JPH0579361A - 吸気量制御装置 - Google Patents
吸気量制御装置Info
- Publication number
- JPH0579361A JPH0579361A JP23926491A JP23926491A JPH0579361A JP H0579361 A JPH0579361 A JP H0579361A JP 23926491 A JP23926491 A JP 23926491A JP 23926491 A JP23926491 A JP 23926491A JP H0579361 A JPH0579361 A JP H0579361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- restrictor
- throttle valve
- control device
- amount control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Lift Valve (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】従来の絞弁軸の軸受にボールベアリング等を採
用しない吸気量制御装置は、絞弁軸の軸線方向に変位
し、絞弁の摩耗,膠着,戻り不良を起こし易い構造であ
ったため、本発明は、この変位を積極的に抑制する事を
目的とする。 【構成】吸気量制御装置1の絞弁軸4の両端部にコイル
ばね6,10若しくはばね座金を係着及び螺着させて絞
弁軸4を両端から外方向に引張り、空気通路2の軸線に
絞弁3の中心位置を一致させる様にバランスさせる。 【効果】上記のようにバランスさせる事で、絞弁軸の軸
線方向の変位を抑制し、絞弁と絞弁軸の軸穴部の摩耗,
膠着,戻り不良をなくし、信頼性を向上するとともに、
絞弁軸の軸受の簡略化によるコスト低減と軽量化が図れ
る。
用しない吸気量制御装置は、絞弁軸の軸線方向に変位
し、絞弁の摩耗,膠着,戻り不良を起こし易い構造であ
ったため、本発明は、この変位を積極的に抑制する事を
目的とする。 【構成】吸気量制御装置1の絞弁軸4の両端部にコイル
ばね6,10若しくはばね座金を係着及び螺着させて絞
弁軸4を両端から外方向に引張り、空気通路2の軸線に
絞弁3の中心位置を一致させる様にバランスさせる。 【効果】上記のようにバランスさせる事で、絞弁軸の軸
線方向の変位を抑制し、絞弁と絞弁軸の軸穴部の摩耗,
膠着,戻り不良をなくし、信頼性を向上するとともに、
絞弁軸の軸受の簡略化によるコスト低減と軽量化が図れ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の吸気量制御
装置の絞弁軸の軸線方向の変位を抑制する構造に関す
る。
装置の絞弁軸の軸線方向の変位を抑制する構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特公平3−6336 号のよう
に、絞弁軸の一端方向のみにねじりコイルばねの弾発力
を用いて絞弁軸の軸線方向の変位を抑制しているので、
絞弁の両端にある軸穴部付近の周縁部は、その一端部に
おいて摩耗・膠着が免れない。また、実開平2−18630号
のように、絞弁軸の軸線方向の変位を抑制するために軸
受にボールベアリングを採用していた。
に、絞弁軸の一端方向のみにねじりコイルばねの弾発力
を用いて絞弁軸の軸線方向の変位を抑制しているので、
絞弁の両端にある軸穴部付近の周縁部は、その一端部に
おいて摩耗・膠着が免れない。また、実開平2−18630号
のように、絞弁軸の軸線方向の変位を抑制するために軸
受にボールベアリングを採用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特公平3−6336 号に示
す従来技術は絞弁軸の軸線方向の変位を一方向のみ規制
していたため、絞弁の周縁部と絞弁軸の軸穴部の摩耗,
膠着,絞弁の戻り不良によるアイドル運転状態の不安定
・暴走等の恐れがあった。
す従来技術は絞弁軸の軸線方向の変位を一方向のみ規制
していたため、絞弁の周縁部と絞弁軸の軸穴部の摩耗,
膠着,絞弁の戻り不良によるアイドル運転状態の不安定
・暴走等の恐れがあった。
【0004】また、実開平2−18630号に示す従来技術は
ボールベアリングを採用しているため、部品コスト及び
部品点数の増大により非常に高価なものとなっていた。
ボールベアリングを採用しているため、部品コスト及び
部品点数の増大により非常に高価なものとなっていた。
【0005】本発明は、絞弁軸が回動する時、軸線方向
の変位を抑制し、絞弁の周縁部と軸穴部の摩耗,膠着,
絞弁の戻り不良をなくすことを安価な方法にて達成する
ことを目的とする。
の変位を抑制し、絞弁の周縁部と軸穴部の摩耗,膠着,
