JPH0541873U - 筆キヤツプ - Google Patents

筆キヤツプ

Info

Publication number
JPH0541873U
JPH0541873U JP9243291U JP9243291U JPH0541873U JP H0541873 U JPH0541873 U JP H0541873U JP 9243291 U JP9243291 U JP 9243291U JP 9243291 U JP9243291 U JP 9243291U JP H0541873 U JPH0541873 U JP H0541873U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
neck
brush cap
ear
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9243291U
Other languages
English (en)
Inventor
國嗣 大木
Original Assignee
國嗣 大木
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 國嗣 大木 filed Critical 國嗣 大木
Priority to JP9243291U priority Critical patent/JPH0541873U/ja
Publication of JPH0541873U publication Critical patent/JPH0541873U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】筆の穂首を保護するために被せる筆キャップに
おいて、筆の穂先を傷めることなく収納することがで
き、かつ穂首にかびが発生することなく長期間良好に保
持できるようにする。 【構成】筆キャップ1は全体円筒状に形成され、筆の柄
に固定される固定部2と、この固定部2と一体に形成さ
れた穂首を収納するための穂首収納部3とからなってい
る。固定部2は蛇腹状に形成されている。固定部2の基
端側の端部には、貫通用の開口部4が形成されている。
穂首収納部3の先端側の端部には、挿入用の開口部5が
形成されている。そして、穂首収納部3の開口部5の内
径aは、固定部2の開口部4の内径bより大きき形成さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、筆の穂首を保護するための筆キャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、筆キャップは、図9に示すように、全体が中空状で、その一方の端部は 開口した開口部21が形成され、他方の端部は閉塞した閉塞部22が形成されていた 。そして、穂首を開口部21に挿入して筆キャップを柄に固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の筆キャップは、穂首を挿入する開口部が柄に固 定する取付け部分でもあるため、筆を使用した後キャップを被せようとすると、 穂首は水分を含み膨張し開口部より大きくなっている場合が多いので、キャップ を被せ難く、また、穂首の穂先を逆立てて傷めるということがあった。
【0004】 また、従来の筆キャップは、先端が閉塞しているので、水分を含んだ穂首を収 納すると、筆キャップ内は湿度が高い状態が続くこととなり、かびが発生する場 合があった。
【0005】 本考案は、以上のような問題点を解決し、穂首を傷めることなくキャップをす ることができ、かつ、通気性がよく穂首にかびが発生しない筆キャップを提供す るこを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するためになされたもので、両端に開口部を有する 中空状であって、筆に固定される固定部と、該固定部と連続し固定部より径が大 きく穂首を収納する穂首収納部とを具備することを特徴として構成されている。
【0007】 固定部は、筆の柄に固定されるもので、柄を圧入することにより固定できる構 造であればよい。また、固定部の内面には、柄との摩擦を大きくするために、三 角錐、四角錐、波状、線状等の滑り止め部を形成することが好ましい。さらに、 固定部を蛇腹状に形成することができ、こうすることにより固定部の内径を変え ることができるので、径の異なる柄を有する筆に広く使用することができる。
【0008】 穂首収納部は、穂首を外部との接触から遮断するためのものである。この穂首 収納部の径は固定部より大きいが、これは、少なくとも、柄を穂首収納部に挿入 した際柄が穂首収納部に接触せず遊嵌状態になるだけ大きければよい。また、穂 首収納部は、断面形状が円形に限られるものでなく、転がり防止のために、六角 形八角形等の角形に形成してもよい。
【0009】 筆キャップが用いられる筆としては、毛筆用の筆、画筆等がある。
【0010】
【作用】
本考案の筆キャップは、穂首収納部に柄をその先端から挿入し、さらに柄を押 し込んで固定部を貫通させることにより、穂首をその根本側から穂首首脳部に挿 入する。したがって、穂首は、常に円滑に収納される。また、筆キャップの先端 の開口部により、通気性が保たれるので、筆キャップ内は湿度が高く無い状態に 維持される。
【0011】
【実施例】
本考案による筆キャップの一実施例を図1から図7に基づいて説明する。 図1は本考案の筆キャップの側面図、図2は同上正面図、図3は同上背面図、 、図4から図6は筆キャップを被せる手順を示す説明図、図7は同上固定部の拡 大断面図である。
【0012】 図1、図2及び図3において、筆キャップ1は、全体円筒状に形成され、筆の 柄に固定される固定部2と、この固定部2と一体に形成された穂首を収納するた めの穂首収納部3とから成っている。そして、固定部2は蛇腹状に形成され、図 1に示すように軸方向に進退自在であり、同時に、図3に示すように半径方向に も進退自在、即ち内径の長さが自在となっている。穂首収納部3は、外形が八角 形に形成されるとともに、内部が断面円形状に形成されており、その内径aが固 定部2の内径bより大きく形成されている。また、固定部2の基端側(図中右側 )の端部には貫通用の開口部4が形成されるとともに、穂首収納部3の先端側( 図中左側)の端部には挿入用の開口部5が形成されている。
【0013】 以上のような筆キャップを筆に被せる方法に付いて説明する。 まず、図4に示すように、穂首収納部3側に筆7を位置させるが、このとき柄 8が開口部5と対向するようにする。そして、図中矢印方向に柄8を挿入し、図 5に示す状態とした後、さらに押し込み、図6に示すように、穂首9をその根本 側から穂首収納部5に挿入させる。そして、図1中二点鎖線で示すように、穂首 9が固定部2の端部まで来たら挿入を停止し、この状態で筆7を保管する。この とき、図7に示すように、柄8は固定部2の蛇腹の内面先端部分で固定されてい る。
【0014】 また、柄8の径の長い筆に被せる場合は、図7中二点鎖線で示すように、蛇腹 を伸ばしで内径を大きくし、その内面先端部分で柄8を固定する。
【0015】 図8は、本考案による筆キャップの他の実施例の斜視図である。 この図に示す筆キャップ1は、固定部2及び穂首収納部3とも略円筒状に形成 されており、固定部2の内面には、微小な突起の集合からなる滑り止め部10が形 成されている。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、筆の穂先を傷めることなく収納することができ、かつ、かびが発生 することなく長期間良好に保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による筆キャップの一実施例の側面図。
【図2】本考案による筆キャップの一実施例の正面図。
【図3】本考案による筆キャップの一実施例の背面図。
【図4】本考案による筆キャップを筆に被せる手順を示
す説明図。
【図5】本考案による筆キャップを筆に被せる手順を示
す説明図。
【図6】本考案による筆キャップを筆に被せる手順を示
す説明図。
【図7】本考案の筆キャップの一実施例の固定部の拡大
断面図。
【図8】本考案による筆キャップの他の実施例の断面
図。
【図9】従来の筆キャップの斜視図。
【符号の説明】
1…筆キャップ 2…固定部 3…穂首収納部 4…開口部 5…開口部 7…筆 8…柄 9…穂首 10…滑り止め部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に開口部を有する中空状であって、
    筆に固定される固定部と、該固定部と連続し固定部より
    径が大きく穂首を収納する穂首収納部とを具備すること
    を特徴とする筆キャップ
  2. 【請求項2】 固定部が蛇腹状に形成されている請求項
    1に記載の筆キャップ
  3. 【請求項3】 固定部の内面に滑り止め部が形成されて
    いる請求項1に記載の筆キャップ
JP9243291U 1991-11-12 1991-11-12 筆キヤツプ Pending JPH0541873U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9243291U JPH0541873U (ja) 1991-11-12 1991-11-12 筆キヤツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9243291U JPH0541873U (ja) 1991-11-12 1991-11-12 筆キヤツプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0541873U true JPH0541873U (ja) 1993-06-08

