴とするエアフイルター用紙の
    製造法。
JP17318685A 1985-08-08 1985-08-08 エアフイルタ−用濾紙並にその製造法 Granted JPS6233514A (ja)

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