絞弁の戻り不良をなくすことを安価な方法にて達成する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
には、請求範囲に示すように絞弁軸の両端にコイルばね
または、ばね座金を係着させ、空気通路の軸線と絞弁の
中心位置を一致するように絞弁軸の両端の外方向に等し
い付勢力をもたせ、絞弁を位置決めする。
には、請求範囲に示すように絞弁軸の両端にコイルばね
または、ばね座金を係着させ、空気通路の軸線と絞弁の
中心位置を一致するように絞弁軸の両端の外方向に等し
い付勢力をもたせ、絞弁を位置決めする。
【0007】
【作用】上記のようにすれば、コイルばねまたはばね座
金の外方向の付勢力によって空気通路の中心位置と絞弁
の中心位置を合致するように位置決めが可能となり、ま
た絞弁軸の軸線方向の変位を規制し絞弁軸の軸穴部と絞
弁の軸穴部付近の周縁部の摩耗,膠着,絞弁の戻り不良
をなくし得る。
金の外方向の付勢力によって空気通路の中心位置と絞弁
の中心位置を合致するように位置決めが可能となり、ま
た絞弁軸の軸線方向の変位を規制し絞弁軸の軸穴部と絞
弁の軸穴部付近の周縁部の摩耗,膠着,絞弁の戻り不良
をなくし得る。
【0008】また、上記により、絞弁軸の軸受にボール
ベアリング等を採用する事もないので、部品点数の削
減,工数低減となり低コスト化・軽量化が図れる。
ベアリング等を採用する事もないので、部品点数の削
減,工数低減となり低コスト化・軽量化が図れる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,図2,図3
により説明する。
により説明する。
【0010】図1は、本発明(請求項1及び2)を採用
する吸気量制御装置1である。吸気量制御装置1には、
垂直方向に向く空気通路2が形成され吸気量を制御する
絞弁3が、空気通路2の軸線に対し直交しかつ、回動可
能な絞弁軸4によって固定されている。また、絞弁軸4
は軸受メタル7によって両端支持されている。この状態
のままであると絞弁軸4は、軸線方向に変位する事が可
能であるため、それの規制方法として、絞弁軸4の一端
部にスロットルレバー5,絞弁を閉方向に付勢する捩り
コイルばね6を配し、かつ、この捩りコイルばね6に外
方向に付勢する力F1 を作用させる。また、絞弁軸4の
他端部にF1と等しいF2 を付勢するコイルばね10を
配する。これにより絞弁軸4においてF1,F2をバラン
スさせ空気通路2の軸線位置と絞弁3の中心位置を一致
させ、絞弁軸の軸線方向の変位を規制し、絞弁軸4の軸
穴部9と絞弁3の周縁部の摩耗・膠着をなくす事が出来
る。
する吸気量制御装置1である。吸気量制御装置1には、
垂直方向に向く空気通路2が形成され吸気量を制御する
絞弁3が、空気通路2の軸線に対し直交しかつ、回動可
能な絞弁軸4によって固定されている。また、絞弁軸4
は軸受メタル7によって両端支持されている。この状態
のままであると絞弁軸4は、軸線方向に変位する事が可
能であるため、それの規制方法として、絞弁軸4の一端
部にスロットルレバー5,絞弁を閉方向に付勢する捩り
コイルばね6を配し、かつ、この捩りコイルばね6に外
方向に付勢する力F1 を作用させる。また、絞弁軸4の
他端部にF1と等しいF2 を付勢するコイルばね10を
配する。これにより絞弁軸4においてF1,F2をバラン
スさせ空気通路2の軸線位置と絞弁3の中心位置を一致
させ、絞弁軸の軸線方向の変位を規制し、絞弁軸4の軸
穴部9と絞弁3の周縁部の摩耗・膠着をなくす事が出来
る。
【0011】図2は、図1のコイルばね10の代用とし
てばね座金11を用いたものである。絞弁軸の外方向に
付勢するF2 をナット13の締付量によって、捩りコイ
ルばね6の絞弁軸の軸線の外方向に付勢する力F1 とバ
ランスさせることも可能である。また、吸気制御装置1
とばね座金11の間にスラストワッシャ12を挟設する
ことにより絞弁軸の回動をスムーズにすることができ
る。
てばね座金11を用いたものである。絞弁軸の外方向に
付勢するF2 をナット13の締付量によって、捩りコイ
ルばね6の絞弁軸の軸線の外方向に付勢する力F1 とバ
ランスさせることも可能である。また、吸気制御装置1
とばね座金11の間にスラストワッシャ12を挟設する
ことにより絞弁軸の回動をスムーズにすることができ
る。
【0012】図3は、図2の捩りコイルばね6が持つ絞
弁軸の軸線の外方向に付勢する力F1 をばね座金14に
て代用したものである。
弁軸の軸線の外方向に付勢する力F1 をばね座金14に
て代用したものである。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構造によって絞
弁軸の軸線方向の変位をなくし、絞弁の摩耗,膠着、或
いは戻り不良を防止し、信頼性の向上を図る事が出来
る。また、絞弁軸の軸受の簡略化が可能であるので、コ
スト低減,軽量化が図れる。
