JPH057934Y2 - - Google Patents

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JPH057934Y2
JPH057934Y2 JP8335189U JP8335189U JPH057934Y2 JP H057934 Y2 JPH057934 Y2 JP H057934Y2 JP 8335189 U JP8335189 U JP 8335189U JP 8335189 U JP8335189 U JP 8335189U JP H057934 Y2 JPH057934 Y2 JP H057934Y2
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brush
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bundle
shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は筆の毛束部を傷めない筆収納ケースに
関する。
[従来の技術] 第9図において、従来の筆収納ケースとして、
透明なプラスチツクからなる円錐台状のキヤツプ
1が知られている。このキヤツプ1に筆2の毛束
部3を挿入するとキヤツプ1の開口端1aが筆2
の軸部4の毛束部3近傍に嵌合する。この際、前
記キヤツプ1は径がテーパ状に縮径されているた
め軸部4の適宜の位置で係止する。
筆2を使用する前は、前記毛束部3はのりで固
められるとともに形が整えられているので毛束部
3を傷めることなく前記キヤツプ1を軸部4に嵌
合して毛束部3を収納し、これを保護することが
できる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、一度使用した後は水分を含んで
膨潤し、キヤツプ1内に挿入することができなく
なつたり、無理に挿入すると毛が折れ曲がつて傷
ついてしまうという問題点がある。
また、墨を含ませた後乾燥させずにキヤツプ1
を軸部4を嵌めると、前記キヤツプ1は断面がテ
ーパ状に縮径されているため密封性が高く、毛束
部3の墨に含まれているたん白質にカビが生じて
しまうという問題点がある。
そこで、本考案は上記問題点を解決するために
なされたもので、墨を含んで膨潤した毛束部を傷
つけることなく収納可能で、かつ、カビの発生を
防止する筆収納ケースを提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本考案は筆の毛束部をその周囲に所定の空間を
持つて収容するとともに、軸部の毛束部近傍を係
止する筆受け部材と、この筆受け部材およびこの
筆受け部材に係止された筆を収納する外ケースと
からなることを、その構成とする。
[作用] 筆は、筆受け部材内に毛束部の周囲に所定の空
間を持つて収容され、かつ、軸部の毛束部近傍が
係止されているので、毛束部を筆受け部材内に挿
入する際および収容時に、毛束部が筆受け部材に
引つかかつたり、筆受け部材内で移動することが
ない。また、墨を毛束部に含ませたまま筆受け部
材内に収容した際、毛束部は筆受け部材内で密封
されていないので、毛束部内の水分は蒸発しやす
い。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図において、筆収納ケース1は筆2の毛束
部3を収容する筆受け部材5と、この筆受け部材
5と、この筆受け部材5に収容された筆2とを収
納する外ケース6とからなつている。
前記筆受け部材5は断面がかまぼこ状の略直方
体状に形成されている。この筆受け部材5の一側
面には毛束部3をその横方向に挿入可能な毛束部
収容凹部7が形成されるとともにその一端面に
は、前記毛束部収納凹部に連なり、かつ、前記軸
部4がその横方向から挿入可能な軸挿入凹部8が
形成されている。前記毛束部収容凹部7内は毛束
部3が墨を含んで膨潤してもその周囲が前記毛束
部収容凹部7の内壁7aとこすれない程度の所定
の空間が設けてある。また第4図に示すように、
前記軸挿入凹部8は断面が円弧状に形成され、そ
の挿入端部には一対の係止突起9を設けてある。
また、前記筆受け部材5の毛束部収容凹部7の長
手方向の対向する一対の周壁10の開口部に半円
弧状の筆受け用切欠部11が形成されている。
第1図および第4図において外ケース6は縦長
の直方体状のケース本体12と、このケース本体
12の開口部13に嵌合する蓋部14とからなつ
ている。前記ケース本体12および蓋部14の断
面は底部が平板上のカマボコ型に形成されてい
る。また、前記ケース本体12の開口部13近傍
は段部15を介して縮径された縮径部16となつ
ている。この縮径部16の外周に前記蓋部14が
嵌合し、この蓋部14の端部が前記段部15に当
接するようになつている。前記縮径部16の対向
する側壁に一対の係止凹部17が形成され、前記
蓋部14の対応する側壁には前記係止凹部17に
係止する係止突起18が設けてある。
また、前記ケース本体12の前記縮径部16の
近傍の対向する内側壁には、前記筆受け部材5を
所定位置で支持するストツパ19が設けられてい
る。また、第1図および第3図において、ケース
本体12の開口部13近傍(縮径部16から拡径
部にまたがる部分)の断面カマボコ型の底辺をな
す面には内方に突出する通気用凹部20が形成さ
れている。従つて、ケース本体12の縮径部16
に蓋部14を嵌合した際前記ケース本体12内の
空気は前記通気用凹部20を介して外部へ流出又
は流入する。
次に、前記実施例の作用について説明する。
筆2の毛束部3に墨を含ませた後筆2を置く場
所は、第5図に示すように、筆受け部材5の筆受