Family

ID=14054277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9243291U Pending JPH0541873U (ja) 1991-11-12 1991-11-12 筆キヤツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0541873U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110126619A (ko) * 2009-02-16 2011-11-23 바이엘 테크놀로지 서비시즈 게엠베하 방사 모듈의 제조 방법
JP2013208710A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Pentel Corp 筆用の保護キャップ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52102702A (en) * 1976-02-25 1977-08-29 Victor Co Of Japan Ltd Magnetic recording and reproducing apparatus
JPS6325098A (ja) * 1986-07-04 1988-02-02 ロットリング・ヴェルケ・リーペ・カーゲー 絵筆の保護ケ−ス

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52102702A (en) * 1976-02-25 1977-08-29 Victor Co Of Japan Ltd Magnetic recording and reproducing apparatus
JPS6325098A (ja) * 1986-07-04 1988-02-02 ロットリング・ヴェルケ・リーペ・カーゲー 絵筆の保護ケ−ス

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110126619A (ko) * 2009-02-16 2011-11-23 바이엘 테크놀로지 서비시즈 게엠베하 방사 모듈의 제조 방법
JP2012518126A (ja) * 2009-02-16 2012-08-09 バイエル・テクノロジー・サービシーズ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 照射モジュールを製造する方法
US9199347B2 (en) 2009-02-16 2015-12-01 Bayer Intellectual Property Gmbh Device for mounting flexible, profiled hollow cylinders unto cylindrical elements
JP2013208710A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Pentel Corp 筆用の保護キャップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5897266A (en) Vent system for writing instrument
JPH0541873U (ja) 筆キヤツプ
US5575720A (en) Golf club protector
JPH057934Y2 (ja)
JPH0246204Y2 (ja)
JPH0718739U (ja) 針刺し事故を防ぐ注射針のキャップ
JPS6021900Y2 (ja) プラグホ−ルダ−
JPH0568508U (ja) 注射針と注射針を収納する収納ケースとの装着構造
JPS6329506Y2 (ja)
JPS6140554Y2 (ja)
JPS6137356Y2 (ja)
JP3036081U (ja) キャッチボール
JPH0436223Y2 (ja)
JPH0245127Y2 (ja)
JPH0328835Y2 (ja)
JPS6028415Y2 (ja) トラカ−ルの保持装置
JPH039737Y2 (ja)
JP3018585U (ja) 釣竿用キャップ栓
KR930007761Y1 (ko) 헤어로드
JPH03739U (ja)
JPH0558368U (ja) 非常用予備芯付シャープペンシル
JPH0645527U (ja) 描画材容器
JPS63137416U (ja)
JPH02105764U (ja)
JPS6042030U (ja) 電線接続部保護カバ−