弁軸の軸線方向の変位をなくし、絞弁の摩耗,膠着、或
いは戻り不良を防止し、信頼性の向上を図る事が出来
る。また、絞弁軸の軸受の簡略化が可能であるので、コ
スト低減,軽量化が図れる。
【図1】実施例1の吸気量制御装置の縦断面図である。
【図2】実施例2の吸気量制御装置の縦断面図である。
【図3】実施例3の吸気量制御装置の縦断面図である。
1…吸気量制御装置、2…空気通路、3…絞弁、4…絞
弁軸、5…スロットルレバー、6…捩りコイルばね、7
…軸受メタル、8…シール材、9…軸穴部、10…コイ
ルばね、11…ばね座金、12…スラストワッシャ、1
3…ナット、14…ばね座金、15…円筒材。
弁軸、5…スロットルレバー、6…捩りコイルばね、7
…軸受メタル、8…シール材、9…軸穴部、10…コイ
ルばね、11…ばね座金、12…スラストワッシャ、1
3…ナット、14…ばね座金、15…円筒材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 裕之 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内
Claims (4)
- 【請求項1】内燃機関へ空気を供給する空気通路を形成
する本体,該空気通路内に有り空気量を制御する絞弁,
該絞弁を固定し空気通路の軸線に対して直交し回転可能
な絞弁軸を有する吸気量制御装置において、前記空気通
路をはさんで前記絞弁軸両側に軸線方向に付勢するばね
部材を有し、該両側の軸線方向付勢力をたがいに相反す
る方向に向け絞弁軸の軸線方向の動きを規制しているこ
とを特徴とする吸気量制御装置。 - 【請求項2】請求項1の吸気量制御装置において、少な
くとも一方の軸線方向付勢力を絞弁軸に係着して該絞弁
軸を閉弁方向に付勢するねじりコイルばねに備えたこと
を特徴とする吸気量制御装置。 - 【請求項3】請求項1の吸気量制御装置において、少な
くとも一方のばね部材にばね座金を用いたことを特徴と
する吸気量制御装置。 - 【請求項4】請求項3の吸気量制御装置において、ばね
座金と摺動面の間にスラストワッシャを挟設したことを
特徴とする吸気量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23926491A JPH0579361A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 吸気量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23926491A JPH0579361A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 吸気量制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579361A true JPH0579361A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17042180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23926491A Pending JPH0579361A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 吸気量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0579361A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1024271A3 (en) * | 1999-01-29 | 2000-12-20 | Ford Motor Company | Throttle body shaft axial play control |
CN115854044A (zh) * | 2023-02-27 | 2023-03-28 | 西安高压阀门厂集团有限公司 | 超耐磨控制阀门 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP23926491A patent/JPH0579361A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1024271A3 (en) * | 1999-01-29 | 2000-12-20 | Ford Motor Company | Throttle body shaft axial play control |
CN115854044A (zh) * | 2023-02-27 | 2023-03-28 | 西安高压阀门厂集团有限公司 | 超耐磨控制阀门 |
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