け用切欠部11に筆2の軸部4を載置すると、筆
がころがつて周囲を墨で汚す心配がない。
次に、筆2を筆収納ケース1内に収納する際
は、まず第2図に示す如く、筆2の毛束部3をそ
の軸線に対し横方向から前記毛束部収容凹部7内
に挿入するとともに、軸部4を軸挿入凹部8内に
嵌合させる。すると、前記軸部4の毛束部3近傍
は前記一対の係止突起9に係止されて固定され
る。この軸受け部材5に係止された状態で筆2を
ケース本体12内に軸部4から挿入すると、筆受
け部材5の図中左端部が前記ストツパ19に当接
する位置で係止され、前記筆受け部材5の右半部
が開口部1aから突出する。この筆受け部材5の
右半部を蓋部14内に挿入するとともに、この蓋
部14をケース本体12の縮径部16に嵌合す
る。
前記筆受け部材5に毛束部3を収容する際、毛
束部3の先端側からではなく、側部側から横方向
に毛束部収容凹部7へ挿入する構成となつている
とともに、毛束部と毛束部収容凹部7との間に所
定の間隔が設けられているので、毛束部3を毛束
部収容凹部7内に挿入する際、毛が折れ曲がる等
の損傷を防止することができる。また、毛束部3
の近傍の軸部4が筆受け部材5の軸挿入凹部8に
嵌合するとともに、前記係止突起9に係止される
ので毛束部3が毛束部収容凹部7内でガタ付くこ
とによる毛先の損傷も防止できる。
さらに、墨を含んだまま筆2を筆収納ケース1
内に収納しても外ケース6内に水分が蒸発し、通
気用凹部20を介して外部に発散するので、毛束
部3にカビが生じる心配がないという効果もあ
る。
なお、第7図に示すように筆受け部材5に複数
の軸挿入凹部8を並列してもよく、また、筆受け
用切欠部11も複数形成してもよい。
さらに、第8図に示す如く外ケース6の蓋部1
4の端面にフツク部22を設け、店頭に並べる際
に吊せるようにしても良い。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように本考案は筆の毛
束部をその周囲に所定の空間を持つて収容すると
ともに、軸部の毛束部近傍を係止する筆受け部材
と、この筆受け部材およびこの筆受け部材に係止
された筆を収納する外ケースとから構成したの
で、筆を使用した後筆収納ケース内に収納した
際、筆の毛束部の損傷を防止するとともに、カビ
の発生を防止するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の第1実施例を示すも
ので、第1図は筆収納ケースの斜視図、第2図は
筆を筆受け部材に収容した状態を示す斜視図、第
3図は筆を筆収納ケースに収納した状態を示す第
4図の−線における断面図、第4図は筆を筆
収納ケースに収納した状態を示す要部断面図、第
5図は第4図の−線における断面図、第6図
は筆を筆受け部材に載置した状態を示す斜視図、
第7図は第1実施例の変形例で、筆受け部材の側
面図、第8図は他の変形例で外ケースの断面図、
第9図は従来例を示すもので筆収納ケース(キヤ
ツプ)の斜視図である。 1……筆収納ケース、2……筆、3……毛束
部、4……軸部、5……筆受け部材、6……外ケ
ース。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筆の毛束部をその周囲に所定の空間を持つて収
    容するとともに、軸部の毛束部近傍を係止する筆
    受け部材と、 この筆受け部材およびこの筆受け部材に係止さ
    れた筆を収納する外ケースとからなることを特徴
    とする筆収納ケース。
JP8335189U 1989-07-15 1989-07-15 Expired - Lifetime JPH057934Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8335189U JPH057934Y2 (ja) 1989-07-15 1989-07-15

Applications Claiming Priority (1)

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JP8335189U JPH057934Y2 (ja) 1989-07-15 1989-07-15

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Publication Number Publication Date
JPH0322717U JPH0322717U (ja) 1991-03-08
JPH057934Y2 true JPH057934Y2 (ja) 1993-03-01

Family

ID=31630947

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JP8335189U Expired - Lifetime JPH057934Y2 (ja) 1989-07-15 1989-07-15

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KR101010334B1 (ko) * 2010-03-31 2011-01-25 주식회사 대한지오매틱스 조립식 삼각 측량 기준점 표시장치
JP7330775B2 (ja) * 2019-06-26 2023-08-22 株式会社 資生堂 棒状基材容器

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JPH0322717U (ja) 1991-03-08

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